JPS63281023A - 組合せ秤 - Google Patents

組合せ秤

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JPS63281023A
JPS63281023A JP11654187A JP11654187A JPS63281023A JP S63281023 A JPS63281023 A JP S63281023A JP 11654187 A JP11654187 A JP 11654187A JP 11654187 A JP11654187 A JP 11654187A JP S63281023 A JPS63281023 A JP S63281023A
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article
weighing
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hopper
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Takashi Hirano
隆志 平野
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Yamato Scale Co Ltd
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Yamato Scale Co Ltd
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  • Weight Measurement For Supplying Or Discharging Of Specified Amounts Of Material (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、物品の供給を人手によって行なう型式の組
合せ秤に関し、特に物品が組合せ秤の投入ホッパ等に噛
み込んだ等の異常状態が生じているか検出する装置を備
えたものに関する。
〈従来技術〉 従来、上記の物品の供給を人手によって行なう型式の組
合せ秤には、複数の投入ホッパと、これらの下方にそれ
ぞれ配置された計量ホッパと、各計量ホッパの下方に配
置されたベルトコンベヤとを有するものがある。各投入
ホッパは両側開きのゲートを有し、人手によって物品が
供給されるものである。各計量ホッパは、2つの部屋に
区画されており、上方の投入ホッパの一方のゲートが開
くと、計量ホッパの一方の部屋に物品が供給され、上方
の供給ホッパの他方のゲートが開くと、計量ホッパの他
方の部屋に物品か投入される。また、各計量ホッパの各
部屋にはそれぞれゲートが設けられており、これらゲー
トを開くことによって各部屋内の物品はベルトコンベヤ
上に排出される。これら各ゲートの開閉制御はマイクロ
コンピュータによって行なわれる。例えば、マイクロコ
ンピュータは、物品が供給されていない計量ホッパの部
屋の上方の投入ホッパに物品か供給されていると、それ
のゲートを開いて、空である計量ホッパに物品を投入し
た後に、開けたゲートを閉じる(投入期間)、そして物
品が投入されてから計量ホッパに設けられているロード
セルの計量信号が安定するのに要する時間が経過した後
に、計量信号を読み込み、これから同じ計量ホッパのも
う一つの部屋に収容されている物品の重量を減算して、
投入された物品の重量を算出する(計量期間)。そして
、これら新たに投入された物品の重量及び既に計量ホッ
パの各部屋に供給されていた物品の重量に対して、組合
せ演算を行ない、予め定めた目標重量に合計重量が等し
いかこれに近い物品の組合せを選択する(組合せ演算期
間)。そして、選択された組合せを構成している物品を
収容している各計量ホッパの各部屋のゲートを開いて、
ベルトコンベヤ上に排出する(排出期間)。
これら投入期間、計量期間1組合せ演算期間、排出期間
及び若干の待ち時間で1サイクルが構成され、このサイ
クルが繰返される。従って、投入ホッパへ物品を供給す
る作業者は、1サイクルのうち計量期間、組合せ演算期
間及び排出期間の間に、すなわち投入期間が終了してか
ら次の投入期間が開始されるまでの各投入ホッパのゲー
トか閉じている間に、空である投入ホッパを見つけ、物
品を供給することを繰返すことになる。
〈発明が解決しようとする問題点〉 このよな組合せ秤では、一定期間ごとに到来する供給ホ
ッパのゲートが閉じている期間(物品供給可能期間)に
空である投入ホッパに物品を投入するものであるが、こ
れら空の投入ホッパから物品の投入を受ける計量ホッパ
の一方の部屋も空のことがある。このような状態におい
ても、設定された時限になると、上記の空の投入ホッパ
のゲートか開き、やがて閉じる。この閉じようとしてい
る最中に、上記の空の投入ホッパに物品か供給されると
、ゲートにこの物品が噛み込み、計量ホッパの区画壁に
接触することがある。このような場合、ロードセルの計
量信号は、投入ホッパのゲートが開閉する前よりも増加
する。従って、マイクロコンピュータは、計量ホッパの
空の部屋に物品が投入されたと判断し、以後の処理を行
なう。従って正確な組合せ演算が行なえない可能性があ
った。また、噛み込み状態で物品の先端が投入すべき計
量ホッパの部屋に入っており、しかも物品の投入が行な
われたと判断された状態で、残っている間に、反対側へ
の投入条件がそろい投入されると、噛み込みの生じてい
た物品の上部は反対側へ投入されることになり跨ること
となる。このような場合にも、上述したのと同様にマイ
クロコンピュータは、計量ホッパの空の部屋に物品か投
入されたと判断し、上記と同様な問題点が生じる。
この発明は、上記のような噛み込みや跨りを検出して、
異常処理をする装置を備えた組合せ秤を提供することを
目的とする。
く問題点を解決するための手段〉 そのため、この発明では、それぞれ手動で物品が供給さ
れる複数の投入ホッパと、これら投入ホッパからそれぞ
れ物品が投入されるように配置された複数の計量ホッパ
と、物品が投入されていない未投入状態の上記計量ホッ
パに物品を投入するように上記各投入ホッパに信号を供
