JPH0557202A - 穀物自動乾燥装置 - Google Patents

穀物自動乾燥装置

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JPH0557202A
JPH0557202A JP25053691A JP25053691A JPH0557202A JP H0557202 A JPH0557202 A JP H0557202A JP 25053691 A JP25053691 A JP 25053691A JP 25053691 A JP25053691 A JP 25053691A JP H0557202 A JPH0557202 A JP H0557202A
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grain
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drying
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JP25053691A
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Akio Amano
野 明 男 天
Makoto Yamamoto
本 誠 山
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Yanmar Co Ltd
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Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 穀物乾燥施設にあって、乾燥機などに穀物
を送り込む穀物タンクの空状態を確実に検出する。 [構成] 穀物タンク(4)内の穀物を乾燥機(3)
で2次乾燥するようにした穀物乾燥施設において、前記
タンクの穀物排出流量状態を検出する穀物排出センサ
(9)と、前記タンク(4)に投入される穀物の投入積
算時間(Xn)とタンク(4)から排出される穀物の排出
積算時間(Yn)との比較を行う比較演算手段(11)と
を備え、これら排出センサ(9)と比較演算手段(1
1)との出力値に基づいてタンク(4)の空状態を検知
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は主として米或いは麦など
を対象穀物とし、荷受部・乾燥部・貯留部・調製出荷部
などで構成するカントリエレベータなど穀物乾燥施設の
穀物自動乾燥装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種乾燥施設の自動乾燥システムにあ
って、2次乾燥運転中の貯蔵サイロなど穀物タンクの
「空」検出は、タンク排出コンベア上に設ける穀物流量
センサの流量状態の検出に基づいて行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、穀物タン
ク内の穀物のブリッジ或いはブロック現象、或いは排出
シャッタの故障や塵などの詰まり事故、或いは流量セン
サの故障なとで、該タンク内に残量があるにもかかわら
ず流量センサが「空」状態を検出した場合、この自動乾
燥システムのプログラムは次工程に進行するなどの運転
上の不都合があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】而して本発明は、穀物タ
ンク内の穀物を乾燥機で2次乾燥するようにした穀物乾
燥施設において、前記タンクの穀物排出流量状態を検出
する穀物排出センサと、前記タンクに投入される穀物の
投入積算時間とタンクから排出される穀物の排出積算時
間との比較を行う比較演算手段とを備え、これら排出セ
ンサと比較演算手段との出力値に基づいてタンクの空状
態を検知することによって、前記穀物タンクの確実な空
状態の検出や、異常作業状態の検出が可能となって、自
動乾燥システムなどでの信頼性及び安全性の向上と、故
障や事故の早期発見が行えるばかりでなく、比較演算手
段でもって乾減率或いは乾減能率も推定可能となるもの
である。
【0005】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
述する。図1は運転制御回路図、図2は2次乾燥工程説
明図であり、荷受計量後貯蔵ビン(1)に一時滞荷させ
る生籾をドライヤ投入昇降機(2)を介して乾燥機であ
るドライヤ(3)に搬入して所定含有水分となるまで1
次乾燥が行われ、この1次乾燥後、前記ドライヤ(3)
での乾燥と、テンパリング用の穀物タンクである貯蔵サ
イロ(4)内での乾燥一時休止の繰返しとで粒内水分の
均一化を図って胴割れを防止しながら乾燥を行う2次乾
燥が行われるもので、1次乾燥後前記ドライヤ(3)か
ら取出した半乾籾をドライヤ排出昇降機(5)及びサイ
ロ投入移動コンベア(6)を介して前記貯蔵サイロ
