JPH0527600Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0527600Y2 JPH0527600Y2 JP1987071841U JP7184187U JPH0527600Y2 JP H0527600 Y2 JPH0527600 Y2 JP H0527600Y2 JP 1987071841 U JP1987071841 U JP 1987071841U JP 7184187 U JP7184187 U JP 7184187U JP H0527600 Y2 JPH0527600 Y2 JP H0527600Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle
- pressure water
- nozzle body
- tunnel
- wall surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 47
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 claims description 39
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 35
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 35
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 8
- 239000007921 spray Substances 0.000 claims description 8
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 7
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 2
- 239000003599 detergent Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 238000002310 reflectometry Methods 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、車両に搭載された洗浄装置のノズル
から高圧水を噴射してトンネル内壁面の洗浄を行
うトンネル内壁面洗浄車に関するものである。
から高圧水を噴射してトンネル内壁面の洗浄を行
うトンネル内壁面洗浄車に関するものである。
自動車が走行するトンネルの内壁面には、照明
等が敷設されるとともに、防音と照明の反射効果
を上げるため白色塗装した内装板が貼着されてい
るが、排気ガス等で汚染されるため、しばしばト
ンネル内壁面を洗浄しなければならない。
等が敷設されるとともに、防音と照明の反射効果
を上げるため白色塗装した内装板が貼着されてい
るが、排気ガス等で汚染されるため、しばしばト
ンネル内壁面を洗浄しなければならない。
このため、実公昭52−47313号公報に開示され
るトンネル内壁面自動洗浄車では、車両上に立設
したスタンドに、上下方向に延在するノズル支持
部材をトンネル内壁面に対向して配設し、該ノズ
ル支持部材に高圧水をトンネル内壁面に噴射する
回転噴射ノズルを上下方向に複数個設け、該回転
噴射ノズルから高圧水を噴射してトンネル内壁面
を洗浄していた。
るトンネル内壁面自動洗浄車では、車両上に立設
したスタンドに、上下方向に延在するノズル支持
部材をトンネル内壁面に対向して配設し、該ノズ
ル支持部材に高圧水をトンネル内壁面に噴射する
回転噴射ノズルを上下方向に複数個設け、該回転
噴射ノズルから高圧水を噴射してトンネル内壁面
を洗浄していた。
また、特開昭61−266800号公報に記載のトンネ
ル内壁面自動洗浄車では、車両に搭載された洗浄
装置の高圧水噴射ノズルをトンネル内壁面の上下
方向に移動させ、該ノズルから高圧水を噴射して
トンネル内壁面を洗浄していた。
ル内壁面自動洗浄車では、車両に搭載された洗浄
装置の高圧水噴射ノズルをトンネル内壁面の上下
方向に移動させ、該ノズルから高圧水を噴射して
トンネル内壁面を洗浄していた。
ところが、前者の回転噴射ノズル方式による場
合には、回転噴射ノズルをデイーゼルエンジンに
よつて駆動されるチエーンによつて回転させてい
るため、噴射ノズルの回転駆動機構として、スプ
