JPH0469131A - 数値制御旋盤の第3刃物台の加工支援方法およびその制御装置 - Google Patents

数値制御旋盤の第3刃物台の加工支援方法およびその制御装置

Info

Publication number
JPH0469131A
JPH0469131A JP18043090A JP18043090A JPH0469131A JP H0469131 A JPH0469131 A JP H0469131A JP 18043090 A JP18043090 A JP 18043090A JP 18043090 A JP18043090 A JP 18043090A JP H0469131 A JPH0469131 A JP H0469131A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
machining
tool rest
spindle
workpiece
main shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18043090A
Other languages
English (en)
Inventor
Takanobu Sato
隆信 佐藤
Kiyokuni Kawashima
川嶋 清洲
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Seiki Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Seiki Co Ltd filed Critical Hitachi Seiki Co Ltd
Priority to JP18043090A priority Critical patent/JPH0469131A/ja
Priority to US07/629,774 priority patent/US5127140A/en
Publication of JPH0469131A publication Critical patent/JPH0469131A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Turning (AREA)
  • Numerical Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、数値i+制御旋盤に関する。更に詳しくは
、ベット上に対向して2つの主軸台が配置され、この第
1.2主軸台に対応して3つの刃物台を有する数値制御
複合旋盤において、第3刃物台が第1主軸、第2主軸の
どちらに取付けたワークでも加工することができるタイ
プの数値制御旋盤における第3刃物台の加工支援方法と
その制御装置に関する。
[従来技術] 数値制御旋盤の中には、主軸軸線上にチャックが対向す
るように2つの主軸台をZlI線(主軸軸線)方向に移
動可能に配置し、これに各々対応した2つの刃物台を有
したものは知られている。この数値制御旋盤は、主軸の
チャックにそれぞれ把持された被ワークを、それぞれ対
応する刃物台をX、Z軸方向に数値制御装置により補間
制御させて加工している。
対向する2つの主軸台を有する旋盤では第1主軸側で第
1工程の加工を行い、この加工が終了したらワークを第
2加工部に受け渡して第2工程の加工を行うのか一般的
である。
このタイプの数値制御旋盤の加工効率を向上させるため
には、第1主軸側の加工時間と第2主軸側の加工時間と
の差を少なくし、アイドルタイムが生じないように制御
する!g・要がある。そこで例えば、特開昭63−16
9251に記載されたもののように、第1工程と第2工
程の加工時間がほぼ同一になるように加工工程を第1工
程、第2工程に割付ける制御装置が提案されている。
しかし、加工工程を割付けるにしても種々の制約があり
実際には、第1工程と第2工程との加工時間をほぼ同一
にすることは困難である。例えば、第2工程でチャック
に把持される部分の加工は、第1工程で必ず行なわれな
ければならない。
荒加工と仕上加工の順序を入れ換えることはできない。
第1工程で仕上加工を行い第2工程で荒加工を行うこと
はできない。表面の加工は第1工程で、裏面の加工は第
2工程でしか行えないなどである。
