JP2010107102A - 空気調和機の室外機 - Google Patents

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Abstract

【課題】大きな熱交換面積を比較的容易に得ることができるとともに、液化された冷媒の流速を低下させず、効率的に過冷却を促進できる高性能な空気調和機の室外機を提供する。
【解決手段】室外機10は、平面形状略矩形で、長辺側が正面及び背面、短辺側が左右両側面となった筐体10aの中に圧縮機2と送風機7を収容している。筐体10aには背面には背面吸気口12が形成され、一方の側面には側面吸気口12aが形成され、正面には排気口11が形成されている。背面吸気口12と側面吸気口12aの内側にはいずれもパラレルフローのダウンフロータイプである背面側熱交換器4と側面側熱交換器4aを配置する。背面側熱交換器4と側面側熱交換器4aは、凝縮時には背面側熱交換器4の偏平チューブ23を通った冷媒が側面側熱交換器4aに送られるように接続されている。
【選択図】図2

Description

本発明は空気調和機の室外機に関する。
空気調和機にはセパレート型と呼ばれるものがある。それは室外機と室内機により構成され、室外機は圧縮機、四方弁、膨張弁、室外側熱交換器、室外側送風機などを含み、室内機は室内側熱交換器、室内側送風機などを含む。室外側熱交換器は、暖房運転時には蒸発器として機能し、冷房運転時には凝縮器として機能する。室内側熱交換器は、暖房運転時には凝縮器として機能し、冷房運転時には蒸発器として機能する。
冷凍サイクルとしてヒートポンプサイクルを用いるセパレート型空気調和機の基本的構成を図3に示す。ヒートポンプサイクル1は、圧縮機2、四方弁3、室外側の熱交換器4、減圧膨張装置5、及び室内側の熱交換器6をループ状に接続したものである。圧縮機2、四方弁3、熱交換器4、及び減圧膨張装置5は室外機の筐体に収容され、熱交換器6は室内機の筐体に収容される。熱交換器4には室外側の送風機7が組み合わせられ、熱交換器6には室内側の送風機8が組み合わせられる。送風機7は多くの場合プロペラファンで構成され、送風機8は多くの場合クロスフローファンで構成される。
図3は暖房運転時の状態を示す。この時は、圧縮機2から吐出された高温高圧の冷媒は室内側の熱交換器6に入ってそこで放熱し、凝縮する。熱交換器6を出た冷媒は減圧膨張装置5から室外側の熱交換器4に入ってそこで膨張し、室外空気から熱を取り込んだ後、圧縮機2に戻る。室内側の送風機8によって生成された気流が熱交換器6からの放熱を促進し、室外側の送風機7によって生成された気流が熱交換器4の吸熱を促進する。
図4は冷房運転時あるいは除霜運転時の状態を示す。この時は暖房運転時と冷媒の流れが逆になる。すなわち、圧縮機2から吐出された高温高圧の冷媒は室外側の熱交換器4に入ってそこで放熱し、凝縮する。熱交換器4を出た冷媒は減圧膨張装置5から室内側の熱交換器6に入ってそこで膨張し、室内空気から熱を取り込んだ後、圧縮機2に戻る。室外側の送風機7によって生成された気流が熱交換器4からの放熱を促進し、室内側の送風機8によって生成された気流が熱交換器6の吸熱を促進する。
上記のようなセパレート型空気調和機の室外機は、全体形状としては直方体であり、平面形状略矩形で、長辺側が正面及び背面、短辺側が左右両側面となった筐体内に、各種機能部品を収容しているのが通例である。従来の室外機の構成例を図5に示す。
図5の室外機10は平面形状略矩形の板金製筐体10aを備え、筐体10aの長辺側を正面10F及び背面10Bとし、短辺側を左側面10L及び右側面10Rとしている。正面10Fには排気口11が形成され、背面10Bには背面吸気口12が形成される。排気口11は複数の水平なスリット状開口の集合からなり、背面吸気口12は格子状の開口からなる。正面10F、背面10B、左側面10L、右側面10Rの4面の板金部材に図示しない天板と底板が加わって六面体形状の筐体10aが形成される。