給する投入制御手段と、物品が上記投入ホッパに供給さ
れてから予め定めた計量期間経過後に正常に物品が投入
されたと判断された正常状態の計量ホッパの計量値から
その投入された物品の重量を得る計量値処理手段と、既
に得られている物品の重量と、上記正常に投入された物
品の重量とに基づいて合計重量が所望の重量に等しいか
これに近い物品の組合せを選択する組合せ演算手段と、
選択された物品を収容している上記計量ホッパからその
物品を排出させるようにL記計量ホッパに信号を供給す
る排出制御手段と、上記計量期間中の少なくとも1つの
予め定めた時点において上記投入された物品それぞれの
そのときの計量値とそれら物品の真の計量値より予め小
さく設定した第1の設定値とそれぞれ比較しそのときの
計量値か大きいものは上記正常状態と判定する第1の判
定手段と、第1の判定手段での比較結果が小さいとでた
ものについて上記計量期間の末期に上記第1の設定値ま
たは第2の設定値とそのときの計量値とを比較し計量値
か大きいとき異常処理を指示し、計量値が小さいとき上
記未投入状態と判定する第2の判定手段とを具備してい
る。
〈作用〉 この発明によれば、例えば供給可能期間に投入ホッパに
供給された物品か未投入状態の計量ホッパに確実に投入
されているなら、計量期間の予め定めた時点において、
計量値は第1の設定値より大きくなる。これらは計量値
が第1の設定値より大きくなった物品は第1の判定手段
によって正常状態と判断される。そして、正常状態と判
断された各物品については、計量値処理手段によってそ
れらの物品の計量値が得られる。
一方、供給可能期間以後に投入ホッパに供給された物品
が噛み込んだり、跨ったりした場合、或は供給可能期間
に物品が供給されなかった場合、計量値は第1の設定値
より小さくなる。これら物品の計量期間の末期における
計量値は、物品が噛み込んでいる場合、第1または第2
の設定値よりも大きいこともあるし、小さいこともあり
、跨っている場合、第1または第2の設定値よりも大き
くなり、供給可能期間に物品が投入ホッパに供給されて
いないすなわち投入ホッパが空であった場合、第1また
は第2の設定値よりも小さくなる。
従って、第2の判定手段がそのときの計量値を第1また
は第2の設定値より大きいと判定すると、噛み込みまた
は跨りが生じているので、異常処理を指示する。また、
第2の判定手段がそのときの計量値を第1または第2の
設定値より大きいと判定すると、噛み込みか生じている
か投入ホッパが空であるので、未投入状態と判断する。
未投入状態と判定されると、これら計量ホッパに物品を
供給するように投入制御手段が投入ホッパを制御する。
これによって、噛み込んでいた物品は計量ホッパに投入
される。また、投入制御手段が作動するまでに、空の投
入ホッパにも物品が供給されている可能性が高く、投入
制御手段が作動したときには、計量ホッパに物品を供給
できる。
く効果〉 以上のように、この発明によれば、第1の判定手段によ
って正常とみなされなかったものについては、第2の判
定手段によって、跨りが生じているのか、噛み込みが生
じているのか、投入ホッパが空であるのか判定し、その
判定結果に応じた処理を行なっている。従って、噛み込
みや跨りの状態を速やかに解消でき、以後、正確な組み
合せ演算を行なえる。
〈実施例〉 この実施例は、第8図及び第9図に示すように、本体フ
レーム2と、その上部に設けた額板4とを有している。
この額板4には第9図に示すように7個の物品供給口6
−1乃至6−7か設けられている。本体フレーム2内に
は、各物品供給ロ6−1乃至6−7の下方に位置するよ
うに、投入ホッパ8−1乃至8−7が配置されている。
これら投入ホッパ8−1乃至8−7は、両側開きのゲー
ト1O−1a、10−1b乃至1O−7a、10−7b
を有している。これらゲート1O−1a、10−1b乃
至1O−7a、1O−7bは、これらにそれぞれ設けら
れているエヤシリンダ(図示せず)によって開閉される
各投入ホッパ8−1乃至8−7の下方には、それぞれ計
量ホッパ12−1乃至12−7が設けられている。これ
ら計量ホッパ12−1乃至12−7は、木体フレーム2
の内部に設けられているロードセル13−1乃至13−
7に結合されると共に、それぞれ区画壁14によって2
つの部屋16−1a乃至16−7aと、16−1b乃至
16−7bとに区画されている。これら各計量ホッパ1
2−1乃至12−7の各部屋16−Ia、16−1b乃
至16−7a、16−7bには、その上方の投入ホッパ
8−1乃至8−7のゲート1O−1a、■ローtb乃至
1O−7a、10−7bが開かれたとき、物品が投入さ
れる0例えば、投入ホッパ8−1のゲート1O−1aか
開かれると、計量ホッパ12−1の部[16−1aに物
品が投入され、同様に投入ホッパ8−1のゲート10−
1bが開かれると、計量ホッパ12−1の部屋16−1
bに物品が投入される。また、各計量ホッパ12−1乃
至12−7の各部屋16−1a、16−1b乃至16−
7a、16−7bには、それぞれゲート18−1a、 
18−1b乃至18−7a、 18−7bか設けられて
いる。これらゲート18−1a、 18−1b乃至18
−7a、18−7bは、これらにそれぞれ設けられてい
るエヤシリンダ(図示せず)によって開閉される。これ
らゲート18−1a、 18−1b乃至18−7a、1
8−7bを開くことによって、計量ホッパ12−1乃至
12−7の各部fM 16−1a、 16−1b乃至1
6−7a、16−7bから排出された物品は、各計量ホ
ッパ12−1乃至12−7の下方に位置するように、本
体フレーム2内に設けたベルトコンベヤ20上に落下し
、ベルトコンベヤ20によって包装機(図示せず)に搬
送される。
上述した各ゲートを開閉するためのエヤシリンダの制御
は、例えば第7図に示すような電気回路によって行なわ
れる。この電気回路は、マイクロコンピュータ26と、
駆動部制御部28とを含んている。駆動部制御部28は
、マイクロコンピユー、夕26から送られるデータに従
って上述した各エヤシリンダを制御するものである。こ
のマイクロコンピュータ26には、各ロードセル13−
1乃至13−7からのアナログ計量信号をマルチプレッ
クサ30及びA/D変換器32によってディジタル化し
たディジタル計量信号が供給され、さらに組合せ秤から
