JPH04209270A - 浴室ユニットの床パン防振構造 - Google Patents

浴室ユニットの床パン防振構造

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JPH04209270A
JPH04209270A JP34064490A JP34064490A JPH04209270A JP H04209270 A JPH04209270 A JP H04209270A JP 34064490 A JP34064490 A JP 34064490A JP 34064490 A JP34064490 A JP 34064490A JP H04209270 A JPH04209270 A JP H04209270A
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JP
Japan
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oscillation
floor pan
proof
vibration
support leg
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Pending
Application number
JP34064490A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Harada
原田 英次
Mitsuaki Hashida
橋田 光明
Yukihiro Uozumi
亨広 魚住
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、浴室ユニットの床パン防振構造に関するもの
である。
(ロ) 従来の技術 従来、浴室ユニットの防振構造の一実施例として、実公
昭57−401175号公報に記載されているものがあ
る。
すなわち、かかる浴室ユニットの防振構造は、浴室ユニ
ットの床パンの下面の四隅部位置にそれぞれ平板状の防
振ゴムを取付け、同防振ゴムを介して浴室ユニットを建
物躯体の床版上に設置しているものである。
かかる防振構造により、入浴者が床パン上を移動等する
ことにより浴室ユニット内で発生する振動を吸収して建
物の階下や隣室に振動が伝播しないようにしている。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 ところが、上記の浴室ユニットの防振構造では床パンの
下面の四隅部位置にそれぞれ防振ゴムを取付けているた
けであるために、同床パン上に重量物である浴槽(浴場
を含めて300〜400kgになる)を設置した場合に
は、床パンの浴槽の下方に位置する部分が下方へ撓んた
り、また、浴槽設置側の防振ゴムが大きく撓んで床パン
が傾斜する等の不具合があった。
そのために、床パンが建物躯体の床版に接触し、浴室ユ
ニット内で発生する振動が同床版を伝って階下や隣室に
伝播し、騒音の原因となって、階下や隣室から苦情かで
るという問題があった。
また、床パンの撓みや傾斜により、浴室ユニットのドア
の立付けや、ドア枠体のガタつき等が発生ずるという問
題もあった。
(ニ) 課題を解決するための手段 そこで、本発明では、浴室ユニットの底部を形成する床
パンの下面に多数個の支持脚体を取付け、各支持脚体に
防振ゴム等よりなる防振部を設けた浴室ユニットの床パ
ン防振構造であって、床パン上に設置した浴槽本体の下
方に位置する防振部のばね定数を、同浴槽本体の下方以
外に位置する防振部のばね定数よりも高くしたことを特
徴とする浴室ユニットの床パン防振構造を提供せんとす
るものである。
また、上記構造において、床パン上に設置した浴槽本体
の下方に位置する支持脚体の個数を、同浴槽本体の下方
以外に位置する支持脚体の個数よりも多くしたことにも
特徴を有する。
(ホ) 作用・効果 本発明によれば、以下のような作用効果が生起される。
すなわち、本発明では、床パンの下面に多数個の支持脚
体を取付け、各支持脚体に防振ゴム等よりなる防振部を
設け、床パン上に設置した浴槽本体の下方に位置する防
振部のばね定数を、それ以外の防振部のばね定数よりも
高くしているために、重量物である浴槽本体の下方に位
置する防振部のたわみと、その他の防振部の撓みを略等
しくなるようにして、床パンの部分的撓みや傾斜か生し
る等の不具合の発生を防止することができる。
また、浴槽本体の下方に位置する支持脚体の個数を、そ
