JPH0556719U - モノレール吊下体の取付構造 - Google Patents

モノレール吊下体の取付構造

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JPH0556719U
JPH0556719U JP435492U JP435492U JPH0556719U JP H0556719 U JPH0556719 U JP H0556719U JP 435492 U JP435492 U JP 435492U JP 435492 U JP435492 U JP 435492U JP H0556719 U JPH0556719 U JP H0556719U
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JP
Japan
Prior art keywords
monorail
yoke
suspension
mounting structure
bracket
Prior art date
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Pending
Application number
JP435492U
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English (en)
Inventor
真二郎 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsubakimoto Chain Co
Original Assignee
Tsubakimoto Chain Co
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Publication date
Application filed by Tsubakimoto Chain Co filed Critical Tsubakimoto Chain Co
Priority to JP435492U priority Critical patent/JPH0556719U/ja
Publication of JPH0556719U publication Critical patent/JPH0556719U/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 モノレール吊下体を上下位置調節可能に且つ
安定した状態で、天井、梁等の固定物に取付けるための
構造を提供すること。 【構成】 取付構造は、下端にモノレールRが具えられ
たモノレール吊下体の上下方向の平面と、固定物に設け
られたブラケット43の上下方向の平面との何れか一方
に形成された上下方向の長孔45と、他方に具えられ長
孔を貫通するボルト46とを有している。ボルトを緩め
た状態で、長孔とボルトの案内によって、モノレール吊
下体31を移動させ、モノレールの上下方向の位置を調
整する。その後に、ボルトを締め込み、モノレール吊下
体31の平面とブラケット43の平面とを直接的に或い
は間接的に密着させる。これによって、モノレール吊下
体は、ブラケットに確実に固定される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、モノレール吊下体を上下位置調節可能に且つ安定した状態で、天井 、梁等の固定物に取付けるための構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、モノレール吊下体は、下端にモノレールを有し、上端が取付構造によっ て梁、天井等の固定物に取付けられている。モノレールは、搬送物を積載したキ ャリヤ(図示省略)の車輪のためのレールとなる。 この取付構造には、モノレール吊下体を単に固定物に取付けているだけでなく 、モノレールの上下方向の位置を調整することができるようになっているものも ある。
【0003】 この第1例の取付構造として、特開平2−200562号公報に記載の取付構 造がある。 この取付構造20は、図7に示すように、ブラケット21と接続ボルト22に よってモノレール吊下体23を固定物Aに吊り下げており、接続ボルト22の位 置を変えることによって、モノレールRの上下方向の位置を調整することができ るようになっている。
【0004】 第2例の取付構造24として、図8、図9に示すものがある。 この取付構造24は、4本のボルト25によって梁Bの上下面B1,B2を挟 持する上、下挟持体26,26,27と、図9に示すように梁Bの4方から梁B の下面B2と下挟持体27との間に交互に差込まれる複数枚の調節板28とで構 成されており、調節板28の枚数を変えることによって、モノレールRの上下方 向の位置を調整することができるようになっている。下挟持体27には、モノレ ール吊下体29が設けられている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、第1例の取付構造20は、モノレールR上をキャリヤが走行する度 毎に、モノレール吊下体23が接続ボルト22の部分で揺れ、キャリヤを安定し た状態で走行させることができないという問題点を有している。 又、第2例の取付構造24は、ボルト25を緩めた状態で調節板28の枚数を 変え、最後にボルト25を締付けるため、締め込むまでモノレールRの最終的な 位置を判断することができず、モノレールRの位置調整に手間を要するという問 題点を有している。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、下端にモノレールが具えられたモノレール吊下体の上下方向の平面 と、固定物に設けられたブラケットの上下方向の平面との何れか一方に形成され た上下方向の長孔と、他方に具えられ前記長孔を貫通するボルトとを有する構造 により、前記の課題を解決したものである。
【0007】
【作用】
ボルトを緩めた状態で、長孔とボルトの案内によって、モノレール吊下体を移 動させ、モノレールの上下方向の位置を調整する。 モノレールの位置が調整できたところで、ボルトを締め込み、モノレール吊下 体の平面とブラケットの平面とを直接的に或いは間接的に密着させる。 これによって、モノレール吊下体は、ブラケットに確実に固定される。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 ヨーク(モノレール吊下体)31(図1、図2参照)は、モノレールRをヨー ク吊下梁(固定物)Bに吊り下げる平板状の部材である。 モノレールRは、4本のボルト32の締付けによって、モノレールR上の一対 の突条R1,R1の部分が2枚の挟持板33と、ヨーク31の先端に取付けられ た平板34とに挟持されてヨーク31の下端に設けられている。 モノレールR(図3参照)上は、搬送物Wを積載したキャリヤCが走行するよ うになっている。
【0009】 ヨーク吊下梁Bは、図5に示すように、建屋の柱Dの間に設けられた補助梁E の間に架け渡してある。ヨーク吊下梁Bと補助梁Eの断面形状は、I(アルファ ベットの大文字の「アイ」)字状になっている。ヨーク吊下梁Bと、補助梁Eは 、図3、図4に示すように、断面L字状のブラケット35によって互いに接続さ れている。
