JPH0910716A - 管内洗浄装置 - Google Patents

管内洗浄装置

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Publication number
JPH0910716A
JPH0910716A JP7188246A JP18824695A JPH0910716A JP H0910716 A JPH0910716 A JP H0910716A JP 7188246 A JP7188246 A JP 7188246A JP 18824695 A JP18824695 A JP 18824695A JP H0910716 A JPH0910716 A JP H0910716A
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JP
Japan
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pipe
tubular insert
wall
nozzles
rotary rotor
Prior art date
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Pending
Application number
JP7188246A
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English (en)
Inventor
Masanaga Otani
昌永 大谷
Kazuhiro Tsutsumi
和宏 堤
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KANEMATSU ENG
Kanematsu Engineering Co Ltd
Original Assignee
KANEMATSU ENG
Kanematsu Engineering Co Ltd
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Publication date
Application filed by KANEMATSU ENG, Kanematsu Engineering Co Ltd filed Critical KANEMATSU ENG
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 下水管や生活排水管等の管内部を、むらなく
確実に洗浄することができる管内洗浄装置を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 管に挿入されるホースの挿入端部に挿着され
た管状挿着体と、該管状挿着体に回動自在に貫入され且
つ管の内壁に指向する複数のノズルを有する回転ロータ
ーと、前記管状挿着体に回動自在に貫入され且つ管の内
壁に指向するノズルを有する旋回ガイドと、前記管状挿
着体の前頭部に前記回転ローターと前記旋回ガイドを係
止する目的で取着されたキャップとから成り、前記管状
挿着体には、旋回ガイドノズル孔へ通ずる第1噴射孔
と、回転ローターノズル孔へ通ずる第2噴射口と、管内
洗浄装置を自走させることができるように斜め方向に指
向する第3噴射口とが設けられてなり、前記回転ロータ
ーのノズルが管内壁の互いに逆方向を指向し且つ異なる
径が隣接するよう配設されてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は管内洗浄装置に係り、そ
の目的は、下水管や生活排水管等の管内部をむらなく確
実に洗浄することができる管内洗浄装置を提供すること
にある。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の管内洗浄装置の例として
は、特開平4−200781号公報に開示された発明が
ある。この発明は、図12に示すように、ホース2の挿
入端部に固定的に取付けられたノズル支承体9と、これ
に支承され且つ管の内壁に指向する噴射孔10を有する