(4)の空サイロ(4a)に投入するように構成してい
る。
【0006】そして前記貯蔵サイロ(4)の各サイロ
(4a)(4b)(4c)(4d)(4e)から各自動
シャッタ(7a)(7b)(7c)(7d)(7e)を
介してサイロ排出コンベア(8)上に取出した半乾籾
を、前記ドライヤ投入昇降機(2)を介してドライヤ
(3)に再び搬入して、これらサイロ(4a)〜(4
e)とドライヤ(3)間で2次乾燥を行い、2次乾燥後
の所定含有水分値までに仕上げられた乾燥籾を次工程の
調製出荷部に送り出すように構成している。
【0007】また、前記排出コンベア(8)の送り終端
上部位置に該コンベア(8)で搬送される籾の流量状態
を検出するサイロ排出流量センサ(9)を設けて、該流
量センサ(9)の流量検出に基づいて各サイロ(4a)
〜(4e)の空状態を検知するように構成している。
【0008】図3に示す如く、各種操作キー(10)を
操作室の操作パネルに備えるマイクロコンピュータで構
成する比較演算手段である制御回路(11)を備え、前
記ドライヤ(3)の自動乾燥運転を行う自動切換スイッ
チ(12)と、前記流量センサ(9)とを制御回路(1
1)に入力接続させ、この乾燥工程での作業状態などを
画面上に画像表示するCRT(cathode ray tube) (1
3)に表示回路(14)を介して制御回路(11)を出
力接続させると共に、前記ドライヤ(3)・各コンベア
(6)(8)・各昇降機(2)(5)・各シャッタ(7
a)〜(7e)に制御回路(11)を出力接続させて、
前記自動切換スイッチ(12)による自動操作時これら
を駆動制御しての自動乾燥作業を行う一方、前記CRT
(13)の画面上に作業内容や注意メッセージなどの表
示を行うように構成している。
【0009】本実施例は上記の如く構成するものにし
て、前記ドライヤ(3)から各サイロ(4a)〜(4
e)内に籾張込み時にあっては、その張込み時間を積算
して投入積算時間 (X1、X2 …Xn)として各サイロ
(4a)〜(4e)毎に自動計時し、テンポラリーメモ
リに各々記憶するもので、前記ドライヤ(3)の実排出
運転時間などを積算する。
【0010】また各サイロ(4a)〜(4e)からの籾
排出時にあっては、前記流量センサ(9)によって穀流
である籾流れ状態の検出が行われると共に、該センサ
(9)が籾の検出動作を行っている間の時間が積算され
て排出積算時間 (Y1、Y2 …Yn)として各サイロ(4
a)〜(4e)毎に自動計時される。
【0011】そして籾の排出作業中にあって前記流量セ
ンサ(9)が排出中の例えばサイロ(4b)の空状態を
検出するときには、同時に投入及び排出積算時間 (x
n) (Yn)との比較により空状態を確認し、これら両者
の条件を何れも満足したとき真の空状態と判定として、
この自動乾燥システムの運転プログラムを進行させるも
のである。
【0012】即ち、前記投入積算時間(Xn)の検出に基
づいて予め下限及び上限の排出予測時間 (TnL)(Tn
H)を演算処理しておき、図3に示す如く実際の排出積
算時間 (Yn)がこれ以内のTnL≦Yn <TnHの関
係にあるときサイロ(4b)を空と判定するもので、排
出予測時間 (TnL)(TnH) はTnL=Xn×KL/
100、TnH=Xn×KH/100の関係式より演算
する。なお、KL、KHは補正系数でKL≒0〜99、
KH=100以上に適宜設定されるものである。
【0013】而して前記サイロ(4)における排出制御
を図4のフローチャートを参照して説明する。1次乾燥
後例えばサイロ(4b)内の半乾籾が2次乾燥されるに
際し、該サイロ(4b)の自動シャッタ(7b)が開と
なると、同時に該シャッタ(7b)の開積算時間のカウ
ントが開始され前記CRT(13)の画面上にこの積算
時間の表示が行われる。そしてコンピュータのタイマで
設定される前記シャッタ(7b)の開より一定時間
(T1)内にあって前記流量センサ(9)が穀流を検出
し、その後さらに一定時間(T2)経過して穀流を検出し
なくなり且つ計時される排出積算時間(Yn)が下限の排
出予測時間(TnL)を超過するとき、このサイロ(4
b)は空と判定されてこの排出プログラムは次工程に進
行する。
【0014】一方、一定時間(T1)経過したにもかかわ
らず前記流量センサ(9)が穀流を検出しないとき、前
記CRT(13)画面上に例えば「タンク空ホント?」
のメッセージと共に、原因となる事項や、現場点検修理
内容など指示したコメントを表示してこの警告を行う。
また一定時間(T2)を経過したにもかかわらず、前記流
量センサ(9)がまだ穀流を検出し、計時される排出積
算時間(Yn)が上限の排出予測時間(TnH)を超過す
るとき、前記CRT(13)の画面上に例えば「タンク
空にならない」のメッセージと共に、現場の異常や確認
などを指示するコメントを表示してこの警告を行う。さ
らに一定時間(T2)内に前記流量センサ(9)が穀流を
検出しなくなったが、計時される排出積算時間(Yn)が
下限の排出予測時間(TnL)を超過しないとき、前記
