JPH0522524Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0522524Y2 JPH0522524Y2 JP1988028658U JP2865888U JPH0522524Y2 JP H0522524 Y2 JPH0522524 Y2 JP H0522524Y2 JP 1988028658 U JP1988028658 U JP 1988028658U JP 2865888 U JP2865888 U JP 2865888U JP H0522524 Y2 JPH0522524 Y2 JP H0522524Y2
- Authority
- JP
- Japan
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- paper
- front side
- protective paper
- tab
- side protective
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C63/00—Lining or sheathing, i.e. applying preformed layers or sheathings of plastics; Apparatus therefor
- B29C63/0004—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C63/0013—Removing old coatings
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H19/00—Changing the web roll
- B65H19/10—Changing the web roll in unwinding mechanisms or in connection with unwinding operations
- B65H19/102—Preparing the leading end of the replacement web before splicing operation; Adhesive arrangements on leading end of replacement web; Tabs and adhesive tapes for splicing
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2301/00—Handling processes for sheets or webs
- B65H2301/40—Type of handling process
- B65H2301/46—Splicing
- B65H2301/4606—Preparing leading edge for splicing
- B65H2301/4607—Preparing leading edge for splicing by adhesive tape
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T156/00—Adhesive bonding and miscellaneous chemical manufacture
- Y10T156/19—Delaminating means
- Y10T156/1994—Means for delaminating from release surface
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Replacement Of Web Rolls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、輪転機の付属設備である巻取紙の自
動紙継ぎ用前処理装置に於いて使用されるもので
あり、略V字形に整形された巻取紙の始端部を巻
取紙の外表面に止着するためのタブからその表面
側保護紙を自動的に剥離するタブ表面側保護紙の
剥離装置に関する。
動紙継ぎ用前処理装置に於いて使用されるもので
あり、略V字形に整形された巻取紙の始端部を巻
取紙の外表面に止着するためのタブからその表面
側保護紙を自動的に剥離するタブ表面側保護紙の
剥離装置に関する。
一般に、輪転機に於いては、第16図に示す如
く、輪転機59へ一定速度で繰り出されている巻
取紙60の終端部を、これと等周速度で回転せし
めた新しい巻取紙60の始端部へ押圧装置61を
を用いて接着継ぎをすることにより、輪転機59
への連続的な給紙が行われている。尚、図に於い
て、62は巻取紙支持用三叉アーム、63は巻取
紙60の回転駆動装置である。
く、輪転機59へ一定速度で繰り出されている巻
取紙60の終端部を、これと等周速度で回転せし
めた新しい巻取紙60の始端部へ押圧装置61を
を用いて接着継ぎをすることにより、輪転機59
への連続的な給紙が行われている。尚、図に於い
て、62は巻取紙支持用三叉アーム、63は巻取
紙60の回転駆動装置である。
而して、前記巻取紙60の自動紙継ぎを行うた
めには巻取紙60の始端部に紙継ぎ用の前処理を
必要とするが、当該前処理は通常人手によつて行
われている。即ち、巻取紙60の外表層を竹べら
等で剥離した後、第17図に示す如ごとく、巻取
紙60の始端部を略V字形に切断加工し、その先
端をタブ64により巻取紙60の胴部外表面へ粘
着すると共に、略V字形始端部の外表面に両面粘
着テープを粘着して粘着層65を形成するように
している。
めには巻取紙60の始端部に紙継ぎ用の前処理を
必要とするが、当該前処理は通常人手によつて行
われている。即ち、巻取紙60の外表層を竹べら
