JPH0556993B2 - - Google Patents
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- JPH0556993B2 JPH0556993B2 JP59149099A JP14909984A JPH0556993B2 JP H0556993 B2 JPH0556993 B2 JP H0556993B2 JP 59149099 A JP59149099 A JP 59149099A JP 14909984 A JP14909984 A JP 14909984A JP H0556993 B2 JPH0556993 B2 JP H0556993B2
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- Pinball Game Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、パチンコ遊技機等で代表される弾球
遊技機に関し、詳しくは、遊技盤の表面に打玉を
打込んで遊技を行なう弾球遊技機に関する。
遊技機に関し、詳しくは、遊技盤の表面に打玉を
打込んで遊技を行なう弾球遊技機に関する。
[従来の技術]
この種の弾球遊技機において、従来から一般的
に知られているものに、たとえば、実開昭56−
30975号公報に記載のものがあつた。この従来の
弾球遊技機は、遊技機を制御するための電子制御
回路等からなる制御用電子装置を備えているとと
もに、打玉の入賞に基づいて所定個数の賞品球が
払出されるように構成されていた。
に知られているものに、たとえば、実開昭56−
30975号公報に記載のものがあつた。この従来の
弾球遊技機は、遊技機を制御するための電子制御
回路等からなる制御用電子装置を備えているとと
もに、打玉の入賞に基づいて所定個数の賞品球が
払出されるように構成されていた。
[発明が解決しようとする課題]
一方、従来の弾球遊技機においては、遊技盤の
裏面側に機構板が設けられており、その機構板に
は、一般的に入賞球を誘導して集合させる入賞球
誘導路を形成する入賞球誘導路形成部材と、賞品
球を払出す賞品球払出装置と、その賞品球払出装
置から払出された賞品球を誘導する賞品球誘導路
を形成する樹脂製の賞品球誘導路形成部材とが設
けられている。そして、遊技盤の表面に臨むよう
に可変表示装置等の遊技装置を設けた場合には、
このような遊技装置の後部が遊技盤の裏面側に突
出した状態となるのが一般的であるため、入賞球
誘導路形成部材における前記遊技装置の後方突出
部分に相当する箇所に切欠窓部を形成する必要が
ある。ところが、この切欠窓部が形成された入賞
球誘導路形成部材の所定箇所に前記制御用電子装
置を設けんとした場合には、前記切欠窓部以外の
部分に設ける必要があるためにその制御用電子装
置の取付けスペースが前記切欠窓部に占領されて
取付けスペース上の制約を受けるという不都合が
生じる。この制約を少なくするべく前記切欠窓部
を小さいものにした場合には、それに伴つて前記
遊技装置も小さいものとなつてしまい、大きな遊
技装置による迫力のある遊技を提供することがで
きにくくなるという新たな不都合が生ずる。
裏面側に機構板が設けられており、その機構板に
は、一般的に入賞球を誘導して集合させる入賞球
誘導路を形成する入賞球誘導路形成部材と、賞品
球を払出す賞品球払出装置と、その賞品球払出装
置から払出された賞品球を誘導する賞品球誘導路
を形成する樹脂製の賞品球誘導路形成部材とが設
けられている。そして、遊技盤の表面に臨むよう
に可変表示装置等の遊技装置を設けた場合には、
このような遊技装置の後部が遊技盤の裏面側に突
出した状態となるのが一般的であるため、入賞球
誘導路形成部材における前記遊技装置の後方突出
部分に相当する箇所に切欠窓部を形成する必要が
ある。ところが、この切欠窓部が形成された入賞
球誘導路形成部材の所定箇所に前記制御用電子装
置を設けんとした場合には、前記切欠窓部以外の
部分に設ける必要があるためにその制御用電子装
置の取付けスペースが前記切欠窓部に占領されて
取付けスペース上の制約を受けるという不都合が
生じる。この制約を少なくするべく前記切欠窓部
を小さいものにした場合には、それに伴つて前記
遊技装置も小さいものとなつてしまい、大きな遊
技装置による迫力のある遊技を提供することがで
きにくくなるという新たな不都合が生ずる。
そこで、取付けスペース上切欠窓部に比較的影
響されない賞品球誘導路形成部材が設けられてい
る機構板部分に制御用電子装置を設け、前述した
不都合を解決することが考えられる。しかし、こ
のように構成した場合には、制御用電子装置が静
電気による悪影響を受けやすいという新たな問題
が生ずる。すなわち、賞品球払出装置から比較的
多くの賞品球が一気に払出された場合には、その
賞品球どうしがぶつかるときまたは賞品球が賞品
球誘導路形成部材と衝突するときに、静電気が発
生し、賞品球が静電気を帯びる。この静電気の電
圧は、賞品球の数が多いと相当高くなり、ときに
は10000ボルトに達することが知られている。こ
の静電気は所定の電圧以上になつたときには、賞
品球の静電容量を越えるので、周囲の導電部材に
放電されて制御用電子装置がその放電によるノイ
ズに起因して誤動作してしまうという不都合が生
ずるのである。
響されない賞品球誘導路形成部材が設けられてい
る機構板部分に制御用電子装置を設け、前述した