CRT(13)の画面上に例えば「タンク空ホント?」
のメッセージと共に、現場の異常や確認などを指示する
コメントを表示してこの警告を行う。
【0015】図5は2台の乾燥機である第1及び第2カ
スケードドライヤ(3a)(3b)を並列運転させると
共に、これらドライヤ(3a)(3b)に1つのオーバ
ーフロ装置(15)を使用して原料を分配供給するよう
にした構成例を示すもので、前記オーバーフロ装置(1
5)の優先側原料供給系路(16)に1つの自動シャッ
タ(17)を設けて、 (1)第1カスケードドライヤ(3a)のみ運転時は、
自動シャッタ(17)を全開ロック (2)第2カスケードドライヤ(3b)のみ運転時は、
自動シャッタ(17)を全閉ロック (3)第1及び第2カスケードドライヤ(3a)(3
b)並列運転時は、これらドライヤ(3a)(3b)供
給口の各上限レベル(18a)(18b)とシャッタ
(17)との連動制御 を行うもので、上限レベル(18a)(18b)のオン
・オフでもってシャッタ(17)の開閉切換を行う一
方、上限レベル(18a)(18b)の何れもがオンつ
まり原料の上限を検出するときドライヤ(3a)(3
b)への原料供給を停止するなどしてドライヤ(3a)
(3b)の効率向上と過乾燥防止などを図るように構成
したものである。
【0016】図6は例えば常温定湿乾燥機(19)を用
いて貯蔵ビン(1)のローテションのみで仕上乾燥まで
行う自動乾燥システムを示すもので、例えば空ビンの順
位を[1]としてローテションしたい順に[2][3]
[4]と順位設定し、ローテションの必要のないビン
(1)は[0]にプログラム設定して、1サイクル或い
は設定する回数分のローテションでの乾燥を行うもので
あり、前述同様CRT(13)の画面上に必要な設定画
面や表示画面などを表示して設定プログラムに沿った自
動運転を行うように構成したものである。またこの場合
1〜2個のビン(1)内の原料を3〜5個のビン(1)
に等分分解してのローテションや、逆に4〜5個のビン
(1)内の原料を1〜2個のビン(1)に合成してのロ
ーテションも容易に画面操作で可能にできるものであ
る。
【0017】
【発明の効果】以上実施例からも明らかなように本発明
は、穀物タンク(4)内の穀物を乾燥機(3)で2次乾
燥するようにした穀物乾燥施設において、前記タンクの
穀物排出流量状態を検出する穀物排出センサ(9)と、
前記タンク(4)に投入される穀物の投入積算時間(X
n)とタンク(4)から排出される穀物の排出積算時間
(Yn)との比較を行う比較演算手段(11)とを備え、
これら排出センサ(9)と比較演算手段(11)との出
力値に基づいてタンク(4)の空状態を検知するもので
あるから、前記穀物タンク(4)の確実な空状態の検出
や、異常作業状態の検出が可能となって、自動乾燥シス
テムなどにおける信頼性及び安全性の向上と、故障や事
故の早期発見が行えるばかりでなく、比較演算手段(1
1)でもって乾減率或いは乾減能率も推定可能とできて
作業性に秀れるなど顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】運転制御回路図である。
【図2】2時乾燥工程説明図である。
【図3】投入及び排出積算時間の関係を示す線図であ
る。
【図4】フローチャートである。
【図5】他の変形構造例を示す説明図である。
【図6】他の変形構造例を示す説明図である。
【符号の説明】
(3) ドライヤ(乾燥機) (4) サイロ(穀物タンク) (9) 流量センサ(排出センサ) (11)制御回路(比較演算手段) (Xn) 投入積算時間 (Yn) 排出積算時間

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 穀物タンク内の穀物を乾燥機で2次乾燥
    するようにした穀物乾燥施設において、前記タンクの穀
    物排出流量状態を検出する穀物排出センサと、前記タン
    クに投入される穀物の投入積算時間とタンクから排出さ
    れる穀物の排出積算時間との比較を行う比較演算手段と
    を備え、これら排出センサと比較演算手段との出力値に
    基づいてタンクの空状態を検知するように構成したこと
    を特徴とする穀物自動乾燥装置。
JP25053691A 1991-09-02 1991-09-02 穀物自動乾燥装置 Expired - Fee Related JP3174919B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8032255B2 (en) 2008-06-30 2011-10-04 Deere & Company Monitoring of bin level for an agricultural product

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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