JPH0552193U - 網 戸 - Google Patents

網 戸

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JPH0552193U
JPH0552193U JP11084091U JP11084091U JPH0552193U JP H0552193 U JPH0552193 U JP H0552193U JP 11084091 U JP11084091 U JP 11084091U JP 11084091 U JP11084091 U JP 11084091U JP H0552193 U JPH0552193 U JP H0552193U
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upper frame
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直人 小泉
修 正田
健二 真鍋
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ワイケイケイアーキテクチュラルプロダクツ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 網戸用戸車を利用して縦框と上框を連結でき
るようにする。 【構成】 網戸用戸車40の戸車本体41の他端部49
の高さを上框16の中空部25の高さより低くし、中間
部50の高さを中空部25の高さより高くして当接部5
1とビス孔53を有するものとし、上框16の中空部2
5を構成する中間連結板24に切欠部29を形成し、こ
の切欠部29の一端開口縁29aに戸車本体41の当接
部51を当接し、縦框18よりビス56を戸車本体41
のビス孔53に螺合して前記戸車本体41の当接部51
と縦框18で中間連結板24の長手方向一端部24aを
挟持して縦框18と横框16を戸車本体41を利用して
取付けできる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、サッシ窓の窓枠に装着される網戸に関する。
【0002】
【従来の技術】
サッシ窓の窓枠に装着される網戸は上框と下框と左右の縦框を方形状に枠組み した網戸用框組体に網を張設したものであり、その上框、下框は左右の縦框に突 き合せてビスによって連結されるので、例えば図1に示すように、一側板1と他 側板2と連結板3及びビスホール4を有する中間連結板5でコ字状となった框本 体6と、その框本体6の連結板3に一体的に設けた網取付板7より成り、縦框か らビスをビスホール4に螺入して連結している。 このように、中間連結板5の長手方向に亘ってビスホール4が一体的に設けて あるために材料が嵩みコストが高くなるばかりか、網戸用戸車を取付ける等のた めに中間連結板5の一部分を斜線で示すように切欠き加工する際にビスホール4 が連結板3に干渉するから、図2に示すように一側板1と他側板2を長くして中 間連結板5と連結板3との間隔Sを長くせねばならず見付け寸法が大きくなって しまう。 そこで、実公昭61−14558号公報に示すように中間連結板の切欠部にビ スホールを有する嵌着体を嵌着し、このビスホールにビスを螺入して縦框と連結 することで、図3に示すように中間連結板5のビスホール4を省略したものが知 られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
網戸の上框には網戸用戸車を取付けることがあり、前述のように嵌着体を用い て縦框と連結すると上框に網戸用戸車と嵌着体を取付ける必要があるので、その 取付け作業が大変面倒となる。
【0004】 そこで、本考案は前述の課題を解決できるようにした網戸を提供することを目 的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
網戸の上框16は中空部25と外開口溝部26を有する本体27と網取付板2 8より成り、その中空部25を構成する中間連結板24の長手方向端部寄りに切 欠部29を形成したものとし、網戸の縦框18は上框16の本体27が挿入する 内開口溝34を有する本体37と網取付板38より成り、 戸車本体41に略V字状のアーム42の中間部をピン43で揺動自在に支承し 、そのアーム42の一端部にローラ44を設け、他端部に上向きの支持凹部45 を設け、前記アーム42をスプリング48でローラ44が上方位置で支持凹部4 5が下方位置となるように揺動付勢して網戸用戸車40とし、 前記戸車本体41の他端部49を上框16の中空部25より低くして戸車本体 41の中間部50に前記中間連結板24の切欠部一端開口縁29aと接する当接 部51とビス孔53を形成し、 縦框18の内開口溝部34に上框16の端部を挿入すると共に、縦框18より ビス56を戸車本体41のビス孔53に螺合して縦框18と上框16を連結した 網戸。
