JPH0551726B2 - - Google Patents

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JPH0551726B2
JPH0551726B2 JP62308651A JP30865187A JPH0551726B2 JP H0551726 B2 JPH0551726 B2 JP H0551726B2 JP 62308651 A JP62308651 A JP 62308651A JP 30865187 A JP30865187 A JP 30865187A JP H0551726 B2 JPH0551726 B2 JP H0551726B2
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JP
Japan
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tunnel
cutter head
shear
tank
device body
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JP62308651A
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JPH01151608A (ja
Inventor
Hitoshi Nakajima
Kohei Mio
Atsushi Takahashi
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Kajima Corp
Original Assignee
Kajima Corp
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Publication date
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Publication of JPH0551726B2 publication Critical patent/JPH0551726B2/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/20Hydro energy

Landscapes

  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、水力発電所に使われる導水路トンネ
ル等のトンネルの内部にヒビ割れ等の発生がない
か点検し、ヒビ割れ発生部を掘削し、補修する際
に使用するトンネル補修用掘削装置に関する。
[従来技術] 従来、導水路トンネル等のトンネル内部を点検
する点検用ロボツトは知られていたが、点検し、
ヒビ割れ等の異常のあつた箇所の掘削・補修まで
を無人化で行う装置はなかつた。
このため従来の方法は、点検用ロボツトでヒビ
割れ等の異常のある箇所を発見すると、台車に人
や機材を載せてヒビ割れ発生部まで運び、ヒビ割
れのある部分を人手でV字に掘削し、コンクリー
トをつめて補修を行つていた。また、この方法が
無理な場合は、別な導水路トンネルを掘るように
していた。
しかし、従来のこのような方法による場合は、
(イ)非常に危険、(ロ)狭いので作業が困難、(ハ)手間ひ
まがかかる、(ニ)トンネルの距離が長くなるほど作
業が困難、(ホ)人力による掘削なので掘り方が浅く
補修が確実でない等の問題点があつた。
[発明の目的] 本発明は、従来の方法の上記問題点を解決し、
導水路トンネル等のトンネル内を自走し、ヒビ割
れ発生箇所を無人で掘削できるトンネル補修用掘
削装置を提供すべくなされたものである。
[発明の構成] 本発明によるトンネル補修用掘削装置は、トン
ネル内で自走でき、そして油圧シリンダにより出
入できる走行車輪と、トンネル内に固定するため
に油圧作動のアウトリガとを有する全体的に円筒
状の装置本体を備え、その装置本体の先端には回
転してトンネル内壁を掘削するカツターヘツド
と、そのカツターヘツドをトンネル壁面に向けて
動かす油圧シリンダとが設けられ、そのカツター
ヘツドはカツター回転用モータにより回転軸を介
してトンネル壁面の円周方向に回転され、その回
転軸には掘削状況を監視するモニタカメラが設け
られ、さらに、装置本体の先端で開口してカツタ
ーヘツドで掘削したずりを吸込むずり吸い込み用
バキユームホースを備え、そのバキユームホース
にはバキユームポンプが接続され、さらに吸込ん
だずりを貯蔵するタンクが接続されており、その
タンクには搬出用スクリユーおよび取出口が設け
られている。
[発明の作用] 走行車輪21が駆動されて、検出装置であらか
じめ検出したヒビ割れ箇所まで進む。ヒビ割れ補
修箇所についたら、アウトリガ22を伸長させて
本体20を固定する。カツターヘツド23を回転
させ、シリンダ24を伸ばして掘削を開始する。
カツターヘツド23がもぐる位まで伸長したら、
今度はモータ25を作動させてカツターヘツド2
3を円周方向に回転させて掘削する。カツターヘ
ツド23で掘削したずりはバキユームポンプ31
を作動させてバキユーム30で吸込み、タンク3
2にためておく。掘削が終了した後、シリンダ2
4を収縮し、アウトリガ22を収納し、抗外へ出
てバキユームタンク32内のずりを捨てる。この
掘削作業は遠隔操作でカメラでモニタしながら行
う。
[発明の効果] 狭い空間での作業で、今まで機械が入れなかつ
