JPS6110771Y2 - - Google Patents

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JPS6110771Y2
JPS6110771Y2 JP14037879U JP14037879U JPS6110771Y2 JP S6110771 Y2 JPS6110771 Y2 JP S6110771Y2 JP 14037879 U JP14037879 U JP 14037879U JP 14037879 U JP14037879 U JP 14037879U JP S6110771 Y2 JPS6110771 Y2 JP S6110771Y2
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JP
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spray nozzle
nozzle
diameter
spray
inner diameter
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JP14037879U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はスプレーノズルに関り、特に短管状
のスプレーノズルに関する。
一般に、鋼材等の熱処理においては、鋼材冷却
用としてスプレーノズルを備える流体噴射ノズル
ヘツダーが用いられている。第1図は、水と蒸気
あるいは空気等の圧縮ガスとの混合流体を噴射し
て鋼材等の冷却を行なう二流体噴射ノズルを示す
説明図である。この二流体噴射ノズルは内筒状の
水供給管10と、外筒状のガス供給管11の二重
構造から成つている。水供給管10の両端側から
供給される水は、水供給管10の軸方向に多数設
けられている小径短管状のスプレーノズル13に
流入した後、ガス供給管11のガス供給部14か
ら供給されて圧縮ガス導入孔15よりスプレーノ
ズル13内に混入する圧縮ガスによつて、水滴状
態となり、スプレーノズル13先端側の噴出口1
6から二流体噴射流として噴出されるようになつ
ている。
しかしながら、従来のスプレーノズル13は、
その基端側の流入口径と先端側の噴出口径とを等
しくされたストレート状となつているために、水
供給管10に供給される水として工場環水を使用
する場合には、スプレーノズル13内に工場環水
中に含まれているごみ等が詰りやすく、多数のス
プレーノズル13を備える上記のような二流体噴
射ノズルヘツダーにおいては、スプレーノズル1
3の保守点検作業を頻繁に行なう必要があるとい
う問題点がある。
この考案は、上記従来の問題点に鑑みなされた
ものであつて、噴出流体中に含まれるゴミ等が詰
りにくいスプレーノズルを提供することを目的と
する。
上記目的を達成するために、この考案は、平均
内径をD、長さをLとし、D<10mm,L/D>1
なるスプレーノズルにおいて、流入口径をD1、
噴出口径をD2とし、0.01D2−D10.2に設定
するようにしたものである。
以下、この考案者の実験結果に基づき、この考
案を具体的に説明する。第2図は、この考案に係
るスプレーノズルの一実施例として、前記第1図
に示したストレート状のスプレーノズル13の代
わりに、流入口径をD1、噴出口径をD2、長さ
をLとしたスプレーノズル13Aを適用した状態
の要部を拡大して示す説明図である。
ここで、スプレーノズル13Aの平均内径
D1+D2/2をDとして横軸にとり、L/D=2とす る場合にスプレーノズル13Aが詰るまでの平均
時間Tを縦軸にとれば、第3図に示されるように
なる。すなわち、スプレーノズル13Aの平均内
径Dが10mm以上である場合にはほとんど詰りが発
生することなく、従つて、スプレーノズル13A
の形状はその兵均内径がD<10mmなる場合につい
てのみ考慮すればよいこととなる。
また、スプレーノズル13Aの平均内径Dを4
mmとし、L/Dを横軸にとり、ノズルが詰るまで
の時間Tを縦軸にとれば第4図に示されるように
なり、L/D>1の範囲でノズルの詰りは急激に
高くなることが認められる。従つて、スプレーノ
ズル13Aの形状はL/D>1の範囲で考慮すれ
ばよいことになる。
そこで、スプレーノズル13Aの平均内径Dを
4mm,L/Dを6とし、横軸にスプレーノズル1
3Aの流入口から噴出口へのテーパ状態D2−D1/L をとつて、ノズルが詰るまでの時間Tを縦軸に示
せば、第5図のような状態となる。すなわち、
D2−D1/L0.01においては詰りの発生に対する効 果が少ないことから、D2−D1/Lは0.01以上に設定 する場合においてノズルの詰りが短時間で発生す
ることがない。また、このテーパ状態D2−D1/L は、ノズルがスプレーノズルとしての特性を損な
うことのないように、すなわち直管ないしは曲管
としての整流性能が確保されるように0.2以下に
設定する必要がある。
すなわち、この考案者の上記実験結果によれ
ば、平均内径をD、長さをLとし、D<10mm,
L/D>1なるスプレーノズルにおいて、流入口
径をD1、噴出口径をD2とし、0.01D2−D1/L 0.2なるように流入口側から噴出口側に向けて
テーパ状に拡径されるスプレーノズルによれば、
スプレーノズル内に流体中に含有されているごみ
等が詰りにくく、冷却ノズルヘツダー等の作動効
率を良好とすることができるという効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般の二流体噴射ノズルヘツダーを示
す一部を断面とした正面図、第2図はこの考案に
係るスプレーノズルの一実施例を示す要部断面
図、第3図はスプレーノズルの平均内径に対する
詰り発生時間を示す線図、第4図は長さLの平均
内径Dに対する比と、詰り発生時間との関係を示
す線図、第5図はスプレーノズルのテーパ状態と
詰り発生時間との関係を示す線図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 平均内径をD、長さをLとし、D<10mm,L/
    D>1なるスプレーノズルにおいて、流入口径を
    D1、噴出口径をD2とし、0.01D2−D10.2
    に設定したことを特徴とするスプレーノズル。
JP14037879U 1979-10-08 1979-10-08 Expired JPS6110771Y2 (ja)

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JP14037879U JPS6110771Y2 (ja) 1979-10-08 1979-10-08

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JP14037879U JPS6110771Y2 (ja) 1979-10-08 1979-10-08

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JPS5659168U JPS5659168U (ja) 1981-05-21
JPS6110771Y2 true JPS6110771Y2 (ja) 1986-04-05

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4491255B2 (ja) * 2004-02-20 2010-06-30 株式会社共立合金製作所 ノズル装置及びノズル部材
JP6257884B2 (ja) * 2012-09-18 2018-01-10 株式会社中西製作所 ノズル管ユニットとこれを用いた洗浄装置。
EP3251762B1 (de) * 2016-06-02 2019-08-07 Primetals Technologies Austria GmbH Schmiervorrichtung zum aufbringen eines schmiermittels beim walzen eines walzgutes

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JPS5659168U (ja) 1981-05-21

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