の物品の排出を指示する包装機からの排出指示信号及び
タイマ回路34からの信号も供給されている。
タイマ回路は、それぞれ設定時限に比例する設定値から
クロックパルスをカウントダウンする複数台のカウンタ
からなり、カウント値が0になったとき設定時限となる
ものである。マイクロコンピュータ26は、これら供給
された各種信号を予め書込まれたプログラムに従って演
算処理し、上述したように駆動部制御部28にデータを
送る。
この制御の概略を第6図に示すタイミングチャートに従
って説明する。lサイクルの当初、マイクロコンピュー
タ26は、各計量ホッパ12−1乃至12−7の各部屋
16−1a、16−1b乃至16−7a、16−7bの
うち未投入であって投入が可能なものを捜し、これらに
物品を投入させるように駆動部制御部28にデータを送
る。これによって投入ホッパのゲートか開かれ投入が必
要な計量ホッパに物品の投入が開始される。同時にマイ
クロコンピュータ26はタイマ回路34に投入時限とl
サイクル時限と組合せ演算時限と判定時限とをセットす
る。
やがて投入時限(投入ホッパから計量ホッパに物品が到
達するのに要する時限)が経過すると。
マイクロコンピュータ26は、駆動部制御部28にデー
タを送り、先に開いた投入ホッパのゲートを閉じさせる
。さらに、タイマ回路34に計量時限(物品が投入され
た計量ホッパのロードセルの計量値号が安定するのに要
する時限)を設定する。
やがて、判定時限(これは計量期間中のうち適当な時点
になるように設定されている。)になると、マイクロコ
ンピュータ26は、先に開かれた投入ホッパのゲートの
下方の計量ホッパの部屋のそのときの計量値(これは、
この部屋が属する計量ホッパのロードセルの計量信号か
ら同一の計量ホッパのもう1つの部屋の物品重量を減算
して1りられる。)を調べる。もし投入期間に物品が上
記の部屋に供給されているなら、第6図に符号aで示す
ように、計量値は設定値A以上である。また、物品が投
入ホッパのゲートが閉じかかってから供給されているな
ら、計量値は符号aて示したより遅れて立上るので、判
定時限において符号b1. b2て示すように設定値A
より小さくなる。また、投入期間に物品が投入されなか
った場合にも1判定時限において符号Cで示すように設
定値Aより小さくなる。従って、マイクロコンピュータ
26は正常であったものだけをチェックする。
やがて計量時限に達すると、マイクロコンピュータ26
は、先の判定時限において正常と判定された部屋か属す
る計量ホッパのロードセルのアナログ計量信号をマルチ
プレックサ30及びA/D変換器32によってディジタ
ル化し、このディジタル計量信号から正常とチェックさ
れた部屋と同じ計量ホッパのもう1つの部屋の物品重量
を減算して、投入された物品の重量を算出する。一方、
先の判定時限において、正常と判定されなかったものに
ついて、再度その計量値を算出し、その計量値が設定値
Bより大きいか判定する。もし、計量ホッパの部屋に物
品が投入されていないのなら、符号Cで示すようにこの
時点においても計量値は設定値Bよりも小さい。投入ホ
ッパのゲートに噛み込んだ場合には、符号bi、 bz
で示すように、計量値は設定値Bより大きいこともある
し、小さいこともある。また計量ホッパの区画壁に跨っ
ているなら符号b1で示すように設定値Bより大きい。
よって、マイクロコンピュータ26は、設定値Bより大
きいと、警報装置を作動させると共に、物品か噛み込ん
ているおそれがある投入ホッパのゲートを開かせる。単
に噛み込んでいるだけなら、このゲートの開放によって
物品が計量ホッパの部屋に確実に投入される。また、跨
りの場合には、これたけでは除去できないのて、警報装
置が作動したことにより、作業員が目で確認して、跨り
を除去する。また設定値Bよりも小さいものは未投入状
態となるので、次のサイクルにおいてマイクロコンピュ
ータ26が各計量ホッパの部屋のうち未投入状態のもの
を捜したとき、それに含まれる。よって、設定値Bより
小さい計量ホッパの部屋の上方の投入ホッパのゲートが
開かれる。もし、このゲートに物品が噛み込んでいると
、ゲートが開かれたことにより、噛み込んでいた物品は
、計量ホッパの部屋に確実に投入される。
やがて、当初に設定した組合せ演算時限(これは投入時
限と計量時限とを併せた時限より長くなるように予め設
定しである。)に達すると、マイクロコンピュータ26
は、先に算出された物品の重量とこのサイクルの前のサ
イクルで排出されなかった物品の重量とに基づいて、合
計重量が予め定めた目標重量に等しいかこれに近い物品
の組合せを選択し、選択された物品を収容している計量
ホッパの部屋を指示するデータを駆動部制御部28に送
る。この状態では、駆動部制御部28は即座に指示され
た計量ホッパの部屋から物品を排出せ−ず、排出待ちの
状態になる。
やがて、包装機から排出指示信号が供給されると、マイ
クロコンピュータ26は、駆動部制御部28に排出を指
示するデータを送り、これによって先に指示された計量
ホッパの部屋から物品が排出されるようにゲートを駆動
部制御部28に開かせる。
同時にマイクロコンピュータ26は、タイマ回路34に
排出時限(計量ホッパから排出された物品が完全にベル
トコンベヤ20上に落下するのに要する時限)を設定す
る。
やがて、排出時限に達すると、マイクロコンピュータ2
6は、先に開いた計量ホッパのゲートを閉じるように駆
動部制御部28にデータを送り、これによってゲートを
閉じ、当初にタイマ回路34に設定したlサイクルの時
限に達するまでの間、投入待ちとなる。
そして、lサイクルの時限に達すると、再び上述した動
作を繰返す。
このように、計量期間中の成る時点において、計量値が
設定値A以上であるかチェックし、設定値A以上でなか
ったものは正常でないとみなし;これらについて、計量
期間の終了時に設定値8以上であるかチェックし、その
チェック結果に応じた処理を行なう。
次に、このような動作をさせるために、マイクロコンピ
ュータ26に書込まれているプログラムについて説明す
るが、その前にこのプログラムにおいて用いる各ステー
タスについて第5図を参照しながら説明する。このプロ
グラムでは、投入ホッパゲートステータス、計量ホッパ
