JPH0550842A - 空調用コンデンサの車体取付構造 - Google Patents

空調用コンデンサの車体取付構造

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Publication number
JPH0550842A
JPH0550842A JP22888191A JP22888191A JPH0550842A JP H0550842 A JPH0550842 A JP H0550842A JP 22888191 A JP22888191 A JP 22888191A JP 22888191 A JP22888191 A JP 22888191A JP H0550842 A JPH0550842 A JP H0550842A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
condenser
capacitor
refrigerant
cross member
air conditioning
Prior art date
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Pending
Application number
JP22888191A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomohiko Sagawa
智彦 佐川
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ファーストクロスメンバの形状に拘らずにコ
ンデンサの全体形状を決定でき、コストダウンと空調性
能の向上を図った空調用コンデンサの車体取付構造を提
供する。 【構成】 コア部11およびヘッダパイプ12から成
り、冷媒入口から導入された冷媒を凝縮して冷媒出口1
2bから出力する空調用コンデンサ10をエンジンルー
ム内に取付ける取付構造において、コンデンサ10をフ
ァーストクロスメンバ32の後方に配置し、コンデンサ
10の下端部をファーストクロスメンバに32取付けた
ブラケット33に固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、導入された冷媒を凝縮
して出力する空調用コンデンサの車体取付構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種のコンデンサは、従来、例えば実
開昭63−194028号公報に開示されているよう
に、エンジンルーム内のファーストクロスメンバの上部
に配置されている。その従来の取付構造を示す図5にお
いて、ファーストクロスメンバ32は、車両横方向中央
部に位置する箇所が低く、その両側の部分が車両側部に
向かって斜めに上昇する形状となっており、左右一対の
ラジエータコアサポートサイド(以下、ラジコアサイド
と呼ぶ)31の下縁前面に接合されている。そして、こ
のファーストクロスメンバ32上部の左右ラジコアサイ
ド31間にコンデンサ(パラレルフローコンデンサ)5
0が載置される。このコンデンサ50は、上部のメイン
コンデンサ51と、下部のサブコンデンサ52とを接合
しパイプ53で連結して成り、各コンデンサ51,52
にコア部51a,52aと一対のヘッダパイプ51b,
52bがそれぞれ設けられている。そして、不図示の冷
媒入口から導入された冷媒がコア部51a,52aで凝
縮されて液化され、液化された冷媒は、冷媒出口52c
から高圧チューブ22を通ってリキッドタンク(不図
示)に送られる。
【0003】コンデンサ50の後方には、ラジエータ6
0が不図示のサスペンションメンバ上に取付けられた状
態で配置される。61,62は、コンデンサ50および
ラジエータ60の両側部をカバーするように設けられた
シール板であり、これらのシール板61,62が設けら
れているために、車両前方から導入されコンデンサ50
を通過した空気が側方に漏れることなくラジエータ60
に導かれ、ラジエータ60の冷却性能の向上が図れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来のコンデンサ取付構造にあっては、コンデンサ50が
上述したような形状のファーストクロスメンバ32の上
部に配置される構成であるため、コンデンサ50の全体
形状を矩形とすることができず、図示の如くコンデンサ
50を上部のメインコンデンサ51と下部のサブコンデ
ンサ52に分ける必要があった。このため、コンデンサ
50の製作コストがアップするのに加えて、コンデンサ
50の全体形状を矩形とした場合と比べて図の隙間Aの
分だけその面積が小さくなり、空調性能が低下するとい
う問題があった。
【0005】本発明の目的は、ファーストクロスメンバ
の形状に拘らずにコンデンサの全体形状を決定でき、コ
ストダウンと空調性能の向上を図った空調用コンデンサ
の車体取付構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】一実施例を示す図1に対
応付けて説明すると、本発明は、コア部11およびヘッ
ダパイプ12から成り、冷媒入口12a(図2)から導
入された冷媒を凝縮して冷媒出口12bから出力する空
調用コンデンサ10をエンジンルーム内に取付ける取付
構造に適用される。そして、コンデンサ10をファース
トクロスメンバ32の後方に配置し、コンデンサ10の
下端部をファーストクロスメンバに32取付けたブラケ
ット33に固定し、これにより上記問題点を解決する。
