JP3327669B2 - 気液噴霧用ノズル - Google Patents
気液噴霧用ノズルInfo
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- JP3327669B2 JP3327669B2 JP05436394A JP5436394A JP3327669B2 JP 3327669 B2 JP3327669 B2 JP 3327669B2 JP 05436394 A JP05436394 A JP 05436394A JP 5436394 A JP5436394 A JP 5436394A JP 3327669 B2 JP3327669 B2 JP 3327669B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は気液噴霧用ノズル、例え
ば空気と冷却水のような二種類の流体を同時に噴霧する
気液噴霧用ノズルに関する。
ば空気と冷却水のような二種類の流体を同時に噴霧する
気液噴霧用ノズルに関する。
【0002】この種の気液噴霧用ノズルは好ましくは連
続鋳造ライン等における二次冷却等に利用して有用であ
る。
続鋳造ライン等における二次冷却等に利用して有用であ
る。
【0003】
【従来の技術】この種の気液噴霧用ノズルとしては従
来、図3および図4に開示のものが使用されている。即
ち中空の気液導入本体30に導入口36を有した液体導
入体37が好ましくは螺合されて装着され、且つ気液導
入本体30内部に同軸に、液体流通管33が挿通されて
いて、その一端部側が液体導入体32に連接されてい
る。液体流通管33の他端部側は一端が気液導入本体3
0に連接された連接流動管34内に挿通されており、且
つリブ35を介して連接流動管34と同軸に位置せしめ
られる。また気液導入本体30の周部の適所には導入口
31を有する気体導入体32が装着されており、導入口
31は気液導入本体30内における液体流通管33の周
部および連接流動管34内における液体流通管33の周
部に連通され、液体流通管33に対し直角方向から気体
を導入可能に設けられている。
来、図3および図4に開示のものが使用されている。即
ち中空の気液導入本体30に導入口36を有した液体導
入体37が好ましくは螺合されて装着され、且つ気液導
入本体30内部に同軸に、液体流通管33が挿通されて
いて、その一端部側が液体導入体32に連接されてい
る。液体流通管33の他端部側は一端が気液導入本体3
0に連接された連接流動管34内に挿通されており、且
つリブ35を介して連接流動管34と同軸に位置せしめ
られる。また気液導入本体30の周部の適所には導入口
31を有する気体導入体32が装着されており、導入口
31は気液導入本体30内における液体流通管33の周
部および連接流動管34内における液体流通管33の周
部に連通され、液体流通管33に対し直角方向から気体
を導入可能に設けられている。
【0004】一方液体流通管33の他端に対し幾分長手
に延設された連接流動管34の他端部は絞り込み管38
の一端に接合され、絞り込み管38の他端は適宜の噴霧
口39を有したノズル体40の基端が装着されている。
この構成では実質的に絞り込み管38の直前から絞り込
み管38内にかけて気液の混合が行われるが、この構成
では液体が気体により充分に微細化されず、気体と液体
との均一な混合を充分に図れないため、鋳造物等の冷却
対象物に冷却ムラを生じるなどの問題があつた。
に延設された連接流動管34の他端部は絞り込み管38
の一端に接合され、絞り込み管38の他端は適宜の噴霧
口39を有したノズル体40の基端が装着されている。
この構成では実質的に絞り込み管38の直前から絞り込
み管38内にかけて気液の混合が行われるが、この構成
では液体が気体により充分に微細化されず、気体と液体
との均一な混合を充分に図れないため、鋳造物等の冷却
対象物に冷却ムラを生じるなどの問題があつた。
【0005】この問題を解決するため図5および図6に
示される気液噴霧用ノズルでは、中空にされ、混合室6
1を有した気液導入本体50に、導入口56を有する気
体導入体57が装着されると共に、その周部の適所に導
入口51を有した液体導入体52並びに液体導入体52
から気液導入本体50の混合室61に流入する液体が衝
突して微粉砕されめ衝突ピン62が装着される。且つ気
液導入本体50には混合室61に連通する混合管54の
一端が装着されており、また混合管54の他端には好適
な噴霧口59を有したノズル体60が装着されている。
示される気液噴霧用ノズルでは、中空にされ、混合室6