筐体10aの内部には、背面吸気口12のすぐ内側に室外側の熱交換器4が配置される。熱交換器4と室外空気との間で強制的に熱交換を行わせるため、熱交換器4と排気口11の間に室外側の送風機7が配置される。送風機7は電動機7aにプロペラファン7bを組み合わせたものである。送風効率向上のため、筐体10aの正面10Fの内面にはプロペラファン7bを囲むベルマウス13が取り付けられる。筐体10aの右側面10Rの内側の空間は背面吸気口12から排気口11へと流れる空気流から隔壁14で隔離されており、ここに圧縮機2が収容されている。
熱交換器4としては、フィンアンドチューブタイプ、パラレルフロータイプ、サーペンタインタイプといった種類のものが用いられる。フィンアンドチューブタイプは、多数の平行するフィンを1本のチューブが蛇行しつつ貫通する形のものである。パラレルフロータイプは、2本のヘッダパイプの間に複数の偏平チューブを配置して偏平チューブ内部の冷媒通路をヘッダパイプの内部に連通させるとともに、偏平チューブ間にコルゲートフィン等のフィンを配置したものである。サーペンタインタイプは、2本のヘッダパイプの間に偏平チューブを配置するところまではパラレルフロータイプと同じであるが、偏平チューブの数が1本であり、この1本の偏平チューブを蛇行させ、蛇行する偏平チューブの間にコルゲートフィン等のフィンを配置したものである。
図5の構成例では筐体10aの背面側のみに熱交換器4が存在するが、熱交換面積を大きくとるため、筐体10aの側面側にも熱交換器を配置することがある。そのようにした構成例を図6に示す。図6の構成例では左側面10Lに側面吸気口12aを形成し、そのすぐ内側に側面側熱交換器4aを配置している。「側面側熱交換器」との対比のため、熱交換器4を以後「背面側熱交換器」と呼称する。
背面側熱交換器4と側面側熱交換器4aを同一面に並べて描いたのが図7である。背面側熱交換器4はパラレルフローのダウンフロータイプである。背面側熱交換器4は、上部ヘッダパイプ21と下部ヘッダパイプ22を互いに間隔を置いてそれぞれ水平に、すなわち互いに平行する形で配置し、上部ヘッダパイプ21と下部ヘッダパイプ22の間に垂直な偏平チューブ23を所定ピッチで複数配置し、隣り合う偏平チューブ23同士の間にコルゲートフィン24を配置したものである。偏平チューブ23はアルミニウム等熱伝導の良い金属を押出成型した細長い成型品であり、内部には冷媒を流通させる冷媒通路が形成されている。偏平チューブ23は押出成型方向を垂直にする形で配置されるので、冷媒通路の冷媒流通方向も垂直になる。冷媒通路の一構成例では、断面形状及び断面面積の等しいものが図7の奥行き方向に複数個並び、そのため偏平チューブ23はハーモニカのような断面を呈する。各冷媒通路は上部ヘッダパイプ21及び下部ヘッダパイプ22の内部に連通する。
上部ヘッダパイプ21及び下部ヘッダパイプ22と偏平チューブ23、及び偏平チューブ23とコルゲートフィン24はそれぞれロウ付けまたは溶着により固定される。偏平チューブ23の他、上部ヘッダパイプ21、下部ヘッダパイプ22、及びコルゲートフィン24もアルミニウム等熱伝導の良い金属からなる。
側面側熱交換器4aも背面側熱交換器4と同じくパラレルフローのダウンフロータイプであるが、背面側熱交換器4よりも横幅が狭い。側面側熱交換器4aは、上部ヘッダパイプ21aと下部ヘッダパイプ22aを互いに間隔を置いてそれぞれ水平に、すなわち互いに平行する形で配置し、上部ヘッダパイプ21aと下部ヘッダパイプ22aの間に垂直な偏平チューブ23aを所定ピッチで複数配置し、隣り合う偏平チューブ23a同士の間にコルゲートフィン24aを配置したものである。偏平チューブ23aはアルミニウム等熱伝導の良い金属を押出成型した細長い成型品であり、内部には冷媒を流通させる冷媒通路が形成されている。偏平チューブ23aは押出成型方向を垂直にする形で配置されるので、冷媒通路の冷媒流通方向も垂直になる。冷媒通路の一構成例では、断面形状及び断面面積の等しいものが図7の奥行き方向に複数個並び、そのため偏平チューブ23aはハーモニカのような断面を呈する。各冷媒通路は上部ヘッダパイプ21a及び下部ヘッダパイプ22aの内部に連通する。
