JPH0556732B2 - - Google Patents
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- JPH0556732B2 JPH0556732B2 JP63023487A JP2348788A JPH0556732B2 JP H0556732 B2 JPH0556732 B2 JP H0556732B2 JP 63023487 A JP63023487 A JP 63023487A JP 2348788 A JP2348788 A JP 2348788A JP H0556732 B2 JPH0556732 B2 JP H0556732B2
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B1/00—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
- A61B1/005—Flexible endoscopes
- A61B1/0051—Flexible endoscopes with controlled bending of insertion part
- A61B1/0052—Constructional details of control elements, e.g. handles
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B1/00—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
- A61B1/005—Flexible endoscopes
- A61B1/0051—Flexible endoscopes with controlled bending of insertion part
- A61B1/0057—Constructional details of force transmission elements, e.g. control wires
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- Veterinary Medicine (AREA)
- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
- Endoscopes (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
この発明は、操作ワイヤーの進退操作で弯曲部
に弯曲動作を与える内視鏡用弯曲装置に関する。 〔従来の技術〕 一般に胃や腸等、体腔内の観察、治療を行なう
医用内視鏡やボイラー、化学プラント等、管内を
観察する工業用内視鏡などは、挿入部の先端を所
望の方向に向けるための弯曲機能が必要である。 そのため、こうした内視鏡には弯曲操作装置が
装備されている。詳しくは、挿入部内に可撓性を
もち、かつ軸方向に伸縮性のない一対のコイルシ
ースを挿通し、このコイルシース内に操作ワイヤ
ーを挿通して、弯曲部に弯曲動作を与えることが
行なわれている。具体的には、コイルシースに
は、普通、密着巻コイル(以下、密着巻コイルを
使用)が用いられ、この密着巻コイル内に挿通す
る操作ワイヤーの一端を弯曲部の先端部に固定
し、他端を操作部に設けた弯曲操作部に連結した
構造が用いられ、弯曲操作部で操作ワイヤーを牽
引することにより弯曲操作を行なうようにしてい
る。 そして、長期の使用により密着巻コイルと操作
ワイヤーとの間に相対的な弛みが発生する。この
原因として、弯曲管縮み、ガイドシース縮み、操
作ワイヤーの伸び等が考えられる。このうち緊張
した操作ワイヤーを牽引するものでは、弯曲操作
を行なう際に密着巻コイルに圧縮力が加わるもの
である。 ところが、その圧縮力は密着巻コイルの巻きが
緩む方向に捩れ、軸方向長さを短くする方向に作
用していく。このため、弯曲操作を繰り返すと、
密着巻コイルの軸方向長さが短くなつて、操作ワ
イヤーの操作的な弛みを発生させる難点をもつて
いる。 こうした弛みは、「遊び」(操作レバーなどを動
かしても弛みが解消されるまでは弯曲が掛からな
い現象)や「弯曲角度減少」(弛みの量だけ初期
に出ていた弯曲角度が減少する現象)などを発生
させ、内視鏡の挿入性や観察・治療能力の低下を
招いてしまう。 さて、相対的な弛みを解消する技術としては、
例えば実公昭59−31202号公報に示されるような
ものがある。これには、操作ワイヤーの一部に螺
合部材を介装して、該螺合部材の接続から螺合位
置を変えるようにした構造が開示されている。そ
して、螺合操作で連結部間の距離を変えて、ワイ
ヤー長さを調節し、弛みを解消するようにしてい
る。 〔発明が解決しようとする問題点〕 ところが、こうした技術は弛みが生じる毎に修
理作業を行なわなければならない。この様な修理
作業は専門の人間が行なわなければならず、内視
鏡の使用の中断や修理費がかかる問題が発生する
欠点があつた。 この発明は、このような問題点に着目してなさ