不都合を解決することが考えられる。しかし、こ
のように構成した場合には、制御用電子装置が静
電気による悪影響を受けやすいという新たな問題
が生ずる。すなわち、賞品球払出装置から比較的
多くの賞品球が一気に払出された場合には、その
賞品球どうしがぶつかるときまたは賞品球が賞品
球誘導路形成部材と衝突するときに、静電気が発
生し、賞品球が静電気を帯びる。この静電気の電
圧は、賞品球の数が多いと相当高くなり、ときに
は10000ボルトに達することが知られている。こ
の静電気は所定の電圧以上になつたときには、賞
品球の静電容量を越えるので、周囲の導電部材に
放電されて制御用電子装置がその放電によるノイ
ズに起因して誤動作してしまうという不都合が生
ずるのである。
そこで、賞品球の通る賞品球誘導路の一部にそ
の賞品球と接するように導電性の放電板を設け、
その導電性の放電板により賞品球に帯電した静電
気を除去するように構成することが考えられる。
このように構成することにより、静電気に伴うノ
イズの発生を極力防止できる。
の賞品球と接するように導電性の放電板を設け、
その導電性の放電板により賞品球に帯電した静電
気を除去するように構成することが考えられる。
このように構成することにより、静電気に伴うノ
イズの発生を極力防止できる。
しかし、このように賞品球誘導路内に放電板を
設けた場合には、放電板が賞品球誘導路を流下す
る賞品球の障害となり、スムーズな賞品球の流下
が損なわれてしまう不都合があつた。しかも、賞
品球誘導路に前記放電板を取付けるという余分な
取付け作業が必要となり、弾球遊技機の組み付け
作業の煩雑化を増大するおそれがあるという欠点
もあつた。
設けた場合には、放電板が賞品球誘導路を流下す
る賞品球の障害となり、スムーズな賞品球の流下
が損なわれてしまう不都合があつた。しかも、賞
品球誘導路に前記放電板を取付けるという余分な
取付け作業が必要となり、弾球遊技機の組み付け
作業の煩雑化を増大するおそれがあるという欠点
もあつた。
本発明は、係る実情に鑑み考え出されたもので
あり、その目的は、制御用電子装置を賞品球誘導
路形成部材が設けられた機構板部分に設け、切欠
窓部による取付けスペース上の制約を少なくする
とともに、賞品球のスムーズな流下を維持しかつ
組立作業の煩雑化を招来することなく賞品球の払
出しに伴う静電気の悪影響を前記制御用電子装置
が受けることを極力防止できる弾球遊技機を提供
することである。
あり、その目的は、制御用電子装置を賞品球誘導
路形成部材が設けられた機構板部分に設け、切欠
窓部による取付けスペース上の制約を少なくする
とともに、賞品球のスムーズな流下を維持しかつ
組立作業の煩雑化を招来することなく賞品球の払
出しに伴う静電気の悪影響を前記制御用電子装置
が受けることを極力防止できる弾球遊技機を提供
することである。
[課題を解決するための手段]
本発明は、遊技盤の表面に打玉を打込んで遊技
を行なう弾球遊技機であつて、 前記遊技盤の表面に臨むように設けられ、作動
することにより遊技状態を変化させる遊技装置
と、 前記遊技盤の裏面側に設けられた機構板とを含
み、 該機構板には、入賞球を誘導して集合させる入
賞球誘導路を形成する入賞球誘導路形成部材と、
賞品球を払出す賞品球払出装置と、該賞品球払出
装置から払出された賞品球を誘導する賞品球誘導
路を形成する樹脂製の賞品球誘導路形成部材とが
設けられ、 前記入賞球誘導路形成部材には、切欠き窓部が
形成され、 前記機構板における前記賞品球誘導路形成部材
が設けられた所定箇所には制御用電子装置が設け
られ、 前記賞品球誘導路形成部材の少なくとも賞品球
と接する一部分の樹脂材料が導電性を有する導電
性樹脂材で構成され、賞品球に帯電した静電気を
前記導電性樹脂材により除去するようにするした
ことを特徴とする。
を行なう弾球遊技機であつて、 前記遊技盤の表面に臨むように設けられ、作動
することにより遊技状態を変化させる遊技装置
と、 前記遊技盤の裏面側に設けられた機構板とを含
み、 該機構板には、入賞球を誘導して集合させる入
賞球誘導路を形成する入賞球誘導路形成部材と、
賞品球を払出す賞品球払出装置と、該賞品球払出
装置から払出された賞品球を誘導する賞品球誘導
路を形成する樹脂製の賞品球誘導路形成部材とが
設けられ、 前記入賞球誘導路形成部材には、切欠き窓部が
形成され、 前記機構板における前記賞品球誘導路形成部材
が設けられた所定箇所には制御用電子装置が設け
られ、 前記賞品球誘導路形成部材の少なくとも賞品球
と接する一部分の樹脂材料が導電性を有する導電
性樹脂材で構成され、賞品球に帯電した静電気を
前記導電性樹脂材により除去するようにするした
ことを特徴とする。
[作用]
本発明によれば、遊技盤の裏面側に設けられた
機構板に、入賞球を誘導して集合させる入賞球誘
導路を形成する入賞球誘導路形成部材と、賞品球
を払出す賞品球払出装置と、該賞品球払出装置か
ら払出された賞品球を誘導する賞品球誘導路を形
成する樹脂製の賞品球誘導路形成部材とが設けら
れている。また、切欠窓部が入賞球誘導路形成部
材に形成されており、遊技装置を遊技盤表面に臨
ませて設けることができ、その遊技装置の作動に
より遊技状態を変化させて面白味のある遊技を提
供することができる。しかも、取付けスペース上
前記切欠窓部に比較的、影響されない賞品球誘導
路形成部材が設けられている機構板部分に制御用
