JPH0551611U - コ−ナ−パネルの切削装置 - Google Patents
コ−ナ−パネルの切削装置Info
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- JPH0551611U JPH0551611U JP10907691U JP10907691U JPH0551611U JP H0551611 U JPH0551611 U JP H0551611U JP 10907691 U JP10907691 U JP 10907691U JP 10907691 U JP10907691 U JP 10907691U JP H0551611 U JPH0551611 U JP H0551611U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 建築物の角部に使用されるコンクリ−トコ−
ナ−パネルの凸角部を簡単に面取り加工する。 【構成】 断面がL字状のコ−ナ−パネルの外面を支承
して搬送するV型のロ−ラ−コンベア−、このロ−ラ−
コンベア−に載置された前記コ−ナ−パネルの内面を外
面に向かって押圧するロ−ラ−、コ−ナ−パネルの複数
個の凸角部を同時に切削可能な切削機、およびこの切削
機に向かってコ−ナ−パネルをその後方から全長にわた
って押し込む押し込み機構を備えたことを特徴とするコ
−ナ−パネルの切削装置である。
ナ−パネルの凸角部を簡単に面取り加工する。 【構成】 断面がL字状のコ−ナ−パネルの外面を支承
して搬送するV型のロ−ラ−コンベア−、このロ−ラ−
コンベア−に載置された前記コ−ナ−パネルの内面を外
面に向かって押圧するロ−ラ−、コ−ナ−パネルの複数
個の凸角部を同時に切削可能な切削機、およびこの切削
機に向かってコ−ナ−パネルをその後方から全長にわた
って押し込む押し込み機構を備えたことを特徴とするコ
−ナ−パネルの切削装置である。
Description
【0001】
この考案は、例えば外装に軽量気泡コンクリ−トパネル(以下ALC板と称す )を使用した建築物の角部に使用される断面がL字状のコ−ナ−パネルの凸角部 を面取り加工する切削装置に関するものである。
【0002】
従来、例えば外装にALC板を使用した建築物の角部に使用される断面がL字 状のコ−ナ−パネルの凸角部を面取り加工する場合には、作業員が鋸状の治具や 電動研磨機などを使用して所望の形状に加工していた。この作業は熟練を要し、 手数がかかるばかりでなく、仕上がり加工精度もばらつきが多く、更に粉塵や騒 音など作業環境が悪く安全衛生上も問題になっていた。
【0003】
本考案は、前記コ−ナ−パネルの複数個の凸角部を一度に自動的に面取り加工 する切削装置を提供するものである。
【0004】
本考案は、断面がL字状のコ−ナ−パネルの外面を支承して搬送するV型のロ −ラ−コンベア−、このロ−ラ−コンベア−に載置された前記コ−ナ−パネルの 内面を外面に向かって押圧するロ−ラ−、コ−ナ−パネルの複数個の凸角部を同 時に切削可能な切削機、およびこの切削機に向かってコ−ナ−パネルをその後方 から全長にわたって押し込む押し込み機構を備えたことを特徴とするコ−ナ−パ ネルの切削装置である。
【0005】
本考案は、V型のロ−ラ−コンベア−でコ−ナ−パネルの外面を支承し、この コ−ナ−パネルの内面をロ−ラ−で外面に向かって押圧するのでずれを防止でき る。そしてこの外周にコ−ナ−パネルの凸角部を同時に切削可能な切削機を配設 し、この切削機に向かってコ−ナ−パネルをその後方から全長にわたって押し込 んで切削加工するようにしたので、コ−ナ−パネルの数カ所の凸角部を一度に自 動的に面取り加工することができる。
【0006】
以下、本考案の一実施例を図面によって説明する。 図2および図3は、本発明の装置の正面図と側面図であり、図1は図2のA− A視図である。本考案の装置は、コ−ナ−パネルの外面を支承して搬送する回転 自在のV型ロ−ラ−コンベア−1、このロ−ラ−コンベア−に載置され搬送され てくるコ−ナ−パネル2の5個所の凸角部を一度に面取り加工する切削部4、お よびこの切削機に向かってコ−ナ−パネルをその後方から全長にわたって押し込 む機構からなっている。 ロ−ラ−コンベア−1はV型に反対側に傾斜した多数のロ−ラ−1aが架台1 0に回転自在に軸支され、全長はコ−ナ−パネル2の長さの2倍以上になってい る。そしてこのロ−ラ−コンベア−1のほぼ中央部には切削部4が設けられてい る。