等で剥離した後、第17図に示す如ごとく、巻取
紙60の始端部を略V字形に切断加工し、その先
端をタブ64により巻取紙60の胴部外表面へ粘
着すると共に、略V字形始端部の外表面に両面粘
着テープを粘着して粘着層65を形成するように
している。
ところが、人手による紙継ぎ用前処理は、作業
能率が悪くて人件費の高騰を招くうえ、巻取紙6
0の外表層の剥離時に用紙内部を損傷し易いと云
う問題がある。
能率が悪くて人件費の高騰を招くうえ、巻取紙6
0の外表層の剥離時に用紙内部を損傷し易いと云
う問題がある。
そこで、人手による紙継ぎ用前処理に於ける諸
問題を解決するため、紙継ぎ用前処理を自動的に
行える各種の自動紙継ぎ用前処理装置が当業者に
よつて開発されている。この種自動紙継ぎ用前処
理装置としては、例えば特開昭63−295354号公報
に開示された構造のものが知られている。
問題を解決するため、紙継ぎ用前処理を自動的に
行える各種の自動紙継ぎ用前処理装置が当業者に
よつて開発されている。この種自動紙継ぎ用前処
理装置としては、例えば特開昭63−295354号公報
に開示された構造のものが知られている。
即ち、前記自動紙継ぎ用前処理装置は、テーブ
ル上への巻取紙始端部の繰り出し、巻取紙始端部
に於ける略V字形切目の形成と粘着層の形成、切
目に沿つた巻取紙始端部の切り離し、巻取紙の略
V字形始端部へのタブ基端部の貼着、巻取紙外表
面へのタブ先端部の貼着等の処理工程を順次自動
的に行えるように構成されている。
ル上への巻取紙始端部の繰り出し、巻取紙始端部
に於ける略V字形切目の形成と粘着層の形成、切
目に沿つた巻取紙始端部の切り離し、巻取紙の略
V字形始端部へのタブ基端部の貼着、巻取紙外表
面へのタブ先端部の貼着等の処理工程を順次自動
的に行えるように構成されている。
ところで、タブには両面に粘着層を有する芯紙
の表裏面に夫々保護紙を貼り合わせたものを使用
しているため、前記自動紙継ぎ用前処理装置を使
用して巻取紙に紙継ぎ用前処理を施した場合でも
タブの表面には保護紙が残つた状態になつてい
る。
の表裏面に夫々保護紙を貼り合わせたものを使用
しているため、前記自動紙継ぎ用前処理装置を使
用して巻取紙に紙継ぎ用前処理を施した場合でも
タブの表面には保護紙が残つた状態になつてい
る。
そのため、紙継ぎ用前処理を施した前記巻取紙
を輪転機の三叉アームに装着するときには作業員
が表面側保護紙を一々手で剥離しなければならな
かつた。
を輪転機の三叉アームに装着するときには作業員
が表面側保護紙を一々手で剥離しなければならな
かつた。
従つて、前記自動紙継ぎ用前処理装置を使用し
た場合でも、完全な自動化が図られておらず、表
面側保護紙の剥離に人手を要し、人件費の高騰を
招くと云う問題があつた。
た場合でも、完全な自動化が図られておらず、表
面側保護紙の剥離に人手を要し、人件費の高騰を
招くと云う問題があつた。
特に、多数の輪転機を稼働する場合には前記問
題はより一層顕著に現われることになる。
題はより一層顕著に現われることになる。
本考案は、上記の問題点を解消するために創案
されたものであり、その目的は巻取紙の始端部に
貼着されたタブの表面側保護紙を自動的に剥離で
きるタブ表面側保護紙の剥離装置を提供するにあ
る。
されたものであり、その目的は巻取紙の始端部に
貼着されたタブの表面側保護紙を自動的に剥離で
きるタブ表面側保護紙の剥離装置を提供するにあ
る。
上記目的を達成するために、本考案に於けるタ
ブの表面側保護紙の剥離装置は、少なくとも表面
の周縁部の一部を除いて粘着層を形成した芯紙
と、その表面に貼り合わされて周縁部の一部が芯
紙と非接着状態になつている表面側保護紙等から
成り、巻取紙の略V字形始端部に貼着されたタブ
から、前記表面側保護紙を剥離する装置であつ
て、前記タブの表面側保護紙の非接着部分下面に
潜り込む水平移動自在なスクレーパと、タブの表
面側保護紙の下面に潜り込んだスクレーパとの協
働作用により表面側保護紙を挾持する俯仰自在な
喰え爪と、前記スクレーパと喰え爪とを同期的に
昇降動させる昇降機構とから構成されたものであ
る。
ブの表面側保護紙の剥離装置は、少なくとも表面
の周縁部の一部を除いて粘着層を形成した芯紙
と、その表面に貼り合わされて周縁部の一部が芯
紙と非接着状態になつている表面側保護紙等から
成り、巻取紙の略V字形始端部に貼着されたタブ
から、前記表面側保護紙を剥離する装置であつ
て、前記タブの表面側保護紙の非接着部分下面に
潜り込む水平移動自在なスクレーパと、タブの表
面側保護紙の下面に潜り込んだスクレーパとの協
働作用により表面側保護紙を挾持する俯仰自在な
喰え爪と、前記スクレーパと喰え爪とを同期的に
昇降動させる昇降機構とから構成されたものであ
る。
スクレーパ及び喰え爪は、昇降機構により略V
字形に整形された巻取紙の始端部上面近傍位置ま
で下降し、その位置で待機する。
字形に整形された巻取紙の始端部上面近傍位置ま
で下降し、その位置で待機する。
そして、巻取紙の始端部に表面側保護紙付きの
タブが貼着されたら、スクレーパがタブ側へ水平
移動し、表面側保護紙の下面に潜り込んでこれを
掬い上げる。
タブが貼着されたら、スクレーパがタブ側へ水平
移動し、表面側保護紙の下面に潜り込んでこれを
掬い上げる。
スクレーパが表面側保護紙の下面に潜り込んだ
ら、喰え爪が下方向へ回動し、スクレーパとで表
面側保護紙を挾持する。
ら、喰え爪が下方向へ回動し、スクレーパとで表
面側保護紙を挾持する。
表面保護紙がスクレーパと喰え爪とで挾持され
たら、この状態でスクレーパと喰え爪とが昇降機
構により所定量上昇する。これによつて、表面保
護紙が剥離される。
たら、この状態でスクレーパと喰え爪とが昇降機