自動作画、自動プログラミングを備えた工作機械ても、
2つのワークを夫々同時に加工するような計算、決定は
行われているが、第3刃物台を有し、二つの加工部(ワ
ーク)を必要に応じ加工支援するような計算、決定方法
はない。
[発明が解決しようとする課題] この発明は、以上のような技術的背景のもとに発明され
たものであり、次の目的を達成する。
この発明の目的は、2つの主軸を有し、2つのワークを
同時加工する数値制御旋盤において、自主軸に把持した
ワークの加工が可能な刃物台(第3刃物台)を設け、こ
の第3刃物台で加工を支援して、第1主軸側の加工時間
と第2車軸側の加工時間を最適にし、効率的な加工を行
うための第3刃物台の加工方法およびその制御装置を提
供することにある。
[前記課題を解決するための手段および作用]前記課題
を解決するために次のような手段を採る。
第1の手段は、ベッド(1)と、このべ・・lド(1)
に設けられた第1主軸台(2)と、この第1主軸台(2
)内に回転自在に支持されかつ第1ワークチャック(3
)を有する第1主軸(22)と、この第11軸(22)
を回転駆動するための第1主軸モータ(4)と、前記ベ
ッド(1)上に前記主軸台(2)に対向して設けられた
第2主軸台(5)と、この第2主軸台(5)内に回転自
在に支持されかつ前記第1主軸(22)に保持されたワ
ークを受け取り保持するための第2ワークチャック(8
)とを有する第2主軸(23)と、この第2主軸(23
)を回転駆動するための第2主軸モータ(9)と、前記
ベッド(1)上を駆動制御され主に前記第1主軸(22
)に取り付けられたワークを加工するための第1刃物台
(11)と、前記ベッド(1)上を駆動制御され主に前
記第2主軸(23)に取付けたワークを加工するための
前記第2刃物台(20)と、前記第1刃物台(11)ま
たは前記第2刃物台(20)と連携され前記ベント(1
)上を駆動制御されて前記ワークの加工を支援するため
の第3刃物台(30)とからなる数値制御旋盤てあって
、 前記第1主軸(22)に取付けた前記ワークを前記第1
刃物台(11)で加工するための加工プログラムを作成
し、前記第2主軸(23)に取付けられた前記ワークを
前記第2刃物台(20)で加工するための加工プログラ
ムを作成し、前記第1刃物台(11)と前記第2刃物台
(20)での加工に必要な加工時間を積算し、前記第1
刃物台(11)と前記第2刃物台(20)での加工に必
要な積算時間がほぼ同じ時間にバランスしないときは前
記第3刃物台(30)で前記第1主軸(22)または前
記第2主軸(23)の前記ワークのある加工工程を分担
して加工して、前記第1主軸(22)での加工時間(2
2)と前記第2主軸(23)での加工時間をバランスさ
せる数値制御旋盤の第3刃物台の加工支援方法である。
第2の手段は、ベッド(1)と、このベット(1)に設
けられた第1主軸台(2)と、この第1主軸台(2)内
に回転自在に支持されかつ第1ワークチャック(3)を
有する第1主軸(22)と、この第1主軸(22)を回
転駆動するための第1主軸モータ(4)と、前記ベッド
(1)上でかつ前記主軸台(2)に対向して設けられた
第2主軸台(5)と、前記第2主軸台(5)内で回転自
在に支持されかつ前記第1主軸(22)に保持されたワ
ークを受け取り保持するための第2ワークチャック(8
)とを有する第2主軸(23)と、この第2主軸(23
)を回転駆動するための第2主軸モータ(9)と、前記
ベッド(1)上を駆動制御され主に前記第1主軸(22
)に取り付けられたワークを加工するための第1刃物台
(11)と、前記ベッド(1)上を駆動制御され主に前
記第2主軸(23)に取付けたワークを加工するための
前記第2刃物台(20)と、前記第1刃物台(11)ま
たは前記第2刃物台(20)と連携され前記ベッド(1
)上を駆動制御されて前記ワークの加工を支援するため
の第3刃物台(30)とからなる数値制御旋盤であって
、前記第1主軸(22)に取付けた前記ワークを前記第
1刃物台(11)で加工するための加工プログラムを記
憶する手段(60)と、前記第2主軸(23)に取付け
られた前記ワークを前記第2刃物台(20)で加工する
ための加工プログラムを記憶する手段(60〉と、前記
第1刃物台(11)と前記第2刃物台(20)での加工
