JPH055118A - 炉体に挿入されるランスの垢落し装置 - Google Patents
炉体に挿入されるランスの垢落し装置Info
- Publication number
- JPH055118A JPH055118A JP3276656A JP27665691A JPH055118A JP H055118 A JPH055118 A JP H055118A JP 3276656 A JP3276656 A JP 3276656A JP 27665691 A JP27665691 A JP 27665691A JP H055118 A JPH055118 A JP H055118A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lance
- scraping finger
- finger member
- support member
- fixed support
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21C—PROCESSING OF PIG-IRON, e.g. REFINING, MANUFACTURE OF WROUGHT-IRON OR STEEL; TREATMENT IN MOLTEN STATE OF FERROUS ALLOYS
- C21C5/00—Manufacture of carbon-steel, e.g. plain mild steel, medium carbon steel or cast steel or stainless steel
- C21C5/28—Manufacture of steel in the converter
- C21C5/42—Constructional features of converters
- C21C5/46—Details or accessories
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21C—PROCESSING OF PIG-IRON, e.g. REFINING, MANUFACTURE OF WROUGHT-IRON OR STEEL; TREATMENT IN MOLTEN STATE OF FERROUS ALLOYS
- C21C5/00—Manufacture of carbon-steel, e.g. plain mild steel, medium carbon steel or cast steel or stainless steel
- C21C5/28—Manufacture of steel in the converter
- C21C5/42—Constructional features of converters
- C21C5/46—Details or accessories
- C21C5/4693—Skull removal; Cleaning of the converter mouth
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21C—PROCESSING OF PIG-IRON, e.g. REFINING, MANUFACTURE OF WROUGHT-IRON OR STEEL; TREATMENT IN MOLTEN STATE OF FERROUS ALLOYS
- C21C5/00—Manufacture of carbon-steel, e.g. plain mild steel, medium carbon steel or cast steel or stainless steel
- C21C5/28—Manufacture of steel in the converter
- C21C5/42—Constructional features of converters
- C21C5/46—Details or accessories
- C21C5/4606—Lances or injectors
- C21C5/462—Means for handling, e.g. adjusting, changing, coupling
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Carbon Steel Or Casting Steel Manufacturing (AREA)
- Refinement Of Pig-Iron, Manufacture Of Cast Iron, And Steel Manufacture Other Than In Revolving Furnaces (AREA)
- Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)
- Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】内部をランス5が通過可能な孔を有し且つ軸線
方向に移動可能な固定支持部材14と、端部がランスの外
壁とほぼ接触するように維持でき且つ上記の孔の外周に
配置された掻き取りフィンガー部材16とを有し、この掻
き取りフィンガー部材がランスを冶金容器から外に引き
出す際にランスの壁に付着した物質12を切断するように
配置された切断手段21を有するランス5の垢落し装置。 【構成】ランス壁に付着した物質が自由に通過するのに
十分な間隙がランスと固定支持部材との間にできるよう
に、固定支持部材の孔の寸法がランスの横断面より大き
くなっている。 【効果】ランスを引き上げる時に掻き取りフィンガー部
材の端部が付着物を完全にランスから剥がし、付着物を
切断して冶金容器中に落下させる。特に製鋼転炉の酸素
吹き込みランスの垢落しに使用できる。
方向に移動可能な固定支持部材14と、端部がランスの外