構により所定量上昇する。これによつて、表面保
護紙が剥離される。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
説明する。
第1図乃至第3図は本考案の実施例に係るタブ
表面側保護紙の剥離装置を設けた自動紙継ぎ用前
処理装置であつて、当該前処理装置は、支持装置
1、テーブル2、一対の主処理器3、タブ貼着装
置4及びタブ表面側保護紙の剥離装置5等から構
成されている。
表面側保護紙の剥離装置を設けた自動紙継ぎ用前
処理装置であつて、当該前処理装置は、支持装置
1、テーブル2、一対の主処理器3、タブ貼着装
置4及びタブ表面側保護紙の剥離装置5等から構
成されている。
前記支持装置1は、ベースフレーム6、走行自
在な可動フレーム7、可動フレーム7に設けた支
持板8、支持板8に揺動自在に設けた支持アーム
9、支持アーム9に設けた回転支軸10、回転支
軸10を回転駆動する駆動部11等から構成され
ており、これは巻取紙12を正逆方向へ回転自在
に支持するものである。
在な可動フレーム7、可動フレーム7に設けた支
持板8、支持板8に揺動自在に設けた支持アーム
9、支持アーム9に設けた回転支軸10、回転支
軸10を回転駆動する駆動部11等から構成され
ており、これは巻取紙12を正逆方向へ回転自在
に支持するものである。
前記テーブル2は、巻取紙12の横幅よりもや
や長い横幅を有し、支持装置1上方で且つ巻取紙
12の最上部と略同水準の高さ位置に支持脚13
により支持固定されており、繰り出した巻取紙1
2の始端部を支持載置するものである。又、テー
ブル2にはテーブル2に形成した孔(図示省略)
と、孔から空気を吸引する真空ポンプ(図示省
略)等から成る吸引装置(図示省略)が設けられ
ており、これはテーブル2上面に支持載置された
巻取紙12の始端部を真空吸着によりテーブル2
上面へ吸引して固定するものである。更に、テー
ブル2の巻取紙12の略V字形始端部の頂点部分
が位置する個所は光が透過可能となつており、そ
の上方位置には投光側の光電スイツチ14が、そ
の下方位置には受光側の光電スイツチ15が夫々
配設されている。この各光電スイツチ14,15
は、巻取紙12の略V字形始端部にタブ20が貼
着されたか否かを確認するためのものである。
や長い横幅を有し、支持装置1上方で且つ巻取紙
12の最上部と略同水準の高さ位置に支持脚13
により支持固定されており、繰り出した巻取紙1
2の始端部を支持載置するものである。又、テー
ブル2にはテーブル2に形成した孔(図示省略)
と、孔から空気を吸引する真空ポンプ(図示省
略)等から成る吸引装置(図示省略)が設けられ
ており、これはテーブル2上面に支持載置された
巻取紙12の始端部を真空吸着によりテーブル2
上面へ吸引して固定するものである。更に、テー
ブル2の巻取紙12の略V字形始端部の頂点部分
が位置する個所は光が透過可能となつており、そ
の上方位置には投光側の光電スイツチ14が、そ
の下方位置には受光側の光電スイツチ15が夫々
配設されている。この各光電スイツチ14,15
は、巻取紙12の略V字形始端部にタブ20が貼
着されたか否かを確認するためのものである。
前記主処理器3は、テーブル2の上方位置に対
向状態で配設された一対のガイドレール16付き
のガイド体17に夫々往復移動自在に取付けられ
ており、各ガイド体17はテーブル12上に立設
した支持フレーム18に巻取紙12の軸芯方向に
対して約45度傾斜した姿勢でもつて夫々反対向き
に固定されている。又、各主処理器3は、テーブ
ル2上面に支持載置された巻取紙12の始端部に
分離用の略V字形の切目を形成するカツター装置
(図示省略)と、巻取紙12の始端部に両面粘着
テープを貼着して紙継ぎ用の粘着層を形成する粘
着層形成装置(図示省略)等を備えており、両主
処理器3がガイドレール16に沿つて同方向へ同
期的に移動してカツター装置及び粘着層形成装置
が作動すると、巻取紙12の始端部に略V字形切
目と紙継ぎ用の粘着層が夫々形成されるように為
されている。
向状態で配設された一対のガイドレール16付き
のガイド体17に夫々往復移動自在に取付けられ
ており、各ガイド体17はテーブル12上に立設
した支持フレーム18に巻取紙12の軸芯方向に
対して約45度傾斜した姿勢でもつて夫々反対向き
に固定されている。又、各主処理器3は、テーブ
ル2上面に支持載置された巻取紙12の始端部に
分離用の略V字形の切目を形成するカツター装置
(図示省略)と、巻取紙12の始端部に両面粘着
テープを貼着して紙継ぎ用の粘着層を形成する粘
着層形成装置(図示省略)等を備えており、両主
処理器3がガイドレール16に沿つて同方向へ同
期的に移動してカツター装置及び粘着層形成装置
が作動すると、巻取紙12の始端部に略V字形切
目と紙継ぎ用の粘着層が夫々形成されるように為
されている。
尚、前記支持フレーム18には巻取紙12の略
V字形始端部の頂点部分を巻取紙12の軸芯に沿
つて横切りするための横切り用カツター装置19
が配設されている。
V字形始端部の頂点部分を巻取紙12の軸芯に沿
つて横切りするための横切り用カツター装置19
が配設されている。
前記タブ貼着装置4は、テーブル2上の巻取紙
12の略V字形始端部上方位置で且つ支持フレー
ム18に配設されており、タブ20の一端側下面
を、下面側保護紙23を剥離した状態で巻取紙1
2の略V字形始端部上面へ貼着するものである。
12の略V字形始端部上方位置で且つ支持フレー
ム18に配設されており、タブ20の一端側下面
を、下面側保護紙23を剥離した状態で巻取紙1
2の略V字形始端部上面へ貼着するものである。
前記タブ20は、略V字形に整形された巻取紙
12の始端部を巻取紙12の外表面に止着するた