に必要な加工時間を演算するための手段(50)と、前
記第1刃物台(11)と前記第2刃物台(20)での加
工に必要な加工時間を比較するための手段(51)と、
この比較された時間の配分が適切でないときは前記第3
刃物台(30)で前記第1主軸(23)または前記第2
主軸(23)の前記ワークのある加工工程を分担して加
工して前記第1主軸(22)での加工時間と前記第2主
軸(23)での加工時間をバランスさせるための手段(
52)、(53)とを有する数値制御旋盤の第3刃物台
の加工制御装置である。
U実施例コ 以下、この発明の実施例を図面とともに説明する。第1
図(a)は数値制御複合旋盤の平面図、第1図(b)は
第1図(a)の正面図、第1図(c)は第1図(b)の
側面図である。ベッドlは、本体を構成する基台であり
、鋳物、鋼材なとで形成されている。ベッド1上の一端
には第1主軸台2が設けられている。この第1主軸台2
は、ヘッド1上では移動できない。第1主軸台2内には
、第1主軸22が回転自在に支持されている。
この第1主軸22の先端には、第1チヤツク3が一体に
設けられている。第1チヤツク3は、ワークを把持する
ためのものである。第1主軸22は、第1主軸モータ4
により回転駆動される。
この第1主軸22は、回転割出制御が可能である。この
割出制御は、第1主軸モータ4を制御して実現するか、
他の割出用のモータを設ける。
ベッド1上の第1主軸台2と対向する位置には、第2主
軸台5が設けられている。第2主軸台5は、ベッド1上
の傾斜案内面7上を移動自在に設けられている。
この駆動は、送りねしく図示せず)を介してZ2サーボ
モータ6により行われる。この移動方向は、ここではZ
2軸と称する。第2主軸台5内には、第2主軸23が回
転自在に設けられている。
この第2主軸23の先端には、第2チヤツク8が設けら
れている。第2主軸23は、第2主軸モータ9により回
転駆動される。ベッド1上には第1主軸22の軸線方向
に移動する第1往復台13が設けられている。
この往復台13上には第1主軸22の径方向に移動する
第1クロススライド14が設けられている。この第1ク
ロススライド14上には6角形のタレット15を有する
第1刃物台11が設けられている。第1往復台13は、
ベッド1上の水平案内面12上を第1主軸22と平行な
軸線(zl)方向に(第2図参照)Zlサーボモータ1
0により送り駆動される。この送り駆動は、Zlサーボ
モータ10に連結された送りbじにより移動自在に駆動
される。
更に、クロススライド14は、Z1軸線と垂直にクロス
する方向のX1軸線方向、すなわち第1チヤツク3に把
持したワークの半径方向に駆動される。この駆動は、X
1サーボモータ17により送りねじを介して駆動される
。タレット本体15は、6角形の形状であり、この外周
に12面の工具取付面が形成されている。したがって、
取り付けられる工具本数は、12本である。ベッド1上
には、更に第1刃物台11に対向して同じ水平案内面上
には第2刃物台20が設けられている。
第2刃物台20のm造は、第1刃物台11と対称的な構
造で実質的に同一であり、かつ機能も軸線の方向が相違
するのみで実質的に同一であるので説明は省略する。た
だし、第2刃物台20は、主軸軸線方向の移動はしない
。第3刃物台30は、ベッド1の前面に設けである刃物
台である。
ベッド1の前面は、垂直案内面31が形成されている。
垂直案内面31上には、第3往復台32が移動自在に設
けられている。第3往復台32は、Z3サーボモータ3
3により駆動される。
Z3サーボモータ33の出力軸には、送りねじ34が直
結され、この送りねじ34により第1゜2主軸の軸線と
平行な方向に駆動される。第3往復台32上には、第3
クロススライド35がX3案内面上をX3軸線方向に移
動自在に設けられている。このX3方向の駆動は、ボー
ルスクリュー(図示せず〉を介してX3サーボモータ3
6により駆動される。第3クロススライド35上には、
タレット本体37が設けられている。
円筒状の第3タレット本体37の外周には、6本の工具
が取り付けられている。第3刃物台30は、第1刃物台
11、第2刃物台20の加工支援を目的とするものであ
る。具体的には、内・外径の加工分担、外径加工の断層
切削(同時に2本の工具で外径加工する加工のこと〉、