れたもので、長期の使用でもコイルシースが縮ま
ず、コイルシースと操作ワイヤーとの間に相対的
な弛みが発生しない内視鏡用弯曲操作装置を提供
することを目的とする。 〔問題点を解決するための手段〕 この内視鏡用弯曲操作装置は、コイルシースの
弯曲部側の端部を軸廻りに回動不能に固定し、操
作部側の端部を軸廻りに規制している。 〔作用〕 そのため、コイルシースが縮まず、コイルシー
スと操作ワイヤーとの間に相対的に弛みが発生し
ない。 〔実施例〕 以下、この発明を第1図および第2図に示す第
1の実施例にもとづいて説明する。第2図は内視
鏡(フアイバースコープ、電子スコープ等)の全
体を弯曲操作装置と共に示し、1は2つのプーリ
2(一方しか図示せず)が内蔵された操作部、2
aはそのプーリ2に連結された2つの操作レバー
2a(プーリ2と併せて弯曲操作部を構成するも
ので、一方しか図示していない)、3は可撓管4
に弯曲部5(直列に並ぶ複数個の弯曲管5a……
をリベツト5bで回動自在に連結してなるもの)
および先端構成部6を順次連結してなる挿入部で
ある。そして、この挿入部3が操作部1に連結さ
れ、内視鏡本体を構成している。 一方、7は可撓管4内に挿入された2対の密着
巻コイル(コイルシースに相当し、第2図は一方
側しか図示していない)である。そして、各プー
リ2に巻装された左右、前後用の操作ワイヤー8
の端部が、対となる密着巻コイル7,7内を摺動
自在に挿通して先端構成部6と固着されていて、
操作レバー2aを回動操作することにより操作ワ
イヤー8の牽引で、弯曲部5を前後左右の各方向
へ弯曲させることができるようにしている。な
お、プーリ2に巻装された操作ワイヤー部分は当
該プーリ2に固着されている。 そして、こうした密着巻コイル7……の端部の
固定にこの発明が適用されている。 ここで、密着巻コイル7の固定構造について説
明すれば、弯曲部5側の端部の固定には、該端部
を口金4aの内周にロー付けで固着することが行
なわれている。そして、これにより端部が捩れ
(周)方向に回動できないように固定している。
なお、ロー付けの他、半田付け、接着剤等で軸廻
りに回動不能に固定するようにしても同じであ
る。 また操作部1側の端部には、第1図に詳しく示
されるように固定部材を使つて、操作部1の地板
1a(操作部1を構成するもの)に固定した構造
が用いられている。 詳しくは、10はコイル止めである。コイル止
め10は、略円筒形をなし、中心軸に密着巻コイ
ル7の外径とを略同径の貫通孔をもつている。そ
して、このコイル止め10がそれぞれ密着巻コイ
ル7……の操作部1側の端部にロー付けなどで固
着され、内部に前後左右の弯曲を行なう複数本の
操作ワイヤー8……を挿通させている。またコイ
ル止め10の胴部中央には、180°ずれた位置に互
いに平行な平面をもつ切欠き溝11が設けられて
いる。 また12は、地板1aの可撓管4側の板面上
に、先の操作ワイヤー8の挿通方向と略直角に交
差するように立設されたコイル止め受けである。
このコイル止め受け12には、上記コイル止め1
0の切欠き溝11の幅と略同じ厚みをもつ板部材
が用いられる。またこのコイル止め受け12の板
面には、操作ワイヤー8が挿通する位置から左右
方向側に沿つて、それぞれ地板1aの平面と平行
なスリツト13が形成されている。そして、これ
らスリツト13……の幅は、切欠き溝11,11
間の忠実部に応じた幅と略同じ寸法に定められて
いて、これら各スリツト13……に第1図に示す
如く上記コイル止め12の切欠き溝11を嵌挿す
ることにより、コイル止め12が軸方向へ移動で
きないよう、また軸廻りに回動できないように固
定している(スリツト13と切欠き溝11の係止
による。)またコイル止め受け12の左右側には、
上下2段のスリツト13,13の開口側を貫通す
るように抜け止めビス14が螺挿されていて、コ
イル止め10がコイル止め受け12から脱落しな
いようにしている。 なお、15はコイル止め受け12を地板1aに
固定するための固定ビスである。 しかして、こうした内視鏡は操作レバー2aを
回動操作すれば、プーリ2を通じて操作ワイヤー
8が牽引されていき、弯曲部5を左右あるいは前
後の2方向へ弯曲させる。 ここで、こうした弯曲動作を繰り返す際、密着
巻コイル7に加わる圧縮力は、該密着巻コイル7
の巻きが緩む方向に回動させる作用として働き、
総ピツチ数の減少から密着巻コイル7の軸方向長
さを短くしてしまうことが懸念される。 しかし、操作ワイヤー8の弯曲部5側の端部は
ロー付けで回動不可能になつている他、同じく操
作部1側の端部もコイル止め10およびコイル止
め受け11の係止により回動不可能になつてい
る。このことは、弯曲動作の際、密着巻コイル7
は軸廻りに回動することはない。 つまり、弯曲部5側と操作部1側とのコイル間
で、相対的な捩れが発生することはなくなり、従
来のように総ピツチ数の減少から密着巻コイル7
の全長が短くなるようなことはない。これによ
り、たとえ長期に渡り内視鏡を使用しても、密着
巻コイル7と操作ワイヤー8との相対的な弛みが
