JPH0553063A - 管内観察用内視鏡の照明光学系 - Google Patents

管内観察用内視鏡の照明光学系

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JPH0553063A
JPH0553063A JP3053448A JP5344891A JPH0553063A JP H0553063 A JPH0553063 A JP H0553063A JP 3053448 A JP3053448 A JP 3053448A JP 5344891 A JP5344891 A JP 5344891A JP H0553063 A JPH0553063 A JP H0553063A
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illumination
optical system
tube
illuminance
view
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JP3053448A
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English (en)
Inventor
Takao Mori
孝夫 森
Susumu Takahashi
進 高橋
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 〔目的〕管内観察等の場合に観察したい部位において均
一で良好な照度が得られる配光を実現できるようにす
る。 〔構成〕照明レンズ系が屈折力の異なる部分を有する光
学素子9を備えていて、下記の条件式(1)を満足する
観察視野領域における管内側面への照明配光が下記の条
件式(2)を満足するようにしたことを特徴としてい
る。 ωi ≧0.6ωmax
(1) Fmax /Fmin ≦4
(2) 但し、ωi は内視鏡の対物光学系の半画角、ωmax は内
視鏡の対物光学系の最大画角の半画角、Fmax は上記観
察視野領域内における相対的な照度分布の最大値、Fmi
n は上記観察視野領域内における相対的な照度分布の最
小値である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、医療用又は工業用等の
管内観察用内視鏡に最適な照明光学系に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】内視鏡先端挿入部の光学系の構成は、一
般に図25に示すようになっており、内視鏡の長手方向
に沿う観察用の対物光学系1と照明光学系2が並設され
ている。この照明光学系2では、図26に示すように、
照明光伝達用のライトガイド3の射出端面の前方に平凹
の照明レンズ4が配置せしめられていて、この照明レン
ズ4は、物体側に平面4aを、ライトガイド3の射出端
面側に球面から成る凹面4bを夫々有し、ライトガイド
3から射出された光を拡散して被写体Xを照明するよう
になっている。
【0003】この内視鏡は、対物光学系1と照明光学系
2の先端部分がそれぞれ長手方向に沿って配置されてい
て、前方の全視野を観察及び照明できるようになってい
る。そして、被写体Xがほぼ平面形状の物体である場合
に、その観察を最適に行えるように照明光学系2は構成
されている。
【0004】このような従来の内視鏡の照明光学系2を
管空内(例えば医療用であれば食道等、又工業用であれ
ばパイプ等の内部)の照明に使用すると、図27に示し
た如く、対物光学系1による視野範囲のうち、中央部分
は管の中心で奥に空間が続くため暗くなり、周辺部分が
壁面であるため明るくなってこの部分が主たる観察部分
になる。従って、観察画角を2ωとして、この画角2ω
に対応する照明光学系2による視野範囲の代表的な照度
分布を表わすと、図28に示したようになる。即ち、中
央部分(ω=0付近)は奥へ続く管空部であるために暗
く、周辺の壁面部分が明るくなると共に、視野の最外周
部分が又暗くなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そのため、図28にお
ける画角Aを視野角として観察しようとする場合、管内
の視野範囲の照度分布は図29のようになる。即ち、視
野中心部分6aと視野外周部分6bは暗くなり(図28
参照)、最適な照度で観察できる範囲はそれらの中間の
リング状の視野周辺部分6cだけになってしまう。