れ以外に位置する支持脚体の個数よりも多くすることに
よっても、床パンの沈下量を全面にわたって略等しくし
て、床パンの部分的撓みや傾斜が生じる等の不具合の発
生を防止することができる。
そのために、床パンから建物躯体の床版に直接振動が伝
播されるのを防止することができて、階下や隣室への騒
音防止を確保できる。
また、床パンの撓みや傾斜を防止することができるため
に、浴室ユニットのドアの立付けやドア枠体のガタつき
等の発生も防止することができる。
(へ) 実施例 以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
第1図は、本発明に係る床パン防振構造を具備する浴室
ユニット(A)の説明図である。
浴室ユニット(A)は、第1図に示すように、前後左右
側壁(1,)(2)(3)(4)と天井壁(5)と床パ
ン(6)とにより内部にハスルーム(7)を形成し、同
バスルーム(7)内に気泡発生浴槽(B)や洗場(9)
やカウンター(10)等を設置している。
また、気泡発生浴槽(B)は、床パン(6)の左側半部
の位置に設置した浴槽本体(8)と、カウンター (1
0)の右側下方に配置した循環ポンプ(P)との間に、
吸水配管(11)と送水配管(12)とを介設して浴場
循環流路(R)を形成し、送水配管(12)に空気取入
部(13)を送気配管(14)を介して連通連結してい
る。
また、浴槽本体(8)は、上面開口の箱型に形成すると
共に、周縁に一定幅を有する鍔状の縁部(8a)を形成
し、浴槽本体(8)の前壁と後壁に、それぞれ二個づつ
背側用の噴出ノズル(15a) (15a)と足側用の
噴出ノズル(15b) (15b)を取付け、同浴槽本
体(8)の洗場(9)側に位置する右側壁の底部に近い
位置に浴湯吸入口(17)を設け、同浴槽本体(8)の
底部に浴湯排水孔(18)を設けている。
また、各噴出ノスル(15a) (15a) (1,5
b) (15b)には、送水配管(12)の一端を連通
連結すると共に、送気配管(14)の一端を連通連結し
、また、浴場吸入口(17)に吸水配管(11)の一端
を連通連結している。
そして、各噴出ノズル(L5a) (15a) (15
b) (15b)内において、送水配管(12)を通し
て送出される浴場中に、送気配管(14)を通して送出
される空気をエジェクタ効果を利用して吸入、さらには
混合して、各噴出ノズル(15a) (15a) (1
5b) (15b)より気泡混じりの浴場を浴槽本体(
8)内へ噴出可能としている。
また、第1図中、(M)は、循環ポンプ(P)を駆動す
るモーター、(10a)はカウンター前垂れ部、(+3
a)は空気吸入口、(13b)は空気量調節部、(13
c)は吸気管、(19)はポンプ支持台、(20)は浴
槽エプロン、(21)は気泡発生浴槽(B)を操作する
ための操作パネル部である。
また、床パン(6)の下面には、M1図に示すように、
多数個の支持脚体(22)を垂設し、同支持脚・ 体(
22)により建物床面(F)上に一定の空間(23)を
開けて浴室ユニット(A)を支持している。
上記のような構成において、気泡発生浴槽(B)は、浴
室ユニット(A)内にあって使用時に振動を発生するも
のであるが、本発明の要旨は、かかる浴室ユニット(A
)の床パン防振構造にあり、以下第2図〜第5図を参照
しながら説明する。
すなわち、支持脚体(22)は、第2図に示す第1実施
例としての支持脚体(22) (浴槽本体(8)の下方
に配置するもの)と、第4図に示す第2実施例としての
支持脚体(22) (浴槽本体(8)の下方以外に配置
するもの)との二種類を採用しており、それぞれ基本構
造は同一であるが、後述する各防振部(25)のばね定
数を、前者のほうを後者よりも高くしている。
従って、まず、第2図に示す支持脚体(22)について
説明すると、同支持脚体は、伸縮高さ調節部(24)と
防振部(25)とから構成している。
かかる伸縮高さ調節部(24)は、第2図及び第3図に
示すように、床パン(6)の下面に調節部本体く2B)
を固設し、同調節部本体(26)に雌ネジ部(27)を
設け、間離ネジ部(27)に調節ポルI−(2g)の上
端部を上下方向に進退調節自在に螺着し、下端に位置す
る同調節ボルト(28)の六角形の頭部(28a)に防
振部(25)を取付けている。(28b)は締付ナツト
である。
また、防振部(25)は、第2図に示すように、調節ボ
ルト(28)の頭部(28a)の下面に円板状の取付板
