JPH0556856U - タブ表面側のセパレータの剥離装置 - Google Patents

タブ表面側のセパレータの剥離装置

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JPH0556856U
JPH0556856U JP93092U JP93092U JPH0556856U JP H0556856 U JPH0556856 U JP H0556856U JP 93092 U JP93092 U JP 93092U JP 93092 U JP93092 U JP 93092U JP H0556856 U JPH0556856 U JP H0556856U
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JP
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paper
separator
adhesive layer
holding plate
tab
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Application number
JP93092U
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English (en)
Inventor
明 福田
浩 東井
Original Assignee
ハマダ印刷機械株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 巻取紙の端末部を仮止めするタブからセパレ
ータを自動的に剥離する。 【構成】 一方向に回転駆動される巻取紙Lの外周に対
して移動自在に設けられた支持枠21に挾持板23を取
付ける。挾持板23から巻取紙L側に弾性を有する抄い
べら24を設ける。挾持板23から反巻取紙Lがわに抄
いべら24を押圧変形させるシリンダ26と、巻取紙L
の端末部を仮止めするタブTの表面側のセパレータ8の
耳部9を検出するセンサ28とを設ける。巻取紙Lの外
周に当接させた抄いべら24の先端を巻取紙Lの回転に
よってセパレータ8の耳部9の下側に侵入させる。セン
サー28が耳部9を検出したとき、シリンダ26を作動
させ、抄いべら24の復元弾力により耳部9を持ち上げ
て挾持板23とで挾持し、巻取紙Lの回転によってセパ
レータ8を剥離する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、巻取紙の端末部を仮止めするタブからセパレータを剥離する剥離 装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、輪転機の給紙部にセットされる巻取紙は、紙継ぎのための前処理が行 なわれる。
【0003】 この前処理は、輪転機の給紙部において行なうオンマシン法と、別個に設けた 機械で行なうオフマシン法とが存在し、いずれの場合も、巻取紙の端末部をVカ ットし、その斜辺に沿って接着剤層を設け、かつタブの貼付けによって端末部を 仮止めしている。
【0004】 上記タブは、紙継ぎのための粘着剤層を表面に有する。その粘着剤層が露出す る状態であると、タブの貼付けの自動化を行なうことができない。このため、上 記粘着剤層にセパレータを貼付け、巻取紙端末の前処理作業後に上記セパレータ を剥離している。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、セパレータの剥離に際し、従来は人手によって剥離しており、自動 紙継ぎ用前処理装置を採用しているにも拘わらず、人手を要する問題があった。
【0006】 この考案は上記の問題点を解決し、セパレータの剥離の自動化を行なうことを 技術的課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この考案においては、台紙の裏面に巻取紙端末 部に接着する第1接着剤層と、巻取紙表面に接着する第2接着剤層とを設け、か つ、台紙の表面に紙継ぎ用接着剤層を形成したタブの貼り付けによって巻取紙の 端末部を仮止めし、上記紙継ぎ用接着剤層を保護するセパレータに、その接着剤 層の外周一辺から外方に延長する耳部を設け、この耳部を挾持してセパレータを 剥離する剥離装置であって、一方向に回転駆動される上記巻取紙の外周に対して 支持体を移動自在に設け、その支持体に挾持板と、その挾持板から巻取紙側に設 けられて挾持板に先端部が弾力的に当接可能な抄いべらと、上記セパレータの耳 部を検出するセンサーと、上記抄いべらを巻取紙側に押圧し、センサーが耳部を 検出したとき押圧を解除する押圧手段とを設けた構成を採用したのである。
【0008】
【作用】