【0006】又、図28における画角Bを視野角として
観察しようとする場合には、図30のようになる。即
ち、視野中心部分7aは上記と同様に暗くなり、又視野
外周部分7bは最も照度が高くなるために明るすぎて見
にくくなり(図28参照)、結局それらのリング状の視
野周辺部分7cだけが最適の照度で観察できることにな
る。このように、従来の照明光学系2を管内観察に使用
した場合、視野範囲内で適度な照度で観察し得る部分の
面積が小さく、十分且つ適切な観察が困難であるという
問題があった。
【0007】一方、管内観察用内視鏡に対しては、画角
を著しく大きく(2ω=160゜程度)して管内を前方
部分だけでなくこれと直交する方向も同時に観察したい
というニーズや、画角をある程度大きく(2ω≧90゜
程度)して全体を観察したいというニーズがあり、視野
角の広角化が望まれているが、上述の理由により広角な
画角で適度な照度分布を実現することは困難であった。
【0008】本発明は、このような問題に鑑み、管内観
察等の場合に観察したい部位において均一で良好な照度
が得られる配光を実現できるようにした管内観察用内視
鏡の照明光学系を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による管内観察用
内視鏡の照明光学系は、照明光を射出する照明光供給手
段と、該照明光供給手段から射出された光を拡散させて
被写体に照射する照明レンズ系とを備えた管内観察用内
視鏡の照明光学系において、上記照明レンズ系が屈折力
の異なる部分を有する光学素子を備えていて、下記の条
件式(1)を満足する観察視野領域における管内側面へ
の照明配光が下記の条件式(2)を満足するようにした
ことを特徴とするものである。 ωi ≧0.6ωmax (1) Fmax /Fmin ≦4 (2) 但し、ωi は内視鏡の対物光学系の半画角、ωmax は内
視鏡の対物光学系の最大画角の半画角、Fmax は上記観
察視野領域内における相対的な照度分布の最大値、Fmi
n は上記観察視野領域内における相対的な照度分布の最
小値である。
【0010】
【作用】照明光供給手段を射出した光は、照明レンズ系
の光学素子を通過する際に、光軸からの半径方向への距
離に応じて屈折力の異なる部分を通過するようになり、
それにより視野範囲内の被写体に対して周辺部分への配
光がほぼ均一になるので、適切な照度の下で周辺部分の
被写体像を観察することができる。
【0011】
【実施例】以下、図示した実施例に基づき本発明を詳細
に説明する。実施例1 図1は本実施例の照明レンズ9の概略断面図である。照
明レンズ9は、被写体X側の面が平面9aとなり、ライ
トガイド3の射出端面側の面が凹面形状の非球面レンズ
面9bとなっている。そしてこの非球面レンズ面9b
は、照明光学系2の光軸Oから外側に向かって夫々曲率
の異なる面A1 ,B1 ,C1 ,D1 が順に連続して成る
ものである。面A1は比較的曲率が大きいので、視野中
心部分への光を周辺方向へ拡散させる割合が大きい。面
1 は境界線P1 を境にして面A1 より曲率が小さいの
で、図29の視野中心部分6aと視野周辺部分6cとの
境界付近の光量を増大させる。面C1 は境界線P2 を境
にして面B1 より曲率が大きいので、図29の視野周辺
部分6cへの光を拡散させる割合が大きい。面D1 は境
界線P3 を境にして面C1 より曲率が小さいので、視野
外周部分6b付近の光量を増大させる。尚、これらの曲
面A1 ,B1 ,C1 ,D1 は、非球面レンズ面9bの光
軸Oと反対側の部分にも対称的に形成されているものと
する。
【0012】ところで、管内観察の際の観察視野範囲の
うち、中央部分は奥へ続く暗部であるので、周辺部分の
壁面等だけが観察できればよく、対物光学系1の最大画
角の半画角をωmax とした場合、観察視野範囲のうち観
察の対象とならない中央部分は、最大画角2ωmax の6
0%程度といえる。従って、観察対象となる半画角ωi
は残りの40%に相当し、 ωi ≧0.6ωmax (1) となる。
【0013】そしてこの画角2ωi の視野範囲内におい
てほぼ均一な照度で管内を照明する必要がある。従っ
て、F(ω)を半画角ωにおける管内の照度分布の大き
さを示すものとした場合、上記(1)式を満たす対物光
学系1の半画角ωi の範囲において、次の条件式を満足
する必要がある。 F(ω1 )max /F(ω2 )min ≦4 (2) 但し、F(ω1 )max は管内における相対的な照度分布