壁とほぼ接触するように維持でき且つ上記の孔の外周に
配置された掻き取りフィンガー部材16とを有し、この掻
き取りフィンガー部材がランスを冶金容器から外に引き
出す際にランスの壁に付着した物質12を切断するように
配置された切断手段21を有するランス5の垢落し装置。 【構成】ランス壁に付着した物質が自由に通過するのに
十分な間隙がランスと固定支持部材との間にできるよう
に、固定支持部材の孔の寸法がランスの横断面より大き
くなっている。 【効果】ランスを引き上げる時に掻き取りフィンガー部
材の端部が付着物を完全にランスから剥がし、付着物を
切断して冶金容器中に落下させる。特に製鋼転炉の酸素
吹き込みランスの垢落しに使用できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は酸素吹き込みランスを備
えた鋼鉄転炉に関するものであり、特に、使用中にラン
スの外側表面に堆積する物質を取り除くためのランスの
掃除方法に関するものである。
えた鋼鉄転炉に関するものであり、特に、使用中にラン
スの外側表面に堆積する物質を取り除くためのランスの
掃除方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】転炉の運転中にランスを介して酸素を吹
き込むと、スラグまたは金属が激しく飛び出し、これら
スラグまたは金属がランスの本体(fut) に付着してそれ
を閉塞させるということは知られている。こうして飛び
出したものはランス本体の一部または全体に付着し、
「ドロス」とよばれる不純物となって堆積する。このド
ロスが大きくなって、ランスの引き上げを妨害したり、
ランスの案内シャフトを破損する危険性を無くすために
は、ランスの本体を定期的に掃除する必要がある。フラ
ンス国特許FR-A-2,214,752号には、ランスの引き上げ時
にこの掃除が自動的に行える装置が記載されている。こ
の装置では、ランスの周囲に配置された複数の掻き取り
フィンガー部材がランスを案内するための固定支持部材
に設けられている。ランスと接触した掻き取り用フィン
ガー部材の下端部は鋤先(soc de charrue)の形をしてい
て、ランスが引き上げられた時にドロスを切断・分割し
て、ランスからのドロスを容易に除去できるようになっ
ている。しかし、ドロスをこの方法で切断しても、2つ
の掻き取りフィンガー部材の間に位置したランスの壁の
部分の付着物が残る。この付着物と固定支持部材に当た
って最終的には剥離するが、ランスを引き上げるための
力をかなり大きくしなければならない。
き込むと、スラグまたは金属が激しく飛び出し、これら
スラグまたは金属がランスの本体(fut) に付着してそれ
を閉塞させるということは知られている。こうして飛び
出したものはランス本体の一部または全体に付着し、
「ドロス」とよばれる不純物となって堆積する。このド
ロスが大きくなって、ランスの引き上げを妨害したり、
ランスの案内シャフトを破損する危険性を無くすために
は、ランスの本体を定期的に掃除する必要がある。フラ
ンス国特許FR-A-2,214,752号には、ランスの引き上げ時
にこの掃除が自動的に行える装置が記載されている。こ
の装置では、ランスの周囲に配置された複数の掻き取り
フィンガー部材がランスを案内するための固定支持部材
に設けられている。ランスと接触した掻き取り用フィン
ガー部材の下端部は鋤先(soc de charrue)の形をしてい
て、ランスが引き上げられた時にドロスを切断・分割し
て、ランスからのドロスを容易に除去できるようになっ
ている。しかし、ドロスをこの方法で切断しても、2つ
の掻き取りフィンガー部材の間に位置したランスの壁の
部分の付着物が残る。この付着物と固定支持部材に当た
って最終的には剥離するが、ランスを引き上げるための
力をかなり大きくしなければならない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ラン
スおよび固定支持部材を破損・劣化させる危険性があり
且つランスを支持・駆動する部材の寸法を過度に大きく
する必要がある上記の力を小さくすることである。
スおよび固定支持部材を破損・劣化させる危険性があり
且つランスを支持・駆動する部材の寸法を過度に大きく
する必要がある上記の力を小さくすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の対象は、内部を
ランスが通過できる孔を有し且つ軸線方向に移動可能な
固定支持部材と、端部がランスの外壁とほぼ接触するよ
うに維持でき且つ上記の孔の外周に配置された掻き取り
フィンガー部材とを有し、この掻き取りフィンガー部材
がランスを冶金容器から外に引き出す際にランスの壁に
付着した物質を切断するように配置された切断手段を有
するような、製鋼転炉の吹き込み管等の冶金容器中に上
方から挿入されるランスの垢落し装置にある。本発明の
特徴は、ランス壁に付着した物質が自由に通過するのに
十分な間隙がランスと固定支持部材との間にできるよう
に、固定支持部材の孔の寸法がランスの横断面より大き
くなっている点にある。本発明の特殊実施態様では、固
定支持部材の上側に上方へ拡大した漏斗状の円錐台形被
筒が取付けられている。本発明の別の実施態様では、掻
き取りフィンガー部材が上記孔の外周へ向かって後退自
在になっている。本発明の別の実施態様では、掻き取り
フィンガー部材が固定支持部材の壁に形成された開口を
介して引っ込み自在になっており、また、これらの開口
を通って煙または埃粒子が通過するのを防ぐための密封
手段が備えられている。この密封手段は、固定支持部材
の外側からこれらの開口を被う1つまたは複数のカウリ
ングにするか、これらの開口にガス流体を注入して行う
ことができる。ガス流体の注入によって、掻き取りフィ
ンガー部材の移動を妨害しない密封ガススクリーンが形
成される。また、注入されたガス流によって埃粒子が開
