JPH0556779U - スクータ型車両 - Google Patents

スクータ型車両

Info

Publication number
JPH0556779U
JPH0556779U JP12292U JP12292U JPH0556779U JP H0556779 U JPH0556779 U JP H0556779U JP 12292 U JP12292 U JP 12292U JP 12292 U JP12292 U JP 12292U JP H0556779 U JPH0556779 U JP H0556779U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
functional component
cover
storage chamber
type vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12292U
Other languages
English (en)
Inventor
耕一 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP12292U priority Critical patent/JPH0556779U/ja
Publication of JPH0556779U publication Critical patent/JPH0556779U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 シートで車体後部を覆うスクータ型自動二輪
車において、シート下部の収納室に物品を出し入れする
ためにシートを起立させたとき、見苦しい燃料タンク、
オイルタンク等の機能部品が目に触れないようにする。 【構成】 燃料タンク20等の上部を覆う機能部品カバ
ー31をシート13とは別個に開閉自在に設け、該機能
部品カバー31を被せた上から収納室14と共にシート
13で覆う。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、起伏自在のシートによって物品収納箱及び機能物品を覆うようにし たスクータ型車両に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のスクータ型車両において、シートによって物品収納箱と燃料タンク、オ イルタンクの如き機能部品とを上方から覆うものは知られているが、前記機能部 品にはオイル、ほこり等が付着していることが多いため、シートを起立させたと き機能部品の部分が視野に入ると見苦しく、かつ物品収納箱に物品を出し入れす る際に、物品の一時的な置き台にすることもできない不都合がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、物品収納箱に物品を出し入れする日常の使用状態においては、機能 部品を露出させることなく、機能部品に用があるときのみこれを露出できる手段 を得ることを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案における前記課題の解決手段は、足置き場の後部に、上向きに開口する 物品収納室と機能部品を前後に配置し、これらの上面を起伏自在のシートで覆う スクータ型車両において、機能部品の上部を覆う機能部品カバーをシートとは別 個に起伏自在に設け、前記物品収納室及び機能部品カバー上面をシートで覆うこ とを特徴とする。
【0005】
【作用】
前記の手段を備えるから、シートを起立させても機能部品は露出せず、シート 起立状態で部品カバーを開けるときだけ機能部品を露出させることができる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に従って説明する。図1において、1はスクータ 型車両、2はそのフレーム、3は前輪、4はエンジン4aで後輪5を駆動するパ ワーユニットで、該パワーユニット4はフレーム2に枢着されると共にクッショ ン6でリヤフレーム7に連結されている。そして、前方からフロントカバー8、 足乗せ台9、サイドカバー10がフレーム2、リヤフレーム7に取付けられ、サ イドカバー10の内部でリヤフレーム7に物品収納箱11が取付けられ、該物品 収納箱11の前端上部にヒンジ12でシート13が起伏自在に取付けられている 。
【0007】 物品収納箱11は、図2に示すようにヘルメットHを収容できる収納室14を 有し、底部前端がボルト15でリヤフレーム7のクロスメンバ16に固定され、 後方部分も適宜の手段でリヤフレーム7に固定される。14aは該物品収納箱1 1の底部に形成した上向きの凸部で、下面がエンジン4aに対する逃げ空間を形 成する。
【0008】 物品収納箱11の上縁18は、その前部から後方まで形成され、収納室14の 後端の後壁17は上縁18より高く立ち上って後方に伸びて天壁19を形成し、 該天壁19の下に燃料タンク20、オイルタンク21等の機能部品が設置されて おり、図3に示すようにそれらのキャップ20a、21aが天壁19の開口22 、23内から上方に露出している。前記上縁18は収納室14及び天壁19の外 周に設けられ、該上縁18から上向きに突条18aが突設され、また天壁19の 前部中央にはシート13の下面から突設する係止リング24を受入れて、フレー ムから起立させた錠機構24aに係止させるための開口19aが設けられている 。
【0009】 図5に示すようにシート13のクッション体25の下面には硬質材からなる底 板26が一体に固定されており、該底板26の下面及び該下面から突出するリブ 26aの下端に接して収納箱カバー27がねじ28で取付けられている。該収納 箱カバー27は、収納室14の上縁18に、前面から両側面にかけて前記後壁1 7の前方までU字形に重なる形状を有し、下端に下向きの溝27aが形成され、 軟質のパッキング29が挿入されている。この収納箱カバー27によって搭乗者 の体重の大部分を支持すると共に収納室14内への雨水、ほこり等の浸入を防止 する。
【0010】 一方、前記天壁19の後端には、図2、図4に示すようにヒンジ30によって 機能部品カバー31が枢着されて、天壁19上を被覆開放自在に取付けられてお り、該機能部品カバー31は、前記天壁19と平面視略同一輪郭を有する。その 前端中央には前記開口19aと同一形状の開口31aを有してシートロック用の 係止リング24が進入できるようにされ、また前端寄りの下面には、短い筒状の シート受け32、33が下向きかつ天壁19上に着座できるように突設されてい る。このシート受け32、33位置の上方には、シート13の底板26のリブ2 6aが当接してシート荷重を伝える。
【0011】 機能部品カバー31は、以上の構成を有するので、図2のようにシート13を 上げてから該カバー31を開放すると、タンクキャップ20a、21aの開閉操 作及び給油作業をすることができ、図4のように閉じるとタンクキャップ20a 、21a等の機能部品はすべて下方に隠されて外観が良好になり、かつ略平坦で オイル等が付着していないため、収容室14内に物品を出し入れしたり、置き換 える際に、物品の一時置き台として使用でき便利である。
【0012】 次に図6の実施例は、別の機能部品カバー31を、シート13を枢着するため のヒンジ12を利用して枢着したものである。該機能部品カバー31は、前壁3 5の下端から伸びる1対のアーム36を有し、該アーム36は、収納箱カバー2 7の内側に沿って前方に伸び前記ヒンジ12に枢着されている。
【0013】 したがって、シート13を開いて物品の出し入れをするときは、機能部品カバ ー31は閉じ位置にあり、機能部品に用があるときヒンジ12を中心として押し 上げることにより機能部品上面を開放することができる。
【0014】
【考案の効果】
以上のように本考案は、シートの下方に物品収納室と機能部品を配置するもの において、機能部品を上方から覆う機能部品カバーをシートとは独立して開閉で きるようにしたから、ヘルメット、手袋その他の物品を出し入れする日常の使用 時に、見苦しさのある機能部品が使用者の目に触れないで済む利点があり、更に 物品出し入れの際に機能部品カバー上に一時的に物品を置くことができ、置いて もオイル等で物品が汚れることがない利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案を実施した車両の側面図
【図2】 要部の車長方向縦断面図
【図3】 カバーを除去した平面図
【図4】 機能部品カバーを被せた平面図
【図5】 車幅方向の縦断面図
【図6】 他の実施例の車長方向縦断面図
【符号の説明】
11 物品収納箱 12 ヒンジ 13
シート 14 収納室 19 天壁 27
収納室カバー 31 機能部品カバー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 足置き場の後部に、上向きに開口する物
    品収納室と機能部品を前後に配置し、これらの上面を起
    伏自在のシートで覆うスクータ型車両において、機能部
    品の上部を覆う機能部品カバーをシートとは別個に起伏
    自在に設け、前記物品収納室及び機能部品カバー上面を
    シートで覆うことを特徴とするスクータ型車両。
JP12292U 1992-01-07 1992-01-07 スクータ型車両 Pending JPH0556779U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12292U JPH0556779U (ja) 1992-01-07 1992-01-07 スクータ型車両