発生することはないことがわかる。 これ故、弛みが原因となつている「遊び」や
「弯曲角度減少」が起こらずにすみ、長期に渡り、
内視鏡の良好な挿入性、観察・処置能力を維持す
ることができる。 しかも、弛みが発生しないから、修理で内視鏡
の使用が中断されたり、修理費がかかることはな
い。 また、この発明は第1の実施例に限らず、第3
図に示される第2の実施例、第4図に示される第
3の実施例、第5図に示される第4の実施例、第
6図に示される第5の実施例のようにしてもよ
い。 なお、第1の実施例と同じ構成部品には同一符
号を附してその説明を省略した。 第2の実施例(第3図)は、コイル止め10の
スリツト13を垂直の方向に沿つて2つ設け、1
つのスリツト13にコイル止め10を2づつ嵌挿
させるようにしたものである。 こうした構造は、スリツト13の数量が減少す
る分、コイル止め受け12の加工が容易になる
他、コイル止め10……の脱落を防止するための
抜け止めビス14の本数も少なくてすむ利点をも
つ。 第3の実施例(第4図)は、第2の実施例の変
形例で、ビスを用いてコイル止め10を軸廻りに
回動しないよう固定したものである。具体的に
は、円筒形のコイル止め10の胴部中央に、すり
ばち状の固定穴20を円周方向に沿つて複数個設
ける他、コイル止め受け12の左右側の端面上、
前記コイル止め10をスリツト13に収めたとき
該胴部と対応する位置にねじ孔21を穿設する。
そして、スリツト13にコイル止め10を収めた
後、回動防止ビス22をねじ孔21からねじ込
み、先端の円錐状部22aを固定穴20に押し付
けることで、コイル止め10を固定している。 第4の実施例(第5図)は、コイル止め受け1
2に、コイル止め10の外径に略等しい貫通孔2
3を形成し、この貫通孔23に円筒形のコイル止
め10を挿入して、これをロー付け、半田付け、
又は接着剤等により固定して、コイル止め10が
軸廻りに回動しないよう強固に固定したものであ
る。 こうした構造は、コイル止め受け12は貫通孔
23の形成ですみ、またコイル止め10は円筒形
そのままでよいので、両者とも加工が容易であ
る。しかも、コイル止め10をコイル止め受け1
2に固定する際、コイル止め10の軸廻りの位置
は任意でよいから、組立性の向上も図れる利点を
もつ。 第5の実施例(第6図)は、所定の間隔をおい
た密着巻コイル7の略全長の渡る複数の箇所を、
挿入部3の内周面、すなわちを可撓管4を構成す
るフレツクス24(螺旋状管)、ブレード25
(網管)にロー付け、半田付け、接着剤等により
固定したものである。但し、26は外皮である。 次に第7図から第9図は第6の実施例を示す図
である。コイル止め30は中心軸に密着巻コイル
7の外径と略同径の貫通孔を有し、略円筒状の細
径部31と一方の端部に略直方体32、他方の端
部に太径部を有する。このコイル止め30は密着
巻コイル7の操作部1側端部に半田付けなどで固
着され、内部に操作ワイヤー8を挿通している。
また、コイル止め受け12には操作部1の地板1
aの平面と平行なスリツト33が形成されてお
り、コイル止め30の細径部31が回動自在に嵌
挿され、地板1aに垂直な面を持つコイル止め受
け固定部材1bにネジ1cで固定されている。更
にコイル止め30がスリツト33上を移動しない
ように抜け止め34をスリツト33の開口側から
コイル止め30に当接させて固定する。 なお、コイル止め30の略直方体32の回転止
め部35は例えば第8図に示すように軸に垂直な
断面が略正方形の場合、正方形の一辺の長さa
は、 1+√2/2a>l (l:スリツト33の中心軸間の距離) を満たすようになつている。 以上のような構成により、密着巻コイル7の巻
きが緩む方向に回動しようとしても、第9図に示
すように回転止め部35がもう一方のコイル止め
30に当たるため、必要以上の回動を規制するよ
うになつている。この場合、最大の回動量は90°
以下である。 つまり、弯曲部5側と操作部1側とのコイル間
で、相対的な捩れが発生することはほとんどなく
なり、従来のように総ピツチ数の減少から密着巻
コイル7の全長が遊びや弯曲角度減少に大きく影
響するほど短かくなるようなことはない。 また、第10図、第11図に示される第7の実
施例では、コイル止め40は略円筒状で細径部4
1とその両端の太径部42とからなつている。そ
して、太径部42の側面には径方向に突起した回
転止め43が設けられている。 この回転止め43によつて、密着巻コイル7が
回転したとしても、第11図に示すようにもう一
方のコイル止め40に接触するためにそれ以上回
動しないように規制できる。 第12図は第8の実施例を示す図である。コイ
ル止め50は略直方体で密着巻コイル7の外径と
略同径の貫通孔51を2本有するとともに、コイ
ル止め受け52に嵌合する溝53が形成されてい
る。そして、このコイル止め50は抜け止めビス
54によつてコイル止め受け52に固定されてい
る。このような構成によつて密着巻コイル7の回
動を規制することができる。 次に以上説明した効果を確認した実験結果を表
1に示す。 大腸用内視鏡でコイルシースの軸廻りの回動を