ノズル11と、このノズルに一端が固定的に取付けられ
た細長状ノズルガイド部材12とから成り、前記ノズル
支承体に配管洗浄装置を自走させることができるように
斜め方向に噴射孔13が形成されており、更に前記ノズ
ルガイド部材にも噴射孔14を設けることにより洗浄水
を噴出することができるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成においては、洗浄装置は管内壁に沿って旋回しながら
自走するものの、洗浄装置の位置により噴射孔の向きが
決まってしまうため、管内壁の各部分においては、ただ
一方向から水が吹き付けられるだけなので、洗浄力に限
界があるという課題が存在した。また、管内の所定部分
を重点的に洗浄したりすることができないという課題も
存在した。本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされた
ものであって、管内をむらなく確実に洗浄できるととも
に、管内の所定部分を重点的に洗浄することが可能な管
内洗浄装置の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされたものであって、請求項1の管内洗
浄装置では、管に挿入されるホースの挿入端部に挿着さ
れた管状挿着体と、該管状挿着体に回動自在に貫入され
且つ管の内壁に指向する複数のノズルを有する回転ロー
ターと、前記管状挿着体に回動自在に貫入され且つ管の
内壁に指向するノズルを有する旋回ガイドと、前記管状
挿着体の前頭部に前記回転ローターと前記旋回ガイドを
係止する目的で取着されたキャップとから成り、前記管
状挿着体には、旋回ガイドノズル孔へ通ずる第1噴射孔
と、回転ローターノズル孔へ通ずる第2噴射口と、管内
洗浄装置を自走させることができるように斜め方向に第
3噴射口とが設けられてなり、前記回転ローターのノズ
ルが管内壁の互いに逆方向を指向し且つ異なる径が隣接
するよう配設されてなることとした。
【0005】請求項2の管内洗浄装置では、管に挿入さ
れるホースの挿入端部に挿着された管状挿着体と、該管
状挿着体に回動自在に貫入され且つ管内洗浄装置を自走
させることができるように斜め方向に指向する複数のノ
ズルを有する回転ローターと、前記管状挿着体に回動自
在に貫入され且つ管の内壁に指向するノズルを有する旋
回ガイドと、前記管状挿着体の前頭部に前記回転ロータ
ーと前記旋回ガイドを係止する目的で取着されたキャッ
プとから成り、前記管状挿着体には旋回ガイドノズル孔
へ通ずる第1噴射孔と、回転ローターノズル孔へ通ずる
第2噴射口とが設けられてなり、前記回転ローターのノ
ズルは管内壁の互いに逆方向を指向し且つ異なる径が隣
接するよう配設されてなり、前記旋回ガイドはノズルが
常に一定方向を指向するように重さが不均一であること
とした。
【0006】請求項3の管内洗浄装置では、管に挿入さ
れるホースの挿入端部に挿着された管状挿着体と、該管
状挿着体に回動自在に貫入され且つ管の内壁に指向する
複数のノズルを有する回転ローターと、前記管状挿着体
に回動自在に貫入され且つ管の内壁に指向するノズルを
有する旋回ガイドと、前記管状挿着体の前頭部に前記回
転ローターと前記旋回ガイドを係止する目的で取着され
たキャップとから成り、前記管状挿着体には、旋回ガイ
ドノズル孔へ通ずる第1噴射孔と、回転ローターノズル
孔へ通ずる第2噴射口と、管内洗浄装置を自走させるこ
とができるように斜め方向に第3噴射口とが設けられて
なり、前記回転ローターのノズルは管内壁の互いに逆方
向を指向し且つ異なる径が隣接するよう配設されてな
り、前記旋回ガイドはノズルが常に一定方向を指向する
ように重さが不均一であることとした。
【0007】
【作用】請求項1の管内洗浄装置によれば、洗浄ホース
に高圧の洗浄水が供給されると、管状挿着部の第1噴射
口、第2噴射口、第3噴射口から洗浄水が噴出される。
第1噴射口からの噴出水は、旋回ガイドに設けられたノ
ズル孔から管内壁に向かって噴射される。そのため、旋
回ガイドは反対側の管内壁に押し付けられ、管内壁に当
