JPH055635U - 走行台車の移動装置 - Google Patents

走行台車の移動装置

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JPH055635U
JPH055635U JP6002091U JP6002091U JPH055635U JP H055635 U JPH055635 U JP H055635U JP 6002091 U JP6002091 U JP 6002091U JP 6002091 U JP6002091 U JP 6002091U JP H055635 U JPH055635 U JP H055635U
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JP
Japan
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rail
rails
load
traveling
rotating
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JP6002091U
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English (en)
Inventor
次司 竹村
Original Assignee
村田機械株式会社
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 連続しない2組の走行レール間での走行台車
の移動を、より短い時間で行う。 【構成】 荷受け側回動レール30は、荷受け側ターン
テーブル31上に固定され、この荷受け側ターンテーブ
ル31の回転により荷受け用レール11の延長線上とな
るように方向転換された際、荷受け用レール11および
荷受け側固定レール34に連続し、かつ、中間レール5
0の延長線上となるように方向転換された際、中間レー
ル50に連続する。荷渡し側回動レール40は、荷渡し
側ターンテーブル41上に固定され、この荷渡し側ター
ンテーブル41の回転により、荷渡し用レール12の延
長線上となるように方向転換された際、荷渡し用レール
12および荷渡し側固定レール44に連続し、かつ、中
間レール50の延長線上となるように方向転換された
際、中間レール50に連続する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、レールに沿って走行する走行台車を、一方の走行レールから他方の 走行レールに移動させる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、平行に敷設された連続しない2組の走行レール間において、走行台車を 移動させるための移動装置として、トラバーサが知られている。このトラバーサ は、トラバーサ用レール上を走行するトラバーサ本体の上部に、走行台車を載せ る移動レールを設けて構成される。トラバーサ用レールは、2組の走行レールの それぞれの端部を結ぶように、走行レールと垂直に敷設される。 このトラバーサにおいては、トラバーサ本体が、移動レール上に走行台車を載 せた状態で、トラバーサ用レール上を一方の走行レールから他方の走行レールま で走行し、台車本体を受け渡す。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来のトラバーサでは、トラバーサ本体が、一旦、一方の走行レール から他方の走行レールまで走行すると、トラバーサ本体が他方の走行レールから 一方の走行レールまで戻ってくるまで、走行台車の受け渡しを行うことができな い。このため、走行台車の受け渡しにかなりの時間を要するという問題があった 。 本考案は、連続しない2組の走行レール間での走行台車の移動を、より短い時 間で行うことができる走行台車の移動装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る走行台車の移動装置は、レールに平行な車軸を中心として回動可 能で、かつ、レールに垂直な軸を中心として回動可能に支持された車輪により、 レールに沿って走行する走行台車を、連続しない2組のレール間で移動させる走 行台車の移動装置であって、上記レールのうち一方のレールの端部近傍に回動可 能に設けられた第1の回動レールと、上記レールのうち他方のレールの端部近傍 に回動可能に設けられた第2の回動レールとを備え、上記第1の回動レールは、 上記一方のレールおよび第2の回動レールに選択的に連続可能であり、かつ、上 記第2の回動レールは、上記他方のレールおよび第1の回動レールに選択的に連 続可能であることを特徴としている。
【0005】
【実施例】
以下図示実施例により、本考案を説明する。 本考案の一実施例に係る移動装置20を用いて移動させる走行台車10は、図 1に示すように、倉庫内の床面にほぼ平行に敷設された荷受け用レール11上お よび荷渡し用レール12上を走行し、荷物を図示しない倉庫内の荷受けステーシ ョンから荷渡しステーションに搬送する。荷受け用レール11と荷渡し用レール 12との間において、走行台車10は、移動装置20により荷受け用レール11 から荷渡し用レール12に移動される。
【0006】 走行台車10の底面13の四隅には、図3に示すように、下方に向けて底面1 3と垂直に4本のピン14が設けられる。これらピン14には、それぞれ車輪支 持ブラケット15が回動可能に支持される。各車輪支持ブラケット15には、車 輪16の図示しない車軸が、走行台車10の底面13と平行をなすように、すな わちピン14と垂直をなすように回動可能に支持される。車輪16は、レールの 上面を転動する。また、各車輪支持ブラケット15には、4個の補助輪17の回 動ピン18が、ピン14と平行をなすように回動可能に支持される。補助輪17 は、レールの両側面に接触した状態で回動し、走行台車の脱線等を防止する。こ れら車輪16および補助輪17が回動することにより、走行台車10はレールに 沿って走行する。
【0007】 本考案の一実施例に係る移動装置20においては、荷受け側回動レール30に より、車輪16の方向を荷受け用レール11と垂直な方向に方向転換された走行 台車10が、中間レール50上を荷渡し側回動レール40上まで走行する。そし て、この荷渡し側回動レール40により、車輪16の方向を荷渡し用レール12 と同一方向に方向転換される。
【0008】 荷受け側回動レール30は、荷受け用レール11の端部近傍における図1中左 右に、荷受け側固定レール34を挟んで2組設けられる。これら荷受け側回動レ ール30は、それぞれ左右の荷受け側ターンテーブル31上に固定される。
【0009】 すなわち、図1中左の荷受け側回動レール30は、荷受け用レール11の延長 線上となるように方向転換された際、荷受け用レール11および荷受け側固定レ ール34に連続し、かつ、図1中左の中間レール50の延長線上となるように方 向転換された際、この中間レール50に連続する。左の荷受け側ターンテーブル 31は、倉庫の床面における荷受け用レール11の延長線と左の中間レール50 の延長線との交点にほぼ一致する回動軸32を中心として回動可能に支持され、 図示しないモータにより回動される。これにより、左の荷受け側回動レール30 は、荷受け用レール11および荷受け側固定レール34に連続された状態から中 間レール50に連続された状態まで方向転換可能となる。