規制したもの、及び回動を規制していないものに
対し、耐性試験を実施し、「弯曲角度減少」「遊
び」を測定した。
に弯曲動作を与える内視鏡用弯曲装置に関する。 〔従来の技術〕 一般に胃や腸等、体腔内の観察、治療を行なう
医用内視鏡やボイラー、化学プラント等、管内を
観察する工業用内視鏡などは、挿入部の先端を所
望の方向に向けるための弯曲機能が必要である。 そのため、こうした内視鏡には弯曲操作装置が
装備されている。詳しくは、挿入部内に可撓性を
もち、かつ軸方向に伸縮性のない一対のコイルシ
ースを挿通し、このコイルシース内に操作ワイヤ
ーを挿通して、弯曲部に弯曲動作を与えることが
行なわれている。具体的には、コイルシースに
は、普通、密着巻コイル(以下、密着巻コイルを
使用)が用いられ、この密着巻コイル内に挿通す
る操作ワイヤーの一端を弯曲部の先端部に固定
し、他端を操作部に設けた弯曲操作部に連結した
構造が用いられ、弯曲操作部で操作ワイヤーを牽
引することにより弯曲操作を行なうようにしてい
る。 そして、長期の使用により密着巻コイルと操作
ワイヤーとの間に相対的な弛みが発生する。この
原因として、弯曲管縮み、ガイドシース縮み、操
作ワイヤーの伸び等が考えられる。このうち緊張
した操作ワイヤーを牽引するものでは、弯曲操作
を行なう際に密着巻コイルに圧縮力が加わるもの
である。 ところが、その圧縮力は密着巻コイルの巻きが
緩む方向に捩れ、軸方向長さを短くする方向に作
用していく。このため、弯曲操作を繰り返すと、
密着巻コイルの軸方向長さが短くなつて、操作ワ
イヤーの操作的な弛みを発生させる難点をもつて
いる。 こうした弛みは、「遊び」(操作レバーなどを動
かしても弛みが解消されるまでは弯曲が掛からな
い現象)や「弯曲角度減少」(弛みの量だけ初期
に出ていた弯曲角度が減少する現象)などを発生
させ、内視鏡の挿入性や観察・治療能力の低下を
招いてしまう。 さて、相対的な弛みを解消する技術としては、
例えば実公昭59−31202号公報に示されるような
ものがある。これには、操作ワイヤーの一部に螺
合部材を介装して、該螺合部材の接続から螺合位
置を変えるようにした構造が開示されている。そ
して、螺合操作で連結部間の距離を変えて、ワイ
ヤー長さを調節し、弛みを解消するようにしてい
る。 〔発明が解決しようとする問題点〕 ところが、こうした技術は弛みが生じる毎に修
理作業を行なわなければならない。この様な修理
作業は専門の人間が行なわなければならず、内視
鏡の使用の中断や修理費がかかる問題が発生する
欠点があつた。 この発明は、このような問題点に着目してなさ
れたもので、長期の使用でもコイルシースが縮ま
ず、コイルシースと操作ワイヤーとの間に相対的
な弛みが発生しない内視鏡用弯曲操作装置を提供
することを目的とする。 〔問題点を解決するための手段〕 この内視鏡用弯曲操作装置は、コイルシースの
弯曲部側の端部を軸廻りに回動不能に固定し、操
作部側の端部を軸廻りに規制している。 〔作用〕 そのため、コイルシースが縮まず、コイルシー
スと操作ワイヤーとの間に相対的に弛みが発生し
ない。 〔実施例〕 以下、この発明を第1図および第2図に示す第
1の実施例にもとづいて説明する。第2図は内視
鏡(フアイバースコープ、電子スコープ等)の全
体を弯曲操作装置と共に示し、1は2つのプーリ
2(一方しか図示せず)が内蔵された操作部、2
aはそのプーリ2に連結された2つの操作レバー
2a(プーリ2と併せて弯曲操作部を構成するも
ので、一方しか図示していない)、3は可撓管4
に弯曲部5(直列に並ぶ複数個の弯曲管5a……
をリベツト5bで回動自在に連結してなるもの)
および先端構成部6を順次連結してなる挿入部で
ある。そして、この挿入部3が操作部1に連結さ
れ、内視鏡本体を構成している。 一方、7は可撓管4内に挿入された2対の密着
巻コイル(コイルシースに相当し、第2図は一方
側しか図示していない)である。そして、各プー
リ2に巻装された左右、前後用の操作ワイヤー8
の端部が、対となる密着巻コイル7,7内を摺動
自在に挿通して先端構成部6と固着されていて、
操作レバー2aを回動操作することにより操作ワ
イヤー8の牽引で、弯曲部5を前後左右の各方向
へ弯曲させることができるようにしている。な
お、プーリ2に巻装された操作ワイヤー部分は当
該プーリ2に固着されている。 そして、こうした密着巻コイル7……の端部の
固定にこの発明が適用されている。 ここで、密着巻コイル7の固定構造について説
明すれば、弯曲部5側の端部の固定には、該端部
を口金4aの内周にロー付けで固着することが行
なわれている。そして、これにより端部が捩れ
(周)方向に回動できないように固定している。
なお、ロー付けの他、半田付け、接着剤等で軸廻
りに回動不能に固定するようにしても同じであ
る。 また操作部1側の端部には、第1図に詳しく示
されるように固定部材を使つて、操作部1の地板
1a(操作部1を構成するもの)に固定した構造
が用いられている。 詳しくは、10はコイル止めである。コイル止
め10は、略円筒形をなし、中心軸に密着巻コイ