接しながらすべり回転する。その結果、管内洗浄装置
は、旋回ガイドに案内されながら管内壁に沿って旋回す
る。これにより、管内壁の円周方向に万遍なく洗浄水が
近接位置から吹き付けられ、管内がむらなく洗浄され
る。第2噴射口からの噴出水は、回転ローターに設けら
れたノズル孔から管内壁に向かって噴射される。ノズル
は管内壁の互いに逆方向を指向し且つ異なる径が隣接す
るよう配設されているため、噴出される水圧差の作用で
回転ローターが回転する。このように、回転ローターが
回転しながら管内壁に洗浄水を吹き付けることにより、
頑固な付着物が容易に取り除かれる。第3噴射口からは
洗浄水が洗浄ホースの方向に噴射され、管内洗浄装置を
推進させる。以上の3つの噴射口からの噴出水の相加作
用により、管内洗浄装置は、回転ローターが回転しなが
ら管内壁に向かって洗浄水を噴射するとともに、管内壁
に沿って旋回しながら管奥に向かって自走する。
【0006】請求項2の管内洗浄装置によれば、洗浄ホ
ースに高圧の洗浄水が供給されると、管状挿着部の第1
噴射口、第2噴射口から洗浄水が噴出される。第1噴射
口からの噴出水は、旋回ガイドに設けられたノズル孔か
ら管内壁に向かって噴射される。旋回ガイドは重さが不
均一であるためノズルは常に一定方向を向き、管内洗浄
装置は管内の一定高さ位置に浮いた状態でとどまる。そ
のため、管内壁の所定部分を重点的に洗浄することがで
きる。第2噴射口からの噴出水は、回転ローターに設け
られたノズル孔から管内壁ホース方向に向かって噴射さ
れ、管内洗浄装置を推進させる。ノズルは管内壁の互い
に逆方向を指向し且つ異なる径が隣接するよう配設され
ているため、噴出される水圧差の作用で回転ローターが
回転する。このように、回転ローターが回転しながら管
内壁に洗浄水を吹き付けることにより、頑固な付着物が
容易に取り除かれる。以上の2つの噴射口からの噴出水
の相加作用により、管内洗浄装置は、回転ローターが回
転しながら管内壁に向かって洗浄水を噴射するととも
に、管内一定高さ位置にとどまりながら管奥に向かって
自走する。
【0007】請求項3の管内洗浄装置によれば、洗浄ホ
ースに高圧の洗浄水が供給されると、管状挿着部の第1
噴射口、第2噴射口、第3噴射口から洗浄水が噴出され
る。第1噴射口からの噴出水は、旋回ガイドに設けられ
たノズル孔から管内壁に向かって噴射される。旋回ガイ
ドは重さが不均一であるためノズルは常に一定方向を向
き、管内洗浄装置は管内の一定高さ位置に浮いた状態で
とどまる。そのため、管内壁の所定部分を重点的に洗浄
することができる。第2噴射口からの噴出水は、回転ロ
ーターに設けられたノズル孔から管内壁に向かって噴射
される。ノズルは管内壁の互いに逆方向を指向し且つ異
なる径が隣接するよう配設されているため、噴出される
水圧差の作用で回転ローターが回転する。このように、
回転ローターが回転しながら管内壁に洗浄水を吹き付け
ることにより、頑固な付着物が容易に取り除かれる。第
3噴射口からは洗浄水が洗浄ホースの方向に噴射され、
管内洗浄装置を推進させる。以上の3つの噴射口からの
噴出水の相加作用により、管内洗浄装置は、回転ロータ
ーが回転しながら管内壁に向かって洗浄水を噴射すると
ともに、管内一定高さ位置にとどまりながら管奥に向か
って自走する。
【0008】
【実施例】以下、本発明に係る管内洗浄装置の実施例に
ついて、図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明に
係る管内洗浄装置の第1の実施例を示す。図2は回転ロ
ーターの断面図、図3は旋回ガイドの断面図を示す。こ
の管内洗浄装置1は、管に挿入されるホース2の挿入端
部に挿着された管状挿着体3と、該管状挿着体3に回動
自在に貫入されてなる回転ローター4と、前記管状挿着
体3に回動自在に貫入されてなる旋回ガイド5と、前記
管状挿着体3の前頭部に前記回転ローター4と前記旋回
ガイド5を係止する目的で取着されたキャップ6とから
構成され、ホース2は取付け治具7により管内洗浄装置
