JP2974101B2 - 枚葉印刷機の刷版交換方法 - Google Patents

枚葉印刷機の刷版交換方法

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JP2974101B2
JP2974101B2 JP5016342A JP1634293A JP2974101B2 JP 2974101 B2 JP2974101 B2 JP 2974101B2 JP 5016342 A JP5016342 A JP 5016342A JP 1634293 A JP1634293 A JP 1634293A JP 2974101 B2 JP2974101 B2 JP 2974101B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、枚葉印刷機の刷版交換
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の枚葉印刷機の刷版交換方法を図
2、図3により説明すると、図2の1、2が印刷ユニッ
ト、10が版胴、11がブランケット胴、12が圧胴、
16が版胴10上の旧版、17aが版胴10の咬側万
力、17bが版胴10の尻側万力、18がカセット支持
部材、19が新版、20がカセットである。
【0003】図3の21がインキ着ローラ、22が水着
ローラ、23が安全バーで、同安全バー23は、版胴1
0が図2の破線矢印方向(印刷時の回転(正転)方向)
に回転するときに、異物(人の手を含む)が版胴10と
ブランケット胴11との間に挟み込まれるのを阻止する
役目を持ち、版胴10とブランケット胴11との表面に
対して僅少な隙間を隔てて設置されている。24が版尻
咬持装置、25、26がセンサ、27が版尻咬持装置2
4のクランプ装置である。
【0004】次に刷版交換時の作用を説明する。図2の
カセット20は、印刷ユニット2の上部に待機している
(一点鎖線位置参照)。一方、新版19は、カセット2
0の上面にサッカー装置(図示せず)により吸着保持さ
れている。印刷が終了して、版交換開始信号が発せられ
ると、カセット20が図3の実線位置(版交換位置)へ
移動して停止する。このとき、版胴10の尻側万力17
bが旧版16の尻側端部16bのクランプを自動的に開
放するとともに、旧版16の版尻(尻側端部16bを含
む版尻)が版胴10の表面から離脱する。
【0005】このとき、ブランケット胴11が版胴10
と圧胴12とに当接している。この状態を胴入れとい
い、それとは逆にブランケット胴11が版胴10と圧胴
12との間から離脱している状態を胴抜きという。上記
のように旧版16の版尻(尻側端部16bを含む版尻)
が版胴10の表面から離脱して、旧版16の尻端部16
bがセンサ25により検出されると、そのとき得られる
検出信号により版胴10が実線矢印方向に回転して、旧
版16が版胴10とブランケット胴11とにより巻き出
される。
【0006】そして旧版16の尻端部16bがセンサ2
6により検出されると、そのとき得られる検出信号によ
り版尻咬持装置24のクランプ装置27が閉じて、旧版
16の尻端部16bが同クランプ装置27により咬持さ
れる。この状態になると、カセット20内に設けた旧版
巻き上げ装置(図示せず)が作動し、旧版16がカセッ
ト20内へ引き込まれて、旧版16が収納される。
【0007】旧版16の除去が完了したら、新版挿入装
置(図示せず)により新版19の先端部が版胴10の咬
側万力17aへ挿入され、挿入が完了すると、版胴10
の咬側万力17aが新版19の先端部をクランプする。
次いで版胴10が破線矢印方向(印刷時の回転(正転)
方向)に回転し、新版19が版胴10に巻き付けられ
て、新版19の後端部が版胴10の尻側万力17bによ
りクランプされ、次いでカセット20が印刷ユニット2
の上部まで上昇して、待機する(一点鎖線位置参照)。
なお刷版交換時は、インキ着ローラ21と水着ローラ2
2とが版胴10の表面から離れている(図3参照)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記図2、図3に示す
従来の枚葉印刷機の刷版交換方法では、ブランケット胴
11を版胴10と圧胴12とに当接させた胴入れ状態に
して、旧版16の巻き上げを行うので、版胴10上の旧
版16及びブランケット胴11に残っているインキが圧
胴12に転移して(胴刷りという)、圧胴12が汚れ
る。
【0009】また旧版16及びブランケット胴11に残
っているインキの粘性により、版胴10上の旧版16が
ブランケット胴11側へ引っ張られ、安全バー23に巻
き込まれ、旧版16の尻側に折れ目が入って(図3参
照)、旧版16が再使用できなくなる。上記不都合を防
止するためには、刷版交換前に、旧版16、ブランケッ
ト胴11、圧胴12に残っているインキを拭き取る必要
があり、刷版交換装置により刷版交換の自動化、迅速化
を図っても、上記前工程(インキ拭き取り前工程)で時
間がかかって、前工程を含めると刷版の自動交換が迅速
化されていない。
【0010】本発明は前記の問題点に鑑み提案するもの
であり、その目的とする処は、刷版交換装置による刷版
の自動交換を迅速化できる枚葉印刷機の刷版交換方法を