ゲートステータス、計量ホッパステータス、第1フラグ
ステータス、第2フラグステータス、ストップステータ
ス、正常/異常フラグステータス及び噛み込みフラグス
テータスの合計8個のステータスを有している。投入ホ
ッパゲートステータスは、各投入ホッパのゲートに各ビ
ットが対応するように14ビツトからなり、各ビットの
うち「1」とされたビットに対応する投入ホッパのゲー
トか、駆動部制御部28によって開かれる。計量ホッパ
ゲートステータスも、各計量ホッパのゲートに対応する
ように14ビツトからなり、各ビットのうちrl、とさ
れたビットに対応する計量ホッパのゲートが、駆動部制
御部28によって開かれる。計量ホッパステータスは、
各計量ホッパに対応するように7ビツトからなり、ビッ
トが「1」であるときは、そのビットに対応する計量ホ
ッパのa側の部屋に次に物品を投入することを表し、r
O」であるときは、そのビットに対応する計量ホッパの
b側の部屋に次に物品を投入することを表す、第1フラ
グステータスは、投入待ちのとき「1」となる投入待ち
フラグビットと、投入のときrl」 となる投入フラグ
ビットと、計量のときrl、となる計量フラグビットと
からなる。これら各フラグビットは排他的であり、1つ
のフラグビットか「1」のとき他のビットは「0」とな
るように構成されている。第2フラグステータスは、排
出待ちのとき「l」となる排出待ちフラグビットと、排
出のとき「l」となる排出フラグビットとからなり、こ
れらフラグビットも排他的であり、一方のフラグビット
が「1」のとき、他方は「0」となるように構成されて
いる。ストップフラグビットは、外部から組合せ秤を停
止させる旨のストップ指示の信号があったときrl、と
なる。また正常/異常フラグステータスは、各計量ホッ
パ12−1乃至12−7の各部N16−1a乃至16−
7bに対応するように14ビツトからなり上述した判定
時限において正常と判断された部屋に対応するビットが
「1」となる、また、噛み込みフラグステータスは各投
入ホッパ8−1乃至8−7の投入ゲート1O−1a乃至
10−7bにそれぞれ対応する14ビツトからなり、上
述した計量時限において噛み込みがあると判定されたゲ
ートに対応するビットか「1」とされる。
第2図は、このプログラムのメインルーチンで、今、第
6図における投入待ちの状態にあるとする。従って、第
5図における第1フラグステータスの投入待ちフラグビ
ットが「1」で、残りのフラグビットは「口」であり、
また第2フラグステータスの各ビットも「0」であり、
ストップフラグビット、正常/異常フラグステータスの
各ビット及び噛み込みフラグステータスの各ビットも「
0」である。またlサイクルの時限に達していない状態
にある。
この状態で、ステップS2において、投入待ちフラグビ
ットが「1」であると判断される。この答えは上記の仮
定よりYESであるので、次にストップフラグビットが
「1」であるか判断される(ステップS4)、この答え
も上記の仮定よりNOとなり、次に1サイクル時限に達
したか判断する(ステップS6)、L、かじ、この答え
も上記の仮定よりNoとなる。そして、ステップS2に
戻る。従って、1サイクルの時限に達するまで、ステッ
プS2、S4、S6のループが実行され、第6図に示す
投入待ちの状態が続く。
やがてlサイクルの時限に達すると、このループから抜
けて、投入ホッパセットサブルーチン(ステップS8)
を実行する。このサブルーチンの詳細については後述す
るが、第5図に示す投入ホッパゲートステータスの各ビ
ットのうち、開こうとするゲートに対応するビットをr
l、とするものである。
これに続いて、ステップSlOにおいて、第1フラグス
テータスの投入フラグビットを「1」とする、これによ
って投入待ちフラグビットは上述したように「0」とな
る、また、同ステップSIOにおいて、タイマ回路34
に対して投入時限、組合せ演算時限、判定時限及びlサ
イクル時限がセットされ、ステップS2に戻る。
今回のステップS2の答えは、先のステップSlOにお
いて投入フラグビットが「1」とされたことによりNO
となり、この発明の特徴をなす噛み込みルーチン(ステ
ップS 11)を実行した後に投入フラグビットが「1
」であるかの判断を行なう(ステツブS 12)。なお
、噛み込みルーチンについては後述する。ステップS1
2の答えはステップS10でrl、とされているのて、
YESとなる。よって、次に投入時限に達したか判断す
る(ステップS 14)。
しかし、まだ投入時限には達していないので、この答え
はNOであり、第5図に示す投入ホッパゲートステータ
スを駆動部制御部28に送信する。(ステップS 16
)。これを受けて、駆動部制御部28は、投入ホッパゲ
ートステータスのrl、であるビットに対応する投入ホ
ッパゲートを開くようにエヤシリンダを制御する。これ
によって投入が開始される。
次に、組合せ時限に達したか判断するが(ステップ51
8)、また達していないので、この答えはNoである。
そして、排出待ちフラグビットかrl。
であるか判断する(ステップ520)が、最初の前提に
より、この答えはNOとなる。よって、次に排出フラグ
ビットがrl、であるか判断するが(ステップ522)
、この答えも出初の前提によりNOとなる。次に、再び
投入フラグビットがrl、であるか判断する(ステップ
524)が、この答えはYESであるので、ステップS
2に戻る。従って、投入時限に達するまで、ステップS
2、S11. S12、S14、S16、S18、S2
0、S22、S24のループが実行され、第6図に示す
投入状態となる。なお、このループが実行されている間
、何度もステップS16によって駆動部制御部28に対
して投入ホッパステータスが送信されるが、これは確実
に投入ホッパのゲートを開かせるためである。
やがて投入時限に達すると、上記のループから抜けて、
ステップS26において投入ホッパゲート閉信号が駆動
部制御部28へ送信される。これによって駆動部制御部
28は、先に開いた投入ホッパのゲートを閉じるように
、エヤシリンダを制御する。さらに、同ステップS26
において、計量フラグビットが「1」とされる、これに
よって、投入フラグビットは「口」となる、また、同ス
テップS26において、タイマ回路34に対して計量時
限がセットされる。
