JPH025884Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH025884Y2 JPH025884Y2 JP19403587U JP19403587U JPH025884Y2 JP H025884 Y2 JPH025884 Y2 JP H025884Y2 JP 19403587 U JP19403587 U JP 19403587U JP 19403587 U JP19403587 U JP 19403587U JP H025884 Y2 JPH025884 Y2 JP H025884Y2
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- Japan
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- water
- inner cylinder
- tip
- compressed air
- cylinder
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- Expired
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- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
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Landscapes
- Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
- Nozzles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は水洗機、より詳しくは、船舶、航空
機、車輌、橋梁等の比較的大型構造物を水洗いす
るに好適な水洗機に関するものである。
機、車輌、橋梁等の比較的大型構造物を水洗いす
るに好適な水洗機に関するものである。
一般に、船舶、航空機、車輌、橋梁等において
は、塩分、海中生物、汚泥、酸化物、ちり等の付
着物があり、鉄その他の金属を腐食し、また塗装
の障害となるため、これらの付着物を除去する必
要がある。この付着物除去には通常、水洗方法が
採られているが、この場合付着物を有効に除去す
るため水を50〜80Kg/cm2に加圧し、ノズルより噴
出させることが行なわれているが、かかる方法に
おいては装置が大型化するとともに、多量の水を
必要とするばかりでなく、はね水が多いため作業
環境を良好に保つことが難かしい等の欠点があ
る。一方、水と圧縮空気とによるエジエクター又
はインジエクター形式の水洗方法もあるが、この
方式によると水は拡散霧化して清掃面に達するた
め充分な流速が得られず、その結果清掃面へ固着
している付着物を有効に剥離除去することができ
ないという問題があつた。
は、塩分、海中生物、汚泥、酸化物、ちり等の付
着物があり、鉄その他の金属を腐食し、また塗装
の障害となるため、これらの付着物を除去する必
要がある。この付着物除去には通常、水洗方法が
採られているが、この場合付着物を有効に除去す
るため水を50〜80Kg/cm2に加圧し、ノズルより噴
出させることが行なわれているが、かかる方法に
おいては装置が大型化するとともに、多量の水を
必要とするばかりでなく、はね水が多いため作業
環境を良好に保つことが難かしい等の欠点があ
る。一方、水と圧縮空気とによるエジエクター又
はインジエクター形式の水洗方法もあるが、この
方式によると水は拡散霧化して清掃面に達するた
め充分な流速が得られず、その結果清掃面へ固着
している付着物を有効に剥離除去することができ
ないという問題があつた。
本考案は前記したように従来の問題点を解決す
るためになされたものであつて、その目的は構造
簡単にして、しかも容易に清掃面の付着物を除去
するための水洗機を提供せんとするものである。
るためになされたものであつて、その目的は構造
簡単にして、しかも容易に清掃面の付着物を除去
するための水洗機を提供せんとするものである。
本考案は前記した目的を達成するため、外筒と
内筒を同芯に配して二重管となし、該内筒の先端
部を前記外筒の先端部よりも外方へ突出するよう
に延在させ、かつ、前記内筒の先端部は少なくと
も前記外筒からの突出部において外径が末広がり
となるように構成するとともに、前記内筒内に圧
縮空気を前記外筒内に圧縮空気より低い圧力を有
する圧力水を供給するようにしたものであつて、
圧縮空気としては通常工場で使用される5〜7
Kg/cm2のエアーが、また圧力水としては0.5〜1.2
Kg/cm2の水道水が使用される。ここで、上記内筒
とは、外筒内に組み込まれた内筒と、該内筒の先
端に取付けられたノズルチツプとから成る。
内筒を同芯に配して二重管となし、該内筒の先端
部を前記外筒の先端部よりも外方へ突出するよう
に延在させ、かつ、前記内筒の先端部は少なくと
も前記外筒からの突出部において外径が末広がり
となるように構成するとともに、前記内筒内に圧
縮空気を前記外筒内に圧縮空気より低い圧力を有
する圧力水を供給するようにしたものであつて、
圧縮空気としては通常工場で使用される5〜7
Kg/cm2のエアーが、また圧力水としては0.5〜1.2
Kg/cm2の水道水が使用される。ここで、上記内筒
とは、外筒内に組み込まれた内筒と、該内筒の先
端に取付けられたノズルチツプとから成る。
以下、図に基づき本考案による水洗機の実施例
を説明する。
を説明する。
第1図は水洗機Aの側断面図であつて、この水
洗機Aは外筒1と内筒2を同芯に配した二重管で
構成され、基部は閉鎖板3,4で、それぞれ、閉
塞されている。そして、内筒2の閉鎖板4には図
示しない圧縮空気供給源に連なる圧縮空気供給管
5が連結されるとともに、外筒1には圧力水供給
管6が接続されている。内筒2の先端部にはノズ
ルチツプ7が取付けられ、このノズルチツプ7は
外筒1の先端部8より外方へ突出するように延在
されており、かつ、この外筒2の先端部のノズル
チツプ7は外筒1からの突出部において少なくと
もテーパー状、即ち外径が末広がりとなり、先端
は球形をなしている。
洗機Aは外筒1と内筒2を同芯に配した二重管で
構成され、基部は閉鎖板3,4で、それぞれ、閉
塞されている。そして、内筒2の閉鎖板4には図
示しない圧縮空気供給源に連なる圧縮空気供給管
5が連結されるとともに、外筒1には圧力水供給
管6が接続されている。内筒2の先端部にはノズ
ルチツプ7が取付けられ、このノズルチツプ7は
外筒1の先端部8より外方へ突出するように延在
されており、かつ、この外筒2の先端部のノズル
