JPH0556735U - ステアリングホィール装置 - Google Patents

ステアリングホィール装置

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JPH0556735U JP10683991U JP10683991U JPH0556735U JP H0556735 U JPH0556735 U JP H0556735U JP 10683991 U JP10683991 U JP 10683991U JP 10683991 U JP10683991 U JP 10683991U JP H0556735 U JPH0556735 U JP H0556735U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案の主要な目的は、エネルギー吸収効果の
高い安全なステアリングホィール装置を提供することに
ある。 【構成】ホーンパッド85は、軟質合成樹脂からなるパ
ッド本体86と、パッド本体86の裏面側に重合された
インサート部材87とからなる。ホーンパッド85とホ
ィール芯金15との間に、ハット形のエネルギー吸収プ
レート30が設けられている。インサート部材87は、
パッド本体86よりも硬い材料からなり、しかもエネル
ギー吸収プレート30と対向する部位に開口部96が設
けられている。エネルギー吸収プレート30に、接点部
材51をもつコンタクトプレート41が固定されてい
る。コンタクトプレート41に設けられた切欠部52
は、エネルギー吸収プレート30が大きく変形した時に
支持部23から脱落できるように支持されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車等の乗物の操舵系に使われるステアリングホィール装置に関 する。
【0002】
【従来の技術】
自動車のステアリングホィールのセンター部にはホーンパッドが設けられてお り、ホーンパッドを手で押した時にホーンスイッチ回路がオンとなってホーンが 鳴るようにしてある。ホーンパッドの材料は、衝突時等において運転者を保護す るために、発泡ウレタン等のような比較的軟質な樹脂が用いられている。
【0003】 従来のステアリングホィール装置において、軟質合成樹脂からなるパッド本体 と、このパッド本体の裏面側に設けられた硬質の樹脂からなるインサート部材と からなるホーンパッドが知られている。
【0004】 この種のホーンパッドは、インサート部材と一体に成形された周知のファスナ によって、ホィール芯金に対し所定のストロークで移動可能に保持され、ホーン パッドが手で押された時に可動側接点が固定側接点に接触するようにしてある。 このホーンパッドは、リターンばねによって、可動側接点が固定側接点から離れ る方向に付勢されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上記ステアリングホィール装置において、自動車の前面衝突時等に乗員の頭部 等がホーンパッドに衝突する際のエネルギーをある程度緩和するために、ホーン パッドの内側にエネルギー吸収プレートが設置されることがある。
【0006】 ところが、硬質樹脂製のインサート部材がパッド本体の裏側にあると、衝突時 の勢いでインサート部材が割れる可能性があって好ましくない。そうかといって インサート部材を板金製にすると、ホーンパッドをワンタッチで装着できるよう なファスナをインサート部材と一体に成形することが困難になる。 従って本考案の目的は、衝突時のエネルギーを効果的に吸収でき、より安全な ステアリングホィール装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を果たすために開発された本考案のステアリングホィール装置は、ホ ィール芯金とホーンパッドとの間にハット形の金属板製エネルギー吸収プレート を備えている。上記ホーンパッドは、エネルギー吸収プレートと対向する部位に 開口部を有するインサート部材と、このインサート部材の外側を覆う軟質樹脂製 のパッド本体とを備えて構成されていることを特徴とするものである。
【0008】
【作用】
前面衝突時のようにホーンパッドを潰す方向の大荷重が負荷された時、ホーン パッドに加わったエネルギーはパッド本体を介してエネルギー吸収プレートに伝 わり、エネルギー吸収プレートが塑性変形することによって、エネルギーの一部 が吸収される。インサート部材の中央部、すなわちエネルギー吸収プレートと対 向する部位に開口部が設けられているため、ホーンパッドに加わった荷重はイン サート部材を介さずにエネルギー吸収プレートを変形させる。このため、硬いイ ンサート部材が衝突エネルギーの吸収に関与することがなくなり、比較的軟質の パッド本体に加わった荷重を直接エネルギー吸収部材に伝えることができる。
