JPH0310213Y2 - - Google Patents

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JPH0310213Y2
JPH0310213Y2 JP4127085U JP4127085U JPH0310213Y2 JP H0310213 Y2 JPH0310213 Y2 JP H0310213Y2 JP 4127085 U JP4127085 U JP 4127085U JP 4127085 U JP4127085 U JP 4127085U JP H0310213 Y2 JPH0310213 Y2 JP H0310213Y2
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JP
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head body
nozzle
pipe
head
pressure water
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JP4127085U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、上・下水管、排水管等の管内清掃
用のノズルヘツドに関するものである。
〔従来の技術〕
高圧ポンプの吐出口にホースを接続し、そのホ
ースの先端にノズルを取付け、上記ノズルの噴射
孔からノズルの斜め後方に圧力水を噴射してその
噴射力によりノズルを管内の軸方向に推進させつ
つ、圧力水との衝突によつて管内の付着物を除去
するようにした管内洗浄機は屋内排水管の清浄用
に広く用いられている。
上記清浄機のノズルは、第7図および第8図に
示すように、ホース30の先端にねじ係合したヘ
ツド本体31の内部に流入室32を設け、ヘツド
本体31の後端部外周に設けた段をテーパ面33
とし、そのテーパ面33からノズル軸芯に向けて
斜めに噴射孔34を形成し、上記流入室32に圧
送された高圧水を噴射孔34からヘツド本体31
の後方に向けて噴射させるようにしている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、上記のノズルヘツドは、噴射孔から
高圧水を所要の拡がりをもつて逆噴射する構成で
あるため、管内の噴射孔と対向する位置において
の圧力水の衝突力が強い反面、隣接する噴射孔と
対応する部分に対しては圧力水の衝突力が弱く、
また圧力水が衝突しない場合もあつて、管内の全
体に亘つて均一に圧力水を衝突させることができ
ず、洗浄むらが生じるという不都合がある。
そこで、この考案は上記の不都合を解消し、管
内の全体を効果的に洗浄し得るようにしたノズル
ヘツドを提供することを技術的課題としている。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の課題を解決するために、この考案は、ホ
ースエンドの先端に回転可能に支持されたヘツド
本体の内部に流入室を設け、その流入室内に球体
を配置し、ヘツド本体には上記流入室に供給され
たヘツド本体の斜め後方およびヘツド本体の外周
接線方向に噴射する複数の噴射孔を設けた構成と
したものである。
〔作 用〕
上記の構成から成るノズルヘツドのホースエン
ドにホースを接続し、そのホース内に高圧水を供
給すると、その高圧水はヘツド本体の流入室に流
入して球体を押し上げ、上記球体表面との衝突に
より逆向きに流れを変えて各噴射孔からノズル本
体の斜め後方に噴射すると共に、ノズル本体の外
周接線方向にも噴射する。このため、被洗浄管の
内側にノズル本体を挿入してホースから流入室に
高圧水を供給することにより、ノズル本体の斜め
後方に噴射する圧力水によつてノズル本体が管内
を軸方向に推進すると共に、ノズル本体の接線方
向に噴射する圧力水によつてノズル本体が回転
し、その回転によつて被洗浄管の内面全体に圧力
水を均一に衝突させることができる。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
第1図乃至第4図に示すように、ホースエンド
1は外周にフランジ2を備え、そのホースエンド
1の先端部に軸受3を介してヘツド本体10が回
転可能に支持されている。
ヘツド本体10の先端部は丸みがつけられ、内
部にはホースエンド1と連通する流入室11が設
けられている。この流入室11の先端部内周面は
半球面12とされている。また、流入室11の内
部に球体13が収納されている。
上記ヘツド本体10の後端部外周面には段14
が設けられ、その段14はテーパ面15となり、
そのテーパ面15と、そのテーパ面15より上部
外周にそれぞれ複数の噴射孔16,17が設けら
れている。
上下噴射孔16,17のうち、下部噴射孔16
は、第3図に示すように、ヘツド本体10の軸芯
に向き、かつ軸芯に対して傾斜して流入室11に
供給された圧力水をヘツド本体10の斜め後方に
向けて噴射するようになつている。また、上部噴
射孔17は、第4図に示すように、流入室11の
内周面から接線方向に向き、流入室11に供給さ
れた圧力水をヘツド本体10の外周接線方向に噴
射するようになつている。
実施例で示すノズルヘツドは上記の構造から成
り、このノズルヘツドは、高圧ポンプの吐出口に
接続したホースの先端にホースエンドを接続し、
上記ポンプの駆動によりノズルヘツドに高圧水を
供給して被洗浄管の内面を洗浄するものである。
いま、ホース30の先端に接続したノズルヘツ
ドを被洗浄管の内部に挿入した状態において、ホ
ース30からヘツド本体10の内部の流入室11
に圧力水を供給すると、その圧力水は球体13に
衝突して球体13を押し上げると共に、上記球体