ロケツトやチエーンを別途必要とし、デイーゼル
エンジンによる駆動のため、噴射ノズルの回転速
度が回転駆動機構により制限され、また、後者の
高圧水噴射ノズルでは、トンネル内壁面の上下方
向に直線状に高圧水噴射ノズルを移動させて洗浄
を行うため洗浄の進行速度が遅く、両者とも、車
両の走行速度が0.3〜0.8Km/hと極めて低速とな
り、トンネルを長時間に亘つて閉鎖しなくてはな
らず、通過車両数の多い幹線道路では洗浄の機会
をつくることが困難であつた。
合には、回転噴射ノズルをデイーゼルエンジンに
よつて駆動されるチエーンによつて回転させてい
るため、噴射ノズルの回転駆動機構として、スプ
ロケツトやチエーンを別途必要とし、デイーゼル
エンジンによる駆動のため、噴射ノズルの回転速
度が回転駆動機構により制限され、また、後者の
高圧水噴射ノズルでは、トンネル内壁面の上下方
向に直線状に高圧水噴射ノズルを移動させて洗浄
を行うため洗浄の進行速度が遅く、両者とも、車
両の走行速度が0.3〜0.8Km/hと極めて低速とな
り、トンネルを長時間に亘つて閉鎖しなくてはな
らず、通過車両数の多い幹線道路では洗浄の機会
をつくることが困難であつた。
そこで本考案は、高圧水の圧力を利用して噴射
ノズルを回転させながら、トンネル内壁面の洗浄
の進行速度を向上させるトンネル内壁面洗浄車を
提供することを目的としている。
ノズルを回転させながら、トンネル内壁面の洗浄
の進行速度を向上させるトンネル内壁面洗浄車を
提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために本考案は、車両上
に立設したスタンドに、上下方向に延在するノズ
ル支持部材をトンネル内壁面に対向して配設し、
該ノズル支持部材に高圧水をトンネル内壁面に噴
射する回転噴射ノズルを上下方向に複数個設けた
トンネル内壁面洗浄車において、前記回転噴射ノ
ズルは、受台に固着された筒部材と、先端面周縁
に後傾するテーパ面を形成した頭部及び該頭部に
連設されてブツシユと筒部材に固着されたツラス
トワツシヤを介して前記筒部材に回転可能に挿通
される軸部を有するノズル体と、該ノズル体の後
端にスラストワツシヤを介して止着される抜止部
材とで構成され、前記ノズル体の軸部中間に小径
部を形成し、ノズル体に形成されるノズル流路の
高圧水流入部を前記小径部に開口せしめると共に
該ノズル流路を分岐して前記ノズル体の頭部テー
パ面に複数の高圧水噴射部を開口せしめ、前記ブ
ツシユのノズル体小径部に対応する部分に、高圧
水供給孔を形成し、前記筒部材のノズル体小径部
に対応する内周部分に大径部を形成し、前記筒部
材の周壁に該大径部に連通する高圧水送水孔を形
成したことを特徴としている。
に立設したスタンドに、上下方向に延在するノズ
ル支持部材をトンネル内壁面に対向して配設し、
該ノズル支持部材に高圧水をトンネル内壁面に噴
射する回転噴射ノズルを上下方向に複数個設けた
トンネル内壁面洗浄車において、前記回転噴射ノ
ズルは、受台に固着された筒部材と、先端面周縁
に後傾するテーパ面を形成した頭部及び該頭部に
連設されてブツシユと筒部材に固着されたツラス
トワツシヤを介して前記筒部材に回転可能に挿通
される軸部を有するノズル体と、該ノズル体の後
端にスラストワツシヤを介して止着される抜止部
材とで構成され、前記ノズル体の軸部中間に小径
部を形成し、ノズル体に形成されるノズル流路の
高圧水流入部を前記小径部に開口せしめると共に
該ノズル流路を分岐して前記ノズル体の頭部テー
パ面に複数の高圧水噴射部を開口せしめ、前記ブ
ツシユのノズル体小径部に対応する部分に、高圧
水供給孔を形成し、前記筒部材のノズル体小径部
に対応する内周部分に大径部を形成し、前記筒部
材の周壁に該大径部に連通する高圧水送水孔を形
成したことを特徴としている。
したがつて、高圧水の圧力により回転噴射ノズ
ルが高速回転し、しかも噴射される高圧水の軌跡
がトンネル内壁面に対し、円形状を呈し、上下及
び前後方向の広い範囲を同時に洗浄できる。
ルが高速回転し、しかも噴射される高圧水の軌跡
がトンネル内壁面に対し、円形状を呈し、上下及
び前後方向の広い範囲を同時に洗浄できる。
以下、本考案の一実施例を第1図及び第2図に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
トンネル内壁面洗浄車1は、フレーム2上に洗
浄装置3を搭載してなるもので、該洗浄装置3は
前記フレーム2上の旋回軸受4に旋回自在に立設
