JPH0556523B2 - - Google Patents

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JPH0556523B2
JPH0556523B2 JP60129707A JP12970785A JPH0556523B2 JP H0556523 B2 JPH0556523 B2 JP H0556523B2 JP 60129707 A JP60129707 A JP 60129707A JP 12970785 A JP12970785 A JP 12970785A JP H0556523 B2 JPH0556523 B2 JP H0556523B2
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JP
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nax
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Komandeyuri Ranga
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Carboloy Inc
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Publication date
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Publication of JPH0556523B2 publication Critical patent/JPH0556523B2/ja
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    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/18Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form
    • G05B19/4093Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form characterised by part programming, e.g. entry of geometrical information as taken from a technical drawing, combining this with machining and material information to obtain control information, named part programme, for the NC machine
    • G05B19/40937Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form characterised by part programming, e.g. entry of geometrical information as taken from a technical drawing, combining this with machining and material information to obtain control information, named part programme, for the NC machine concerning programming of machining or material parameters, pocket machining
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
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    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/36Nc in input of data, input key till input tape
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    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/36Nc in input of data, input key till input tape
    • G05B2219/36283Select, enter machining, cutting conditions, material file, tool file
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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  • Numerical Control (AREA)
  • Turning (AREA)
  • Automatic Control Of Machine Tools (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
発明の背景 この発明は、工具オペレータが馬力が異なる工
作機械で、種々の材料の内のどれに対しても、妥
当な切削条件を選択して実施することが出来る様
にすることにより、機械加工技術の改良を提供す
る。この発明は手作業又は数値制御による機械加
工の何れにも適している。「数値制御」と云う言
葉をこの明細書では、再利用可能なプログラミン
グ媒質(例えば穿孔テープ、磁気テープ、フロツ
ピ・デイスク)に機械言語でプログラムされた命
令、又は計算機を組入れた数値制御工作機械のメ
モリに貯蔵された命令の何れかに応答して、工作
機械の動作を制御することを指すものとする。 然し、機械加工が手動制御であるか数値制御で
あるかに関係なく、従来切削条件の選択は、工作
機械の能力を十分利用しない形で行なわれてい
た。即ち、工作機械のオペレータに与えられる指
示、又はプログラマから数値制御プログラムに送
込まれる命令は、行なう機械加工の種類、機械加
工する材料、その硬さと状態、及び切削工具の材
料に応じて、速度、送り(feed)及び切込み
(DOC)の推奨値に基づいている。こういう推奨
値(並びに切削用流体の選択、工具のジオメトリ
ー(即ち工作物に対する工具の姿勢)及び特定の
作業に必要な動力を計算する為の一般的な情報)
は、「マシーニング・データ・ハンドブツク
(Machining Data Handbook)第2版(1972
年、オハイオ州のメトカツト・リサーチ・アソシ
エイツ・インコーポレーテツドのマシーニング・
データ・センター発行)の様なハンドブツクから
決定される。こういう方式はその性格から硬直性
があり、都合の悪いことに、この様にして得られ
た速度、送り及び切込みの値は不必要に保守的
で、その結果工作機械の利用度が著しく低いこと
がある。この問題は、多くのパートプログラマ
(即ち、作ろうとする)部品の機械加工のプログ
ラミングを担当する個人)が機械加工技術に熱練
していないことによつて、更に面倒になる。 この発明の方法は、特定の機械加工作業(即
ち、粗加工又は仕上げ加工)に対して、或る制約
(constraint)を充たしながら、選ばれた工作機
械を更に十分に活用する切削条件を繰返し
(iterative)方式で決定することが出来るように
することにより、工作機械の利用率が低いという
当面の問題を解決しようとするものである。更
に、この発明の方法は訓練を受けたオペレータが
所要の計算を実施して工作機械を適切に手動で調
節することが出来る様に、送り及び切込みを決定
する為の簡単な計算を用いるが、数値制御形工作
機械の場合は、プログラミング・タスクを工作機
械オペレータの手に委ねるという非常に望ましい
選択を提供する。 この為、所定の部品を製造する為に順次実行す
べき一連の機械加工作業の各々に対する切削条件
を選択して実施する為のこの発明の繰返し方法
は、全体的な計算機支援プロセスの一部分にする
ことが出来る。このようなプロセスでは、一旦部
品の設計が出来ると、この部品の製造を担当する
工作機械オペレータが、対話形グラフイツクを用
いてこの部品(又はその構成部分)の図面を描
き、この部品を要素に分割し、機械加工作業のシ
ーケンスを選択し切削条件を選択し、数値制御プ
ログラムを書き、このプログラムに従つて、工作
機械で機械加工作業を実施することにより、この
プログラムを実行することが出来る。上に述べた
タスクを工作機械オペレータの制御に委ねること
は、工作機械の利用率がよくなるという利点の他
に、生産性の向上及びコストの低下をもたらすと
予想される。 発明の説明 異なる規模の工作機械で種々の材料のどれを機
械加工する場合でも、終始効果的な送り及び切込
みの値を工作機械オペレータが決定することが出
来る様にする繰返し方法を提供する。一旦こゝで
定義する制約が加えられると、送りを調節する手
段及び切込みを調節する手段を介して、送り及び
切込みの値に対する設定値が、オペレータによつ
て手作業で工作機械に対して課せられる。この代
りに、送り及び切込みを手作業で調節する代り
に、機械言語で作成された、又はそれに変換され
た数値制御テープの様なプログラミング媒質に応
答する制御装置を介して、これらの調節する手段
を自動的に決め直すことが出来る。機械加工すべ
き部品に対する送り及び切込みの最終データをプ
ログラムした媒質が機械のコントローラに装入さ
れて、工作物に所定の形状の変化を作り出す為に
所定回数のパスに対する切削条件を設定する。 この方法は、最大及び最小の送りと最大及び最
小の切込み対送り比を定める一連の制約値を適用
することにより、繰返し式に実施される。最終的
な送り及び切込みは、馬力(HP)条件を変えず
に、制約値を満足する様に決定される。課せられ
た条件を充たす為、最終的な送り(ff)は√i i
Lに等しくすべきであり、最終的な切込み(df
は√i iに等しくすべきである。こゝでL=
(d/f)naxであり、fi及びdiは最小(又は最大)
送り基準及びHP条件を充たした後に選ばれる初