口内および掻き取りフィンガー部材上に堆積するのを防
止することができ、従って、掻き取りフィンガー部材を
確実に自由に移動させることができる。本発明の垢落し
装置では固定支持部材とランスとの間に間隙が設けられ
ているので、切断はされたが完全にランスから剥がれて
いない付着物が各掻き取りフィンガー部材の間を通って
固定支持部材の孔の中へ入ることができ、従って、これ
ら残留付着物が固定支持部材にぶつかるのを防ぐことが
でき、付着物を切断した後にランスから剥がすのに必要
な力を無くすことができる。ランスを上方へ移動した後
に、これらの付着物はその高さ全体に渡って切断される
ので、付着物は簡単にランスから剥がれる。本発明の上
記以外の特徴と利点は、の添付図面を参照した製鋼転炉
の酸素吹き込みランスの掃除をするための本発明による
垢落し装置に関する以下の説明から明らかになろう。
ランスが通過できる孔を有し且つ軸線方向に移動可能な
固定支持部材と、端部がランスの外壁とほぼ接触するよ
うに維持でき且つ上記の孔の外周に配置された掻き取り
フィンガー部材とを有し、この掻き取りフィンガー部材
がランスを冶金容器から外に引き出す際にランスの壁に
付着した物質を切断するように配置された切断手段を有
するような、製鋼転炉の吹き込み管等の冶金容器中に上
方から挿入されるランスの垢落し装置にある。本発明の
特徴は、ランス壁に付着した物質が自由に通過するのに
十分な間隙がランスと固定支持部材との間にできるよう
に、固定支持部材の孔の寸法がランスの横断面より大き
くなっている点にある。本発明の特殊実施態様では、固
定支持部材の上側に上方へ拡大した漏斗状の円錐台形被
筒が取付けられている。本発明の別の実施態様では、掻
き取りフィンガー部材が上記孔の外周へ向かって後退自
在になっている。本発明の別の実施態様では、掻き取り
フィンガー部材が固定支持部材の壁に形成された開口を
介して引っ込み自在になっており、また、これらの開口
を通って煙または埃粒子が通過するのを防ぐための密封
手段が備えられている。この密封手段は、固定支持部材
の外側からこれらの開口を被う1つまたは複数のカウリ
ングにするか、これらの開口にガス流体を注入して行う
ことができる。ガス流体の注入によって、掻き取りフィ
ンガー部材の移動を妨害しない密封ガススクリーンが形
成される。また、注入されたガス流によって埃粒子が開
口内および掻き取りフィンガー部材上に堆積するのを防
止することができ、従って、掻き取りフィンガー部材を
確実に自由に移動させることができる。本発明の垢落し
装置では固定支持部材とランスとの間に間隙が設けられ
ているので、切断はされたが完全にランスから剥がれて
いない付着物が各掻き取りフィンガー部材の間を通って
固定支持部材の孔の中へ入ることができ、従って、これ
ら残留付着物が固定支持部材にぶつかるのを防ぐことが
でき、付着物を切断した後にランスから剥がすのに必要
な力を無くすことができる。ランスを上方へ移動した後
に、これらの付着物はその高さ全体に渡って切断される
ので、付着物は簡単にランスから剥がれる。本発明の上
記以外の特徴と利点は、の添付図面を参照した製鋼転炉
の酸素吹き込みランスの掃除をするための本発明による
垢落し装置に関する以下の説明から明らかになろう。
【0005】
【実施例】図1は、排煙フード3を介して煙突4に接続
されたカバースカート2を上部に有する転炉1を備えた
製鋼設備を示している。冷却された吹込みランス5はフ
ードに接続されたランスシャフト6中を通過して転炉内
にほぼ鉛直に挿入される。このランス5はガイドレール
8によって案内される台車7によって支持され、駆動手
段(図示せず)によって鉛直方向に移動する。図1は転
炉中に収容された溶鋼が精練段階のある場合を示してお
り、ランス5は下方位置にあって、酸素10は鋼浴に向か
って吹き込まれている。このガスのジェットの作用で、
スラグ11で被われた鋼浴は激しく撹拌され、スラグと金
属は飛び出してランスの壁上に付着し、堆積し、固化す
る。これらの噴出物はランスの壁上に蓄積されて壁上に
ドロス12を形成する。このドロスは固化した金属および
スラグの付着物であり、ランスの周囲をかなり高さまで
被覆する。このドロスが存在すると種々の問題が起き、
特に、ドロスが過度に増大するままに放置しておくとラ
ンスの支持装置に過剰な負荷が加わるだけでなく、ラン
スの引き上げ時にランスシャフトまたはランス自体を破
損する危険性があり、さらに、ドロスがシャフト内に詰
まると、転炉からランスを引き出すことができなくなる
危険性がある。従って、これらの付着物はランスから除
去する必要がある。以下、図2〜図4を参照して付着物
をランスから除去するための本発明の装置と、その動作
とを説明する。
されたカバースカート2を上部に有する転炉1を備えた
製鋼設備を示している。冷却された吹込みランス5はフ
ードに接続されたランスシャフト6中を通過して転炉内
にほぼ鉛直に挿入される。このランス5はガイドレール
8によって案内される台車7によって支持され、駆動手
段(図示せず)によって鉛直方向に移動する。図1は転
炉中に収容された溶鋼が精練段階のある場合を示してお
り、ランス5は下方位置にあって、酸素10は鋼浴に向か
って吹き込まれている。このガスのジェットの作用で、
スラグ11で被われた鋼浴は激しく撹拌され、スラグと金
属は飛び出してランスの壁上に付着し、堆積し、固化す
る。これらの噴出物はランスの壁上に蓄積されて壁上に
ドロス12を形成する。このドロスは固化した金属および
スラグの付着物であり、ランスの周囲をかなり高さまで
被覆する。このドロスが存在すると種々の問題が起き、
特に、ドロスが過度に増大するままに放置しておくとラ
ンスの支持装置に過剰な負荷が加わるだけでなく、ラン
スの引き上げ時にランスシャフトまたはランス自体を破
損する危険性があり、さらに、ドロスがシャフト内に詰
まると、転炉からランスを引き出すことができなくなる