このステップS26に続いて、ステップS18、S20
、S22が実行され、さらにステップS24も実行され
るが、今回このステップの判断結果は、先のステップS
26において、計量フラグビットをrl。
としたことによりNOとなる。よって、排出フラグビッ
トが「1」であるか判断するが(ステップ528)、こ
の答えは、当初の前提によりNOであるので1次にスト
ップフラグビットがrl、であるか判断する(ステップ
530)。この答えも、当初の前提によりNOであるの
で、ステップS2、Sitを経て、ステップS12に戻
る。
ステップS12の判断結果は、先にステップS26にお
いて計量フラグビットな「1」としたことによりNOと
なり、計量フラグビットが「l」であるか判断する(ス
テップ532)。この答えはYESであるので、次に計
量時限に達したか判断する(ステップ534)。しかし
、まだ計量時限に達していないので、この答えはNOで
あり、ステップS18、S20、  S22、S24、
S28、S30、S2、S12を経て、テップS32 
 に戻る。このループは、計量時限に達するまで実行さ
れ、第6図に示す計量中の状態となる。
やがて、計量時限に達すると、このループから抜けて、
計量値処理サブルーチン(ステップ536)を実行する
。この計量処理サブルーチンについては後に詳細に説明
するが、このサブルーチンを実行することによって、投
入された物品の重量が得られると共に、噛み込みや跨り
があると、これに対する処理がされる。このステップS
36に続いて、計量フラグビットが「0」とされる(ス
テップ838)。これによりて、第1フラグステータス
の各フラグビットは全て「OJとなる。
これに続いて、ステップsia、S20、S22、S2
4、S28、S30、S2、Sll、S12が実行され
再びステップS32が実行されるが、ステップS38で
計量フラグビットは「0」にされているので、答えはN
oとなる。よって、ステップS]8が実行されるが、ま
だ組合せ時限に達していないので、この判断結果はNO
となり、ステップS20、S22、S24、S28.S
30、S2、Sll、S12、S32を経て、ステップ
S18に戻る。このループは、組合せ演算時限に達する
まで実行され、第6図に示す組合せ演算待ちの状態とな
る。
やがて組合せ時限に達すると、このループから抜けて、
ストップフラグビットかrl、であるか判断する(ステ
ップ540)、この答えは当初の前提によりNOである
ので、次に組合せ演算を行なう(ステップ542)、こ
の組合せ演算法としては種々のものがあり、どれも公知
であるので、詳細な説明は省略するが、その−法として
、ステップS42を実行する段階で、各計量ホッパの各
部屋に収容されている物品のうち重量が判明している物
品を種々に組合せ、これら組合せの中から合計重量が予
め定めた目標重量に等しいか、目標重量よりも大きくて
もっとも近い第1の組合せと1合計重量が目標重量に等
しいか、目標重量より小さくてもっとも近い第2の組合
せとを、選択するものである。
このステップS42に続いて、選択された組合せがOK
であるか判断する(ステップ542)、この判断法も種
々のものがあり、どれも公知であるので詳細な説明は省
略するが、例えばまず第1の組合せの合計重量が、目標
重量より大きく予め定めた許容上限重量より小さいか判
断し、小さければ排出OKと判断し、もし大きければ、
第2の組合せの合計重量が、目標重量より小さく予め定
めた許容下限重量より大きいか判断し、大きければ排出
OKと判断し、これ以外の場合、排出NOと判断するも
のがある。
この判断がYES  (排出OK)であると、排出待ち
フラグビットな「1」とし、第5図に示す計量ホッパゲ
ートステータスの各ビットのうち、ステップS42、S
44の結果に基づいて排出しようとする物品を収容して
いる計量ホッパの部屋に対応するビットな「1」とする
(ステップ546)。
そして、ステップS24. S28. S:l01S2
、S11、S12、S32を経て、再びステップS18
を実行するが、今回の判断結果はNOとなり、ステップ
S20を実行する。このステップS20の判断結果は、
ステップS46で排出待ちフラグビットな「1」として
いるので、YESとなり、ストップフラグビットがrl
、であるか判断する(ステップ548)、この答えは前
提によりNOであるので、包装機から排出指示信号が入
来したか判断する(ステップS SO)。
しかし、まだ入来していないとすると、この答えはNO
となり、ステップS24、S28、S30.S2、Sl
l、 S12、S32、S18、S20、S48を経て
、再びステップS50に戻る。従って、このループを排
出指示信号が入来するまで繰り返し、第6図に示す排出
待ちの状態となる。
やがて、排出指示信号が入来すると、このループから抜
けて、先にステップS46てセットした計量ホッパゲー
トステータスを駆動部制御部28に送信する(ステップ
552)。これによって、駆動部制御部28は、計量ホ
ッパゲートステータスの各ビットのうち「1」であるも
のに対応する計量ホッパゲートを開くようにエヤシリン
ダを制御する。これによって排出が開始される。さらに
、同ステップS52によって排出フラグビットが「1」
とされ:これによって排出待ちフラグビットが「0」と
なる、また同ステップS52によって排出時限かセット
される。
これに続いて、ステップS24. S28、S30、S
2、 S11. S12. S32. S18を経て、
ステップS20が実行されるが、今回はステップS52
によって排出フラグビットを「l」としたことにより、
この判断結果はNOとなり、ステップS22を実行する
この判断結果は、ステップS52によって排出フラグビ
ットな「1」としたことによりYESとなり、排出完了
時限であるか判断する(ステップ554)。
まだ、排出完了時限になっていないと、この答えはNO
であり、計量ホッパゲートステータスを駆動部制御部2
8に送信しくステップ5SO)、ステップS24、S2
8. S30. S2、Sll、 S12、S32、S
18、S20. S22を経て、ステップS54に戻る
。このループは、排出時限に達するまで繰返され、第6
図に示す排出状態となる。このループにおいて、何度も
