JPH0553802A - レジスタの二度読み防止回路 - Google Patents
レジスタの二度読み防止回路Info
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- JPH0553802A JPH0553802A JP21830091A JP21830091A JPH0553802A JP H0553802 A JPH0553802 A JP H0553802A JP 21830091 A JP21830091 A JP 21830091A JP 21830091 A JP21830091 A JP 21830091A JP H0553802 A JPH0553802 A JP H0553802A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 CPUとレジスタの間でデータの授受を行う
装置に関し、CPUとレジスタ間のアラームデータの二
度読み防止の回路を提供する事を目的とする。 【構成】 CPUからのアラームを検出するアラームエ
ッジ検出部1と、CPUからのリードイネーブルを検出
するリードイネーブルエッジ検出部2と、前記回路部
1、2の検出結果の調停を取り、通常は前記回路部1の
検出結果を選択し、また前記回路部1、2の検出結果が
重なる場合は前記回路部1の出力を所定時間シフトする
アラーム調停部3と、該アラーム調停部3が前記アラー
ムを選択する時は該アラームを保持し、且つ前記アラー
ム調停部3の選択結果をリードリセット信号として送出
するアラーム保持部4と、該アラーム保持部4の出力を
ラッチするレジスタ部5を設け、入力データの二度読み
を防止するように構成する。
装置に関し、CPUとレジスタ間のアラームデータの二
度読み防止の回路を提供する事を目的とする。 【構成】 CPUからのアラームを検出するアラームエ
ッジ検出部1と、CPUからのリードイネーブルを検出
するリードイネーブルエッジ検出部2と、前記回路部
1、2の検出結果の調停を取り、通常は前記回路部1の
検出結果を選択し、また前記回路部1、2の検出結果が
重なる場合は前記回路部1の出力を所定時間シフトする
アラーム調停部3と、該アラーム調停部3が前記アラー
ムを選択する時は該アラームを保持し、且つ前記アラー
ム調停部3の選択結果をリードリセット信号として送出
するアラーム保持部4と、該アラーム保持部4の出力を
ラッチするレジスタ部5を設け、入力データの二度読み
を防止するように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CPUとレジスタの間
でデータの授受を行う装置に関する。各種装置において
保守を行う場合、アラームの発生状態など常に最新の状
態を監視しておき、異常時に対して即処理を行い装置の
信頼性を向上させる要求がある。このため、レジスタの
二度読みによる前値の状態を読んでしまう事のないよう
に保護する必要がある。
でデータの授受を行う装置に関する。各種装置において
保守を行う場合、アラームの発生状態など常に最新の状
態を監視しておき、異常時に対して即処理を行い装置の
信頼性を向上させる要求がある。このため、レジスタの
二度読みによる前値の状態を読んでしまう事のないよう
に保護する必要がある。
【0002】
【従来の技術】以下において、図5と図6をもちいて従
来例を説明する。図5は回路を示し、図6はタイムチャ
ートを示す。
来例を説明する。図5は回路を示し、図6はタイムチャ
ートを示す。
【0003】図5において、11はリードイネーブルのエ
ッジを検出するためのリードイネーブルエッジ検出部で
ある。又、12,13 はORゲート、14はANDゲート、更
に、15はレジスタを構成するフリップフロップ( 以下、
FFと称す)、16はバッファである。
ッジを検出するためのリードイネーブルエッジ検出部で
ある。又、12,13 はORゲート、14はANDゲート、更
に、15はレジスタを構成するフリップフロップ( 以下、
FFと称す)、16はバッファである。
【0004】図6に図5の各回路部の信号を示す。(a)
は回路部11等に入力するリードイネーブル、(b) は回路
部11から出力する負極性のパルス信号、(c) は回路部1