危険性がある。従って、これらの付着物はランスから除
去する必要がある。以下、図2〜図4を参照して付着物
をランスから除去するための本発明の装置と、その動作
とを説明する。
【0006】本発明装置は、上記設備のランスシャフト
の位置に配置されている。すわわち本発明装置はランス
シャフトに剛体接続された円筒状被筒(フェルール)14
によって構成される支持部材を有し、この支持部材の上
部には円錐台形の漏斗状被筒(フェルール)15が乗って
いる。円筒状被筒14の内径はランス5の外径よりかなり
大きくなっていて、両者の間に付着物12が通過可能な十
分な間隙が形成されている。例えば、ランスの直径は 4
50mmであり、円筒状被筒14の直径は 900mmである。円周
方向に一定間隔で配置された放射状の掻き取りフィンガ
ー部材16は、円筒状被筒14に取付けられた水平な軸線ピ
ボット17に回動自在に取付けられ、鉛直放射面内で回動
することができる。図2に示した動作位置では、これら
の掻き取りフィンガー部材16は円筒状被筒14によって区
画された孔の中心に向かってほぼ水平に伸びて、ランス
にほぼ接触する。換言すれば、各掻き取りフィンガー部
材16の長さは、ランスに付着物が全くない時に、この位
置で、各掻き取りフィンガー部材16の間にランスが自由
に通過できるだけの十分な空間が残るように決定され
る。掻き取りフィンガー部材16は、この位置から戻る戻
し手段を備えている。ここでは戻し手段が平衡錘18にな
っている。また、各掻き取りフィンガー部材16にはそれ
らが作業位置より上方へ回動するのを防止するための止
め具19が設けられている。掻き取りフィンガー部材16が
下方に回動すると収縮し、円筒状被筒14の内部に空間を
開く。この空間を完全に開けるために、掻き取りフィン
ガー部材16のピボット17を円筒状被筒14の壁に形成した
窓20の内部に設けて、掻き取りフィンガー部材16がこの
窓の内部に完全に引っ込むようにするのが好ましい。掻
き取りフィンガー部材16の端部には切断手段が備えられ
ている。この切断手段は、例えばナイフ21で形成するこ
とができ、その切断エッジは下方へ向けられている。作
業位置では、これらのナイフは掻き取りフィンガー部材
16のピボットとほぼ同じ高さにくる。掻き取りフィンガ
ー部材16の端部とランスとの間にわずかな間隙22を残す
ことによって、ランスが中心からわずかに外れた場合に
ランスが傷付くのを防ぐことができる。
の位置に配置されている。すわわち本発明装置はランス
シャフトに剛体接続された円筒状被筒(フェルール)14
によって構成される支持部材を有し、この支持部材の上
部には円錐台形の漏斗状被筒(フェルール)15が乗って
いる。円筒状被筒14の内径はランス5の外径よりかなり
大きくなっていて、両者の間に付着物12が通過可能な十
分な間隙が形成されている。例えば、ランスの直径は 4
50mmであり、円筒状被筒14の直径は 900mmである。円周
方向に一定間隔で配置された放射状の掻き取りフィンガ
ー部材16は、円筒状被筒14に取付けられた水平な軸線ピ
ボット17に回動自在に取付けられ、鉛直放射面内で回動
することができる。図2に示した動作位置では、これら
の掻き取りフィンガー部材16は円筒状被筒14によって区
画された孔の中心に向かってほぼ水平に伸びて、ランス
にほぼ接触する。換言すれば、各掻き取りフィンガー部
材16の長さは、ランスに付着物が全くない時に、この位
置で、各掻き取りフィンガー部材16の間にランスが自由
に通過できるだけの十分な空間が残るように決定され
る。掻き取りフィンガー部材16は、この位置から戻る戻
し手段を備えている。ここでは戻し手段が平衡錘18にな
っている。また、各掻き取りフィンガー部材16にはそれ
らが作業位置より上方へ回動するのを防止するための止
め具19が設けられている。掻き取りフィンガー部材16が
下方に回動すると収縮し、円筒状被筒14の内部に空間を
開く。この空間を完全に開けるために、掻き取りフィン
ガー部材16のピボット17を円筒状被筒14の壁に形成した
窓20の内部に設けて、掻き取りフィンガー部材16がこの
窓の内部に完全に引っ込むようにするのが好ましい。掻
き取りフィンガー部材16の端部には切断手段が備えられ
ている。この切断手段は、例えばナイフ21で形成するこ
とができ、その切断エッジは下方へ向けられている。作
業位置では、これらのナイフは掻き取りフィンガー部材
16のピボットとほぼ同じ高さにくる。掻き取りフィンガ
ー部材16の端部とランスとの間にわずかな間隙22を残す
ことによって、ランスが中心からわずかに外れた場合に
ランスが傷付くのを防ぐことができる。
【0007】以下、上記装置の動作を説明する。吹き込
み段階の後にランスを引上げる場合には、台車7を駆動
する手段を作動して、ランスを上方に移動させる。掻き
取りフィンガー部材16は平衡錘18によって作業位置に維
持されているが、付着物が掻き取りフィンガー部材16の
端部に当たらない限り、ランスは自由に通過できる。ラ
ンスが上方への移動を続けて、付着物によって形成され
たドロス12が掻き取りフィンガー部材16の高さの所まで
来ると、掻き取りフィンガー部材16の端部に支持された
ナイフ21が、図2に示すように、ドロスを鉛直に切断し
始める。この切断によって切断されたドロスの各部分1
2' が分離され、ランスから剥がれる。この場合、これ
らのドロス部分12' はドロス12の下方部分と一体になっ
てランスからは剥がれ、ランスの移動に伴って連続的に
剥離する。ランスと円筒状被筒14との間には大きな間隙
があるので、付着物は円筒状被筒14の内部を自由に通過
する。ランスがさらに上方への移動を続けると、ドロス
の下端部まで切断される。切断されたドロス部分はラン
スから剥がれ、各ドロス部分12' 間の接続がなくなって
ランスから剥がれたドロス部分は、その自重でランスと