上部ヘッダパイプ21a及び下部ヘッダパイプ22aと偏平チューブ23a、及び偏平チューブ23aとコルゲートフィン24aはそれぞれロウ付けまたは溶着により固定される。偏平チューブ23aの他、上部ヘッダパイプ21a、下部ヘッダパイプ22a、及びコルゲートフィン24aもアルミニウム等熱伝導の良い金属からなる。
側面側熱交換器4aの偏平チューブ23aの本数は、背面側熱交換器4の偏平チューブ23の本数より少ない。そのため、偏平チューブ23aの冷媒通路面積の総和である側面側熱交換器4aの冷媒流路断面積は背面側熱交換器4に比べて小さくなる。
背面側熱交換器4の上部ヘッダパイプ21と下部ヘッダパイプ22には、同じ側の一端に冷媒配管25、26が接続される。上部ヘッダパイプ21の他端は冷媒配管25aを通じて側面側熱交換器4aの上部ヘッダパイプ21aの一端に接続され、下部ヘッダパイプ22の他端は冷媒配管26aを通じて側面側熱交換器4aの下部ヘッダパイプ22aの一端に接続される。上部ヘッダパイプ21aと下部ヘッダパイプ22aの他端は行き止まりになっている。背面側熱交換器4と側面側熱交換器4aは並列接続の関係にある。
冷媒配管25、26は、背面側熱交換器4と側面側熱交換器4aの両方に冷媒を送り込み、また背面側熱交換器4と側面側熱交換器4aの両方から冷媒を受け取るものである。冷房運転時には冷媒配管25から少なくとも一部がガス状となった高温高圧の冷媒が流入する。その冷媒は背面側熱交換器4と側面側熱交換器4aの冷媒通路を下降する間に室外空気に熱を放散し、凝縮して液状になる。暖房運転時には冷媒配管26から冷媒が流入し、背面側熱交換器4と側面側熱交換器4aの冷媒通路を上昇するうちに室外空気から熱を取り込んで蒸発する。
送風機7を運転すると背面吸気口12と側面吸気口12aから室外空気が流入する。背面吸気口12から流入した室外空気は背面側熱交換器4との間で熱交換を行い、側面吸気口12aから流入した室外空気は側面側熱交換器4aとの間で熱交換を行った後、送風機7に吸い込まれ、排気口11から排出される。
上記の背面側熱交換器と側面側熱交換器の組み合わせのように、2面の熱交換器を直角に配置した熱交換器の例を特許文献1から特許文献3に見ることができる。
特許文献1に記載された熱交換器は、パラレルフローのサイドフロータイプの熱交換器を、偏平チューブを折り曲げて直角にし、コンパクト化を図っている。
特許文献2に記載された熱交換器は、パラレルフローのダウンフロータイプの熱交換器を、ヘッダパイプを折り曲げて直角にしている。
特許文献3に記載された熱交換器は、パラレルフローのダウンフロータイプの熱交換器を2個、一方は幅の広い主コア、他方は幅の狭い従コアとして、互いに直角に配置している。主コアと従コアにおける冷媒の流れ方は、図7における背面側熱交換器4と側面側熱交換器4aへの冷媒の流れ方と同じである。
特開2008−45862号公報 特開2005−90806号公報 特開平10−160382号公報
室外機の筐体内スペースを有効活用するため、筐体の側面側にも熱交換器を配置する場合、特許文献1や特許文献2に記載のもののように熱交換器を曲げ加工して側面側熱交換器を形成するのは、一歩間違えると偏平チューブやヘッダパイプが破れる危険性があり、加工が難しい。また、サイドフロータイプの熱交換器は排水性が悪く、蒸発器としては使用困難である。特許文献3に記載のもののように独立した2個の熱交換器を直角に配置する構成では、特許文献1や特許文献2に記載のものが抱えているような問題は少ない。但し特許文献3記載の構成の場合、背面側熱交換器の偏平チューブと側面側熱交換器の偏平チューブは並列関係にあり、背面側熱交換器だけの場合に比べ熱交換面積が拡大されたとは言うものの、冷媒流路断面積は大きいままで一定しており、冷媒が気体から徐々に液化して比容積が小さくなって行くにつれ冷媒の流速が低下し、これが熱伝達率の低下をもたらし、その結果、熱交換器全体の性能が低下することがある。このように、単に熱交換面積を拡大したというだけでは、冷媒を効率的に過冷却することに結びつくものではなく、熱交換面積の拡大に見合う性能向上を実現するには至らなかった。