1を有した気液導入本体50に、導入口56を有する気
体導入体57が装着されると共に、その周部の適所に導
入口51を有した液体導入体52並びに液体導入体52
から気液導入本体50の混合室61に流入する液体が衝
突して微粉砕されめ衝突ピン62が装着される。且つ気
液導入本体50には混合室61に連通する混合管54の
一端が装着されており、また混合管54の他端には好適
な噴霧口59を有したノズル体60が装着されている。
【0006】一方図7および図8に示される気液噴霧用
ノズルでは中空の気液導入本体70に導入口71を有し
た気体導入体72が装着され、且つ気液導入本体70内
部に同軸に気体導入体72に形成した気体供給突部73
が配置されている。また気液導入本体70には混合管7
4の一端が装着されており、且つ混合管74の他端には
好適な噴霧口79を有したノズル体80が装着される。
この場合気液導入本体70と混合管74との連接部の直
前には気体供給突部73の先端部と気液導入本体70の
壁面とによりオリフイス部83が区画されている。更に
気液導入本体70の周部の適所には導入口76を有する
気体導入体77が装着されており、導入口76は気液導
入本体70内における気体供給突部73の周部並びにオ
リフイス部83に連通されている。
ノズルでは中空の気液導入本体70に導入口71を有し
た気体導入体72が装着され、且つ気液導入本体70内
部に同軸に気体導入体72に形成した気体供給突部73
が配置されている。また気液導入本体70には混合管7
4の一端が装着されており、且つ混合管74の他端には
好適な噴霧口79を有したノズル体80が装着される。
この場合気液導入本体70と混合管74との連接部の直
前には気体供給突部73の先端部と気液導入本体70の
壁面とによりオリフイス部83が区画されている。更に
気液導入本体70の周部の適所には導入口76を有する
気体導入体77が装着されており、導入口76は気液導
入本体70内における気体供給突部73の周部並びにオ
リフイス部83に連通されている。
【0007】上述の図5および図6、図7および図8に
よれば、図3および図4の構成に比べて液体の高い霧化
が円滑に行われ、冷却対象物に生じ勝ちの冷却ムラ等を
抑えることができる。
よれば、図3および図4の構成に比べて液体の高い霧化
が円滑に行われ、冷却対象物に生じ勝ちの冷却ムラ等を
抑えることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする問題点】上述の従来の技術に
おいては図3および図4に示される気液噴霧用ノズルに
比べ、図5および図6に示される気液噴霧用ノズルの方
が液体の微細化に優れ、更に図7および図8に示される
気液噴霧用ノズルの方が液体の、より一層の微細化に優
れることが理解されよう。しかしながら図7および図8
に示される気液噴霧用ノズルでは液体をより一層微細化
するにはオリフイス部83の断面積を小さくする必要が
あり、この場合液体を流動せしめる使用エネルギー量が
大になる上、供給液体中の不純物等によつてオリフイス
部83が目詰まりし、保守作業が煩雑になる危惧があつ
た。
おいては図3および図4に示される気液噴霧用ノズルに
比べ、図5および図6に示される気液噴霧用ノズルの方
が液体の微細化に優れ、更に図7および図8に示される
気液噴霧用ノズルの方が液体の、より一層の微細化に優
れることが理解されよう。しかしながら図7および図8
に示される気液噴霧用ノズルでは液体をより一層微細化
するにはオリフイス部83の断面積を小さくする必要が
あり、この場合液体を流動せしめる使用エネルギー量が
大になる上、供給液体中の不純物等によつてオリフイス
部83が目詰まりし、保守作業が煩雑になる危惧があつ
た。
【0009】しかして本発明は上記の問題点を解決し、
オリフイス部の如き狭隘な流路を具備させることなく、
液体の高い微細化を達成することができ、使用エネルギ
ー量も少なく、保守作業の簡易化を図り得る気液噴霧用
ノズルを提供することを目的とする。
オリフイス部の如き狭隘な流路を具備させることなく、
液体の高い微細化を達成することができ、使用エネルギ
ー量も少なく、保守作業の簡易化を図り得る気液噴霧用
ノズルを提供することを目的とする。
【0010】
【問題点を解決するための手段】本発明において上述の
目的は、導入口を有した気体導入体が気液導入本体に軸
方向に装着され、気液導入本体の周部に導入口を有した
液体導入体が気体導入体の設置方向に対し直角方向に装
着され、気液導入本体に気液を給送する給送管が装着さ
れ、この給送管に噴霧口を有するノズル体が連接されて