ねじ切り加工などの支援、計測支援、バー材送り装置付
のバーストツバ−などの加工支援を行う。第2主軸台5
の前面には、第1刃物台11、第2刃物台20、第3刃
物台30=第2主軸台5を制御するための数値制御装置
の操作盤40が前面に設けられている。
軸構成 以下、第2図にしたがって本実施例で使用する前記各軸
の名称を定義する。前記説明で明らかなように、軸の持
つ機能、性質に沿ってワークの半径方向の移動をX軸、
軸線方向の移動をZ軸とする。第1主軸台2に対向する
第2主軸台5が主軸軸線方向に移動する場合はZ2軸と
称する。これらの原則によりX、Z軸をそれぞれ第1刃
物台11では、Xi、Zl、第2刃物台20ではX2、
第3刃物台30ではX3.Z3と称する。
第3図は、数値制御装置の概要を示すl!能ブロック図
である。CPU41は、NC装置全体を制御11統括す
る中央処理装置である。CPU41には、バス42を介
して各メモリ領域、各制御回路に連結されている。入出
力装置44は、表示駆動部(CRT)などからなるイン
ターフェイス43を介してバスに接続されている。この
入出力装置44は、表示部、キーボードなどを有して(
Xる。
加工データ表示プログラムメモリ領域45には、加工プ
ログラム、工具軌跡、説明文などを表示させるためのプ
ログラムか記憶保持されている。
加工順序決定プログラムメモリ領域46には、ワークを
加工するときの加工工程順序すなわちトリル加工、外周
加工などの加工の種類に応じた順序の決定、加工の種類
に応じた工具の選択などを行うプログラムが記憶・保持
されている。加工染件決定プログラムメモリ領域47に
は送り速度、主軸回転数、切り込み量など加工染件を決
定するプログラムが記憶保持されている。工具経路決定
プログラムメモリ領域48には、工具が加工するときの
加工経路、工具とチャックの干渉の回避経路などを決定
するためのプログラムが記憶保持されている。
データファイルメモリ領域4つには、後述するように、
機械本体・工具・ワークなどに関する種々のデータが記
憶保持されている。加工時間算出プログラムメモリ領域
50は、ワークを加工するのに要する加工時間を算出す
るためのプログラムが記憶−保持されている領域である
。工程移動プロクラムメモリ領域51は、各第1.2刃
物台11.20の刃物台の加工時間の配分を比較し、第
1.2刃物台11.20の加工時間がバランスするよう
に工程を割付けるプログラムが記憶保持されている領域
である。
すなわち、原則的に第1刃物台11と第2刃物台20の
加工時間はバランスを考慮して同じ加工時間になるよう
に分配する。第3刃物台工程割付プログラムメモリ領域
52は、第1刃物台11と第2刃物台20の加工時間の
バランスが取れないときに、第3刃物台30で第1刃物
台11あるいは第2刃物台20のある加工工程を支援す
るように工程を割付けるプログラムが記憶保持されてい
る領域である。
判別プログラムメモリ領域53には、第3刃物台30で
、第1刃物台11あるいは第2刃物台20の加工工程を
分担した場合に第1主軸22側の加工時間と第2主軸2
3側の加工時間とがほぼ同一の時間配分になっているか
否かをチエツクするプログラムが記憶保持されている。
刃物台制御プログラムメモリ領域54は、第1.2.3
刃物台11,20.30間相互の干渉防止の為の移動禁
止、許可制御などを考慮してNCプログラムを作成する
ためのプログラムがメモリされている。
第1刃物台加工時間データメモリ領域55は、加工時間
算出プログラムによって算出された第1刃物台11の加
工時間を記憶保持するためのものである。第2刃物台加
工時間データメモリ領域56は、加工時間算出プログラ
ムによって算出された第2刃物台20の加工時間を記憶
保持するためのものである。第3刃物台支援加工時間デ
ータメモリ領域57は、加工時間算出プログラムによっ
て算出された第3刃物台30の加工時間を記憶保持する
ためのものである。
工程分割プログラムメモリ領域59にはワークの素材・
仕上形状から第1主軸221m(第1工程)と第2主軸
23側(第2工程)の加工として工程を分割させるため
のプログラムが記憶保持されている。
NC加工プロクラムメモリ領域60には、第1.2.3
刃物台11,20.30のNC加工プロクラムが記憶保
持されている。ドライブユニ・ント58は、第1.2.
