JPH05277981A - ロボットアーム - Google Patents

ロボットアーム

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JPH05277981A
JPH05277981A JP10837692A JP10837692A JPH05277981A JP H05277981 A JPH05277981 A JP H05277981A JP 10837692 A JP10837692 A JP 10837692A JP 10837692 A JP10837692 A JP 10837692A JP H05277981 A JPH05277981 A JP H05277981A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm
cylinder
driven
robot arm
robot
Prior art date
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Pending
Application number
JP10837692A
Other languages
English (en)
Inventor
Yusuke Kosaka
雄介 小坂
Tetsuyuki Yoshida
哲之 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH05277981A publication Critical patent/JPH05277981A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型かつ軽量で、製造コストを低減すること
ができる、ロボットアームを提供する。 【構成】 駆動シリンダから被駆動シリンダ25,26
に非圧縮流体を給排して、被駆動シリンダ25,26の
ピストンロッド29a,30aに接続された動作部を駆
動するロボットアーム21において、アーム本体24a
内に上記被駆動シリンダ25,26のシリンダ室27,
28を区画形成し、このシリンダ室27,28内に、ピ
ストン29,30及び上記ロボットハンド33に接続さ
れたピストンロッド29a,30aを収納したものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は産業用ロボット等ロボッ
トアームに係り、特に駆動シリンダの構造を改良したロ
ボットアームに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のロボットアームは、例え
ば、図2に示されているように構成されている。図示さ
れているように、従来のロボットアーム1は、ロボット
ベース2上に枢動自在に設けられた第1アーム3と、こ
の第1アーム3の自由端に枢支された第2アーム4とか
ら主として構成されている。
【0003】上記第2アーム4のアーム本体4aの外周
部には、水や油等の非圧縮流体が充填された一対の被駆
動シリンダ5,6が設けられている。これら被駆動シリ
ンダ5,6のシリンダ室7,8内は、ピストン9,10
によって室7a,8aと室7b,8bとにそれぞれ区画
されている。各室7a,7b,8a,8bには非圧縮流
体が充填された駆動力伝達チューブ11a,11b,1
2a,12bがそれぞれ接続されている。これら駆動力
伝達チューブ11a,11b,12a,12bを介し
て、各室7a,7b,8a,8bは上記ロボットベース
2内に設けられた駆動シリンダ(図示せず)のシリンダ
室に区画された各室にそれぞれ連通されている。
【0004】また、上記第2アーム4の自由端部には、
揺動板13が設けられており、その中心部が支点14に
より枢支されている。上記被駆動シリンダ5の室7b側
の端部は、上記第2アーム4のアーム本体4aの枢支端
側外周部に枢支されている。一方、この被駆動シリンダ
5の室7a側の端部を貫通して上記ピストン9から外方
に延出されたピストンロッド9aの自由端は、上記揺動
板13の一端部に枢支されている。同様に、上記被駆動
シリンダ6の室8b側の端部は、上記第2アーム4のア
ーム本体4aの枢支端側外周部に枢支されており、この
被駆動シリンダ6のピストンロッド10aの自由端は上
記揺動板13の一端部に枢支されている。さらに、この
揺動板13には、ロボットハンド15が設けられてい
る。すなわち、上記第2アーム4のアーム本体4aの外
周部に適当な取付具を介して被駆動シリンダ5,6を固
定し、ロボットハンド15を駆動するアクチュエータと
して用いていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のロボ
ットアーム1にあっては、上記第2アーム4のアーム本
体4aと被駆動シリンダ5,6とを別個の部品として構
成し、このアーム本体4aの外周部に被駆動シリンダ
5,6を取り付けていた。従って、これら被駆動シリン
ダ5,6の分だけアームの太さが増大し、ロボットアー
ム1の重量もその分だけ増大していた。すなわち、ロボ
ットアーム1が大型化するので、狭い場所での作業や、
複数のロボットによる協調作業に適しないという問題が
あった。
【0006】また、ロボットアーム1の重量が増大する
ので、動作速度が低速化するという問題があった。
【0007】さらに、上記アーム本体4aに被駆動シリ