期送り及び初期切込みである。 旋削、フライス削り、中ぐり又はその他の作業
の為の送り及び切込みの決定を開始するには、次
の式から、送りの第1近似を計算することが出来
る様に、或るデータを選択し又は計算しなければ
ならない。 f=(HPc)/(V×12×d×uhp) こゝでHPcは工具挿着体(insert)の切れ刃に
於ける馬力、Vは切削速度、dは切込みの第1近
似値、uhpは単位馬力である。HPcはモータの馬
力よりもずつと小さな値を持ち、その差は伝動損
失並びに工具挿着体が摩耗した時にかかる余分の
荷重を打消すのに必要な動力である。この後、第
1近似値として決定されたfの値をfnio(送りに対
して許容し得る最小値)とfnax(送りに対して許
容し得る最大値)との間にある送りの許容し得る
値の範囲と比較する。機械加工作業の種類(粗加
工又は仕上げ加工)が送りの制約値を決定する。
即ち、fnioは、それより切込みが小さいと、工具
と工作物の間に過大な擦れ合いが生ずる様な切込
みの最小値に関係し、 fnaxは作られる面の許容し得る粗さに関係す
る。前者の値は工具挿着体のノーズ半径及び横切
れ刃角(SCEA)に関係し、後者の値は工具挿着
体のノーズ半径(R)に関係する(即ち、送りは√
×Raに比例する。こゝでRaは必要な仕上げの算
術平均である)。 fがfnioより小さい場合、fの値をfnioの値まで
増加し、これが送りの初期値fiになる。dの値
(切込みの第1近似値)が、使われる切削挿着体
の形状、平面図で見た挿着体の内接円の直径、ノ
ーズ半径及び挿着体を使う時のSCEAに基づいて
決定される。 次に次の式を用いて、dの初期値(di)を定め
る。 difi=df(こゝでfiの値はfnioである) didf/fnio diの値を使つて、次の基準、即ち予め設定した
切込み対送り比の許容し得る範囲に適用する為に
di/fiを計算する。(di/fi)/(d/f)naxであれ
ば、一応最終値(ff)と考えられる送りの値は、
次の式を用いて、fiの値を増加することによつて
得られる。 ff=√i i(こゝでLは(d/f)naxである) 一応最終値(df)と考えられる切込みの値は、
次の式を使つてdiを減少することによつて得られ
る。 df=√i i(こゝでLは(d/f)naxである) 送り(f)の第1近似値がfnaxより大きい場合、f
の値をfnaxの値まで減少し、これが送りの初期値
fiになる。 次にdiの値を次の式から決定する。 difi=df(こゝでfiの値はfnaxである) di=df/fnax(dは第1近似値を持つ) (d/fi)が(d/f)nioより小さな値であれ
ば、(d/fi)は(d/f)nioの値にする。前の条
件が成立するから、dはdnaxに等しく、これより
大きな値を持つことは出来ない。従つて、送りの
値を更に減少して、ff=d/(d/f)nioにする
ことが必要である。最終的な切込み(df)はdの
値を持つ。 送り(f)の第1近似値がfnioに等しいかそれより
大きく、且つfnaxに等しいかそれより小さく、ま
た切込み対送り比の最初の値が(d/fnio)に等
しいかそれより大きく、且つ(d/fnax)に等し
いかそれより小さい場合、f及びdの値を変える
必要はない。 fがfnaxより大きいか、或いは(d/fi)が
(d/f)nioより小さな値を持つ場合の様に、f
を減少する必要があつた場合、これらの送り及び
切込みの値を使うと、挿着体の切れ刃に利用し得
る馬力は最大限に使われない。切削挿着体を一層
高い速度で機械加工作業に使うことが出来る場合
(例えば炭化物の工具挿着体を用いてアルミニウ
ムを機械加工する場合)、且つ機械が一層高い速
度(V)で動作し得る場合、オペレータはそうする選
択の余地がある。一層高い速度で動作させるよう
に選択した場合、速度Vの新しい値に対して、上
に述べた解析を繰返す。 次に、工作物から除去すべき材料の厚さ(ds
と最終的な切込み(df)が判れば、機械加工のパ
スの所要回数を決定することが出来る(パスの回
数=ds/df0こうして決定された値が整数でなけ
れば、パスの回数は次に大きな整数の値に増加す
べきであり、新しい切込み(doew)及び新しい送
り(foew)を決定する。新しい送りはdoew
(d/f)nio又はdfff/doewの内の小さい方である。
然し、foewはfnioより小さかつたり或いはfnaxより
大きくてはならない。極端な状態では、即ち、
foewがfnioより小さいかfnaxより大きい場合、
doew/foewが(d/f)nioより小さいか或いは
(d/f)naxより大きいことが起り得る。この結
果は、切込み対送り比が(d/f)nioに等しいか
又はそれより大きく、且つ(d/f)naxに等しい
か又はそれより小さいという一般則に違反する。
そこで、一般則からのずれによつて悪影響がある
かどうかは、オペレータが判断することになる。 使うべき送り及び切込みの現実的な値に到達し
たら、この時オペレータは選択した動作条件を反
映する様に切込みを決め直し、機械加工作業に進
むことが出来る。工作機械にその備えがあれば、
手動調節を用いる代りに、こういう調節手段は、