3刃物台11,20.30の各サーボモータおよび第2
主軸台5のサーボモータを駆動制御するための制御回路
である。
第3刃物台の加工   法 (1)データ 前記データファイルメモリ領域49には、以下のデータ
をあらかじめ入力し記憶させておく。
ワークの情報としては、ワークの素材形状、仕上形状、
各工程判別、材質、つかみ代、仕上公差などのワークデ
ータ゛を記憶させておく。工具の情報としては、各刃物
台のボディの輪郭形状、取付は可能なツール形状、加工
能力なとのツールおよび刃物台のデータを入力し記憶さ
せておく。機械の情報としては、主軸出力、加減速時間
、各軸の能力(出力、移動速度、加減速時間)などの機
械データを入力し記憶させて置く。これらのデータはN
Cプログラム作成時あるいは加工時間算出時に使用され
る。
例えば、以下のように計算に使用される。
(2)計算の種類 α)NC加工プロクラムの作成時の切削条件、切削量、
ツールの決定には、主軸能力、ワーク材質、加工精度、
送り軸の能力などのデータが使用される。
■切削移動量、時間の算出には、移動制限速度、残し量
(仕上げ代)、ツール長さなどのデータが使用される。
■戻り量、時間の算出には、軸の加減速時間、移動速度
などのデータが使用される。
■諸作業時間(M、S、T)の算出には各作業の所要時
間、作業量などのデータが使用される。
このほか、工具の干渉の問題やインデックス位置などの
ためツール長さ、径、刃物台相互位置、更にオーバーラ
イドなどの補正計算にもこれらのデータが使用される。
ロエ時間  プロセス 第4図は、刃物台の加工支援のための計算プロセスを示
す流れ図である。最初に被加工対象であるワークの素材
形状、材質などの前記した諸データを入力し、かつワー
クの最終形状である仕上形状を入出力装置44から入力
する(Sl)。入力したデータはデータファイルメモリ
領域4つに記憶される。前記素材形状および仕上形状か
ら第1チヤツク3での第1工程と第2チヤツク8ての裏
面加工である第2工程の加工とを自動的に分割する(S
2)。
この分割は、工程分割プログラムメモリ領域59の工程
分割プログラムにより工程を分割する。
なお、この分割は自動分割でなくマニュアルで分割して
も良い。この工程分割が終了すると、加工順序決定プロ
グラムメモリ領域46内の加工順序決定プログラムと、
加工条件プログラムメモリ領域47内の加工条件決定プ
ログラムと、工具経路決定プログラムメモリ領域48内
の工具経路決定プログラムにより第1刃物台11と第2
刃物台20のNC加工プロクラムをデータファイルメモ
リ領域49に記憶された機械ファイル、工具ファイル、
ワークファイルなどのデータを用いて自動的に作成する
これらのNC加工プログラムの自動作成方法は、種々の
方法が公知であり(例えば、特開昭60−135161
号、特開昭61−241043号、特開昭61−274
842号なと)、ここてはその具体的方法は詳記しない
。作成されたNC加工プログラムあるいはこのNC加工
プログラムの工具経路軌跡を加工データ表示プログラム
メモリ領域45内の加工データ表示プログラムによりC
RT画面に表示させてチエツクを行う。不適切な加工順
序、工具軌跡、加工条件があればマニュアルで修正する
(S3)。
次に、加工時間算出プログラムメモリ領域50内の加工
時間算出プログラムを起動させてデータファイルメモリ
領域49に記憶された各種データと前述した各種計算に
より加工時間を算出し、第1.2工程の各々の加工時間
を算出し、この算出された加工時間を第1工程と第2工
程ごとに加算し、加工時間データメモリ領域55.56
に記憶する(S4〉。この算出された加工時間を第1工
程と第2工程ごとに加算し、次に加算された時間を比較
する。
例えば、第1工程の加工時間が多ければ、工程移動プロ
グラムメモリ領域51内の工程移動プログラムにより加
工時間がバランスするように、第1工程から第2工程に
ある工程を移動させる(S5)。
工程を移動しても第1工程と第2工程の加工時間のバラ
ンスがとれないときは、第3刃物台工程割付プログラム
メモリ領域52に記憶された第3刃物台工程割付プログ
ラムを起動し、加工時間の長い側の工程を第3刃物台3
0で分担するように工程を割り付は直す。
第1.2.3刃物台制御プログラムメモリ領域54に記
憶された。刃物台制御プログラムと、各種プログラム領
域45,46,47.48などに記憶されたプログラム