ル7の外径とを略同径の貫通孔をもつている。そ
して、このコイル止め10がそれぞれ密着巻コイ
ル7……の操作部1側の端部にロー付けなどで固
着され、内部に前後左右の弯曲を行なう複数本の
操作ワイヤー8……を挿通させている。またコイ
ル止め10の胴部中央には、180°ずれた位置に互
いに平行な平面をもつ切欠き溝11が設けられて
いる。 また12は、地板1aの可撓管4側の板面上
に、先の操作ワイヤー8の挿通方向と略直角に交
差するように立設されたコイル止め受けである。
このコイル止め受け12には、上記コイル止め1
0の切欠き溝11の幅と略同じ厚みをもつ板部材
が用いられる。またこのコイル止め受け12の板
面には、操作ワイヤー8が挿通する位置から左右
方向側に沿つて、それぞれ地板1aの平面と平行
なスリツト13が形成されている。そして、これ
らスリツト13……の幅は、切欠き溝11,11
間の忠実部に応じた幅と略同じ寸法に定められて
いて、これら各スリツト13……に第1図に示す
如く上記コイル止め12の切欠き溝11を嵌挿す
ることにより、コイル止め12が軸方向へ移動で
きないよう、また軸廻りに回動できないように固
定している(スリツト13と切欠き溝11の係止
による。)またコイル止め受け12の左右側には、
上下2段のスリツト13,13の開口側を貫通す
るように抜け止めビス14が螺挿されていて、コ
イル止め10がコイル止め受け12から脱落しな
いようにしている。 なお、15はコイル止め受け12を地板1aに
固定するための固定ビスである。 しかして、こうした内視鏡は操作レバー2aを
回動操作すれば、プーリ2を通じて操作ワイヤー
8が牽引されていき、弯曲部5を左右あるいは前
後の2方向へ弯曲させる。 ここで、こうした弯曲動作を繰り返す際、密着
巻コイル7に加わる圧縮力は、該密着巻コイル7
の巻きが緩む方向に回動させる作用として働き、
総ピツチ数の減少から密着巻コイル7の軸方向長
さを短くしてしまうことが懸念される。 しかし、操作ワイヤー8の弯曲部5側の端部は
ロー付けで回動不可能になつている他、同じく操
作部1側の端部もコイル止め10およびコイル止
め受け11の係止により回動不可能になつてい
る。このことは、弯曲動作の際、密着巻コイル7
は軸廻りに回動することはない。 つまり、弯曲部5側と操作部1側とのコイル間
で、相対的な捩れが発生することはなくなり、従
来のように総ピツチ数の減少から密着巻コイル7
の全長が短くなるようなことはない。これによ
り、たとえ長期に渡り内視鏡を使用しても、密着
巻コイル7と操作ワイヤー8との相対的な弛みが
発生することはないことがわかる。 これ故、弛みが原因となつている「遊び」や
「弯曲角度減少」が起こらずにすみ、長期に渡り、
内視鏡の良好な挿入性、観察・処置能力を維持す
ることができる。 しかも、弛みが発生しないから、修理で内視鏡
の使用が中断されたり、修理費がかかることはな
い。 また、この発明は第1の実施例に限らず、第3
図に示される第2の実施例、第4図に示される第
3の実施例、第5図に示される第4の実施例、第
6図に示される第5の実施例のようにしてもよ
い。 なお、第1の実施例と同じ構成部品には同一符
号を附してその説明を省略した。 第2の実施例(第3図)は、コイル止め10の
スリツト13を垂直の方向に沿つて2つ設け、1
つのスリツト13にコイル止め10を2づつ嵌挿
させるようにしたものである。 こうした構造は、スリツト13の数量が減少す
る分、コイル止め受け12の加工が容易になる
他、コイル止め10……の脱落を防止するための
抜け止めビス14の本数も少なくてすむ利点をも
つ。 第3の実施例(第4図)は、第2の実施例の変
形例で、ビスを用いてコイル止め10を軸廻りに
回動しないよう固定したものである。具体的に
は、円筒形のコイル止め10の胴部中央に、すり
ばち状の固定穴20を円周方向に沿つて複数個設
ける他、コイル止め受け12の左右側の端面上、
前記コイル止め10をスリツト13に収めたとき
該胴部と対応する位置にねじ孔21を穿設する。
そして、スリツト13にコイル止め10を収めた
後、回動防止ビス22をねじ孔21からねじ込
み、先端の円錐状部22aを固定穴20に押し付
けることで、コイル止め10を固定している。 第4の実施例(第5図)は、コイル止め受け1
2に、コイル止め10の外径に略等しい貫通孔2
3を形成し、この貫通孔23に円筒形のコイル止
め10を挿入して、これをロー付け、半田付け、
又は接着剤等により固定して、コイル止め10が
軸廻りに回動しないよう強固に固定したものであ
る。 こうした構造は、コイル止め受け12は貫通孔
23の形成ですみ、またコイル止め10は円筒形
そのままでよいので、両者とも加工が容易であ
る。しかも、コイル止め10をコイル止め受け1
2に固定する際、コイル止め10の軸廻りの位置
は任意でよいから、組立性の向上も図れる利点を
もつ。 第5の実施例(第6図)は、所定の間隔をおい
た密着巻コイル7の略全長の渡る複数の箇所を、
挿入部3の内周面、すなわちを可撓管4を構成す
るフレツクス24(螺旋状管)、ブレード25