2,13に入力するアラームである。又、(d) はFF15から
出力する信号、(e) はバッファ16から送出する出力デー
タである。
は回路部11等に入力するリードイネーブル、(b) は回路
部11から出力する負極性のパルス信号、(c) は回路部1
2,13に入力するアラームである。又、(d) はFF15から
出力する信号、(e) はバッファ16から送出する出力デー
タである。
【0005】アラーム(c) が入力して該レベルが‘H’
になり、また信号(a) が‘H’かつ信号(b) が‘H’の
場合、アラーム(c) はORゲート12,13 およびANDゲ
ート14を通りFF15に加わり、FF15においてクロック
に叩かれて1回目のリードイネーブル(a) の‘L’の期
間にアラーム(c) のリード1回目が行われ、該アラーム
(c) はFF15に保持されて信号(d) は‘H’になり、F
F15に保持されていたアラーム(c) はバッファ16を通り
出力データ(e) として送出する。
になり、また信号(a) が‘H’かつ信号(b) が‘H’の
場合、アラーム(c) はORゲート12,13 およびANDゲ
ート14を通りFF15に加わり、FF15においてクロック
に叩かれて1回目のリードイネーブル(a) の‘L’の期
間にアラーム(c) のリード1回目が行われ、該アラーム
(c) はFF15に保持されて信号(d) は‘H’になり、F
F15に保持されていたアラーム(c) はバッファ16を通り
出力データ(e) として送出する。
【0006】この時、リードイネーブルエッジ検出部11
はリードイネーブル(a) の立ち上がりを検出して負極性
のパルス信号(b) を送出してORゲート13に加えるが、
なおアラーム(c) が‘H’を継続している場合は、OR
ゲート13の出力は‘H’のままであり、ANDゲート14
の出力も‘H’を継続する。従って、FF15はパルス信
号(b) にてリセットされず、信号(d) は‘H’を継続す
る。
はリードイネーブル(a) の立ち上がりを検出して負極性
のパルス信号(b) を送出してORゲート13に加えるが、
なおアラーム(c) が‘H’を継続している場合は、OR
ゲート13の出力は‘H’のままであり、ANDゲート14
の出力も‘H’を継続する。従って、FF15はパルス信
号(b) にてリセットされず、信号(d) は‘H’を継続す
る。
【0007】その後、アラーム(c) がアラーム解除され
てレベルが‘L’になった後にCPUから再度のリード
イネーブル(a) が入力された場合、ORゲート12,13 の
出力は‘H’かつANDゲート14の出力も‘H’のまま
のため、2回目のリードイネーブル(a) の‘L’の期間
おいて既にアラーム(c) が解除されて‘L’であったと
しても、FF15でリード2回目が行われて出力データ
(e) が送出される。
てレベルが‘L’になった後にCPUから再度のリード
イネーブル(a) が入力された場合、ORゲート12,13 の
出力は‘H’かつANDゲート14の出力も‘H’のまま
のため、2回目のリードイネーブル(a) の‘L’の期間
おいて既にアラーム(c) が解除されて‘L’であったと
しても、FF15でリード2回目が行われて出力データ
(e) が送出される。
【0008】その後、リードイネーブル(a) の立ち上が
りで発生するパルス信号(b) でFF15はリセットされて
信号(d) は‘L’に戻る。上記のように、従来の回路に
おいては、アラーム(c) の発生している間はアラームを
優先的に保持し、リードイネーブル(a) のエッジ検出し
たパルス信号(b)でリセットを行っている。このため、
アラーム(c) の発生がリードリセットの後まで継続した
場合、レジスタがリセットされず2度目のリードでもア
ラーム(c)を読んでしまうレジスタの二度読みが起きて
しまう。
りで発生するパルス信号(b) でFF15はリセットされて
信号(d) は‘L’に戻る。上記のように、従来の回路に
おいては、アラーム(c) の発生している間はアラームを
優先的に保持し、リードイネーブル(a) のエッジ検出し
たパルス信号(b)でリセットを行っている。このため、
アラーム(c) の発生がリードリセットの後まで継続した
場合、レジスタがリセットされず2度目のリードでもア
