JPH055130U - 浴室ユニツトにおける気泡浴ポンプユニツトの取付構造 - Google Patents

浴室ユニツトにおける気泡浴ポンプユニツトの取付構造

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JPH055130U
JPH055130U JP5184791U JP5184791U JPH055130U JP H055130 U JPH055130 U JP H055130U JP 5184791 U JP5184791 U JP 5184791U JP 5184791 U JP5184791 U JP 5184791U JP H055130 U JPH055130 U JP H055130U
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JP
Japan
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unit
pump unit
casing
pump
bathroom
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Pending
Application number
JP5184791U
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English (en)
Inventor
智之 保坂
誠 岡田
正憲 堀井
敦 松田
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Showa Denko Materials Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
Showa Denko Materials Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH055130U publication Critical patent/JPH055130U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一般の浴室ユニットへの適用が容易で、騒音
・振動の少ない浴室ユニットにおける気泡浴ポンプユニ
ットの取付構造を提供する。 【構成】 ポンプ14を内蔵したケーシング11の一側
面に着脱自在として点検蓋12が装着され、該ケーシン
グの胴部全周に防水性を有する防振材からなるフランジ
13を設けたポンプユニット10の上記胴部を、浴室ユ
ニット1の壁面3に設けた開口3aに挿入して、フラン
ジ13を壁面に取付ける。ケーシング11に取付けられ
た脚15は、下部に高さ調整用のボルト15aを有し、
防水パン2上に固定された防振材16上に位置してポン
プユニット10を支持する構造とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、浴室ユニットにおける気泡浴ポンプユニットの取付構造に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
本出願人は、図5に示すようにポンプユニット22を浴室ユニットの壁面3の 開口に挿入固定する構造として、ポンプユニット22のケーシング外周に金属製 のフランジ23を設けて浴室ユニット壁面3の開口に挿入し、上記フランジ23 をパッキン17を介して壁面3に取付けて上記ポンプユニット22が浴室ユニッ ト内の浴槽の上縁面下方の空間に位置するように浴槽を設置して、該浴槽とポン プユニット22内のポンプとケーシングの胴部を貫通させた配管で接続するよう にしたもの(実願平2−38194号参照)を、先に提案した。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の技術で述べた実願平2−38194号のものは、図5で示したようにポ ンプユニット22のケーシングの胴部全周に突出した金属製のフランジ23をパ ッキン17を介して浴室ユニットの壁面3に固定する構造であるため、浴室ユニ ットの壁面3もポンプユニット22自体を支える強度が必要となり、また、ポン プユニット22の運転時に発生する騒音や振動も、ポンプユニット22自体が直 接壁面に取付けられているため壁面3によって増大されるという問題点を有して いた。 本考案は、従来技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、 その目的とするところは、一般の浴室ユニットへの適用が容易で、騒音・振動の 少ない浴室ユニットにおける気泡浴ポンプユニットの取付構造を提供しようとす るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するために、本考案の浴室ユニットにおける気泡浴ポンプユニ ットの取付構造を実施例に対応する図1〜図4を用いて説明すると、ポンプ14 を内蔵したケーシング11の一側面に着脱自在として点検蓋12が装着され、該 ケーシングの胴部全周に防水性を有する防振材からなる突出したフランジ13を フレーム19等を介して取付け、ポンプユニット10の胴部を浴室ユニット1の 壁面3に設けた開口3aに挿入して前記フランジ13をフレーム19a等にて押 さえパッキン17を介して裏面に補強材20を取付けた壁面3に取付け、前記ケ ーシング11に螺子等により取付けられた脚15は下部に高さ調整用のボルト1 5aを有し防水パン2の床面との間に防振材16を介してポンプユニット10を 支持し、このポンプユニット10が浴室ユニット1内の浴槽4の上縁面4aの下 方の空間に位置するように浴槽4を設置して、浴槽4とポンプユニット10内の ポンプ14とをケーシング11の胴部を貫通させた配管で接続するようにしたこ とを特徴とする。
【0005】 また、ポンプユニットの振動が脚を通して防水パンに伝わらないように、脚1 5はケーシング11に防振材16aを介して取付けるとよい。
【0006】
【作用】
ポンプユニットのケーシングの胴部全周にパッキンを介して防水性を有する防 振材にて形成されたフランジ13をフレーム19等を介して螺子により取付け、 ポンプユニットを浴室ユニット壁面の開口部に挿入する際に、前記フランジをパ ッキンを介して螺子とフレーム19aにより壁面に取付けることによって、防水 はもとよりポンプユニットの運転時に発生する振動を壁面に伝達することがなく なる。また、ポンプユニットのケーシングに取付けられた脚により、ポンプユニ ット自体の自重を支え、防水性を有する防振材にて形成されたフランジ部に荷重 が加わるものを防いでいる。 さらに、ポンプユニット脚下部と浴室ユニット防水パンの間に防振材を入れる ことによりポンプユニットの振動が、脚を通して防水パンに伝わることを防いで いる。
【0007】
【実施例】
