JPH05507903A - シクロスポリンの局所用処方 - Google Patents

シクロスポリンの局所用処方

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JPH05507903A JP91503355A JP50335591A JPH05507903A JP H05507903 A JPH05507903 A JP H05507903A JP 91503355 A JP91503355 A JP 91503355A JP 50335591 A JP50335591 A JP 50335591A JP H05507903 A JPH05507903 A JP H05507903A
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ブラック カービー エス
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 シクロスポリンの局所用処 発明の音量 選択的免疫抑制薬であり強力な抗炎症薬であるシクロスポリン(CsA)は、全 身的に投与した場合に、同種移植片の拒絶反応、対宿主性移植片病及び自己免疫 疾患のような、T−細胞性免疫過程(T−cell mediated imu ne processes)を抑制するのに大きな臨床的成功を示してきた。( 例えばA、 D、 He5s、 at al、、 Transpl。
Proc、 20: 29 (198B)参照)後者に関しては、全身的CsA は転層、皮膚の自己免疫と推定されている疾患(putativs autoi mmune disorder)を処置するのに効能があることが証明されてい る。(例えばC,N、 Ellis、 et at、、 JA−^256: 3 110(1988)参照)シかしながらCsAが特定の組織部位及び焦点の反応 している免疫細胞を探的とすることによる、局部に制限された免疫抑制の導入は 、驚異的に一層大きい効能という結果が得られ、また相当な免疫学的及び臨床的 効能を有している。
皮膚科医の専門分野内では、上記効能の一例として、例えば湿疹、接触過敏症( contact hypersensibility) 、局部的脱毛症(al opecia areata)及び転層を含む皮膚の推定的自己免疫状態及び関 連する疾患を処置することが望ましいであろう。しかしながら、疾患のメカニズ ム及び種々の処置の様相の効能をテストするためのい(つかのモデルのあるもの はこの分野で利用可能であろう。更に、大抵の皮膚の状態の発現の変わりやすさ 及び体の種々の部分の表皮性組織の間の本来的相違により、単一の処置方法論ま たは薬剤の組成は、提示された全ての疾患状態にはまれにしか有効ではない。
関連する免疫反応に対する基本的理解は本発明の理解及び評価を容易にするであ ろう。T−細胞性免疫の結果は、同種移植片の拒絶反応及びその他の炎症性反応 を顕在化するのに重要な役をはたしている。同種移植を伴う免疫学的カスケード は、1)抗原の認識、2)リンパ球の活性化、3)リンフ才力インの放出による 反応している免疫細胞と主な組織適合性複合抗原(histoco■patib ilitycotρtex (M)IC”) antigen)の導入された発 現の間の連絡の特定の細胞及び分子の展開及び、4)最終的移植破壊(拒絶反応 )に通じる目標組織への単核炎症細胞の侵入、を含んでいる。新規な真菌代謝物 質であるCsAの全身的投与が、この炎症カスケードを阻止し、種々の実験的動 物モデルにおいて、おそらくはTサプレッサー細胞の発現の参酌を伴うTヘルパ ー細胞に対する抑制的効果により、恒久的同種移植片の受け入れ(積極的に取得 した免疫学的耐性(actively−acquired1■■unologi cal tolerance))を可能にすることはよく知られている。(例え ば^。
D、 He5s、 at at、、 Transpl、 Proc、 20:  29 (19813)参照)シクロスポリンはこれまでの薬品に比して新規な免 疫抑制特性を有している:それらはその作用のメカニズムにおいて選択的であり 、優れた#極片生存期間を示しており、強力な抗炎症性化合物である。シクロス ポリンは、これまでの薬品と比較して、免疫反応性を恒久的に変え、その結果種 々のモデルである程度の免疫学的耐性(移植容認)が得られるようにする強力な 能力でもってよく知られている。従って局部に制限された組織部位特異的作用の ためのシクロスポリンの局所用処方を開発することはきわめて有利かつ望まし〜 )であろう。
これまでは、免疫抑制薬は細胞及び体液の両者を媒体とする免疫反応を抑制する ために、全身的レベルで投与されてきた。しかしながら、局部に制限された部位 特異的免疫抑制の導入は、移植拒絶反応並びに自己免疫及び自己免疫、と推定さ れている疾患に影響を及ぼす同様な炎症免疫過程に導くメカニズムを阻止するこ とができるであろう。しかし組織部位特異的免疫抑制メカニズムはシクロスポリ ンの局部的適用によって決定的に証明されてはいない。
更に最近、シクロスポリン特にシクロスポリンA(CsA)として知られた真菌 代謝物質が、中実器官の移植における1夏な免疫抑制薬として確立された。シク ロスポリンの全身的使用は実験的及び臨床的に同種移植片の生存期間を延長する が、継続的免疫抑制療法が一般的に必要である。
また、シクロスポリンの全身的投与の長期間面での効果は大きな関心事である。
感染症の増大と同様、関連する腎細胞毒性(nephrotoxicity)及 び肝細胞毒性(hepatotoxicity) (すなわち腎臓及び肝臓の損 傷)の複雑化は重大な問題であり、従ってひどい火傷を負ったりあるいは転層の ような生命の危険はない皮膚の状態にあるある種の患者にとっては、シクロスポ リンによる処置は不適切になるであろう。CsAでもって移植のある程度の生存 期間または長い抗炎症効果を達成しまた潜在的に有毒な全身面の効果を減少させ るための一つの方法は、CsAを目標組織内に局部に制限することを含んでいる 。
理解を明確にしまた容易にするために、この開示全体を通して、用語「C5^」 、「シクロスポリンA (Cyc1osporine^)」及び「シクロスポリ ン(cyclosporine) Jは、用語「シクロスポリン(cyclos porin(s)) Jと交換可能と考えてよい。CsAは大抵の薬側の準備に おいて代表的に用いられるシクロスポリンであるが、本発明の範囲はこの一つの 型のシクロスポリンに限定されるものではない。
CsAを用いた拒絶反応の局部的抑制は種々な結果を示している。移植に先立つ CsAを用いた腎臓同種移植片の局所潅流は組織の生存期間の向上をもたらすが 、事前に最小限の全身的アザチオプリン免疫抑制が必要である。例えばり、H, Toled。
−Pereira、 et at、、 Transplantation 33 + 330 (+982)参照。同様に、結紮された胸腺への低投与量のCsA の注入は、ラットの腎臓の同種移植片の生存期間を多少向上させるに過ぎない。
遅延タイプの過敏性は角膜同種移植片拒絶反応を有する動物及びヒトにおいて、 局所用に適用されたCsAでもって効果的に抑制された。(例えばR,D、^l dridge、 et al、、 Cl1n、 Exp、 1mmuno1.5 9: 23 (1985)参照)CsAの局所用適用は、ヒトの局部的脱毛症及 び接触過敏症を処置するのに効果的であることが示されたが、転層には効果がな いようにみえた。局所用に適用したCsAを用いた研究は、ラットの皮膚の同種 移植片の生存期間が延びることを示した。例えば C,S、 Lai、et a t、、Trans Iantation 44: 83 1987; X、F、 Zhao、et al、。
Trans Iant、 Proc、 20: 670 (+9118)参照。
しかしながら、このような研究の一つは、局部的Cs^処置で認められた向上の 大部分は動物が処置領域からCsAを摂取したことによるものと結論づけて(す る。上記Zhao参照。動物が移植片からCsAを摂取することを阻止する手段 がとられたときは、研究者はCsA血液レベルは最適状態に及ばず(100ng /11未満)、無視し得る皮膚同種移植片生存期間の向上しかみられなかったこ とを見いだした。皮膚の自己免疫的疾患はCsAを用いた経皮的(すなわち局部 的)処置から利益を得るであろうとも当然に仮定される。
従って、局部に制限された組織の部位特異的炎症性免疫反応の抑制において、シ クロスポリンの局所用及び局部的処方、及びこれを利用する方法の必要性が存在 する。一つの例は局部的レベルでの皮膚同種移植片の拒絶反応の抑制を含んでい るが、これは皮膚の自己免疫的疾患(すなわち転層、接触過敏症、局部的脱毛症 )及び組織または器官の同種移植片のような他の炎症性疾患のためのモデルとし て役にたつ。特に、局部的に同種移植片の容認をもたらしT−細胞を媒体とする 結果(T−cell mediated events)を和らげる方法論が大 いに望まれている。本発明はそのような処方及び使用方法に向けられている。