ラーム(c)を読んでしまうレジスタの二度読みが起きて
しまう。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来例の回路
においては、アラームの発生がリードリセットの後まで
継続してから解除された場合、レジスタはリセットされ
ず2度目のアラームを読んでしまうレジスタの二度読み
が生じるという課題がある。
においては、アラームの発生がリードリセットの後まで
継続してから解除された場合、レジスタはリセットされ
ず2度目のアラームを読んでしまうレジスタの二度読み
が生じるという課題がある。
【0010】本発明は、CPUとレジスタ間のアラーム
データの二度読み防止の回路を提供することを目的とす
る。
データの二度読み防止の回路を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明では、CPUとレジスタの間でデータの授受を
行う装置において、CPUからのアラームのエッジを検
出するアラームエッジ検出部1と、CPUからのリード
イネーブルのエッジを検出するリードイネーブルエッジ
検出部2と、前記アラームエッジ検出部1とリードイネ
ーブルエッジ検出部2の検出結果の調停を取り、通常は
前記回路部1の検出結果を選択し、また前記アラームエ
ッジ検出部1とリードイネーブルエッジ検出部2の検出
結果が重なる場合は前記回路部1の出力を所定時間シフ
トして選択するアラーム調停部3と、該アラーム調停部
3が前記アラームを選択している時には該アラームを保
持し、且つ前記アラーム調停部3の選択結果をリードリ
セット信号として送出するアラーム保持部4と、該アラ
ーム保持部4の出力をラッチするレジスタ部5を設け、
入力データの二度読みを防止するように構成する。
め本発明では、CPUとレジスタの間でデータの授受を
行う装置において、CPUからのアラームのエッジを検
出するアラームエッジ検出部1と、CPUからのリード
イネーブルのエッジを検出するリードイネーブルエッジ
検出部2と、前記アラームエッジ検出部1とリードイネ
ーブルエッジ検出部2の検出結果の調停を取り、通常は
前記回路部1の検出結果を選択し、また前記アラームエ
ッジ検出部1とリードイネーブルエッジ検出部2の検出
結果が重なる場合は前記回路部1の出力を所定時間シフ
トして選択するアラーム調停部3と、該アラーム調停部
3が前記アラームを選択している時には該アラームを保
持し、且つ前記アラーム調停部3の選択結果をリードリ
セット信号として送出するアラーム保持部4と、該アラ
ーム保持部4の出力をラッチするレジスタ部5を設け、
入力データの二度読みを防止するように構成する。
【0012】
【作用】本発明は図1に示すごとく、アラームの発生が
リードリセットの後まで継続しその後解除された場合、
アラームエッジ検出部1において発生しているアラーム
のエッジに対してクロック1パルス分の信号を生成する
ことによって、リードリセットの後までリードが継続し
ない様にアラーム調停部3 で調停を行ってアラームの発
生時間を短い信号に成形している。
リードリセットの後まで継続しその後解除された場合、
アラームエッジ検出部1において発生しているアラーム
のエッジに対してクロック1パルス分の信号を生成する
ことによって、リードリセットの後までリードが継続し
ない様にアラーム調停部3 で調停を行ってアラームの発
生時間を短い信号に成形している。
【0013】従って、アラームの発生がリードリセット
の後まで継続しその後解除するアラームが発生してもリ
ードリセットで必ずリセットされるようになり、また、
アラームの発生とリードリセットが非同期であり同時に
アラーム発生とリードリセットが重なる場合、二つの信
号の調停を取りリードを優先とし、その後にアラームの
保持をアラーム保持部4で行うので、次のリードでアラ
ームを読むことが可能になる。
の後まで継続しその後解除するアラームが発生してもリ
ードリセットで必ずリセットされるようになり、また、
アラームの発生とリードリセットが非同期であり同時に
アラーム発生とリードリセットが重なる場合、二つの信
号の調停を取りリードを優先とし、その後にアラームの
保持をアラーム保持部4で行うので、次のリードでアラ
ームを読むことが可能になる。
【0014】