電子装置を設けるようにしたために、制御用電子
装置を設ける際の取付けスペース上の制約が緩和
される。さらに、賞品球誘導路の少なくとも賞品
球と接する一部分の樹脂材料が導電性を有する導
電性樹脂材で構成され、その導電性樹脂材により
賞品球に帯電した静電気を除去するように構成さ
れているために、賞品球誘導路にわざわざ導電性
の放電板を組付ける必要がない。
機構板に、入賞球を誘導して集合させる入賞球誘
導路を形成する入賞球誘導路形成部材と、賞品球
を払出す賞品球払出装置と、該賞品球払出装置か
ら払出された賞品球を誘導する賞品球誘導路を形
成する樹脂製の賞品球誘導路形成部材とが設けら
れている。また、切欠窓部が入賞球誘導路形成部
材に形成されており、遊技装置を遊技盤表面に臨
ませて設けることができ、その遊技装置の作動に
より遊技状態を変化させて面白味のある遊技を提
供することができる。しかも、取付けスペース上
前記切欠窓部に比較的、影響されない賞品球誘導
路形成部材が設けられている機構板部分に制御用
電子装置を設けるようにしたために、制御用電子
装置を設ける際の取付けスペース上の制約が緩和
される。さらに、賞品球誘導路の少なくとも賞品
球と接する一部分の樹脂材料が導電性を有する導
電性樹脂材で構成され、その導電性樹脂材により
賞品球に帯電した静電気を除去するように構成さ
れているために、賞品球誘導路にわざわざ導電性
の放電板を組付ける必要がない。
[発明の実施例]
次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
説明する。
第1図は、この発明の一実施例であるパチンコ
遊技機10を後方左上から見た背面側斜視図であ
る。また、第2図は、そのパチンコ遊技機10の
背面図である。第1図および第2図を参照して、
この発明の一実施例であるパチンコ遊技機10の
全体的な構成について説明する。
遊技機10を後方左上から見た背面側斜視図であ
る。また、第2図は、そのパチンコ遊技機10の
背面図である。第1図および第2図を参照して、
この発明の一実施例であるパチンコ遊技機10の
全体的な構成について説明する。
パチンコ遊技機10は、外枠11を有し、その
外枠11の正面側には開閉自在に前面枠12が取
付けられている。すなわち、前面枠12は、その
正面から見て左端上下に取付け金具13が固定さ
れ、この取付け金具13と外枠11に固定された
取付け金具13とが係合して、前面枠12は外枠
11に対して開閉自在にされている。この前面枠
12には、図においてその背面の一部だけが見え
ている遊技盤14が着脱自在に取付けられてい
る。遊技盤14の正面(図には現われない)に
は、周知のように、その周辺部にパチンコ玉を導
くガイドレールが取付けられ、該ガイドレールで
囲まれる遊技盤面上に多数の釘が各種の入賞装置
あるいは可変表示装置等が配設されている。ま
た、入賞装置に関連して遊技盤14の正面から背
面に貫通する入賞孔が形成され、また遊技盤14
の下方部にはアウト孔が形成されている。
外枠11の正面側には開閉自在に前面枠12が取
付けられている。すなわち、前面枠12は、その
正面から見て左端上下に取付け金具13が固定さ
れ、この取付け金具13と外枠11に固定された
取付け金具13とが係合して、前面枠12は外枠
11に対して開閉自在にされている。この前面枠
12には、図においてその背面の一部だけが見え
ている遊技盤14が着脱自在に取付けられてい
る。遊技盤14の正面(図には現われない)に
は、周知のように、その周辺部にパチンコ玉を導
くガイドレールが取付けられ、該ガイドレールで
囲まれる遊技盤面上に多数の釘が各種の入賞装置
あるいは可変表示装置等が配設されている。ま
た、入賞装置に関連して遊技盤14の正面から背
面に貫通する入賞孔が形成され、また遊技盤14
の下方部にはアウト孔が形成されている。
第1図において、遊技盤14の下側左端には、
パチンコ玉を発射するための打球杵22およびそ
の打球杵22を駆動するためのモータ21が示さ
れている。このモータ21は、パチンコ遊技機1
0の表面側で操作ハンドルと連結されていて、そ
の操作ハンドルを操作することにより回転される
ものである。
パチンコ玉を発射するための打球杵22およびそ
の打球杵22を駆動するためのモータ21が示さ
れている。このモータ21は、パチンコ遊技機1
0の表面側で操作ハンドルと連結されていて、そ
の操作ハンドルを操作することにより回転される
ものである。
遊技盤14の裏面側には、まず、上記入賞孔や
アウト孔を通つて遊技盤14の正面側から背面側
へ来るパチンコ玉を導くための第1の機構板20
aが取付けられている。また、第1の機構板20
aの上方中央部には、回転ドラム150を取付け
るための窓である切欠窓部の一例のドラム取付け
部15が形成されている。ここに遊技装置として
の可変表示装置の一例の回転ドラム150が装着
される。前記第1の機構板20aにより、入賞球
を誘導して集合させる入賞球誘導路を形成する入
賞球誘導路形成部材が構成されている。第1図
は、回転ドラム150が装着される前の状態で、
第2図は回転ドラム150が装着された状態であ
る。
アウト孔を通つて遊技盤14の正面側から背面側
へ来るパチンコ玉を導くための第1の機構板20
aが取付けられている。また、第1の機構板20
aの上方中央部には、回転ドラム150を取付け
るための窓である切欠窓部の一例のドラム取付け
部15が形成されている。ここに遊技装置として