されたスタンド5と、該スタンド5に基端側を回
動可能に支持された上部シリンダ6及び下部シリ
ンダ7と、これら両シリンダ6,7の各先端に支
持され、上下方向に延在するように設けられたノ
ズル支持部材8と、基端側が前記スタンド5に回
動可能に支持され、先端を前記下部シリンダ7に
連結した俯仰シリンダ9とが備えられている。
浄装置3を搭載してなるもので、該洗浄装置3は
前記フレーム2上の旋回軸受4に旋回自在に立設
されたスタンド5と、該スタンド5に基端側を回
動可能に支持された上部シリンダ6及び下部シリ
ンダ7と、これら両シリンダ6,7の各先端に支
持され、上下方向に延在するように設けられたノ
ズル支持部材8と、基端側が前記スタンド5に回
動可能に支持され、先端を前記下部シリンダ7に
連結した俯仰シリンダ9とが備えられている。
前記ノズル支持部材8には、複数の受台10が
上下の小シリンダ11,11により俯仰自在に支
持されており、該受台10の前面に回転噴射ノズ
ル12がそれぞれ設けられている。
上下の小シリンダ11,11により俯仰自在に支
持されており、該受台10の前面に回転噴射ノズ
ル12がそれぞれ設けられている。
この回転噴射ノズル12は、受台10に固着さ
れた筒部材13と、先端面周縁に後傾するテーパ
面14aを形成した頭部14b及び該頭部14b
に連設されてブツシユ15と筒部材13に固着さ
れたスラストワツシヤ16を介して前記筒部材1
3に回転可能に挿通される軸部14cを有するノ
ズル体14と、該ノズル体14の後端にスラスト
ワツシヤ17を介して止着される座金18aとダ
ブルナツト18bとからなる抜止部材18とで構
成されている。
れた筒部材13と、先端面周縁に後傾するテーパ
面14aを形成した頭部14b及び該頭部14b
に連設されてブツシユ15と筒部材13に固着さ
れたスラストワツシヤ16を介して前記筒部材1
3に回転可能に挿通される軸部14cを有するノ
ズル体14と、該ノズル体14の後端にスラスト
ワツシヤ17を介して止着される座金18aとダ
ブルナツト18bとからなる抜止部材18とで構
成されている。
そして、前記ノズル体14の軸部14c中間に
は小径部14dが形成され、ノズル体14に形成
されるノズル流路19の高圧水流入部19aを前
記小径部に開口せしめると共に該ノズル流路19
を分岐して前記ノズル体14の頭部14bのテー
パ面14aに複数の高圧水噴射部19bを開口せ
しめる。また、前記ブツシユ15のノズル体14
の小径部14dに対応する部分に、高圧水供給孔
15aを形成する。さらに、前記筒部材13のノ
ズル体14の小径部14dに対応する内周部分に
大径部13aを形成すると共に、筒部材13の周
壁13bに該大径部13aに連通する高圧水送水
孔13cを形成する。
は小径部14dが形成され、ノズル体14に形成
されるノズル流路19の高圧水流入部19aを前
記小径部に開口せしめると共に該ノズル流路19
を分岐して前記ノズル体14の頭部14bのテー
パ面14aに複数の高圧水噴射部19bを開口せ
しめる。また、前記ブツシユ15のノズル体14
の小径部14dに対応する部分に、高圧水供給孔
15aを形成する。さらに、前記筒部材13のノ
ズル体14の小径部14dに対応する内周部分に
大径部13aを形成すると共に、筒部材13の周
壁13bに該大径部13aに連通する高圧水送水
孔13cを形成する。
したがつて、高圧水ポンプに接続された配管
(図示せず)から高圧水送水孔13cに高圧水が
供給されると、高圧水は、大径部13a、高圧水
供給孔15a、高圧水流入部19a、ノズル流路
19を介して複数の高圧水噴射部19bから噴射
すると共に、高圧水の圧力によりノズル体14が
回転し、高圧水の軌跡が円錐面となつて噴射され
る。
(図示せず)から高圧水送水孔13cに高圧水が
供給されると、高圧水は、大径部13a、高圧水
供給孔15a、高圧水流入部19a、ノズル流路
19を介して複数の高圧水噴射部19bから噴射
すると共に、高圧水の圧力によりノズル体14が
回転し、高圧水の軌跡が円錐面となつて噴射され
る。
このように構成されたトンネル内壁面洗浄車1
でトンネル内壁面23を洗浄する場合は、まず洗
浄装置3のスタンド5を旋回し、上部及び下部シ
リンダ6,7と俯仰シリンダ9を伸縮させてノズ
ル支持部材8をトンネル内壁面23と略平行に対
向させ、さらに前記小シリンダ11,11を伸縮
させてトンネル内壁面23の形状等に合せて受台
10の位置と角度を調整する。