また特に請求項2の発明は、コンデンサ10の冷媒出口
12bをヘッダパイプ12の下端面に設け、その冷媒出
口12bに取付けられた冷媒流路21を下方に引出して
から後方に延在させたものである。さらに請求項3の発
明は、図4に示すように、車両電気系のハーネス36を
コンデンサ10の下部に配置したものである。
【0007】
【作用】コンデンサ10をファーストクロスメンバ32
の後方に配置する構成としたので、コンデンサ10の全
体形状をファーストクロスメンバ32の形状に左右され
ずに決定することができる。また特に請求項2の発明に
おいて、コンデンサ10の冷媒出口12bをヘッダパイ
プ12の下端部に設け、その冷媒出口12bに取付けら
れた冷媒流路33を車両後方に延在させたので、従来の
ように冷媒流路貫通用の隙間(図5のB)を設ける必要
がなくなる。さらに請求項3の発明において、従来、コ
ンデンサ10の上部に設けられていた車両電気系のハー
ネス36をコンデンサ10の下部に配置したので、エン
ジンフードの高さを低くすることができる。
【0008】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段と作用の項では、本発明を分かり易
くするために実施例の図を用いたが、これにより本発明
が実施例に限定されるものではない。
【0009】
【実施例】図1〜図3により本発明の一実施例を説明す
る。図2は本実施例におけるコンデンサ(パラレルフロ
ーコンデンサ)10を前方から見た斜視図である。この
コンデンサ10は、矩形のコア部11と、その両サイド
にそれぞれ設けられたヘッダパイプ12とから成り、一
方のヘッダパイプ12の上部に冷媒入口12aが設けら
れるとともに、他方のヘッダパイプ12の下端面に冷媒
出口12bが設けられる。冷媒出口12bには高圧チュ
ーブ21の一端が接続され、この高圧チューブ21は、
いったん下方に引出された後、後方に延在される。
【0010】図1は上記コンデンサ10の車両エンジン
ルームへの取付構造を示し、(a)が正面図、(b)が
その右側面図である。なお、上記図5と同様な箇所には
同一の符号を付してある。31は左右一対のラジコアサ
イド、32はラジコアサイド31の下縁前面に接合され
たファーストクロスメンバであり、ファーストクロスメ
ンバ32は、図示の如く車両横方向中央部に位置する箇
所が低く、その両側の部分は車両側部に向かって斜めに
上昇する形状となっている。
【0011】上記コンデンサ10は、ファーストクロス
メンバ32の後方に配置され、その下端部がファースト
クロスメンバ32に固定される。すなわち、ファースト
クロスメンバ32の裏面には後方に突出する一対のブラ
ケット33が取付けられる一方、コア部11の下端部に
は、図3に示すような一対の突起部11a(一方のみ図
示)が突設され、この突起部11aがブッシュ37を介
してブラケット33の孔部33aに嵌合され固定され
る。コンデンサ10の冷媒入口12aは不図示のコンプ
レッサに接続され、冷媒出口12bは上記高圧チューブ
21を介してリキッドタンク(不図示)に接続される。
【0012】コンデンサ10の後方にはラジエータ60
が設けられ、このコンデンサ10とラジエータ60の両
側部は、コンデンサ10を通過した空気の側方への漏れ
を防止するためのシール板34がそれぞれ設けられてい
る。なお35は、一対のラジコアサイド31の上部に取
付けられたアッパレール、36はアッパレール35内に
おいて車両横方向に延設された車両電気系のハーネスで
ある。
【0013】以上のような構成において、不図示のコン
プレッサにより圧送される冷媒(気体と液体の混合冷
媒)は、冷媒入口12aからコンデンサ10内に導入さ
れ、コア部11内を通過して凝縮され液化される。液化
された冷媒は、冷媒出口12bから高圧パイプ21を通
って下流のリキッドタンク(不図示)に導かれる。
【0014】以上のように本実施例によれば、コンデン
サ10がファーストクロスメンバ32の後方に配置され
ているので、コンデンサ10の形状をファーストクロス
メンバ32の形状に左右されることなく決定することが
できる。したがって、従来のようにコンデンサを2つに
分けてパイプで連結する必要がなく、コストダウンが図
れるとともに、図2に示すようにコア部11の形状を矩
形とすることができ、その面積を従来より増加させて空
調性能を向上させることが可能となる。また、その他に
次のような効果も得られる。
【0015】すなわち従来は、図5(b)に示すように
コンデンサ50がファーストクロスメンバ32の上部に
配置されていたため、コンデンサ50の後部にラジコア
サイド31が位置する配置となり、この配置では、シー
ル性を向上させるためにコンデンサ50とラジコアサイ
ド31との間にシール板61を設けるとともに、ラジコ
アサイド31の後部に別体のシール板62を設ける必要
があった。すなわち2種類のシール板61,62が必要
であった。本実施例では、コンデンサ10がファースト
クロスメンバ32の後方に配置されているので、図3に
示すようにラジコアサイド31の後方にコンデンサ10
が位置することになり、したがってシール板34が1個
で済み、これによりその取付け工数の低減を図ることが
できる。
【0016】さらに本実施例では、コンデンサ10の冷
媒出口12bがヘッダパイプ12の下端面に設けられて
いるので、次のような効果が得られる。すなわち従来
は、上述の如くコンデンサ50の下部にファーストクロ
スメンバ32が位置しているため、図5に示すように、
冷媒出口52cをサブコンデンサ52のヘッダパイプ5