の可変表示装置の一例の回転ドラム150が装着
される。前記第1の機構板20aにより、入賞球
を誘導して集合させる入賞球誘導路を形成する入
賞球誘導路形成部材が構成されている。第1図
は、回転ドラム150が装着される前の状態で、
第2図は回転ドラム150が装着された状態であ
る。
第1の機構板20aの背面上部には、玉タンク
16が取付けられている。この玉タンク16は、
図示しないパチンコ玉補給樋から補給されるパチ
ンコ玉を貯留するためのものである。玉タンク1
6はその底面に傾斜が付けられていて、傾斜が付
けられた底面の最下方部には賞球供給樋17が連
結されている。賞球供給樋17も、第2図に示す
ように、斜めに傾斜がつけられて配置されてお
り、その下流端には賞品球払出装置の一例の賞球
供給装置18が連結され、さらにその下側に第2
の機構板20bが設けられている。これら玉タン
ク16、賞球供給樋17、賞球供給装置18およ
び第2の機構板20bは、第1の機構板20aの
背面上に積層して取付けられている。そして、こ
れら玉タンク16、賞球供給樋17、賞球供給装
置18および第2の機構板20bは樹脂で構成さ
れている。
16が取付けられている。この玉タンク16は、
図示しないパチンコ玉補給樋から補給されるパチ
ンコ玉を貯留するためのものである。玉タンク1
6はその底面に傾斜が付けられていて、傾斜が付
けられた底面の最下方部には賞球供給樋17が連
結されている。賞球供給樋17も、第2図に示す
ように、斜めに傾斜がつけられて配置されてお
り、その下流端には賞品球払出装置の一例の賞球
供給装置18が連結され、さらにその下側に第2
の機構板20bが設けられている。これら玉タン
ク16、賞球供給樋17、賞球供給装置18およ
び第2の機構板20bは、第1の機構板20aの
背面上に積層して取付けられている。そして、こ
れら玉タンク16、賞球供給樋17、賞球供給装
置18および第2の機構板20bは樹脂で構成さ
れている。
さらに、第2の機構板20bの上、すなわち背
面側には、電子回路基板ケース19が取付けら
れ、その中にこのパチンコ機10の遊技制御を行
なう制御用電子装置の一例の電子回路基板が備え
られている。
面側には、電子回路基板ケース19が取付けら
れ、その中にこのパチンコ機10の遊技制御を行
なう制御用電子装置の一例の電子回路基板が備え
られている。
第2の機構板20bの内部は、多量のパチンコ
玉を所定の場所に導くために多くの仕切りで仕切
られていて、賞品球払出装置の一例の賞球供給装
置18から排出されるパチンコ玉を導く賞球排出
通路201、パチンコ遊技機10の正面側の賞球
払出口(図示せず)や余剰球払出口(図示せず)
へパチンコ玉を導く連絡通路202,203、垂
直通路204等が形成されている。また、賞球感
知板205や入賞球処理器206が備えられてい
る。この賞球排出通路201、連絡通路202,
203、垂直通路204により、賞品球払出装置
から払出される賞品球を誘導する賞品球誘導路が
構成されている。また、第2の機構板20bによ
り、前記賞品球払出装置から払出される賞品球を
誘導する賞品球誘導路を形成する樹脂製の誘導路
形成部材が構成されている。
玉を所定の場所に導くために多くの仕切りで仕切
られていて、賞品球払出装置の一例の賞球供給装
置18から排出されるパチンコ玉を導く賞球排出
通路201、パチンコ遊技機10の正面側の賞球
払出口(図示せず)や余剰球払出口(図示せず)
へパチンコ玉を導く連絡通路202,203、垂
直通路204等が形成されている。また、賞球感
知板205や入賞球処理器206が備えられてい
る。この賞球排出通路201、連絡通路202,
203、垂直通路204により、賞品球払出装置
から払出される賞品球を誘導する賞品球誘導路が
構成されている。また、第2の機構板20bによ
り、前記賞品球払出装置から払出される賞品球を
誘導する賞品球誘導路を形成する樹脂製の誘導路
形成部材が構成されている。
次に、配置された玉タンク16には、上述のよ
うに多量のパチンコ玉が供給されて溜められる。
また、玉タンク16のパチンコ玉は賞球供給樋1
7で導かれて賞球供給装置18、そして第2の機
構板20bへと流れ落ちる。この場合にパチンコ
玉は静電気を帯びる。すなわち、パチンコ玉が玉
タンク16に供給されるとき、玉タンク16の底
面や壁面のパチンコ玉がぶつかり、あるいは供給
されるパチンコ玉どうしがぶつかつてパチンコ玉
は静電気を帯びる。また、第2の機構板20b等
をパチンコ玉が通過するとき、特に垂直通路20
4を落下してその下側の樹脂の壁面や底面とパチ
ンコ玉とがぶつかるとき、静電気が発生し、パチ
ンコ玉は静電気を帯びる。
うに多量のパチンコ玉が供給されて溜められる。
また、玉タンク16のパチンコ玉は賞球供給樋1
7で導かれて賞球供給装置18、そして第2の機
構板20bへと流れ落ちる。この場合にパチンコ
玉は静電気を帯びる。すなわち、パチンコ玉が玉
タンク16に供給されるとき、玉タンク16の底
面や壁面のパチンコ玉がぶつかり、あるいは供給
されるパチンコ玉どうしがぶつかつてパチンコ玉
は静電気を帯びる。また、第2の機構板20b等
をパチンコ玉が通過するとき、特に垂直通路20
4を落下してその下側の樹脂の壁面や底面とパチ
ンコ玉とがぶつかるとき、静電気が発生し、パチ
ンコ玉は静電気を帯びる。
そこで、この実施例では、静電気を帯びた多量