一旦オペレータがこの動作情報を機械加工プログ
ラムに入れゝば、自動的に決め直すことが出来
る。普通の数値制御では、この為には、オペレー
タが数値制御テープに機械加工用プログラムを作
成し、穿孔テープの精度を検証し、正しく穿孔し
たテープをコントローラに送り込み、このコント
ローラが前述の調節手段を決め直すサーボ装置を
作動することにより、プログラムを実行する。同
様に、更に高級な計算機を用いた数値制御の場
合、送り及び切込みに関するデータが工作機械内
にあるメモリに機械加工プログラムの一部分とし
て(普通は穿孔テープを読取ることによつて)記
憶される。装置を作動すると、プログラムがコン
トローラに装入され、送り及び切込みを設定する
手段を決め直すサーボ装置の作動を含めて、プロ
グラムが実行される。 この発明によれば、プロセス立案者、生産技術
者及びパート・プログラマの知識をコントローラ
のソフトウエアに取入れ、そして最も実施し易い
切削条件を決定する際に、このデータをオペレー
タの経験で補うことが可能になる。 この発明の新規であつて、従来から容易に考え
られないと思われる特徴は、特許請求の範囲に具
体的に記載してあるが、この発明の構成、作用、
及び目的並びに利点は、以下図面について説明す
る所から、最もよく理解されよう。 挿着体の切れ刃に必要な馬力の決定 工作機械の製造業者から提供されるデータ(例
えば機械特性表)を参照すれば、工作機械の馬力
(HP)と連続運転に基づく機械利用率(η)が
判る。ηの典型的な値は80%である。これらの2
つの量の積(HP×η)がスピンドル(主軸)の
馬力の目安になる。 次に工具摩耗補正係数(Cw)を次の式から決
定する。 Cw=1+(0.1×工具摩耗基準)/0.010 この式は、工具挿着体の逃げ面摩耗が0.010吋
である毎に、切削力の消費量が10%増加するとい
う仮定に基づいている。工具摩耗基準のデータ源
の1例が表に示されている。これは1969年にプ
レンテイス・ホール・インコーポレーテツド社か
ら出版されたアーマレゴ及びブラウンの著書
「ザ・マシーニング・オブ・メタルズ(The
Machining of Metals)」の第212頁の抜枠であ
る。同じ様なデータは、機械加工に関する他の著
書又は前述のマシーニング・データ・ハンドブツ
クの様なハンドブツクから得られる。
【表】
【表】 *:最大許容逃げ面摩耗、即ち工具摩耗基準。
工具摩耗基準は、工具挿着体の所定の材料を用
いた所定の機械加工作業で許容し得る工具の摩耗
を反映したものである。 上に挙げた情報を用いて、切れ刃に於ける馬力
(HPc)は次の式から計算することが出来る。 HPc=HP×η/Cw 切込み(d)の第1近似の決定 切込みを決定する為の公式が第1図に示されて
おり、一旦使う工具装着体が選択されたら、適当
な式を用いる。第1図に示す記号は次の意味を持
つ。すなわち、 I.C.は平面図で見て、挿着体に内接し得る円の
直径、 Rはノーズ半径、 SCEAは横切れ刃角である。 第1図の種々の工具挿着体の形は好ましい階層
的な順序で示されている。即ち、円形の工具挿着
体を使うことは(特定の機械加工作業で使うこと
が出来れば)、これに続くどの形を使うのよりも
最も好ましい。円形を使うことが出来なければ、
次に続く形、即ち4角形の挿着体を考えるという
様になつている。 使うべきSCEAの値は、工具挿着体の製造業者
から提供される情報に基づいて、オペレータが定
める。旋削作業に於ける送り及び切込み(d)に対す
るその関係が第2図に示されている。一般的に推
奨される最大のSCEAを使うことが好ましい。然
し、具体的な値は、機械加工される部品の部分の
形状に関係することがある。フライス削りの場
合、コーナ角(第3図に示す)の値がSCEAとし
て作用する。Rの値も工具挿着体の製造業者から
提供される。 例として云うと、所定の工具に対する切込みは
次の様に計算される。 形:4角形 寸法:1/2吋平方で厚さ3/16吋 ノーズ半径R:3/64吋 SCEA:15° 第1図から適当な公式を選択した後、切込みの
計算が行なわれる。 d=0.4(I.C.−R)cosSCEA d=0.4(0.5−3/64)cos15° d=0.175吋 送り(f)の第1近似の計算 f=(HP×η/Cw)/(V×12×d×uhp) uhpの値は、表、及び(何れもゼネラ
ル・エレクトリツク・カンパニのカーボロジー・
システムズ・デパートメントから出版された「ミ
リング・ハンドブツク・オブ・ハイ・エフイシヤ
ンシイ・メタル・カツテイング(Milling
Handbook of High−Efficiency Metal
Cutting)」の第53頁の抜枠)に示される様に、機
械加工される材料の種類及び硬さによつて変わ
る。これらの表は工具挿着体及び工具ホルダーの
製造業者や、機械加工のハンドブツクから一般的
に入手し得る情報の種類を表わすものとして提供
したものにすぎない。種々の硬度に対して表の
縦列に挙げた数字はuhpの値である。こういう材
料を機械加工する時、切削速度が臨界的な値まで
高くなると、因子uhpの大きさが減少する。この
臨界的な切削速度を越えて切削速度を高めても、