円筒状被筒14との間の空間を落下して転炉内に落ちる。
この場合、掻き取りフィンガー部材16は作業位置に維持
されていないので切断力を受けず、止め具19との当接が
外れてドロス部分12' の重量のみで外側へ回動するの
で、ドロス部分12' は容易に落下する。円錐台形の被筒
15は、ドロス部分12' がランスから剥がれた時にドロス
部分を回収して円筒状被筒14の自由空間の方向へドロス
部分12' を向ける漏斗の役目をするのが好ましい。
み段階の後にランスを引上げる場合には、台車7を駆動
する手段を作動して、ランスを上方に移動させる。掻き
取りフィンガー部材16は平衡錘18によって作業位置に維
持されているが、付着物が掻き取りフィンガー部材16の
端部に当たらない限り、ランスは自由に通過できる。ラ
ンスが上方への移動を続けて、付着物によって形成され
たドロス12が掻き取りフィンガー部材16の高さの所まで
来ると、掻き取りフィンガー部材16の端部に支持された
ナイフ21が、図2に示すように、ドロスを鉛直に切断し
始める。この切断によって切断されたドロスの各部分1
2' が分離され、ランスから剥がれる。この場合、これ
らのドロス部分12' はドロス12の下方部分と一体になっ
てランスからは剥がれ、ランスの移動に伴って連続的に
剥離する。ランスと円筒状被筒14との間には大きな間隙
があるので、付着物は円筒状被筒14の内部を自由に通過
する。ランスがさらに上方への移動を続けると、ドロス
の下端部まで切断される。切断されたドロス部分はラン
スから剥がれ、各ドロス部分12' 間の接続がなくなって
ランスから剥がれたドロス部分は、その自重でランスと
円筒状被筒14との間の空間を落下して転炉内に落ちる。
この場合、掻き取りフィンガー部材16は作業位置に維持
されていないので切断力を受けず、止め具19との当接が
外れてドロス部分12' の重量のみで外側へ回動するの
で、ドロス部分12' は容易に落下する。円錐台形の被筒
15は、ドロス部分12' がランスから剥がれた時にドロス
部分を回収して円筒状被筒14の自由空間の方向へドロス
部分12' を向ける漏斗の役目をするのが好ましい。
【0008】本発明によって、ランスを掃除するのに必
要なランスの引き上げ力は、本明細書の冒頭に説明した
従来技術の装置を用いた場合に必要な力に比較して大幅
に小さくなるということは容易に理解できよう。実際、
従来技術の装置では、付着物をランスの全外周から削り
取るので、予め切断したにもかかわらず、ランスの引き
上げに対してかなりの抵抗がある。これに対して本発明
の装置を使用した場合には、切断に必要な力のみをラン
スの引き上げ時に加えるだけでよい。従って本発明の装
置は大幅に軽量化され、ランスを破損する危険性も小さ
くなる。また、ランスを引き上げた後に残る付着物、例
えば、剥がれないままで本発明装置の掻き取りフィンガ
ー部材16の間を通過した付着物12''がランスに付着して
いる場合にも、図3に示すように、付着物12''が本発明
装置内を再度通過する時に掻き取りフィンガー部材16を
押し戻すため、このようにして生じた厚さの増加分がラ
ンスの次の下降を妨害することはない。
要なランスの引き上げ力は、本明細書の冒頭に説明した
従来技術の装置を用いた場合に必要な力に比較して大幅
に小さくなるということは容易に理解できよう。実際、
従来技術の装置では、付着物をランスの全外周から削り
取るので、予め切断したにもかかわらず、ランスの引き
上げに対してかなりの抵抗がある。これに対して本発明
の装置を使用した場合には、切断に必要な力のみをラン
スの引き上げ時に加えるだけでよい。従って本発明の装
置は大幅に軽量化され、ランスを破損する危険性も小さ
くなる。また、ランスを引き上げた後に残る付着物、例
えば、剥がれないままで本発明装置の掻き取りフィンガ
ー部材16の間を通過した付着物12''がランスに付着して
いる場合にも、図3に示すように、付着物12''が本発明
装置内を再度通過する時に掻き取りフィンガー部材16を
押し戻すため、このようにして生じた厚さの増加分がラ
ンスの次の下降を妨害することはない。
【0009】上記装置は単なる例であって、本発明を何
ら限定するものではない。特に、掻き取りフィンガー部
材を円筒状被筒14の下方に配置することもできる。ま
た、平衡錘の代わりに弾性戻し手段、例えばバネを使用
することができ、掻き取りフィンガー部材16の止め具
は、掻き取りフィンガー部材16がその作業位置から上方
に回動するのを防止するための任意の手段によって構成
することができる。また、円筒状被筒14そのものでラン
スシャフトを構成することもできる。掻き取りフィンガ
ー部材の形状を変えることもでき、例えば、剛性を大き
くするために、図5に示したようなプレート16' にし、
このプレート16' の上記の掻き取りフィンガー部材16に
対応した位置にナイフ21を取付け、その一部分18' を円
筒状被筒14の外側へ伸ばして平衡錘にすることができ
る。掻き取りフィンガー部材の形は、その任意の位置で
ランスと干渉し合わず且つ作業位置で掻き取りフィンガ
ー部材が止め具と当たっている時にナイフを支持した端
部がランスに最も近接した位置に配置されるようになっ
ている限り、任意に変更することができる。図5に示し
た変形実施態様では、本発明装置が窓20を密封する手段
を有している。この密封手段は窓20に開口したノズル2
3' を有するパイプ23によって構成されている。各パイ
プ23は円筒状被筒14上に装着された中空リング24に接続
され且つ加圧ガス流体、例えば水蒸気または窒素等の供
給手段(図示せず)に接続されている。中空リング24の
内壁25には複数の孔26が形成されていて、ガス流体が円
筒状被筒の内部へ吹き込まれる。従って、孔26と23' か
ら出たガス流体が円筒状被筒とランスとの間および窓20
の内部で密封ガススクリーンを形成する。また、個々の