とにより、第1.2.3刃物台11,20.30の干渉
、待ち合わせなどを考慮したNC加工プログラム作成す
る。このNC加工プログラムは、NC加工プログラムメ
モリ領域60に記憶される。判別プログラムメモリ領域
53内の判別プログラムは、第3刃物台30で第1工程
の工程の加工を分担させた後の加工時間が適正であるか
の判断を行う(S7)。判断の結果適正であれば処理を
終了し、適正でなければS6からの処理を繰り返す。
[その他の実施例] 前記実施例では、第1工程、第2工程を自動的に分割し
ているが、この最初の分割は作業者またはプログラマ−
か経験した知識で入力しても良い。また、前記実施例で
は、加工時間の算出、比較演算、工具の選定などすべて
自動プログラムであるが、部分的に必要に応じてマニュ
アルで入力または計算しても良い。すなわち、例えば、
あらかじめツールの配置、支援部を決定しておき、具体
的加工方法、動作タイミング、移動プログラムの計算、
作成を半自動にて行う方式である。
前記実施例では、第3刃物台30は第1主軸22のワー
クの加工を支援する例で説明しているが、第2主軸23
のワークの加工を支援して時間のバランスをとっても良
い。両主軸のワークの加■を支援して時間のバランスを
とっても良い。また、前記実施例では、第1主軸22か
ら第2主軸23へのワークの受け渡しは、直接に行って
いるが、例えば第3刃物台30に設けたチャック、別に
設けたロボットなどにより移送させても良い。
工程移動でバランスがとれても第3刃物台30で両主軸
のワークを加工を支援して更に加工時間を短縮しても良
い。工程移動と第3刃物台30の加工の支援の組合せで
最短の加工時間を探し出しても良い。
[発明の効果] 以上詳記したように、この発明は第1工程の加工時間と
第2工程の加工時間をほぼ同一にできるので、加工能率
が向上できる。また、プログラムも簡単である。また、
ワークデータすなわち、素材、仕上げ、工程、変更と各
刃物台の能力データとを記憶し自動計算させることによ
って、第3刃物台による効率の良い加工支援が得られる
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は数値制御旋盤の正面図、第1図(b)は
第1図(a)の平面図、第1図(c)は第1図(a>の
側面図、第2図は主軸および軸の名称を表す図、第3図
は数値制御装置のシステムを表すブロック図、第4図は
第3刃物台の支援方法を示す流れ図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ベッド(1)と、このベッド(1)に設けられた第
    1主軸台(2)と、この第1主軸台(2)内に回転自在
    に支持されかつ第1ワークチャック(3)を有する第1
    主軸(22)と、この第1主軸(22)を回転駆動する
    ための第1主軸モータ(4)と、前記ベッド(1)上に
    前記主軸台(2)に対向して設けられた第2主軸台(5
    )と、この第2主軸台(5)内に回転自在に支持されか
    つ前記第1主軸(22)に保持されたワークを受け取り
    保持するための第2ワークチャック(8)とを有する第
    2主軸(23)と、この第2主軸(23)を回転駆動す
    るための第2主軸モータ(9)と、前記ベッド(1)上
    を駆動制御され主に前記第1主軸(22)に取り付けら
    れたワークを加工するための第1刃物台(11)と、前
    記ベッド(1)上を駆動制御され主に前記第2主軸(2
    3)に取付けたワークを加工するための前記第2刃物台
    (20)と、前記第1刃物台(11)または前記第2刃
    物台(20)と連携され前記ベッド(1)上を駆動制御
    されて前記ワークの加工を支援するための第3刃物台(
    30)とからなる数値制御旋盤であつて、 前記第1主軸(22)に取付けた前記ワークを前記第1
    刃物台(11)で加工するための加工プログラムを作成
    し、前記第2主軸(23)に取付けられた前記ワークを
    前記第2刃物台(20)で加工するための加工プログラ
    ムを作成し、前記第1刃物台(11)と前記第2刃物台
    (20)での加工に必要な加工時間を積算し、前記第1
    刃物台(11)と前記第2刃物台(20)での加工に必
    要な積算時間がほぼ同じ時間にバランスしないときは前
    記第3刃物台(30)で前記第1主軸(22)または前