計量ホッパゲートステータスを送信するのは、確実に計
量ホッパゲートを開くためである。
やがて、排出時限に達すると、駆動部制御部28に計量
ホッパ閉信号を送信する(ステップ558)。
これによって駆動部制御部28は開かれていた計量ホッ
パのゲートを閉じるようにエヤシリンダを制御する。ま
た、同ステップS58において、排出フラグビットな「
0」とし、投入待ちフラグビットを「l」とし、第27
ラグステートの各ビットな「0」とする。これによって
、当初の状態となり、上述したような動作を繰返す。
もし、ステップS44における組合せOKかの判断の答
えかNOである場合、投入待ちフラグビットをrl」と
すると共に、第2フラグステートの各ビットな「0」と
する(ステップ560)。これに続いて、ステップS2
4、S28、S30、S2、S4、S6を経て、ステッ
プS7に戻り、当初の状態に戻る。従って、物品の排出
が省略される。これは、ステップS44における判断の
結果、排出できる物品の組合せがないことが判かったの
で1次の投入期間において計量ホッパのどれかの部屋に
物品を追加投入することによって、次にステップS42
で行なわれる組合せ演算の対象となる物品の重量を変更
して、ステップS44での判断がOKとなるようにする
ためである。
ところで、上記の説明では、ストップフラグビットは「
0」であると仮定したが、この組合せ秤を停止させたい
とき、マイクロコンピュータ26に対し外部からの停止
信号が供給され、これによってストップフラグとウドが
rl、となる、従って、ステップS30が実行されたと
き、その答えかYESとなり、停止処理、例えば計量ホ
ッパゲートステータスのリセットが行なわれ(ステップ
562)、停止する。そして、再びこの組合せ秤を起動
するときは、ステップS8から実行される。なお、ステ
ップS30を実行する前にステップS24、S28を実
行するのは、投入状態や排出状態において、この組合せ
秤が停止するのを防止するためである。また、ステップ
S4及びステップS48において、ストップフラグビッ
トかrl、であるか判断しているのは、もしこれらステ
ップS4、S48がなければ、投入待ちの状態や排出待
ちの状態が終了するまで組合せ秤が停止しないからであ
る。
次に第3図を参照しながらステップS8の投入ホッパセ
ットのサブルーチンのプログラムを説明する。まず、マ
イクロコンピュータ26内に構成したポインタによって
第1番目の計量ホッパ12−1の一方の部Jffi16
−1aを指定する(ステップS 64)。
次に、指定された部屋の物品の計量が完了しているか判
断する(ステップ566)、この答えがYESであると
、この部屋の物品を投入する必要はないので、次の部屋
、例えば計量ホッパ12−2の一方の部屋+6−2aを
ポインタに指定させる(ステップ568)。なお、ポイ
ンタはまず各計量ホッパのa側の部屋を指定し、それが
終ってからb側の部屋を指定する。ステップS66の答
えがNOであると、零点補正中であるか判断する(ステ
ップ570)。
この答えがYESであると、物品の投入はできないので
ステップS68を実行する。またステップ870の答え
かNOであると、後述する計量値処理ルーチンS36で
セットされている第5図の噛み込みフラグステータスの
対応するビットが「1」であるか判断する(ステップ5
71)、この答えがYESであると、投入できないので
ステップS6Bを実行する。
また、この答えがNOであると、物品を投入できるので
、ポインタで指定されている部屋と同じ計量ホッパにあ
る部屋の物品の計量が完了しているか判断する(ステッ
プ572)、この答えがYESなら、現在ポインタで指
定されている部屋に物品を投入してよいので、第5図に
示す計量ホッパゲートステータスのうち、現在ポインタ
で指定されている部屋に物品を投入するために開く必要
のある計量ホッパのゲートに対応するビットをrl、と
する(ステップ574)、このステップS72に続いて
、またはステップS72の答えがNOである場合、計量
ホッパステータスのチェックを行なう(ステップ576
)、すなわち、計量ホッパステータスのうち、ポインタ
で現在指定されている部屋が属する計量ホッパに対応す
るビットの値を調べ、指定された部屋がa側の部屋、例
えば16−1aであると、計量ホッパステータスの計量
ホッパ12−1に対応するビットの値かrljであると
、指定された部屋は今回投入すべき部屋であるので、Y
ESと判断する。同様に指定された部屋がb@の部屋、
例えば16−1bの場合、上記のビットの値が「0」で
あると、指定された部屋は今回投入すべき部屋であるの
で、YESと判断する。これ以外の場合、今回投入すべ
き部屋でないので、NOと判断する。答えがNOの場合
には、ステップS68を実行し、答えがYESの場合に
は、投入ホッパゲートステータスの各ビットのうち、ポ
インタで指定されているビットに対応するビットな「l
」としくステップ878)、ステップS6Bを実行する
。ステップS76、S78は、各計量ホッパのどの部屋
も空の状態から組合せ秤を作動させる場合に有効である
。ステップS68に続いて、ポインタが全ての部屋の指
定を終了しているか判断しくステップ580)、この答
えがNOであると、ステップS66以降を再び実行し、
この答えがYESであると、リターンする。このような
構成のステップS8を実行することによって物品を投入
するために開く投入ホッパのゲートが決定される。
次に第1図を参照しながら、ステップSllの噛み込み
検出ルーチンを説明する。第2図から明らかなように、
このステップSllは投入期間中、計量期間1組合せ演
算待ち1組合せ演算期間、排出待ち、排出期間の間に何
度も実行され、まず正常/異常フラグステータスの各ビ
ットを「0」にしくステップ599)、判定時限である
か判断する(ステップ5IGO)。この答えがNoであ
ると、リターンしてステップS12以降を実行する。こ
の判定時刻は、(イ)投入が通常より遅いが何とかゲー
トを通過し、やっと計量できる場合と、(El)噛み込
むことは噛み込むが投入は結構早く良品と判断されそう
な場合との間の時刻な遅転状態からの情報をフィードバ
ックしながら経験的に見付けて最終的に決定することに
なるが、通常は安全を見込んで1.なできるだけ短くす