【0010】 右の荷受け側回動レール30は、荷受け用レール11の延長線上となるように 方向転換された際、荷受け側固定レール34に連続し、かつ、右の中間レール5 0の延長線上となるように方向転換された際、この中間レール50に連続する。 右の荷受け側ターンテーブル31は、倉庫の床面における荷受け用レール11の 延長線と右の中間レール50の延長線との交点にほぼ一致する回動軸33を中心 として回動可能に支持され、図示しないモータにより回動される。これにより、 右の荷受け側回動レール30は、荷受け側固定レール34に連続された状態から 中間レール50に連続された状態まで方向転換可能となる。
【0011】 左右の荷受け側回動レール30の間には、荷受け用レール11の延長線上にお いて、荷受け側固定レール34が設けられる。荷受け側固定レール34は、左右 の荷受け側回動レール30が、それぞれ荷受け側レールの延長線上となるように 方向転換された際、左右の荷受け側回動レール30に連続するように、すなわち 荷受け側レールと一直線上で、かつ、両端部がそれぞれ左の荷受け側回動レール 30の右端部および右の荷受け側回動レール30の左端部に近接するように配置 される。
【0012】 荷渡し側回動レール40は、荷渡し用レール12の端部近傍における図1中左 右に、荷渡し側固定レール44を挟んで2組設けられる。これら荷渡し側回動レ ール40は、それぞれ左右の荷渡し側ターンテーブル41上に固定される。
【0013】 すなわち、図1中左の荷渡し側回動レール40は、荷渡し用レール12の延長 線上となるように方向転換された際、荷渡し用レール12および荷渡し側固定レ ール44に連続し、かつ、図1中左の中間レール50の延長線上となるように方 向転換された際、この中間レール50に連続する。左の荷渡し側ターンテーブル 41は、倉庫の床面における荷渡し用レール12の延長線と左の中間レール50 の延長線との交点にほぼ一致する回動軸42を中心として回動可能に支持され、 図示しないモータにより回動される。これにより、左の荷渡し側回動レール40 は、荷渡し用レール12および荷渡し側固定レール44に連続された状態から中 間レール50に連続された状態まで方向転換可能となる。
【0014】 右の荷渡し側回動レール40は、荷渡し用レール12の延長線上となるように 方向転換された際、荷渡し側固定レール44に連続し、かつ、右の中間レール5 0の延長線上となるように方向転換された際、右の中間レール50に連続する。 右の荷渡し側ターンテーブル41は、倉庫の床面における荷渡し用レール12の 延長線と右の中間レール50の延長線との交点にほぼ一致する回動軸43を中心 として回動可能に支持され、図示しないモータにより回動可能に支持される。こ れにより、右の荷渡し側回動レール40は、荷渡し側固定レール44に連続され た状態から中間レール50に連続された状態まで方向転換可能となる。
【0015】 左右の荷渡し側回動レール40の間には、荷渡し用レール12の延長線上にお いて、荷渡し側固定レール44が設けられる。荷渡し側固定レール44は、左右 の荷渡し側回動レール40が、それぞれ荷渡し側レールの延長線上となるように 方向転換された際、左右の荷渡し側回動レール40に連続するように、すなわち 荷渡し側レールと一直線上で、かつ、両端部がそれぞれ左の荷渡し側回動レール 40の右端部および右の荷渡し側回動レール40の左端部に近接するように配置 される。
【0016】 中間レール50は、荷受け側回動レール30と荷渡し側回動レール40との間 に、荷受け用レール11および荷渡し用レール12に直交する方向に設けられる 。この中間レール50は、荷受け側ターンテーブル31および荷渡し側ターンテ ーブル41の回転により、荷受け側回動レール30および荷渡し側回動レール4 0が荷受け用レール11および荷渡し用レール12に直交する位置まで方向転換 された際、図1中下端部が荷受け側回動レール30に連続し、かつ、上端部が荷 受け側回動レール30に連続するように配置される。
【0017】 以下、本実施例の作用を説明する。 荷受け側回動レール30および荷渡し側回動レール40がそれぞれ荷受け用レ ール11および荷渡し用レール12に連続された状態で、走行台車10が荷受け 用レール11上を図1中左から右に走行する。そして、走行台車10の4個の車 輪16がそれぞれ左右の荷受け側回動レール30上まで移動すると、左右の荷受 け側ターンテーブル31が同時に図1中時計方向に90度回転する。これに伴っ て、荷受け側回動レール30は、図1中時計方向に90度方向転換される。すな わち、左右の荷受け側回動レール30はそれぞれ、荷受け用レール11および荷 受け側固定レール34に連続した状態から、左右の中間レール50に連続した状 態となる。
【0018】 これら荷受け側回動レール30の方向転換により、走行台車10の左右各2個 ずつ計4個の車輪16が、それぞれ軸を中心として時計方向に90度回転され、 中間レール50の延長方向に方向転換される。
【0019】 この状態で、走行台車10は図1中上方に向けて走行し、荷受け側回動レール 30上から中間レール50上を通って荷渡し側回動レール40上まで移動する。 走行台車10の車輪16が、それぞれ左右の荷渡し側回動レール40上に移動す ると、左右の荷渡し側ターンテーブル41が同時に図1中時計方向に90度回転 する。これに伴って、荷渡し側回動レール40は、図1中時計方向に90度方向 転換される。すなわち、左右の荷渡し側回動レール40はそれぞれ、左右の中間 レール50に連続された状態から、荷渡し側固定レール44に連続された状態と なる。
【0020】 これら荷渡し側回動レール40の方向転換により、走行台車10の4個の車輪 16の方向は、荷渡し用レール12の延長方向に方向転換される。
【0021】 この状態で、走行台車10は図1中左方に向けて走行し、荷渡し側回動レール 40上から荷渡し用レール12上に移動する。
【0022】 以上のように上記実施例によれば、走行台車10を荷受け用レール11から荷 渡し用レール12に移動させる際、走行台車10が荷受け側回動レール30上か ら中間レール50上に乗り移った後であれば、荷受け側回動レール30を回転さ せて再び荷受け用レール11に連続させ、次の走行台車10を荷受け側回動レー ル30上に移動させることができる。これにより、走行台車10の移動のサイク ルタイムを短縮することができ、単位時間内により多くの走行台車10を荷受け 用レール11から荷渡し用レール12に移動させることができる。
【0023】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、連続しない2組の走行レール間での走行台車の 移動を、より短い時間で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る走行台車の移動装置を
示す平面図である。
【図2】図1の移動装置の走行台車を荷受け用レールか
ら荷渡し用レール側に移動させる際の状態を示す平面図
である。
【図3】本考案の一実施例に係る走行台車の移動装置に
適用される走行台車の平面図である。
【符号の説明】
10 走行台車 11 一方のレール(レール) 12 他方のレール(レール) 14 ピン(レールに垂直な軸) 16 車輪 20 走行台車の移動装置 30 荷受け側回動レール(第1の回動レール) 40 荷渡し側回動レール(第2の回動レール)