【実施例】以下、図2〜図4により本発明の実施例を説
明する。図2は一実施例の回路であり、また図3は通常
のアラームの保持動作を示し、図4はアラームとリード
イネーブルが重なった時のアラームの保持動作を示す。
明する。図2は一実施例の回路であり、また図3は通常
のアラームの保持動作を示し、図4はアラームとリード
イネーブルが重なった時のアラームの保持動作を示す。
【0015】図2において、1はアラームエッジ検出部
であり、FF1a,1b およびANDゲート1cを具える。2
はリードイネーブル検出部であり、FF2a,2b およびO
Rゲート2c,2d を具える。なお、3はアラーム調停部で
あり、FF3a,3g とインバータ3b,3f とANDゲート3
c,3d,3h,3i およびORゲート3e,3j を具える。また、
4はアラーム保持部であり、ORゲート4a,4bとAND
ゲート4cおよびFF4dを具える。更に、5はインバータ
5aとFF5bを具えるレジスタ部、6 はバッファである。
であり、FF1a,1b およびANDゲート1cを具える。2
はリードイネーブル検出部であり、FF2a,2b およびO
Rゲート2c,2d を具える。なお、3はアラーム調停部で
あり、FF3a,3g とインバータ3b,3f とANDゲート3
c,3d,3h,3i およびORゲート3e,3j を具える。また、
4はアラーム保持部であり、ORゲート4a,4bとAND
ゲート4cおよびFF4dを具える。更に、5はインバータ
5aとFF5bを具えるレジスタ部、6 はバッファである。
【0016】図3と図4は図2の各回路の信号を示し、
(a) はアラーム、(b) はクロック、(c) はリードイネー
ブルである。なお、(d) はアラームエッジ検出部1のA
NDゲート1c出力、(e) はFF3gの出力、、(f) はアラ
ーム調停部3のORゲート3jの出力である。また、(g)
はアラーム保持部4のFF4dの出力、(h) はリードイネ
ーブル検出部2の一方の出力であるORゲート2dの出
力、(i) はレジスタ部5のFF5bの出力である。更に、
(j) はインバータ6の出力データ、(k) はアラーム調停
部3のFF3aの出力、(l) はリードイネーブル検出部2
の他方の出力であるORゲート2cの出力である。 〔通常のアラーム保持動作の場合〕図2と図3に示すよ
うに、アラーム(a) が‘L’且つCPUの読みだしがな
くリードイネーブル(c) が‘H’の場合は、各FFのQ
論理は‘L’で*Q論理は‘H’であり、従って、出力
(d),(e),(f),(g),(i),(j) は‘L’、出力(h) のみ
‘H’を維持している。
(a) はアラーム、(b) はクロック、(c) はリードイネー
ブルである。なお、(d) はアラームエッジ検出部1のA
NDゲート1c出力、(e) はFF3gの出力、、(f) はアラ
ーム調停部3のORゲート3jの出力である。また、(g)
はアラーム保持部4のFF4dの出力、(h) はリードイネ
ーブル検出部2の一方の出力であるORゲート2dの出
力、(i) はレジスタ部5のFF5bの出力である。更に、
(j) はインバータ6の出力データ、(k) はアラーム調停
部3のFF3aの出力、(l) はリードイネーブル検出部2
の他方の出力であるORゲート2cの出力である。 〔通常のアラーム保持動作の場合〕図2と図3に示すよ
うに、アラーム(a) が‘L’且つCPUの読みだしがな
くリードイネーブル(c) が‘H’の場合は、各FFのQ
論理は‘L’で*Q論理は‘H’であり、従って、出力
(d),(e),(f),(g),(i),(j) は‘L’、出力(h) のみ
‘H’を維持している。
【0017】先ず、図3のような通常動作の場合にアラ
ーム(c) が入力すると、最初のクロック(b) の立ち上が
りエッジのタイミングで出力(d) 即ちアラームエッジ
信号は1クロック幅が‘H’の信号となり、半クロック
後のタイミングで出力(e)即ちアラームセレクト信号
は‘H’を継続する信号となる。従って、出力(f) 即ち
アラームセット信号は出力(d) と出力(e) のANDがA
NDゲート3hで取られて半クロック幅‘H’の信号とな
り、半クロック後のタイミングにおいてアラーム(a)
をFF4dに信号(g) として保持する。
ーム(c) が入力すると、最初のクロック(b) の立ち上が