13との衝突により逆向きにスムーズに流れを変
え、各噴射孔16,17から流出する。ヘツド本
体10の下部噴射孔16から流出する圧力水は、
ヘツド本体10の斜め後方に向けて噴射するた
め、その圧力水の噴射によつて軸推力が発生し、
ヘツド本体10が被洗浄管内の軸方向に移動す
る。一方、ヘツド本体10の上部噴射孔17から
流出する圧力水は、ヘツド本体10の外周接線方
向に噴射するため、ヘツド本体10はホースエン
ド1を中心として回転する。
このように、ヘツド本体10は被洗浄管内の軸
方向に移動しつつヘツド本体10の軸芯を中心と
して回転するため、各噴射孔16,17から流出
する圧力水は、被洗浄管の内面全体に衝突するこ
とになり、しかも上部噴射孔17から流出する圧
力水によつて管内を一次洗浄し、下部噴射孔16
から流出する圧力水によつて二次洗浄するため、
汚損の激しい管内でもきわめて効果的に、短時間
に洗浄することができる。 なお、第2図に示す
ように、ヘツド本体10の先端に軸方向の噴射孔
18を設けて圧力水をヘツド本体10の前方に噴
射させるようにしておくと、管内の詰まりを解消
しつつ、管内の洗浄を行なうこができる。
第1図乃至第4図に示す実施例においては、圧
力水の逆噴射用の噴射孔16と旋回方向噴射用の
噴射孔17とをそれぞれ設けたが、第5図および
第6図に示すように、ヘツド本体10の後端部外
周に設けた複数の噴射孔16′をヘツド本体10
の軸芯に対して傾斜し、かつヘツド本体10の軸
芯を通つてその軸芯に平行な面に対して傾斜させ
るようにしてもよい。
また、実施例の場合は、ヘツド本体10にテー
パ面15を形成し、そのテーパ面15に噴射孔1
6を形成したが、テーパ面15は噴射孔16の形
成を容易とする加工上のものであるため、上記テ
ーパ面15を省略することもできる。
〔効 果〕
以上のように、この考案によれば、ヘツド本体
に複数の噴射孔を設け、その噴射孔から流出する
圧力水によつてヘツド本体を軸方向に移動せし
め、かつ回転させるようにしたので、各噴射孔か
ら流出する圧力水を被洗浄管の内面全体に衝突さ
せることができ、その衝突によつて管内の全体を
均一に洗浄することができる。
また、高圧室内に球体を配置したことによつ
て、圧力水の流れをスムーズに逆向きに変換する
ことができ、噴射孔から流出する圧力水の圧力低
下を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に係るノズルヘツドの一実
施例を示す斜視図、第2図は同上の縦断正面図、
第3図は第2図の−線に沿つた断面図、第4
図は第2図の−線に沿つた断面図、第5図は
同上の他の実施例を示す縦断正面図、第6図は第
5図の−線に沿つた断面図、第7図は従来の
ノズルヘツドの縦断正面図、第8図は第7図の
−線に沿つた断面図である。 1……ホースエンド、10……ヘツド本体、1
1……流入室、13……球体、16,17……噴
射孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ホースエンドの先端に回転可能に支持されたヘ
    ツド本体の内部に流入室を設け、その流入室内に
    球体を配置し、ヘツド本体には上記流入室に供給
    された圧力水をヘツド本体の斜め後方およびヘツ
    ド本体の外周接線方向に噴射する複数の噴射孔を
    設けた管内清掃用のノズルヘツド。
JP4127085U 1985-03-20 1985-03-20 Expired JPH0310213Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4127085U JPH0310213Y2 (ja) 1985-03-20 1985-03-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4127085U JPH0310213Y2 (ja) 1985-03-20 1985-03-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61155474U JPS61155474U (ja) 1986-09-26
JPH0310213Y2 true JPH0310213Y2 (ja) 1991-03-13

Family

ID=30550940

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JP4127085U Expired JPH0310213Y2 (ja) 1985-03-20 1985-03-20

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009052332A (ja) * 2007-08-28 2009-03-12 Maruichi Kk 洗浄ユニット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5528810B2 (ja) * 2006-10-31 2014-06-25 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ 消化管において薬品を放出するための飲み込み可能なマルチノズルの投薬デバイス
JP2015136746A (ja) * 2014-01-21 2015-07-30 ジヤトコ株式会社 バリ取り装置用のノズル

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JPS61155474U (ja) 1986-09-26

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