1に取り付けられる。管状挿着体3には、旋回ガイドノ
ズル孔へ通ずる第1噴射孔3aと、回転ローターノズル
孔へ通ずる第2噴射口3bと、管内洗浄装置を自走させ
ることができるように斜め方向に指向する第3噴射口3
cとが設けられている。第1噴射口3a、第2噴射口3
b及び第3噴射口3cの数については特に限定されない
が、円を等分するように複数個設けることが望ましい。
回転ローター4には、図2に示されるように、内径に沿
った溝4aと、互いに逆方向を指向し且つ異なる径が隣
接するよう配設されている大径ノズル4b及び小径ノズ
ル4cが設けられている。回転ローターに設けられるノ
ズルの数及び穴径については特に限定されないが、洗浄
水を噴出したときの水圧差により回転ローターがなめら
か且つ高速で回転するように設けることが望ましい。旋
回ガイド5は、図3に示すように、円弧カム形状を有
し、内径に沿った溝5aとノズル5bが設けられてい
る。旋回ガイド5の形状については、管内洗浄装置1を
管内壁に沿って案内させる機能を有する限り特に限定さ
れるものではない。またキャップ6は、管状挿着体3に
回転ローター4と旋回ガイド5を係止するとともに、管
状挿着体3の前部口を封止する役割も有する。
【0009】次に、この管内洗浄装置1の管内洗浄時の
動作について説明する。洗浄ホース2に高圧の洗浄水が
供給されると、管状挿着部3の第1噴射口3a、第2噴
射口3b、第3噴射口3cから洗浄水が噴出される。第
1噴射口3aからの噴出水は、旋回ガイド5に設けられ
た溝5aを通りノズル孔5bから管内壁に向かって噴射
される。そのため、旋回ガイド5は反対側の管内壁に押
し付けられ、管内壁に当接しながらすべり回転する。そ
の結果、管内洗浄装置1は、図4に示すように、旋回ガ
イド5に案内されながら管内壁8に沿って旋回する。こ
れにより、管内壁8の円周方向に万遍なく洗浄水が近接
位置から吹き付けられ、管内をむらなく洗浄することが
できる。第2噴射口3bからの噴出水は、回転ローター
4に設けられた溝4aを通ってノズル4b、4cから管
内壁に向かって噴射される。ノズル4a,4bは管内壁
の互いに逆方向を指向し且つ異なる径が隣接するよう配
設されているため、噴出される水圧差の作用で回転ロー
ター4は、図5に示す矢印Aの方向へ回転しながら管内
壁に洗浄水を吹き付ける。このように、回転ローターが
回転しながら管内壁に洗浄水を吹き付けることにより、
頑固な付着物が容易に取り除かれる。また、第3噴射口
3cからは洗浄水が洗浄ホース2の方向に噴射される。
その結果、図6に示すように、管内洗浄装置1はホース
2を牽引しながら、管奥方向Bへと前進する。以上の3
つの噴射口からの噴出水の相加作用により、管内洗浄装
置1は、図7に示すように、回転ローター4が回転しな
がら管内壁に向かって洗浄水を噴射するとともに、旋回
ガイド5に案内されて管内壁8に沿って旋回しながら管
奥に向かって自走する。
【0010】図8及び図9は、本発明に係る管内洗浄装
置の第2及び第3の実施例を示す。尚、これらの実施例
の説明において、第1実施例と同一或いは均等の部分に
は同一の符号を付し、重複する説明は省略する。図8に
示す第2実施例において、第1実施例と異なる主な部分
は、管状挿着体3に自走させるための噴射口を設けず、
回転ローター4のノズル4b及び4cを斜め後方に指向
させて設けた点及び旋回ガイド5に錘部5cを設けノズ
ル5bを斜め下方に指向させて設けた点である。図10
に旋回ガイド5の断面図を示す。
【0011】第2実施例の管内洗浄装置の管内洗浄時の
動作について説明する。洗浄ホース2に高圧の洗浄水が
供給されると、管状挿着部3の第1噴射口3a、第2噴
射口3bから洗浄水が噴出される。第1噴射口3aから
の噴出水は、旋回ガイド5に設けられたノズル孔5bか
ら管内壁に向かって噴射される。旋回ガイド5には下部
に錘部5cが設けられているためノズル5bは常に斜め
下方を向き、管内洗浄装置1は、管内の一定高さ位置に
浮いた状態でとどまる。このとき、供給水圧を変えるこ
とにより、管内洗浄装置1の位置を自由に設定すること