(網管)にロー付け、半田付け、接着剤等により
固定したものである。但し、26は外皮である。 次に第7図から第9図は第6の実施例を示す図
である。コイル止め30は中心軸に密着巻コイル
7の外径と略同径の貫通孔を有し、略円筒状の細
径部31と一方の端部に略直方体32、他方の端
部に太径部を有する。このコイル止め30は密着
巻コイル7の操作部1側端部に半田付けなどで固
着され、内部に操作ワイヤー8を挿通している。
また、コイル止め受け12には操作部1の地板1
aの平面と平行なスリツト33が形成されてお
り、コイル止め30の細径部31が回動自在に嵌
挿され、地板1aに垂直な面を持つコイル止め受
け固定部材1bにネジ1cで固定されている。更
にコイル止め30がスリツト33上を移動しない
ように抜け止め34をスリツト33の開口側から
コイル止め30に当接させて固定する。 なお、コイル止め30の略直方体32の回転止
め部35は例えば第8図に示すように軸に垂直な
断面が略正方形の場合、正方形の一辺の長さa
は、 1+√2/2a>l (l:スリツト33の中心軸間の距離) を満たすようになつている。 以上のような構成により、密着巻コイル7の巻
きが緩む方向に回動しようとしても、第9図に示
すように回転止め部35がもう一方のコイル止め
30に当たるため、必要以上の回動を規制するよ
うになつている。この場合、最大の回動量は90°
以下である。 つまり、弯曲部5側と操作部1側とのコイル間
で、相対的な捩れが発生することはほとんどなく
なり、従来のように総ピツチ数の減少から密着巻
コイル7の全長が遊びや弯曲角度減少に大きく影
響するほど短かくなるようなことはない。 また、第10図、第11図に示される第7の実
施例では、コイル止め40は略円筒状で細径部4
1とその両端の太径部42とからなつている。そ
して、太径部42の側面には径方向に突起した回
転止め43が設けられている。 この回転止め43によつて、密着巻コイル7が
回転したとしても、第11図に示すようにもう一
方のコイル止め40に接触するためにそれ以上回
動しないように規制できる。 第12図は第8の実施例を示す図である。コイ
ル止め50は略直方体で密着巻コイル7の外径と
略同径の貫通孔51を2本有するとともに、コイ
ル止め受け52に嵌合する溝53が形成されてい
る。そして、このコイル止め50は抜け止めビス
54によつてコイル止め受け52に固定されてい
る。このような構成によつて密着巻コイル7の回
動を規制することができる。 次に以上説明した効果を確認した実験結果を表
1に示す。 大腸用内視鏡でコイルシースの軸廻りの回動を
規制したもの、及び回動を規制していないものに
対し、耐性試験を実施し、「弯曲角度減少」「遊
び」を測定した。
以上説明したようにこの発明によれば、ガイド
シースの軸廻りの回動を規制することにより、弛
みの一つの要因となるコイルシースの全長が短か
くなることを確実に取り除くことができた。 これ故、「遊び」や「弯曲角度減少」が起こら
ずにすみ、長期に渡り、内視鏡の良好な挿入性、
観察・処置能力を維持することができる。 しかも、弛みが発生しないから、修理で内視鏡
の使用が中断されたり、修理費がかかることはな
い。
シースの軸廻りの回動を規制することにより、弛
みの一つの要因となるコイルシースの全長が短か
くなることを確実に取り除くことができた。 これ故、「遊び」や「弯曲角度減少」が起こら
ずにすみ、長期に渡り、内視鏡の良好な挿入性、
観察・処置能力を維持することができる。 しかも、弛みが発生しないから、修理で内視鏡
の使用が中断されたり、修理費がかかることはな
い。
第1図および第2図はこの発明の第1の実施例
を示し、第1図は要部となるガイドシースの操作
部側の固定構造を示す分解斜視図、第2図はその
固定構造をもつ弯曲操作装置を内視鏡と共に示す
概略側面図、第3図はこの発明の第2の実施例の
要部を示す分解斜視図、第4図はこの発明の第3
の実施例の要部を示す分解斜視図、第5図はこの
発明の第4の実施例の要部を示す分解斜視図、第
6図はこの発明の第5の実施例の要部を示す断面
図、第7図および第9図はこの発明の第6の実施
例を示し、第7図は要部を示す分解斜視図、第8
図は要部を示す拡大図、第9図は要部の動きを示
す説明図、第10図および第11図はこの発明の
第7の実施例を示し、第10図は要部を示す分解
斜視図、第11図は要部の動きを示す説明図、第
12図はこの発明の第8の実施例の要部を示す分
解斜視図である。 1……操作部、2,2a……プーリ、操作レバ
ー(弯曲操作部)、3……挿入部、7……密着巻
コイル(コイルシース)、8……操作ワイヤー、
10,30,40,50……コイル止め、12…
…コイル止め受け。
を示し、第1図は要部となるガイドシースの操作
部側の固定構造を示す分解斜視図、第2図はその
固定構造をもつ弯曲操作装置を内視鏡と共に示す
概略側面図、第3図はこの発明の第2の実施例の
要部を示す分解斜視図、第4図はこの発明の第3
の実施例の要部を示す分解斜視図、第5図はこの
発明の第4の実施例の要部を示す分解斜視図、第