いて、気液導入本体から給送管に流動する間に気体と液
体とを混合し、ノズル体の噴霧口から気液の噴霧を行う
ノズルにおいて、液体導入体の導入口に連通され、気液
導入本体の中央部にその軸方向に対し直角方向から軸方
向に曲げられて延びる液体路が具備され、且つ気体導入
体の導入口に連通されると共に液体路の軸方向に延びる
部分の周囲において軸方向に延びる気体路が設けられ、
給送管の少なくとも一部が二重管に形成され、内側の液
体流動管が液体路に連通され、内側の液体流動管と外側
の気体流動管との間が気体路に連通されることを特徴と
する気液噴霧用ノズルによつて達成される。
目的は、導入口を有した気体導入体が気液導入本体に軸
方向に装着され、気液導入本体の周部に導入口を有した
液体導入体が気体導入体の設置方向に対し直角方向に装
着され、気液導入本体に気液を給送する給送管が装着さ
れ、この給送管に噴霧口を有するノズル体が連接されて
いて、気液導入本体から給送管に流動する間に気体と液
体とを混合し、ノズル体の噴霧口から気液の噴霧を行う
ノズルにおいて、液体導入体の導入口に連通され、気液
導入本体の中央部にその軸方向に対し直角方向から軸方
向に曲げられて延びる液体路が具備され、且つ気体導入
体の導入口に連通されると共に液体路の軸方向に延びる
部分の周囲において軸方向に延びる気体路が設けられ、
給送管の少なくとも一部が二重管に形成され、内側の液
体流動管が液体路に連通され、内側の液体流動管と外側
の気体流動管との間が気体路に連通されることを特徴と
する気液噴霧用ノズルによつて達成される。
【0011】
【作用】上述の構成をとる気液噴霧用ノズルにおいて
は、二重管の先端部近傍即ち直下流において中心部を流
れる液体流に対しその周部側から空気流が衝突せしめら
れることにより、液体流に対して相対的に大きな微細化
作用が加わることになる。
は、二重管の先端部近傍即ち直下流において中心部を流
れる液体流に対しその周部側から空気流が衝突せしめら
れることにより、液体流に対して相対的に大きな微細化
作用が加わることになる。
【0012】
【実施例】図1並びに図2を参照するに、本発明による
気液噴霧用ノズルには気液導入本体10が備えられ、気
液導入本体10には導入口11を有した気体導入体12
が装着される。また気液導入本体10の軸方向の反対側
には気液の給送管の一部をなす二重管が装着されてお
り、この二重管は内側の液体流動管13と外側の気体流
動管14とでなる。且つ両管13、14は同軸に配置さ
れると共にスペーサ15を介し等間隔に保持される。気
液導入本体10にはその周部の適所に、気体導入体12
の設置方向に対し直角方向に向けて導入口16を有した
液体導入体17が装着される。
気液噴霧用ノズルには気液導入本体10が備えられ、気
液導入本体10には導入口11を有した気体導入体12
が装着される。また気液導入本体10の軸方向の反対側
には気液の給送管の一部をなす二重管が装着されてお
り、この二重管は内側の液体流動管13と外側の気体流
動管14とでなる。且つ両管13、14は同軸に配置さ
れると共にスペーサ15を介し等間隔に保持される。気
液導入本体10にはその周部の適所に、気体導入体12
の設置方向に対し直角方向に向けて導入口16を有した
液体導入体17が装着される。
【0013】また気液導入本体10にはその中央部に、
液体導入体17の導入口16に連通された液体路17a
が形成されている。この液体路17aは気液導入本体1
0の軸方向に対し直角方向の位置から軸方向に曲げられ
た位置に延びるよう設けられ、給送管の一部としての内
側の液体流動管13に連通される。且つ気液導入本体1
0には気体導入体12の導入口11に連通する気体路1
2aが設けられ、この気体路12aは液体路17aの軸
方向に延びる部分の周囲において軸方向に延びる気体路
12aが形成され、二重管間即ち内側の液体流動管13
と外側の気体流動管14との間に連通される。この場合
気体路12aは特に図2に明らかなように液体路17a
を中心に互いに離間させて円周方向に複数個配設されて
いる。
液体導入体17の導入口16に連通された液体路17a
が形成されている。この液体路17aは気液導入本体1
0の軸方向に対し直角方向の位置から軸方向に曲げられ
た位置に延びるよう設けられ、給送管の一部としての内
側の液体流動管13に連通される。且つ気液導入本体1
0には気体導入体12の導入口11に連通する気体路1
2aが設けられ、この気体路12aは液体路17aの軸
方向に延びる部分の周囲において軸方向に延びる気体路
12aが形成され、二重管間即ち内側の液体流動管13
と外側の気体流動管14との間に連通される。この場合