(29)を取付け、同取付板(29)の下面に円柱状の
防振ゴム(30)を取付け、同防振ゴム(30)の下面
に円板状の接着用板体(31)を取付けて構成している
また、接着用板体り3[)は、浴室ユニット(A)の設
置面である建物床面(F)に支持脚体(22)の下端を
ラバーコンクリート等の接着剤(32)により接着する
ための鉄板製等の板体であり、第2図に示すように、円
柱状の防振ゴム(30)の下面よりも大径の円板状に形
成して、一定幅の鍔状の周縁部(81a)を設けること
により、建物床面(F)との接着面積を大きくしている
また、第4図に示す支持脚体(22)は、第2図に示す
支持脚体(22)と同一基本構造で、防振ゴム(30)
よりもばね定数の小さい防振ゴム(30″)を設けてい
る。
そして、第5図に示すように、床パン(6)の左側半部
の位置に設置した浴槽本体(8)の下方には、四個の支
持脚体(22) (第2図に示すもの)を配設する一方
、浴槽本体(8)の下方以外である床パン(6)の右側
半部の位置には五個の支持脚体(22)(第4図に示す
もの)を配設している。
しかも、浴槽本体(8)の下方に位置する四個の支持脚
体(22)の各防振ゴム(30)のばね定数は、例えば
、60〜100kgf/−■とし、また、それ以外の五
個の支持脚体(22)の各防振ゴム(30°)のばね定
数は、例えば、60kgr/sv未満としている。
このようにして、左側半部に重量物である浴槽本体(8
)(浴槽本体(8)内に浴場を満たすと300〜400
kgになる)を設置した床パン(6)の沈下量が、全面
的に路間−で、かつ一定範囲(例えば、111)内とな
るようにしている。
本発明の実施例は、上記のように構成しているものであ
り、本実施例によれば、以下のような作用効果が生起さ
れる。
すなわち、本実施例では、浴室ユニット(A)の底部を
形成する床パン(6)の下面に多数個の支持脚体(22
)を取付け、各支持脚体(22)を、床パン(6)に上
端を取付けた伸縮高さ調整部(24)と、同調整部(2
4)の下端に取付けた防振部(25)とから構成してい
るために、同防振部(25)を建物床面(F)に当接さ
せて、浴室ユニット(A)を設置することにより、浴室
ユニツ) (A)内で気泡発生浴槽(B)を使用した際
にも、浴室ユニット(A)内で発生する騒音や振動を防
振部(25)により吸収して、騒音や振動が建物の階下
や隣室に伝わるのを防止することができる。
この際、床パン(6)上に設置した浴槽本体く8)の下
方には四個の支持脚体(22)を配置し、各支持脚体(
22)に設けた防振部(25)の防振ゴム(30)のば
ね定数を、それ以外に配置した五個の支持脚体(22)
の防振部(25)の防振ゴム(30’)のばね定数より
も高くしているために、重量物である浴槽本体(8)の
下方に防振ゴム(30)の撓みと、その他の防振ゴム(
30“)のたわみを略等しくなるようにして、床パン(
6)の部分的撓みや傾斜が生しる等の不具合の発生を防
止することができる。
そのために、床パン(6)から建物床面(F)に直接振
動が伝播されるのを防止することができて、階下や隣室
への騒音防止を確保できる。
また、床パン(6)の撓みや傾斜を防止することができ
るために、浴室ユニット(A)のドアの立付けやドアの
枠体のガタつき等の発生も防止することができる。
“また、第6図は、他の実施例としての床パン防振構造
を示しており、各支持脚体(22)の防振部(25)の
ばね定数を路間−とし、かつ、浴槽本体(8)の下方に
位置する支持脚体(22)の個数を七個にする一方、そ
れ以外に位置する支持脚体(22)の個数を五個にする
ことにより、床パン(6)の沈下量を全面にわたって略
等しくして、床パン(6)の部分的撓みや傾斜が生じる
等の不具合の発生を防止することができるようにしてい
る。
また、浴槽本体(8)の下方に位置する支持脚体(22
)の個数を、それ以外に位置する支持脚体(22)の個
数よりも多くすると共に、浴槽本体(8)の下方に位置
する支持脚体(22)に設けた防振部(25)のばね定
数を、それ以外の支持脚体(22)の防振部(25)の
ばね定数よりも高くすることによっても、上記の場合と
同様に床パン(6)の部分的撓みや傾斜等の発生を防止
できる。
また、接着用板体(31)は、上記した第1実施例及び
第2実施例としての支持脚体(22)の接着用板体(3
1)以外に、第7図〜第12図に示す第3〜第6実施例
のように形成することもできる。
すなわち、第3実施例としての支持脚体(22)の接着