6図はこの発明の第5の実施例の要部を示す断面
図、第7図および第9図はこの発明の第6の実施
例を示し、第7図は要部を示す分解斜視図、第8
図は要部を示す拡大図、第9図は要部の動きを示
す説明図、第10図および第11図はこの発明の
第7の実施例を示し、第10図は要部を示す分解
斜視図、第11図は要部の動きを示す説明図、第
12図はこの発明の第8の実施例の要部を示す分
解斜視図である。 1……操作部、2,2a……プーリ、操作レバ
ー(弯曲操作部)、3……挿入部、7……密着巻
コイル(コイルシース)、8……操作ワイヤー、
10,30,40,50……コイル止め、12…
…コイル止め受け。
Claims (1)
- 1 挿入部内の可撓管に内蔵したコイルシース内
に、挿入部の先端側の弯曲部と手元側の弯曲操作
部とを連結する操作ワイヤーを挿通し、該操作ワ
イヤーの進退操作により弯曲部に弯曲動作を与え
る内視鏡用弯曲操作装置において、前記コイルシ
ースは、弯曲部側の端部を軸廻りに回動不能に固
定し、操作部側の端部を軸廻りに規制してなるこ
とを特徴とする内視鏡用弯曲操作装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8823487A JPH01104237A (ja) | 1987-03-27 | 1988-02-03 | 内視鏡用弯曲操作装置 |
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7164187 | 1987-03-27 | ||
JP62-71641 | 1987-03-27 | ||
JP62-166669 | 1987-07-03 | ||
JP16666987 | 1987-07-03 | ||
JP8823487A JPH01104237A (ja) | 1987-03-27 | 1988-02-03 | 内視鏡用弯曲操作装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01104237A JPH01104237A (ja) | 1989-04-21 |
JPH0556732B2 true JPH0556732B2 (ja) | 1993-08-20 |
Family
ID=26412750
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8823487A Granted JPH01104237A (ja) | 1987-03-27 | 1988-02-03 | 内視鏡用弯曲操作装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4841950A (ja) |
JP (1) | JPH01104237A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4996974A (en) * | 1989-04-17 | 1991-03-05 | Welch Allyn, Inc. | Adjustable steering control for flexible probe |
JPH0337033A (ja) * | 1989-07-05 | 1991-02-18 | Machida Seisakusho:Kk | 内視鏡の湾曲操作装置 |
JPH03264041A (ja) * | 1990-03-14 | 1991-11-25 | Machida Endscope Co Ltd | 湾曲操作装置 |
US5423471A (en) * | 1992-10-02 | 1995-06-13 | United States Surgical Corporation | Apparatus for applying two-part surgical fasteners in laparoscopic or endoscopic procedures |
US5346504A (en) * | 1992-11-19 | 1994-09-13 | Ethicon, Inc. | Intraluminal manipulator with a head having articulating links |
US6200311B1 (en) | 1998-01-20 | 2001-03-13 | Eclipse Surgical Technologies, Inc. | Minimally invasive TMR device |
US6648875B2 (en) | 2001-05-04 | 2003-11-18 | Cardiac Pacemakers, Inc. | Means for maintaining tension on a steering tendon in a steerable catheter |
JP4575110B2 (ja) * | 2004-10-22 | 2010-11-04 | オリンパス株式会社 | 内視鏡装置 |