【0006】
【作 用】
網戸用戸車40の戸車本体41を利用して縦框18と上框16を連結できるの で、上框16の中間連結板24にビスホールを一体形成する必要がなくなるばか りか、その中間連結板24に網戸用戸車40を取付ける1つの切欠部29を形成 し、その切欠部29に網戸用戸車40を挿入してビス締めするだけで縦框18と 上框16を連結すると同時に網戸用戸車40を上框16に取付けできてその作業 が簡単となる。 網戸用戸車40のアーム42はローラ44側が下方に移動すると支持凹部45 側が上方に移動するように上下揺動するので、網戸を窓枠に装着してローラ44 が網戸レールに接した時に支持凹部45が網戸レールに嵌合して網戸が窓枠から 外れることを防止できる。
【0007】
【実 施 例】
図4に示すように、上枠10と下枠11と左右の縦枠12,12より成る方形 枠状の窓枠13の室内側に障子14が装着され、その窓枠13の室外側に網戸1 5が装着してあり、その網戸15は上框16と下框17と左右の縦框18,18 より成る方形枠状の框組体19に網20が張設してある。 前記上框16は図5に示すように一側板21と他側板22と連結板23と中間 連結板24で中空部25と外開口溝部26を有する本体27と、この本体27の 連結板23に一体的に設けた網取付板28より成り、その中間連結板24の長手 方向両端寄りに切欠部29が加工してある。 前記縦框18は図5に示すように、一側板30と他側板31と内連結板32と 外連結板33で内開口溝部34と中空部35と外開口溝部36を有する形状の本 体37と、この本体37に一体的に設けた網取付板38より成り、この網取付板 38の長手方向端部と前記上框16の網取付板28の長手方向端部を切り落し、 かつ端面を45度とし、上框16の本体27を縦框18の本体37の内開口溝部 34に嵌入して両方の網取付板28,38を突き合せて連続してある。 網戸用戸車40は図5に示すように、戸車本体41にアーム42をピン43で 上下揺動自在に支承してあり、このアーム42は長手方向中間部を境として略V 字状となり、その一端部は2又状となってローラ44が回転自在に支承してあり 、そのアーム42の他端部に上向きの支持凹部45が形成してあり、アーム42 の中間部に薄肉の支持突片46が一体的に設けられ、この支持突片46が前記戸 車本体41の一端部に形成した凹陥部47に挿入してピン43で上下揺動自在に 連結され、このピン43の回りに設けたスプリング48でアーム42が、ローラ 44が上方位置で支持凹部45が下方位置となるよう揺動付勢してある。 前記戸車本体41の幅は上框16の外開口溝部26の幅より若干小さく、長さ は上框16の切欠部29の長さより短くなって戸車本体41は切欠部29に挿通 する形状、大きさとなり、その戸車本体41の他端部49の高さH1 、長さL1 は上框16の中空部25の高さH2 、中間連結板24の長手方向端部24aの長 さL2 の関係はH1 ≦H2 、L1 ≦L2 の範囲となり、戸車本体41の中間部5 0は前記中空部25の高さH2 より高くなって中間連結板24の長手方向端部2 4aの端面、つまり切欠部29の一端開口縁29aに当接する当接部51を有し 、前記戸車本体41の他端部49にはビス挿入凹部52が形成され、このビス挿 入凹部52の底部52aは他端部が低く、一端部が高くなるように水平に対して 傾斜し、前記中間部50にはビス挿入凹部52に開口するビス孔53が形成して ある。
【0008】 次に上框16と縦框18の連結について説明する。 図5に矢印で示すように網戸用戸車40を上框16の切欠部29に挿入して縦 框18側に移動して戸車本体41の他端部49を上框16の中空部25に挿入す る。 縦框18の内開口溝部34に上框16の本体27を挿入し、縦框18の外連結 板33の孔54、内連結板32の孔55よりビス56を戸車本体41の他端部4 9のビス挿入凹部52に挿入してビスホール53に螺合する。 これにより、戸車本体41の当接部51が中間連結板24の切欠部一端開口縁 29aに当接し、上框16の本体27の端面が縦框18の内連結板32に当接し て上框16と縦框18が戸車本体49を介して連結される。 この時L1 <L2 とすれば中間連結板24の長手方向端部24aの弾性を利用 してより強く締付けできる。