【0009】
【実施例】
以下に本考案の第1実施例について、図1ないし図7を参照して説明する。 図1,2に示された自動車用ステアリングホィール装置10は、円環状のリム 部11と、リム部11の回転中心に位置するセンターボス部12と、上記リム部 11とボス部12をつなぐスポーク部13などからなり、内部にホィール芯金1 5を備えて構成されている。図示例のスポーク部13は、ボス部12からリム部 11に向って放射状に3本設けられている。
【0010】 リム部11は、リム芯金15aと、リム芯金15aの全周を覆う被覆材17と からなる。スポーク芯金15bの一部も被覆材17によって覆われている。被覆 材17は、例えば軟質塩化ビニールや発泡ウレタン等の適宜の合成樹脂からなる 。ボス芯金15cに設けられたセレーション孔18は、図示しないステアリング シャフトの端部に固定される。
【0011】 各スポーク芯金15bに、それぞれホーンスイッチ回路の一部を構成する固定 側接点部材21が設けられている。ボス芯金15cの立上がり部15dにも固定 側接点部材22が設けられている。上記接点部材21,22の近傍に、支持部2 3,24が設けられている。支持部23,24は、図1に一方の支持部23を代 表して示したように、ねじ25によってカラー26とワッシャ27をホィール芯 金15に固定したものである。
【0012】 上記支持部23,24によって、エネルギー吸収プレート30が支持されてい る。エネルギー吸収プレート30は、鉄板等の板金を下記形状にプレス成形した ものであり、板厚の一例は1.2 mm前後である。
【0013】 図3および図4等に示されるように、エネルギー吸収プレート30は、洗面器 を伏せたような形状(ハット形)をなしており、円板状の主部31と、この主部 31の縁に全周にわたって設けられた立上がり壁32と、この立上がり壁32の 基部に連なるフランジ部33からなる。
【0014】 主部31と立上がり壁32とは、互いに湾曲部35を介して滑らかにつながっ ている。立上がり壁32とフランジ部33との間にも湾曲部36が成形されてい る。また、主部31の一部分に、センターボス部12を臨むことのできる開口部 37が設けられている。
【0015】 図5に示されるように、エネルギー吸収プレート30に、板金製の第1のコン タクトプレート41と、同じく板金製の第2のコンタクトプレート42が、溶接 等の適宜の固定手段によってフランジ部33に固定され、ホーンブラケット43 を構成している。
【0016】 第1のコンタクトプレート41は、左右一対の腕部45を備えており、腕部4 5の適宜箇所47において、このプレート41が上記フランジ部33にスポット 溶接等によって一体に接合されている。腕部45の端部に、ホーンスイッチ回路 の一部を構成する可動側接点部材51と、切欠部52が設けられている。また、 腕部45の中央部分にも可動側接点部材51と切欠部52が設けられている。
【0017】 切欠部52は、前述した支持部23のカラー26に係合させられている。これ により、第1のコンタクトプレート41が、カラー26の軸線方向に所定のスト ローク範囲内で移動自在に支持されている。
【0018】 第2のコンタクトプレート42は、上記フランジ部33に固定される取付基部 60と、可動側接点部材61および貫通孔62を備えた折曲端部63と、脚部6 4を備えている。脚部64は、取付基部60と折曲端部63とをつないでいる。 取付基部60は、適宜箇所67においてフランジ部33に固定されている。
【0019】 第2のコンタクトプレート42に設けられている貫通孔62に、支持部24の カラー26が挿通させられている。これにより、第2のコンタクトプレート42 が、カラー26の軸線方向に所定のストローク範囲内で移動自在に支持されてい る。
【0020】 従って、エネルギー吸収プレート30とコンタクトプレート41,42を含む ホーンブラケット43は、ホィール芯金15に対し所定のストロークで接離する 方向に移動可能である。しかも上記支持構造においては、衝突等によってエネル ギー吸収プレート30が潰れる方向に大きく変形した時に、3か所の切欠部52 のうち少なくとも1か所が支持部23から脱落するようになっている。
【0021】 可動側接点部材51,61は、固定側接点部材21,22と離間対向した位置 に設けられており、後述するホーンパッド85が押された時に、可動側接点部材 51,61の少なくとも1つが、固定側接点部材21,22に接するようにして ある。