めのものであつて、当該タブ20は第4乃至第7
図に示す如く、表面の中央部分と裏面の両側部分
に夫々粘着層21′を形成した芯紙21と、芯紙
21の表面に貼り合わされた表面側保護紙22
と、芯紙21の裏面に貼り合わされた裏面側保護
紙23とから成り、表面側保護紙22の周縁部の
一部(両側部分)は芯紙21と非接触状態になつ
ている。又、表面側保護紙22と芯紙21とはタ
ブ20の一端部で夫々二つの部分に切り離されて
おり、この切り離された個所が剥離用切目24と
なつている。更に、タブ20の他端部にはタブ2
0の切断用切目25が形成されており、この切目
25は紙継ぎによつて巻取紙12を連続的に輪転
機へ送り込む際にタブ20を破つて巻取紙12の
始端部を巻取紙12の胴部外表面から離すための
ものである。
12の始端部を巻取紙12の外表面に止着するた
めのものであつて、当該タブ20は第4乃至第7
図に示す如く、表面の中央部分と裏面の両側部分
に夫々粘着層21′を形成した芯紙21と、芯紙
21の表面に貼り合わされた表面側保護紙22
と、芯紙21の裏面に貼り合わされた裏面側保護
紙23とから成り、表面側保護紙22の周縁部の
一部(両側部分)は芯紙21と非接触状態になつ
ている。又、表面側保護紙22と芯紙21とはタ
ブ20の一端部で夫々二つの部分に切り離されて
おり、この切り離された個所が剥離用切目24と
なつている。更に、タブ20の他端部にはタブ2
0の切断用切目25が形成されており、この切目
25は紙継ぎによつて巻取紙12を連続的に輪転
機へ送り込む際にタブ20を破つて巻取紙12の
始端部を巻取紙12の胴部外表面から離すための
ものである。
而して、前記タブ20は、使用時にはタブ貼着
装置4によつて第7図に示す如く、表面側保護紙
22と芯紙21とが貼り合わされた状態で剥離用
切目24に沿つて裏面側保護紙23から剥離さ
れ、その一端側下面が巻取紙12の略V字形始端
部に貼着される。
装置4によつて第7図に示す如く、表面側保護紙
22と芯紙21とが貼り合わされた状態で剥離用
切目24に沿つて裏面側保護紙23から剥離さ
れ、その一端側下面が巻取紙12の略V字形始端
部に貼着される。
尚、本実施例においては、上記支持装置1、テ
ーブル2、主処理器3及び横切り用カツター装置
19には特開昭62−32038号に開示された構造の
ものが、又、タブ貼着装置4には実開昭62−
78581号に開示された構造のものが夫々使用され
ている。
ーブル2、主処理器3及び横切り用カツター装置
19には特開昭62−32038号に開示された構造の
ものが、又、タブ貼着装置4には実開昭62−
78581号に開示された構造のものが夫々使用され
ている。
一方、前記タブ表面側保護紙の剥離装置5は、
巻取紙12の略V字形始端部に貼着されたタブ2
0から表面側保護紙22を剥離するものであつ
て、紙押え機構26、スクレーパ27、喰え爪2
8、圧搾空気噴出用ノズル29、昇降機構30及
び表面側保護紙剥離用検査器31等から構成され
ており、当該剥離装置5は支持フレーム18に設
けた移動機構32によつて第2図に示す如く、テ
ーブル2の側方上方に位置する待機位置(実線位
置)と巻取紙12の略V字形始端部の上方に位置
する剥離作業位置(一点鎖線位置)とに亘つて往
復移動できるように為されている。
巻取紙12の略V字形始端部に貼着されたタブ2
0から表面側保護紙22を剥離するものであつ
て、紙押え機構26、スクレーパ27、喰え爪2
8、圧搾空気噴出用ノズル29、昇降機構30及
び表面側保護紙剥離用検査器31等から構成され
ており、当該剥離装置5は支持フレーム18に設
けた移動機構32によつて第2図に示す如く、テ
ーブル2の側方上方に位置する待機位置(実線位
置)と巻取紙12の略V字形始端部の上方に位置
する剥離作業位置(一点鎖線位置)とに亘つて往
復移動できるように為されている。
前記移動機構32は、第8図及び第9図に示す
如く、支持フレーム18にブラケツト33を介し
て固定された固定板34と、固定板34に取付け
られ、シリンダチユーブに沿つて往復動自在な可
動部35を備えたロツドレスシリンダ36と、固
定板34に取付けられ、ロツドレスシリンダ36
に沿つて配設されたガイド部材37と、ガイド部
材37に摺動自在に支持され、ロツドレスシリン
ダ36の可動部35に連結固定された移動体38
と、移動体38に斜め下方に垂設されたアーム体
39等から構成されており、前記アーム体39に
紙押え機構26、スクレーパ27、喰え爪28、
圧搾空気噴出用ノズル29、昇降機構30及び上
面側保護紙剥離用検査器31が夫々配設されてい
る。
如く、支持フレーム18にブラケツト33を介し
て固定された固定板34と、固定板34に取付け
られ、シリンダチユーブに沿つて往復動自在な可
動部35を備えたロツドレスシリンダ36と、固
定板34に取付けられ、ロツドレスシリンダ36
に沿つて配設されたガイド部材37と、ガイド部
材37に摺動自在に支持され、ロツドレスシリン
ダ36の可動部35に連結固定された移動体38
と、移動体38に斜め下方に垂設されたアーム体
39等から構成されており、前記アーム体39に
紙押え機構26、スクレーパ27、喰え爪28、
圧搾空気噴出用ノズル29、昇降機構30及び上
面側保護紙剥離用検査器31が夫々配設されてい
る。
而して、ロツドレスシリンダ36の可動部35
が往復動すると、移動体38及びアーム体39が
ガイド部材37に沿つて移動し、前記剥離装置5
は待機位置(第8図一点鎖線位置)と剥離作業位
置(第8図実線位置)とを取り得えることができ
る。尚、移動体38及びアーム体39のストロー
クは、タブ20の表面側保護紙22の剥離時には
剥離装置5が巻取紙12の略V字形始端部の上方