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US8496648B2 (en) | 2008-05-27 | 2013-07-30 | Intuitive Surgical Operations, Inc. | Stiffening assembly |
WO2011092937A1 (ja) * | 2010-01-29 | 2011-08-04 | オリンパスメディカルシステムズ株式会社 | 挿入機器、内視鏡 |
JP2015107226A (ja) * | 2013-12-04 | 2015-06-11 | オリンパス株式会社 | コイルパイプ位置固定部材、マニピュレータ、およびコイルパイプ位置固定方法 |
JPWO2016006516A1 (ja) * | 2014-07-07 | 2017-04-27 | オリンパス株式会社 | ワイヤ保護シースの接続構造、連結部材、ワイヤ保護シース構造体、及びワイヤ保護シースの接続方法 |
EP3202303A4 (en) * | 2015-05-28 | 2018-10-31 | Olympus Corporation | Endoscope |
CN107072502A (zh) * | 2015-06-29 | 2017-08-18 | 奥林巴斯株式会社 | 内窥镜 |
CN111194178B (zh) * | 2017-10-02 | 2022-06-17 | 奥林巴斯株式会社 | 内窥镜 |
JP7016330B2 (ja) * | 2019-03-29 | 2022-02-04 | Hoya株式会社 | 内視鏡 |
KR102281120B1 (ko) * | 2019-04-10 | 2021-07-26 | 주식회사 이지엔도서지컬 | 내시경 모듈 및 이를 포함하는 모듈형 내시경 장치 |
DE102022107123B4 (de) | 2022-03-25 | 2023-12-21 | Karl Storz Se & Co. Kg | Handstück für ein flexibles Endoskop oder ein flexibles endoskopisches Instrument und flexibles Endoskop oder flexibles endoskopisches Instrument |
DE102022134198A1 (de) | 2022-12-20 | 2024-06-20 | Karl Storz Se & Co. Kg | Ablenksteuerungsmechanismus für eine medizinische Vorrichtung, medizinische Vorrichtung, Wartungsverfahren und Verfahren zur Montage eines Ablenksteuerungsmechanismus oder einer medizinischen Vorrichtung |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3091235A (en) * | 1960-06-15 | 1963-05-28 | American Optical Corp | Diagnostic instruments |
US3610231A (en) * | 1967-07-21 | 1971-10-05 | Olympus Optical Co | Endoscope |
US4203430A (en) * | 1976-12-16 | 1980-05-20 | Nagashige Takahashi | Device for controlling curvature of an end section in an endoscope |
JPS6112961Y2 (ja) * | 1978-04-12 | 1986-04-22 | ||
JPS5931202A (ja) * | 1982-08-11 | 1984-02-20 | Yoshio Takase | 水平維持転動移送装置 |
JPS59196207A (ja) * | 1983-04-22 | 1984-11-07 | 株式会社竹中工務店 | 生コンクリ−トの調合補正方法および調合補正内容の表示装置 |
-
1988
- 1988-02-03 JP JP8823487A patent/JPH01104237A/ja active Granted
- 1988-03-15 US US07/168,264 patent/US4841950A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4841950A (en) | 1989-06-27 |
JPH01104237A (ja) | 1989-04-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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