発明の要約 本発明は皮膚の同種移植片の生存期間がシクロスポリン、特にシクロスポリンA の局所的使用により延ばすことができるという観察を利用している。それはCs Aが特定の組織を標的とすることは、効力を増大しまたこの免疫抑制薬に関連し た全身的有毒性の!!念を減少するのに望ましい手段であると0う概念に基づい ている。この局部に制限されたCsAの効果はまた、局所潅流及び/または局部 的適用による器官移植における潜在的有用性を示している。更にシクロスポリン は自己免疫的皮膚疾患及びその他の局部に制限された炎症性反応の処置に効果が あり得るであろう。それから一般的にこの処置は、T−細胞性または固定組織ベ ースの抗原(fixed−tissue−based antigen)及び/ または知られていないメカニズムにより刺激された単核細胞の炎症性反応が存在 するときは、いつでも適切であり得るであろう。加えて、シクロスポリンを用〜 またりュウマチ性関節炎(rheumatoid arthritis) s多 発性硬化症(multiple 5clerosis) s炎症性肺疾患、及び その他の炎症性疾患の局部的処理は効力があることを示すことがあり得るであろ う。
CsAによる部位特異的免疫抑制の導入についての何れとも言いかねるメカニズ ムは、免疫非反応性(immune non−responsiveness) の全身的維持状ml (systa*icmaintenance phase )を確立するもののようにみえる。この維持状態を導入するためには、C5^の 最初における限定された全身的投与量が必要のようにみえる。同様に、2つの別 個の免疫抑制状態、導入及び維持状態が特定の免疫非反応性を発展させるのに重 要である。(例えばE、 Towpik、 et al、、 Transpla ntation 40ニア14 (+985)参照)自己免疫性の炎症性皮膚疾 患に対し効能がある部位特異的抑制をするためのCsAの投与条件がこのW1察 を強調することはありそうもない。局部的適用と関連して全身的に投与された連 続的低投与量のCsAも効能があることを示すことがあり得るであろう。
本発明の一つの面によれば、皮膚の同種移植片拒絶反応、T−細胞性免疫過程、 及び炎症性反応をを効果的に排除するために、短期間の限定された全身的CsA の計画表または長期間の低投与量の全身的CsAの計画表と関連して、局所用処 方において局部的CsAを利用するための方法が提供される。この方法はまた、 転層及びその他の局部に制限された炎症性反応またはシクロスポリンに反応する 状態を含む自己免疫的皮膚疾患の臨床的処置において効果的であることが判明し ている。一つの好ましい実施例は、1回の投与量につき約11g/kg/day から15曹g/kg/dayのシクロスポリンが適用される、全身的に適用され る処方を示唆している。一つの実施例では、CsAは局所用の特定の組成のクリ ーム状処方中に懸濁されて〜)る。他の実施例によれば、CsAは特定の組成の 鉱物油ベースの局所用処方の一成分である。
本発明の更に他の実施例によれば、CsAがホホバ油ベースの特定の組成の局所 用処の実施例は、異なる免疫抑制薬及び抗炎症薬と関連するCsAの局所用処方 を含んでいる。付加的実施例は保存料を更に含有する処方を含んでいる。
例えば、本発明による一つの好ましいタイプの処方はシクロスポリン、薬物担( または1回の投与量あたり約0.5麿g/cm2から5 mg/c■2のシクロ スポリンが適用されるような量で組織に適用されるシクロスポリン)。
本発明による別の好ましいタイプの処方は重量による概略値でほぼ、5−60% の無シル硫酸ナトリウムからなっている。
本発明による更に別の好ましいタイプの処方は重量による概略値でほぼ、5−6 0%の無水ラノリン、5−80%のホホバ油、5−80%のオリーブ油、0.2 −20%のポリソルベート80、及び0.2−25%のシクロスポリンA粉末か らなっている。
本発明による付加的な好ましいタイプの処方は重量による概略値でほぼ、5−8 0%の無水ラノリン、5−80%の鉱物油、5−80%のオリーブ油、0.2− 20%のポリソルベート80、及び0.2−25%のシクロスポリンA粉末から なっている。
本発明による別の好ましいタイプの処方は重量による概略値でほぼ、 5−60 %の無水ラノリン、5−80%のホワイトペトロラタム油、5−80%のオリー ブ油、0.2−20%のポリソルベート80、及び0.2−25gのシクロスポ リンA粉末からなっている。
本発明による別の好ましいタイプの処方はM!による概略値でほぼ、60−90 %のエチルアルコール、3−30%のグリセロール、0.2−20%のポリソル ベート8o、及び0.2−25%のシクロスポリンA粉末からなっている。
本発明によれば、更に別の好ましい処方は重量による概略値でほぼ、叶50%の エチルアルコール(v/v)、5−30%のグリセロール(V/V)、10−9 0%のプロピレングリコール(V/V) 、及び0.2−25%のシクロスポリ ンA粉末(W/V)からなっている。
本発明による別の好ましいタイプの処方は重量による概略値でほぼ、0.2−2 0%のポリソルベート80(v/v)、2−30%のエチルアルコール(v/v )、5−50%の脱イオン水(v/v)、5−40Xのグリセロール(v/v) 、1O−80XのプロピL/7グリ:I−ル(v/v)、及び0.2−25%の シクロスポリンA粉末(g/100m1; w/v)からなって〜する。
本発明による別の好ましいタイプの処方は重量による概略値でほぼ、0−20χ のエタノールCV/V)、0.2−25%のシクロスポリンCw/v>、19− BOXのホワイトペトロラタム(v/v)、叶10%の重質鉱物油(v/v)、 及び0.05−5Xのステロイド粉末(t/v)からなっている。更に次の実施 例はステロイド粉末としてヒドロコルチゾンを選んで使用してもよい。
本発明による更に別の好ましいタイプの処方はほぼ、シクロスポリンと薬学的に 受け入れ可能な薬物担体よりなっている。そのような処方は更に天然トリグリセ リドのエステル化産品及びポリエチレングリコール、植物油、及びエタノールか らなりでいてもよい。
本発明による別の好ましいタイプの処方はほぼ、シクロスポリンに対するエステ ルの殖置比が重量で約10:0.2〜IOであり、植物油は重量で全組成の約3 5〜60駕であり、エタノールは重量で全組成の約1〜20%である処方からな っている。更にそのような処方は大体シクロスポリンを含んでおり、そこではシ クロスポリンはM!で約0.5%から約25%の濃度のシクロスポリンA粉末で ある。
本発明の別の局面によれば、二重皮膚移植片モデル(dual 5kin gr aft model)が提供されており、これは例えばここで示唆されたタンデ ム処置法(tandestreatment) 、または覆々のシクロスポリン を含む処方の局所的投与のようなプロトコルをテストするのに使用される。
更に本発明は、シクロスポリンを含む局所用処置処方における薬学的に受け入れ 可能な補助溶剤(co−solvent)及び潜在的な浸透助触媒(penet rationpro■otors)は局部的には効力を減少させまたはな(すか も知れないが、全身的には効力を増大させることを提言する。従って、局部的に 処置された組織におけるそのような処方により、全身的循環(syste++i c circulation)に達する一定の勾配がある効果(gradien t effect)が得られるであろう。しかしながら、そのような処方でのシ クロスポリンの投与量を少なくすることにより、潜在的に望まれる局部的結果が 得られる。これと対照的に、前記補助溶剤及び明白な浸透助触媒を使わない局所 用ンクロヘボリン処方は、一般的に処置された組織に活性のある薬品を局部的に 沈積することを可能にするようにみえる。これらの後者の処方は、同等のシクロ スポリン濃度で全身的影響を及ぼすことなしに局部に制限された効果だけを生じ させるのに一層効果的である。
加えて、シクロスポリンの種々の組み合わせ、ステロイド及びその他の抗炎症薬 (例えば非ステロイド系薬品)を、結合的、付加的、及び/または共同作用的効 能をもたらすために、自己免疫の局部的処理及びその他の炎症状態で使用するこ とが示唆される。
本発明の別の実施例では、シクロスポリンを含む処方をリポソームのような油質 の膜の小胞中にマイクロカプセル化することのような代替的投与システムが示唆 される。
本発明の他の実施例は全身的目的のための皮膚を通しての適用によるCsAの効 果的投与を含んでいる。この新しいCsAの投与方法は、シクロスポリンが表皮 /皮膚を通過するときの異なる代謝により、CsAの全身的作用の新しいメカニ ズムをもたらすであろうと思われる。これらの結果はまた、免疫抑制を必要とし て(するが妥協的な胃腸内吸収(co畦romised gastrointe stinal absorption)を示している患者への全身的投与のため の効果的手段としての、局所用Cs^処方の使用を支持している。
加えて別の実施例では、CsAは皮膚以外の種々の組織に局部的に投与できるこ とを示唆している。その一部を挙げれば例えば口腔粘膜、食道、鼻中隔、気管、 及び肺の組織である。
更にCsAは多少の抗真菌性特性を育していることが示され、局部的適用は真菌 感染症に有効であり得る。このような適用が本発明の別の実施例で示唆されてい る。
最後に、本発明はいくつかの局所用Cs^処方の何れかの一つを、全身的に適用 されたCsAと関連してまたはそれと無関係に利用する方法を提案している。
従来技術に対する本発明の一つの利点は、シクロスポリンの局所的適用は皮膚同 種移植片の拒絶反応、炎症性反応及び自己免疫皮膚疾患を、その他の細胞的処置 と明らかに干渉することなく排除するのに有効であるという事実を含んでいる。