位置つまり剥離作業位置を、又、それ以外のとき
には剥離装置5が主処理器3の移動の邪魔になら
ないような位置つまり待機位置を夫々取り得るよ
うに設定されている。
が往復動すると、移動体38及びアーム体39が
ガイド部材37に沿つて移動し、前記剥離装置5
は待機位置(第8図一点鎖線位置)と剥離作業位
置(第8図実線位置)とを取り得えることができ
る。尚、移動体38及びアーム体39のストロー
クは、タブ20の表面側保護紙22の剥離時には
剥離装置5が巻取紙12の略V字形始端部の上方
位置つまり剥離作業位置を、又、それ以外のとき
には剥離装置5が主処理器3の移動の邪魔になら
ないような位置つまり待機位置を夫々取り得るよ
うに設定されている。
尚、移動機構32は、上記実施例のものに限定
されるものではなく、剥離装置5を待機位置と剥
離作業位置とに亘つて往復移動させることができ
れば、如何なる構造のものであつても良い。
されるものではなく、剥離装置5を待機位置と剥
離作業位置とに亘つて往復移動させることができ
れば、如何なる構造のものであつても良い。
前記紙押え機構26は、テーブル2上に繰り出
されている巻取紙12の略V字形始端部をテーブ
ル2上面に押しつけてタブ20の表面側保護紙2
2の剥離を行い易くしたものであり、アーム体3
9に設けた流体圧シリンダ40と、流体圧シリン
ダ40のピストンロツドに固定され、巻取紙12
の略V字形始端部に当接自在なクツシヨン部材付
きの押圧体41等から成る。
されている巻取紙12の略V字形始端部をテーブ
ル2上面に押しつけてタブ20の表面側保護紙2
2の剥離を行い易くしたものであり、アーム体3
9に設けた流体圧シリンダ40と、流体圧シリン
ダ40のピストンロツドに固定され、巻取紙12
の略V字形始端部に当接自在なクツシヨン部材付
きの押圧体41等から成る。
尚、紙押え機構26は、上記実施例のものに限
定されるものではなく、巻取紙12の略V字形始
端部をテーブル2上面に押しつけることができれ
ば、如何なる構造のものであつても良い。例え
ば、押圧体41をソレノイド等によつて昇降動さ
せ、これを巻取紙12の略V字形始端部上面に当
接させるようにしても良い。
定されるものではなく、巻取紙12の略V字形始
端部をテーブル2上面に押しつけることができれ
ば、如何なる構造のものであつても良い。例え
ば、押圧体41をソレノイド等によつて昇降動さ
せ、これを巻取紙12の略V字形始端部上面に当
接させるようにしても良い。
前記スクレーパ27は、これを昇降動させる昇
降機構30及びスクレーパ27を水平移動させる
水平移動機構42を介してアーム体39に取付け
られており、巻取紙12の略V字形始端部に貼着
されたタブ20の表面側保護紙22の非接着部分
下面に潜り込んで表面側保護紙22を掬い上げる
ものである。
降機構30及びスクレーパ27を水平移動させる
水平移動機構42を介してアーム体39に取付け
られており、巻取紙12の略V字形始端部に貼着
されたタブ20の表面側保護紙22の非接着部分
下面に潜り込んで表面側保護紙22を掬い上げる
ものである。
即ち、スクレーパ27は、テーブル2上面と平
行な二又状の水平部27′を備えており、この水
平部27′がタブ20の表面側保護紙22の非接
着部分下面に潜り込むように為されている。又、
スクレーパ27は、昇降機構30及び水平移動機
構42によつて、第10図に示す如く、タブ20
の上方に位置する起点位置(破線位置)、タブ2
0と略同一平面で且つその周縁部近傍に位置する
表面側保護紙剥離開始位置(一点鎖線位置)、表
面側保護紙22の非接着部分下面に潜り込んだ表
面側保護紙剥離位置(実線位置)、表面側保護紙
22を略半分程剥離した表面側保護紙剥離確認位
置(図示省略)及び表面側保護紙22を全て剥離
した表面側保護紙剥離終了位置(二点鎖線位置)
を夫々取り得るように為されている。
行な二又状の水平部27′を備えており、この水
平部27′がタブ20の表面側保護紙22の非接
着部分下面に潜り込むように為されている。又、
スクレーパ27は、昇降機構30及び水平移動機
構42によつて、第10図に示す如く、タブ20
の上方に位置する起点位置(破線位置)、タブ2
0と略同一平面で且つその周縁部近傍に位置する
表面側保護紙剥離開始位置(一点鎖線位置)、表
面側保護紙22の非接着部分下面に潜り込んだ表
面側保護紙剥離位置(実線位置)、表面側保護紙
22を略半分程剥離した表面側保護紙剥離確認位
置(図示省略)及び表面側保護紙22を全て剥離
した表面側保護紙剥離終了位置(二点鎖線位置)
を夫々取り得るように為されている。
而して、スクレーパ27を昇降機構30により
起点位置から表面側保護紙剥離開始位置まで下降
させ、その後水平移動機構42により表面側保護
紙剥離位置まで水平移動させると、二又状の水平
部27′がタブ20の表面側保護紙22の非接着
部分下面に潜り込むことになる。
起点位置から表面側保護紙剥離開始位置まで下降
させ、その後水平移動機構42により表面側保護
紙剥離位置まで水平移動させると、二又状の水平
部27′がタブ20の表面側保護紙22の非接着
部分下面に潜り込むことになる。
前記昇降機構30は、スクレーパ27と後述す
る喰え爪28とを同期的に昇降動させるものであ
つて、第10図及び第11図に示す如く、アーム
体39に傾斜状態で取付けられたガイド部材43
と、ガイド部材43に斜め上下方向へ摺動自在に
取付けられた昇降体44と、昇降体44とアーム
体39との間に介設され、昇降体44をガイド部
材43に沿つて昇降動させる流体圧シリンダ45
等から成り、昇降体44にスクレーパ27及び喰
え爪28が水平移動機構42を介して取付けられ
ている。
る喰え爪28とを同期的に昇降動させるものであ