uhpの値に目立つた影響はない。 Vの値は、工具挿着体の製造業者が推奨する値
にしてもよいし、或いはこれまでの実証された工
具の寿命及び全体的なコストに基づいて、工作機
械のオペレータが結論した値であつてもよい。切
削速度Vは臨界値になる程高くなることもある
が、普通はそれより幾分低い値である。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】 最終的な送り(ff)及び最終的な切込みの計算 最終的な送り及び最終的な切込みに達する為に
は、所定の機械加工作業で充たさなければならな
いこれらのパラメータの製約値を定めることが重
要である。こういう制約値(これは工作物の材
料、及び機械加工作業の種類、即ち粗加工か仕上
げ加工かに関係し、定量的には第4図のグラフに
示される)はオペレータによつて定められる。粗
旋削の場合の1例としてfnio、fnax、(d/f)nio
及び(d/f)naxに対する一組の制約値を挙げる
と次の通りである。 最大送り:0.025吋/回転(ipr) 最小送り:0.005ipr 最大(d/f):15 最小(d/f):10 最終的な送り(ff)及び最終的な切込み(df
の値に達するには、交代的な2つの経路がある。
使う工作機械の規模(即ち馬力)、その利用率、
機械加工すべき材料(即ち工作物の材料)、問題
の工具挿着体の材料、提唱された切削速度(V)、及
び機械加工の種類(粗加工又は仕上げ加工)に対
する送りと切込みの制約値を考慮に入れた表が作
成された場合、この表を参照して、既に計算され
た最終的な送り及び切込みの値を選択するだけで
よい。表乃至は、ff及びdfに対する妥当な
値を記載したこの様に作成された表の例である。
7種類の規模の工作機械及び6種類の工作物の材
料が考えられており、この内の4種類の工作物の
材料の各々に対する値が、2種類の機械加工速度
に対して記載されている。これらの表中のデータ
は、相異なる2種類の工具挿着体材料(即ち、焼
結炭化タングステン合金及びセラミツク)を使う
場合の典型である。 当然ながら、適当の表を利用することが出来な
い場合、送り及び切込みの第1近似値を決めて、
上に述べた計算順序を実施すること(即ち、その
後設定した制約値を守りながら、fi、di、di/fi
定め、最終的にff及びdfをみつけること)が必要
である。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】 (a) (b) (c
) (d) (e) (f)
(g)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 工具挿着体の送りを調節する手段、及び該工
    具挿着体の切込みを調節する手段を持つていて、
    工具挿着体を用いる工作機械で、工作物を機械加
    工する為の切削条件を選択し且つ実施する方法に
    於て、 (イ) 前記工具挿着体の切り刃に必要な馬力
    (HPc)を計算し、 (ロ) 使うべき切込み(d)の値の第1近似を計算し、 (ハ) 使うべき送り(f)の値の第1近似を計算し、 (ニ) 比d/fの値を決定し、 (ホ) f及びd/fの値を、予め設定した制約値
    fnio、fnax、(d/f)nio及び(d/f)naxの値と
    比較し、 (ヘ) fがfnioより小さい値を持つていれば、fnio
    値を送りの初期値(fi)として割当て、dの値
    を切込みの初期値(di)として、di×fi=d×
    fとなる様に減少し、(di/fi)の値を計算し、
    (di/fi)が(d/f)naxより大きな値を持て
    ば、L=(d/f)naxとして、次の式 ff=√(i×i) df=√i×i× から、最終的な送りの値(ff)及び最終的な切
    込みの値(df)を計算し、 (ト) fがfnaxより大きな値を持てば、fnaxの値をfi
    の値として割当てて、(d/fi)の値を計算し、
    (d/fi)が(d/f)nioより小さな値を持て
    ば、(d/f)nioの値をd/fi)に割当て、次の
    式 ff=d/(d/f)nio からffの値を計算し、前の工程のdの値をdf
    割当て、 (チ) fがfnioに等しいか又はそれより大きく且つ
    fnaxより小さいか又はそれに等しい値を持ち、
    (d/f)が(d/f)nioに等しいか又はそれ
    より大きく且つ(d/f)naxに等しいか又はそ
    れより小さい値を持てば、ff=f及びdf=dと
    し、 (リ) 工作物に対する工具挿着体の送りを調節する
    手段を、ffの値を持つ送りに決め直し、 (ヌ) 前記工作物に対する工具挿着体の切込みを調
    節する手段を、dfの値を持つ切込みに決め直
    し、 (ル) 機械加工作業を進める工程から成る方法。 2 特許請求の範囲第1項に記載した方法に於
    て、粗加工を行なう場合、制約値をfnio
    0.005ipr、fnax=0.050ipr、(d/f)nio=5及び
    (d/f)nax=15とする方法。 3 特許請求の範囲第1項に記載した方法に於