気体路12aは特に図2に明らかなように液体路17a
を中心に互いに離間させて円周方向に複数個配設されて
いる。
【0014】内側の液体流動管13を内装した外側の気
体流動管14は充分長手に設けられ、且つこの外側の気
体流動管14より小径の絞り管18が連結される。この
とき内側の液体流動管13も充分長手に設けられ、外側
の気体流動管14と絞り管18の直近まで延長されてい
る。しかして内、外側の流動管13、14並びに絞り管
18は気液の給送管をなしており、絞り管18の下流側
には噴霧口19を有するノズル体20が装着される。
体流動管14は充分長手に設けられ、且つこの外側の気
体流動管14より小径の絞り管18が連結される。この
とき内側の液体流動管13も充分長手に設けられ、外側
の気体流動管14と絞り管18の直近まで延長されてい
る。しかして内、外側の流動管13、14並びに絞り管
18は気液の給送管をなしており、絞り管18の下流側
には噴霧口19を有するノズル体20が装着される。
【0015】上述のように構成された気液噴霧用ノズル
において、いま気体導入体12の導入口11に空気のよ
うな気体を供給し、且つ液体導入体17の導入口16に
液水を供給すれば、各々気体路12aおよび液体路17
aを流れ、更に夫々二重管の内側の液体流動管13およ
び内側、外側の流動管13、14間を流動して、外側の
気体流動管14と絞り管18との連結部直近に達する。
ここで絞り管18が小径であることにより、内側、外側
の流動管13、14間から流出した気体流が供給管の中
心に向かい、このとき液体流動管13から絞り管18に
向かつて流出する液体流に衝突して、流体流が円滑且つ
顕著に微細化される。従つて液体と気体との混合がムラ
なく均一に行われ得、ノズル体20の噴霧口19からム
ラのない噴霧パターンが得られることになる。また二重
管が充分に長手であるから、これを流動する液体および
気体に脈動が生じることを有効に抑制できることにな
る。
において、いま気体導入体12の導入口11に空気のよ
うな気体を供給し、且つ液体導入体17の導入口16に
液水を供給すれば、各々気体路12aおよび液体路17
aを流れ、更に夫々二重管の内側の液体流動管13およ
び内側、外側の流動管13、14間を流動して、外側の
気体流動管14と絞り管18との連結部直近に達する。
ここで絞り管18が小径であることにより、内側、外側
の流動管13、14間から流出した気体流が供給管の中
心に向かい、このとき液体流動管13から絞り管18に
向かつて流出する液体流に衝突して、流体流が円滑且つ
顕著に微細化される。従つて液体と気体との混合がムラ
なく均一に行われ得、ノズル体20の噴霧口19からム
ラのない噴霧パターンが得られることになる。また二重
管が充分に長手であるから、これを流動する液体および
気体に脈動が生じることを有効に抑制できることにな
る。
【0016】
【発明の効果】上述のように構成された本発明による気
液噴霧用ノズルによれば、液体と気体との混合が気体な
いしは液水の給送エネルギの増大を伴うことなく極めて
効果的に行われ、オリフイス部の如き過度の狭隘部も不
要であり、使用エネルギー量を低減すると共に、保守作
業の簡易化を図り得る等々の効果を現出できる。
液噴霧用ノズルによれば、液体と気体との混合が気体な
いしは液水の給送エネルギの増大を伴うことなく極めて
効果的に行われ、オリフイス部の如き過度の狭隘部も不
要であり、使用エネルギー量を低減すると共に、保守作
業の簡易化を図り得る等々の効果を現出できる。
【図1】図1は本発明による気液噴霧用ノズルの断面図
である。
である。
【図2】図2は図1の気液噴霧用ノズルの、II−II
線に沿つた断面図である。
線に沿つた断面図である。
【図3】図3は従来の気液噴霧用ノズルの断面図であ
る。
る。
【図4】図4は図3の気液噴霧用ノズルの、IV−IV
線に沿つた断面図である。
線に沿つた断面図である。
【図5】図5は別の従来の気液噴霧用ノズルの断面図で
ある。
ある。
【図6】図6は図5の気液噴霧用ノズルの、VI−VI
線に沿つた断面図である。
線に沿つた断面図である。
【図7】図7は更に別の従来の気液噴霧用ノズルの断面
図である。
図である。
【図8】図8は図7の気液噴霧用ノズルの、VIII−
VIII線に沿つた断面図である。
VIII線に沿つた断面図である。
10 気液導入本体 11 導入口 12 気体導入体 12a 気体路 13 液体流動管 14 気体流動管 15 スペーサ 16 導入口 17 液体導入体 17a 液体路 18 絞り管 19 噴霧口 20 ノズル体
