JPS5819855Y2 - Fet増幅器 - Google Patents

Fet増幅器

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JPS5819855Y2
JPS5819855Y2 JP2481276U JP2481276U JPS5819855Y2 JP S5819855 Y2 JPS5819855 Y2 JP S5819855Y2 JP 2481276 U JP2481276 U JP 2481276U JP 2481276 U JP2481276 U JP 2481276U JP S5819855 Y2 JPS5819855 Y2 JP S5819855Y2
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JP
Japan
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bias
drain
voltage
fet
pair
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Expired
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JP2481276U
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JPS52120531U (ja
Inventor
岸克己
Original Assignee
山水電気株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は不飽和特性、所謂3極管特性を有する電界効果
トランジスタ(以下FETと称する)を用いた増幅器に
係り、特に電源電圧の変動に対して安定に動作するFE
T増幅器に関する。
不飽和特性、所謂3極管特性を示すFETは多くの特長
を有する。
反面、電源電圧の変動によって動作電流が変動するとい
う欠点がある。
第1図はこの種のFETを用いた電力増幅段の回路図で
Q、、O2はコンプリメンタリ接続したNチャンネルお
よびPチャンネルのFETである。
そしてとのFETQ 。O2の各ドレインに+■。
、−V、の電圧を印加し、またゲートに電圧VGSのバ
イアス電源を接続し、このバイアス電源の直列接続点を
信号入力端INとする。
オた上記FETQ 、Q のソースを並列接続して
負荷RLに接続している。
第2図は上記電力増幅段の特性図で電源電圧V、がvD
lからvD2へ変動するとバイアス電圧VGSが一定で
あれば無信号時のドレイン電流IDOは■Do1からI
DO2へ減少する。
したがってとのドレイン電流の変動によって大きなりロ
スオーバー歪を発生するという問題が生じる。
逆にバイアス電圧VGSが電源電圧VDの変動に伴なっ
て低下した場合は無信号時のドレイン電流■D。
が増大して上記FETXQ、Q の電力損失が2 増加するという不具合を生じる。
したがって従来この種のFET増幅器では電源の電圧を
安定化するようにしているが駆動段はともかく大電流を
消費する出力段に供給する電源を安定化することをどう
してもコスト高になる問題がある。
また、出力段の電源電圧を安定化することなくドレイン
電流IDを安定化するためには、ゲートバイアス電圧V
8を電源の電圧すなわち、ドレイン電圧VDSの変化に
対してドレイン電流IDが一定となるように変化させれ
ばよい。
その一方法として駆動段の電源電圧を出力段の電源電圧
と同一変動率で変動させるようにすることが考えられる
しかしながら、このようにしてもFETの電圧増幅率μ
等によってゲートバイアス電圧VGSをドレイン電圧V
DSと同一変動率で変動させると、過補償となってドレ
イン電流■。
は一定とはならない問題があった。
本考案は上記の事情に鑑みてなされたもので電源電圧の
変動に対応してバイアス電圧を変化させ無信号電流を安
定化することができるFET増幅器を提供することを目
的とするものである。
以下本考案の一実施例を第3図に示す回路図を参照して
説明する。
外部から端子T に与えられた信号は入力抵抗Rを介し
て電圧増幅段Aで増幅する。
そしてこの電圧増幅器Aの出力を、ドレイン抵抗R、R
を介して一対のバイアス用2B 2b FETQ 、Q の各ドレインへ与える。
この一対のバイアス用FETQ 、Q はそれぞれP
チャンネルおよびNチャンネルの不飽和特性を有するF
ETで、直列電圧源を構成している。
なおRは電圧増幅器Aの出力抵抗、C、Cは a la
lb上記ドレイン抵抗R、Rに並列に接続した2
a 2b バイパスコンデンサである。
そして上記一対のノ〈イアス用FETQ 、Q の
ゲート端子T 、Tから極性の異なる電圧+V、、
、 VD を供給するようにしている。
そして上記各バイアス用FETQ、Q のゲート、ソ
ース間にソース抵抗R、Rを介挿しまたそのソース間に
分流紙4a 4b 抗R、Rを介挿している。
さらにQ5t5a 5b Q はコンプリメンタリ接続したそれぞれNチャンネル
およびPチャンネルの不飽和特性を有する一対の出力用
FETである。
この出力用FETQ5.Q6のゲートはそれぞれバイア
ス用FETQ 、Q のドレインに接続し、また各
ドレインは端子T 、T から極性の異な°る電圧
+■D2゜−VD2を供給するようにしている。
さらに上記出力用FETQ 、Q のソースを出力
抵抗R6aR6bを介して並列に負荷RLに接続してい
る。
なおRは上記出力抵抗R6a、R6,の接続点と電圧増
幅器Aの入力との間に接続した負帰還抵抗、Rは上記電
圧増幅器Aの入力抵抗である。
そして上記ドレイン抵抗R,R,ソース 2a 2b 抵抗R,R,分流抵抗R、Rの各回 4a 4b 5a 5b路定
数は次のように設定する。
すなわち、上記実施例において電源電圧■。
の変動値を、IVD 、出力用FETQ 、Q の
電圧増幅率をμpとすれば無信号時のドレイン電流■D
を電源電圧VD2の変動に対して一定値に維持するため
のゲート電圧V。
8の変化J、Vo8は次αl)式で与えられる。一方、
出力用FETQp、Q の一方たとえばQのゲート電
圧をV とすればこのゲート電圧V。
は次α2)式で与えられる。
またバイアス用FETQ 、Q の電圧増幅率をμ
、内部抵抗をrdとし、電源電圧vD1の変動を、I
