JPH0556286U - 振り子ノズル - Google Patents

振り子ノズル

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JPH0556286U
JPH0556286U JP11381991U JP11381991U JPH0556286U JP H0556286 U JPH0556286 U JP H0556286U JP 11381991 U JP11381991 U JP 11381991U JP 11381991 U JP11381991 U JP 11381991U JP H0556286 U JPH0556286 U JP H0556286U
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pressure water
pipe
arm
injection hole
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JP11381991U
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光明 山口
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東京いすゞ自動車株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、管内壁に沿って回転しながら進行
して管内を洗浄する振り子ノズルを提供することにあ
る。 【構成】 ホースから供給される高圧水の逆方向噴射に
より自走推力を発生し前記自走推力と直角方向にも高圧
水を噴射して横方向の推進力を発生し管内壁に沿って回
転しながら進行して管内を洗浄する振り子ノズルであ
る。スピンドル1は胴部から放射方向に噴射する噴射孔
12・12をもっている。ロータ2は、前記スピンドル
1の胴部に回転可能に結合され,放射方向に設けられた
アーム25,前記アーム2と反対方向に噴射する噴射孔
21,前記スピンドル1からの高圧水を斜め後方に噴射
する噴射孔22を備えている。前記スピンドル1の先端
には案内ローラ6が、前記アーム25の先端にロータ7
が設けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ホースから供給される高圧水の逆方向噴射により推進力を発生し、 前記推進力と直角方向にも高圧水を噴射し、横方向に移動することにより管内壁 に沿って回転しながら進行して管内を洗浄する振り子ノズルに関する。
【0002】
【従来の技術】
高圧水を斜め後ろ方向に噴射することによって推進力を得て、下水管内部等を 自走し、管内を洗浄する噴射ノズルは既に知られている。 また、このような噴射ノズルは生活排水管を始め、公共用下水管の清掃等に広く 用いられている。自走方向と直行する方向に噴射をすれば、頭部に進行方向と直 角方向の推力が発生するから、これを利用することにより、直進方向の推力以外 の移動力を発生することにより、高圧水ホースが接続されているノズルを左また は右に移動させながら推進させることができる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の目的は、前記原理に基づいて、ノズルを直進させるだけでなく、横方 向への噴射を行い横移動習性を与えることにより、比較的太い排水管内において は管璧に沿ってノズルを移動させながら推進させて洗浄を行う振り子ノズルを提 供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本考案による第1の振り子ノズルは、ホースから 供給される高圧水の逆方向噴射により自走推力を発生し前記自走推力と直角方向 にも高圧水を噴射して横方向の推進力を発生し管内壁に沿って回転しながら進行 して管内を洗浄する振り子ノズルであって、 胴部から放射方向に噴射する噴射孔をもつスピンドルと、 前記スピンドルの胴部に回転可能に結合され放射方向に設けられたアーム,前 記スピンドルからの高圧水を前記アームと反対方向に噴射する噴射孔,前記スピ ンドルからの高圧水を斜め後方に噴射する噴射孔を備えるロータと、 前記スピンドルの先端に設けられた案内ローラと、 前記アームの先端に設けられたローラとから構成されている。 また、本考案による第2の振り子ノズルは、ホースから供給される高圧水の逆 方向噴射により自走推力を発生し前記自走推力と直角方向にも高圧水を噴射して 横方向の推進力を発生し管内壁に沿って回転しながら進行して管内を洗浄する振 り子ノズルであって、 胴部から放射方向に噴射する噴射孔および後部から斜め後ろ方向に噴射する噴 射孔をもつスピンドルと、 前記スピンドルの胴部に回転可能に結合され,放射方向に設けられたアーム, 前記スピンドルからの高圧水を前記アームと反対方向に噴射する噴射孔を備える ロータと、 前記スピンドルの先端に設けられた案内キャップと、 前記アームの先端に設けられた案内用のローラとから構成されている。
【0005】
【実施例】
以下図面等を参照して本考案による振り子ノズルを詳細に説明する。 図1から図3は本考案による振り子ノズルの第1の実施例の平面図,正面図およ び底面図である。 スピンドル1の基部には高圧水ホ−スの結合ねじ部11が設けられており,中心 に先端部では細くなる貫通孔が設けられている。スピンドル1の胴部には前記貫 通孔から放射方向に高圧水を噴出する複数の孔12が設けられている。 ロータ2は前記スピンドル1の胴部に回転可能に設けられておりロータ2の内周 面にはロータのキャビティ20が設けられている。このキャビテイ20に前記高 圧水が接続されている。 ロータ2にはロータアーム25が放射方向に設けられており、ロータアーム25 の先端部にはピン8が設けられ、このピン8にローラ7が回転可能に設けられて いる。このローラ7は樹脂性であり、必要に応じて交換される。 軸8はE形止め輪111でアーム25に枢着されている。ロータ2にはこのアー ム25と反対方向にいわゆる回転用噴射孔21が設けられている。 この回転用噴射孔21を介してスピンドル1から供給された高圧水がアーム25 と反対方向に噴射させられる。さらにロータ2には、逆噴射用噴射孔22が4個 設けられている。ロータ2はスピンドル1の胴部にプレート3,スプリットリン グ104,キャップリング105により軸方向の移動が制限されて、回転可能に 設けられている。 さらにスピンドル1の先端部にはノズル先端部を案内するローラ6が回転可能に 設けられている。110はC形止め輪,112,113はワッシャである。