前に述べたように、ステロイドを含んでいるような他の局所的に適用した処方は 、シクロスポリンよりも効能が少ない免疫抑制薬であり、その作用において選択 性が少なく、また恒久的免疫学的耐性の導入において有効でない。更に、ステロ イド系クリーム及び軟膏では、その使用から傷の治癒に有害な効果及び感染症に 対する非特異的な免疫性が結果的に生じる。
本発明の次の利点は、特定の組織にシクロスポリンを選択的に投与することはそ の化合物が反応する炎症性の細胞を標的とするという事実であり、また効力を増 進し、シクロスポリンの局部に制限された効果がそれは局所的適用により及び/ または局所潅流により器官移植に潜在的に有用であるということを示していると いう点において、この免疫抑制薬に関連した全身的毒性の懸念を減少させるのに 望ましい手段であるという事実である。シクロスポリンの局所的適用は化合物を 標的組織に投与することにより同種移植片の生存期間を増進させ、このことはこ の免疫抑制薬の部位特異的活性及び効力を助長し、一方ではシクロスポリンによ る潜在的毒性の全身的レベルを減少させる。
本発明の別の利点は、二重皮膚同種移植片モデルが優れた調査研究及び臨床的研 究プロトコルをもたらすという事実である。例えば、2つの同種移植片、一方は 処置を受けており他方は未処置のまま、を使用することは問題となってb)る特 定の同種移植片に対する全身的T−細胞性反応の生体内での評価を許容する。処 置された同種移植片は全身的活性化を顕在化する可能性があるので、これらの全 身的な他者攻撃的細胞を局部的に抑制する試験物質の能力の評価力呵能である。
加えて、試験物質の局部的効果は提案された二重皮膚同種移植片モデルにより研 究できる。
更に次の利点は、比較的正常な皮膚が処置を受ける脱毛症のような゛疾患を処置 する際の本発明の効力を含んでいる。このような例では、必要な処方は、露出し た傷害により複雑になった転層のようなより重症の皮膚疾患を効果的に処置する ものと異なることがあるであろう。加えて、投与量及び時期の必要条件は開業医 による患者の研究を必要とするであろうし、全身的及び局所的処置の段階の両方 に対し変形を必要とするかもしれない。
同様に、ある種の状態は事前の全身的Cs^処置なしに局所用の処置のみを必要 とするかもしれない。更に、効能がありまた有利であることを示すクリーム及び 軟膏を作り出すために、異なる処方がここに述べたプロトコル及び方法に従って 容易に案出されるかも知れない。
星皿五!!亙脱男 図1は二重皮膚同種移植片モデルの図解表現である。
聚」二謬槻ム脱男 この発明は、皮膚同種移植片拒絶反応及び炎症性反応を排除する方法及び組成物 を提供する。全身的に投与されたシクロスポリンが中実な組織又は器官の移植に おける効果的な免疫抑制薬であることは観察に基づいている。シクロスギ1ノン を使用すると、その薬物が標的組織に加えられ、そして効能が高められることに より、実験を行った皮膚同種移植片の生存が長くなるが、全身的な療法を行った だけの場合には、腎細胞、肝細胞、及び神経に対して過度に毒性がもたらされる 可能性があり、また付随的に起こる感染症の増大が重大な問題を提起するおそれ がある。従ってこの発明の使用方法は、これらの問題点を回避し、シクロスポリ ンの有害な副作用を最小限に抑えて、有用な特質を効果的に強調する処理方法論 を提供する。
A0局部的持続性モデル 従来から、細胞と体液を媒介とした両免疫反応を抑制するために、免疫抑制薬は 全身的なレベルで投与されてきている。しかしながら、局在化した部位特異的な 免疫抑制の誘導によって、自己免疫異常及び自己免疫によると推定される異常に おいて作用する移植片拒絶反応及びそれに類似の炎症性の免疫過程に導くメカニ ズムを抑制することができるであろう。しかしいまだ、シクロスポリンの局部的 な適用による組織の部位特異的な免疫抑制メカニズムは決定的に証明されていな い。
実験結果は、C8^の局部的な適用における部位特異的な免疫抑制メカニズムに 対する明かな証拠を示している。T−細胞性の免疫性は、局部的に損なわれてい た。
そのメカニズムにおいては、リンツtカイン生産の特異的な阻害、局部の組織と 組織部位を循環するT−細胞との中における主要組織適合性複合体(MMC)決 定子の発現を制限すること、及び局部の部位特異的な抑制遺伝子細胞が移植され た組織内で発達するかもしれないというようないくつかの興味をそそる可能性が 作用しているかもしれない。しかしながら、全身的な免疫反応が明らかにアロア ゲレッジeン(at loagression)の高いレベルであったときに局 所的な適用は効能があったという考察は非常に印象的であり、このことは賦形剤 処理された移植片の付随した拒絶反応によって証明されている。この事実は、C sAによる局在化している部位特異的な免疫抑制に関しての興味のある間層を提 起する。もし、ある循環しているアロアグレブシプ(alloaggressi ve)な細胞が賦形剤処理されていない移植片に対してプライムされる(pri 履ed)ようになったと仮定するならば、CsAを局所適用することによって、 第1に細胞を媒体とした炎症性の反応を抑制するのに効果的であるだけでな(、 第2に細胞を媒体とした免疫反応を抑制するのに効果的であるということがおき る可能性のあることである(図1参照)。先行技術においてはCsAは活性化さ れた免疫反応に対して効果が少ないものであると知られていたので、このことは 多少驚くべきことである。逆に言えば、C8^が抑制遺伝子細胞の発達を促進す ることはよく知られているので、ある局所の抑制遺伝子細胞が局所の投与を受け ている移植片の中で発達した可能性がある。その後、これらの細胞は反対側性の 賦形剤移植片に対する全身的な循環及び主要なすなわち活性化された細胞を媒体 とした反応の抑制のために利用されるであろう。
これらのメカニズムは、図1で説明されているように、このモデルの使用を通し て、さらにはっきりと調査されかつ解明される。二重皮膚同種移植片モデルを考 えた場合、処理されてなl、)同種移植片が全身的な免疫認識およびアロアクテ ィベージlン(alloactivation)のための部位として機能を発揮 することができることに注目することは重要である。炎症性の拒絶反応カスケー ドが進行するとき、免疫反応の細胞及び体液のアーム(arms)は入り組んだ ようになることができる。
活性化されたT−細胞及びマクロファージはその後、処理されてない反対側性の 同種移植片から局所的に処理されたCsA同種移植片まで全身的に循環すること ができるあろう。後者はそれから予め活性化されていた免疫細胞に従属されるか もしれない。さらに、示されているOs^処理された同種移植片は、局部のCs ^処置の間にほんの少しだけ変化する。それゆえ、そこには実際に免疫抑制的な メカニズムの作用があったことが示された。付は加えて、C5^がT−抑制遺伝 子細胞の産出を促進することはよく知られている。これらの細胞がCs^部位に て誘発され、それから処理されてない同種移植片に循環して戻るために利用され て、反対側性の部位にて拒絶反応過程を弱化させることは可能である。
B、二重移植片モデル 部位特異的な炎症モデルは、例えばルイス エックス ブラウン ノルウェーで あるので利用され、このことが未知でありかつ統制されてない変化するものの等 しい異種組織適合性の障害が利用され得°る。これにより、拒絶反応中における 炎症反応のレベルが、炎症疾患過程の種々の程度に対して免疫遺伝学的な不適当 極片の使用を除き、以前に述べたように薬学的に反応性のある薬剤及び賦形剤を 研究するために利用され得る。(例えば、バイレン(Biren)等によるJ、  Invest。
の例で利用された皮膚異種移植片手続きは、ヘライツト(He*1tt)等によ る”熱による負傷の処置のためのシクロスポリンと皮膚同種移植片二1.ラット 火傷モデルにおける低レベル長期間投与を用いた長移極片生存と延長” 移植  45:13(+988) (Cyclosporine and 5kin A llagrafts for the Treatment of T■■窒高 ≠■ Injury: I 、Extensive Graft 5urvival  Hth Low−Level Long−丁era^dministratio n and Prolongation in a Rat Burn Mod el、” Transplan狽≠狽奄盾■ だって移植片受容者と提供者に麻酔がか番すられた。LBN−Fl動物(提供者 )は麻酔がかけられ、毛が剃られ、それらの牛皮(充分厚い皮膚)が外科的に取 り除かれ、10日間に渡うて1日の投与量が8−g/kg/dayずつの全身的 なCsAの皮下注射を受けた。
からの単核の細胞は、 RMP11840を含んでいる完全なメディア内で、1 0%の胎児の公式から計算された。式:1−[(実験的DPM−バックグラウン ドDPII)/(ルイス正常標準対照DP−−バツクグラウンドDPM)] ( 1−C(expriIental DPII−backgroundDPM)( Lewis−normal control DPM−background  DPM)])組組織化の評価のための生検は、組織変化の検査のために55日目 (検死の日)に夜釣な偏りを避けるために、同一性の認識をすることな(研究さ れた。断片は単核細胞の炎症性浸潤物と構造上の変化の有無のために調べられた 。