る方法をとる。いいかえると、若干(イ)を不良と検出
しても、(ロ)を良品と判断しないように選ばれる。こ
ういう決定方法の1例として、例えば第6図に示すよう
に投入期間に投入された物品の計量値が投入期間の最初
から設定値Aになるのに要する時間の平均値t、と、噛
み込みまたは跨りか生じたときの物品の計量値が投入期
間の最初から設定値Aになるのに要する時間の平均値t
2とを何回か実験した結果求め、t□と12とを加算し
て2で割った値を判定時刻するものが考えられる。
そして噛み込み検出ルーチンが何度か実行されて投入時
限になったとき(このとき、既に空である計量ホッパの
部屋に物品を投入するため、投入ホッパのゲートは開か
れている。)、ステップ8100の答えかYESになり
、ポインタに計量ホッパ12−1の部屋16−1aを指
定させる(ステップ5102)。次に、この指定された
部屋が今回物品が投入されるべき部屋であるか判定する
(ステップ5104)、この判定は、例えばポインタで
指定された部屋に対応する投入ホッパのゲートが開かれ
ているか投入ホッパゲートステータスのビットをチェッ
クすることによって行なう。このステップ5104の答
えがNOの場合、次の部屋をポインタに指定させる(ス
テップ5106)。
また、ステップ5104の答えがYESであると。
指定されている部屋が属する計量ホッパのロードセルの
計量信号(2つの部屋の物品重量を表している。)をデ
ィジタル化して得たディジタル計量信号から既に記憶さ
れている同じ計量ホッパのもう1つの部屋の物品重量を
減算して、指定されている部屋の物品の現在の計量信号
を求め、これが設定値A以上であるか判定する(ステッ
プ5108)。この答えがYESであると、第6図から
明らかなように正常に投入されているものであるので、
第5図に示す正常/異常フラグステータスの対応するビ
ットな「l」とする(ステップ5IIO)。
そして、ステップ5106を実行する。またステップ5
108の答えがNOの場合、第6図から明らかなように
噛み込みまたは跨りが生じているか、物品が投入されて
いないかのどちらかであるので、ステップ5110をジ
ャンプして、ステップS 106を実行する。そして、
ステップ5106に続いて全ての部屋をポインタで指定
したか判断しくステップ5112)、答えがNOならス
テップS 102に戻り、YESならリターンする。従
って、正常に物品か投入された部屋に対応する正常/異
常フラグステータスのビ・ントか「1」となる。
次に第4図を参照しながら、ステップS36の計量値の
サブルーチンを説明する。まず、ポインタによって計量
ホッパ12−1の一方の部3116−1aを指定する(
ステップ584)。次にポインタで指定された部屋が、
今回物品が投入される部屋であるか調べる(ステップ5
85)、これは1例えば投入ホッパゲートステータスの
各ビットのうち、ポインタで指定された計量ホッパの部
屋に対応する投入ホッパゲートに対応するビットの値が
「1」であるか調べることによって行なえる。この答え
がNOであると、ポインタで指定された部屋に対応する
正常/異常フラグステータスのビットを「0」にする(
ステップ586)。ステップS85の答えがYESであ
ると、ポインタで指定された部屋に対応する正常/異常
フラグステータスのビットがrl、か判断する(ステッ
プ587)、この答えがYESであると正常であるので
、計量値記憶を行なう(ステップ588)。これは、ポ
インタで指定された部屋が属する計量ホッパのロードセ
ルの計量信号から、ポインタで指定された部屋と同一の
計量ホッパに属するもう1つの部屋内の物品重量を減算
することによって行なわれる。これに続いて、ポインタ
で指定された部屋がa側であるか判断する(ステップ5
89)、この答えがYESであると、計量ホッパステー
タスの各ビットのうち、ポインタで指定された部屋が属
する計量ホッパのビットな「0」にする(ステップ59
0)、また、NOの場合には、上記のビットなrl、と
する(ステップS 91)。これによって1次回の物品
の投入は、現在、物品が投入されたのとは反対の部屋に
なされる。これらに続いてステップS86が実行される
ステップS87の答えがNOであると、噛み込み検出ル
ーチンのステップ5108と同様にしてポインタで指定
された部屋の物品の現在の計量値が算出され、これが設
定値Bより大きいか判定する(ステップ592)、この
答えがNOであると、第6図の符号b2、Cで示す曲線
から明らかなように物品が投入されていないか、噛み込
みが生じているか検出できていないかのどちらかである
。この場合、上述した投入ホッパセットルーチンが次回
実行されたとき、ステップS72〜S78によって再び
これら部屋の上方の投入ホッパのゲートが開かれる。
噛み込みが生じていて検出されていなければ、ゲートか
開かれたことにより噛み込んだ物品は、これらの部屋に
投入される。従って、ここでは何ら処理は不要であるの
で、ただちにステップS86を実行する。また、ステッ
プS92の答えがYESであると、第6図の符号b1で
示す曲線から明らかなように噛み込みまたは跨りが生じ
ているのが検出されている。よって、ポインタで指定さ
れた部屋に物品を投入した投入ホッパのゲートに対応す
る噛み込みフラグステータスのビットを「1」とする(
ステップ593)、これに続いてステップS86を実行
し、さらにポインタに次の部屋を指定させ(ステップS
 94)、次に全ての部屋の指定を終了したか判定しく
ステップ595)、答えがNOであればステップS85
以降を実行し、答えがYESであれば、噛み込みフラグ
ステータスのデータを駆動部制御部28に供給する(ス
テップ596)これによって、駆動部制御部28は、噛
み込みフラグステータスのうちrl」であるビットに対
応する投入ホッパのゲートを一定時間開いた後に閉じる
。同時にマイクロコンピュータ26は警報装置を作動さ
せて、噛み込みまたは跨りが生じていることを報知する
。そして、リターンする。
上記の実施例では、噛み込みまたは跨りがあると判定さ
れると、その噛み込みを生じている予測される側の投入
ホッパのゲートを開いて、警報装置を作動させるという
処理を行なったが、これ以外の処理も考えられる。例え
ば、噛み込みを生じていると予測される側の投入ホッパ