セパレータの剥離に際しては、抄いべらの先端部を一方向に回転駆動される巻 取紙の外周に当接させる。抄いべらの先端部をセパレータの耳部の下側に侵入さ せ、センサーが上記耳部を検出したとき押圧手段を作動させて抄いべらの押圧を 解除する。その押圧解除によって抄いべらの復元弾力により耳部を持ち上げて挾 持板とで挾持し、巻取紙の回転によってセパレータを剥離する。
【0009】
【実施例】
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。
【0010】 図8に示すように、巻取紙Lの端末部aはVカットされ、タブTの貼付けによ って端末部aが仮止めされている。
【0011】 図9および図10はタブTの詳細を示す。タブTは、台紙1に引き裂き容易な 分割部2を設け、その分割部2の形成によって第1接着片部3と第2接着片部4 とを設け、第1接着片部3の裏面に上記端末部aに対する第1接着剤層5を設け てある。また、第2接着片部4の裏面に巻取紙外周に対する第2接着剤層6を形 成し、さらに、第1接着片部3の表面に紙継ぎ用接着剤層7を設け、この紙継ぎ 用接着剤層7の表面にセパレータ8を貼付けてある。このセパレータ8には、剥 離を容易とするため、紙継ぎ用接着剤層7の外周一辺から外側に突出する耳部9 が設けられている。
【0012】 上記の構成から成るタブTは、第1接着剤層5を端末部aの表面に接着し、第 2接着剤層6を巻取紙Lの表面に接着して端末部aを仮止めする。その仮止め後 、セパレータ8はこの考案に係る剥離装置によって自動的に剥離される。
【0013】 以下、剥離装置を説明する。
【0014】 図1および図2に示すように、紙継ぎのための前処理が行なわれた巻取紙Lは 図示省略した駆動装置によって図1の矢印方向に回転される。
【0015】 巻取紙Lの外周一側方には支持台10が設けられ、その支持台10の一側にレ ール11が取付けられている。
【0016】 レール11は、巻取紙Lの軸心に平行し、そのレール11に沿って往復台12 が移動自在に設けられている。
【0017】 往復台12は、上記レール11と平行するねじ軸13とねじ係合し、そのねじ 軸13の回転によって往復台12がレール11に沿って移動される。
【0018】 往復台12の一側にはブラケット14が取付けられ、そのブラケット14に一 対の平行するローラアーム15の一端部が軸16を介して揺動自在に連結されて いる。
【0019】 一対のローラアーム15は、第1シリンダ17の作動によって軸16を中心に 揺動され、その先端部には、メジャリングホイール18のホイル軸19が回転自 在に支持されている。
【0020】 ホイール軸19の両端部には、支持体としての一対のスイングアーム20の一 端部が回転自在に支持されている。そのスイングアーム20には巻取紙Lの外周 に対して当接可能な位置決めころ30が回転自在に支持されている。また一対の スイングアーム20の他端部間には支持枠21が連結されている。
【0021】 上記支持枠21には第2シリンダ22が接続され、この第2シリンダ22の作 動によって一対のスイングアーム20はホイール軸19を中心に揺動される。
【0022】 支持枠21には挾持板23の一端部が取付けられ、その挾持板23から巻取紙 L側に抄いべら24が設けられている。
【0023】 抄いべら24は板ばねから形成されて弾性を有し、その一端部が支持枠21に 固定され、他端は挾持板23の他端部に形成した二股部25に対して弾力的に当 接可能とされている。
【0024】 また、上記支持枠21には、抄いべら24を押圧して他端部を挾持板23から 離反させる押圧手段としての第3シリンダ26が支持されている。第3シリンダ 26のピストンロッド27の先端は抄いべら24の中央部と対向し、そのピスト ンロッド27の前進により抄いべら24は押圧されて巻取紙側に変形し、他端が 二股部25から離反する。
【0025】 さらに、支持枠21にはセパレータ8の耳部9を検出するセンサー28が支持 されている。このセンサー28は、挾持板23の二股部25間より上記セパレー タ8の耳部9を検出し、その検出信号でもって第3シリンダ26を作動させる。
【0026】 なお、センサー28でもって耳部9を検出するため、耳部9の表面は黒色に塗 られている。
【0027】 実施例で示す剥離装置は上記の構造から成り、セパレータの剥離に際しては、 図1に示すように、メジャリングホイール18および抄いべら24の他端部を巻 取紙Lの外周に当接させた状態において、巻取紙Lを矢印方向に回転させる。図 3乃至図7はセパレータ8の剥離状態を段階的に示す。図3の状態から巻取紙L が矢印方向にさらに回転して、セパレータ8の耳部9が挾持板23の二股部25 間の下方に臨むと、抄いべら24の他端部が耳部9の下側に侵入する。その侵入 を確実に行なわせるため、支持枠21にノズル29を取付け、そのノズル29か ら耳部9の下方に向けてエアを噴射し、耳部9を巻取紙Lの外周から浮かせるよ うにしている。