用板体(31)は、第7図及び第8図に示すように、周
縁部(31a)に多数個の空気抜き用の孔(33)を円
周方向に一定の間隔を開けて設けている。
また、第4実施例としての支持脚体(22)の接着用板
体(31)は、第9図に示すように、周縁部(31a)
に多数個の空気抜き用の切欠部(34)を円周方向に一
定の間隔を開けて設けている。
このようにして、接着用板体(31)と建物床面(F)
を接着する接着剤(32)中の空気か、番孔(33)又
は切欠部(34)を通してスムーズに外部に流出するよ
うにして、接着剤(32)中に接着性不良の原因となる
空気溜りの発生を防止すると共に、番孔(33)又は切
欠部(34)と接着剤(32)とのくいつきを良好にし
て浴室ユニット(A)の固定を確実に行なえるようにし
ている。
また、第5実施例としての支持脚体(22)の接着用板
体(31)は、第10図及び第11図に示すように、1
110度対向する側にそれぞれ防振ゴム(30)の下面
より張出し状の張出し部(31b> (31b)を伸延
形成し、各張出し部(31b)(31b)にそれぞれ空
気抜き用の孔(33)(33)を設けている。(28b
)は締付ナツトである。
このようにして、接着用板体(31)の接着面積を小さ
くして接着剤(32)中に空気溜りが生じないようにす
ると共に、空気抜き用の孔(33)(33)から空気を
外部へスムーズに流出可能とし、かつ番孔(33)(3
3)と接着剤(32)とのくいつきを良好にして浴室ユ
ニット(A)の固定を確実に行なえるようにしている。
また、第6実施例としての支持脚体(22)の接着用板
体(31)は、第12図に示すように、取付板(29)
と防振ゴム(30)の径と路間−径に形成している。
また、支持脚体(22)は、上記した第1実施例〜第6
実施例としての支持脚体(22)以外に、第13図〜第
24図に示す第7実施例〜第16実施例のように防振ゴ
ム(30)に、横ずれ規制体(35)を設けて構成する
こともてきる。
すなわち、第7実施例としての支持脚体(22)は、第
13図及び第14図に示すように、入浴者が床パン(6
)上を移動等した際に防振ゴム(30)に作用する横ず
れを、同横ずれ規制体(35)の周壁(35b)か規制
し、浴室ユニット(A)が横揺れを生じるのを防止する
ことができるように構成して、入浴者に快適な入浴を提
供することができるようにしている。
かかる構成により、地震時にも、上記のように横ずれ規
制体(35)により浴室ユニット(A)の横揺れを防止
することができるために、浴室ユニット(A)内に設け
た浴槽本体(8)が横揺れにより浴室ユニット(A)の
側壁と衝突するのを防止することかでき、浴槽本体(8
)又は側壁の損傷等を防止することができる。
また、第8実施例としての支持脚体(22)の横ずれ規
制体(35)は、第15図に示すように、筒状に形成し
、防振ゴム(30)の下面に取付けた接着用板体(31
)周縁部上面に立設して、防振ゴム(30)と取付板(
29)の周囲を一定間隔(1)を開けて囲繞し、同横ず
れ規制体(35)により防振ゴム(30)の横ずれを規
制している。
かかる構成により、第7実施例の横ずれ規制体(35)
と同様の作用効果を得られるようにすると共に、同規制
体(35)の構造の簡易化を図っている。
また、第9実施例としての支持脚体(22)の横ずれ規
制体(31)は、第16図に示すように、前記第7実施
例及び第8実施例の防振ゴム(30)の略2倍の肉厚を
有する防振ゴム(30)を囲繞可能な有底円筒状に形成
し、周壁(35b)の高さを防振ゴム(30)の高さの
略2倍に形成している。
かかる構成により、防振ゴム(30)の圧縮(引張り)
方向ばね定数を大きくすると共に、同防振ゴム(30)
が引張り状態に変形した状態て横ずれした場合にも、横
ずれ規制体(35)により確実に同防振ゴム(30)の
横ずれを規制できるようにしている。
また、第10実施例としての支持脚体(22)の横ずれ
規制体(35)は、第17図及び第18図に示すように
、取付板を兼用するキャップ状の上側規制体く36)と
有底円筒状の下側規制体(37)とから構成しており、
下側規制体(37)の周壁(37b)の上部外周面側方
に、上側規制体(36)の周壁(36b)の下部内周面
を一定間隔(1)を開けて内外側に対向配置している。
(36a)は、上側規制体(34)の取付用天井壁、(
37a)は、下側規制体(37)の底壁である。
かかる構成により、上側規制体(36)の周壁(38b
)か下側規制体(37)の周壁(37b)に当接して、