本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、大きな熱交換面積を比較的容易に得ることができるとともに、液化された冷媒の流速を低下させず、効率的に過冷却を促進できる高性能な空気調和機の室外機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、平面形状略矩形で、長辺側が正面及び背面、短辺側が左右両側面となった筐体の中に、圧縮機、熱交換器、及び送風機を収容する空気調和機の室外機において、前記筐体には、背面と一方の側面に背面吸気口と側面吸気口を、正面に排気口を、それぞれ形成し、前記排気口の内側には当該排気口を通じて筐体内の空気を排出する送風機を配置し、前記背面吸気口と側面吸気口の内側にはいずれもパラレルフローのダウンフロータイプである背面側熱交換器と側面側熱交換器を配置するとともに、前記背面側熱交換器と側面側熱交換器は、凝縮時には背面側熱交換器の偏平チューブを通った冷媒が側面側熱交換器に送られるように接続されていることを特徴としている。
側面側熱交換器の冷媒流路断面積は背面側熱交換器の冷媒流路断面積に比べ必然的に小さくなる。これらの熱交換器を凝縮器として用いる場合、ガス状態の冷媒は相対的に冷媒流路断面積の大きい背面側熱交換器を通る間に速やかに凝縮せしめられ、凝縮した液状冷媒は、背面側熱交換器よりも冷媒流路断面積の小さい側面側熱交換器を通る間に冷媒流速を低下させず過冷却状態とされるから、過冷却化を効率的に進めることができる。また側面側熱交換器は側面吸気口から吸い込まれた外部空気で冷却されるので、側面側熱交換器の冷却空気を十分に確保でき、過冷却を十分に促進させることができる。
上記構成の空気調和機の室外機において、凝縮時、冷媒が前記背面側熱交換器の上部ヘッダパイプに流入して当該熱交換器の下部ヘッダパイプから流出し、続いて前記側面側熱交換器の上部ヘッダパイプに流入して当該熱交換器の下部ヘッダパイプから流出する冷媒回路が構成されていることが好ましい。
このような構成にすれば、凝縮した冷媒が重力に逆らうことなく下の方へ流れるという形を無理なく作り出すことができ、熱交換効率を向上させることができる。
上記構成の空気調和機の室外機において、前記背面側熱交換器は前記筐体の底板との間に所定の間隙を置いて配置されるものであり、凝縮時に前記側面側熱交換器から流出した冷媒が流れる冷媒配管は、前記間隙を通り抜ける気流を横切る形で配置されていることが好ましい。
このような構成にすれば、背面側熱交換器と筐体底板との間隙を通り抜ける気流と、凝縮時に側面側熱交換器から流出した冷媒との間で熱交換を行うことができるので、さらに過冷却を促進することができる。
本発明によると、背面側熱交換器に加え側面側熱交換器を設けることにより、室外機の筐体内スペースを有効活用し熱交換面積を拡大した上で、凝縮時にはガス状態の冷媒が相対的に冷媒流路断面積の大きい背面側熱交換器で速やかに凝縮せしめられてから相対的に冷媒流路断面積の小さい側面側熱交換器に入るようにしたから、側面側熱交換器で冷媒流速を低下させず過冷却化を効率的に進めることができる。また側面側熱交換器は側面吸気口から吸い込まれた外部空気で冷却されるので、側面側熱交換器の冷却空気を十分に確保でき、過冷却を十分に促進させることができる。
以下本発明の実施形態を図1及び図2に基づき説明する。図1は空気調和機の室外機の概略構成を示す模型的水平断面図、図2は熱交換器の展開図である。なお実施形態の構造は多くの部分が図6及び図7に示す従来構造と共通する。そこで、説明の重複を避けるため、図6及び図7の従来構造と共通する構成要素には図6及び図7で用いたのと同じ符号を付し、説明は省略するものとする。
実施形態の背面側熱交換器4と側面側熱交換器4aは、従来構造と同じくパラレルフローのダウンフロータイプである。但し背面側熱交換器4と側面側熱交換器4aは従来構造のように並列にではなく直列に接続される。
背面側熱交換器4の上部ヘッダパイプ21には、一端(図2における右端)に冷媒配管25が接続されている。上部ヘッダパイプ21の他端(図2における左端)は行き止まりとなっている。下部ヘッダパイプ22は、上部ヘッダパイプ21の行き止まり端と対角をなす位置の端(図2における右端)が行き止まりとなっている。
