JPH0555627U - Mosトランジスタを用いた電流駆動回路 - Google Patents

Mosトランジスタを用いた電流駆動回路

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JPH0555627U
JPH0555627U JP11119891U JP11119891U JPH0555627U JP H0555627 U JPH0555627 U JP H0555627U JP 11119891 U JP11119891 U JP 11119891U JP 11119891 U JP11119891 U JP 11119891U JP H0555627 U JPH0555627 U JP H0555627U
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JP
Japan
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voltage
drive
power supply
gate
circuit
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JP11119891U
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Inventor
浩明 京極
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電源電圧が高くなると駆動トランジスタの駆
動能力を下げる。 【構成】 駆動トランジスタ2のゲートに接続されたイ
ンバータ4のソースが演算増幅器10の非反転増幅回路
の出力端子に接続されている。演算増幅器10の非反転
入力端子には電源電圧Vccと同一方向に変化する入力電
圧Viが印加され、演算増幅器10の非反転入力端子に
は基準電圧Vrが印加されている。駆動トランジスタ2
のゲート・ソース間電圧Vgsは Vgs=BVr−{A(1+B)−1}Vcc で表わされるので、A(1+B)<1となるように、抵
抗値R1,R2,Ri,Rfを設定すれば、電源電圧V
ccが上がればVgsが下がって駆動トランジスタ2の駆動
能力が下がる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は電子回路においてリレーその他の負荷を駆動する電流駆動回路に関し 、特にMOSトランジスタを駆動トランジスタとする電流駆動回路に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
MOSトランジスタを駆動トランジスタとしてリレーなどの負荷に電流を流し て駆動する電流駆動回路の例を図3(A),(B)に示す。 図3(A)はPMOSトランジスタ(PチャネルMOSトランジスタ)を駆動 トランジスタとするものであり、駆動トランジスタ2のゲートにはインバータ4 を介して制御信号が印加され、駆動トランジスタ2のソースには電源電圧Vccが 印加され、ドレインにはグラウンド端子との間にリレーなどの負荷6が接続され ている。
【0003】 図3(B)はNMOSトランジスタ(NチャネルMOSトランジスタ)8を駆 動トランジスタとするもりであり、その駆動トランジスタ8のゲートにはインバ ータ4を介して制御信号が印加され、ソースがグラウンド端子に接続され、ソー スと電源電圧Vcc端子との間に負荷6が接続されている。 図3の駆動回路においては、MOSトランジスタ2,8がオンになるときはそ のゲート・ソース間電圧Vgsは電源電圧Vccに等しくなる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
電源電圧Vccが変化した場合、Vccが高くなる程駆動トランジスタ2,8の駆 動能力は大きくなる。しかし、出力負荷として例えばリレーを用いる場合、駆動 電圧が高くなれば、感動電圧の高いリレーほど駆動電流は少なくてよい。すなわ ち、図3の駆動回路では、電源Vccが高くなるほど駆動トランジスタ2の駆動能 力が小さくてもよいので、電源電圧Vccの変化は駆動トランジスタ2の実力と相 反する結果を招く。 また、電源電圧Vccが高いほど、負荷6が短絡した場合に駆動トランジスタ2 ,8のゲート・ソース間電圧もソース・ドレイン間電圧も大きくなり、駆動トラ ンジスタ2,8が破壊しやすくなる。 本考案は印加電圧が高いほど駆動電流が少なくてよい負荷に適用するのに適し 、また負荷が短絡したときの貫通電流を下げて駆動トランジスタの耐久性を増す 電流駆動回路を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案では電源電圧が高くなると駆動トランジスタの駆動能力を下げ、逆に電 源電圧が低くなると駆動トランジスタの駆動能力を上げる。そのために、負荷に かかる電源電圧の変化の方向と逆方向に駆動トランジスタのゲート・ソース間電 圧を変化させるゲート電圧設定回路を備える。