防振ゴム(30)の横ずれを規制できるようにしている
また、第11実施例としての支持脚体(22)の横ずれ
規制体(35)は、第19図に示すように、取付用天井
壁(36a)と周壁(36b)とによりキャップ状に形
成した上側規制体(36)と、円筒状の下側規制体(3
7)とから構成している。
かかる構成により、第10実施例の横ずれ規制体(35
)と同様の作用効果が得られるようにすると共に、同規
制体(35)の構造の簡易化を図っている。
また、第12実施例としての支持脚体(22)の横ずれ
規制体(35)は、第20図に示すように、天井壁(3
5c)にボルト挿通孔(38)を有し、防振ゴム(30
)と取付板(29)を被覆可能なキャップ状に形成して
いる。
そして、横ずれ規制体(35)の周壁(35b)と防振
ゴム(30)の周面との間には一定間隔<1)を開けて
いる。
かかる構成により、防振ゴム(30)の横ずれを晴ずれ
規制体(35)の周壁(35b)により規制すると共に
、同防振ゴム(30)の引張り変形を同規制体(35)
の天井壁(35e)により規制して、浴室ユニット(A
)の横揺れや傾斜を低減させることかできるようにして
いる。
また、横ずれ規制体(35)は、棒状又は板状に形成し
て、取付板(29)の周縁部に複数個垂設したり、また
、接着用板体(31)の周縁部に複数個立設して、防振
ゴム(30)の横ずれを規制可能とすることもてきる。
この場合も、横ずれ規制体(35)と防振ゴム(30)
の周面との間には一定間隔(1)を開けている。
また、第13実施例としての支持脚体(22)の防振ゴ
ム(30)は、第21図に示すように、圧縮方向ばね定
数よりもせん断方向ばね定数が大きい、いわゆるせん新
形防振ゴムを使用しており、同防振ゴム(30)は円筒
状に形成し、調節ボルト(28)の頭部(28a)の下
面に取付けた内側取付体(39)と、同内側取付体(3
9)の外周に同心円的に配置した外側取付体(40)と
の間に介設している。
そして、防振ゴム(30)は、内周面(30c)か外周
面(30d)のやや上方に位置する断面平行四辺形状と
し、内周面(30c)に周壁(39b)の外周面を取f
=1けた内側取付体(39)を、外周面(30d)に周
壁(40b)の内周面を取付けた外側取付体(40)よ
りも一定高さ(H)だけ高い位置に設置している。(3
9a)は、内側取付体(39)の取付用天井壁、(40
a)は、外側取付体(40)の接着用フランジ部である
かかる構成により、防振ゴム(30)の圧縮方向ばね定
数よりもせん断方向ばね定数を大きくして、浴室ユニッ
ト(A)の横振れを防止することができるようにしてい
る。
また、第14実施例としての支持脚体(22)の防振ゴ
ム(30)も、第22図に示すように、せん新形防振ゴ
ムを使用しており、同防振ゴム(30)は円筒状に形成
し、調節ボルト(28)の下端部に螺着した内側取付体
(39)と、同内側取付体(39)の外周に同心円的に
配置した外側取付体(40)との間に介設している。(
39c)は雌ネジ部、(h)は、内側取付体(37)と
外側取付体(40)との高低差である。
かかる構成により、第13実施例と同様の作用効果が得
られるようにしている。
また、第15実施例としての支持脚体(22)の防振ゴ
ム(30)は、第23図に示すように、圧縮方向ばね定
数とせん断方向ばね定数が路間等になるように、2個の
防振ゴム(30)(30)を対称に傾斜配置した、いわ
ゆる複合形防振ゴムであり、同防振ゴム(30)は円柱
状又は角柱状に形成し、調節ボルト(28)の頭部(2
8a)の下面に取付けた上部取付体(41)の左右側傾
斜面(41a) (41a)と、同上部取付体(41)
の左右側下方に配置した左右側下部取付体(42)(4
2)の各傾斜面(42a) (42a>との間に介設し
ている。
そして、各傾斜面(41a) (42a)は略45度の
傾斜角度に傾斜させて形成している。
かかる構成により、防振ゴム(30)の圧縮方向ばね定
数とせん断方向ばね定数とを路間等にして、浴室ユニッ
ト(A)の横揺れを防止することかできるようにしてい
る。
また、第16実施例としての支持脚体(22)の防振ゴ
ム(30)も、第24図に示すように、Fji、金形防
振ゴムであり、同防振ゴム(30)は、正面視逆W形に
形成して、調節ボルト(28)の頭部(28a)の下面
に取付けた取付板(29)と、接着用板体(31)との
間に介設している。
そして、防振ゴム(30)は、左右対称の逆W形に形成
