JPH04304548A - マイクロプロセッサ装置 - Google Patents

マイクロプロセッサ装置

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JPH04304548A
JPH04304548A JP3068204A JP6820491A JPH04304548A JP H04304548 A JPH04304548 A JP H04304548A JP 3068204 A JP3068204 A JP 3068204A JP 6820491 A JP6820491 A JP 6820491A JP H04304548 A JPH04304548 A JP H04304548A
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JP
Japan
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data
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latch circuit
input
latch
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JP3068204A
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Hiroshi Koya
小屋 啓
Tadaaki Shiiba
椎葉 忠明
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NEC Corp
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマイクロプロセッサ装置
に関し、特に高速で動作するマイクロプロセッサ装置の
バス・インターフェース部のラッチ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のマイクロプロセッサ装置
におけるバス・インターフェース(入力)部は図4のよ
うな回路構成となっていた。401はバス入力端子、4
02は入力バッファ、403はDラッチ回路、404は
ラッチ回路のストローブ信号である。バス・インターフ
ェース部の入出力制御は、プロセッサのRead/Wr
ite信号によって行われ、この入力部の入力ラッチ・
ストローブ信号はRead信号によって得られる。スト
ローブ信号404がロウレベルからハイレベルに変化す
ると、入力バッファを経由したデータ入力は403のD
ラッチ回路を通って出力される。さらに、ストローブ信
号404がハイレベルからロウレベルになると入力デー
タは403のDラッチ回路にラッチされ、ストローブ信
号がロウレベルの間入力データを保持する様な構成とな
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のマイク
ロプロセッサ装置において、バス・インターフェース部
の入力回路は、プロセッサのRead/Write信号
によって得られるストローブ信号のエッジによって入力
データのスルー/ラッチ制御を行っている。
【0004】また、近年のマイクロプロセッサ装置は多
ビット化と高速化が進み、データ出力変化によるノイズ
の影響による誤動作、1サイクルの時間現象に伴うバス
・タイミングのマージン不足、さらにバス上でのデータ
の衝突の問題が避けられなくなってきている。
【0005】このため、このような構成を成すデータ入
力回路は、ストローブ信号のエッジ近辺にノイズ等の影
響で誤ったデータをラッチしてしまう可能性が高い。こ
のような場合、誤りが発生した時点で即座に割込みを発
生させて平常処理に戻すのが望ましいが、近年のプロセ
ッサはパイプライン構造になっており、取込んだデータ
が誤ったものであっても例外を発生させるまでの間に処
理が進行するため、エラー処理が複雑なものとなってし
まうという欠点がある。
【0006】本発明の目的は、エラー処理を迅速に行な
え、信頼性の高いマイクロプロセッサ装置を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のマイクロプロセ
ッサ装置は、バス・インターフェース部のデータ入力回
路に、バスのデータ入力と、第1のストローブ信号によ
り入力データをラッチする第1のDラッチ回路と、前記
第1のストローブ信号を遅らせる遅延回路を経た第2の
ストローブ信号により入力データをラッチする第2のD
ラッチ回路と、前記第2のストローブ信号を遅らせる遅
延回路を経た第3のストローブ信号によりデータをラッ
チする第3のDラッチ回路との、3つのラッチ回路の出
力の一致/不一致を検出する第2のEXORゲートと、
前記第2のDラッチ回路と前記第2のDラッチ回路の出
力の不一致を検出する第2のEXORゲートと、第2の
EXORゲートの出力により第2のDラッチ回路の出力
を反転する回路と、第1のEXORゲートの出力をもと
に割込みを要求する端子とにより構成される。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明のマイクロプロセッサ装置の
一実施例を示すバス・インターフェース部の入力回路図
、図2は図1に示す実施例における入出力信号のタイミ
ングチャートである。
【0009】図1では、100はバス入力端子、101
はラッチ回路のストローブ信号を生成するためのアンド
ゲート、102,103は101の出力信号を遅らせる
遅延回路、104は入力バッファ、105はインバータ
、106,107,108はデータ反転タイプのDラッ
チ回路で、第二のラッチ回路107の出力はそのまま内
部で使用できるように構成する。109はこれら3つの
ラッチ回路の出力の一致/不一致を検出するEXOR回
路、110は各ビットのEXOR回路の出力のORを検
出してバス全体として誤ったデータのラッチが発生した
/発生しないORゲート、111はデータ入力部の誤り
を検出した場合割込みを発生させる信号端子となってい
る。112,113,114は3つのラッチ回路のため
のストローブ信号、115〜120は破線内と同じ回路
構成となっている。
【0010】図2に示すように、φ1,φ2は非重複の
2層クロック、ストローブ信号はφ1同期で1サイクル
間出力される。バスのデータはφ2の立上がりに同期し
て出力され、立ち下がりに同期してフローティングにな
る。この前後はバスの競合、ノイズなどで不安定な状態
を斜線で表す。
【0011】割込み要求信号はデータがバス上に出力さ
れている間、不安定になるためクロックで同期させる必
要がある。
【0012】次に本実施例の動作を説明する。マイクロ
プロセッサでは一般的にデータの入出力制御にはRea
d/Writeのサイクル信号を用いるのが一般的であ
る。図2ではこの信号がハイレベルのときReadサイ