C1局所シクロスポリンの適用 我々の初期の計画案は、手術直後における皮膚同種移植片に対する種々の局所処 方の適用を含んでいた。しかしながら、これは、賦形剤又はCsAの濃度のいず れかのために同種移植片の明かな壊死に終わった。我々はそれから正常のラット の皮膚にその処方を適用し、僅かな紅斑性の反応を見つけた。我々は、溶液が正 常のラットの皮膚に対して僅かに有毒であると思索したが、同種移植片はさらに より敏感になるように見えた。これは、手術がある期間皮膚の中で血液供給を見 かけ上減少させるように、皮膚の中の溶液の異常な濃度の持続のためであるかも しこの問題を回避するために、我々は局所の適用に先立って、lO日日間渡って 一日の投与量を81g/kg/dayとした全身的なCsAの投与を行った。こ れは移植片の移植を許容するのに充分であるように見え、C5^の局所的適用に 関して最良の効能をもたらした。11日目以降からの全身的な一日当り8■g/ kg/dayの投与量に等しい役なかった対照標準に比して意味ありげに延ばさ れた。局所的なCsAが適用された限ことができたことを示していた。これらの 発見は、皮膚の自己免疫疾患を含んではいつも必要とされるわけではない。どち らにしても、しかしながら、提案された処置は、同種移植片容認の場合と同じよ うに、自己免疫及び関係した疾患状態に対しても最良の効能をもたらすであろう 。
局所用組成物の中の反応性のある成分として効用のために処方されたシクロスポ リンは、どのようなシクロスポリンでもよ<CsAに限定されない。同様に、処 方において使われるべきシクロスポリンの量は、特定の範囲に限定されるもので はなく、期待される効能、混合物の特定の形態、浸透障壁などに基づいて適当に 選定される。しかし、その効能の観点から見ると、混合物10o1中に0.2% 〜25%あるいはそれ以上のCsA(W/V)を含むようなCsAの形態のシク ロスポリンを処方することが一般的には好ましい。
前記説明された実施例の中で補助溶剤として使うことができる物質の例としては 、エタノール、オレイルアルコール、アルキレンポリオール類(alkylen epolyols)、グリセロール、ポリエチレングリコール、オレイン酸、植 物油PEG−6複合体、カブリリックトリグリセリド、カブリツクトリグリセリ ド、グリセリルカプリレート(glycaryl caprylats)−グリ セリルカプレート(glyceryl caprate)、PEG−8カブリレ ート(PEG−8caprylate)、PEG−8カブレ−) (PEG−8 caprate)、エトキシジグリコール(ethoxydiglycol)、 及びそれらのあるゆる混合物を含んでいる。
前記説明された処方の中で浸透増進剤として使うことができる物質の例としては 、エタノール、オレイルアルコール(olsyl alcohol)、アルキレ ンポリオール類(alkylene polyols)、オレイン酸、尿素、ピ ロリドン、ソジウムラウリルサルフェートのような界面活性側、商業的に入手可 能なラブラフィルス(Iabrfils)(Gattefosse、 Elms ford、 N、Y)のような植物油PEG−6複合体、カブリリック/カプリ ツタ−トリグリセリド(例えばLavrfac Hydro、 Gattefo sse)、グリセリルカプリレート/カプレートmyceryI capryl ate/caprate)とPEG−8カブリレート/カブレ−) (PEG− 8caprylate/caprateXラブラゾール: Labrasol、  Gattefosse)、エトキシジグリコール(ethoxydiglyc ol)(例えばトランスフトール:丁ranseutoI。
Gattefosse)、カブリリックトリグリセリド、カブリツクトリグリセ リド、グリセリルカプリレート(glyceryl caprylate)、グ リセリルカブレ−h (glycerylcaprate)、PEG−8カプリ L/ −) (PEG−8capry 1ate)、PEG−8カプレート(P EG−8caprats)s及びそれらのあらゆる混合物を含んでいる。
乳化剤として使われる物質の例は、PEGステアレート及びグリコールステアレ ー) 、PEG−6−32ステアレー)、PEG−6ステアレートを含む自己乳 化ベース及び持続性促進剤のグループと、ポリソルベート80、ソジウムラウリ ルサルフェート、ポタシウムメチルサルフェート、ポタシウムプチルサルフェー ト、ソジウムテトラプロピレンベンゼンスルネート、ドデシルトリメチルアンモ ニウムクロライド、ラウリックジエタノールアミド、セトリミド、セトマクロゴ ル(cetomacrogol)、及びそれらの任意の混合物を含む界面活性剤 のグループとから選択される。
CsAが@瀾され得る他の溶剤又は薬品として使われる物質の例は、無水う/リ ン、白色ペトロラタム、液体ペトロラタム、オリーブ油、エタノールとエタノー ルートウィーン80(ethanol−丁ween 80)溶液、プロピレング リコール−水溶液、及びホホバ油を含んで埴る。
自己乳化ベースとして使われる物質の例は、PEGステアレートとグリコールス テアレート(例えばテフt−ス83 : Tefose 83. Gattef ossa)、PEG−8−32ステアレート(テフォース1500 : Tef ose 1500. Gattefosse)、PEG−6ステアレート(テフ ォース2000 : Tefose 2000. Gattefosse)及び 他の類似の賦形剤を含ンテイル。
この発明で使うことのできる薬剤の担体又は希釈液は、固体、半固体又は液体で あってもよい。このような薬剤の担体は、溶媒、希釈液、又はワックス、セルロ ース誘導剤、鉱油、植物油、石油誘導剤、水、無水ラノリン、白色ペトロラタム 、液体ペトロラタム、オリーブ油、エタノールとエタノールポリソルベート8゜ 溶液、プロピレングリコール−水溶液、ホホバ油、メチルセルロース、あるいは パラフィン、蜜蝋、グリセリルステアレート、PEG−2ステアレート、プロピ レングリコールステアレート、グリコールステアレート、セチルアルコール、ス テアリルアルコール、及びそれらの任意の混合物からなるグループから選択され た担体であってもよい。使用することができるものであって、アクアフォー(A quaphor)軟膏べ−X(Beirsdorf Inc、)、ニーセリン( Eucerin)クリーム/ローン震ン(Be 1rsdor f)、アシドマ ントル(Acid #antleXSandoz)、ニュートラダーム(Nut raderm)クリーム/ローン習ン(Oven)、ビヒクル/ N (Veh  ic le/N)又はビヒクル/Nフィルド(Vehixle/N Mild )(Neutrogena)を含む商業的に入手可能な賦形剤すなわち担体もあ る。
ここで提案されている混合物は、よく知られた技術によってシクロスポリンに安 定剤、浸透剤、及び担体すなわち希釈液を混ぜることにより、軟膏、ペースト、 ゲル、スプレー、液体などのような局所的すなわち局部的な適用のために適当な 従来より知られた形態で準備され得る。
同様に、ある状態は、先行する全身的なCsAの処置なしで、局所的な適用のみ を必要とするかもしれない。そればかりか、ここに示された計画案及び方法にし たがって異なる処方が容易に工夫されて、効能がありかつ利点があることとなる クリーム又は軟膏を生み出すかもしれない。
以下の例は現在の発明をさらに詳細に説明しているが、発明の権利範囲を制限す るものとして解釈されるべきでない。
#11 (タンデム処理プロトコルの使用) 部位−特異的炎症モデルには、ルイス×ブラウンノルウェー(LBN、 RTI ’+″)提供者からルイス(LEW、 RTI’)ラット受容者への二重部分的 −厚さくdual partial〜thickness)皮膚同種移植が含ま れる。各受容者は2つの皮膚移植を受けた:背面に、1つは前に、また他は後か らである。この皮膚同種移植の手法は、上記に引用したHewittら(198 8)によって記載された手法に類似していた。細胞培養、生検および固定技術も 上記のとおりであった。適用された局所用処方は、′シクロスポリンの油性ベー ス局所用処方”として以下に扱われるものであった(例2.c、)。
固定された組織切片を、単核細胞炎症浸潤物と構造的変化の存在を調べるために 検査した。広い範囲の病変が観察されたが、個々の受容者のそれぞれにおいて、 相手とした賦形薬/対照と局所的に処置されたCs^移植の間に明らかな不同が あった。一般的に、賦形薬移植は、激しい単核炎症浸潤物、壊死、皮膚線維症、 表皮の増生、または表皮の完全な喪失さえ示した。拒絶の明らかな証拠があった 。このときに、局所的に処置されたCs^移植は、僅かな慢性単核浸潤物、壊死 の偶発的区域を示したが、皮膚線維症は存在せず、かなり正常な皮膚構造が維持 されていた。したがって、賦形薬移植拒絶の最初の徴候のずっと後に、組織病理 学は対照とCs^処置移植との間にある明らかな不同と、観察された皮膚同種移 植の延長における部位−特異的免疫抑制機構とを確認した。
移植生存パーセントを紅斑(発紅)の最初の徴候によって測定して時間に従って 図1に示すようにプロットした。この曲線は、炎症応答の開始に関して、相手と されたCsAと賦形薬−処置移植との間の不同を示す。注目して興味があったの は、実験的移植のうちの少数は局所的処置の間に拒絶の最初の徴候(紅斑のみ) を示したが、大多数は犠牲(sacr 1fice)の日まで(55−85日) 全体的評価において比較的正常のままであったことである。