つて、第10図及び第11図に示す如く、アーム
体39に傾斜状態で取付けられたガイド部材43
と、ガイド部材43に斜め上下方向へ摺動自在に
取付けられた昇降体44と、昇降体44とアーム
体39との間に介設され、昇降体44をガイド部
材43に沿つて昇降動させる流体圧シリンダ45
等から成り、昇降体44にスクレーパ27及び喰
え爪28が水平移動機構42を介して取付けられ
ている。
又、水平移動機構42は、スクレーパ27と後
述する喰え爪28とを同期的に水平移動させるも
のであつて、第10図及び第11図に示す如く、
昇降体44に軸受46を介して支持された水平軸
47と、水平軸47にブツシユ48を介して摺動
自在に支持された支持体49と、昇降体44と支
持体49との間に介設された流体圧シリンダ50
等から成り、支持体49の先端部にスクレーパ2
7及び喰え爪28が取付けられている。
述する喰え爪28とを同期的に水平移動させるも
のであつて、第10図及び第11図に示す如く、
昇降体44に軸受46を介して支持された水平軸
47と、水平軸47にブツシユ48を介して摺動
自在に支持された支持体49と、昇降体44と支
持体49との間に介設された流体圧シリンダ50
等から成り、支持体49の先端部にスクレーパ2
7及び喰え爪28が取付けられている。
尚、昇降機構30及び水平移動機構42は、上
記実施例のものに限定されるものではなく、スク
レーパ27が前記各位置を取り得ることができれ
ば、如何なる構造のものであつても良い。
記実施例のものに限定されるものではなく、スク
レーパ27が前記各位置を取り得ることができれ
ば、如何なる構造のものであつても良い。
前記喰え爪は、タブ20の表面側保護紙22の
下面に潜り込んだスクレーパ27との協働作用よ
り表面側保護紙22を挾持するものであり、支持
体49の先端部に俯仰自在に設けられている。
下面に潜り込んだスクレーパ27との協働作用よ
り表面側保護紙22を挾持するものであり、支持
体49の先端部に俯仰自在に設けられている。
即ち、喰え爪28は、支持体49の先端部に支
持軸51及び軸受52を介して俯仰自在に支持さ
れたアーム53と、アーム53の先端に設けら
れ、スクレーパ27上面に当接自在な爪部54等
から成り、支持体49と支持軸51との間に介設
された流体圧シリンダ55及び作動アーム56に
よつて上下方向へ回動するように構成されてい
る。
持軸51及び軸受52を介して俯仰自在に支持さ
れたアーム53と、アーム53の先端に設けら
れ、スクレーパ27上面に当接自在な爪部54等
から成り、支持体49と支持軸51との間に介設
された流体圧シリンダ55及び作動アーム56に
よつて上下方向へ回動するように構成されてい
る。
前記圧搾空気噴出用ノズル29は、スクレーパ
27がタブ20の表面側保護紙22の非接着部分
下面に潜り込むときに前記非接着部分に圧搾空気
を噴出して表面側保護紙22を浮き上がらせスク
レーパ27の潜り込みを確実且つ容易にするもの
であつて、当該ノズル29は第11図に示す如
く、スクレーパ27の水平部27′近傍に一対配
設されており、可撓性チユーブ57及びスロツト
ルバルブ58を介して圧搾空気供給源に接続され
ている。
27がタブ20の表面側保護紙22の非接着部分
下面に潜り込むときに前記非接着部分に圧搾空気
を噴出して表面側保護紙22を浮き上がらせスク
レーパ27の潜り込みを確実且つ容易にするもの
であつて、当該ノズル29は第11図に示す如
く、スクレーパ27の水平部27′近傍に一対配
設されており、可撓性チユーブ57及びスロツト
ルバルブ58を介して圧搾空気供給源に接続され
ている。
前記表面側保護紙剥離用検査器30は、表面側
保護紙22の剥離を検出するものであり、該検査
器30には反射式の光電スイツチが使用されてい
る。この光電スイツチはアーム体39に取付けら
れている。
保護紙22の剥離を検出するものであり、該検査
器30には反射式の光電スイツチが使用されてい
る。この光電スイツチはアーム体39に取付けら
れている。
次に、前記表面側保護紙22の剥離装置5の作
用について説明する。
用について説明する。
テーブル2上に繰り出された巻取紙12の始端
部に主処理器3によつて略V字形の切目と粘着層
が形成されると、剥離装置5が移動機構32によ
つてテーブル2側方の上方位置(待機位置)から
巻取紙12の略V字形始端部の上方位置(剥離作
業位置)に移動する。
部に主処理器3によつて略V字形の切目と粘着層
が形成されると、剥離装置5が移動機構32によ
つてテーブル2側方の上方位置(待機位置)から
巻取紙12の略V字形始端部の上方位置(剥離作
業位置)に移動する。
剥離装置5が剥離作業位置に来ると、紙押え機
構26が作動して押圧体41が巻取紙12の始端
部をテーブル2上面へ押えつけ(第12図一点鎖
線位置参照)、この状態で巻取紙12の略V字形
始端部の頂点部分が横切りカツター装置19によ
り横切りされると共に、始端部が略V字形の切目
に沿つて切り離される。
構26が作動して押圧体41が巻取紙12の始端
部をテーブル2上面へ押えつけ(第12図一点鎖
線位置参照)、この状態で巻取紙12の略V字形
始端部の頂点部分が横切りカツター装置19によ
り横切りされると共に、始端部が略V字形の切目
に沿つて切り離される。
始端部の切り離しが終了すれば、スクレーパ2
7、喰え爪28及び圧搾空気噴出用ノズル29が
昇降機構30によつて起点位置から表面側保護紙
剥離開始位置まで下降し(第12図参照)、その
後、タブ貼着装置4によつてタブ20が表面側保
護紙22と芯紙21とを貼り合わせた状態で剥離
用切目に沿つて裏面側保護紙23から剥離され、
その一端部が巻取紙12の略V字形始端部の先端
上面に貼着される(第13図参照)。