ンダ5,6を取り付けるための取付具が必要であるの
で、部品点数が多くなり、製造コストが増大するという
問題があった。
【0008】本発明の目的は、上記課題に鑑み、小型か
つ軽量で、製造コストを低減することができる、ロボッ
トアームを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明に係
るロボットアームによれば、駆動シリンダから被駆動シ
リンダに非圧縮流体を給排して、上記被駆動シリンダの
ピストンロッドに接続された動作部を駆動するロボット
アームにおいて、アーム本体内に上記被駆動シリンダの
シリンダ室を区画形成し、このシリンダ室内に、ピスト
ン及び上記動作部に接続されたピストンロッドを収納し
たことにより、達成される。
【0010】
【作用】上記構成によれば、ロボットアームのアーム本
体内に、被駆動シリンダのシリンダ室が区画形成されて
いる。そして、このシリンダ室内には、ピストン及び上
記動作部に接続されたピストンロッドが収納されてい
る。すなわち、ロボットアームのアーム本体内に、被駆
動シリンダが一体的に内蔵されているものである。従っ
て、アーム本体の外周部に余分な突起物が存在せず、ロ
ボットアームが小型化される。
【0011】また、アーム本体内に被駆動シリンダのシ
リンダ室が区画形成されたので、ロボットアームの重量
が低減される。
【0012】さらに、アーム本体と被駆動シリンダとが
別個の部品ではなく一体的に形成されているので、部品
点数が削減されるものである。
【0013】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図面等に
基づいて詳細に説明する。尚、以下に述べる実施例は、
本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種
々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説
明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、
これらの態様に限られるものではない。
【0014】図1は、本発明に係るロボットアームの一
実施例を示す一部破断側面図である。図示されているよ
うに、本実施例のロボットアーム21は、従来と同様に
ロボットベース22上に枢動自在に設けられた第1アー
ム23と、この第1アーム23の自由端に枢支された第
2アーム24とによって主として構成されている。
【0015】上記第2アーム24のアーム本体24a内
には、一対の被駆動シリンダ25,26のシリンダ室2
7,28が区画形成されている。具体的には、当このシ
リンダ室27,28は、上記アーム本体24aにその自
由端部から枢支端部へ向けて、例えば、円柱状の孔を並
列に二つ穿設するか、或いは、二つの中子鋳型を使用し
た鋳造法等によって形成されている。そして、このよう
に区画形成されたシリンダ室27,28には、ピストン
29,30及びこのピストン29,30に固定されたピ
ストンロッド29a,30aが収納されている。すなわ
ち、第2アーム24のアーム本体24aと被駆動シリン
ダ25,26とは別個の部品を組み合わせて構成するの
ではなく、アーム本体24aに被駆動シリンダ25,2
6が一体的に内蔵されている。
【0016】上記シリンダ室27,28内には、水や油
等の非圧縮流体が充填されいる。そして、これらシリン
ダ室27,28内は、上記ピストン29,30によって
室27a,28aと室27b,28bとにそれぞれ区画
されている。各室27a,27b,28a,28bに
は、非圧縮流体が充填された駆動力伝達チューブ31
a,31b,32a,32bがそれぞれ接続されてい
る。これら駆動力伝達チューブ31a,31b,32
a,32bを介して、各室27a,27b,28a,2
8bは上記ロボットベース22内に設けられた駆動シリ
ンダ(図示せず)のシリンダ室に区画された各室にそれ
ぞれ連通されている。
【0017】また、上記第2アーム24の自由端部に
は、動作部としてのロボットハンド33の基端部側の中
央部が支点34により枢支されている。上記被駆動シリ
ンダ25の室27a側の端部を貫通して上記ピストン2
9からその長手方向外方に延出されたピストンロッド2
9aの自由端は、上記ロボットハンド33の基端部側の
一端部に枢支されている。同様に、上記被駆動シリンダ
26の室28a側の端部を貫通して上記ピストン30か
らその長手方向外方に延出されたピストンロッド30a
の自由端は、上記ロボットハンド33の基端部側の他端
部に枢支されている。
【0018】本実施例は以上のように構成されており、
次に、上記実施例における作用を述べる。上述のよう
に、ロボットアーム21の第2アーム24のアーム本体
24a内には、被駆動シリンダ25,26のシリンダ室
27,28が区画形成されている。そして、このシリン
ダ室27,28内には、ピストン29,30及びこれか
らその長手方向外方に延出されたピストンロッド29
a,30aが収納されており、このピストンロッド29
a,30は上記ロボットハンド33にそれぞれ接続され
たいる。従って、上記ロボットベース22内に設けられ
た駆動シリンダのシリンダ室から上記被駆動シリンダ2
5,26のシリンダ室27,28内に非圧縮流体を適宜
給排することによって、上記支点34を中心としてロボ
ットハンド33を矢印の如く駆動させることができる。