のパチンコ玉から静電気を除去するために、パチ
ンコ玉が溜まる場所、すなわち玉タンク16の壁
面および垂直通路204の壁面に、それぞれ導電
性材料である鉄板31およびL形鉄板41が取付
けられている。そして、鉄板31にはリード線3
2の一端が接続され、このリード線32の他端は
木ねじ33を介して外枠11に接続されている。
また、垂直通路204に取付けられたL形鉄板4
1には、リード線42の一端が接続され、このリ
ード線42の他端は取付け金具13と接続されて
いる。なお、リード線42は必ずしも必要ではな
く、パチンコ玉に帯電している静電気を空中放電
するように構成してもよい。
のパチンコ玉から静電気を除去するために、パチ
ンコ玉が溜まる場所、すなわち玉タンク16の壁
面および垂直通路204の壁面に、それぞれ導電
性材料である鉄板31およびL形鉄板41が取付
けられている。そして、鉄板31にはリード線3
2の一端が接続され、このリード線32の他端は
木ねじ33を介して外枠11に接続されている。
また、垂直通路204に取付けられたL形鉄板4
1には、リード線42の一端が接続され、このリ
ード線42の他端は取付け金具13と接続されて
いる。なお、リード線42は必ずしも必要ではな
く、パチンコ玉に帯電している静電気を空中放電
するように構成してもよい。
次に、第3図を参照して、玉タンク16に設け
られている鉄板31について詳しく説明する。上
面が開放された長方形筐体の玉タンク16の背面
側後方内側面161の左右両端には、孔162,
163および164が開けられている。鉄板31
は、横方向に延びる長手状の部材で、その両端が
後方にほぼ90°に曲成されていて、この曲成端部
312,313および314が、それぞれ孔16
2,163および164に挿入されて、鉄板31
が取付けられ、各孔162,163および164
から玉タンク16の後方に突出する曲成端部31
2,313および314は、対向方向に90°折り
曲げられ固定される。このため、玉タンク16に
対して鉄板31を取付けるために、ビスや接着剤
等が不要である。鉄板31の一端には、凸部31
1が形成されていて、この凸部311に、リード
線32の一端がねじ321で取付けられている。
また、リード線32の他端323は、前述のよう
に外枠11に木ねじ33で接続されている。一般
に、外枠11等の木枠であつても、その枠は多少
の水分を含有しており、かつその容積が大きいの
で、鉄板31からリード線32を伝わる電位を逃
がす作用がある。したがつて、玉タンク16内に
溜められた静電気を帯びた多量のパチンコ玉は、
鉄板31に接し、あるいは鉄板31と接するパチ
ンコ玉に接し、各パチンコ玉が帯びている静電気
は鉄板31およびリード線32を介して外枠11
へと逃がされることになる。
られている鉄板31について詳しく説明する。上
面が開放された長方形筐体の玉タンク16の背面
側後方内側面161の左右両端には、孔162,
163および164が開けられている。鉄板31
は、横方向に延びる長手状の部材で、その両端が
後方にほぼ90°に曲成されていて、この曲成端部
312,313および314が、それぞれ孔16
2,163および164に挿入されて、鉄板31
が取付けられ、各孔162,163および164
から玉タンク16の後方に突出する曲成端部31
2,313および314は、対向方向に90°折り
曲げられ固定される。このため、玉タンク16に
対して鉄板31を取付けるために、ビスや接着剤
等が不要である。鉄板31の一端には、凸部31
1が形成されていて、この凸部311に、リード
線32の一端がねじ321で取付けられている。
また、リード線32の他端323は、前述のよう
に外枠11に木ねじ33で接続されている。一般
に、外枠11等の木枠であつても、その枠は多少
の水分を含有しており、かつその容積が大きいの
で、鉄板31からリード線32を伝わる電位を逃
がす作用がある。したがつて、玉タンク16内に
溜められた静電気を帯びた多量のパチンコ玉は、
鉄板31に接し、あるいは鉄板31と接するパチ
ンコ玉に接し、各パチンコ玉が帯びている静電気
は鉄板31およびリード線32を介して外枠11
へと逃がされることになる。
なお、リード線32の他端323の接続場所
は、外枠1に限らず、取付け金具13や、ガラス
扉枠(図示せず)やガラス扉枠の周りに設けられ
ている金枠(図示せず)に接続してもよい。ある
いは、リード線32の他端323を、パチンコ遊
技機10が載せられた島台の金属板等に接続して
もよい。
は、外枠1に限らず、取付け金具13や、ガラス
扉枠(図示せず)やガラス扉枠の周りに設けられ
ている金枠(図示せず)に接続してもよい。ある
いは、リード線32の他端323を、パチンコ遊
技機10が載せられた島台の金属板等に接続して
もよい。
次に、第4図および第5図を参照して、垂直通
路204下方に設けられたL形鉄板41について
説明する。L形鉄板41は、垂直通路204の内
側面に、ビス411で取付けられている。L形鉄
板41は、その名称のとおり、その断面がL字形
に曲成されいて(第5図参照)、垂直通路204
を落下してくるパチンコ玉が、その水平に曲げら
れた部分412と衝突するように取付けられてい
る。このため、静電気を帯びて落下してくるパチ
ンコ玉は、L形鉄板41の水平に折り曲げられた
部分412にぶつかつた際に、その静電気が該L
形鉄板41で除去されることになる。また、パチ
ンコ玉は、垂直通路204下方の樹脂で構成され