窓または全ての窓を被うカウリング (図示せず) を設置
して窓20の密封を行うこともできる。これらのカウリン
グは円筒状被筒に密封固定して、掻き取りフィンガー部
材の運動を妨害しないような形状と寸法にする。図5の
実施例でも円錐台形の被筒15よりなる延長部27を設け
て、ランスから剥したドロスの破片の回収と案内を容易
にしている。
ら限定するものではない。特に、掻き取りフィンガー部
材を円筒状被筒14の下方に配置することもできる。ま
た、平衡錘の代わりに弾性戻し手段、例えばバネを使用
することができ、掻き取りフィンガー部材16の止め具
は、掻き取りフィンガー部材16がその作業位置から上方
に回動するのを防止するための任意の手段によって構成
することができる。また、円筒状被筒14そのものでラン
スシャフトを構成することもできる。掻き取りフィンガ
ー部材の形状を変えることもでき、例えば、剛性を大き
くするために、図5に示したようなプレート16' にし、
このプレート16' の上記の掻き取りフィンガー部材16に
対応した位置にナイフ21を取付け、その一部分18' を円
筒状被筒14の外側へ伸ばして平衡錘にすることができ
る。掻き取りフィンガー部材の形は、その任意の位置で
ランスと干渉し合わず且つ作業位置で掻き取りフィンガ
ー部材が止め具と当たっている時にナイフを支持した端
部がランスに最も近接した位置に配置されるようになっ
ている限り、任意に変更することができる。図5に示し
た変形実施態様では、本発明装置が窓20を密封する手段
を有している。この密封手段は窓20に開口したノズル2
3' を有するパイプ23によって構成されている。各パイ
プ23は円筒状被筒14上に装着された中空リング24に接続
され且つ加圧ガス流体、例えば水蒸気または窒素等の供
給手段(図示せず)に接続されている。中空リング24の
内壁25には複数の孔26が形成されていて、ガス流体が円
筒状被筒の内部へ吹き込まれる。従って、孔26と23' か
ら出たガス流体が円筒状被筒とランスとの間および窓20
の内部で密封ガススクリーンを形成する。また、個々の
窓または全ての窓を被うカウリング (図示せず) を設置
して窓20の密封を行うこともできる。これらのカウリン
グは円筒状被筒に密封固定して、掻き取りフィンガー部
材の運動を妨害しないような形状と寸法にする。図5の
実施例でも円錐台形の被筒15よりなる延長部27を設け
て、ランスから剥したドロスの破片の回収と案内を容易
にしている。
【図1】 精練段階にある転炉の全体的概念図。
【図2】 ランスの引き上げ段階の本発明の垢落し装置
の詳細な透視図。
の詳細な透視図。
【図3】 ランスの降下時に対応する図。
【図4】 本発明の装置の平面図。
【図5】 本発明の装置の別の実施態様の図3に類似し
た図。
た図。
1 転炉 2 カバースカート 3 フード 4 煙突 5 吹き込み管 6 ランスシャフト 7 台車 8 ガイドレール 9 鋼浴 10 酸素 11 スラグ 12 ドロス 14 円筒状被筒 15 円錐台形被筒 16 掻き取りフィンガー部材 17 ピボット 18 平衡錘 19 止め具 20 窓 21 ナイフ 23 パイプ 24 中空リング 25 内壁 26 孔 27 延長部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エリオ モルガンテイ フランス国 54150 アヴリル リユ ジ ユール フエリ 8 (72)発明者 ローラン シユナイダー フランス国 57250 モワイユーヴル リ ユ ドウ ラ リベラシオン 15 (72)発明者 ジヤン−ピエール マソン フランス国 57920 アボンクール リユ デマロニエ 126 (72)発明者 カルロ オツタヴイーノ フランス国 57920 メゼレシユ ロテイ スマン サン テテイエンヌ 32 (72)発明者 ジヤン−クロード ストリーベル フランス国 57310 ゲナンジユ リユ レオラグランジユ 7
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 内部をランスが通過できる孔を有し且つ
軸線方向に移動可能な固定支持部材(14)と、端部がラン
スの外壁とほぼ接触するように維持でき且つ上記の孔の
外周に配置された掻き取りフィンガー部材(16)とを有
し、この掻き取りフィンガー部材がランスを冶金容器か
ら外に引き出す際にランスの壁に付着した物質(12)を切
断するように配置された切断手段(21)を有するような、
製鋼転炉の吹き込み管等の冶金容器(1) 中に上方から挿
入されるランス(5) の垢落し装置において、ランス壁に
付着した物質が自由に通過するのに十分な間隙がランス
と固定支持部材との間にできるように、固定支持部材の
孔の寸法がランスの横断面より大きくなっていることを
特徴とする装置。 【請求項2】 固定支持部材の上部に上方に拡大した漏
斗状の円錐台形被筒が取付けられている請求項1に記載
の装置。 【請求項3】 掻き取りフィンガー部材(16)が固定支持
部材の壁に形成された開口を介して引っ込むことができ
るようになっている請求項1に記載の装置。 【請求項4】 掻き取りフィンガー部材が固定支持部材
を構成する円筒状被筒に取付けられたピボット(17)を中
心に回動し、掻き取りフィンガー部材を上記孔の中心に
向かって放射状に延びる作業位置へ戻す戻し手段(18)
と、作業位置で掻き取りフィンガー部材が上方へ回動す
るのを防ぐ止め具(19)とを有する請求項3に記載の装
置。 【請求項5】 円筒状被筒(14)に窓(20)が形成されてお
り、掻き取りフィンガー部材がこの窓部の内部に引っ込
むようにピボット(17)が窓に取付けられている請求項4
に記載の装置。 【請求項6】 掻き取りフィンガー部材の端部にナイフ
等の切断手段(21)を備え、その切断エッジが下方を向い
ている請求項1に記載の装置。 【請求項7】 上記窓を密封する手段20を有する請求項