でトンネル内壁面23を洗浄する場合は、まず洗
浄装置3のスタンド5を旋回し、上部及び下部シ
リンダ6,7と俯仰シリンダ9を伸縮させてノズ
ル支持部材8をトンネル内壁面23と略平行に対
向させ、さらに前記小シリンダ11,11を伸縮
させてトンネル内壁面23の形状等に合せて受台
10の位置と角度を調整する。
即ち、各回転噴射ノズル12がトンネル内壁面
23と略同じ距離で、かつ隣接する回転噴射ノズ
ル12から噴射される高圧水が互いに干渉せず、
かつ隙間のできない距離とし、また回転噴射ノズ
ル12の軸線をトンネル内壁面23と略直角にす
る。これにより各回転噴射ノズル12から噴射さ
れる高圧水の噴射距離が各方向共に等距離とな
り、洗浄されるトンネル内壁面23での高圧水の
軌跡が円形となつて、トンネル内壁面23の広い
面積に亘つてむらなく高圧水を噴射することがで
き、洗浄の進行速度、即ち車両の走行速度を向上
させてトンネル内壁面23の洗浄時間が大幅に短
縮できる。
23と略同じ距離で、かつ隣接する回転噴射ノズ
ル12から噴射される高圧水が互いに干渉せず、
かつ隙間のできない距離とし、また回転噴射ノズ
ル12の軸線をトンネル内壁面23と略直角にす
る。これにより各回転噴射ノズル12から噴射さ
れる高圧水の噴射距離が各方向共に等距離とな
り、洗浄されるトンネル内壁面23での高圧水の
軌跡が円形となつて、トンネル内壁面23の広い
面積に亘つてむらなく高圧水を噴射することがで
き、洗浄の進行速度、即ち車両の走行速度を向上
させてトンネル内壁面23の洗浄時間が大幅に短
縮できる。
この回転噴射ノズル12の取付け数及び間隔や
洗浄する際のトンネル内壁面23との距離等は、
回転噴射ノズル12の性能等により適宜決定され
る。例えば圧力300〜400Kg/cm2の高圧水を20/
minで供給し、トンネル内壁面23との距離を
200〜300mmとした時に、回転噴射ノズル12のノ
ズル体14が4000〜7000rpmで回転し、噴射幅
(洗浄幅)が20〜25mm、噴射直径が800〜900mmと
なる回転噴射ノズル12では、4基の回転噴射ノ
ズル12をノズル支持部材8に800〜900mmの間隔
で設けることにより、上下方向に3m以上の洗浄
幅がとれると共に前後方向の洗浄幅も広がるた
め、車両の走行速度を4.8〜8.4Km/hにできる。
尚、各数値の幅は、主として壁面の汚れの程度に
よるものである。
洗浄する際のトンネル内壁面23との距離等は、
回転噴射ノズル12の性能等により適宜決定され
る。例えば圧力300〜400Kg/cm2の高圧水を20/
minで供給し、トンネル内壁面23との距離を
200〜300mmとした時に、回転噴射ノズル12のノ
ズル体14が4000〜7000rpmで回転し、噴射幅
(洗浄幅)が20〜25mm、噴射直径が800〜900mmと
なる回転噴射ノズル12では、4基の回転噴射ノ
ズル12をノズル支持部材8に800〜900mmの間隔
で設けることにより、上下方向に3m以上の洗浄
幅がとれると共に前後方向の洗浄幅も広がるた
め、車両の走行速度を4.8〜8.4Km/hにできる。
尚、各数値の幅は、主として壁面の汚れの程度に
よるものである。
第3図は、前記洗浄装置3にトンネル内壁面2
3の曲率と略同程度の曲率で形成されたノズル支
持部材30を装着し、該ノズル支持部材30を前
記実施例の受台10に相当させ、ノズル支持部材
30に複数個の回転噴射ノズル12を配設したも
のである。
3の曲率と略同程度の曲率で形成されたノズル支
持部材30を装着し、該ノズル支持部材30を前
記実施例の受台10に相当させ、ノズル支持部材
30に複数個の回転噴射ノズル12を配設したも
のである。
このようにノズル支持部材30を、洗浄を行う
トンネル内壁面23の形状に合せて形成すれば、
上部及び下部シリンダ6,7と俯仰シリンダ9を
伸縮させるだけで回転噴射ノズル12をトンネル
内壁面23と最適な角度や距離で対向させること
ができる。
トンネル内壁面23の形状に合せて形成すれば、
上部及び下部シリンダ6,7と俯仰シリンダ9を
伸縮させるだけで回転噴射ノズル12をトンネル
内壁面23と最適な角度や距離で対向させること
ができる。
また洗浄面積を広くとれることから前記ノズル
支持部材30をスタンド5に固定しても十分にト
ンネル内壁面23の洗浄を行うことができる。
支持部材30をスタンド5に固定しても十分にト
ンネル内壁面23の洗浄を行うことができる。
さらに、従来からこの種トンネル内壁面洗浄車