た賞球緩衡樋21と直接ぶつからないので、その
場合に静電気が発生することはない。
路204下方に設けられたL形鉄板41について
説明する。L形鉄板41は、垂直通路204の内
側面に、ビス411で取付けられている。L形鉄
板41は、その名称のとおり、その断面がL字形
に曲成されいて(第5図参照)、垂直通路204
を落下してくるパチンコ玉が、その水平に曲げら
れた部分412と衝突するように取付けられてい
る。このため、静電気を帯びて落下してくるパチ
ンコ玉は、L形鉄板41の水平に折り曲げられた
部分412にぶつかつた際に、その静電気が該L
形鉄板41で除去されることになる。また、パチ
ンコ玉は、垂直通路204下方の樹脂で構成され
た賞球緩衡樋21と直接ぶつからないので、その
場合に静電気が発生することはない。
L形鉄板41も、第3図で説明した鉄板31と
同様に、リード線42によつてその電位が逃がさ
れるように接地されている。すなわち、リード線
42によつて、L形鉄板41は、取付け金具13
と電気的に接続されている。なお、この場合も、
上述の場合と同様に、リード線42と取付け金具
13とを接続するほか、リード線42を、他の導
電性部分、たとえば金枠やガラス扉枠、あるいは
水分を含んだ外枠11さらには島台の導電性部分
等と接続するようにしてもよい。
同様に、リード線42によつてその電位が逃がさ
れるように接地されている。すなわち、リード線
42によつて、L形鉄板41は、取付け金具13
と電気的に接続されている。なお、この場合も、
上述の場合と同様に、リード線42と取付け金具
13とを接続するほか、リード線42を、他の導
電性部分、たとえば金枠やガラス扉枠、あるいは
水分を含んだ外枠11さらには島台の導電性部分
等と接続するようにしてもよい。
第6図は、垂直通路204の部分が、傾斜がつ
けられた連絡通路62で置き換えられた場合、そ
の連絡通路下方に設ける静電気除去用の導電性部
材の取付け構造を示す、この発明の他の実施例を
描いた斜視図である。この実施例では、連絡通路
62が設けられ、上方から流れてきたパチンコ玉
は、連絡口61へと転がりこむ。転がりこんだパ
チンコ玉は、連絡通路62を通つて下方へと流れ
落ちる。この連絡通路62の下方には、賞球感知
板64が取付けられている。賞球感知板64は、
鉄板でできており、ビス66によつてリード線6
5が接続され、電気的にアースされている。この
ため、連絡通路62を介して落下したパチンコ玉
は、賞球感知板64でその静電気が除去されると
ともに、賞球感知板64によつてパチンコ玉の落
下が検出される。さらに、このパチンコ玉は、賞
球緩衝樋67へと流れる。なお、この賞球感知板
64は、図示のようにその両端部が90°曲成され
ていて、その曲成部が樹脂の連絡通路と係合する
ようにされており、その取付けに際しては、ビス
や接着剤等が不要である。
けられた連絡通路62で置き換えられた場合、そ
の連絡通路下方に設ける静電気除去用の導電性部
材の取付け構造を示す、この発明の他の実施例を
描いた斜視図である。この実施例では、連絡通路
62が設けられ、上方から流れてきたパチンコ玉
は、連絡口61へと転がりこむ。転がりこんだパ
チンコ玉は、連絡通路62を通つて下方へと流れ
落ちる。この連絡通路62の下方には、賞球感知
板64が取付けられている。賞球感知板64は、
鉄板でできており、ビス66によつてリード線6
5が接続され、電気的にアースされている。この
ため、連絡通路62を介して落下したパチンコ玉
は、賞球感知板64でその静電気が除去されると
ともに、賞球感知板64によつてパチンコ玉の落
下が検出される。さらに、このパチンコ玉は、賞
球緩衝樋67へと流れる。なお、この賞球感知板
64は、図示のようにその両端部が90°曲成され
ていて、その曲成部が樹脂の連絡通路と係合する
ようにされており、その取付けに際しては、ビス
や接着剤等が不要である。
上記実施例の説明では、鉄板31、L字鉄板4
1および賞球感知板64は、ともに鉄板であつた
が、他の導電性材料は、たとえば銅等で構成して
もよい。また、樹脂に炭素(カーボン)を含有さ
せた炭素樹脂や、あるいは炭素繊維等は導電性を
有することが知られているので、このような材料
によつて上述の鉄板31等の代わりとしてもよ
い。また、前記炭素あるいは炭素繊維等のカーボ
ンを含有する樹脂で導電性部材を構成する場合、
玉タンク16や第2の機構板20bと導電性樹脂
材とを一体的に形成してもよい。
1および賞球感知板64は、ともに鉄板であつた
が、他の導電性材料は、たとえば銅等で構成して
もよい。また、樹脂に炭素(カーボン)を含有さ
せた炭素樹脂や、あるいは炭素繊維等は導電性を
有することが知られているので、このような材料
によつて上述の鉄板31等の代わりとしてもよ
い。また、前記炭素あるいは炭素繊維等のカーボ
ンを含有する樹脂で導電性部材を構成する場合、
玉タンク16や第2の機構板20bと導電性樹脂
材とを一体的に形成してもよい。
すなわち、上記説明では、導電性部材は、玉通
路の一部に設けられ、玉通路全体を導電性部材と
し、パチンコ玉の静電気を除去するようにするこ
ともできる。
路の一部に設けられ、玉通路全体を導電性部材と
し、パチンコ玉の静電気を除去するようにするこ
ともできる。
このように、この実施例では、パチンコ玉が帯
びた静電気は、鉄板31またはL形鉄板41ある
いは前記導電性樹脂材によつて速やかに逃がされ