提供しようとする点にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の枚葉印刷機の刷版交換方法は、ブランケ
ット胴を胴抜き状態にし、水着ローラを版胴に当接させ
て、旧版を取り外すことを特徴としている。
【0012】
【作用】本発明の枚葉印刷機の刷版交換方法は前記のよ
うに刷版交換前に、ブランケット胴を胴抜き状態にし
て、ブランケット胴を版胴及び圧胴から離す一方、水着
ローラを版胴に接触させて、版の巻き上げを行う。
【0013】
【実施例】次に本発明の枚葉印刷機の刷版交換方法の実
施に使用する刷版交換装置の構成例を図1により説明す
ると、10が版胴、11がブランケット胴、12が圧
胴、16bが旧版16の尻側端部16b、17aが版胴
10の咬側万力、17bが版胴10の尻側万力、20が
カセットである。
【0014】21がインキ着ローラ、22が水着ロー
ラ、23が安全バーで、同安全バー23は、版胴10が
図2の破線矢印方向(印刷時の回転(正転)方向)に回
転するときに、異物(人の手を含む)が版胴10とブラ
ンケット胴11との間に挟み込まれるのを阻止する役目
を持ち、版胴10とブランケット胴11との表面に対し
て僅少な隙間を隔てて設置されている。24が版尻咬持
装置、25、26がセンサ、27がクランプ装置であ
る。
【0015】次に刷版交換時の作用を具体的に説明す
る。図2の一点鎖線に示すようにカセット20は、印刷
ユニット2の上部に待機している一方、新版19は、カ
セット20の上面にサッカー装置(図示せず)により吸
着保持されている。印刷が終了して、版交換開始信号が
発せられると、カセット20が図1の実線位置(版交換
位置)へ移動して停止する。このとき、ブランケット胴
11が胴抜き状態になり、ブランケット胴11が版胴1
0及び圧胴12から離れる。またインキ着ローラ21及
び水着ローラ22も、版胴10の表面から離れるが、版
交換開始信号が発せられると、水着ローラ22が版胴1
0の表面に接触する。
【0016】この状態になったら、版胴10の尻側万力
17bが旧版16の尻側端部16bのクランプを自動的
に開放するとともに、旧版16の版尻(尻側端部16b
を含む版尻)が版胴10の表面から離脱する。そしてこ
の離脱した旧版16の尻端部16bがセンサ25により
検出されると、そのとき得られる検出信号により版胴1
0が巻出し速度に同期して実線矢印方向に回転して、旧
版16が版胴10と水着ローラ22とにより巻き出さ
れ、旧版16の尻端部16bがセンサ26により検出さ
れると、そのとき得られる検出信号によりクランプ装置
27が閉じて、旧版16の尻端部16bが同クランプ装
置27により咬持される。
【0017】この状態になったら、水着ローラ22が版
胴10から離れる一方、カセット20内に設けた旧版巻
き上げ装置(図示せず)が作動して、旧版16がカセッ
ト20内へ引き込まれて、収納される。旧版16が除去
されたら、新版19を版胴10へ装着する。このときの
要領は、既に述べた通りである。
【0018】
【発明の効果】本発明の枚葉印刷機の刷版交換方法は前
記のように刷版交換前にブランケット胴を胴抜き状態に
して、ブランケット胴を版胴及び圧胴から離す一方、水
着ローラを版胴に接触させて、版の巻き上げを行うの
で、版胴上の旧版及びブランケット胴に残っているイン
キを圧胴に転移させて、圧胴を汚すこともなく、また旧
版及びブランケット胴に残っているインキの粘性により
版胴上の旧版をブランケット胴側へ引っ張り、安全バー
に巻き込んで、旧版の尻側に折れ目を入れることもな
く、刷版交換前に行っていたインキ拭き取り工程を不要
にできて、刷版交換装置による刷版の自動交換を迅速化
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の枚葉印刷機の刷版交換方法の実施に使
用する刷版交換装置の構成例を示す側面図である。
【図2】従来の枚葉印刷機の刷版交換装置を示す側面図
である。
【図3】同刷版交換装置の一部を拡大して示す側面図で
ある。
【符号の説明】
10 版胴 11 ブランケット胴 12 圧胴 16b 旧版16の尻側端部 17a 版胴10の咬側万力 17b 版胴10の尻側万力 20 カセット 21 インキ着ローラ 22 水着ローラ 23 安全バー 24 版尻咬持装置 25 センサ 26 〃 27 クランプ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41F 27/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブランケット胴を胴抜き状態にし、水着
    ローラを版胴に当接させて、旧版を取り外すことを特徴
    とした枚葉印刷機の刷版交換方法。
JP5016342A 1993-02-03 1993-02-03 枚葉印刷機の刷版交換方法 Expired - Fee Related JP2974101B2 (ja)

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JP4878854B2 (ja) 2006-01-31 2012-02-15 三菱重工印刷紙工機械株式会社 印刷機
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