し、左右一対の内外側防振ゴム構成片(30e)(30
r)の軸線を交差する方向にそれぞれ略45度に傾斜さ
せている。
かかる構成により、第15実施例と同様の作用効果が得
られるようにしている。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る床パン防振構造を具備する浴室
ユニットの説明図。 第2図は、第1実施例としての支持脚体の側面図。 第3図は、同支持脚体の一側半部の平面図。 第4図は、第2実施例としての支持脚体の側面図。 第5図は、第1実施例及び第2実施例としての支持脚体
の取付配置状態を示す底面説明図。 第6図は、支持脚体の他の実施例としての取付配置状態
を示す底面説明図。 第7図は、第3実施例としての支持脚体の側面図。 第8図は、同支持脚体の一側半部の平面図。 第9図は、第4実施例としての支持脚体の一側半部の平
面図。 第10図は、第5実施例としての支持脚体の側面図。 第11図は、同支持脚体の底面図。 第12図は、第6実施例としての支持脚体の側面図 第13図は、第7実施例としての支持脚体の一部切欠側
面図。 第14図は、同支持脚体の一側半部の平面図。 第15図は、第8実施例としての支持脚体の一部切欠側
面図。 第16図は、第9実施例としての支持脚体の一部切欠側
面図。 第17図は、第10実施例としての支持脚体の一部切欠
側面図。 第18図は、同支持脚体の一側半部の一部切欠側面図。 第19図は、第11実施例としての支持脚体の一部切欠
側面図。 第20図は、第12実施例としての支持脚体の一部切欠
側面図。 第21図は、第13実施例としての支持脚体の断面側面
図。 第22図は、第14実施例としての支持脚体の断面側面
図。 第23図は、第15実施例としての支持脚体の側面図。 、 第24図は、第16実施例としての支持脚体の側面
図。 (A):浴室ユニット (B):気泡発生浴槽 (6)二床パン <22>:支持脚体 (24) :伸縮高さ調節部 (25) :防振部 (30) :防振ゴム (31,):接着用板体 特許出願人     東陶機器株式会社代  理  人
          松  尾   憲  一部第2図 第3図 第4図 ソ 第7図 第8図 ′33 第9図 第10図 第11図 第13図 第14図 第17図 むフ 0つ Oフ むフ C■  qフ Cす σ)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)浴室ユニット(A)の底部を形成する床パン(6)
    の下面に多数個の支持脚体(22)を取付け、各支持脚
    体(22)に防振ゴム等よりなる防振部(25)を設け
    た浴室ユニットの床パン防振構造であって、床パン(8
    )上に設置した浴槽本体(8)の下方に位置する防振部
    (25)のばね定数を、同浴槽本体(8)の下方以外に
    位置する防振部(25)のばね定数よりも高くしたこと
    を特徴とする浴室ユニットの床パン防振構造。 2)浴室ユニット(A)の底部を形成する床パン(6)
    の下面に多数個の支持脚体(22)を取付け、各支持脚
    体(22)に防振ゴム等よりなる防振部(25)を設け
    た浴室ユニットの床パン防振構造であって、床パン(6
    )上に設置した浴槽本体(8)の下方に位置する支持脚
    体(22)の個数を、同浴槽本体(8)の下方以外に位
    置する支持脚体(22)の個数よりも多くしたことを特
    徴とする浴室ユニットの床パン防振構造。
JP34064490A 1990-11-30 1990-11-30 浴室ユニットの床パン防振構造 Pending JPH04209270A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006104822A (ja) * 2004-10-07 2006-04-20 Tokyo Tekko Co Ltd 止栓
JP2023173752A (ja) * 2022-05-26 2023-12-07 日本スプライススリーブ株式会社 モルタル充填式鉄筋継手の排出口用の栓体

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JP2006104822A (ja) * 2004-10-07 2006-04-20 Tokyo Tekko Co Ltd 止栓
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