CsAの局所的組織レベルを、各受容者の賦形薬−およびC5A−処置移植の両 者について生検により決定した。各移植試料(CsA−または賦形薬−処置、は ぼ200ug組織/試料)を分析天秤で秤量し、オリーブ油で別々に洗浄し、生 理的食塩水ですすぎ、液体窒素中で凍結した。次に、各試料を砕き、切りきざみ 、4.0厘1のトリス緩*H中で粉砕して、皮膚細胞を可溶化した。この試料を 2500 X gで5分間遠心により清澄化した。上澄をラジオイムノアブセイ (RIA)にかけてCsAを分析した。
CsAの濃度は、組織のダラム当たりで計算した。
シクロスポリン血清R1Aレベルによって測定された全身免疫効果は、ゼロに対 して漸近的な双曲線を示した。このレベルは、11日で2051±189 ng /mlまで上昇し、25日までに126±39 ng/mlまで降下し、それか らは40−70 ng/履1の範囲にあった(38日に68.7)。混合された リンパ球マイトジェン刺激(Can−^とPH^−P、)によって分析された細 胞性免疫によって、動物の単離されたリンパ球は、もし刺激されなければ、その 応答において少なくとも正常であることが示された(100Kを正常な応答とす ると、31日で111.5±7l−5X Con−^および243.5±PH^ −P)。
皮膚同種移植における局所的CsA値によって測定された部位−特異的免疫効果 は、術後36±2.3日において、処置した移植では非常に高いレベル(37, 5±25.aug/■I)を示したが、対照移植では比較的低いCsAレベル( l、6±O,I3ug/■1)を示した。ごのらの値に基づけば、C5A−処置 した移植は、賦形薬−処置した同種移植よりも2629%だけ多(のCsAを含 んでいた。
40日までの局所的Cs^投与は、相手とされた賦形薬対照と比較して、顕著に 高められた移植生存を提供した。移植の全体的試験では、賦形薬−処置の同種移 植は平均24.5±3.7日で拒絶の最初の徴#J(紅斑)を示したのに対して 、C5A−処置の同種移植は55日(検視日)まで拒絶の明らかな徴候は何も示 さなかったことが分かうた。また、CsA−処置同種移植は、賦形薬−処置同種 移植よりも毛の生育が大きいことも示した。賦形薬−処置移植はこのときに激し い拒絶を受けた。
この研究で測定された組織Cs^レベルは、以前の研究と相関がある。例えば、 tRiedら、 Transp、 Proc、 15: 2434 (1983 )参照のこと。レベルは、ラットに対するCsAの経口投与(10■g/kg/ day)の21日後の皮膚の10 ug/g■から、ヒトの被検者に対する投与 中に検出された1、7 ugly票までの範囲を育する。
この研究で処置された移植において見出されたレベル(37ug/g厘±28  ug/g膳)は、表皮ケラチン細胞増殖とランゲルハンス細胞抗原提示の抑制が 見出されたものよりも3倍以上も高(、賦形薬−処置におけるよりも21.5倍 も高かった。それでも、このインビボモデルでは、表皮ケラチン細胞抑制の総体 的前兆はなかった(すなわち、創傷治癒と表皮の外観は正常であった)。しカル ながら、組織中における高レベルのCsAにもかかわらず、処置された組織への 生来の毒性がないことが分かうた。賦形薬におけるCs^組織レベルは1.7  ug/g*であって、これは比較的高いようにみえるが、血清レベルは低いまま であり(88ng/ml) 、賦形薬−処理移植においてインビトロマイトジェ ン刺激アブセイおよびインビボ皮膚同種移植拒絶によって測定されたように、全 身系細胞性免疫応答を抑制するのには不十分であった。
例2 (提案されるシクロスポリンの局所用処方)上述のように、皮膚およびその他の 組織の異なった状況は、最高の効能を達成するために、異なった処置様式と処方 を必要とするであろう。したがって、以下の処方は、われわれの研究における部 位−特異的様式において効能があることが証明された局所用組成物の例として提 供する。
a、シクロスポリンのクリーム−ローン1ンベース局所用処方局所用シクロスポ リンの1つの組成物は、油中水のクリーム孔側で次の成分からなる。
25.40駕 脱水ラノリン 18.20% 流動パラフィン(Heavy Liquid Petrolat um) (II油)!8.20χ オリーブ油 18.20% zチルyルコール(EtO)1.200プルーフ)9.10%  イオン除去水 7.30χ グリセロール 1.80駕 トウイーン80 1.80% ポリビニルピロリドン(PVP)4.54% Cs^粉末(g/1 00 ml w/v)0.23% ドデシル硫酸ナトリウム(SO3) (g/ ml; v/v)上記成分は次のように混合しなければならな〜)。始めに、オ リーブ油を60℃ニ加熱し、この温度に一定に保つ。このオリーブ油液にCsA 粉末を絶えず攪拌しながらゆっくりと加える。CsAが完全に溶解するまで混合 を続けるが、これには2時間に及ぶ時間がかかるであろう。ラノリンを加熱して 溶解し、60℃に保持する。
PvPを液状化したラノリンと60’Cで混合する。ラノリン油混合物をCsA 混合物中に移し、60℃に一定に保持する。皺油とトゥイーン8oとをCs^混 合物に60℃の定湿で絶えず混合しながら添加する。別の容器で、sDsをEt OFIおよびグリセロールと混合する。この後者の溶液をCs^混合物に添加し 、溶液が澄むまで60”Cの定温で混合を続ける。冷却したCs^溶液を水と室 温で激しく混合することによって乳化し、クリーム状組織の溶液を生成させる。
この溶液を標示付きのチューブに移す。CsAの最終濃度は好ましくは45.4 5■g/■Iとする。クリーム/ローン宵ンの適用前にはチューブをよく振り再 加熱を避ける。 ゛b、シクロスポリンのホホバ油性ベースの局所用処方局所用 シクロスポリンの他の組成物は、疎水性7M油性ベースの処方を代表し、次のよ うな成分から合成することができる。
3oz 脱水ラノリン 30% ホホバ油 30x オリーブ油 10X )ウィーン80 2.5X CsA粉末(g/100 gl; w/v)上記の成分は次のように 混合することができる。始めに、ホホバ油を80’Cに加熱し、この温度に一定 に保持する。絶えず攪拌しなからCsA粉末中にゆっくりと添加するa CsA が完全に溶解するまで混合を続けるが、これには2時間に及ぶ時間がかかるであ ろう。ラノリンを加熱して溶かし60℃に保持する。液状化したラノリンをCs A−ホホバ油混合物中に混合し、これを60℃の定温に保持する。混合を続けな がら60℃の定温で、オリーブ油とトゥイーン80を添加する。溶液が澄むまで 混合を続ける。この混合物を冷却し標示付きのチューブに移す。CsAの最終濃 度は好ましくは25厘gノ層1とする。
c5シクロスポリンの油性ベースの局所用処方この局所用処方は、疎水性/親油 性ベースの処方であり、次の成分からなる。
30% 脱水ラノリン 30% 流動パラフィン(鎖油) 30% オリーブ油 10% )ウィーン80 2.5X Cs^粉末(g/100 N; w/v)上記の成分は次のように混 合することができる。オリーブ油を60℃に加熱し、この温度に一定に保持する 。絶えず攪拌しなからCsA粉末中にゆっくりと混合する。
CsAが完全に溶解するまで混合を続けるが、これには2時間に及ぶ時間がかか るであろう。ラノリンを加熱して溶かし60℃に保持する。液状化したラノリン をCsA−オリーブ油混合物中に混合し、これを60℃の定温に保持する。混合 を続けながら60℃の定温で、請油とトウィーン80を添加する。溶液が澄むま で混合を続ける。
この混合物を冷却し標示付きのチ二−プに移す。CsAの最終濃度は好ましくは 25■g/mlとする。この溶液を使用前に60℃に加熱すると、長期の貯蔵後 のCsAの可溶性を増すことができる。
d、油性ベースの軟膏 この局所用処方は、疎水性/親油性ベースの軟膏を代表し、次の成分からなる。
30% 脱水ラノリン 30% 白色ワセリン 30% オリーブ油 10駕 トゥイーン80 2.5X Cs^粉末(g/100 ml; w/v)上記の成分は次のように 混合することができる。オリーブ油を60℃に加熱し、この温度に一定に保持す る。絶えず攪拌しながらCs^粉末中にゆっ(りと混合する。
CsAが完全に溶解するまで混合を続けるが、これには2時間に及ぶ時間がかか るであろう。ラノリンを加熱して溶かし60℃に保持する。液状化したラノリン をCsA−オリーブ油混合物中に混合し、これを60℃の定温に保持する。混合 を続けながら60℃の定温で、溶融したワセリンとトウィーン80を添加する。
溶液が澄むまで混合を続ける。この混合物を冷却し標示付きのチューブに移す。
CsAの最終濃度は好ましくは25腸g/園1とする。
e、親水性、水溶性ベースの処方 #1この局所用処方は、親水性、水溶性ベー スの処方を代表し、次の成分からなる。
80% エチルアルコール 20% グリセロール lOχ トゥイーン80 2.5X Cs^粉末(g/100 ml w/v)上記の成分は次のように混 合することができる。ポルテックスを用い絶えず攪拌しながらCs^粉末をエチ ルアルコール中に溶解する。トゥイーン80と、ついでグリセロールを添加し混 合する。