    て、仕上げ加工を行なう場合、制約値をfnio
    0.001ipr、fnax=0.050ipr、(d/f)nio=2及び
    (d/f)nax=25とする方法。 4 特許請求の範囲第1項に記載した方法に於
    て、送りを調節する手段及び切込みを調節する手
    段の決め直しを手作業で行なう方法。 5 特許請求の範囲第1項に記載した方法に於
    て、決め直しが数値制御プログラムに応答して行
    なわれる方法。 6 特許請求の範囲第5項に記載した方法に於
    て、コントローラに供給される数値制御プログラ
    ムが第1のサーボ駆動機構を作動して送りを調節
    すると共に第2のサーボ駆動機構を作動して切込
    みを調節する方法。 7 特許請求の範囲第1項に記載した方法に於
    て、機械加工タスクが旋削中ぐり及び正面フライ
    ス削りから成る群から選ばれる方法。 8 工具挿着体の送りを調節する手段及び工具挿
    着体の切込みを調節する手段を持つていて、工具
    挿着体を用いる工作機械で、工作物を機械加工す
    る切削条件を選択して実施する方法に於て、 (イ) 前記工具挿着体の切り刃に必要な馬力
    (HPc)を計算し、 (ロ) 使うべき切込み(d)の値の第1近似を計算し、 (ハ) 使うべき送り(f)の値の第1近似を計算し、 (ニ) 比d/fの値を決定し、 (ホ) f及びd/fの値を予め設定した制約値fnio
    fnax、(d/f)nio及び(d/f)naxと比較し、 (ヘ) fがfnioより小さい値を持てば、fnioの値を送
    りの初期値(fi)として割当て、di×fi=d×f
    となる様に、dの値を切込みの初期値(di)と
    して減少し、(di/fi)の値を計算し、(di/fi
    が(d/f)naxより大きな値を持てば、L=
    (d/f)naxとして、次の式 ff=√(i×i) df=√i×i× から、最終的な送りの値(ff)及び最終的な切
    込みの値(df)を計算し、 (ト) fがfnaxより大きな値を持てば、fnaxの値をfi
    の値として割当てて、(d/fi)の値を計算し、
    (d/fi)が(d/f)nioより小さな値を持て
    ば、(d/f)nioの値を(d/fi)に割当て、次
    の式 ff=d/(d/f)nio からffの値を計算し、前の工程のdの値をdf
    割当て、 (チ) fがfnioに等しいか又はそれより大きく且つ
    fnaxより小さいか又はそれに等しく、(d/f)
    が(d/f)nioに等しいか又はそれより大きく
    且つ(d/f)naxに等しいか又はそれより小さ
    い値を持てば、ff=f及びdf=dとし、 (リ) 各々のパスに対してdfの値を使つて、工作物
    から除去すべき材料の厚さの機械加工を完了す
    るのに必要なパスの回数を計算し、 (ヌ) パスの回数が整数値を持つていれば、前記工
    作物に対する工具挿着体の送りを調節する手段
    をffの値を持つ送りに決め直し、前記工作物に
    対する工具挿着体の切込みを調節する手段をdf
    の値を持つ切込みに決め直し、 (ル) パスの回数が整数値を持たなければ、パス
    の回数を次に大きな整数に増加して、前記一層
    大きな整数回のパスを行なうのに必要な新しい
    切込み(doew)を計算すると共に、必要とする
    新しい送り(foew)を計算し、前記工作物に対
    する工具挿着体の送りを調節する手段をfoew
    値を持つ送りに決め直し、前記工作物に対する
    工具挿着体の切込みを調節する手段をdoewの値
    を持つ切込みに決め直し、 (オ) 機械加工作業を進める工程から成る方法。 9 特許請求の範囲第8項に記載した方法に於
    て、粗加工を行なう場合、制約値はfnio
    0.005ipr、fnax=0.050ipr、(d/f)nio=5及び
    (d/f)nax=15とする方法。 10 特許請求の範囲第8項に記載した方法に於
    て、仕上げ加工を行なう場合、制約値はfnio
    0.001ipr、fnax=0.050ipr、(d/f)nio=2及び
    (d/f)nax=25とする方法。 11 特許請求の範囲第8項に記載した方法に於
    て、送りを調節する手段及び切込みを調節する手
    段を手作業で決め直す方法。 12 特許請求の範囲第8項に記載した方法に於
    て、数値制御プログラムに応答して決め直しが行
    なわれる方法。 13 特許請求の範囲第12項に記載した方法に
    於て、コントローラに供給される数値制御プログ
    ラムが第1のサーボ駆動機構を作動して送りを調
    節すると共に、第2のサーボ駆動機構を作動して
    切込みを調節する方法。 14 特許請求の範囲第8項に記載した方法に於
    て、機械加工タスクが旋削、中ぐり及び正面フラ
    イス削りから成る群から選ばれる方法。
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