の最大値、F(ω2 )min は管内における相対的な照度
分布の最小値であって、ω1 , ω2 はそれぞれω1
0.6ωmax ,ω2 ≧0.6ωmax を満たしている。
【0014】尚、上述の(1)式のωi ≧0.6ωmax
なる条件を定める対物光学系1は、焦点距離をf、像高
をh1 、画角をωとした場合、h1 =fωなる関係を満
たすものである。又、上述の(2)式において、照度分
布F(ωi )max とF(ωi )min の比が4を越える
と、明るい部分の照度が暗い部分と比較して大きすぎて
しまい、管内の観察対象視野範囲をほぼ均一な照度分布
にして観察することはできなくなってしまう。
【0015】次に、管内における照明光学系による配光
特性について説明すると、図2は管内観察の際の半画角
ωにおける理想的な配光即ち照度分布と従来の照度分布
とを示すものであり、管内面(壁面)を完全拡散面と
し、照明光は管内面であらゆる方向に拡散されているも
のとし、半画角ωに対応する管内面の照度分布が示され
ている。
【0016】図中、実線で示された照度分布曲線αは理
想的な配光特性を示すものであって、中央部分(ω=O
付近)では照度分布F(ω)は0であり、周辺部分で高
くしかも均一になっている。又、破線で示された曲線β
は図28の配光と同様な従来例の照度分布を示す曲線で
ある。
【0017】因みに、従来例の照明レンズ4即ち球面レ
ンズは、例えば凹面の曲率半径r=1.086,中心肉
厚d=0.45,屈折率n=1.805,アッベ数ν=
25.43から成る単ファイバーレンズである。又、こ
の照明レンズ4に光を伝達するライトガイド3は、例え
ば配光角の半分の値が約30゜の広がりを持ち、太さφ
=1.78のファイバーの束を使用しているものとす
る。
【0018】尚、管内面は完全拡散面としたから、対物
光学系1により観察したときの光の点の輝度は照度に比
例することになる。又、この時、管内における配光(管
内配光)は球面状の配光(球面配光)を利用して次式の
ように表わされる。 F(ω)=L(ω)sin3ω (3) 但し、L(ω)は球面上の照度分布(球面配光)であ
る。又、球面配光とは、照明光学系の先端部を球心とし
た球面上(の壁面)での照度分布(配光)をいう。
【0019】上述の(3)式を用いて図2の二つの曲線
α,βで示す管内面の各照度分布(管内配光)を夫々球
面配光に変換したものを表したものが図3である。管内
観察においては中心付近の明るさは急激に低下するか
ら、この部分を照明する必要はなく、図3に示す球面配
光において視野中心付近の光は任意の配光をとることが
できる。ところが、従来例の曲線βは視野中心付近の配
光量即ち照度が最も高い凸型の配光となり、高い照度の
必要な視野周辺へ行くに従って一様に照度が低下して行
くため、配光のロスが大きい。
【0020】従って、図3において理想的な曲線αが示
すように、視野中心付近の配光をできる限り小さくする
ことによりその分の光量を視野周辺方向へ導いて、図2
9の視野中心部分6aと視野周辺部分6cとの境界付近
の照度を増大させ、更に視野外周部分6b付近の照度の
低下を抑制する、所謂中抜け配光にすることが望まし
い。このような配光によって、光量のロスを少なくし且
つ視野周辺の絶対光量を全体的に増加させることができ
る。
【0021】上述のように、曲線αの配光を得るために
は従来例の照明レンズ4の面の形状を球面形状又はその
組み合わせにするだけでは困難であり、画角ω≧0.6
ωmax の領域で均一な明るさの部分を十分に広くするこ
とは不可能であり、又全体の曲率半径を変えたとしても
基本的には凸の位置が移動するだけにすぎない。従っ
て、少なくとも照明レンズの一面を非球面レンズ面とす
る必要がある。
【0022】ところで、ライトガイド3の射出端面から
射出される光線は、配光角2θが60゜程度になってい
る(θはライトガイド3の中心軸と射出光線との角
度)。ライトガイド3の球面配光は、中心部分で明る
く、周辺部分で暗いため概略平行光と考えることができ
る。
【0023】この考え方に基づいて、図4に示した如く
照明光学系2の光軸Oの中心からライトガイド3の射出
端面で射出する平行光束の外周までの距離(高さ)をh
とし、この平行光束の照明レンズ9からの射出角をωL
とした場合、図3の曲線αとして示された、管内に最適
な配光を実現させるための照明レンズ9の特性を、hと
sin ωL との関係で示したものが、図5に示す曲線であ
る。逆にいえば、図5の曲線は、曲線αの球面配光を実