【0022】 図1に示されるように、ホィール芯金15の裏面側に、樹脂製ロアカバー70 が、ねじ71によってホィール芯金15に固定されている。ロアカバー70に、 ホーンスイッチの導電経路としての周知のスリップリング72が、センターボス 部12と同心状に設けられている。
【0023】 ロアカバー70にファスニングボス75が一体に成形されている。ファスニン グボス75に、受け孔76が設けられている。また、ロアカバー70にばね支持 部79が設けられており、このばね支持部79に、圧縮コイルばね等を利用した リターンばね80が設けられている。リターンばね80は、ホーンブラケット4 3を、ホィール芯金15から離す方向、すなわち可動側接点部材51,61を固 定側接点部材21,22から離す方向に付勢する。
【0024】 ホーンパッド85はホィール芯金15の上面側、すなわち運転者が対向する側 に配置されている。ホーンパッド85は、パッド本体86と、パッド本体86の 裏面側に設けられたインサート部材87とからなっている。パッド本体86は、 例えば軟質ポリ塩化ビニールあるいは比較的密度の高いポリウレタンフォーム等 の軟質合成樹脂からなる。
【0025】 インサート部材87は、パッド本体86よりも硬質の合成樹脂、例えばABS 樹脂などからなる。インサート部材87とホィール芯金15との間の空間部分に 、前述したエネルギー吸収プレート30が収容されている。
【0026】 インサート部材87とパッド本体86とを互いに一体化させる手段として、例 えばパッド本体86の発泡成形時に、金型の内部に予めインサート部材87をセ ットしておいてからパッド本体86を射出成形するといった方法が採用される。 なお、パッド本体86とインサート部材87を別途の工程で製造してから、これ らを接着剤によって互いに固定してもよい。
【0027】 インサート部材87の裏面側に、凸部90,91とファスナ92がインサート 部材87と一体に成形されている。凸部90,91は、エネルギー吸収プレート 30のフランジ部33に向って突出している。ファスナ92は、ロアカバー70 に向って突出している。
【0028】 ファスナ92の先端部分に接続フック93が設けられている。この接続フック 93は、ファスニングボス75の受け孔76に挿入され、ボス75の軸線方向に ある程度のストロークで移動可能に、しかも受け孔76から抜け出ることがない ように保持されている。
【0029】 図6等に示されるように、インサート部材87の中央部、すなわちエネルギー 吸収プレート30の主部31と対向する箇所に、円形の開口部96が設けられて いる。パッド本体86には、その中央部、すなわち開口部96を覆う箇所に、複 数本の補強用のリブ97がパッド本体86と一体に設けられている。図7に、リ ブ97の一部が示されている。
【0030】 次に、上記構成のステアリングホィール装置10の作用について説明する。 ホーンパッド85を手で押すと、凸部90,91によってホーンブラケット4 3がホィール芯金15の方向に押されることにより、コンタクトプレート41, 42が固定側接点部材21,22の方向に動く。このため可動側接点部材51, 61のうち少なくとも1つが固定側接点部材21,22に接することによってホ ーンスイッチ回路が閉成し、ホーンが鳴る。
【0031】 ホーンパッド85から手を離すと、リターンばね80の弾力によって、ホーン ブラケット43がホィール芯金15から離れる方向に動くとともに、ホーンパッ ド85も同じ方向に動くため、全ての可動側接点部材51,61が固定側接点部 材21,22から離れ、ホーンが鳴り止む。本実施例のホーンパッド85はフロ ーティングタイプであるから、ホーンパッド85のどの部分を押してもホーンを 鳴らすことができる。
【0032】 ヘッドフォームを用いたインパクトテスト等において、上記ホーンパッド85 を潰す方向の荷重を負荷した場合、パッド本体86の変形がエネルギー吸収プレ ート30にまで達すると、エネルギー吸収プレート30が塑性変形しかつコンタ クトプレート41,42も変形することにより、衝突エネルギーが吸収される。 図示例のようなハット形の板金製エネルギー吸収プレート30によれば、衝突時 の荷重を均等に分散させることができる。
【0033】 そしてエネルギー吸収プレート30が大きく変形した場合、荷重の大きさや変 形の度合いに応じて、第1のコンタクトプレート41の切欠部52が支持部23 から脱落した状態となる。このため、金属製のエネルギー吸収プレート30を完 全に固定した場合に見られるような荷重−変形特性のピークが緩和され、剛体で あるホィール芯金15を必要以上に変形させることなしに、効果的に衝突物が減 速されるとともに、エネルギーの吸収に必要なストロークが得られる。