フロントページの続き 審査官 早野 公惠 (56)参考文献 特開 平3−238062(JP,A) 実開 平5−63658(JP,U) 実開 昭48−11670(JP,U) 特公 平2−21867(JP,B2) 実公 昭63−38932(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B05B 7/02 - 7/12 B05B 1/00 - 1/36
Claims (2)
- 【請求項1】 導入口11を有する気体導入体12が気
液導入本体10に軸方向に向けて装着され、気液導入本
体10の周部に導入口16を有する液体導入体17が気
体導入体12の設置方向に対し直角方向に装着され、気
液導入本体10に気液を給送する給送管が装着され、こ
の給送管に噴霧口19を有するノズル体20が連接され
ていて、気液導入本体10から給送管に流動する間に、
気体と液体とを混合し、ノズル体20の噴霧口19から
気液の噴霧を行うノズルにおいて、気液導入本体10に
は、液体導入体17の導入口16に連通され且つ気液導
入本体10の中央部にその軸方向に対し直角方向から本
体10の軸線に沿って曲げられて延びる液体路17aが
具備され、更に気体導入体12の導入口11に連通され
ると共に液体路17aの軸方向に延びる部分の周囲にお
いて軸方向に延び且つ円周方向に互いに離間する複数の
気体路12aが具備され、給送管は軸線に沿う液体路1
7aに連通する内側の液体流動管13とその外周におい
て気体路12aに連通する外側の気体流動管14とを含
む二重管と、ノズル体20および二重管の間を連結し且
つ外側気体流動管14より小口径の絞り管18とでな
り、二重管は流動気液体の脈動を抑制するに充分な長さ
を有することを特徴とする気液噴霧用ノズル。 - 【請求項2】 給送管の二重管をなす内側の液体流通管
13は絞り管18の入口に近接する位置まで延長する請
求項1の気液噴霧用ノズル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05436394A JP3327669B2 (ja) | 1994-02-15 | 1994-02-15 | 気液噴霧用ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05436394A JP3327669B2 (ja) | 1994-02-15 | 1994-02-15 | 気液噴霧用ノズル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07222943A JPH07222943A (ja) | 1995-08-22 |
JP3327669B2 true JP3327669B2 (ja) | 2002-09-24 |
Family
ID=12968574
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05436394A Expired - Fee Related JP3327669B2 (ja) | 1994-02-15 | 1994-02-15 | 気液噴霧用ノズル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3327669B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6726127B2 (en) * | 2001-11-14 | 2004-04-27 | Spraying Systems Co. | Air assisted liquid spray nozzle assembly |
AT520006B1 (de) * | 2017-06-07 | 2021-08-15 | Primetals Technologies Austria GmbH | Kühlmitteldüse zum kühlen eines metallischen strangs in einer stranggussanlage |
-
1994
- 1994-02-15 JP JP05436394A patent/JP3327669B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07222943A (ja) | 1995-08-22 |
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Legal Events
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