本考案の実施例を図1〜図4により説明すると、図1は本考案による気泡浴ポ ンプユニットの取付構造の一実施例を示す浴室ユニットの縦断面図、図2は図1 におけるポンプユニット部分の壁面取付状態を示す要部拡大図であり、図3は図 1におけるポンプユニット部分の取付け状態を示す要部拡大図であり、図4は図 3のA−A拡大断面図である。 図において1は、建屋壁21、21間に設置された浴室ユニットで、この浴室 ユニット1は下部に防水パン2を備え、防水パン2の周縁には壁面3が立設され て防水パン2上に浴槽4が載置されている。浴槽4には浴槽内の浴槽水を取り出 す吸込口5と、気泡を発生させて浴槽内に気泡噴流を吐出する吐出口6(吐出ノ ズル)が取付けられており、この吐出口6には気泡発生のために空気を導く吸気 管9が接続されている。 10は、ケーシング11内にポンプ14が内蔵され、ケーシングの浴室側の側 面には図2で示すようにパッキン24を介して水密且つ着脱自在には点検蓋12 が装着され、ケーシング11の胴部全周に突出して防振材にて形成されたフラン ジ13がパッキン18を介してフレーム19にて押さえ取付けられており、ケー シング11には図4に示すように、下方に高さ調整用のボルト15aを設けた脚 15が防振材16aを介して脚とケーシングが接触しないよう螺子などにより取 付けられているポンプユニットである。 上記のフランジ13は、HS60±5(ショア硬さ)程度の硬度を有し、厚さ 2mmの合成ゴム等から形成されている。 上記ポンプユニット10は、浴室ユニット1内の浴槽に隣接する壁面3に設け た開口3aにケーシング11の胴部を挿入して、他端が浴室ユニット1の壁面3 裏面と建屋壁21との間の空間に位置するように突出され図2に示すようにパッ キン17を介してフランジ13部分を螺子とフレーム19aにより浴室ユニット 1の壁面3に取付け固定される。この際、壁面3裏面には、螺子を受け開口3a 部分の強度を保つため補強材を取付けておく。また、図3に示すように防水パン 2床面のポンプユニット10の脚15が載置される部分には防水パンとの間に前 記フランジと同様にHS50±5(ショア硬さ)程度の硬度を有する合成ゴム等 からなる防振材16を介しておきその上に脚15のボルト15aにより高さを調 整しポンプユニット10のケーシング11外側と、浴室ユニット1の壁面3開口 3a部分周囲との隙間が同じになるようにすることによって、ポンプユニット1 0の自重を支える。このようにポンプユニット10を取付けた後、ポンプユニッ ト10と浴槽4に取付けた前記吸込口5間を吸入管7で、またポンプユニット1 0と吐出口6間を吐出管8で接続する。なおこれらの吸込管7、吐出管8はポン プユニット10のケーシング11の胴部を貫通して接続される。
【0008】
【考案の効果】
本構成における取付構造においては、次に記載するような効果がある。 ポンプユニットのケーシング胴部に取付けられた防水性を有する防振体のフラ ンジ部にてポンプユニットを壁面に固定しているため、ポンプユニット運転時に 発生する振動を壁面に伝えることがない。また、ケーシングに取付けられた脚に よりポンプの自重を受けるため、壁面にポンプの重量による負担をかけることが ない。
【0009】 さらに、防水パン床面と脚のボルトとの間に防振材を設置することにより、ポ ンプユニットの振動が防水パンに伝わることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による気泡浴ポンプユニットの取付構造
の一実施例を示す浴室ユニットの縦断面図。
【図2】図1におけるポンプユニット部分の壁面取付状
態を示す要部拡大図。
【図3】図1におけるポンプユニット部分の設置状態を
示す部分断面図。
【図4】図3のA−A拡大断面図。
【図5】従来における気泡浴ポンプユニットの設置状態
を示す縦断面図。
【符号の説明】
1…浴室ユニット 2…防水パン 3…壁面 3a…開口 4…浴槽 4a…上縁面 5…吸込口 6…吐出口(吐出ノ
ズル) 7…吸込管 8…吐出管 9…吸気管 10…ポンプユニット 11…ケーシング 12…点検蓋 13…フランジ 14…ポンプ 15…脚 15a…ボルト 16…防振材 16a…防振材 17…パッキン 18…パッキン 19…フレーム 19a…フレーム 20…補強材 21…建屋壁 22…ポンプユニット 23…フランジ 24…パッキン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 松田 敦 茨城県下館市大字下江連1250番地 日立化 成工業株式会社結城工場内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポンプを内蔵したケーシングの一側面に
    着脱自在として点検蓋が装着され、該ケーシングの胴部
    全周に防水性を有する防振材からなるフランジを設けた
    ポンプユニットの上記胴部を浴室ユニットの壁面に設け
    た開口に挿入して前記フランジを壁面に取付け、前記ケ
    ーシングに取付けられた脚は防水パン床面に当接した防
    振材を介してポンプユニットを支持し、該ポンプユニッ
    トが浴室ユニット内の浴槽の上縁面下方の空間に位置す
    るように浴槽を設置して、該浴槽とポンプユニット内の
    ポンプとをケーシングの胴部を貫通させた配管で接続し
    てなることを特徴とする浴室ユニットにおける気泡浴ポ
    ンプユニットの取付構造。
  2. 【請求項2】 脚をケーシングに防振材を介して取付け
    た請求項1記載の浴室ユニットにおける気泡浴ポンプユ
    ニットの取付構造。
JP5184791U 1991-07-05 1991-07-05 浴室ユニツトにおける気泡浴ポンプユニツトの取付構造 Pending JPH055130U (ja)

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JP5184791U JPH055130U (ja) 1991-07-05 1991-07-05 浴室ユニツトにおける気泡浴ポンプユニツトの取付構造

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JP5184791U JPH055130U (ja) 1991-07-05 1991-07-05 浴室ユニツトにおける気泡浴ポンプユニツトの取付構造

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JPH055130U true JPH055130U (ja) 1993-01-26

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ID=12898247

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JP5184791U Pending JPH055130U (ja) 1991-07-05 1991-07-05 浴室ユニツトにおける気泡浴ポンプユニツトの取付構造

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JP (1) JPH055130U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004181110A (ja) * 2002-12-06 2004-07-02 Yamaha Livingtec Corp ジェットバスの配管構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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