【0034】 本実施例のインサート部材87には、エネルギー吸収プレート30と対向する 部位に開口部96が設けられており、軟質樹脂からなるパッド本体86のみがエ ネルギー吸収プレート30と対面しているため、衝突物がホーンパッド85に激 突する際に、パッド本体86のリブ97が設けられている箇所が直接エネルギー 吸収プレート30に接するようになる。
【0035】 このため、硬いインサート部材87が割れたり衝突物が跳ね返されるなどの不 具合を抑制でき、短いストロークでエネルギー吸収プレート30やコンタクトプ レート41,42を変形させることで、効果的にエネルギーが吸収される。
【0036】 そして樹脂製のインサート部材87にファスナ92を一体成形することができ るので、ファスニングボス75の受け孔76に対する取付けをワンタッチで行う ことができ、組付性が良好である。
【0037】 また、エネルギー吸収プレート30が、コンタクトプレート41,42と支持 部23,24を介して、ホィール芯金15側に支持されており、しかもインサー ト部材87の中央部に開口部96が設けられているので、ホーンパッド85の質 量を可及的小さくすることができる。このため振動特性が良いとともに、衝突時 にホーンパッド85が脱落しにくいものになるなど、フローティングタイプに適 したホーンパッド85が得られる。
【0038】 次に本考案の第2実施例について、図8ないし図12を参照して説明する。な お、第1実施例と共通する箇所については第1実施例と共通の符号を付して説明 を省略する。
【0039】 この実施例のステアリングホィール装置100に使われているホーンブラケッ ト101は、エネルギー吸収プレート102と、コンタクトプレート部103, 104とが一体に成形されている。このホーンブラケット101は、厚さ1mm程 度の鉄板等の薄手の板金をプレス加工するなどによって下記形状に一体成形され ている。
【0040】 図9,10等に示されるように、エネルギー吸収プレート102は灰皿を伏せ たような浅いハット形をなしており、中央に開口部109を有する主部110と 、この主部110の周りに立上がり壁111を介して連なる平坦部112などか らなる。上記開口部109は、ボス部12にステアリングシャフトの端部を取付 ける際の作業穴としても使われる。
【0041】 図10においてエネルギー吸収プレート102の左右両側および下部に、切欠 部115を有する第1のコンタクトプレート部103が設けられている。エネル ギー吸収プレート102の上部には、丸孔116を有する第2のコンタクトプレ ート部104が設けられている。第1のコンタクトプレート部103は、ホィー ル芯金15の鉄心スティ部118と対向している。
【0042】 図11に示されるように、第1のコンタクトプレート部103には、2か所の スリット120を境にして左右一対の脚部121と、中央脚部122とが設けら れており、両側の脚部121と中央の脚部122は、折曲箇所を互いにずらして ある。切欠部115が設けられている基部125は、電気絶縁性の合成樹脂など からなる絶縁ブッシュ126(図8,9参照)とカラー26を介して、ねじ25 によってスポーク芯金15b側の支持部23に組付けられている。このコンタク トプレート部103は、カラー26の軸線方向に移動可能である。コンタクトプ レート部103の基部125には、上記絶縁ブッシュ126と可動側接点部材5 1を組付けるための孔127が設けられている。
【0043】 一方、第2のコンタクトプレート部104は、図12に示されるように、リブ 130によって補強された脚部131と、丸孔116が開設された基部132と を備えており、丸孔116に挿通したねじ133とカラー134によって、ホィ ール芯金15の上部の鉄心スティ部135の支持部24に支持されている。基部 132は、電気絶縁材からなる絶縁ブッシュ140を介して組付けられている。 このコンタクトプレート部104はカラー134の軸線方向に移動可能である。 コンタクトプレート部104の基部132に、絶縁ブッシュ140と可動側接点 部材61を組付けるための孔141が設けられている。
【0044】 本実施例のステアリングホィール装置100にも、前記第1実施例のホーンパ ッド85と同様に構成されたホーンパッド(図示せず)がファスニングボス75 等を利用して取付けられていて、衝突の際のエネルギーを効果的に吸収できるよ うになっている。