に用いられている各種の制御装置、例えば各種の
センサやトンネル形状のパターン記憶装置等の自
動運転装置を備えることにより、さらに洗浄作業
の効率を向上できる。
に用いられている各種の制御装置、例えば各種の
センサやトンネル形状のパターン記憶装置等の自
動運転装置を備えることにより、さらに洗浄作業
の効率を向上できる。
尚、トンネル形状は断面円形に限らず断面矩形
の場合にも同様にして内壁面の洗浄作業を行なう
ことができる。またトンネル形状が特殊な場合に
は、ノズル支持部材を該トンネルの形状に合せて
形成し、適宜の箇所に回転噴射ノズルを設けて洗
浄を行うことができる。
の場合にも同様にして内壁面の洗浄作業を行なう
ことができる。またトンネル形状が特殊な場合に
は、ノズル支持部材を該トンネルの形状に合せて
形成し、適宜の箇所に回転噴射ノズルを設けて洗
浄を行うことができる。
さらにトンネル内壁面の頑固な汚れを洗浄する
ための洗剤散布装置、アブレシブ装置等を艤装す
ることもできると共に、路面洗浄装置、ガードレ
ール洗浄装置、地覆部洗浄装置、高欄洗浄装置、
手持ちガンによる洗浄装置等のアタツチメント類
も適宜装着できる。
ための洗剤散布装置、アブレシブ装置等を艤装す
ることもできると共に、路面洗浄装置、ガードレ
ール洗浄装置、地覆部洗浄装置、高欄洗浄装置、
手持ちガンによる洗浄装置等のアタツチメント類
も適宜装着できる。
以上のように本考案に係るトンネル内壁面洗浄
車は、車両上に配設されたノズル支持部材に、高
圧水をトンネル内壁面に噴射する回転噴射ノズル
を上下方向に複数個設け、該回転噴射ノズルを、
受台に固着された筒部材と、先端面周縁に後傾す
るテーパ面を形成した頭部及び該頭部に連設され
てブツシユと筒部材に固着されたスラストワツシ
ヤを介して前記筒部材に回転可能に挿通される軸
部を有するノズル体と、該ノズル体の後端にスラ
ストワツシヤを介して止着される抜止部材とで構
成し、前記ノズル体の軸部中間に小径部を形成
し、ノズル体に形成されるノズル流路の高圧水流
入部を前記小径部に開口せしめると共に該ノズル
流路を分岐して前記ノズル体の頭部テーパ面に複
数の高圧水噴射部を開口せしめ、前記ブツシユの
ノズル体小径部に対応する部分に、高圧水供給孔
を形成し、前記筒部材のノズル体小径部に対応す
る内周部分に大径部を形成し、前記筒部材の周壁
に該大径部に連通する高圧水送水孔を形成したの
で、高圧水の圧力により回転噴射ノズルが高速回
転し、別途噴射ノズルの回転駆動機構を必要とせ
ず、構造が簡単で、しかも噴射される高圧水の軌
跡がトンネル内壁面に対し、円形状を呈し、上下
及び前後方向の広い範囲を同時にムラなく洗浄で
き、かつ、トンネル内壁面の洗浄時間を大幅に短
縮できる。
車は、車両上に配設されたノズル支持部材に、高
圧水をトンネル内壁面に噴射する回転噴射ノズル
を上下方向に複数個設け、該回転噴射ノズルを、
受台に固着された筒部材と、先端面周縁に後傾す
るテーパ面を形成した頭部及び該頭部に連設され
てブツシユと筒部材に固着されたスラストワツシ
ヤを介して前記筒部材に回転可能に挿通される軸
部を有するノズル体と、該ノズル体の後端にスラ
ストワツシヤを介して止着される抜止部材とで構
成し、前記ノズル体の軸部中間に小径部を形成
し、ノズル体に形成されるノズル流路の高圧水流
入部を前記小径部に開口せしめると共に該ノズル
流路を分岐して前記ノズル体の頭部テーパ面に複
数の高圧水噴射部を開口せしめ、前記ブツシユの
ノズル体小径部に対応する部分に、高圧水供給孔
を形成し、前記筒部材のノズル体小径部に対応す
る内周部分に大径部を形成し、前記筒部材の周壁
に該大径部に連通する高圧水送水孔を形成したの
で、高圧水の圧力により回転噴射ノズルが高速回
転し、別途噴射ノズルの回転駆動機構を必要とせ
ず、構造が簡単で、しかも噴射される高圧水の軌
跡がトンネル内壁面に対し、円形状を呈し、上下
及び前後方向の広い範囲を同時にムラなく洗浄で
き、かつ、トンネル内壁面の洗浄時間を大幅に短
縮できる。
第1図はトンネル内壁面の洗浄を行なう状態を
示すトンネル内壁面自動洗浄車の後面図、第2図
は回転噴射ノズルの一部断面図、第3図はノズル
支持部材の変形例を示すトンネル内壁面洗浄車の
後面図である。 1……トンネル内壁面洗浄車、2……フレー
ム、3……洗浄装置、4……旋回軸受、5……ス
タンド、6……上部シリンダ、7……下部シリン
ダ、8……ノズル支持部材、9……俯仰シリン
ダ、10……受台、11……小シリンダ、12…