現するための、図1に示した照明レンズ9の非球面レン
ズ面9bの非球面形状と相関のある特性曲線であるとい
うことができる。
【0024】一方、図3の曲線βの球面配光が実現され
る従来の照明レンズ4の凹面4bの球面形状と相関のあ
る、図5の特性曲線に相当する曲線は、図6の単純曲線
として示されることになる。
【0025】図5の特性曲線は、W3 /H3 >W2 /H
2 ,W3 /H3 >W4 /H4 である部分を有してお
り、本実施例はそれにより均一な管内配光を実現してい
る。ここで、H1 ,H2 ,H3 ,H4 は、それぞれ
1 ,B1 ,C1 ,D1 に対応するh軸上の幅である。
又、W1 ,W2 ,W3 ,W4 は、それぞれA1 ,B1
1 ,D1 に対応するsinWL 軸上の幅である。
【0026】本実施例は上述のように構成されているか
ら、対物光学系1と照明レンズ9を備えた照明光学系2
とが並列に配置された内視鏡で管内観察をする場合、ラ
イトガイド3から射出された光束の内、照明レンズ9の
非球面レンズ面9bにおいて、曲率の比較的小さい面B
1 と面D1 に入射する光束は、面A1 及び面C1 と比較
して拡散されるものが少なく、曲率の比較的大きい面A
1 と面C1 に入射する光束は、面B1 及び面D1 と比較
して拡散されるものが多いため、球面上の照度分布は図
3の曲線αに示したごとくになる。そして、管内の照度
分布は、図2に示した如くになる。その結果、管の奥に
到る視野中心部分の照度は小さく、この部分に隣接する
管の奥に近い内壁部分から手前の内壁部分にかけて即ち
視野周辺部分から視野外周部分にかけてほぼ均一な照度
が得られることになる。
【0027】上述のように本実施例によれば、観察光学
系の視野角2ωのうち、視野中心から60%を越える周
辺の観察視野領域において、ほぼ均一で良好な照度を得
ることができ、観察画角が広角であっても良好な照度を
得ることができる。
【0028】次に、実施例2乃至実施例6について説明
する。但し、r1 ,r2 は各レンズ面の曲率半径を、d
1 はレンズの肉厚を、n1 はレンズの屈折率を、ν1
レンズのアッベ数をそれぞれ示している。又、非球面の
非球面係数Kn は、図7に示した座標系において下記の
式を満足するものである。
【0029】
【数1】
【0030】但し、Xは光軸方向の座標、Yは光軸と垂
直な方向の座標(光軸から測った半径)、Kn は定数、
nは0≦n≦20の整数である。
【0031】実施例2 図8は本実施例の照明レンズ9の概略断面図である。照
明レンズ9は、被写体X側の面が平面9aとなり、ライ
トガイド3の射出端面側の面が凸面形状の非球面レンズ
面9cとなっている。そしてこの非球面レンズ面9c
は、照明光学系2の光軸Oから外側に向かって夫々曲率
の異なる面A2 ,B2 ,C2 が順に連続して成るもので
ある。面A2 は曲率が小さく、面B2 は曲率が大きく、
面C2 は曲率が小さい。
【0032】本実施例の照明レンズ9のデータは次の通
りである。 r1 =∞(外径φ1 =2.22) d1 =3.2 n1 =1.78472 ν1 =25.71 r2 =非球面(有効径φ2 =2.22) 非球面係数 第2面 K0 =0 , K1 =5.0299×10-3 , K2 =−8.3327×10-3 , K3 =−1.1853 , K4 =1.2554×101 , K5 =−6.4686×101 , K6 =1.7147×102 , K7 =−2.6327×102 , K8 =2.3189×102 , K9 =−1.0824×102 , K10=2.0770×101 , 11≦n≦20の時Kn =0 ここで、有効径φ2 とは、Yの最大値の2倍の値であ
る。
【0033】図9は本実施例の照明レンズ9の非球面レ
ンズ面9cの面形状と相関のある特性曲線であって、2
回微分によって示される曲率
【0034】
【数2】
【0035】なる変曲点を一つ有している。そのため、
2 とC2 の部分が比較的傾きの小さな曲線となり、図
8の曲率の比較的小さな面A2 ,面C2 に入射する光束
は比較的曲率の大きな面B2 に入射する光束に比べて拡
散される光束が少なくなるので、図10に示した如く、
球面上の照度分布において面A2 ,面C2 に対応する配
光が向上する。
【0036】図10に示した球面上の照度分布の中で面
2 付近に対応する照度分布が図3の曲線βの示す従来
の球面上の照度分布とほぼ相似した形になっているの
で、実施例1の場合よりも光量のロスが大きい。しか