2bの前面に設け、ここから高圧パイプ上方に引出した
後、コンデンサ50とラジコアサイド31との間に設け
た隙間Bから後方に導く必要があり、このため隙間Bか
ら空気が漏れてシール性が悪化するという問題があっ
た。本実施例では、コンデンサ10の冷媒出口12bを
ヘッダパイプ12の下端面に設け、その冷媒出口12b
に取付けられたヘッダパイプ21を下方に引出してから
後方に延在させるようにしたので、上記隙間Bを設ける
必要がなくなり、シール性の向上が図れる。
【0017】また図4は別実施例を示している。図4に
おいて、本実施例では、従来アッパレール35内に設け
られていたハーネス36をコンデンサ10の下部に配置
したものである。すなわちコンデンサ10をファースト
クロスメンバ32の後方に配置したので、コンデンサ1
0の下方にスペースができ、ここにハーネス36を車両
横方向に延在させることが可能となる。そして、これに
よりアッパレール35の位置を図示の如く低くすること
ができ、エンジンフード71の位置を従来より低くする
ことが可能となる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、コンデンサをエンジン
ルーム内のファーストクロスメンバの後方に配置する構
成としたので、コンデンサの全体形状をファーストクロ
スメンバの形状に拘らず矩形とすることができ、従来の
ようにコンデンサを2つに分けてパイプで連結する必要
がなく、コストダウンが図れるとともに、全体形状を矩
形とすることができ、その面積を従来より増加させて空
調性能を向上させることが可能となる。また、コンデン
サの後方にラジエータを配置し、かつそれらの両側部に
シール板を取付ける構成とした場合には、各側部に1個
づつのシール板を設ければよく、その取付け工数の低減
を図ることができる。また特に請求項2の発明によれ
ば、コンデンサの冷媒出口をヘッダパイプの下端面に設
け、その冷媒出口に取付けられた冷媒流路を下方に引出
してから後方に延在させるようにしたので、冷媒流路貫
通用の隙間を廃止してシール性の向上を図ることが可能
となる。さらに請求項3の発明によれば、従来、コンデ
ンサの上部に設けられていた車両電気系のハーネスをコ
ンデンサの下部に配置したので、エンジンフードの高さ
を低くすることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る空調用コンデンサの車体取付構造
の一実施例を示す図であり、(a)が正面図、(b)が
その側面図である。
【図2】コンデンサの構成を示す斜視図である。
【図3】コンデンサのファーストクロスメンバへの取付
け状態を説明する拡大図である。
【図4】別実施例を示す構成図である。
【図5】従来のコンデンサ取付構造を示す図である。
【符号の説明】
10 コンデンサ 11 コア部 12 ヘッダパイプ 12a 冷媒入口 12b 冷媒出口 21 高圧チューブ 31 ラジエータコアサポートサイド(ラジコアサイ
ド) 32 ファーストクロスメンバ 33 ブラケット 34 シール板 35 アッパレール 36 ハーネス 37 ブッシュ 60 ラジエータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コア部およびヘッダパイプから成り、冷
    媒入口から導入された冷媒を凝縮して冷媒出口から出力
    する空調用コンデンサをエンジンルーム内に取付ける取
    付構造において、 前記コンデンサをファーストクロスメンバの後方に配置
    し、該コンデンサの下端部を該ファーストクロスメンバ
    に取付けたブラケットに固定したことを特徴とする空調
    用コンデンサの車体取付構造。
  2. 【請求項2】 前記コンデンサの冷媒出口を前記ヘッダ
    パイプの下端面に設け、その冷媒出口に取付けられた冷
    媒流路を下方に引出してから後方に延在させたことを特
    徴とする請求項1に記載の空調用コンデンサの車体取付
    構造。
  3. 【請求項3】 車両電気系のハーネスを前記コンデンサ
    の下方に配置したことを特徴とする請求項1または2に
    記載の空調用コンデンサの車体取付構造。
JP22888191A 1991-08-14 1991-08-14 空調用コンデンサの車体取付構造 Pending JPH0550842A (ja)

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JP (1) JPH0550842A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005297627A (ja) * 2004-04-07 2005-10-27 Furukawa Electric Co Ltd:The ワイヤーハーネス配索構造
JP2010107102A (ja) * 2008-10-30 2010-05-13 Sharp Corp 空気調和機の室外機
JP2010107103A (ja) * 2008-10-30 2010-05-13 Sharp Corp 空気調和機の室外機

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JP2010107102A (ja) * 2008-10-30 2010-05-13 Sharp Corp 空気調和機の室外機
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