IVD とすれば上記ゲート電圧Vの変動0 AV は次α3)式で与えられる。
したがって、上記1)式と(3)式が等しくなるように
、すなわち次へ4)式が成り立つようにドレイン抵抗R
R,ソース抵抗R4a、R4b1分流抵2a ’
2b 抗R、Hの回路定数を設定すればよい。
5a 5b JV=J’V’cs・−・・・・・・・・・・・・・(
4)以下上記実施例のバイアス段の動作について第4図
に示す一方のバイアス用FETQ とその周辺の回路
図および第5図に示す特性図を参照して説明する。
なお第4図に図示するようにドレイン抵抗Rを流れるド
レイン電流をId、ソースa 抵抗Rを流れる電流をI+Id、分流抵抗a Re流れる電流’kIとする。
ここで定格時のa 動作点、すなわち動作基点において出力用FETへ与え
るバイアス電圧Vは次の(5)式によって与えられる。
V=RId・・・・・・・・・・・・・・(5)
2a なお上記バイアス電圧Vは出力用FETの動作特性によ
って与えられる。
したがつ頷5)式右辺のドレイン抵抗Rあるいはそこを
流れるドレイン電流Idの一方を定めることによって他
方は一義的に定する。
さらに与えられたバイアス用FETQ3の特性に応じて
上記ドレイン電流Idが与えられるとゲート・ソース間
電圧VGS は一義的に決定される。
一方上記第4図において上記ゲート・ソース間電圧■G
s は次α6)式で示される。
VGs =−R(I+Id)−・−−−−−−(6)し
たがって分流抵抗Rを流れる電流■を任意の値に設定し
、すなわち分流抵抗Rを任意の値とすればソース抵抗R
の抵抗値は上記(6)式から求めることができる。
このような条件を満足しながら、上記ドレイン電流Id
、分流電流Iの比を適宜に設定することによって第5図
に示す特性図が得られる。
すなわちドレイン電流Idと分流電流■との比を適宜に
選ぶことによって出力用FETのゲート電圧V と電源
電圧VD1の変動JVQ の比の最適値を得ることが
できる。
しかして、淑4)式を満足させるために渣ずドレイン抵
抗Rを設定し、それによって定寸る動作特性a から分流抵抗R、ソース抵抗Rを定めればよい。
このようにすれば電源電圧■D1fりるいはVD2の変
動時も出力用FETQ 、Q のドレイン電流を所
定値に維持することができ、それによってクロスオーバ
歪の発生を抑えることができる。
なお、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、
たとえば第6図に示すようにしてもよい。
すなわちバイアス用FETQ 、Q と出力用FE
TQ 、Q との間に駆動用FETQ 、Qによ
るA級動作のソースホロワ−による駆動段を設けるよう
にしてもよい。
したがって電源電圧の変動に対して動作電流が安定であ
り、それによってクロスオーバ歪によって特性が劣化す
ることもなく、筐たFETが過熱することもない。
さらに出力段をも含めて電源を安定化するものに比して
コストも廉価である。
渣たドレイン抵抗として抵抗値の低いものを用いること
によって入力インピーダンスを容易にさげることができ
それによって、特に高域における特性が良好である。
以上詳述したように本考案は出力用FETのゲトにバイ
アス電圧を与えるために不飽和特性を有するFETを用
いた直列電圧源を設けるようにしたものである。
したがって電源電圧の変動時も動作が安定で、かつコス
トも安価なFET増幅器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はコンプリメンタリ接続したFET出力段を示す
回路図、第2図は第1図に示す回路の特性図、第3図は
本考案の一実施例を示す回路図、第4図は上記実施例の
バイアス段の動作を説明する回路図、第5図は第4図に
示すバイアス段の特性図、第6図は本考案の他の実施例
を示す回路図である。 Q 、Q ・・・・・・バイアス用FETXQ 、Q
・・・・・・出力用FETX R2a、R2b・・・
・・・ドレイン抵抗、R4a、R4b・・・・・・ソー
ス抵抗、R5,R5b・・・・・・分流抵抗。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 極性の異なる不飽和特性を有する一対のバイアス用FE
    Tのゲートに接続した極性の異なる一対の電源と、この
    一対のバイアス用FETの各ドレインの電圧をそれぞれ
    ゲートへ与えられてバイアス制御される不飽和特性を有
    する一対の出力用FETと、この一対の出力用FETの
    ドレイン電流を一定に保持するように回路定数を設定し
    た上記バイアス用FETのゲートとソースとの間に介挿
    したソース抵抗、このバイアス用FETの各ドレインと
    信号入力端との間に介挿したドレイン抵抗およびこの一
    対のバイアス用FETのソース間に介挿した分流抵抗と
    を具備するFET増幅器。
JP2481276U 1976-03-04 1976-03-04 Fet増幅器 Expired JPS5819855Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2481276U JPS5819855Y2 (ja) 1976-03-04 1976-03-04 Fet増幅器

Applications Claiming Priority (1)

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JP2481276U JPS5819855Y2 (ja) 1976-03-04 1976-03-04 Fet増幅器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS52120531U JPS52120531U (ja) 1977-09-13
JPS5819855Y2 true JPS5819855Y2 (ja) 1983-04-23

Family

ID=28484679

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JP2481276U Expired JPS5819855Y2 (ja) 1976-03-04 1976-03-04 Fet増幅器

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