われわれの結果は、この処方がシクロスポリンの親水性、水溶性ベースの処方で あり、長時間にわたって安定していることが分かうた。エタノールとグリセロー ルは、補助溶剤および/または吸収促進剤として機能する。しかしながら、結果 は、この処方が短期間の限定された全身的シクロスポリンスケジュール(8■g /kg/d X 10日)に従うて特定された局所に投与して使用された場合に は、皮膚同種移植拒絶と炎症反応の抑止に有効ではないことも示した。51g/ kg/dの局所的投与では、この処方は実験的または対何(contralat eral)コントロール皮膚同種移植拒絶を抑制しなかった。これは、この局所 用処方中の高レベルのエタノールによって起こる移植組織毒性と関係があるよう である。癲が処置の過程で形成されたが、これが経皮性浸透を抑制したらしく、 加えて直接の壊死の原因となった。これらの結果は、局所的な投与を介しての局 所的および/または全身的シクロスポリンの効能が賦形剤または担体成分に依存 するはずであるという考えに対して強力な支持を提供する。
f、llI水性水溶性ベースの処方 #2この局所用処方は、親木性/水溶性ベ ースの処方を代表し、次の成分からなる。
0−10% エチルアルコール (v/v)30χ グリセロール (v/v) eo−7o’t、プロピレングリコール (v/v)2.5X Cs^粉末(g /100 ml: w/v)上記の成分は次のように混合することができる。こ の方法を通じて、混合物はポルテックスを用い絶えず攪拌する。絶えず攪拌しな からCsAをアルコール中にゆっくりと溶解する。プロピレングリコールを60 ’Cに加熱し、C5A−アルコール溶液中に混合する。最後に、絶えず攪拌しな がらグリセロールを前記溶液中に添加する。局所用CsAの最終濃度は好ましく は25脂g/mlとする。
われわれの結果は、上記処方がシクロスポリンの親水性、水溶性の処方であり、 長時間にわたって安定して〜)ることが分かった。プロピレングリコールは、補 助溶剤および吸収促進剤として機能する。われわれの結果は、この処方が短期間 の限定された全身的シクロスポリンスケジュール(81g/kg/d X 10 日)に従って特定された局所に投与して使用された場合には、皮膚同種移植拒絶 と炎症反応の抑止に有効であることも示した。
51g/kg/dの局所的投与では、この処方は実験的および対何コントロール 皮膚同種移植の両者の延長をもたらした。51g/kg/d以下の投与(すなわ ち2.5 u/kg/d)では、局所的抗炎症機構が作動し、このため実験的に 処置した移植のみが延長された。前者は、少なくとも部分的には、全身的機構に よって起こったものであろう。これは、全身的循環中への経皮的シクロスポリン 浸透と関係があるようである。付加的におよび/または択一的に、全身的抗炎症 効果は、ある不確定の機構によって経皮ルートを介して助長されるであろう。
この処方におけるプロピレングリコールによる親水性、シクロスポリンの溶解性 、および/または吸収促進は、経皮浸透を恐らく扁め、これらの全身的効果の原 因をなすであろう。シクロスポリン投与の減少が局所的抗炎症機構を生じさせる という事実は、シクロスポリン勾配が標的組織中で作り出され、この処方ではこ れが全身的循環に広がるということに対して強い証拠だでとなる。
このことは、この明細書中で詳しく述べた疎水性/親油性処方の実験のい(っか からの結果とは正反対である。後者の場合には、局所用シクロスポリンの両種の 投与において、この薬剤は主として標的組織中に局在するようであって、これに より蓄積所を作り出したが、全身的循環中に際だって広がることも、迅速な経皮 浸透を助長するごともなかった。このことは、局所的抗炎症機構の達成に関して 、疎水性/親油性処方の有利な特徴であるように見える。
これらの結果は、この親水性処方が自己免疫皮膚傷害およびその他の局所的炎症 反応に対する効果的な局所用処置であるということを支持するのに役だっ。また 、これらの結果は、免疫抑制を必要とするが胃腸吸収の低下を示している患者に 対する多量の全身的シクロスポリン投与のための効果的手段としてのこの処方の 使用をも支持する。これらの結果はまた、局所的投与を介しての局所的および/ または全身的シクロスポリンの効能は、シクロスポリン濃度に加えて、賦形剤ま たは担体の成分にも依存するものであることに対しても強い支持を提供する。
g、tK水性水溶性ベースの処方 #3この局所用処方は、親木性/水溶性ベー スの処方であり、次の成分からなる。
2χ トゥイーン80 h/v) 10駕 エチルアルコール (v/v)20駕 イオン除去水 (v/v) 28% グリセロール (y/v) 40% プロピレングリコール (v/v)2.5X Cs^粉末(g/100  ml w/v)上記の成分は次のように混合することができる。この方法を通 じて、混合物はポルテックスを用い絶えず攪拌する。トゥイーンをエタノールと 混合する。この混合物を50℃に加熱し、この温度に保持する。絶えず攪拌しな がらCsAをトゥイーノーエタノール中にゆっくりと溶解する。プロピレングリ コールを50’Cに加熱し、C3A−エタノール溶液中に混合する。また絶えず 攪拌しながらこのグリセロール混 ゛合物をシクロスポリン混合物に添加する。
室温まで冷却する。適当なガラスびんに分配する。局所用Cs^の最終濃度は好 ましくは25 mg/mlとする。
この処方は、プロピレングリコールとグリセロールとを補助溶剤および吸収促進 剤として用いる水性親水性シクロスポリン局所用処方である。われわれの結果は 、この処方が短期間の限定された全身的シクロスポリンスケジュール(8部g/ kg/d X 10日)に従って特定された局所に投与して使用された場合には 、皮膚同種移植拒絶と炎症反応の抑止に有効であることを示した。また、われわ れの結果は、この処方がシクロスポリンの可溶性処方であり、長時間にわたって 安定であることが分かった。
5 mg/kg/dの局所的投与では、この処方は実験的および部分的対側コン トロール皮膚同種移植の延長をもたらした。炎症変質(紅斑)が対照賦形剤処置 において観察されるが、完全な拒絶までには進行しない。しかしながら、局所的 抗炎症機構も作動している。、このため、実験的に処置した移植のみがなんらの 炎症の形跡もなく延長される。したがって、また最も興味深いのは、この処方を 用いると、局所的および全身的抗炎症機構の両者に対する形跡が示されることで ある。これは、全身的循環中への部分的経皮的シクロスポリン浸透と関係がある であろう。
付加的におよび/または択一的に、全身的抗炎症効果は、ある不確定の機構によ って経皮ルートを介して助長されるであろう。
この処方におけるプロピレングリコールによる親水性、シクロスポリンの溶解性 、および/または吸収促進は、経皮浸透を恐らぐ高め、部分的全身的効果の原因 をなすであろう。
しかしながら、この局所的抗炎症効果は、迅速な経皮浸透の部分的抑制とより効 果的な局所化によるであろう。これは多分この処方の水性と、ここに詳述した他 の親水性組成物と比較してシクロスポリンの低い溶解性とに関係があるであろう 。これらの結果は、自己免疫皮膚傷害およびその他の局在炎症反応の効果的な局 所用処置としてのこの処方を支持する。また、これらの結果は、局所的な投与を 介しての局所的および/または全身的シクロスポリンの効能が、賦形剤または担 体成分とシクロスポリン濃度に依存するはずであるという考えに対して強力な支 持を提供する。
h、油性ペースシクロスポリン局所用処方この処方は、その親木性/親油性のバ ランスによって局所および皮膚への適用に対して有利である。この処方は、米国 特許第4.388.307号に従って調製できるが、この特許は飲用溶液ならび に経口および非経口適用に対するシクロスポリンの液体調剤組成物について記載 している。ここで用いられている液体IRIFJ組成物は、局所用に対して適合 させたものであり、CsAと次のような成分を有する担体とからなる=1)天然 トリグリセリドとポリエチレングリコールから米国特許第3.288゜824号 に従って調製できる商品名ラブラフイルと称するエステル化産物(Labraf il M 1944 C5,Gattefosse、 Elmsford、 N 、Y、) : 2)植物油;および3)エタノール。
好ましい実施態様では、エステルをシクロスポリンに対してi!!比で約IQ: M量で0.2−10部を含み;植物油は!量で全組成の35−BOXであり;お よびエタノールは重量で全組成の1−2止である。
例えば、処方は次のように混合できるニジクロスポリンの液体調剤組成物(例え ばサンジミューン経口溶液(Sandi+nuna 0ral 5olutio n)、 5andoz Ltd、、 Ba5el。
スイス)をその担体中に25−g/■Iに希釈する(担体3部に対しサンジミュ ーン1部)。
担体は二りラグラフイルM l944 C5と純エタノールとの撹拌混合物(4 0目5 v/V)と;2)次にオリーブ油をこの混合物に0.4 : 1 il lの比で添加する(オリーブ油二二タノールーラプラフィル、V/マ)ことから なる。ついでこの担体溶液をろ過する。
われわれの結果は、この処方が短期間の限定された全身的シクロスポリンスケジ ュール(8菖g/kg/d X 10日)に従って特定された局所に投与して使 用された場合には、皮膚同種移植拒絶と炎症反応の抑止に有効であることを示し た。518/kg/dの局所的投与では、この処方は実験的および対何コントロ ール皮膚同種移植の両者の延長をもたらした。5−g/kg/d以下の投与(す なわち2.5部g/kg/d)では、局所的抗炎症機構のみが作動し、このため 実験的に処置した移植のみが延長される。前者は多分、部分的には、全身的機構 によって起こったものであろう。これは、全身的循環中への経皮的シクロスポリ ン浸透と関係があるようである。付加的におよび/または択一的に、全身的抗炎 症効果は、ある不確定の機構によって経皮ルートを介して助長されるであろう。