りエッジのタイミングで出力(d) 即ちアラームエッジ
信号は1クロック幅が‘H’の信号となり、半クロック
後のタイミングで出力(e)即ちアラームセレクト信号
は‘H’を継続する信号となる。従って、出力(f) 即ち
アラームセット信号は出力(d) と出力(e) のANDがA
NDゲート3hで取られて半クロック幅‘H’の信号とな
り、半クロック後のタイミングにおいてアラーム(a)
をFF4dに信号(g) として保持する。
【0018】この状態でCPUの読みだしが有りリード
イネーブル(c)がタイミングにおいて‘H’から
‘L’になると、該信号(c) の立ち下がりエッジはイン
バータ5aで反転してFF5bのクロックとなり、タイミン
グにおいてFF5bが保持していたアラーム(a) をFF
5bにラッチし、該ラッチした出力(i) はリードイネーブ
ル(c) で読みだされてバッファ6を介し出力データ(j)
として送出する。
イネーブル(c)がタイミングにおいて‘H’から
‘L’になると、該信号(c) の立ち下がりエッジはイン
バータ5aで反転してFF5bのクロックとなり、タイミン
グにおいてFF5bが保持していたアラーム(a) をFF
5bにラッチし、該ラッチした出力(i) はリードイネーブ
ル(c) で読みだされてバッファ6を介し出力データ(j)
として送出する。
【0019】この時、リードイネーブル検出部2ではリ
ードイネーブル(c)が‘L’になるタイミングの次の
クロック(b) の立ち上がりタイミングでエッジ検出が
行われる。この結果、ORゲート2dの出力(h)はタイミ
ングで‘L’となりかつ1クロック遅れのタイミング
で‘H’に転ずる信号となる。
ードイネーブル(c)が‘L’になるタイミングの次の
クロック(b) の立ち上がりタイミングでエッジ検出が
行われる。この結果、ORゲート2dの出力(h)はタイミ
ングで‘L’となりかつ1クロック遅れのタイミング
で‘H’に転ずる信号となる。
【0020】この出力(h) はリードリセットとしてアラ
ーム保持部4に加わり、FF4dの出力(g) をタイミング
において‘L’にクリアして初期状態に戻す。従っ
て、以後においてアラーム(a) が‘H’を継続しても、
リードイネーブル(c) の読みだしはタイミングにおい
て常に読みだしは終了し、以後のFF15からの読みだし
はない。
ーム保持部4に加わり、FF4dの出力(g) をタイミング
において‘L’にクリアして初期状態に戻す。従っ
て、以後においてアラーム(a) が‘H’を継続しても、
リードイネーブル(c) の読みだしはタイミングにおい
て常に読みだしは終了し、以後のFF15からの読みだし
はない。
【0021】なお、もう一方のORゲート2cの正極性の
出力(l)(出力(h) の反転信号)はANDゲート3dに加わ
るが、ANDゲート3dに加わるもう一つの信号(d) が負
極性のため無効である。
出力(l)(出力(h) の反転信号)はANDゲート3dに加わ
るが、ANDゲート3dに加わるもう一つの信号(d) が負
極性のため無効である。
【0022】この後において例えばタイミングでアラ
ーム(a) が‘L’になってもアラーム保持部4はセット
は行われず、従ってアラーム(a) の読みだしは行われな
い。上記したようにこの場合は、アラーム調停部3では
アラームエッジ検出部1の出力(d) とリードイネーブル
検出部2の出力(l) の調停を取り、アラーム保持部4で
アラームを保持するように動作する。
ーム(a) が‘L’になってもアラーム保持部4はセット
は行われず、従ってアラーム(a) の読みだしは行われな
い。上記したようにこの場合は、アラーム調停部3では
アラームエッジ検出部1の出力(d) とリードイネーブル
検出部2の出力(l) の調停を取り、アラーム保持部4で
アラームを保持するように動作する。
【0023】〔アラームとリードイネーブルが重なった
時のアラームの保持動作の場合〕図2と図4に示すよう
に、アラーム(a) が‘L’の時は出力(d),(f),(g),(i),
(j),(k),(l) は‘L’となり、出力(e),(h) は‘H’を
維持している。
時のアラームの保持動作の場合〕図2と図4に示すよう
に、アラーム(a) が‘L’の時は出力(d),(f),(g),(i),