7、喰え爪28及び圧搾空気噴出用ノズル29が
昇降機構30によつて起点位置から表面側保護紙
剥離開始位置まで下降し(第12図参照)、その
後、タブ貼着装置4によつてタブ20が表面側保
護紙22と芯紙21とを貼り合わせた状態で剥離
用切目に沿つて裏面側保護紙23から剥離され、
その一端部が巻取紙12の略V字形始端部の先端
上面に貼着される(第13図参照)。
タブ20が巻取紙12の始端部に貼着される
と、圧搾空気噴出用ノズル29が圧搾空気を噴出
してタブ20の貼着が確実か否かをテーブル2の
上下位置に設けた光電スイツチ14,15により
検出する。若し、タブ20が圧搾空気によつて吹
き飛ばされたら、タブ貼着装置4によつてタブ2
0を巻取紙12の始端部に再度貼着する。
と、圧搾空気噴出用ノズル29が圧搾空気を噴出
してタブ20の貼着が確実か否かをテーブル2の
上下位置に設けた光電スイツチ14,15により
検出する。若し、タブ20が圧搾空気によつて吹
き飛ばされたら、タブ貼着装置4によつてタブ2
0を巻取紙12の始端部に再度貼着する。
タブ20の貼着が確実であれば、圧搾空気噴出
用ノズル29によつて圧搾空気を噴出しながらス
クレーパ27が水平移動機構42によつて表面側
保護紙剥離開始位置からタブ20側つまり表面側
保護紙剥離位置へ水平移動する。そうすると、ス
クレーパ27の水平部27′が表面側保護紙22
の非接触部分下面に潜り込んでこれを掬い上げる
(第14図参照)。尚、スクレーパ27の表面側保
護紙22下面への潜り込み時には圧搾空気噴出用
ノズル29によつて圧搾空気を噴出しているた
め、表面側保護紙22が芯紙21から浮き上がり
スクレーパ27の潜り込みが確実且つ良好に行わ
れる。
用ノズル29によつて圧搾空気を噴出しながらス
クレーパ27が水平移動機構42によつて表面側
保護紙剥離開始位置からタブ20側つまり表面側
保護紙剥離位置へ水平移動する。そうすると、ス
クレーパ27の水平部27′が表面側保護紙22
の非接触部分下面に潜り込んでこれを掬い上げる
(第14図参照)。尚、スクレーパ27の表面側保
護紙22下面への潜り込み時には圧搾空気噴出用
ノズル29によつて圧搾空気を噴出しているた
め、表面側保護紙22が芯紙21から浮き上がり
スクレーパ27の潜り込みが確実且つ良好に行わ
れる。
スクレーパ27が表面側保護紙22の下面に潜
り込んだら、喰え爪28が作動して下方向へ回動
し、スクレーパ27とで表面側保護紙22を挾持
する(第14図参照)。
り込んだら、喰え爪28が作動して下方向へ回動
し、スクレーパ27とで表面側保護紙22を挾持
する(第14図参照)。
表面保護紙22がスクレーパ27と喰え爪28
とで挾持されたら、この状態でスクレーパ27と
喰え爪28とが昇降機構30により所定量上昇
し、表面側保護紙22を半分程剥離する(第15
図実線位置参照)。この状態でスクレーパ27と
喰え爪28とが表面側保護紙22を挾持したか否
かを光電スイツチ31で検出する。若し、表面側
保護紙22が挾持されていなかつたら、スクレー
パ27は表面側保護紙剥離開始位置へ移動し、表
面側保護紙22を再度掬い上げる。
とで挾持されたら、この状態でスクレーパ27と
喰え爪28とが昇降機構30により所定量上昇
し、表面側保護紙22を半分程剥離する(第15
図実線位置参照)。この状態でスクレーパ27と
喰え爪28とが表面側保護紙22を挾持したか否
かを光電スイツチ31で検出する。若し、表面側
保護紙22が挾持されていなかつたら、スクレー
パ27は表面側保護紙剥離開始位置へ移動し、表
面側保護紙22を再度掬い上げる。
そして、スクレーパ27と喰え爪28とが表面
側保護紙22を確実に挾持していたら、スクレー
パ27と喰え爪28とを昇降機構30により更に
上昇させて表面側保護紙22を芯紙21から完全
に剥離し、押圧体41を上昇させる(第15図一
点鎖線位置参照)。
側保護紙22を確実に挾持していたら、スクレー
パ27と喰え爪28とを昇降機構30により更に
上昇させて表面側保護紙22を芯紙21から完全
に剥離し、押圧体41を上昇させる(第15図一
点鎖線位置参照)。
最後に剥離装置5全体が移動機構32によつて
剥離作業位置から待機位置へと移動し、その位置
で剥離した表面側保護紙22を屑箱(図示省略)
へ回収する。
剥離作業位置から待機位置へと移動し、その位置
で剥離した表面側保護紙22を屑箱(図示省略)
へ回収する。
このようにして、巻取紙12の始端部に貼着さ
れたタブ20の表面側保護紙22の剥離が自動的
に行われる。
れたタブ20の表面側保護紙22の剥離が自動的
に行われる。
尚、前記各機器の作動は、全て制御装置からの
予め設定された信号に従つて自動的に行われるよ
うに為されている。
予め設定された信号に従つて自動的に行われるよ
うに為されている。
上述の通り、本考案のタブ表面側保護紙の剥離
装置は、巻取紙の略V字形始端部に貼着されたタ
ブの表面側保護紙の非接着部分下面に潜り込む水
平移動自在なスクレーパと、タブの表面側保護紙
の下面に潜り込んだスクレーパとの協働作用より
表面側保護紙を挾持する俯仰自在な喰え爪と、前
記スクレーパと喰え爪とを同期的に昇降動させる
昇降機構とを備えているため、タブの表面側保護
紙の剥離を全て自動的に行える。従つて、本考案
の剥離装置を使用すれば、従来のように紙継ぎ用
前処理を施した巻取紙を輪転機の三叉アームに装
着するときに作業員がタブの表面側保護紙を一々
手で剥離すると云う作業を全く必要とすることが
無く、作業員の削減が可能となつて人件費の削減
を図り得る。
装置は、巻取紙の略V字形始端部に貼着されたタ
ブの表面側保護紙の非接着部分下面に潜り込む水
平移動自在なスクレーパと、タブの表面側保護紙
の下面に潜り込んだスクレーパとの協働作用より