    記第2主軸(23)の前記ワークのある加工工程を分担
    して加工して、前記第1主軸(22)での加工時間(2
    2)と前記第2主軸(23)での加工時間をバランスさ
    せることを特徴とする数値制御旋盤の第3刃物台の加工
    支援方法。 2、ベッド(1)と、このベッド(1)に設けられた第
    1主軸台(2)と、この第1主軸台(2)内に回転自在
    に支持されかつ第1ワークチャック(3)を有する第1
    主軸(22)と、この第1主軸(22)を回転駆動する
    ための第1主軸モータ(4)と、前記ベッド(1)上で
    かつ前記主軸台(2)に対向して設けられた第2主軸台
    (5)と、前記第2主軸台(5)内で回転自在に支持さ
    れかつ前記第1主軸(22)に保持されたワークを受け
    取り保持するための第2ワークチャック(8)とを有す
    る第2主軸(23)と、この第2主軸(23)を回転駆
    動するための第2主軸モータ(9)と、前記ベッド(1
    )上を駆動制御され主に前記第1主軸(22)に取り付
    けられたワークを加工するための第1刃物台(11)と
    、前記ベッド(1)上を駆動制御され主に前記第2主軸
    (23)に取付けたワークを加工するための前記第2刃
    物台(20)と、前記第1刃物台(11)または前記第
    2刃物台(20)と連携され前記ベッド(1)上を駆動
    制御されて前記ワークの加工を支援するための第3刃物
    台(30)とからなる数値制御旋盤であって、 前記第1主軸(22)に取付けた前記ワークを前記第1
    刃物台(11)で加工するための加工プログラムを記憶
    する手段(60)と、前記第2主軸(23)に取付けら
    れた前記ワークを前記第2刃物台(20)で加工するた
    めの加工プログラムを記憶する手段(60)と、前記第
    1刃物台(11)と前記第2刃物台(20)での加工に
    必要な加工時間を演算するための手段(50)と、前記
    第1刃物台(11)と前記第2刃物台(20)での加工
    に必要な加工時間を比較するための手段(51)と、こ
    の比較された時間の配分が適切でないときは前記第3刃
    物台(30)で前記第1主軸(22)または前記第2主
    軸(23)の前記ワークのある加工工程を分担して加工
    して前記第1主軸(22)での加工時間と前記第2主軸
    (23)での加工時間をバランスさせるための手段(5
    2)、(53)とを有することを特徴とする数値制御旋
    盤の第3刃物台の加工制御装置。
JP18043090A 1989-12-18 1990-07-10 数値制御旋盤の第3刃物台の加工支援方法およびその制御装置 Pending JPH0469131A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18043090A JPH0469131A (ja) 1990-07-10 1990-07-10 数値制御旋盤の第3刃物台の加工支援方法およびその制御装置
US07/629,774 US5127140A (en) 1989-12-18 1990-12-18 Numerically-controlled lathe, numerically-controlled device therefor and processing procedure thereby

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18043090A JPH0469131A (ja) 1990-07-10 1990-07-10 数値制御旋盤の第3刃物台の加工支援方法およびその制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0469131A true JPH0469131A (ja) 1992-03-04

Family

ID=16083121

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18043090A Pending JPH0469131A (ja) 1989-12-18 1990-07-10 数値制御旋盤の第3刃物台の加工支援方法およびその制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0469131A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105234749A (zh) * 2015-10-09 2016-01-13 江门银特银数控机床有限公司 一种用于滑块复合加工的双主轴数控装置