(j),(k),(l) は‘L’となり、出力(e),(h) は‘H’を
維持している。
【0024】先ず、‘H’のアラーム(a) が入力してい
るタイミングにおいてリードイネーブル(c) が入力し
た場合、最初のクロック(b) の立ち上がりタイミング
で出力(d) 即ちアラームエッジ信号と出力(l) は‘L’
になり、半クロック後の立ち下がりタイミングにて出
力(e) 即ちアラームセレクト信号は‘H’となる。な
お、次のクロックの立ち上がりタイミングで出力(d)
と出力(l) は‘L’に転じ、また、出力(k) は‘H’に
転じる。そして、半クロック遅れのタイミングで出力
(e) は‘H’に、更に半クロック遅れので出力(k) は
‘L’になる。
るタイミングにおいてリードイネーブル(c) が入力し
た場合、最初のクロック(b) の立ち上がりタイミング
で出力(d) 即ちアラームエッジ信号と出力(l) は‘L’
になり、半クロック後の立ち下がりタイミングにて出
力(e) 即ちアラームセレクト信号は‘H’となる。な
お、次のクロックの立ち上がりタイミングで出力(d)
と出力(l) は‘L’に転じ、また、出力(k) は‘H’に
転じる。そして、半クロック遅れのタイミングで出力
(e) は‘H’に、更に半クロック遅れので出力(k) は
‘L’になる。
【0025】従って、出力(f) 即ちアラームセット信号
は出力(d)を反転したFF3gの*Q出力と出力(k) のA
NDをANDゲート3iにて取られ半クロック幅‘H’の
信号となり、更に半クロック後のタイミングにおいて
アラーム(a) をFF4dに信号(g) として保持する。この
時、出力(l) の反転出力(h) が出力するタイミングと
の間ではORゲート4bの他方の入力(f) も‘L’であ
り、従って出力(d) は無効である。
は出力(d)を反転したFF3gの*Q出力と出力(k) のA
NDをANDゲート3iにて取られ半クロック幅‘H’の
信号となり、更に半クロック後のタイミングにおいて
アラーム(a) をFF4dに信号(g) として保持する。この
時、出力(l) の反転出力(h) が出力するタイミングと
の間ではORゲート4bの他方の入力(f) も‘L’であ
り、従って出力(d) は無効である。
【0026】この状態でCPUの再度の読みだしが有り
リードイネーブル(c) がタイミングにおいて‘H’か
ら‘L’になると、該信号(c)の立ち下がりエッジはイ
ンバータ5aで反転してFF5bのクロックとして加わり、
タイミングにおいてFF4bが保持していたアラーム
(a) をFF5bに出力(i) としてラッチし、該出力(i) は
リードイネーブル(c) にて読みだされてバッファ6を介
し出力データ(j) として送出する。
リードイネーブル(c) がタイミングにおいて‘H’か
ら‘L’になると、該信号(c)の立ち下がりエッジはイ
ンバータ5aで反転してFF5bのクロックとして加わり、
タイミングにおいてFF4bが保持していたアラーム
(a) をFF5bに出力(i) としてラッチし、該出力(i) は
リードイネーブル(c) にて読みだされてバッファ6を介
し出力データ(j) として送出する。
【0027】上記したようにこの場合は、アラーム調停
部3ではアラームエッジ検出部1の出力(d) とリードイ
ネーブル検出部2の出力(l) の調停を取り、アラーム調
停部3において所定時間例えば1クロックをシフトさせ
て選択し、該アラーム調停部3の選択信号をリードリセ
ット信号としてアラーム保持部4をリセットし、次の読
みだしでアラームを保持するように動作する。
部3ではアラームエッジ検出部1の出力(d) とリードイ
ネーブル検出部2の出力(l) の調停を取り、アラーム調
停部3において所定時間例えば1クロックをシフトさせ
て選択し、該アラーム調停部3の選択信号をリードリセ
ット信号としてアラーム保持部4をリセットし、次の読
みだしでアラームを保持するように動作する。
【0028】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、アラームの発生がリセットの後まで継続してそ
の後に解除れるのに対して、発生したアラームのエッジ
検出を行ってアラームの発生時間を短い信号にすること