【0009】 網戸15を窓枠13に装着するとローラ44が上枠10の網戸レールに押しつ けられてアーム42が図6でピン43を中心として時計方向に揺動し、支持凹部 45が前記網戸レールに嵌まり込むので、その支持凹部45で網戸15が窓枠1 0から外れることを防止できる。
【0010】
【考案の効果】
網戸用戸車40の戸車本体41を利用して縦框18と上框16を連結できるの で、上框16の中間連結板24にビスホールを一体形成する必要がなくなるばか りか、その中間連結板24に網戸用戸車40を取付ける1つの切欠部29を形成 し、その切欠部29に網戸用戸車40を挿入してビス締めするだけで縦框18と 上框16を連結すると同時に網戸用戸車40を上框16に取付けできてその作業 が簡単となる。 網戸用戸車40のアーム42はローラ44側が下方に移動すると支持凹部45 側が上方に移動するように上下揺動するので、網戸を窓枠に装着してローラ44 が網戸レールに接した時に支持凹部45が網戸レールに嵌合して網戸が窓枠から 外れることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】上框の断面図である。
【図2】上框の断面図である。
【図3】上框の断面図である。
【図4】網戸付きサッシ窓の正面図である。
【図5】縦框と上框の分解斜視図である。
【図6】縦框と上框の連結状態の断面図である。
【符号の説明】
15…網戸、16…上框、17…下框、18…縦框、1
9…網戸用框組体、20…網、21…一側板、22…他
側板、23…連結板、24…中間連結板、25…中空
部、26…外開口溝部、27…本体、28…網取付板、
29…切欠部、29a…切欠部一端開口縁、30…一側
板、31…他側板、32…内連結板、33…外連結板、
34…内開口溝部、35…中空部、36…外開口溝部、
40…網戸用戸車、41…戸車本体、42…アーム、4
3…ピン、44…ローラ、45…支持凹部、48…スプ
リング、49…他端部、50…中間部、51…当接部、
52…ピン挿入凹部、53…ビス孔、56…ビス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上框16と下框17と左右の縦框18,
    18より方形状に枠組みした網戸用框組体19に網20
    を張設した網戸において、 前記上框16は中空部25と外開口溝部26を有する本
    体27と網取付板28より成り、その中空部25を構成
    する中間連結板24の長手方向端部寄りに切欠部29を
    形成したものとし、前記縦框18は上框16の本体27
    が挿入する内開口溝部34を有する本体37と網取付板
    38より成り、 戸車本体41に略V字状のアーム42の中間部をピン4
    3で揺動自在に支承し、そのアーム42の一端部にロー
    ラ44を設け、他端部に上向きの支持凹部45を設け、
    前記アーム42をスプリング48でローラ44が上方位
    置で支持凹部45が下方位置となるように揺動付勢して
    網戸用戸車40とし、 前記戸車本体41の他端部49を上框16の中空部25
    の高さより低くして戸車本体41の中間部50に前記中
    間連結板24の切欠部一端開口縁29aと接する当接部
    51とビス孔53を形成し、 縦框18の内開口溝部34に上框16の端部を挿入する
    と共に、縦框18よりビス56を戸車本体41のビス孔
    53に螺合して縦框18と上框16を連結したことを特
    徴とする網戸。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20100123601A (ko) * 2009-05-15 2010-11-24 가부시키가이샤 시마노 듀얼 베어링 릴의 스풀 제동 장치

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KR20100123601A (ko) * 2009-05-15 2010-11-24 가부시키가이샤 시마노 듀얼 베어링 릴의 스풀 제동 장치

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