のゲートを開いた後に、もう一方の側のゲートを開き、
警報装置を作動させて、組合せ秤を停止させる処理があ
る。噛み込みが生じていると予測される側のゲートを開
いたとき、本当に噛み込みが生じていると、下方の計量
ホッパの部屋に物品が投入され、噛み込みが自動的に除
去される。また、跨りか生じている場合1両方のゲート
が開いているので、供給口からのぞくだけで跨りか生じ
ているか確認でき、また供給口から跨りを除去できる。
跨りを除去した後に、組合せ秤を再起動させる。
また、上記の実施例では、判定時限を1つだけとしたが
2つにすることもできる。たとえば、第10図に示すよ
うに第1の判定時限において、そのときの物品の計量値
が設定値A以上てあれば、上記の実施例と同様に正常と
判断し、第1の判定時刻で異常と判定されたものが、第
2の判定時限において設定値A以上であれば、噛み込み
または跨りか生じていることになるので、もし噛み込み
なら、ゲートを開いてやれば、噛み込みを除去できる。
従って、第2の判定時限において設定値A以上になると
、同じゲートをもう一度一定時間たけ開いて再投入を行
ない、それ以後、再計量を行なう。また、第2の判定時
限においても設定値A以上にならずに、計量完了時点に
おいて設定値A以上になったものは、噛み込みまたは跨
りが生じているとして上記の実施例と同様に処理する。
また、上記の実施例では1判定時限において設定値Aと
比較し、計量時限において設定値Bと比較したが、どち
らの時限においても設定値Aと比較してもよい。
さらに、組合せ秤としては、各計量ホッパが2つの部屋
に区画されているものを用いたか、2つの部屋に区画さ
れていないものを用いてもよい。
また、1つの投入ホッパが2つの計量ホッパに物品を投
入する型のものを用いてもよい。また、上記の実施例で
は計量が完了後に組合せ時限に達するようにしたが、l
サイクルを短くしたとき、計量の完了前に組合せ時限に
達するようにすることもある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による組合せ秤の1実施例の特徴をな
すサブルーチンのフローチャート、第2図は同実施例の
メインルーチンのフローチャート、第3図は第2図のメ
インルーチンにおける投入ホッパセットのサブルーチン
のフローチャート、第4図は第2図のメインルーチンに
おける計量値処理のサブルーチンのフローチャート、第
5図は同実施例に用いるマイクロコンピュータ内に設定
する各種ステータスを示す図、第6図は同実施例のタイ
ミングチャート、第7図は同実施例のブロック図、第8
図は同実施例の拡大側面図、第9図は同実施例の平面図
、第1O図は同実施例の変形例のタイミングチャートで
ある。 Sll・・・・第1の判定手段、 S87、S92・・・・第2の判定手段、S93・・・
・異常処理指示手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)それぞれ手動で物品が供給される複数の投入ホッ
    パと、これら投入ホッパからそれぞれ物品が投入される
    ように配置された複数の計量ホッパと、物品が投入され
    ていない未投入状態の上記計量ホッパに物品を投入する
    ように上記各投入ホッパに信号を供給する投入制御手段
    と、物品が上記投入ホッパに供給されてから予め定めた
    計量期間経過後に正常に物品が投入されたと判断された
    正常状態の計量ホッパの計量値からその投入された物品
    の重量を得る計量値処理手段と、既に得られている物品
    の重量と、上記正常に投入された物品の重量とに基づい
    て合計重量が所望の重量に等しいかこれに近い物品の組
    合せを選択する組合せ演算手段と、選択された物品を収
    容している上記計量ホッパからその物品を排出させるよ
    うに上記計量ホッパに信号を供給する排出制御手段と、
    上記計量期間中の少なくとも1つの予め定めた時点にお
    いて上記投入された物品それぞれのそのときの計量値と
    それら物品の真の計量値より予め小さく設定した第1の
    設定値とそれぞれ比較しそのときの計量値が大きいもの
    は上記正常状態と判定する第1の判定手段と、第1の判
    定手段での比較結果が小さいとでたものについて上記計
    量期間の末期に上記第1の設定値または第2の設定値と
    そのときの計量値とを比較し計量値が大きいとき異常処
    理を指示し、計量値が小さいとき上記未投入状態と判定
    する第2の判定手段とを具備する組合せ秤。
JP11654187A 1987-05-13 1987-05-13 組合せ秤 Granted JPS63281023A (ja)

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JPH0551851B2 JPH0551851B2 (ja) 1993-08-03

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5705776A (en) * 1993-04-30 1998-01-06 House Foods Corporation Food weighing apparatus
JP2010175336A (ja) * 2009-01-28 2010-08-12 Yamato Scale Co Ltd 噛み込み検出機能を備える半自動式組合せ秤
JP2011089782A (ja) * 2009-10-20 2011-05-06 Yamato Scale Co Ltd 組合せ秤およびその異常検出装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010175336A (ja) * 2009-01-28 2010-08-12 Yamato Scale Co Ltd 噛み込み検出機能を備える半自動式組合せ秤
JP2011089782A (ja) * 2009-10-20 2011-05-06 Yamato Scale Co Ltd 組合せ秤およびその異常検出装置

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