この処方による親木性/親油性のバランス、シクロスポリン溶解性、および/ま たは吸収増進は、多分経皮的なシクロスポリンの浸透を可能にしたであろう。
ラブラフイルの両親媒性は、慣用の油性担体と比較して、皮膚を通しての活性成 分の浸透の増進を可能にし、したがって前者の機構の要素であるらしいと埴うこ とが知られている。これが観察された全身的効果の原因であるらしい。シクロス ポリン投与の減少が局所的抗炎症機構を生じさせるという事実は、シクロスポリ ン勾配が標的組織中で作り出され、この処方ではこれが全身的循環に広がるとい うことに対して強い証拠だでとなる。このことは、この明細書中で詳しく述べた より強い疎水性/親油性を有する処方の実験のい(つかからの結果とは正反対で ある。後者の場合には、局所用シクロスポリンの等量の投与において、この薬剤 は主として標的組織中に局在するようであって、全身的循環中に際だって広がる ことも、迅速な経皮浸透を助長することもなかった。このことは、局所的抗炎症 機構の達成に関して、疎水性/親油性処方の有利な特徴であるように見える。
例3 (組み合わせ処置) シクロスポリンは、ステロイドおよびその他の抗炎症または免疫抑制剤、少しだ け名称を挙げれば、例えばヒドロコーチシン、ベータメタシン、ジプロピオネー ト、インドメタシンおよびアザチオプリンと共に、皮膚の炎症疾患の治療を助け 、できる限り共働させ、傷の治癒を促進するために使用することができる。また 、全身的/局所的治療様式は前記局所用処方の効能を試すことを要求しないが、 このような局所用処方は、全身的治療との関連でも用いることができる。
例えば、脱毛症のような疾病の場合には、比較的正常な皮膚が治療を受けるので 、口の開いた病巣によって複雑化した転層のようによりひど〜1皮膚傷害を効果 的に治療するものとは、要求される処方も異なるようである。加えて、投与の量 とタイミングの条件は開業医による患者の診察を必要とするであろうし、治療の 全身的と局所的の両面に対しては変形も必要であろう。
a、ステロイド−シクロスポリン局所用処方この局所用処方は次の成分からなる ニ ア% エタノール(v/v) 25駕 サンジミューン経ロシクロスボリン(100mg/閣l)溶液(V/V )SOW 白色ワセリン(v/v) 8% 重鎖油(v/v) 1.0% ヒドロコーチシフ (g/100m1: w/v)上記の成分は次の ように混合できる。絶えず攪拌しながら、約10分間ヒドロコーチシンをエタノ ール中に溶解する。不完全溶解のまま残るであろう。絶えず攪拌しながら、この 混合物をサンジミューン中に添加し、約80’Cに5分間加熱する。
この比率で、エタノールは完全に、ヒドロコーチシンは部分的にそれぞれサンジ ミューン溶液に可溶である。攪拌しながら、鎖油をこの溶液に加える。別の容器 中でワセリンを60℃に加熱して溶融する。絶えず激しく攪拌しながら混合する 。
室温まで冷却する。固化するまで攪拌を続けて、ヒドロコーチシンの一様な分散 を生じさせる。CsAの最終濃度は、好ましくは25閣g/w+1とする。ヒド ロコーチシンの最終濃度は、好ましくは10 mg/lとする。
この処方は、新規な局所用油性疎水性/親油性軟膏ベースであって、シクロスポ リンとステロイド、例えばヒドロコーチシンとの組み合わさった活性成分を含む 。われわれの結果は、効能のある2種類の抗炎症剤、シクロスポリンとステロイ ドとを1つの局所用処方にうまく組み合わせることができ、効能の増進を可能に したことを示している。この局所用処方は、部位−特異的局所抗炎症効果と、相 手とされた賦形剤処理対照と比較して著しく増進された移植生存の作出に効能が あることが実証された。 ′ この処方は、液体サンジミエーン賦形剤の化学的性質と親木性/H油性バランス のために、局所用皮膚用に対して有利である。液体調剤成分は、好ましくはCs Aと次のような担体を含む=1)米国特許第3,288,824号に従ってam できる天然トリグリセリドとポリエチレングリコールとのエステル化産物(例え ばラブラフイル);2)植物油;3)エタノール。
加熱により、また担体賦形剤の化学的性質により、ヒドロコーチシンはエタノー ル中に事前に溶解させるかいなかに関係なく部分的に溶解させることができる。
したがって、ヒドロコーチシンのエタノール中への溶解性、サンジミエーン担体 中のエタノールの混和性、および担体重味へのヒドロコーチシンの部分的溶解性 が2つの活性成分を単一の局所用処方への組み合わせの容易化に役だっている。
他のステロイド剤で、シクロスポリンと共に単一の局所用処方へ同じように組み 合わせて効能を増進できる例には次のようなものが含まれるが、これだけに限定 されることはない:ベータメタゾンジプロビオネート;ベータメタシンバレレー ト;フルオシノロンアセトナイド;トリアムシノロンアセトナイド;ブレドニソ ーン:メチルプレドニソロン;およびプレドニソロン。
b、抗炎症剤とシクロスポリン 非ステロイド抗炎症剤で、シクロスポリンと共に単一の局所用処方へ同じように 組み合わせて効能を増進できる例には次のようなものが含まれるが、これだけに 限定されることはない:インドメタシン;サリンダック;イビュブロフェン:ア スピリン;ナプロキセン:およびトルメチン。
C0免疫抑制剤とシクロスポリン 免疫抑制剤で、シクロスポリンと共に単一の局所用処方へ同じように組み合わせ て効能を増進できる例には次のようなものが含まれるが、これだけに限定される ことはない:アザチオプリン;シクロホスファミド;マクロライドFlf−50 8:デオ牛シスペルグアリン;プレジニン;ジデム二ンB:メソトレ牛セード: およびサリドマイド。
幻 要 約 書 本発明は、自己免疫、T−細胞性免疫疾患、および炎症状態の治療に対し、なら びに延長された皮膚同種移植片生存および傷害治癒に対し、皮膚組織へのシクロ スポリンの局所的適用のための処方を提供する。加えて、前記処方の使用方法− 一シクロスボリンの全身的適用と連係して、または連係なしでm−が提示されて いる。また、本発明は、上記状態の効果的治療に対して択一的な処方とデリバリ −システムも提示し、さらに処方が用いられるモデルも提示している。
国際調査報告 Fan’1lPCT/ls#マ+6(會ua$5111r瞠5lshed+21 トρk1280W+国際調査報告 US 9100123 S^ 44097

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.T−細胞性免疫過程、同種移植片拒絶反応、炎症、自己免疫状態またはシク ロスポリンに反応する状態の処置における治療に適用する医薬を製造するために 薬物有効量だけシクロスポリンを含む組成物の利用法において、前記医薬が影響 を受けた組織に局所的に適用される利用法。 2.更に、薬物有効量だけシクロスポリンを含む組成物を前記局所的適用と関連 して全身的に投与することよりなる請求項1による利用法。 3.更に、局所的シクロスポリンの前記投与に先立ち前記全身的投与を開始し、 かつ前記局所的投与の停止に先立ち前記全身的投与を停止することよりなる請求 項2による利用法。 4.更に、前記局所的投与を開始するに先立ち前記全身的投与を第1の予め定め られた投与量レベルで開始し、かつ前記局所的投与の時間の少なくとも一部分の 間に前記全身的投与量を第2の予め定められたレベルまで低下させることよりな る請求項2による利用法。 5.局所的に適用された組成物が重量で0.2%から20%までのシクロスポリ ンよりなり、かつ1回の投与量につき約0.5mg/cm2から5mg/cm2 までのシクロスポリンが適用される量で組織に適用され、更に全身的に適用され るシクロスポリンを含む組成物が1回の投与量につき約lmg/kg/dayか ら15mg/kg/dayまでのシクロスポリンが適用される量で適用される請 求項3または4による利用法。 6.局所的に適用される組成物が重量で約0.5%から15%までのシクロスポ リンを含む請求項5による利用法。 7.局所的に適用されたシクロスポリンを含む組成物が更に次のものの1つまた はそれ以上をからなる請求項6による使用法薬物担体、 補助溶剤、 浸透促進剤、及び 乳化剤。 8.前記薬物担体が、蝋、セルロース誘導体、鉱物油、植物油、石油誘導体、水 、メチルセルロースまたはパラフィン、密蝋、グリセリルステアレート、PEG −2ステアレート、プロピレングリコールステアレート、グリコールステアレー ト、セチルアルコール、ステアリルアルコール及びその他の同様の薬品、無水ラ ノリン、ホワイトベトロラタム、液状ベトロラタム、オリーブ油、エタノール、 エタノールポリソルベート80溶液、ポリエチレングリコール水溶液、及びホホ バ油、及びこれらの任意の混合物よりなるグループから選択された溶剤、希釈液 または担体である請求項7による使用法。 9.前記補助溶剤がエタノール、オレイルアルコール、アルキレンポリオール、 グリセロール、ポリエチレングリコール、オレイン酸、植物油PEG−6複合体 、カプリリックトリグリセリド、カプリックトリグリセリド、グリセロールカプ リレート、グリセリルカプレート、PEG−8カプリレート、PEG−8カプレ ート、エトキシジグリコール、及びこれらの任意の混合物よりなるグループから 選択された請求項7による使用法。 10.