で、リードリセットの信号では必ずレジスタをリセット
する。また、アラームの発生とリードリセットが非同期
で同時にアラーム発生とリードリセットが重なるのに対
して、二つの信号の調停を取りリードを優先とし、その
後アラームを保持する回路を持たせることでレジスタの
二度読みを防止ししており、レジスタの読みだの信頼性
向上に寄与することが第であるという効果を奏する。
よれば、アラームの発生がリセットの後まで継続してそ
の後に解除れるのに対して、発生したアラームのエッジ
検出を行ってアラームの発生時間を短い信号にすること
で、リードリセットの信号では必ずレジスタをリセット
する。また、アラームの発生とリードリセットが非同期
で同時にアラーム発生とリードリセットが重なるのに対
して、二つの信号の調停を取りリードを優先とし、その
後アラームを保持する回路を持たせることでレジスタの
二度読みを防止ししており、レジスタの読みだの信頼性
向上に寄与することが第であるという効果を奏する。
【図1】 本発明の原理構成を示す図である。
【図2】 本発明の一実施例の回路構成を示す図であ
る。
る。
【図3】 本発明の一実施例回路の通常のアラームの保
持動作を示す図である。
持動作を示す図である。
【図4】 本発明の一実施例回路でアラームとリードイ
ネーブルが重なった時のアラームの保持動作を示す図で
ある。
ネーブルが重なった時のアラームの保持動作を示す図で
ある。
【図5】 従来の一実施例の回路構成を示す図である。
【図6】 従来の一実施例回路のタイムチャートを示す
図である。
図である。
1はアラームエッジ検出部 2はリードイネーブルエッジ検出部 3はアラーム調停部 4はアラーム保持部 5はレジスタ部
Claims (1)
- 【請求項1】 CPUとレジスタの間でデータの授受を
行う装置において、 CPUからのアラームのエッジを検出するアラームエッ
ジ検出部(1) と、 CPUからのリードイネーブルのエッジを検出するリー
ドイネーブルエッジ検出部(2) と、 前記アラームエッジ検出部(1) とリードイネーブルエッ
ジ検出部(2) の検出結果の調停を取り、通常は前記回路
部(1) の検出結果を選択し、また前記アラームエッジ検
出部(1) とリードイネーブルエッジ検出部(2) の検出結
果が重なる場合は前記回路部(1) の出力を所定時間シフ
トして選択するアラーム調停部(3) と、 該アラーム調停部(3) が前記アラームを選択している時
には該アラームを保持し、且つ前記アラーム調停部(3)
の選択結果をリードリセット信号として送出するアラー
ム保持部(4) と、 該アラーム保持部(4) の出力をラッチするレジスタ部
(5) を設け、 入力データの二度読みを防止するようにしたことを特徴
とするレジスタの二度読み防止回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21830091A JPH0553802A (ja) | 1991-08-29 | 1991-08-29 | レジスタの二度読み防止回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21830091A JPH0553802A (ja) | 1991-08-29 | 1991-08-29 | レジスタの二度読み防止回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0553802A true JPH0553802A (ja) | 1993-03-05 |
Family
ID=16717680
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21830091A Withdrawn JPH0553802A (ja) | 1991-08-29 | 1991-08-29 | レジスタの二度読み防止回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0553802A (ja) |
-
1991
- 1991-08-29 JP JP21830091A patent/JPH0553802A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981112 |