下部ヘッダパイプ22の他端(図2における左端)は冷媒配管27を通じて側面側熱交換器4aの上部ヘッダパイプ21aの一端(図2における右端)に接続されている。上部ヘッダパイプ21aの他端(図2における左端)は行き止まりとなっている。下部ヘッダパイプ22aも図2における左端が行き止まりであり、右端に冷媒配管28が接続されている。
上記のように冷媒回路が構成されているので、冷房運転時あるいは除霜運転時には冷媒配管25から背面側熱交換器4の上部ヘッダパイプ21に少なくとも一部がガス状となった高温高圧の冷媒が流入する。冷媒は偏平チューブ23の冷媒通路を下降する間に室外空気に熱を放散し、凝縮して液状になる。凝縮した冷媒は冷媒配管27を通じて側面側熱交換器4aの上部ヘッダパイプ21aに流入し、偏平チューブ23aの冷媒通路を下降する間に再度室外空気に熱を放散する。これにより、冷媒を容易に過冷却に至らせることができる。下部ヘッダパイプ22aまで下降した冷媒は冷媒配管28を通じて流出し、室内機に送られる。
このように、ガス状冷媒は側面側熱交換器4aに比べ冷媒流路断面積の大きい背面側熱交換器4を通る間に速やかに凝縮せしめられ、凝縮した液状冷媒は、背面側熱交換器4よりも冷媒流路断面積の小さい側面側熱交換器4aを通る間に冷媒流速を低下させず過冷却状態とされるから、過冷却化を効率的に進めることができる。また側面側熱交換器4aは側面吸気口12aから吸い込まれた外部空気で冷却されるので、側面側熱交換器4aの冷却空気を十分に確保でき、過冷却を十分に促進させることができる。
背面側熱交換器4と側面側熱交換器4aはいずれもパラレルフローのダウンフロータイプであり、凝縮時には冷媒が背面側熱交換器4の上部ヘッダパイプ21に流入して偏平チューブ23の冷媒通路を下り、下部ヘッダパイプ22から流出し、続いて側面側熱交換器4aの上部ヘッダパイプ21aに流入して偏平チューブ23aの冷媒通路を下り、下部ヘッダパイプ22aから流出するものとしたから、凝縮した冷媒が重力に逆らうことなく下の方へ流れるという形が無理なく作り出され、熱交換効率が向上する。
暖房運転時には冷媒配管28から側面側熱交換器4aの下部ヘッダパイプ22aに冷媒が流入し、偏平チューブ23aの冷媒通路を上昇する間に室外空気から熱を取り込んで蒸発する。上部ヘッダパイプ21aに達した冷媒は冷媒配管27を通じて背面側熱交換器4の下部ヘッダパイプ22に流入し、偏平チューブ23の冷媒通路を上昇する間に室外空気から熱を取り込んでさらに蒸発する。上部ヘッダパイプ21まで上昇した冷媒は冷媒配管25を通じて流出し、圧縮機2に送られる。
図2には筐体10aが点線で示されている。15Tは筐体10aの天板であり、15Bは筐体10aの底板である。背面側熱交換器4は、複数のスペーサー29により、底板15Bとの間に所定の間隙を置く形で底板15Bの上に支持されている。側面側熱交換器4aも、複数のスペーサー29aにより、底板15Bとの間に所定の間隙を置く形で底板15Bの上に支持されている。熱交換器の素材金属がアルミニウムの場合、スペーサー29、29aは、例えば合成樹脂、ゴム等の非金属材料、またはステンレス鋼により形成する。
背面側熱交換器4と側面側熱交換器4aをスペーサー29、29aで支持するのは次の理由による。すなわち背面側熱交換器4と側面側熱交換器4aは熱伝導の良いアルミニウム等の金属で製作される一方、底板15Bはコストと強度の面から一般的に鋼板で製作される。背面側熱交換器4及び側面側熱交換器4aと底板15Bとが直接接触すると、異種金属の接触ということになり、電食が起きる。これを防ぐため、背面側熱交換器4及び側面側熱交換器4aと底板15Bとの間に電食を起こさない材料、例えば合成樹脂、ゴム等の非金属材料、またはステンレス鋼、を材料とするスペーサー29、29aを介在させているのである。
背面側熱交換器4はスペーサー29により底板15Bとの間に間隙30を置いて配置され、側面側熱交換器4aはスペーサー29aにより底板15Bとの間に間隙30aを置いて配置されていると、背面吸気口12から流入した気流の一部が間隙30を通り抜け、側面吸気口12aから流入した気流の一部が間隙30aを通り抜けるという現象が生じる。間隙30に着目した場合、そこを通り抜ける気流は下部ヘッダパイプ22を通る冷媒との間で熱交換を行うだけであり、背面側熱交換器4の熱交換にあまり寄与しない。