たが、、機械で掘削でき、また遠隔操作で無人化
できて安全であり、さらに人力でヒビ割れ部を掘
るよりも深く掘削できるので補修が確実であり、
作業も早い。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の実施例につき説
明する。
トンネルの補修には、ヒビ割れ等の発生箇所を
検出する検出装置と、検出装置で検出したヒビ割
れ発生部を掘削する掘削装置と、掘削装置で掘削
した部分を補修する補修装置とが用いられ、本発
明をよく理解するためにそれ等の装置につき順に
説明する。
第1図,は検出装置を示し、装置本体1の
前部および後部に装置をトンネルA内で自走させ
るための各4個の走行用車輪2が設けられてお
り、この走行用車輪2の動力は電気であり、タイ
ヤの回転から坑口からの距離を測る。装置本体1
の前方にはモニタカメラ3およびライト4が設け
られており、トンネルA内を進みながら内部全体
を監視する。装置本体1の中央部には回転ドラム
5が設けられており、この回転ドラム5は走行部
である装置本体1とは別にドラム回転用モータ6
により減速機構を介して360°回転される。回転ド
ラム5にはモニタカメラ7、スリツトカメラ8、
ライト9が設けられており、ヒビ割れを撮影す
る。さらに回転ドラム5に断面測定装置10が設
けられており、内壁360°を各部で回転中心軸から
の距離を計り、内部の変位を計測する。走行部で
ある本体1が傾いても水平を保つために傾斜計を
つけて常に平行を保つようにされている。11は
バツテリ等を収納した制御盤である。この検出装
置自体は従来公知のものであり、トンネル内を自
走し、ヒビ割れを検出して写真撮影、断面測定
し、コンピユータでビヒ割れ、内部変位を解析す
る。
第2図,に掘削装置を示し、装置本体20
の前部および後部に装置をトンネルA内で自走さ
せるための各4個の走行車輪21が設けられてお
り、そのタイヤの回転から坑口からの距離を測
る。走行車輪21の動力は電気が用いられ、走行
車輪21は油圧シリンダにより本体20に対して
出入するようになつている。また装置本体20の
前部および後部に装置をトンネルA内に固定して
反力をとる油圧作動のアウトリガ22が各4個設
けられている。装置本体20の先端にはトンネル
内壁を回転して掘削するカツターヘツド23が設
けられており、このカツターヘツド23は油圧シ
リンダ24によりトンネル壁面に向けて動かされ
(上下動)、かつカツター回転用モータ25により
減速機構26、回転軸27を介してトンネル壁面
の円周方向に回転される。回転軸27に掘削状況
を監視するモニタカメラ28が設けられている。
29は監視カメラ28用のライトである。装置本
体20の先端で開口し、カツタ23で掘削したず
りを吸込むずり吸込み用のバキユームホース30
を備えており、このホース30にはずりを吸込む
ためのバキユームポンプ31が設けられており、
吸込んだずりを入れておくタンク32に接続され
ている。バキユームホース30は出し入れするこ
とができる。タンク32にはは坑外でたまつたず
りを搬出するための搬出用スクリユウ33および
ずり取出口34が設けられている。その他装置本
体20に各モータ等を制御するための制御盤3
5、各モータ等への油圧を供給する油圧ユニツト
36が設けられている。
第3図,イ,ロに補修装置を示し、装置本
体40の前部および後部に装置をトンネルA内で
自走させるための各4個の走行車輪41が設けら
れており、そのタイヤの回転から坑口からの距離
を測る。走行車輪41の動力は電気が用いられ、
走行車輪41は油圧シリンダにより本体40に対
して出入するようになつている。また、装置本体
40の前部および後部に装置をトンネルA内に固
定して反力をとる油圧作動のアウトリガ42が各
4個設けられている。また装置本体40の先端に
はトンネルAの内周面に対応した円周の1/4程度
の円弧面を有する型枠43が設けられており、こ
の型枠43は油圧シリンダ44によりトンネル壁
面に向けて動かされ、かつ型枠回転用モータ45
により減速機構46、回転軸47を介してトンネ
ル壁面の円周方向に回転される。型枠43と共に
回転する吹付ノズル48が設けられており、補修
材であるコンクリートを型枠43内へ吸込む。本
体40にはコンクリートを吹付けるためのエアー
を送るコンプレツサ49、コンクリートをエアー
で送る(乾式吹付けう吹付機50、あらかじめ練
つたコンクリート(乾式)を入れておくタンク5
1、急結剤添加装置52、コンクリートに混ぜる
水を入れておくタンク53が設けられており、吹
付ノズル48はホース54を介してそれらの器
械、タンクに接続されている。コンクリートと水
とはノズル48付近で混合し吹付けられる。55
は油圧モータ等を制御する制御盤である。
その作用の詳細につき後述する前記掘削装置で
ヒビ割れ箇所を掘削し終えたら、この補修装置を
その箇所まで自走され、アウトリガ42で装置を
固定する。そして油圧シリンダ44を作動させて
型枠43を壁面に押付け、型枠44内にノズル4
8からコンクリートを吸込み、型枠43をモータ
45で円周方向に回転させながら仕上げていく。
次に本発明が対象としている第2図,に示
す掘削装置の作動につき説明する。
掘削装置は走行車輪21が駆動されてトンネル
A内を自走し、ヒビ割れ部まで進む。このとき走
行車輪21の回転に基づき測距器で坑口からの距
離を測りながら進む。ヒビ割れ部の位置は、第1
図,に示す検出装置を用いて同様な方法を行