るため、パチンコ玉31の帯電する静電気の電位
が高まり、電子回路基板等へ放電されることが防
止できる。
びた静電気は、鉄板31またはL形鉄板41ある
いは前記導電性樹脂材によつて速やかに逃がされ
るため、パチンコ玉31の帯電する静電気の電位
が高まり、電子回路基板等へ放電されることが防
止できる。
[発明の効果]
本発明は、迫力のある遊技を提供するべく大き
な遊技装置を遊技盤表面に臨ませて設けるべく大
きな切欠窓部を形成した場合であつても、取付け
スペース上その切欠窓部による制約を比較的受け
ない賞品球誘導路形成部材が設けられた機構板部
分に制御用電子装置を設けたために、制御用電子
装置を設ける際の取付けスペース上の制約が緩和
される。しかも、制御用電子装置を賞品球誘導路
形成部材が設けられた機構板部分に設けたとして
も、賞品球に帯電した静電気を導電性樹脂材で除
去するようにしたために、賞品球の払出しに伴う
静電気に起因したノイズの悪影響が制御用電子装
置に及ぶことを極力防止できる。しかも、賞品球
誘導路形成部材自体が導電性樹脂材で構成されて
いるために、わざわざ導電性の放電板を賞品球誘
導路内に組付ける必要がなく、組付け作業の煩雑
化を招来するおそれもなく、かつ、放電板の組付
けによる賞品球の流下の障害となる不都合もな
く、賞品球誘導路内における賞品球のスムーズな
流下が維持できる。
な遊技装置を遊技盤表面に臨ませて設けるべく大
きな切欠窓部を形成した場合であつても、取付け
スペース上その切欠窓部による制約を比較的受け
ない賞品球誘導路形成部材が設けられた機構板部
分に制御用電子装置を設けたために、制御用電子
装置を設ける際の取付けスペース上の制約が緩和
される。しかも、制御用電子装置を賞品球誘導路
形成部材が設けられた機構板部分に設けたとして
も、賞品球に帯電した静電気を導電性樹脂材で除
去するようにしたために、賞品球の払出しに伴う
静電気に起因したノイズの悪影響が制御用電子装
置に及ぶことを極力防止できる。しかも、賞品球
誘導路形成部材自体が導電性樹脂材で構成されて
いるために、わざわざ導電性の放電板を賞品球誘
導路内に組付ける必要がなく、組付け作業の煩雑
化を招来するおそれもなく、かつ、放電板の組付
けによる賞品球の流下の障害となる不都合もな
く、賞品球誘導路内における賞品球のスムーズな
流下が維持できる。
第1図は、この発明の好ましい一実施例の背面
側斜視図である。第2図は、第1図に示す実施例
の背面図である。第3図は、玉タンク16に取付
けられる導電性部材の一例の鉄板31を説明する
ための図である。第4図および第5図は、垂直通
路を204に取付けられるL形鉄板41を説明す
るための図である。第6図は、パチンコ遊技機の
下方部に取付けられる導電性部材の他の例を示す
斜視図である。 図において、10はパチンコ遊技機、11は外
枠、16は玉タンク、20a,20bは玉通路を
含む機構板、31は導電性部材の一例の鉄板、4
1は同じく導電性部材の一例のL形鉄板、32,
42,65はリード線、19は電子回路基板が内
蔵された電子回路基板ケースを示す。
側斜視図である。第2図は、第1図に示す実施例
の背面図である。第3図は、玉タンク16に取付
けられる導電性部材の一例の鉄板31を説明する
ための図である。第4図および第5図は、垂直通
路を204に取付けられるL形鉄板41を説明す
るための図である。第6図は、パチンコ遊技機の
下方部に取付けられる導電性部材の他の例を示す
斜視図である。 図において、10はパチンコ遊技機、11は外
枠、16は玉タンク、20a,20bは玉通路を
含む機構板、31は導電性部材の一例の鉄板、4
1は同じく導電性部材の一例のL形鉄板、32,
42,65はリード線、19は電子回路基板が内
蔵された電子回路基板ケースを示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 遊技盤の表面に打玉を打込んで遊技を行なう
弾球遊技機であつて、 前記遊技盤の表面に臨むように設けられ、作動
することにより遊技状態を変化させる遊技装置
と、 前記遊技盤の裏面側に設けられた機構板とを含
み、 該機構板には、入賞球を誘導して集合させる入
賞球誘導路を形成する入賞球誘導路形成部材と、
賞品球を払出す賞品球払出装置と、該賞品球払出
装置から払出された賞品球を誘導する賞品球誘導
路を形成する樹脂製の賞品球誘導路形成部材とが
設けられ、 前記入賞球誘導路形成部材には、切欠き窓部が
形成され、 前記機構板における前記賞品球誘導路形成部材
が設けられた所定箇所には制御用電子装置が設け
られ、 前記賞品球誘導路形成部材の少なくとも賞品球
と接する一部分の樹脂材料が導電性を有する導電
性樹脂材で構成され、賞品球に帯電した静電気を
前記導電性樹脂材により除去するようにするした
ことを特徴とする、弾球遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14909984A JPS6129377A (ja) | 1984-07-17 | 1984-07-17 | 弾球遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14909984A JPS6129377A (ja) | 1984-07-17 | 1984-07-17 | 弾球遊技機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6129377A JPS6129377A (ja) | 1986-02-10 |