そこで、凝縮時に側面側熱交換器4aから流出した冷媒が流れる冷媒配管、すなわち冷媒配管28を、間隙30を通り抜ける気流を横切る形で配置する。図2では、冷媒配管28の位置が、間隙30の奥行き方向に関しては風下寄りで、正面10Fの側から背面側熱交換器4を望む視点では間隙30を横切ることとなる位置に設定されている。これにより、間隙30を通り抜ける気流と冷媒配管28を通る冷媒との間で熱交換が行われることになり、凝縮時における冷媒の過冷却を促進することができる。
冷媒配管28は、間隙30を通り抜ける気流を横切るだけでなく、下部ヘッダパイプ22aとの接続箇所を工夫することにより、間隙30aを通り抜ける気流も横切らせることができる。これにより、冷媒の過冷却が一層促進される。
冷媒配管28と背面側熱交換器4の位置関係は、背面側熱交換器4が風上側で冷媒配管28が風下側でも、冷媒配管28が風上側で背面側熱交換器4が風下側でも、どちらでもよい。間隙30の内部、すなわち背面側熱交換器4の真下を冷媒配管28が通っていてもよい。いずれの位置関係においても間隙30を横切る形で冷媒配管28が配置されており、間隙30を通り抜ける気流と冷媒配管28を通る冷媒との間で熱交換が行われ、凝縮時における冷媒の過冷却を促進することができる。冷媒配管28と側面側熱交換器4aの位置関係もこれと同様である。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
本発明は筐体内の背面側と側面側に熱交換器を配置する空気調和機の室外機に広く利用可能である。
本発明に係る空気調和機の室外機の概略構成を示す模型的水平断面図 本発明に係る空気調和機の室外機の熱交換器の展開図 セパレート型空気調和機の基本構成図 セパレート型空気調和機の基本構成図であって、図3と異なる状態を示すもの 従来の空気調和機室外機の構成例を示す模型的水平断面図 従来の空気調和機室外機の他の構成例を示す模型的水平断面図 図6の空気調和機室外機の熱交換器の展開図
符号の説明
1 ヒートポンプサイクル
2 圧縮機
4 背面側熱交換器
4a 側面側熱交換器
7 送風機
10 室外機
10a 筐体
11 排気口
12 背面吸気口
12a 側面吸気口
15T 天板
15B 底板
21、21a 上部ヘッダパイプ
22、22a 下部ヘッダパイプ
23、23a 偏平チューブ
24、24a コルゲートフィン
25、27、28 冷媒配管
29、29a スペーサー
30、30a 間隙

Claims (3)

  1. 平面形状略矩形で、長辺側が正面及び背面、短辺側が左右両側面となった筐体の中に、圧縮機、熱交換器、及び送風機を収容する空気調和機の室外機において、
    前記筐体には、背面と一方の側面に背面吸気口と側面吸気口を、正面に排気口を、それぞれ形成し、前記排気口の内側には当該排気口を通じて筐体内の空気を排出する送風機を配置し、前記背面吸気口と側面吸気口の内側にはいずれもパラレルフローのダウンフロータイプである背面側熱交換器と側面側熱交換器を配置するとともに、前記背面側熱交換器と側面側熱交換器は、凝縮時には背面側熱交換器の偏平チューブを通った冷媒が側面側熱交換器に送られるように接続されていることを特徴とする空気調和機の室外機。
  2. 凝縮時、冷媒が前記背面側熱交換器の上部ヘッダパイプに流入して当該熱交換器の下部ヘッダパイプから流出し、続いて前記側面側熱交換器の上部ヘッダパイプに流入して当該熱交換器の下部ヘッダパイプから流出する冷媒回路が構成されていることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機の室外機。
  3. 前記背面側熱交換器は前記筐体の底板との間に所定の間隙を置いて配置されるものであり、凝縮時に前記側面側熱交換器から流出した冷媒が流れる冷媒配管は、前記間隙を通り抜ける気流を横切る形で配置されていることを特徴とする請求項2に記載の空気調和機の
    室外機。
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