【0006】 次に図4および図5をさらに参照して前記実施例装置の動作を説明する。 振り子ノズルのスピンドル1に高圧水ホース15の先端を結合させて洗浄対象で ある管17内に挿入する。 高圧水を注水するとノズルがホース15を引っ張りながら管内壁面に沿って旋回 を始める。ホース15をゆっくり送り出すことにより、管内面を洗浄しながら進 んでいく。高圧水ホース15から導かれた高圧水はスピンドル1内のロータ2の 内部から45°傾斜したノズル孔(逆方向噴射孔)22および90°横方向ノズ ル孔21から噴射される。 45°傾斜した4個のノズル孔22からの噴射により、ホース15を引っ張って いく推力が発生する。ここから噴射された水は推進力を発生させるのみならず、 管内の洗浄水として作用する。 90°方向のノズル孔21(図2参照)1箇所からの噴射水によりノズルを横方 向に押していく力が発生するから、ローラ6およびローラ7によってノズルは図 5に示されているように管内壁に沿って旋回する。ローラ6および7は樹脂性で あって、これが円滑な回転を助けており、同時に管内面の損傷を防止している。 管内面に沿って回転するロータ2には前述した回転力を与えるノズルおよび推進 力を与えるノズルが設けられているから、これが管内面を連続的に万遍なく洗浄 する。なお、スピンドル1の先端も噴射部が設けられているので洗浄対象の管の 先端がメクラになっている場合の奥の面の洗浄も可能となる。
【0007】 次に図6および図7を参照して、本考案による振り子ノズルの第2の実施例を 説明する。この実施例はスピンドル201自体に後方に逆噴射する噴射孔が設け られている点でまず前述した実施例と異なっている。 スピンドル201にはロータ202が回転可能に保持されており、ロータ202 のローラホルダ(アーム)203にはローラ204がシャフト205と割りピン 207により回転可能に支持されている。 キャップ208は6角孔付きボルト206によりスピンドル201に固定されて いる。ロータ202にはノズルチップ209が設けられており、これによりアー ム203と反対方向に噴射する。このノズル209からの高圧水の噴射により管 の内面に沿って移動する習性が与えられている。
【0008】
【考案の効果】
以上詳しく説明したように本考案による振り子ノズルは自ら前進するだけでは なく、自ら管壁に沿って移動し得る習性が付与されているから、ノズルの直径に 比較して比較的大きな断面径を有する配管内を連続して万遍なく洗浄することが できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による振り子ノズルの第1の実施例の平
面図である。
【図2】本考案による振り子ノズルの第1の実施例の正
面図であって、一部破断して示されている。
【図3】本考案による振り子ノズルの第1の実施例の底
面図である。
【図4】前記実施例の使用状態を示す斜視図である。
【図5】使用状態を洗浄の対象である管の軸方向から見
た図である。
【図6】本考案による振り子ノズルの第2の実施例を示
す平面図である。
【図7】本考案による振り子ノズルの第2の実施例の正
面図であって、一部破断して示してある。
【符号の説明】
1 スピンドル 2 ロータ 3 プレート 6 ローラ 7 ローラ 8 ピン 11 ホース結合部 12 供給孔 15 高圧水ホース 17 管 20 ロータキャビティ 21 回転用噴射孔 22 逆噴射用噴射孔 25 ロータアーム 104 ストップリング 105 キャップリング 109 C形止め輪 110 C形止め輪 111 E形止め輪 112 ワッシャ 201 スピンドル 202 ロータ 203 ローラホルダ(アーム) 204 ローラ 205 シャフト 206 6角孔つきボルト 207 割りピン 208 キャップ 209 ノズルチップ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホースから供給される高圧水の逆方向噴
    射により自走推力を発生し前記自走推力と直角方向にも
    高圧水を噴射して横方向の推進力を発生し管内壁に沿っ
    て回転しながら進行して管内を洗浄する振り子ノズルで
    あって、 胴部から放射方向に噴射する噴射孔をもつスピンドル
    と、 前記スピンドルの胴部に回転可能に結合され放射方向に
    設けられたアーム,前記スピンドルからの高圧水を前記
    アームと反対方向に噴射する噴射孔,前記スピンドルか
    らの高圧水を斜め後方に噴射する噴射孔を備えるロータ
    と、 前記スピンドルの先端に設けられた案内ローラと、 前記アームの先端に設けられたローラとから構成したこ
    とを特徴とする振り子ノズル。
  2. 【請求項2】 ホースから供給される高圧水の逆方向噴
    射により自走推力を発生し前記自走推力と直角方向にも
    高圧水を噴射して横方向の推進力を発生し管内壁に沿っ
    て回転しながら進行して管内を洗浄する振り子ノズルで
    あって、 胴部から放射方向に噴射する噴射孔および後部から斜め
    後ろ方向に噴射する噴射孔をもつスピンドルと、 前記スピンドルの胴部に回転可能に結合され,放射方向
    に設けられたアーム,前記スピンドルからの高圧水を前
    記アームと反対方向に噴射する噴射孔を備えるロータ
    と、 前記スピンドルの先端に設けられた案内キャップと、 前記アームの先端に設けられた案内用のローラとから構
    成したことを特徴とする振り子ノズル。
JP1991113819U 1991-12-27 1991-12-27 振り子ノズル Expired - Lifetime JPH078064Y2 (ja)

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JPH0556286U true JPH0556286U (ja) 1993-07-27
JPH078064Y2 JPH078064Y2 (ja) 1995-03-01

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Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6436087U (ja) * 1987-08-28 1989-03-06

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JPS5782822A (en) * 1980-11-12 1982-05-24 Nippon Kogaku Kk <Nikon> Multiphotometry type exposure controller

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JPS6436087U (ja) * 1987-08-28 1989-03-06

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