5に記載の装置。 【請求項8】 密封手段が各窓部にガス流体を注入する
手段(23, 23') を有する請求項7に記載の装置。 【請求項9】 ガス流体が水蒸気または窒素である請求
項8に記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9012085 | 1990-09-27 | ||
FR9012085A FR2667326B1 (fr) | 1990-09-27 | 1990-09-27 | Dispositif de decrassage d'une lance destinee a etre introduite dans un recipient metallurgique. |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH055118A true JPH055118A (ja) | 1993-01-14 |
Family
ID=9400818
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3276656A Withdrawn JPH055118A (ja) | 1990-09-27 | 1991-09-27 | 炉体に挿入されるランスの垢落し装置 |
Country Status (10)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5152952A (ja) |
EP (1) | EP0480856B1 (ja) |
JP (1) | JPH055118A (ja) |
KR (1) | KR100218758B1 (ja) |
AT (1) | ATE132539T1 (ja) |
DE (1) | DE69116072T2 (ja) |
DK (1) | DK0480856T3 (ja) |
ES (1) | ES2083552T3 (ja) |
FR (1) | FR2667326B1 (ja) |
GR (1) | GR3019531T3 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012251236A (ja) * | 2011-05-12 | 2012-12-20 | Jfe Steel Corp | 精錬炉用吹錬ランスの付着物除去装置 |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA2232445A1 (en) * | 1997-03-25 | 1998-09-25 | Michael J. Strelbisky | Removal of slag and/or steel build-up from lances |
KR100405524B1 (ko) * | 2001-10-17 | 2003-11-14 | 재단법인 포항산업과학연구원 | 전로 랜스의 지금 제거 장치 |
KR20030052431A (ko) * | 2001-12-21 | 2003-06-27 | 재단법인 포항산업과학연구원 | 용융금속 정련용 랜스 지금제거 장치 |
DE102008009010A1 (de) | 2007-02-14 | 2008-08-21 | Raif Atakan | Blaslanze |
CN105349729B (zh) * | 2015-10-15 | 2017-11-28 | 武汉华枫传感技术股份有限公司 | 一种密封刮渣装置 |
DE102016120334A1 (de) | 2016-10-25 | 2018-05-09 | Sms Group Gmbh | Vorrichtung und Verfahren zur Entfernung von metallischen und nichtmetallischen Anbackungen an Einblaslanzen beim Konvertereinsatz |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
LU68908A1 (ja) * | 1973-01-22 | 1974-02-11 | ||
BE864267R (fr) * | 1978-02-23 | 1978-06-16 | Desaar Rene | Dispositif de decrassage d'une lance de soufflage d'un recipient d'elaboration de l'acier |
GB2067259B (en) * | 1980-01-15 | 1984-05-23 | Mckee Minerals & Metals Ltd Da | Gas lance cleaning device |
DE3225772A1 (de) * | 1982-07-09 | 1984-01-12 | Klöckner-Humboldt-Deutz AG, 5000 Köln | Blaslanze |
LU86624A1 (ja) * | 1986-10-09 | 1988-05-03 | ||
US4854553A (en) * | 1988-06-03 | 1989-08-08 | Labate M D | Self shielding lance |
-
1990
- 1990-09-27 FR FR9012085A patent/FR2667326B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
1991
- 1991-09-24 DE DE69116072T patent/DE69116072T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1991-09-24 DK DK91470028.1T patent/DK0480856T3/da active