し、ω=10°以上(ほぼ面Bと面Cに対応する)の周
辺部分の照度分布が図3の曲線αのおよそω=35°以
上の周辺部分の照度分布とほぼ相似した形になっている
ので、管内において均一で良好な照度分布が得られると
いう実施例1とほぼ同等な効果が得られる。
【0037】結局、本実施例の照明レンズ9によって得
られる管内面の照度分布は、図11に示した如くにな
る。従って、本実施例によれば、対物光学系の視野角2
ωがおよそ95°から160°までの範囲で、視野中心
から60%を越える周辺の観察視野領域において、ほぼ
均一で良好な照度の照明を十分得ることができ、観察画
角が広角であっても良好な照度を得ることができる。
【0038】実施例3 図12は本実施例の照明レンズ9の概略断面図である。
照明レンズ9は、被写体X側の面が平面9aとなり、ラ
イトガイド3の射出端面側の面が凹面形状の非球面レン
ズ面9cとなっている。そしてこの非球面レンズ面9c
は、照明光学系2の光軸Oから外側に向かって夫々曲率
の異なる面A3 ,B3 ,C3 が順に連続して成るもので
ある。面A3 は曲率が小さく、面B3 は曲率が大きく、
面C3 は曲率が小さい。
【0039】本実施例の照明レンズ9のデータは次の通
りである。 r1 =∞(外径φ1 =3.22) d1 =0.5 n1 =1.64769 ν1 =33.8 r2 =非球面(有効径φ2 =1.96) 非球面係数 第2面 K6 =0.1×101 ,n≠0の時Kn=0 ここで、有効径φ2 とは、Yの最大値の2倍の値であ
る。
【0040】図13は本実施例の照明レンズ9の非球面
レンズ面9cの面形状と相関のある特性曲線であって、
2回微分によって示される曲率
【0041】
【数3】
【0042】なる変曲点を一つ有しており、図9に示さ
れている実施例2の特性曲線にほぼ相似した形となって
いる。そのため、本実施例は実施例2とほぼ同等の効果
が得られる。即ち、A3 とC3 の部分が比較的傾きの小
さな曲線となり、図12の曲率の比較的小さな面A3
面C3 に入射する光束は比較的曲率の大きな面B3 に入
射する光束に比べて拡散される光束が少なくなるので、
球面上の照度分布は実施例2とほぼ同等のものとなる
(図10参照)。
【0043】結局、本実施例の照明レンズ9によって得
られる管内面の照度分布は、図14に示した如くに成
る。従って、本実施例によれば、対物光学系の視野角2
ωがおよそ80°から160°までの範囲で、視野中心
から60%を越える周辺の観察視野領域において、ほぼ
均一で良好な照度の照明を十分得ることができ、観察画
角が広角であっても良好な照度を得ることができる。
【0044】実施例4 図15は本実施例の照明レンズ9の概略断面図である。
照明レンズ9は、実施例3の照明レンズ9の第1面を非
球面形状にしたものである。即ち、照明レンズ9の被写
体X側の面が非球面9dとなり、ライトガイド3の射出
端面側の面が凹面形状の非球面レンズ面9cとなってい
る。そしてこの非球面レンズ面9cは、照明光学系2の
光軸Oから外側に向かって夫々曲率の異なる面A4 ,B
4 ,C4 が順に連続して成るものである。面A4 は曲率
が小さく、面B4 は曲率が大きく、面C4 は曲率が小さ
い。
【0045】本実施例の照明レンズ9のデータは次の通
りである。 r1 =非球面(外径φ1 =4) d1 =0.5 n1 =1.64769 ν1 =33.8 r2 =非球面(有効径φ2 =1.8) 非球面係数 第1面 K20=0.196×10-6 ,n≠20の時Kn =0 第2面 K6 =0.1×101 ,n≠6の時Kn =0 ここで、有効径φ2 とは、Yの最大値の2倍の値であ
る。
【0046】図16は本実施例の照明レンズ9の面形状
と相関のある特性曲線であって、第1面を非球面にした
ことにより、C4 の部分の2回微分によって示される曲
【0047】
【数4】
【0048】の値を図13のC3 の部分の曲率
【0049】
【数5】
【0050】の値よりも大きくさせている。即ち、該曲
率の値が大きくなることは、そのωL 付近の配光が上昇
することを意味している。又、第1面を非球面としたこ
とにより、第1面で全反射する光量が少なくなるという
効果もある。
【0051】結局、本実施例の照明レンズ9によって得
られる管内面の照度分布は、図17に示した如くにな
り、図14に示した実施例3の管内面の照度分布よりも
広角部分の照度が高くなる。従って、本実施例によれ
ば、実施例3よりも均一で良好な照度の照明が得られ
