JPH0553373U - 映像信号レベル制御装置 - Google Patents

映像信号レベル制御装置

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Publication number
JPH0553373U
JPH0553373U JP103077U JP10307791U JPH0553373U JP H0553373 U JPH0553373 U JP H0553373U JP 103077 U JP103077 U JP 103077U JP 10307791 U JP10307791 U JP 10307791U JP H0553373 U JPH0553373 U JP H0553373U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
video signal
circuit
signal level
control device
level
Prior art date
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Pending
Application number
JP103077U
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English (en)
Inventor
三男 関
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Publication of JPH0553373U publication Critical patent/JPH0553373U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画面上に存在する高輝度部の影響が少ない映
像信号レベル制御装置を提供すること。 【構成】 映像信号レベル制御装置として、映像信号を
基準レベルと比較し順次大小に応じて2値化する2値化
回路(6)と、前記2値化回路の出力を所定期間積分そ
る積分回路(8)と、前記積分回路の出力を一定とする
様働く映像信号レベル可変手段(2、9)とを設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は映像信号を発生又は処理する装置、特にビデオカメラの映像信号レベ ル制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ビデオカメラにて適正露出、即ち適正映像信号レベルを得るものとして 、映像信号のレベルを検出し、レンズの絞り機構や可変利得増幅器にフィードバ ックし、一定の映像信号レベルを得る様にしているものがある。映像信号のレベ ルの検出は回路構成的には種々実施可能であるが、原理上は映像信号レベルの積 分値を得てその積分の際の充放電の時定数の取り方によって、映像信号の平均値 あるいはピークに近い値を得、実際のフィードバックループによる動作で適正と される前記時定数を選定している。
【0003】 この積分による信号レベルの検出は、概ね平均的な希望の画質は得られるので あるが、図4に示す様に、映像信号Aの内、画面全体の平均レベルより突出した 高輝度部Bがあると、その影響が大きく、絞りを望みとする量より過大に閉じて しまう傾向がある。これは映像信号レベルの検出方法をピークに近づければ近づ ける程大きく影響され画質を損ねることになる。この様な問題を解決する手段と して、図4の破線Cの様に、高輝度部Bをカットした上でレベル検出を行う方法 も一方法である。しかしながら、通常の使用状態では破線Cを越える高輝度部は 多く存在するため、常に高輝度部をカットしレベル検出を行う様クリップレベル が設定してあるため、高輝度部の少ない被写体に対しては絞りは開き気味に動作 してしまう。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前述の様に、画面上特に主要でない部分に高輝度部が存在する場合、該高輝度 部の影響を受け絞り機構は人物等が存在する主要な部分の映像信号レベルが小さ く、すなわち暗くなり見にくくなる。また、図5に示す様に、映像信号レベルの 検出領域Dを、画面全体Eではなく主要な部分が含まれる領域のみに制限した場 合でも、その領域内に高輝度部があれば影響を受け、高輝度部の大きさや明るさ によって信号レベルが大きく変動するという課題がある。
【0005】 本考案は、画面上に存在する高輝度部の影響が少ない映像信号レベル制御装置 を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記課題を解決するために、映像信号レベル制御装置として、映像信 号を基準レベルと比較し順次大小に応じて2値化する2値化回路と、前記2値化 回路の出力を所定期間積分そる積分回路と、前記積分回路の出力を一定とする様 働く映像信号レベル可変手段とを設けた。
【0007】
【作用】
高輝度部の映像信号は、2値化回路により基準レベルより少しでも高レベルの 映像信号と同一とみなされる。