ができる。そのため、例えば管内壁の一部のみを重点的
に洗浄することもできるし、これを利用して新管の検査
前洗浄を効率よく行うこともできる。第2噴射口3bか
らの噴出水は、回転ローター4に設けられたノズル孔4
bから管内壁ホース方向に向かって噴射され、管内洗浄
装置1を推進させる。また、ノズルは管内壁の互いに逆
方向を指向し且つ異なる径が隣接するよう配設されてい
るため、噴出される水圧差の作用で回転ローターが回転
する。以上の2つの噴射口からの噴出水の相加作用によ
り、管内洗浄装置1は、図11に示すように回転ロータ
ー4が回転しながら管内壁に向かって洗浄水を噴射する
とともに、管内一定高さ位置にとどまりながら管奥に向
かって自走する。
【0012】図9に示す第3実施例において、第1実施
例と異なる主な部分は、旋回ガイド5に錘部5cを設け
ノズル5bを斜め下方に指向させて設けた点である。図
10に旋回ガイド5の断面図を示す。第3実施例の管内
洗浄装置の管内洗浄時の動作について説明する。洗浄ホ
ース2に高圧の洗浄水が供給されると、管状挿着部3の
第1噴射口3a、第2噴射口3b、第3噴射口3cから
洗浄水が噴出される。第1噴射口3aからの噴出水は、
旋回ガイド5に設けられたノズル孔5bから管内壁に向
かって噴射される。旋回ガイド5には下部に錘部5cが
設けられているためノズル5bは常に斜め下方を向き、
管内洗浄装置1は、管内の一定高さ位置に浮いた状態で
とどまる。このとき、供給水圧を変えることにより、管
内洗浄装置1の位置を自由に設定することができる。そ
のため、例えば管内壁の一部のみを重点的に洗浄するこ
ともできるし、これを利用して新管の検査前洗浄を効率
良く行うこともできる。第2噴射口3bからの噴出水
は、回転ローター4に設けられたノズル孔4b,4cか
ら管内壁に向かって噴射される。ノズル4b,4cは管
内壁の互いに逆方向を指向し且つ異なる径が隣接するよ
う配設されているため、噴出される水圧差の作用で回転
ローター4が回転する。第3噴射口3cからは洗浄水が
洗浄ホース2の方向に噴射され、管内洗浄装置1を推進
させる。以上の3つの噴射口からの噴出水の相加作用に
より、管内洗浄装置1は、回転ローター4が回転しなが
ら管内壁に向かって洗浄水を噴射するとともに、管内一
定高さ位置にとどまりながら管奥に向かって自走する。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明は、管に挿入されるホースの挿入端部に挿着された管
状挿着体と、該管状挿着体に回動自在に貫入され且つ管
の内壁に指向する複数のノズルを有する回転ローター
と、前記管状挿着体に回動自在に貫入され且つ管の内壁
に指向するノズルを有する旋回ガイドと、前記管状挿着
体の前頭部に前記回転ローターと前記旋回ガイドを係止
する目的で取着されたキャップとから成り、前記管状挿
着体には、旋回ガイドノズル孔へ通ずる第1噴射孔と、
回転ローターノズル孔へ通ずる第2噴射口と、管内洗浄
装置を自走させることができるように斜め方向に指向す
る第3噴射口とが設けられてなり、前記回転ローターの
ノズルが管内壁の互いに逆方向を指向し且つ異なる径が
隣接するよう配設されてなる管内洗浄装置であるから以
下に述べる効果を奏する。管内洗浄装置が、旋回ガイド
に案内されながら管内壁に沿って旋回するため、洗浄の
際、ホースを回転させる必要がない。更に、管内壁の円
周方向に万遍なく洗浄水が近接位置から吹き付けられる
ため、洗浄ムラがない。回転ローターが回転しながら管
内壁に洗浄水を吹き付けるため、洗浄水の勢いを増すこ
とができるとともに、付着物へ洗浄水が様々な角度から
吹き付けられるため、頑固な付着物が容易に取り除かれ
る。管内洗浄装置がホースを牽引しながら、自動的に管
奥方向へと前進するため、洗浄装置及びホースを管奥方
向に進めるための装置を必要としない。
【0015】請求項2に係る発明は、管に挿入されるホ
ースの挿入端部に挿着された管状挿着体と、該管状挿着
体に回動自在に貫入され且つ管内洗浄装置を自走させる
ことができるように斜め方向に指向する複数のノズルを