JP2020059083A (ja) * 2018-10-10 2020-04-16 シチズン時計株式会社 工作機械

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57144601A (en) * 1981-02-28 1982-09-07 Okuma Mach Works Ltd Numerically controlled lathe

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57144601A (en) * 1981-02-28 1982-09-07 Okuma Mach Works Ltd Numerically controlled lathe

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105234749A (zh) * 2015-10-09 2016-01-13 江门银特银数控机床有限公司 一种用于滑块复合加工的双主轴数控装置
JP2020059083A (ja) * 2018-10-10 2020-04-16 シチズン時計株式会社 工作機械

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5127140A (en) Numerically-controlled lathe, numerically-controlled device therefor and processing procedure thereby
EP1195665B1 (en) Apparatus and method for setting control parameters of machining apparatus
US6804575B2 (en) Method and device for automatically preparing processing program
US4498259A (en) Numerical controller for a grinding machine
JPH028855B2 (ja)
EP1243992A2 (en) Tool presetter and tool offset amount calculation method
JP4580142B2 (ja) 数値制御旋盤、数値制御旋盤で使用する制御装置、数値制御旋盤の制御方法、及び数値制御旋盤における制御装置の加工プログラム記述方法
WO1987005845A1 (en) Method of preparing nc program for four-spindle lathe
JP5059360B2 (ja) 工作機械の早送り制御方法
JPS58175010A (ja) 4軸旋盤用数値制御装置のグラフイツク表示方法
JPH0469131A (ja) 数値制御旋盤の第3刃物台の加工支援方法およびその制御装置
JPH0429482B2 (ja)
JP4592919B2 (ja) 自動プログラミング方法及び自動プログラミング装置
JPH08263115A (ja) Nc工作機械における干渉回避方法
JP3435229B2 (ja) Nc旋盤による加工方法及びバックアップ加工可能なnc旋盤
JPH04129645A (ja) 数値制御旋盤の同時加工方法
JP2772450B2 (ja) 非円形ワークの加工方法
JP3283304B2 (ja) 数値制御旋盤
JPH06218645A (ja) 自動工具交換制御方法及び装置
JPH08118203A (ja) Nc旋盤の制御方法及び制御装置
US20230060229A1 (en) Machine tool
JPS61241043A (ja) 加工デ−タの作成方式
JPS63200943A (ja) 数値制御旋盤における同時加工の方法及びそのための装置
JPH0553635A (ja) Nc工作機械におけるプログラムの動作確認方法およびその装置
JPS62255046A (ja) 4軸旋盤のncプログラム作成方法