る。
【0052】実施例5 図18は本実施例の照明レンズ9の概略断面図である。
照明レンズ9は、被写体X側の面が平面9aとなり、ラ
イトガイド3の射出端面側の面が多面形状の非球面レン
ズ面9cとなっている。そしてこの非球面レンズ面9c
は、照明光学系2の光軸Oから外側に向かって曲率の小
さい面A5 ,曲率の大きい面B5 ,不連続線Q5 ,曲率
の小さい面C5 ,曲率の大きい面D5 ,曲率の小さい面
5 が順に連続して成るものである。
【0053】本実施例の照明レンズ9のデータは次の通
りである。 r1 =∞(外径φ1 =1.96) d1 =0.5407 n1 =1.64769 ν1 =33.8 r2 =非球面(有効径φ2 =1.96) 非球面係数 第2面 0≦Y≦0.44の時 K0 =0 , K1 =1.458×10-2 , K2 =1.215×10-1 , K3 =5.4×10-1 , K4 =1.35 , K5 =1.8 , K6 =1 , 7≦n≦20の時Kn =0 0.44≦Y≦0.88の時 K0 =−1.3764×101 , K1 =1.3789×102 , K2 =−5.227×102 , K3 =9.9611×102 , K4 =−1.0333×103 , K5 =5.5988×102 , K6 =−1.2451×102 , 7≦n≦20の時Kn =0 ここで、有効径φ2 とは、Yの最大値の2倍の値であ
る。
【0054】図19は本実施例の照明レンズ9の非球面
レンズ面9cの面形状と相関のある特性曲線であって、
不連続線(点)Q5 の両側において、2回微分によって
示される曲率
【0055】
【数6】
【0056】なる変曲点を一つずつ有している。不連続
線(点)Q5 の右側の部分即ちC5 ,D5 ,E5 の部分
が図9に示した実施例2の特性曲線のB2 ,C2 の部分
の縦軸に関して対称な形状とほぼ相似した形になってい
るので、実施例2とほぼ同等な効果が得られる。又、不
連続線(点)Q5 の左側の部分即ちA5 ,B5 の部分が
図9に示した実施例2の特性曲線のA2 ,B2 の部分と
ほぼ相似した形になっているので、実施例2とほぼ同等
な効果が得られる。従って、本実施例の照明レンズ9
は、不連続線(点)Q5 を挟んだ両側を総合して第9図
に示された実施例2の特性曲線と同等の効果があること
が明らかである。
【0057】結局、本実施例の照明レンズ9によって得
られる管内面の照度分布は、図20に示した如くに成
る。従って、本実施例によれば、対物光学系の視野角2
ωがおよそ85°から160°までの範囲で、視野中心
から60%を越える周辺の観察視野領域において、ほぼ
均一で良好な照度の照明を十分得ることができ、観察画
角が広角であっても良好な照度を得ることができる。
【0058】実施例6 図21は本実施例の照明レンズ9の概略断面図である。
照明レンズ9は、被写体X側の面が平面9aとなり、ラ
イトガイド3の射出端面側の面が多面形状の非球面レン
ズ面9cとなっている。そしてこの非球面レンズ面9c
は、照明光学系2の光軸Oから外側に向かって不連続線
6 を含む曲率の小さい面A6 ,曲率の大きい面B6
順に連続して成るものである。
【0059】本実施例の照明レンズ9のデータは次の通
りである。 r1 =∞(外径φ1 =1.16) d1 =0.28 n1 =1.64769 ν1 =33.8 r2 =非球面(有効径φ2 =0.6) 非球面係数 第2面 0≦Y≦0.06の時 K0 =0 , K1 =2.6051 2≦n≦20の時Kn =0 0.06≦Y≦0.3の時 K0 =−1.5747×10-2 , K1 =3.1206, K2 =−4.217 , 3≦n≦20の時Kn =0 ここで、有効径φ2 とは、Yの最大値の2倍の値であ
る。
【0060】図22は本実施例の照明レンズ9の非球面
レンズ面9cの面形状と相関のある特性曲線であって、
これは変曲点を有していないので、図9に示した実施例
2の特性曲線のA2 の部分に相当する効果を持つ曲線部
分が存在しない。従って、視野中心付近の光量が上昇し
ないので、本実施例の球面上の照度分布は図23に示し
た如く、実施例1の理想的な球面配光の曲線αとほぼ相
似した形となっている(図3参照)。又、このことによ
り、管内観察時に於ける光量ロスが減少する一方、図2
9の視野中心部分6aと視野周辺部分6cの境界付近の
光量は低くなり、実施例1の理想的な管内配光の曲線α
よりも、その部分における配光は低下する。
【0061】結局、本実施例の照明レンズ9によって得