有する回転ローターと、前記管状挿着体に回動自在に貫
入され且つ管の内壁に指向するノズルを有する旋回ガイ
ドと、前記管状挿着体の前頭部に前記回転ローターと前
記旋回ガイドを係止する目的で取着されたキャップとか
ら成り、前記管状挿着体には旋回ガイドノズル孔へ通ず
る第1噴射孔と、回転ローターノズル孔へ通ずる第2噴
射口とが設けられてなり、前記回転ローターのノズルは
管内壁の互いに逆方向を指向し且つ異なる径が隣接する
よう配設されてなり、前記旋回ガイドはそのノズルが常
に一定方向を指向するように重さが不均一である管内洗
浄装置であるから以下に述べる効果を奏する。回転ロー
ターが回転しながら管内壁に洗浄水を吹き付けるため、
洗浄水の勢いを増すことができるとともに、付着物へ洗
浄水が様々な角度から吹き付けられるため、頑固な付着
物が容易に取り除かれる。管内洗浄装置がホースを牽引
しながら、自動的に管奥方向へと前進するため、洗浄装
置及びホースを管奥方向に進めるための装置を必要とし
ない。管内洗浄装置が、管内の一定高さ位置に浮いた状
態でとどまりながら前進するとともに、供給水圧を変え
ることにより管内洗浄装置の位置を自由に設定すること
ができるため、管内壁の一部のみを重点的に洗浄するこ
とができる。また、これを利用して新管の検査前洗浄を
効率良く行うこともできる。
【0016】請求項3に係る発明は、管に挿入されるホ
ースの挿入端部に挿着された管状挿着体と、該管状挿着
体に回動自在に貫入され且つ管の内壁に指向する複数の
ノズルを有する回転ローターと、前記管状挿着体に回動
自在に貫入され且つ管の内壁に指向するノズルを有する
旋回ガイドと、前記管状挿着体の前頭部に前記回転ロー
ターと前記旋回ガイドを係止する目的で取着されたキャ
ップとから成り、前記管状挿着体には、旋回ガイドノズ
ル孔へ通ずる第1噴射孔と、回転ローターノズル孔へ通
ずる第2噴射口と、管内洗浄装置を自走させることがで
きるように斜め方向に第3噴射口とが設けられてなり、
前記回転ローターのノズルは管内壁の互いに逆方向を指
向し且つ異なる径が隣接するよう配設されてなり、前記
旋回ガイドはそのノズルが常に一定方向を指向するよう
に重さが不均一である管内洗浄装置であるから以下に述
べる効果を奏する。回転ローターが回転しながら管内壁
に洗浄水を吹き付けるため、洗浄水の勢いを増すことが
できるとともに、付着物へ洗浄水が様々な角度から吹き
付けられるため、頑固な付着物が容易に取り除かれる。
管内洗浄装置がホースを牽引しながら、自動的に管奥方
向へと前進するため、洗浄装置及びホースを管奥方向に
進めるための装置を必要としない。管内洗浄装置が、管
内の一定高さ位置に浮いた状態でとどまりながら前進す
るとともに、供給水圧を変えることにより管内洗浄装置
の位置を自由に設定することができるため、管内壁の一
部のみを重点的に洗浄することができる。また、これを
利用して新管の検査前洗浄を効率良く行うこともでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る管内洗浄装置の第1実施例を示す
図である。
【図2】本発明に係る管内洗浄装置の回転ローターの実
施例を示す断面図である。
【図3】本発明に係る管内洗浄装置の旋回ガイドの実施
例を示す断面図である。
【図4】本発明に係る管内洗浄装置の第1実施例の動作
を示す図である。
【図5】本発明に係る管内洗浄装置の第1実施例の動作
を示す図である。
【図6】本発明に係る管内洗浄装置の実施例の動作を示
す図である。
【図7】本発明に係る管内洗浄装置の第1実施例の動作
を示す図である。
【図8】本発明に係る管内洗浄装置の第2実施例を示す
図である。
【図9】本発明に係る管内洗浄装置の第3実施例を示す
図である。
【図10】本発明に係る管内洗浄装置の回転ローターの
別の実施例を示す断面図である。
【図11】本発明に係る管内洗浄装置の第2実施例の動
作を示す図である。
【図12】従来の一実施例を示す図である。