前記浸透促進剤がエタノール、オレイルアルコール、アルキレンポリオー ル、オレイン酸、尿素、ピロリドン、界面活性剤、植物油PEG−6複合体、カ プリリックトリグリセリド、カブックトリグリド、グリセロールカブリレート、 グリセリルカプレート、PEG−8カプリレート、PEG−8カブレート、エト キシジグリコール、及びこれらの任意の混合物よりなるグループから選択された 請求項7による使用法。 11.前記乳化剤がPEGステアレート及びグリコールステアレート、PEG− 6−32ステアレート、PEG−6ステアレートからなる自己乳化ベース及び持 続性促進剤のグループ、及びポリソルベート80、ソジウムラウリルサルフェー ト、ポタシウムメチルサルフェート、ポタシウムブチルサルフエート、ソジウム テトラプロピレンベンゼンスルフオネート、ドデシルトリメチルアンモニウムク ロライド、ラウリックジエタノールアミド、セトリミド、セトマクロゴル、及び これらの任意の混合物よりなる界面活性剤のグループから選択された請求項7に よる使用法。 12.局所用の組成物が軟膏である請求項7による使用法。 13.局所用の組成物がペーストである請求項7による使用法。 14.局所用の組成物がゲルである請求項7による使用法。 15.局所用の組成物がクリームである請求項7による使用法。 16.局所用の組成物が液体である請求項7による使用法。 17.局所用の組成物がスプレーである請求項16による使用法。 18.局所用の組成物が重量による概略量でa.5−80%の薬物担体 b.5−−50%の補助溶剤 c.1−5%の浸透促進剤 d.0.1−2%の乳化剤、及び e.0.2−25%のシクロスポリン よりなる請求項7による使用法。 19.前記シクロスポリンがシクロスポリンA粉末である請求項18による使用 法。 20.8.薬物有効量だけシクロスポリンを含む組成物を宿主生物体に全身的に 投与すること、 b.薬物有効量だけシクロスポリンを含む組成物を、前記全身的処置に続いて移 植された組織または器官に局部的に投与すること、及びc.移植片が宿主により 受け入れられるまで前記局部的投与を続けることよりなる宿主生物体による器官 または組織の移植の受け入れを促すための方法る21.更に、同種移植のときに 前記全身的投与を開始して傷の治癒が生じれば前記全身的投与を停止することよ りなる請求項20による方法。 22.a.組織不適合提供者生体から組織を得ること、b.前記組織の少なくと も2つの切片を、少なくとも2つの異なる場所で受容者生体に移植すること、 c.試験組成物を少なくとも1つの前記移植片に局部的に適用すること、d.少 なくとも一つの点で何れの試験組成物とも異なる対照組成物を、試験組成物が適 用されていない移植片に適用すること、及びe.移植片の受け入れの進行を試験 及び対照移植片で比較すること、よりなる処置プロトコルを試験する方法。 23.更に、前記試験及び対照組成物の局所的適用に先立ち、受容者生体にシク ロスポリンを含む組成物を全身的に投与することよりなる請求項22による方法 。 24.T−細胞性免疫過程、同種移植片拒絶反応、炎症、自己免疫状態またはシ クロスポリンに反応する状態を処置するための局所用組成物であって、薬物担体 、 補助溶剤、 浸透促進剤、及び 乳化剤、 よりなるベース中のシクロスポリンの皮膚科学的に受け入れ可能な組成物の、前 記過程、拒絶反応、炎症及び状態を処理するための有効量よりなる局所用組成物 。 25.前記薬物担体が、蝋、セルロース誘導体、鉱物油、植物油、石油誘導体、 水、無水ラノリン、ホワイトベトロラタム、液状ベトロラタム、オリーブ油、エ タノール及びエタノールポリソルベート80溶液、ポリエチレングリコール水溶 液、及びホホバ油、メチルセルロースまたはパラフィン、密蝋、グリセリルステ アレート、PEG−2ステアレート、プロピレングリコールステアレート、グリ コールステアレート、セチルアルコール、ステアリルアルコール及びその他の同 様の薬品、及びこれらの任意の混合物よりなるグループから選択された溶剤、希 釈液または担体である請求項24による組成物。 26.前記補助溶剤がエタノール、オレイルアルコール、アルキレンポリオール 、グリセロール、ポリエチレングリコール、オレイン酸、植物油PEC−6複合 体、カプリリックトリグリセリド、カプリックトリグリセリド、グリセロールカ プリレート、グリセリルカプレート、PEG−8カプリレート、PEG−8カプ レート、エトキシジグリコール、及びこれらの任意の混合物よりなるグループか ら選択された請求項24による組成物。 27.前記浸透促進剤がエタノール、オレイルアルコール、アルキレンポリオー ル、オレイン酸、尿素、ピロリドン、界面活性剤、植物油PEG−6複合体、カ ブリリックトリグリセリド、カプリックトリグリセリド、グリセロールカプリレ ート、グリセリルカプレート、PEG−8カプリレート、PEG−8カプレート 、エトキシジグリコール、及びこれらの任意の混合物よりなるグループから選択 された請求項24による組成物。 28.前記乳化剤がPEGステアレート及びグリコールステアレート、PEG− 6−32ステアレート、PEG−6ステアレートを含む自己乳化ベース及び持続 性促進剤のグルーブ、及びポリソルベート80、ソジウムラウリルサルフェート 、ポタシウムメチルサルフェート、ポタシウムブチルサルフェート、ソジウムテ トラプロピレンベンゼンスルフオネート、ドデシルトリメチルアンモニウムクロ ライド、ラウリックジエタノールアミド、セトリミド、セトマクロゴル、及びこ れらの任意の混合物を含む界面活性剤のグループから選択された請求項24によ る組成物。 28.局所用の組成物が軟膏である請求項24による組成物。 30.局所用の組成物がペーストである請求項24による組成物。 31.局所用の組成物がゲルである請求項24による組成物。 32.局所用の組成物がクリームである請求項24による組成物。 33.局所用の組成物が液体である請求項24による組成物。 34.局所用の組成物がスプレーである請求項33による組成物。 85.重量による概略量で、 a.5−80%の薬物担体 b.5−50%の補助溶剤 c.1−5%の浸透促進剤 d.0.120%の乳化剤、及び e.0.2−25%のシクロスポリン よりなる請求項24による組成物。 36.前記シクロスポリンがシクロスポリンA粉末である請求項35による組成 物。 37.重量による概略量で、 5−60%の無水ラノリン、 5−60%の鉱物油、 5−60%のオリーブ油、 5−30%のエチルアルコール、 5−50%の脱イオン水、 5−15%のグリセロール、 0.2−20%のポリソルベート80、1−5%のポリビニールピロリドン、 0.2−25%のシクロスポリンA粉末、及び0.1−10%のドデシル硫酸ナ トリウムよりなる請求項35による組成物。 38.重量による概略量で、 5−60%の無水ラノリン、 5−80%のホホバ油、 5−80%のオリーブ油、 0.2−20%のポリソルベート80、及び0.2−25%のシクロスポリンA 粉末よりなる請求項35による組成物。 89.重量による概略量で、 5−80%の無水ラノリン、 5−80%の鉱物油、 5−80%のオリーブ油、 0.2−20%のポリソルベート80、及び0.2−25%のシクロスポリンA 粉末よりなる請求項85による組成物。 40.重量による概略量で、 5−60%の無水ラノリン、 5−80%のホワイトベトロラタム油、5−80%のオリーブ油、 0.2−20%のポリソルベート80、及び0.2−25%のシクロスポリンA 粉末よりなる請求項35による組成物。 41.重量による概略量で、 60−90%のエチルアルコール、 3−30%のグリセロール、 0.2−20%のポリソルベート80、及び0.2−25%のシクロスポリンA 粉末よりなる請求項35による組成物。 42.重量による概略量で、 0−50%のエチルアルコール(v/v)、5−30%のグリセロール(v/v )、10−90%のプロピレングリコール(v/v)、及び0.2−25%のシ クロスポリンA粉末(w/v)よりなる請求項85による組成物。 43.重量による概略量で、 0.2−20%のポリソルベート80(v/v)、2−30%のエチルアルコー ル(v/v)、5−50%の脱イオン水(v/v)、 5−40%のグリセロール(v/v)、10−80%のプロピレングリコール( v/v)、及び0.2−25%のシクロスポリンA粉末(g/100ml:w/ v)よりなる請求項35による組成物。 44.重量による概略量で、 0−20%のエタノール(v/v)、 0.2−25%のシクロスポリン(w/v)、19−80%のホワイトペトロラ タム(v/v)、0−10%の重質鉱物油(v/v)、及び0.05−5%のス テロイド粉末(w/v)よりなる請求項35による組成物。 45.前記ステロイド粉末がヒドロコルチゾン粉末である請求項44による組成 物。 46.a.シクロスポリン、及び b.薬学的に受け入れ可能な薬物担体、よりなる局所用の親水性組成物。 47.前記担体が a.天然トリグリセリド及びポリエチレングリコールのエステル化物、b.植物 油、及び c.エタノール、 よりなる請求項45による組成物。 48.シクロスポリンに対するエステルの重量比が重量で約10:0.2から1 0部であり、植物油が重量で全組成物の約35から60%であり、エタノールが 重量で全組成物の約1から20%である請求項46による組成物。 49.前記シクロスポリンが重量による濃度で約0.5%から25%のシクロス ポリンA粉末である請求項47による組成物。
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