【0045】 上記ステアリングホィール装置100において、衝突の際にホーンブラケット 101が脱落するのは、第1のコンタクトプレート部103の切欠部115が設 けられている箇所である。第2のコンタクトプレート部104は、丸孔116に 挿通されたねじ133およびカラー134等によって支持されるため、脱落は生 じない。
【0046】 上記のように、衝突時にピーク荷重が出やすい左右両側のスポーク部13と下 側スポーク部13においてホーンブラケット101が脱落するような取付け構造 とすることで、ピーク荷重を抑制するようにしている。また鉄心スティ部135 が片側固定であるので衝突の際に変形しやすくなっており、他の部位のようなピ ーク荷重は生じない。このため、衝突時における鉄心スティ部135の変形挙動 もエネルギー吸収プレート102と同様にエネルギーの吸収効果を発揮できる。
【0047】
【考案の効果】
本考案のステアリングホィール装置によれば、限られたストロークで効果的に エネルギーを吸収でき、安全性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示すステアリングホィー
ル装置の縦断面図。
【図2】図1に示された装置のホーンパッドを取外した
状態の正面図。
【図3】図1に示された装置に使われるエネルギー吸収
プレートの正面図。
【図4】図1に示された装置に使われるエネルギー吸収
プレートの側面図。
【図5】図3に示されたエネルギー吸収プレートにコン
タクトプレートを取付けた状態を示す正面図。
【図6】図1に示された装置に使われるホーンパッドの
一部を切欠いて示す正面図。
【図7】図6中のVII-VII 線に沿う断面図。
【図8】本考案の第2実施例を示すステアリングホィー
ル装置の正面図。
【図9】図8中の矢印 IX-IX線に沿う断面図。
【図10】図8に示された装置に使われるホーンブラケ
ットの正面図。
【図11】図8に示された装置に使われるホーンブラケ
ットの第1のコンタクトプレート部の側面図。
【図12】図8に示された装置に使われるホーンブラケ
ットの第2のコンタクトプレート部の側面図。
【符号の説明】
10…ステアリングホィール装置、12…センターボス
部、13…スポーク部、15…ホィール芯金、30…エ
ネルギー吸収プレート、41,42…コンタクトプレー
ト、43…ホーンブラケット、52…切欠部、85…ホ
ーンパッド、86…パッド本体、87…インサート部
材、96…開口部、97…リブ、100…ステアリング
ホィール装置、101…ホーンブラケット、102…エ
ネルギー吸収プレート、103,104…コンタクトプ
レート部、115…切欠部。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホィール芯金と、上記ホィール芯金の運転
    者側に配置されかつホィール芯金に対して接離する方向
    に移動可能に保持されるホーンパッドとを具備したステ
    アリングホィール装置であって、 上記ホィール芯金とホーンパッドとの間にハット形の金
    属板製エネルギー吸収プレートを設けるとともに、 上記ホーンパッドは、上記エネルギー吸収プレートと対
    向する部位に開口部を有するインサート部材と、このイ
    ンサート部材の外側を覆う軟質樹脂製のパッド本体とを
    備えて構成されていることを特徴とするステアリングホ
    ィール装置。
  2. 【請求項2】上記パッド本体の裏面側には、上記インサ
    ート部材の開口部を覆う部位に補強用のリブが設けられ
    ている請求項1記載のステアリングホィール装置。
  3. 【請求項3】上記エネルギー吸収プレートにコンタクト
    プレートが固定されており、このコンタクトプレートに
    切欠部が設けられており、この切欠部は上記エネルギー
    吸収プレートが変形した時にホィール芯金側の支持部か
    ら脱落できるように上記支持部に係合させられている請
    求項1記載のステアリングホィール装置。
  4. 【請求項4】上記エネルギー吸収プレートに、可動側接
    点部材を組付けるための複数のコンタクトプレート部が
    一体に設けられており、これらコンタクトプレート部の
    うちのいくつかにはそれぞれ切欠部が設けられていて、
    この切欠部は当該エネルギー吸収プレートが変形した時
    にホィール芯金側の支持部から脱落できるような状態で
    上記支持部に係合させられ、かつ他のコンタクトプレー
    ト部はホィール芯金側の支持部から脱落しないような状
    態で固定されている請求項1記載のステアリングホィー
    ル装置。
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