【0006】 駆動トランジスタがPMOSトランジスタである場合、ゲート電圧設定回路は 高電圧側電源電圧と低電圧側電源電圧間の電位差に比例する入力電圧を演算増幅 器の非反転入力とし、電源電圧に依存しない基準電圧をその演算増幅器の反転入 力とする非反転増幅回路を含み、その非反転増幅回路の出力電圧と高電圧側電源 電圧との電位差により駆動トランジスタのゲート・ソース間電圧を設定する。 駆動トランジスタがNMOSトランジスタである場合、ゲート電圧設定回路は 高電圧側電源電圧と低電圧側電源電圧間の電位差に比例する入力電圧を演算増幅 器の反転入力とし、電源電圧に依存しない基準電圧をその演算増幅器の非反転入 力とする反転増幅回路を含み、その反転増幅回路の出力電圧と低電圧側電源電圧 との電位差により駆動トランジスタのゲート・ソース間電圧を設定する。
【0007】
【実施例】
図1は図3(A)に対応してPMOSトランジスタを駆動トランジスタとする 実施例を表わす。各図で同一部分には同一の記号を用いる。 駆動トランジスタのPMOSトランジスタ2のゲートにはCMOSインバータ 4を介して制御信号が印加され、駆動トランジスタ2のソースは高電圧側電源電 圧Vcc端子に接続され、駆動トランジスタ2のドレインと低電圧側電源電圧GN D端子との間に負荷6が接続されている。インバータ4のPMOSトランジスタ のソースは電源電圧Vcc端子に接続され、インバータ4のNMOSトランジスタ のソースは非反転増幅回路を構成する演算増幅器10の出力端子に接続されてい る。演算増幅器10の非反転入力端子には電源電圧VccとグラウンドGND電圧 間の電位差が抵抗12,14で分割されて規定される電圧Viが印加されている 。この入力電圧Viは電源電圧Vccの増減と同一方向にシフトする。演算増幅器 10の非反転入力端子には基準電圧回路16により電源電圧Vccに依存しない基 準電圧Vrが入力抵抗18を経て印加されている。反転入力端子と出力端子の間 に帰還抵抗20が接続されて演算増幅器10の負帰還回路を構成している。
【0008】 図1の実施例で、駆動トランジスタ2がオンになるときは、インバータ4では NMOSトランジスタがオンとなり、駆動トランジスタ2のゲート・ソース間電 圧Vgsは電源電圧Vccと演算増幅器10の出力電圧Voの電位差により定まる 。ここで、このゲート・ソース間電圧Vgsを算出する。 Vi=(R2/(R1+R2))Vcc Vo=Vi+(Vi−Vr)(Rf/Ri) =Vi(1+(Rf/Ri))−Vr(Rf/Ri) =Vcc(R2/(R1+R2))(1+(Rf/Ri)) −Vr(Rf/Ri) =A(1+B)Vcc−BVr ただし、A=R2/(R1+R2)<1,B=Rf/Riである。
【0009】 駆動トランジスタ2がオンのとき、 Vgs=Vcc−Vo =Vcc−A(1+B)Vcc+BVr =BVr−{A(1+B)−1}Vcc ここで、A(1+B)<1となるように、抵抗値R1,R2,Ri,Rfを設定 すれば、電源電圧Vccとゲート・ソース間電圧Vgsとは逆方向に変化する。すな わち、Vccが上がればVgsが下がって駆動トランジスタ2の駆動能力が下がり、 その逆方向に電源電圧Vccが変化すれば駆動トランジスタ2の駆動能力が上がる 。
【0010】 図2はNMOSトランジスタ8を駆動トランジスタとする図3(B)の駆動回 路に本考案を適用したものである。 CMOSインバータ4のNMOSトランジスタのソースがGND端子に接続さ れ、インバータ4のPMOSトランジスタのソースが演算増幅器10の出力端子 に接続されている。演算増幅器10の反転入力端子には電源電圧VccとGND電 圧間の電位差を分割する分割抵抗12,14により定まる電圧Viが入力抵抗R iを経て印加され、非反転入力端子には基準電圧回路16から基準電圧Vrが印 加されている。帰還抵抗20が演算増幅器10の反転入力端子と出力端子の間に 接続されて演算増幅器10の負帰還回路を構成している。