表面側保護紙を挾持する俯仰自在な喰え爪と、前
記スクレーパと喰え爪とを同期的に昇降動させる
昇降機構とを備えているため、タブの表面側保護
紙の剥離を全て自動的に行える。従つて、本考案
の剥離装置を使用すれば、従来のように紙継ぎ用
前処理を施した巻取紙を輪転機の三叉アームに装
着するときに作業員がタブの表面側保護紙を一々
手で剥離すると云う作業を全く必要とすることが
無く、作業員の削減が可能となつて人件費の削減
を図り得る。
又、本考案のタブ表面側保護紙の剥離装置を従
前の自動紙継ぎ用前処理装置に装備すれば、紙継
ぎ用前処理の完全自動化を図り得る。
前の自動紙継ぎ用前処理装置に装備すれば、紙継
ぎ用前処理の完全自動化を図り得る。
第1図は本考案の実施例に係るタブ表面側保護
紙の剥離装置を設けた自動紙継ぎ用前処理装置の
一部切り欠き正面図、第2図は同じく平面図、第
3図は同じく一部切り欠き右側面図、第4図はタ
ブの平面図、第5図は第4図の−線断面図、
第6図は第4図の−線断面図、第7図は表面
側保護紙及び芯紙を貼り合わせた状態で且つ裏面
側保護紙から剥離した状態のタブの分解斜視図、
第8図は移動機構及び剥離装置の概略平面図、第
9図は移動機構の概略背面図、第10図は剥離装
置の左側面図、第11図は同じく平面図、第12
図乃至第15図はタブの表面側保護紙の剥離工程
を示す作用説明図、第16図は従前の輪転機に於
ける給紙部の説明図、第17図は紙継ぎ用前処理
を施した巻取紙の斜視図である。 20……タブ、21……芯紙、21′……粘着
層、22……表面側保護紙、27……スクレー
パ、28……喰え爪、30……昇降機構。
紙の剥離装置を設けた自動紙継ぎ用前処理装置の
一部切り欠き正面図、第2図は同じく平面図、第
3図は同じく一部切り欠き右側面図、第4図はタ
ブの平面図、第5図は第4図の−線断面図、
第6図は第4図の−線断面図、第7図は表面
側保護紙及び芯紙を貼り合わせた状態で且つ裏面
側保護紙から剥離した状態のタブの分解斜視図、
第8図は移動機構及び剥離装置の概略平面図、第
9図は移動機構の概略背面図、第10図は剥離装
置の左側面図、第11図は同じく平面図、第12
図乃至第15図はタブの表面側保護紙の剥離工程
を示す作用説明図、第16図は従前の輪転機に於
ける給紙部の説明図、第17図は紙継ぎ用前処理
を施した巻取紙の斜視図である。 20……タブ、21……芯紙、21′……粘着
層、22……表面側保護紙、27……スクレー
パ、28……喰え爪、30……昇降機構。
Claims (1)
- 少なくとも表面の周縁部の一部を除いて粘着層
21′を形成した芯紙21と、その表面に貼り合
わされて周縁部の一部が芯紙21と非接着状態に
なつている表面側保護紙22等から成り、巻取紙
12の略V字形始端部に粘着されたタブ20か
ら、前記表面側保護紙22を剥離する装置であつ
て、前記タブ20の表面側保護紙22の非接着部
分下面に潜り込む水平移動自在なスクレーパ27
と、タブ20の表面側保護紙22の下面に潜り込
んだスクレーパ27との協働作用により表面側保
護紙22を挾持する俯仰自在な喰え爪28と、前
記スクレーパ27と喰え爪28とを同期的に昇降
動させる昇降機構30とから構成したことを特徴
とするタブ表面側保護紙の剥離装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988028658U JPH0522524Y2 (ja) | 1988-03-03 | 1988-03-03 | |
US07/316,904 US4956044A (en) | 1988-03-03 | 1989-02-28 | Tab surface-protective paper separating device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988028658U JPH0522524Y2 (ja) | 1988-03-03 | 1988-03-03 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01132638U JPH01132638U (ja) | 1989-09-08 |
JPH0522524Y2 true JPH0522524Y2 (ja) | 1993-06-10 |
Family
ID=12254605
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988028658U Expired - Lifetime JPH0522524Y2 (ja) | 1988-03-03 | 1988-03-03 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4956044A (ja) |
JP (1) | JPH0522524Y2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4127724A1 (de) * | 1991-08-22 | 1993-02-25 | Hoechst Ag | Vorrichtung zum trennen und abziehen einer auf einem traegermaterial auflaminierten folie |
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CN1045552C (zh) * | 1993-09-29 | 1999-10-13 | 中国矿业大学 | 煤炭干法分级方法及装置 |
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