られる管内面の照度分布は、図24に示した如くにな
る。従って、本実施例によれば、対物光学系の視野角2
ωがおよそ100°から150°までの範囲で、視野中
心から60%を越える周辺の観察視野領域において、ほ
ぼ均一で良好な照度の照明を十分得ることができ、観察
画角が広角であっても良好な照度を得ることができる。
【発明の効果】上述の如く本発明による管内観察用内視
鏡の照明光学系は、照明レンズ系が観察視野領域への照
明配光がほぼ均一になるように屈折力の異なる部分を有
する光学素子を備えているから、周辺部分の観察視野領
域において、ほぼ均一で良好な照度が得られるという、
実用上重要な利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による管内観察用内視鏡の実施例1の照
明レンズの概略断面図図である。
【図2】実施例1の管内面の照度分布を示す図である。
【図3】実施例1の球面上の照度分布を示す図である。
【図4】実施例1の要部の断面図である。
【図5】実施例1の照明レンズの面形状と相関のある特
性曲線を示す図である。
【図6】従来の球面形状と相関のある特性曲線を示す図
である。
【図7】非球面を定義するための座標系を示す図てあ
る。
【図8】実施例2の照明レンズの概略断面図図である。
【図9】実施例2の照明レンズの面形状と相関のある特
性曲線を示す図である。
【図10】実施例2の球面上の照度分布を示す図であ
る。
【図11】実施例2の管内面の照度分布を示す図であ
る。
【図12】実施例3の照明レンズの概略断面図図であ
る。
【図13】実施例3の照明レンズの面形状と相関のある
特性曲線を示す図である。
【図14】実施例3の管内面の照度分布を示す図であ
る。
【図15】実施例4の照明レンズの概略断面図図であ
る。
【図16】実施例4の照明レンズの面形状と相関のある
特性曲線を示す図である。
【図17】実施例4の管内面の照度分布を示す図であ
る。
【図18】実施例5の照明レンズの概略断面図図であ
る。
【図19】実施例5の照明レンズの面形状と相関のある
特性曲線を示す図である。
【図20】実施例5の管内面の照度分布を示す図であ
る。
【図21】実施例6の照明レンズの概略断面図図であ
る。
【図22】実施例6の照明レンズの面形状と相関のある
特性曲線を示す図である。
【図23】実施例6の球面上の照度分布を示す図であ
る。
【図24】実施例6の管内面の照度分布を示す図であ
る。
【図25】内視鏡先端挿入部の光学系の構成を示す図で
ある。
【図26】従来の照明光学系の構成を示す図である。
【図27】従来の照明光学系による照明状態を示す図で
ある。
【図28】従来の照明光学系による照度分布を示す図で
ある。
【図29】図28の画角Aを視野角として観察する場合
の管内の視野範囲の照度分布を示す図である。
【図30】図28の画角Bを視野角として観察する場合
の管内の視野範囲の照度分布を示す図である。
【符号の説明】
1 対物光学系 2 照明光学系 3 ライトガイド 4,9 照明レンズ 9a 平面 9b,9c,9d 非球面レンズ面
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年7月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】 このような従来の内視鏡の照明光学系2
を管空内(例えば医療用であれば食道等、又工業用であ
ればパイプ等の内部)の照明に使用すると、図27に示
した如く、対物光学系1による視野範囲のうち、中央部
分は管の中心で奥に空間が続くため暗くなり、周辺部分
が壁面であるため明るくなってこの部分が主たる観察部
分になる。従って、観察画角を2ωとして、この画角2
ωに対応する照明光学系2による視野範囲の代表的な照
度分布を表わすと、図28に示したようになる。即ち、
中央部分(ω=0°付近)は奥へ続く管空部であるため
に暗く、周辺の壁面部分が明るくなると共に、視野の最
外周部分が又暗くなる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】 又、上述の(2)式において、照度分布
F(ω)maxとF(ω)minの比が4を越える
と、明るい部分の照度が暗い部分と比較して大きすぎて
しまい、管内の観察対象視野範囲をほぼ均一な照度分布
にして観察することはできなくなってしまう。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】 図中、実線で示された照度分布曲線αは