【0007】 この切削部4には、図1のようにロ−ラ−コンベア−1を取り巻く枠状のフレ −ム11の内側にコ−ナ−パネルの内面を外面に向かって押圧する一対のロ−ラ −6をロッドの先端部に装着したエアシリンダ−7、コ−ナ−パネル2の4個所 の凸角部を各々切削する切削機5が4台、およびコ−ナ−パネルのコ−ナ−部を 切削する切削機5aが配設されている。エアシリンダ−7は下方に向かって垂直 になるようにその基部がフレ−ム11に固着されている。 各切削機には、いずれもその先端部に交換可能な回転切削刃5bが装着されて いる。尚、4台の切削機5はスクリュ−ボルト9を正逆回転させることによりベ −ス8に褶動して前後進可能になっている。更にこのベ−ス8はスクリュ−ボル ト16を正逆回転させることによりベ−ス8の直角方向に前後進可能にフレ−ム 11に係着されている。 またコ−ナ−部を切削する切削機5aはフレ−ム11から上向きに固着されて いる。従って各切削機5の前後および上下位置を調整することによって、寸法の 異なるコ−ナ−パネルの凸角部を一度に切削加工することができる。
【0008】 切削部4の手前(図2の左方)のロ−ラ−コンベア−1に載置されているコ− ナ−パネル2を切削部4に向かって押し込む押し込み機構は、このロ−ラ−コン ベア−1の前端部から切削部4の下方までに配設された一対のスプロケット12 に掛け渡されたリンクチェ−ン13、およびリンクチェ−ン13に基部3aを係 着した棒状の押し出し棒3とからなっている。そしてモ−タ−14からカップリ ング15を介してスプロケット12を正逆回転させることにより押し出し棒3が 前後進可能となっており、コ−ナ−パネル2をその全長にわたって切削部4に押 し出すことができる。
【0009】 以上のように構成された本考案の装置の動作について説明する。先ず加工する コ−ナ−パネルの加工寸法に応じて各切削機のスクリュ−ボルト9、16を調整 して切削刃の位置を設定し、押し込み機構の押し出し棒3は後退して待機する。 次に図示してないクレ−ンなどの搬送機でコ−ナ−パネル2をロ−ラ−コンベ ア−1の前部に載置する。それから各切削機5、5aを始動すると共に、押し込 み機構のモ−タ−14を始動して押し出し棒3でコ−ナ−パネルをその後方から 切削部4に向かって押し込む。するとコ−ナ−パネル2はエアシリンダ−7の先 端部に装着した一対のロ−ラ−6により、その内面を外面に向かって押圧され、 ロ−ラ−コンベア−1に圧着されながら進行する。そして5個所の凸角部は先端 部から順次切削されて前進し、切削が終われば図示してないクレ−ンなどの搬送 機で次工程に搬出する。同様な操作を繰り返すことにより順次コ−ナ−パネルは 5個所の凸角部を一度に自動的に面取り加工することができる。
【0010】
以上詳細に説明したように、この考案はV型のロ−ラ−コンベア−でコ−ナ− パネルの外面を支承し、このコ−ナ−パネルの内面をロ−ラ−で外面に向かって 押圧してずれを防止するようにする。そしてこの外周にコ−ナ−パネルの凸角部 を同時に切削可能な切削機を配設し、この切削機に向かってコ−ナ−パネルをそ の後方から全長にわたって押し込んで切削加工するようにした。したがって本考 案によると、コ−ナ−パネルの数個所の凸角部を一度に自動的に面取り加工する ことができる。その結果この作業は熟練を必要とせず、手数がかからないばかり でなく、仕上がり加工精度も安定している。更に切削部を被包して集塵も容易な ので粉塵や騒音など作業環境が良くなり、作業員の安全衛生が向上する。
【図1】本考案の装置の正面図(図2)のA−A視図で
ある。
ある。
【図2】本考案の装置の正面図である。
【図3】本考案の装置の側面図である。
1 ロ−ラ−コンベア− 1a ロ−ラ−コンベア−1を支えるロ−ラ− 2 コ−ナ−パネル 3 押し出し棒 3a 押し出し棒3の基部 4 切削部 5 コ−ナ−パネルの凸角部を切削する切削機 5a コ−ナ−部を切削する切削機 5b 切削機5および切削機5aに装着された回転切削
刃 6 ロ−ラ− 7 エアシリンダ− 8 ベ−ス 9 スクリュ−ボルト 10 架台 11 フレ−ム 12 スプロケット 13 リンクチェ−ン 14 モ−タ− 15 カップリング 16 スクリュ−ボルト