チツプ7は外筒1からの突出部において少なくと
もテーパー状、即ち外径が末広がりとなり、先端
は球形をなしている。
かかる構成において、工場において通常使用さ
れている5〜7Kg/cm2程度のエアーが圧縮空気供
給管5から内筒2内に供給されるとともに、0.5
〜1.2Kg/cm2の圧力を有する水道水が圧力水供給
管6から外筒1内に供給される。そして、圧力水
は内筒2の先端部に設けられたノズルチツプ7の
テーパーで一旦外方に押し広げられ間隔Lを経た
後、圧縮空気による負圧作用で気水混合となる。
れている5〜7Kg/cm2程度のエアーが圧縮空気供
給管5から内筒2内に供給されるとともに、0.5
〜1.2Kg/cm2の圧力を有する水道水が圧力水供給
管6から外筒1内に供給される。そして、圧力水
は内筒2の先端部に設けられたノズルチツプ7の
テーパーで一旦外方に押し広げられ間隔Lを経た
後、圧縮空気による負圧作用で気水混合となる。
この気水混合流体は所定域L′を経た後拡散す
る。したがつて、好ましくは、この所定域L′内に
清掃面が位置するようにして水洗を行なえば効果
的な付着物の除去が可能となる。
る。したがつて、好ましくは、この所定域L′内に
清掃面が位置するようにして水洗を行なえば効果
的な付着物の除去が可能となる。
勿論、この前記間隔Lや所定域L′は内筒2の先
端部のテーパー角θ、圧縮空気V1、圧力水圧V2
や外筒1の内径l1、内筒2の外径l2、ノズルチツ
プ先端の径l3等によつて決まることになるが、本
考案者の知見によれば、 テーパー角θ:20゜ V1 :7Kg/cm2 V2 :1Kg/cm2 l1 :18mm l2 :12mm l3 :4mm とした場合、Lは70mm、L′は70〜700mmとなり、
この場合気水混合流体の打撃圧は10〜20Kg/cm2で
あり、実用上極めて有効であることが確認でき
た。
端部のテーパー角θ、圧縮空気V1、圧力水圧V2
や外筒1の内径l1、内筒2の外径l2、ノズルチツ
プ先端の径l3等によつて決まることになるが、本
考案者の知見によれば、 テーパー角θ:20゜ V1 :7Kg/cm2 V2 :1Kg/cm2 l1 :18mm l2 :12mm l3 :4mm とした場合、Lは70mm、L′は70〜700mmとなり、
この場合気水混合流体の打撃圧は10〜20Kg/cm2で
あり、実用上極めて有効であることが確認でき
た。
第2図は本考案による水洗機Aの第2の実施例
の側断面図であつて、第1図と同一符号は同一名
称を示す。本実施例における水洗機Aは、内筒2
の先端部に設けられたノズルチツプ7′が有底状
に形成されている。かかる構成においても前記第
1実施例と同様の作用効果が得られる。
の側断面図であつて、第1図と同一符号は同一名
称を示す。本実施例における水洗機Aは、内筒2
の先端部に設けられたノズルチツプ7′が有底状
に形成されている。かかる構成においても前記第
1実施例と同様の作用効果が得られる。
以上の説明から明らかなように、本考案による
水洗機によれば多量の水を必要とせず、かつ装置
も簡単であり、かつ、気水混合の高速流体として
清掃面へ当接させるため打撃力が得られ、その結
果付着物の除去を良好に行なうことができる。
水洗機によれば多量の水を必要とせず、かつ装置
も簡単であり、かつ、気水混合の高速流体として
清掃面へ当接させるため打撃力が得られ、その結
果付着物の除去を良好に行なうことができる。
第1図及び第2図は本考案による水洗機の実施
例を示すもので、第1図は第1実施例の水洗機の
側断面図、第2図は第2実施例の水洗機の側断面
図である。 1……外筒、2……内筒、5……圧縮空気供給
管、6……圧力水供給管。
例を示すもので、第1図は第1実施例の水洗機の
側断面図、第2図は第2実施例の水洗機の側断面
図である。 1……外筒、2……内筒、5……圧縮空気供給
管、6……圧力水供給管。
Claims (1)
- 外筒と内筒を同芯に配して二重管となし、該内
筒の先端部を前記外筒の外方へ突出するように延
在させ、かつ、前記内筒の先端部は少なくとも前
記外筒からの突出部において外径が末広がりとな
るように構成するとともに、前記内筒内に圧縮空
気を前記外筒内に前記圧縮空気より低い圧力を有
する圧力水を供給するようにしたことを特徴とす
る水洗機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19403587U JPH025884Y2 (ja) | 1987-12-23 | 1987-12-23 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19403587U JPH025884Y2 (ja) | 1987-12-23 | 1987-12-23 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63107760U JPS63107760U (ja) | 1988-07-12 |
JPH025884Y2 true JPH025884Y2 (ja) | 1990-02-13 |
Family
ID=31150625
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19403587U Expired JPH025884Y2 (ja) | 1987-12-23 | 1987-12-23 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH025884Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5025358B2 (ja) * | 2007-07-11 | 2012-09-12 | 東日本旅客鉄道株式会社 | 洗浄方法及び装置並びに洗浄ノズル |
US9839925B2 (en) * | 2012-09-11 | 2017-12-12 | Ge-Hitachi Nuclear Energy Americas Llc | Methods of cleaning a submerged surface using a fluid jet discharging a liquid/gas combination |
-
1987
- 1987-12-23 JP JP19403587U patent/JPH025884Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63107760U (ja) | 1988-07-12 |
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