【符号の説明】 1 管内洗浄装置 2 ホース 3 管状挿着体 3a 第1噴射口 3b 第2噴射口 3c 第3噴射口 4 回転ローター 4b 回転ローターノズル 4c 回転ローターノズル 5 旋回ガイド 5b 旋回ガイドノズル 6 キャップ 8 管内壁

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管に挿入されるホースの挿入端部に挿着
    された管状挿着体と、該管状挿着体に回動自在に貫入さ
    れ且つ管の内壁に指向する複数のノズルを有する回転ロ
    ーターと、前記管状挿着体に回動自在に貫入され且つ管
    の内壁に指向するノズルを有する旋回ガイドと、前記管
    状挿着体の前頭部に前記回転ローターと前記旋回ガイド
    を係止する目的で取着されたキャップとから成り、前記
    管状挿着体には、旋回ガイドノズル孔へ通ずる第1噴射
    孔と、回転ローターノズル孔へ通ずる第2噴射口と、管
    内洗浄装置を自走させることができるように斜め方向に
    指向する第3噴射口とが設けられてなり、前記回転ロー
    ターのノズルが管内壁の互いに逆方向を指向し且つ異な
    る径が隣接するよう配設されてなることを特徴とする管
    内洗浄装置。
  2. 【請求項2】 管に挿入されるホースの挿入端部に挿着
    された管状挿着体と、該管状挿着体に回動自在に貫入さ
    れ且つ管内洗浄装置を自走させることができるように斜
    め方向に指向する複数のノズルを有する回転ローター
    と、前記管状挿着体に回動自在に貫入され且つ管の内壁
    に指向するノズルを有する旋回ガイドと、前記管状挿着
    体の前頭部に前記回転ローターと前記旋回ガイドを係止
    する目的で取着されたキャップとから成り、前記管状挿
    着体には旋回ガイドノズル孔へ通ずる第1噴射孔と、回
    転ローターノズル孔へ通ずる第2噴射口とが設けられて
    なり、前記回転ローターのノズルは管内壁の互いに逆方
    向を指向し且つ異なる径が隣接するよう配設されてな
    り、前記旋回ガイドはそのノズルが常に一定方向を指向
    するように重さが不均一であることを特徴とする管内洗
    浄装置。
  3. 【請求項3】 管に挿入されるホースの挿入端部に挿着
    された管状挿着体と、該管状挿着体に回動自在に貫入さ
    れ且つ管の内壁に指向する複数のノズルを有する回転ロ
    ーターと、前記管状挿着体に回動自在に貫入され且つ管
    の内壁に指向するノズルを有する旋回ガイドと、前記管
    状挿着体の前頭部に前記回転ローターと前記旋回ガイド
    を係止する目的で取着されたキャップとから成り、前記
    管状挿着体には、旋回ガイドノズル孔へ通ずる第1噴射
    孔と、回転ローターノズル孔へ通ずる第2噴射口と、管
    内洗浄装置を自走させることができるように斜め方向に
    第3噴射口とが設けられてなり、前記回転ローターのノ
    ズルは管内壁の互いに逆方向を指向し且つ異なる径が隣
    接するよう配設されてなり、前記旋回ガイドはそのノズ
    ルが常に一定方向を指向するように重さが不均一である
    ことを特徴とする管内洗浄装置。
JP7188246A 1995-06-30 1995-06-30 管内洗浄装置 Pending JPH0910716A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011000498A (ja) * 2009-06-16 2011-01-06 Kyoei Sangyo Kk 洗浄機の噴射ノズル
WO2020145469A1 (ko) * 2019-01-07 2020-07-16 노미경 다중 회전 노즐

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011000498A (ja) * 2009-06-16 2011-01-06 Kyoei Sangyo Kk 洗浄機の噴射ノズル
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