【0008】
【実施例】
以下図面に従い本考案の実施例について説明する。
【0009】 図1は本考案をビデオカメラに用いた実施例を示す機能ブロック図である。図 において、1は光学レンズ、2は絞り機構であり、撮像素子3に被写体(図示せ ず)からの光を導いている。撮像素子3は前記光を電気信号に変換し、そして、 信号処理回路4にて同期信号を付加し、映像信号として出力される。一方、信号 処理回路4からの映像信号はクランプ回路5にて同期信号のペデスタルレベルが 一定になる様クランプする。そして2値化回路6にて基準値発生回路7からの基 準値と比較し、2値化、すなわちハイレベル又はローレベルの信号に変換される 。その様子を図2に示す。図において、11は入力される映像信号、12は基準 値、13は2値化回路6の出力である2値化された信号である。そして2値化さ れた信号は、積分回路8にて一定期間、例えば1フィールド期間積分され、2値 化の平均値を得る。積分回路8はコンデンサーと抵抗を用いてアナログ的に構成 しても、A/Dコンバータとデジタル積算器を用いてデジタル的に構成してもよ い。積分された信号は絞り機構駆動回路9と該駆動回路9にて駆動される絞り機 構2にフィードバックされ、前記2値化された信号の平均値を一定に保つ様制御 される。
【0010】 以上説明したような回路を構成することにより、図3に示す様に、基準値31 よりレベルの大きい部分と小さい部分の面積の割合を一定に保つことが出来る。 なお、32は画面33上の高輝度部、34は画面33上の線35で示した1水平 期間の映像信号であり、画面33の向かって右側ほど映像信号レベルが高くなっ ている場合を示す。36は前記映像信号を基準値31にて2値化した信号である 。
【0011】 図3より明らかな様に、高輝度部32の映像信号は基準値31より大きくなり 2値化には変動を起こさない。よって高輝度部は映像信号のレベル制御に影響を 与えず、従来の様に高輝度部により画面が暗くなるというような作用は発生しな い。また、基準値やフィードバックループにおける一定値を調整することにより 、多様なレベル制御が可能である。
【0012】 なお、本ビデオカメラにおける実施例では、映像信号レベル可変手段として絞 り機構2、絞り機構駆動回路9を用いたが、映像信号を通す可変利得増幅回路を 用いても同様の効果が得られる。
【0013】 さらに本考案はビデオカメラに限定されることなく種々応用が可能である。例 えば、映像信号レベル可変手段として可変利得増幅回路を用い、ビデオテープレ コーダに入力される映像信号のレベル制御装置として実施することもできる。
【0014】
【考案の効果】
以上説明した様に本考案は、映像信号を基準レベルと比較し順次大小に応じて 2値化する2値化回路と、前記2値化回路の出力を所定期間積分そる積分回路と 、前記積分回路の出力を一定とする様働く映像信号レベル可変手段とを設けたの で、高輝度部による影響の少ない映像信号レベル制御装置を提供することが出来 、その効果は大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す機能ブロック図である。
【図2】図1に示した本考案の実施例の動作を説明する
ための波形図である。
【図3】図1に示した本考案の実施例の動作を説明する
ための波形図である。
【図4】従来技術の動作を説明するための説明図であ
る。
【図5】従来技術の動作を説明するための説明図であ
る。
【符号の説明】
1 光学レンズ 2 絞り機構 3 撮像素子 4 信号処理回路 5 クランプ回路 6 2値化回路 7 基準値発生回路 8 積分回路 9 絞り機構駆動回路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号を基準レベルと比較し順次大小
    に応じて2値化する2値化回路と、前記2値化回路の出
    力を所定期間積分そる積分回路と、前記積分回路の出力
    を一定とする様働く映像信号レベル可変手段とから成る
    映像信号レベル制御装置。
JP103077U 1991-12-13 1991-12-13 映像信号レベル制御装置 Pending JPH0553373U (ja)

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JP103077U JPH0553373U (ja) 1991-12-13 1991-12-13 映像信号レベル制御装置

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JP103077U JPH0553373U (ja) 1991-12-13 1991-12-13 映像信号レベル制御装置

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JPH0553373U true JPH0553373U (ja) 1993-07-13

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