JPH0556993B2 true JPH0556993B2 (ja) | 1993-08-20 |
Family
ID=15467673
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14909984A Granted JPS6129377A (ja) | 1984-07-17 | 1984-07-17 | 弾球遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6129377A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002346145A (ja) * | 2001-05-24 | 2002-12-03 | Takao:Kk | 弾球遊技機 |
Families Citing this family (16)
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---|---|---|---|---|
JPH0433902Y2 (ja) * | 1987-01-08 | 1992-08-13 | ||
JPS6437290U (ja) * | 1987-08-28 | 1989-03-07 | ||
JP2887182B2 (ja) * | 1987-09-19 | 1999-04-26 | 株式会社 大一商会 | パチンコ機における静電気除去装置 |
JPH0715583Y2 (ja) * | 1988-07-09 | 1995-04-12 | 株式会社三洋物産 | パチンコ機のアウト玉誘導通路 |
JPH0641578Y2 (ja) * | 1988-07-11 | 1994-11-02 | 株式会社三洋物産 | パチンコ機の接地配線構造 |
JP2513685Y2 (ja) * | 1990-10-26 | 1996-10-09 | 大阪瓦斯株式会社 | パチンコ機の裏セット材 |
JPH0615060A (ja) * | 1991-07-04 | 1994-01-25 | Silver Denken Kk | パチンコ玉貸機における静電気除去装置 |
JPH0615059A (ja) * | 1991-07-04 | 1994-01-25 | Silver Denken Kk | パチンコ機における静電気除去装置 |
JP2504188Y2 (ja) * | 1992-03-18 | 1996-07-10 | 株式会社森木工 | 遊技器群の静電気除去用接続装置 |
JP2002113174A (ja) * | 2000-10-11 | 2002-04-16 | Sankyo Kk | 弾球遊技機 |
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JP2003038796A (ja) * | 2001-07-26 | 2003-02-12 | Takeya Co Ltd | パチンコ球の静電気対策用の貯留タンク |
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JP5024768B2 (ja) * | 2009-07-27 | 2012-09-12 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP2011078665A (ja) * | 2009-10-09 | 2011-04-21 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
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Family Cites Families (4)
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JPH029838Y2 (ja) * | 1979-08-20 | 1990-03-12 | ||
JPS6013174U (ja) * | 1983-07-06 | 1985-01-29 | アイ・シ−電子工業株式会社 | パチンコ遊戯機の放電装置 |
JPS60102075U (ja) * | 1983-12-19 | 1985-07-11 | 株式会社 浅間製作所 | パチンコ機 |
JPS60184583U (ja) * | 1984-05-17 | 1985-12-07 | 株式会社 ソフイア | パチンコ球の帯電防止機構 |
-
1984
- 1984-07-17 JP JP14909984A patent/JPS6129377A/ja active Granted
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002346145A (ja) * | 2001-05-24 | 2002-12-03 | Takao:Kk | 弾球遊技機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6129377A (ja) | 1986-02-10 |
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