【0010】 ヨーク31(図1、図2参照)は、取付構造40によって、ヨーク吊下梁Bに 設けられている。 取付構造40は、4本のボルト41によってヨーク吊下梁Bの上、下面B1, B2を挟持する断面L字状の夫々一対の上、下挟持体42,42,43,43と 、ヨーク31の両側面(上下方向の平面)36,36に溶接によって設けられた 断面コ字の2枚の接続板44,44と、ヨーク31に形成された2つの上下方向 の長孔45,45と、一対の下挟持体(ブラケット)43,43と各長孔45, 45を貫通するボルト46,46とで構成されている。一対の下挟持体43,4 3はヨーク31を挟み込んでいる。
【0011】 次に、ヨーク31の取付け順序について説明する。 先ず、ヨーク吊下梁B同士の上下方向の位置のバラツキを測定する。 次に、ヨーク31の下端にモノレールRを取付け、上記バラツキに応じて、ヨ ーク31と下挟持体43,43との相対位置を長孔45,45とボルト46,4 6との案内によって調整し、ボルト・ナット46,47の締付けによって一対の 下挟持体43,43でヨーク31を挟み込み、下挟持体43,43とヨーク31 とを一体にする。
【0012】 その後、一対の下挟持体43,43と2枚の接続板44,44とに、4本のボ ルト41を貫通させ、一対のナット50,50で接続板44を挟み込んで、接続 板44とボルト41とを一体にする。
【0013】 このようにして、ヨーク31にモノレールRと一対の下挟持体43,43と4 本のボルト41とを床の上で組立、セット化した後に、モノレールRを吊り上げ 、一対の下挟持体43,43をヨーク吊下梁Bの下面B2に当接させる そして、最後に、4本のボルト41の先端に一対の上挟持体42,42を上方 から差込み、ナット51,52を締付けることによって、上、下挟持体42,4 3はヨーク吊下梁Bを上下方向から挟持することになる。
【0014】 従って、ヨーク31は、一対の下挟持体43,43に挟まれ、ヨーク31の側 面36,36(図2参照)と下挟持体43,43の上下方向の平面47,47と が密着することによって、安定した状態でヨーク吊下梁Bに吊り下げられる。 又、ボルト46は、ヨーク31の上下方向の位置を調整する際の案内の他に、 ヨーク31を固定する役目もしている。
【0015】 なお、以上の実施例のヨーク31は、一対の下挟持体43,43に挟み込まれ た構造になっているが、図6に示す取付構造140のように、1本の断面T字状 の下挟持体(ブラケット)143の上下方向の平面147に取付けてもよい。こ の場合の取付構造140は構造が簡素化される。 図6の取付構造140及びモノレールRを取付ける構造は、下挟持体143以 外の部分は、図1、図2に示す取付構造40及びモノレールRを取付ける構造と 同一であるので、同一部分には、図1、図2の符号の先頭に1を付して示し、そ の構造の説明は省略することとする。
【0016】
【考案の効果】
本考案の取付構造によると、長孔とボルトとを案内にして、モノレール吊下体 を上下移動させ、モノレールの上下方向の位置を調整した後に、ボルトを締め込 むことによって、ブラケットとモノレール吊下体とを一体化する構造になってい るため、モノレール吊下体、すなわち、モノレールの上下位置の調整を容易に行 なうことができる。 又、ボルトを締め込んだ際、モノレール吊下体の平面とブラケットの平面とが 直接的に或いは間接的に密着するようになっているため、キャリヤがモノレール 上を走行方向する際の揺れを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の取付構造の正面図である。
【図2】図1の右側面図である。
【図3】図1の取付構造を具えた補助梁とヨーク吊下梁
とモノレールとの関係図である。
【図4】補助梁とヨーク吊下梁との接続構造を示した図
であり、図3中、4−4矢視断面図である。
【図5】柱と補助梁とヨーク吊下梁との関係を示した平
面図である。
【図6】他の実施例の取付構造の側面図であり、図2に
相当する図である。
【図7】従来例の取付構造の正面図である。
【図8】従来例の取付構造の正面図である。
【図9】図8の取付構造の分解平面図である。
【符号の説明】
R モノレール B ヨーク吊下梁(固定梁) 31,131 ヨーク(モノレール吊下体) 36,136 ヨークの側面(ヨークの上下方向の平
面) 43,143 下挟持体(ブラケット) 45,145 長孔 46,146 ボルト 47,147 下挟持体の平面(ブラケットの上下方向
の平面)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下端にモノレールが具えられたモノレー
    ル吊下体の上下方向の平面と、固定物に設けられたブラ
    ケットの上下方向の平面との何れか一方に形成された上
    下方向の長孔と、他方に具えられ前記長孔を貫通するボ
    ルトとを有することを特徴とする、モノレール吊下体の
    取付構造。
JP435492U 1992-01-13 1992-01-13 モノレール吊下体の取付構造 Pending JPH0556719U (ja)

Priority Applications (1)

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JP435492U JPH0556719U (ja) 1992-01-13 1992-01-13 モノレール吊下体の取付構造

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JP435492U JPH0556719U (ja) 1992-01-13 1992-01-13 モノレール吊下体の取付構造

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JPH0556719U true JPH0556719U (ja) 1993-07-27

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ID=11582074

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JP435492U Pending JPH0556719U (ja) 1992-01-13 1992-01-13 モノレール吊下体の取付構造

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3049316B1 (de) 2013-09-24 2018-06-20 Hösker, Torsten Überflurfördereinrichtung zur lagerung an der decke einer montageanlage
CN108505406A (zh) * 2018-05-18 2018-09-07 中铁二院工程集团有限责任公司 一种全预制装配式混凝土货运悬挂式单轨结构

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0225363B2 (ja) * 1987-02-06 1990-06-01 Daikin Ind Ltd

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