【0011】 図2では駆動トランジスタ8のゲート・ソース電圧Vgsは演算増幅器10の出 力電圧VoとGND電圧との電位差で定まる。抵抗値R1,R2,Ri,Rfを 設定しておけば、演算増幅器10の負帰還回路は反転増幅回路であるので、出力 電圧Voは入力電圧Viと反対の方向に変化し、電源電圧Vccが上がれば演算増 幅器10の入力電圧Viが上がり、出力電圧Voが下がる。その結果、駆動トラ ンジスタ8のゲート・ソース電圧Vgsが下がって駆動能力が下がる。その逆に電 源電圧Vccが下がれば駆動トランジスタ8のゲート・ソース電圧Vgsが上がって 駆動能力が上がる。 本考案は実施例に示された回路構成に限定されるものではなく、本考案の主旨 に沿って変形することができる。
【0012】
【考案の効果】
本考案では電源電圧が高いほど駆動トランジスタの駆動能力が下がるので、リ レーのように印加電圧が高いほど駆動電流が少なくてよい負荷に適用するのに好 都合である。また、負荷が短絡した場合にも駆動トランジスタの貫通電流が少な く、出力部の耐久性が増す。
【図面の簡単な説明】
【図1】PMOSトランジスタを駆動トランジスタとし
た実施例を示す回路図である。
【図2】NMOSトランジスタを駆動トランジスタとし
た実施例を示す回路図である。
【図3】従来の駆動回路を示す回路図であり、(A)は
PMOSトランジスタを駆動トランジスタとした例、
(B)はNMOSトランジスタを駆動トランジスタとし
た例である。
【符号の説明】
2,8 駆動トランジスタ 6 負荷 10 演算増幅器 12,14 分割抵抗 16 基準電圧回路 18 入力抵抗 20 帰還抵抗

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 負荷を駆動する駆動MOSトランジスタ
    と、負荷にかかる電源電圧の変化の方向と逆方向に前記
    駆動MOSトランジスタのゲート・ソース間電圧を変化
    させるゲート電圧設定回路とを備えた電流駆動回路。
  2. 【請求項2】 前記駆動MOSトランジスタがPチャネ
    ルMOSトランジスタであり、前記ゲート電圧設定回路
    は高電圧側電源電圧と低電圧側電源電圧間の電位差に比
    例する入力電圧を演算増幅器の非反転入力とし、電源電
    圧に依存しない基準電圧をその演算増幅器の反転入力と
    する非反転増幅回路を含み、その非反転増幅回路の出力
    電圧と高電圧側電源電圧との電位差により前記駆動MO
    Sトランジスタのゲート・ソース間電圧を設定するもの
    である請求項1に記載の電流駆動回路。
  3. 【請求項3】 前記駆動MOSトランジスタがNチャネ
    ルMOSトランジスタであり、前記ゲート電圧設定回路
    は高電圧側電源電圧と低電圧側電源電圧間の電位差に比
    例する入力電圧を演算増幅器の反転入力とし、電源電圧
    に依存しない基準電圧をその演算増幅器の非反転入力と
    する反転増幅回路を含み、その反転増幅回路の出力電圧
    と低電圧側電源電圧との電位差により前記駆動MOSト
    ランジスタのゲート・ソース間電圧を設定するものであ
    る請求項1に記載の電流駆動回路。
JP11119891U 1991-12-18 1991-12-18 Mosトランジスタを用いた電流駆動回路 Pending JPH0555627U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005294304A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Taiko Device Techno & Co Ltd 電磁デバイスの駆動制御回路
JP2014036249A (ja) * 2012-08-07 2014-02-24 Tokai Rika Co Ltd 電荷抜き回路

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JP2005294304A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Taiko Device Techno & Co Ltd 電磁デバイスの駆動制御回路
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