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12292U JPH0556779U (ja) 1992-01-07 1992-01-07 スクータ型車両

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0556779U true JPH0556779U (ja) 1993-07-27

Family

ID=11465238

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12292U Pending JPH0556779U (ja) 1992-01-07 1992-01-07 スクータ型車両

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0556779U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008094396A (ja) * 2007-11-19 2008-04-24 Honda Motor Co Ltd スクータ型車両の車体カバー取付け構造
EP2258610A1 (en) * 2008-03-31 2010-12-08 Honda Motor Co., Ltd. Vehicle body cover structure for straddle-riding type vehicle
JP2011156932A (ja) * 2010-01-29 2011-08-18 Honda Motor Co Ltd 鞍乗り型車両

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008094396A (ja) * 2007-11-19 2008-04-24 Honda Motor Co Ltd スクータ型車両の車体カバー取付け構造
JP4684282B2 (ja) * 2007-11-19 2011-05-18 本田技研工業株式会社 スクータ型車両の車体カバー取付け構造
EP2258610A1 (en) * 2008-03-31 2010-12-08 Honda Motor Co., Ltd. Vehicle body cover structure for straddle-riding type vehicle
EP2258610A4 (en) * 2008-03-31 2013-01-09 Honda Motor Co Ltd VEHICLE BODY HOUSING STRUCTURE FOR DRIVING TYPE VEHICLE IN CALIFOURCHON
JP2011156932A (ja) * 2010-01-29 2011-08-18 Honda Motor Co Ltd 鞍乗り型車両

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0262912B1 (en) Storage device on motorcycle
JPH0556779U (ja) スクータ型車両
JP3347757B2 (ja) スクータ型車両
JPH0561157B2 (ja)
JP3547198B2 (ja) 自動2輪車用物入れ装置
JPH0541989Y2 (ja)
JPH11334667A (ja) 車両用シート配設部構造
JP2536735B2 (ja) スク−タの収納装置
JPH0343909Y2 (ja)
JP2970650B2 (ja) ルーフ付きスクータ型車両
JP2529779Y2 (ja) スクータ型車両の収納ボックス装置
JPH0339353Y2 (ja)
JPH022672Y2 (ja)
JP2700467B2 (ja) スクータ型車両
JPS6117911Y2 (ja)
JPH0569868A (ja) スクータの収納装置
JP2582241B2 (ja) スクータ型自動二輪車の収納装置
JPS591008Y2 (ja) スク−タ−用カバ−
JPS6230553Y2 (ja)
JPH0512145Y2 (ja)
JPS6139637Y2 (ja)
JP2611277B2 (ja) スクータのヘルメット収納装置
JP2516205Y2 (ja) 電動車両の物入れ装置
JPH02117482A (ja) スクータ型車輌
JPH0692232B2 (ja) スク−タ型車両