刃 6 ロ−ラ− 7 エアシリンダ− 8 ベ−ス 9 スクリュ−ボルト 10 架台 11 フレ−ム 12 スプロケット 13 リンクチェ−ン 14 モ−タ− 15 カップリング 16 スクリュ−ボルト
Claims (1)
- 【請求項1】 断面がL字状のコ−ナ−パネルの外面を
支承して搬送するV型のロ−ラ−コンベア−、このロ−
ラ−コンベア−に載置された前記コ−ナ−パネルの内面
を外面に向かって押圧するロ−ラ−、コ−ナ−パネルの
複数個の凸角部を同時に切削可能な切削機、およびこの
切削機に向かってコ−ナ−パネルをその後方から全長に
わたって押し込む押し込み機構を備えたことを特徴とす
るコ−ナ−パネルの切削装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10907691U JP2534016Y2 (ja) | 1991-12-10 | 1991-12-10 | コ−ナ−パネルの切削装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10907691U JP2534016Y2 (ja) | 1991-12-10 | 1991-12-10 | コ−ナ−パネルの切削装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0551611U true JPH0551611U (ja) | 1993-07-09 |
JP2534016Y2 JP2534016Y2 (ja) | 1997-04-30 |
Family
ID=14501002
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10907691U Expired - Lifetime JP2534016Y2 (ja) | 1991-12-10 | 1991-12-10 | コ−ナ−パネルの切削装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2534016Y2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000006129A (ja) * | 1998-06-26 | 2000-01-11 | Onoda Autoclaved Light Weight Concrete Co Ltd | 窯業系パネルの切削装置 |
JP2021092141A (ja) * | 2021-01-26 | 2021-06-17 | 株式会社西田 | 板状材の製造装置 |
JP2021167561A (ja) * | 2017-12-26 | 2021-10-21 | 株式会社西田 | 出隅材の製造装置 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101870920B1 (ko) | 2016-12-16 | 2018-06-25 | 강림인슈 주식회사 | 각도 조절이 가능한 코너 패널 제작 장치 |
KR101908595B1 (ko) * | 2016-12-16 | 2018-10-16 | 강림인슈 주식회사 | 코너 패널 제작 장치 |
-
1991
- 1991-12-10 JP JP10907691U patent/JP2534016Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000006129A (ja) * | 1998-06-26 | 2000-01-11 | Onoda Autoclaved Light Weight Concrete Co Ltd | 窯業系パネルの切削装置 |
JP2021167561A (ja) * | 2017-12-26 | 2021-10-21 | 株式会社西田 | 出隅材の製造装置 |
JP2021092141A (ja) * | 2021-01-26 | 2021-06-17 | 株式会社西田 | 板状材の製造装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2534016Y2 (ja) | 1997-04-30 |
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