【0028】 上記抄いべら24が耳部9の下側に侵入すると、センサー28が耳部9を検出 し、その検出により第3シリンダ26が作動してピストンロッド27が後退し、 抄いベラ24のの押圧を解除する。このため、抄いべら24は自己の復元弾力に よって巻取紙Lから離反し、図4に示すように、セパレータ8の耳部9は引き上 げられ、抄いべら24の他端部と挾持板23の二股部25とで挾持される。
【0029】 上記の状態から巻取紙Lはさらに同方向に回転するため、図5に示すように、 セパレータ8はタブTから次第に剥離され、ついには図6に示すように、タブT から完全に剥離される。
【0030】 セパレータ8の剥離後、第1シリンダ17の作動によってメジャリングホイー ル18は巻取紙Lから離反され、また、第2シリンダ22の作動によってホイー ル軸19を中心にスイングアーム20が揺動される。
【0031】 第1シリンダ17および第2シリンダ22の作動後、ねじ軸13が回転する。 そのねじ軸13の回転によってレール11に沿って往復台12が移動される。図 7はメジャリングホイール18が巻取紙Lの側面から側方に臨んだ状態を示し、 その状態になると、ねじ軸13が停止し、次に第3シリンダ26が作動してピス トンロッド27が前進し、抄いべら24を押圧する。その押圧によって抄いべら 24は変形し、他端部が挾持板23の二股部25から離反する。
【0032】 このため、セパレータ8は抄いべら24と挾持板23の挾持が解除されて落下 する。
【0033】 なお、図では省略したが、セパレータ8の挾持解除位置に吸引ホースによって セパレータ8は吸引され、所定の位置に排出される。
【0034】
【考案の効果】
以上のように、この考案に係る剥離装置によれば、タブの紙継ぎ用接着剤層を 保護するセパレータを自動的に剥離することができるため、自動紙継ぎ用前処理 装置に組込むことによって、紙継ぎのための前処理作業の完全自動化を図ること ができ、省人化に効果を挙げることができる。
【0035】 また、弾性を有する抄いべらの他端部をセパレータの耳部の下側に侵入させ、 押圧解除による抄いべらの復元弾力によりセパレータの耳部を巻取紙の外周から 離反させて挾持板とで挾持するようにしたから、巻取紙の回転によってセパレー タを剥離することができ、セパレータの耳部を挾持する挾持板と抄いべらとを停 止状態の巻取紙に対して移動させてセパレータを剥離する装置に比較して構成を 簡素化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る剥離装置の一実施例を示す縦断
正面図
【図2】同上の横断平面図
【図3】同上装置の作動状態を示す図
【図4】同上装置の作動状態を示す図
【図5】同上装置の作動状態を示す図
【図6】同上装置の作動状態を示す図
【図7】同上装置の作動状態を示す図
【図8】紙継ぎのための前処理を施した巻取紙の斜視図
【図9】巻取紙端末を仮止めするタブの斜視図
【図10】同上のタブの断面図
【符号の説明】
1 台紙 5 第1接着剤層 6 第2接着剤層 7 紙継ぎ用接着剤層 8 セパレータ 9 耳部 21 支持枠 23 挾持板 24 抄いべら 26 第3シリンダ 28 センサー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台紙の裏面に巻取紙端末部に接着する第
    1接着剤層と、巻取紙表面に接着する第2接着剤層とを
    設け、かつ、台紙の表面に紙継ぎ用接着剤層を形成した
    タブの貼り付けによって巻取紙の端末部を仮止めし、上
    記紙継ぎ用接着剤層を保護するセパレータに、その接着
    剤層の外周一辺から外方に延長する耳部を設け、この耳
    部を挾持してセパレータを剥離する剥離装置であって、
    一方向に回転駆動される上記巻取紙の外周に対して支持
    体を移動自在に設け、その支持体に挾持板と、その挾持
    板から巻取紙側に設けられて挾持板に先端部が弾力的に
    当接可能な抄いべらと、上記セパレータの耳部を検出す
    るセンサーと、上記抄いべらを巻取紙側に押圧し、セン
    サーが耳部を検出したとき押圧を解除する押圧手段とを
    設けたタブ表面側のセパレータの剥離装置。
JP93092U 1992-01-14 1992-01-14 タブ表面側のセパレータの剥離装置 Pending JPH0556856U (ja)

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Cited By (2)

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