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 レールに沿って走行する走行台車を、連
    続しない2組のレール間で移動させる走行台車の移動装
    置であって、上記レールのうち一方のレールの端部近傍
    に回動可能に設けられた第1の回動レールと、上記レー
    ルのうち他方のレールの端部近傍に回動可能に設けられ
    た第2の回動レールと、上記走行台車に設けられ、レー
    ルに垂直な軸を中心として回動可能に支持された車輪と
    を備え、上記第1の回動レールは、回動することにより
    上記一方のレールおよび第2の回動レールに選択的に連
    続可能であり、かつ、上記第2の回動レールは、回動す
    ることにより上記他方のレールおよび第1の回動レール
    に選択的に連続可能であって、上記第1および第2の回
    動レールが回動する際、回動する回動レールに係合した
    車輪は、上記軸を中心として回動レールと一体的に回動
    することを特徴とする走行台車の移動装置。
JP6002091U 1991-07-04 1991-07-04 走行台車の移動装置 Pending JPH055635U (ja)

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JP6002091U JPH055635U (ja) 1991-07-04 1991-07-04 走行台車の移動装置

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JPH055635U true JPH055635U (ja) 1993-01-26

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JP6002091U Pending JPH055635U (ja) 1991-07-04 1991-07-04 走行台車の移動装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014153276A (ja) * 2013-02-12 2014-08-25 Aoi Seiki Kk 検体ホルダ、検体ホルダの搬送システム

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52105414A (en) * 1976-02-28 1977-09-03 Nippon Kokan Kk <Nkk> Method of positioning transport vehicle upon changing direction of adv ance of the vehicle

Patent Citations (1)

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