【0019】具体的には、駆動シリンダから被駆動シリ
ンダ25,26の室27a,28aへ非圧縮流体を供給
すると共に、室27b,28bから駆動シリンダへ非圧
縮流体を排出すると、上記ピストンロッド29a,30
aがシリンダ室27,28内へ後退する。一方、駆動シ
リンダから室27b,28bへ非圧縮流体を供給すると
共に、室27a,28aから駆動シリンダへ非圧縮流体
を排出すると、上記ピストンロッド29a,30aがシ
リンダ室27,28内から進出することになる。尚、こ
れら被駆動シリンダ25,26の相互操作を正逆に行う
ことは言うまでもない。
【0020】このように、ロボットアーム21の第2ア
ーム24のアーム本体24a内に、被駆動シリンダ2
5,26が一体的に内蔵されているものである。すなわ
ち、上記アーム本体24aの外周部には余分な突起物が
存在せず、ロボットアーム21を小型化することができ
る。従って、本実施例のロボットアーム21は、狭い場
所での作業や、複数のロボットによる協調作業に適する
ものである。
【0021】また、上記アーム本体24a内に被駆動シ
リンダ25,26のシリンダ室27,28が区画形成さ
れたので、ロボットアーム21の重量を低減することが
できる。従って、上記被駆動シリンダ25,26の容量
を従来と同容量に設定した場合、ロボットアーム21を
高速で駆動することができることになる。
【0022】さらに、上記アーム本体24aと被駆動シ
リンダ25,26とが別個の部品ではなく一体的に形成
されており、又、従来のように被駆動シリンダ25,2
6をアーム本体24aに取り付けるための取付具を要し
ないので、部品点数を削減することができる。その結
果、ロボットアーム21の製造コストを低減することが
できるものである。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係るロボッ
トアームによれば、小型かつ軽量であり、その製造コス
トを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るロボットアームの一実施例を示す
一部破断側面図である。
【図2】従来のロボットアームの一例を示す一部破断側
面図である。
【符号の説明】
21 ロボットアーム 24a アーム本体 25,26 被駆動シリンダ 27,28 シリンダ室 29,30 ピストン 29a,30a ピストンロッド 33 動作部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動シリンダから被駆動シリンダに非圧
    縮流体を給排して、上記被駆動シリンダのピストンロッ
    ドに接続された動作部を駆動するロボットアームにおい
    て、 アーム本体内に上記被駆動シリンダのシリンダ室を区画
    形成し、 このシリンダ室内に、ピストン及び上記動作部に接続さ
    れたピストンロッドを収納したことを特徴とする、ロボ
    ットアーム。
JP10837692A 1992-04-02 1992-04-02 ロボットアーム Pending JPH05277981A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10837692A JPH05277981A (ja) 1992-04-02 1992-04-02 ロボットアーム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10837692A JPH05277981A (ja) 1992-04-02 1992-04-02 ロボットアーム

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JPH05277981A true JPH05277981A (ja) 1993-10-26

Family

ID=14483205

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10837692A Pending JPH05277981A (ja) 1992-04-02 1992-04-02 ロボットアーム

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JP (1) JPH05277981A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5705085A (en) * 1996-06-13 1998-01-06 Lord Corporation Organomolybdenum-containing magnetorheological fluid
JP2005161420A (ja) * 2003-11-28 2005-06-23 Nakamura Tome Precision Ind Co Ltd 旋盤のワーク排出装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5705085A (en) * 1996-06-13 1998-01-06 Lord Corporation Organomolybdenum-containing magnetorheological fluid
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