クル、ロウレベルのときWriteサイクルであること
を表す。この信号と、φ2のアンド出力を101によっ
て得ることができる。この信号を第1のストローブ信号
112とする。バス入力端子100に与えられた信号は
入力バッファ104、インバータ105を経たデータが
、ラッチ101にストローブ信号112の立ち下がりエ
ッジでラッチされる。同様にやや遅れたタイミングでラ
ッチ107にはストローブ信号113の立ち下がりエッ
ジで、さらにやや遅れたタイミングでラッチ108には
ストローブ信号114の立ち下がりエッジで入力データ
がラッチされる。102,103は特性がばらつかない
ような1から2ns程度のディレーを設定する。このス
トローブ信号112〜114の数nsの間、バス入力デ
ータが安定していれば、3つのラッチのデータは一致す
る筈である。
【0013】バス上に出力されるデータは、その前後は
基本的にはフローティングだが、近年のマイクロプロセ
ッサは動作周波数が高く、命令実行サイクルが短くなっ
てきており、1サイクルが短くなってきており、1サイ
クルが20ns程度になることも珍しくない。この状態
でRead/Writeのバスサイクルが連続するよう
な場合にはバス上のデータの切換わり目ではバスの競合
が起る可能性が大きく、従来のエッジ・ストローブ信号
方式のデータ取込みでは、誤ったデータを取込む危険性
があり、誤ったデータに対するエラー処理も難しい。
【0014】本回路例では、ストローブ信号113でデ
ータをラッチするラッチ107のデータを内部へ渡す構
成になっている。このラッチのデータと、タイミング的
には前と後のデータを比較用として保持している。つま
り、ストローブ信号113が立ち下がるタイミングでは
バスのデータが正しく取込まれたとしても、その前もし
くは後のタイミング(ストローブ信号112,114の
立ち下がりエッジ)でバスのデータを誤って取込んだ場
合には3つのラッチのデータ出力は一致しなくなる。そ
うすると、EXORゲート109はハイレベルを出力し
て割込み要求端子111をアクティブにすることで割込
みを発生させればよい。
【0015】また、データをラッチするタイミングにお
いて、リード−ライトのサイクルが続く場合にはリード
するデータのホールド期間中にバス上のデータの競合が
起こり、ストローブ信号の立ち下がりエッジに対して後
のタイミング程、バスデータ競合の影響を受けやすく、
誤ったデータを取り込む可能性が高い。つまり、Dラッ
チ106のデータのみ正しく、Dラッチ107,108
には誤ったデータが取込まれる可能性が非常に大きい。 この場合、EXORゲート121の出力がハイレベルに
なると、データ106及びデータ107は一致していな
いことを示す。内部データとして使用されるのはデータ
107であるので、この場合はマルチプレクサ122に
より、データ107の反転値を内部へ出力することで正
しいデータへの訂正を行う。
【0016】このデータ入力部からプロセッサ内部へは
ラッチ107の出力を使用しており、前述のラッチデー
タ不一致を無視するのであれば通常のエッジストローブ
の入力回路として動作させることも可能である。
【0017】図3は本発明の第2の実施例を示す回路図
である。本実施例では、第1の実施例における割込み要
求端子111およびデータ反転回路121,122をデ
ィスエーブルする機能を有している。本回路で新たに付
加したノアドゲート323の一つの入力には出力310
を接続し、他方の入力には割込発生・データ補正ディス
エーブル信号を入力する。さらに、EXOR回路321
の出力の2AND2NORを2AND3NORとし、こ
のNOR入力にも割込発生・データ補正ディスエーブル
信号を入力する。
【0018】割込発生・データ補正ディスエーブル信号
がハイレベルのとき、割込み要求端子は常にロウレベル
を出力し、割込み要求311を無視する。同様に、デー
タ補正用マルチプレクサ322も常に非反転値を出力す
る。割込発生・データ補正ディスエーブル信号がロウレ
ベルの時、割込み要求端子はイネーブルとなり、データ
補正回路もイネーブルとなる。この場合でも、データ補
正回路のみを動作させておくことは容易に出来、そうす
れば信頼度の高いデータ入力を行う事が出来る。他の動
作は第1の実施例と同様である。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、マイクロ
プロセッサにおいて、バス・データのストローブタイミ
ングの前後のデータをラッチし、それらの一致/不一致
を検出することで誤ってラッチした正しくないデータの
訂正を可能にし、かつラッチしたデータの不一致により
割込みを発生させることでエラー処理を迅速に実行する
ことのできる効果がある。これにより、信頼性の高いマ
イクロプロセッサ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回路図である。
【図2】図1に示す回路のタイミングチャートである。
【図3】本発明の他の実施例を示す回路図である。
【図4】一従来例の回路図である。
【符号の説明】
100,300,401    データ入力端子101
,301    アンドゲート 102,103,302,303    遅延回路10
4,304,402    入力バッファ105,30
5    インバータ 106,107,108,306,307,308,4
03    Dラッチ回路 109,309    3入力EXORゲート110,
310    オアゲート 111,311    割込み要求端子112,113
,114,312,313,314,404    ス
トローブ信号 115〜120,315〜320    データ入力回
路121,321    2入力EXORゲート122
,322    データ補正マルチプレクサ323  
  2入力NORゲート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  第1のストローブ信号により入力デー
    タをラッチする第1のラッチ回路と、前記第1のストロ
    ーブ信号を送らせる遅延回路を経た第2のストローブ信
    号により入力データをラッチする第2のラッチ回路と、
    前記第2のストローブ信号を遅らせる遅延回路を経た第
    3のストローブ信号によりデータをラッチする第3のラ
    ッチ回路と、前記第1乃至第3のラッチ回路の出力の一
    致/不一致を検出する論理ゲートと、前記第1の論理ゲ
    ートの出力に応じて割込み要求を発生する回路と、前記
    第2のラッチ回路と前記第3のラッチ回路の出力の不一
    致を検出する第2の論理ゲートと、前記第2の論理ゲー
    トの出力に応じて前記第2のラッチ回路の出力を反転す
    る回路とを有することを特徴とするマイクロプロセッサ
    装置。
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