うことにより、あらかじめ検出されている。
掘削装置がヒビ割れ補修箇所へついたら、アウ
トリガ22を張つて本体20を固定する。次いで
カツターヘツド23を回転させ、油圧シリンダ2
4を伸長させてトンネル壁面の掘削を開始する。
カツターヘツド23がもぐる位まで掘削したら、
今度はカツター回転用モータ25が作動させてカ
ツターヘツド23を円周方向に回転させて掘削を
行う。
掘削したずりはバキユームポンプ31を作動し
てバキユームホース30で吸込み、タンク32に
ためておく。
1リング掘削したらアウトリガ22を縮めて装
置を移動させるか、油圧シリンダ24およびカツ
ターヘツド23を移動させる機構を設けて油圧シ
リンダ24およびカツターヘツド23を移動させ
て掘削する。
掘削が終了したら油圧シリンダ24を収縮さ
せ、アウトリガ22を収納し、坑外へ出てタンク
32内のずりを搬出用スクリユー33により搬出
して捨てる。
以上の作業は遠隔操作でカメラ28でモニタし
ながら行う。なお、カツターヘツド23をブラシ
に交換することによりトンネル内周壁の清掃用と
しても使用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図,は検出装置を示し、は斜視図、
は平面図、第2図,は掘削装置を示し、
は斜視図、は平面図、第4図,,イ,ロは
補修装置を示し、は斜視図、イは平面図、
ロは正面図である。 3……モニタカメラ、4……ライト、5……回
転ドラム、6……ドラム回転用モータ、7……モ
ニタカメラ、8……スリツトカメラ、9……ライ
ト、10…断面測定装置、20……装置本体、2
1……走行車輪、22……アウトリガ、23……
カツターヘツド、24……シリンダ、25……カ
ツター回転用モータ、26……減速機構、27…
…回転軸、28……モニタカメラ、29……ライ
ト、30……バキユームホース、31……バキユ
ームポンプ、32……タンク、33……搬出用ス
クリユー、34……ずり取出口、35……制御
機、36……油圧ユニツト、43……型枠、45
……型枠回転用モータ、48……吹付ノズル、4
9……コンプレツサ、50……吹付機、51……
セメントタンク、52……急結剤添加装置、53
……水タンク。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 トンネル内で自走でき、そして油圧シリンダ
    により出入できる走行車輪と、トンネル内に固定
    するために油圧作動のアウトリガとを有する全体
    的に円筒状の装置本体を備え、その装置本体の先
    端には回転してトンネル内壁を掘削するカツター
    ヘツドと、そのカツターヘツドをトンネル壁面に
    向けて動かす油圧シリンダとが設けられ、そのカ
    ツターヘツドはカツター回転用モータにより回転
    軸を介してトンネル壁面の円周方向に回転され、
    その回転軸には掘削状況を監視するモニタカメラ
    が設けられ、さらに、装置本体の先端で開口して
    カツターヘツドで掘削したずりを吸込むずり吸い
    込み用バキユームホースを備え、そのバキユーム
    ホースにはバキユームポンプが接続され、さらに
    吸込んだずりを貯蔵するタンクが接続されてお
    り、そのタンクには搬出用スクリユーおよび取出
    口が設けられていることを特徴とするトンネル補
    修用掘削装置。
JP62308651A 1987-12-08 1987-12-08 トンネル補修用掘削装置 Granted JPH01151608A (ja)

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JP62308651A JPH01151608A (ja) 1987-12-08 1987-12-08 トンネル補修用掘削装置

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JPH01151608A JPH01151608A (ja) 1989-06-14
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5766214A (en) * 1980-10-04 1982-04-22 Sanwa Kizai Co Ltd Cutter for floor slab in headrace tunnel and the like
JPS6175200A (ja) * 1984-09-19 1986-04-17 有限会社三輪エンジニアリング トンネル内壁補修設備における集塵装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5766214A (en) * 1980-10-04 1982-04-22 Sanwa Kizai Co Ltd Cutter for floor slab in headrace tunnel and the like
JPS6175200A (ja) * 1984-09-19 1986-04-17 有限会社三輪エンジニアリング トンネル内壁補修設備における集塵装置

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JPH01151608A (ja) 1989-06-14

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