…回転噴射ノズル、13……筒部材、13a……
大径部、13b……周壁、13c……高圧水送水
孔、14……ノズル体、14a……テーパ面、1
4b……頭部、14c……軸部、14d……小径
部、15……ブツシユ、15a……高圧水供給
孔、16,17……スラストワツシヤ、18……
抜止部材、18a……座金、18b……ダブルナ
ツト、19……ノズル流路、19a……高圧水流
入部、19b……高圧水噴射部、23……トンネ
ル内壁面。
示すトンネル内壁面自動洗浄車の後面図、第2図
は回転噴射ノズルの一部断面図、第3図はノズル
支持部材の変形例を示すトンネル内壁面洗浄車の
後面図である。 1……トンネル内壁面洗浄車、2……フレー
ム、3……洗浄装置、4……旋回軸受、5……ス
タンド、6……上部シリンダ、7……下部シリン
ダ、8……ノズル支持部材、9……俯仰シリン
ダ、10……受台、11……小シリンダ、12…
…回転噴射ノズル、13……筒部材、13a……
大径部、13b……周壁、13c……高圧水送水
孔、14……ノズル体、14a……テーパ面、1
4b……頭部、14c……軸部、14d……小径
部、15……ブツシユ、15a……高圧水供給
孔、16,17……スラストワツシヤ、18……
抜止部材、18a……座金、18b……ダブルナ
ツト、19……ノズル流路、19a……高圧水流
入部、19b……高圧水噴射部、23……トンネ
ル内壁面。
Claims (1)
- 車両上に立設したスタンドに、上下方向に延在
するノズル支持部材をトンネル内壁面に対向して
配設し、該ノズル支持部材に高圧水をトンネル内
壁面に噴射する回転噴射ノズルを上下方向に複数
個設けたトンネル内壁面洗浄車において、前記回
転噴射ノズルは、受台に固着された筒部材と、先
端面周縁に後傾するテーパ面を形成した頭部及び
該頭部に連設されてブツシユと筒部材に固着され
たスラストワツシヤを介して前記筒部材に回転可
能に挿通される軸部を有するノズル体と、該ノズ
ル体の後端にスラストワツシヤを介して止着され
る抜止部材とで構成され、前記ノズル体の軸部中
間に小径部を形成し、ノズル体に形成されるノズ
ル流路の高圧水流入部を前記小径部に開口せしめ
ると共に該ノズル流路を分岐して前記ノズル体の
頭部テーパ面に複数の高圧水噴射部を開口せし
め、前記ブツシユのノズル体小径部に対応する部
分に、高圧水供給孔を形成し、前記筒部材のノズ
ル体小径部に対応する内周部分に大径部を形成
し、前記筒部材の周壁に該大径部に連通する高圧
水送水孔を形成したことを特徴とするトンネル内
壁面洗浄車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987071841U JPH0527600Y2 (ja) | 1987-05-14 | 1987-05-14 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987071841U JPH0527600Y2 (ja) | 1987-05-14 | 1987-05-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63181700U JPS63181700U (ja) | 1988-11-24 |
JPH0527600Y2 true JPH0527600Y2 (ja) | 1993-07-14 |
Family
ID=30914759
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987071841U Expired - Lifetime JPH0527600Y2 (ja) | 1987-05-14 | 1987-05-14 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0527600Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001349876A (ja) * | 2000-06-09 | 2001-12-21 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 構造物打音検査装置およびトンネル用打音検査装置 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002294648A (ja) * | 2001-03-28 | 2002-10-09 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 壁面清掃車 |