- 1991-09-24 EP EP91470028A patent/EP0480856B1/fr not_active Revoked
- 1991-09-24 AT AT91470028T patent/ATE132539T1/de not_active IP Right Cessation
- 1991-09-24 ES ES91470028T patent/ES2083552T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1991-09-27 US US07/766,206 patent/US5152952A/en not_active Expired - Fee Related
- 1991-09-27 KR KR1019910016943A patent/KR100218758B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1991-09-27 JP JP3276656A patent/JPH055118A/ja not_active Withdrawn
-
1996
- 1996-04-03 GR GR960400922T patent/GR3019531T3/el unknown
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012251236A (ja) * | 2011-05-12 | 2012-12-20 | Jfe Steel Corp | 精錬炉用吹錬ランスの付着物除去装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
ATE132539T1 (de) | 1996-01-15 |
GR3019531T3 (en) | 1996-07-31 |
KR920006514A (ko) | 1992-04-27 |
DK0480856T3 (da) | 1996-04-29 |
US5152952A (en) | 1992-10-06 |
DE69116072D1 (de) | 1996-02-15 |
FR2667326B1 (fr) | 1992-11-13 |
KR100218758B1 (ko) | 1999-09-01 |
ES2083552T3 (es) | 1996-04-16 |
FR2667326A1 (fr) | 1992-04-03 |
EP0480856B1 (fr) | 1996-01-03 |
EP0480856A1 (fr) | 1992-04-15 |
DE69116072T2 (de) | 1996-09-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101253729B1 (ko) | 제련 장치 | |
HU222484B1 (hu) | Fokozott biztonságú kokszolótorony, valamint védőberendezés és biztonságfokozó rendszer alsó ürítőnyílású kokszolótornyokhoz | |
JPH055118A (ja) | 炉体に挿入されるランスの垢落し装置 | |
RU2115078C1 (ru) | Перемещающаяся по рельсам толкающая машина для совершения операций в шлаковом отверстии сталеплавильных электропечей | |
US4679773A (en) | Horizontal tapping furnace and method of operation | |
KR20010065422A (ko) | 전기로 루프의 개스포트링 및 곡관부에 부착된 지금제거장치 | |
JPH11173767A (ja) | 溶融スラグ出湯口の清掃装置 | |
JP6153092B2 (ja) | 出銑口開孔機 | |
JP3581095B2 (ja) | サブランスの地金除去装置 | |
JP3627606B2 (ja) | 真空脱ガス槽の地金溶解装置 | |
JPH10263797A (ja) | 取鍋のスラグ除去装置 | |
JP2001342508A (ja) | 高炉送風羽口の開孔装置およびその方法 | |
JPS5910120Y2 (ja) | ランス装置 | |
JP3496587B2 (ja) | コワバリ掻取り装置およびこれを備えた熔体鋳造機 | |
JP2001116239A (ja) | 溶融炉の出湯装置 | |
CN212634305U (zh) | 一种双流大包机器人换长水口平台 | |
JPH04292788A (ja) | 酸化鉄焙焼炉における炉内面付着物除去法 | |
JPH0428811A (ja) | バーナ、地金除去装置および地金除去方法 | |
JPH0643164Y2 (ja) | ランスの離型剤塗布装置 | |
JP2005146356A (ja) | 真空脱ガス設備における耐火物解体装置及び耐火物整備方法 | |
JPH05237608A (ja) | 連続鋳造設備におけるノズルの洗浄方法 | |
RU2316411C2 (ru) | Устройство для удаления шлака с поверхности расплава | |
SU1008598A1 (ru) | Устройство дл плавки и разливки магниевых сплавов | |
JPH04292787A (ja) | 炉頂エルボの清掃装置付き製鋼用電気炉 | |
JPH093519A (ja) | 精錬用ランス |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981203 |