理想的な配光特性を示すものであって、中央部分(ω=
0°付近)では照度分布F(ω)は0であり、周辺部分
で高くしかも均一になっている。又、破線で示された曲
線βは図28の配光と同様な従来例の照度分布を示す曲
線である。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】 尚、管内面は完全拡散面としたから、対
物光学系1により観察したときの光の点の輝度は照度に
比例することになる。又、この時、管内における配光
(管内配光)は球面の配光(球面配光)を利用して次
式のように表わされる。 F(ω)=L(ω)sinω (3) 但し、L(ω)は球面上の照度分布(球面配光)であ
る。又、球面配光とは、照明光学系の先端部を球心とし
た球面上(の壁面)での照度分布(配光)をいう。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】 一方、図3の曲線βの球面配光が実現さ
れる従来の照明レンズ4の凹面4bの球面形状と相関の
ある、図5の特性曲線に相当する曲線は、図6の曲線と
して示されることになる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】本実施例の照明レンズ9のデータは次の通
りである。 r=∞(外径φ=3.22) d=0.5 n=1.64769 ν=33.8 r=非球面(有効径φ=1.96) 非球面係数 第2面 K=0.1×10 ,n≠の時K=0 ここで、有効径φとは、Yの最大値の2倍の値であ
る。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】 本発明による管内観察用内視鏡の実施例1の
照明レンズの概略断面図である
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】 実施例2の照明レンズの概略断面図である。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】 実施例3の照明レンズの概略断面図であ
る。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図15
【補正方法】変更
【補正内容】
【図15】 実施例4の照明レンズの概略断面図であ
る。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図18
【補正方法】変更
【補正内容】
【図18】 実施例5の照明レンズの概略断面図であ
る。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図21
【補正方法】変更
【補正内容】
【図21】 実施例6の照明レンズの概略断面図であ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照明光を射出する照明光供給手段と、該
    照明光供給手段から射出された光を拡散させて被写体に
    照射する照明レンズ系とを備えた管内観察用内視鏡の照
    明光学系において、上記照明レンズ系が屈折力の異なる
    部分を有する光学素子を備えていて、下記の条件式
    (1)を満足する観察視野領域における管内側面への照
    明配光が下記の条件式(2)を満足するようにしたこと
    を特徴とする管内観察用内視鏡の照明光学系。 ωi ≧0.6ωmax (1) Fmax /Fmin ≦4 (2) 但し、ωi は内視鏡の対物光学系の半画角、ωmax は内
    視鏡の対物光学系の最大画角の半画角、Fmax は上記観
    察視野領域内における相対的な照度分布の最大値、Fmi
    n は上記観察視野領域内における相対的な照度分布の最
    小値である。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09299326A (ja) * 1996-05-17 1997-11-25 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡用照明系
WO2017043170A1 (ja) * 2015-09-09 2017-03-16 オリンパス株式会社 内視鏡照明光学系

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