JP5110990B2 (ja) * | 2007-07-12 | 2012-12-26 | 鹿島建設株式会社 | アスベスト除去方法 |
JP5191273B2 (ja) * | 2008-05-15 | 2013-05-08 | 川崎重工業株式会社 | 高圧水噴射洗浄装置 |
JP5957370B2 (ja) * | 2012-11-08 | 2016-07-27 | 鹿島建設株式会社 | 道路洗浄装置及び道路舗装の洗浄方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5247313U (ja) * | 1975-09-30 | 1977-04-04 | ||
JPS61266800A (ja) * | 1985-05-20 | 1986-11-26 | 東京道路エンジニア株式会社 | トンネル内壁面自動洗浄車 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5568559U (ja) * | 1978-11-02 | 1980-05-12 |
-
1987
- 1987-05-14 JP JP1987071841U patent/JPH0527600Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5247313U (ja) * | 1975-09-30 | 1977-04-04 | ||
JPS61266800A (ja) * | 1985-05-20 | 1986-11-26 | 東京道路エンジニア株式会社 | トンネル内壁面自動洗浄車 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001349876A (ja) * | 2000-06-09 | 2001-12-21 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 構造物打音検査装置およびトンネル用打音検査装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63181700U (ja) | 1988-11-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0527600Y2 (ja) | ||
JP6838540B2 (ja) | 洗車機 | |
JP6777000B2 (ja) | 洗車機 | |
CN110886266A (zh) | 一种新型道路清洗装置 | |
JP6831150B1 (ja) | 洗浄機 | |
JP2001064929A (ja) | ノズルアレイと洗浄装置 | |
US5657781A (en) | Machine for cleaning rollers in paper producing machines in situ | |
JP6776999B2 (ja) | 洗車機 | |
JP2929185B2 (ja) | 洗浄装置 | |
JPH064957Y2 (ja) | 浸透式貯液槽の内周多孔板の洗浄装置 | |
JP4862785B2 (ja) | 洗車機 | |
KR200175138Y1 (ko) | 토목구조물 내벽 세척장치 | |
KR102641125B1 (ko) | 전후방 회동기능이 구비된 분사노즐 회동장치 | |
JPH078064Y2 (ja) | 振り子ノズル | |
JPH059265Y2 (ja) | ||
JPH0647090Y2 (ja) | 高圧水式グリーンカット機 | |
JP6642510B2 (ja) | 洗車機 | |
JPH0598615A (ja) | 壁面清掃装置 | |
JP2812387B2 (ja) | 回転ノズル装置 | |
JPH0312880Y2 (ja) | ||
JP2002177903A (ja) | コンクリート表面の清掃方法 | |
KR200319454Y1 (ko) | 방음벽 청소장치 | |
JP2000044959A (ja) | コークス炉のドアクリーナ | |
JP3858329B2 (ja) | 浴室の洗浄装置 | |
KR19980063241U (ko) | 빌딩. 대형건물등에 설치된 닥트의 내부청소장치 |