JPH05507124A - 薄肉金属マトリックス複合材及び製法 - Google Patents

薄肉金属マトリックス複合材及び製法

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 薄肉金属マトリックス複合材及び製法 且土圀互 本発明は薄肉金属マトリックス複合体を形成する新規な方法に関する。具体的に は、最初に、各種手法で、フィラーの薄肉プリフォーム、又は成形型(マドレル 又はモールド)上のフィラーによる薄膜を形成する。少なくともプロセスの成る 段階で浸透促進剤及び/又は浸透促進剤前駆体及び/又は浸透雰囲気をその薄肉 又は薄膜と連通させて、溶融したマトリックス金属を自発的に薄肉又は薄膜中に 浸透せしめ、よって薄肉金属マトリックス複合体を形成する。この自発的浸透( 非加圧浸透)は圧力又は真空の適用なしで進行する。
皇員伎歪 金属のマトリックスとセラミックの粒子、ウィスカ、繊維等の強化相とから成る 複合材製品は、強化相の剛性、耐磨耗性とマトリックス金属の延性、靭性のいく つかを合わせ持つため、いろいろの応用が可能である。一般に、金属マトリック ス複合材は金属マトリックス単体と比べて、強度、剛性、接触摩擦抵抗、熱膨張 係数、密度、熱伝導性、高温強度などの特性が改良されるが、所与の特性の改良 の程度は、特定の成分とその容積又は重量割合及び複合材の形成方法に太き(依 存する。複合材はマトリックス金属自体よりも軽量であることもできる。例えば 粒子、ベレット、ウィスカ状の炭化ケイ素のようなセラミックスで強化したアル ミニウムマトリックス複合材は、アルミニウムと比べて、高い比剛性(例、密度 に対する弾性率)、耐磨耗性、熱伝導性、低い熱膨張係数、また高温強度及び/ 又は比強度(例、密度に対する強度)を持つので有用である。
アルミニウムマトリックス複合材を製造する多くの金属学的方法が報告されてお り、粉末冶金法や、加圧鋳造、真空鋳造、撹拌及び浸潤剤を用いる液体金属浸透 法などがある。粉末冶金法では、粉末状の金属と粉末、ウィスカ、短繊維等の形 状の強化材を混合した後、常温プレス及び焼結するか、またはホットプレスする 。この方法で製造した炭化ケイ素強化アルミニウムマトリックス複合材中の最高 のセラミックス体積率としては、ウィスカの場合で約25体積%、粒子の場合で 約40体積%が報告されている。
従来の粉末冶金的手法による金属マトリックス複合材の製造では、得られる製品 の特性に関して制約がある。複合材中のセラミック相の体積率が制約され、粒子 状で約40体積%である。また、加圧成形できる寸法には限りがある。後加工( 成形や機械加工)や複雑なプロセスによらなければ、製品形状が比較的簡単なも のに限られる。
さらに、焼結時の収縮が不均一であり、また成形及び粒成長時の偏析による微細 組織の不均一化が起こる。
米国特許第3970136号(1976年7月20日J、C,Cannellら に発行)は所定の繊維配向を有する炭化ケイ素又はアルミナウィスカ等の繊維強 化材を含む金属マトリックス複合材の製造方法を記載している。この複合材は、 型の中に面内配向繊維の平行なマント又はフェルトと共に、少なくとも一部のマ ットの間に溶融マトリックス金属(例、アルミニウム)の溜(reservoi r)を置き、加圧して溶融金属をマットに浸透させ配向繊維を包囲させることに より作成される。溶融金属はマットに上から注いで圧力でマット積層体間に流入 するようにしてもよい、複合材巾約50体積%までの強化繊維を複合化できたこ とが報告されている。
上記の浸透法は、溶融マトリックス金属を繊維マット積層体中に強制的に浸透さ せる外部圧力に依存しているので、加圧流体プロセスの不規則性が避けられない 、即ち、マトリックス形成、多孔度、等が不均一になる可能性がある。性質の不 均一性は繊維列に多くの位置から溶融金属を導入しても起きる。したがって、繊 維マット積層体への適切かつ均一な浸透を実現するためには複雑なマット/溜配 列と流路を提供することが必要になる。また、上記の加圧浸透法は、本質的にマ ットの体積率が大きいものに浸透させることが困難であり、比較的小さい強化材 /マトリックス体積比だけが実現可能である。さらに、溶融金属を型の中に加圧 下に保持する必要があり、このため方法が高価になる。最後に、上記の方法は、 配列した粒子や繊維に浸透することに限定されており、不規則に配向された粒子 、ウィスカ、繊維の形の材料で強化されたアルミニウム金属マトリックス複合材 の製造には向けられていない。
アルミニウムマトリックス/アルミナフィラーの複合材の製造では、アルミナは アルミニウムで濡れにくいため緻密な製品を形成することは困難である。この問 題を解決するいろいろな方法が提案されている。1つの手法はアルミナを金属( 例、ニッケル、タングステン)で被覆(,7てからアルミニウムと共にホットプ レスすることである。別の手法では、アルミニウムをリチウムと合金化し、また アルミナをシリカで被覆する。しかし、これらの複合材は特性が変化したり、被 M物がフィラーを劣化させたり、またマトリックスがリチ1プムを含むためマト リックスの特性が悪影響を受けたりする。
米国特許第4232091号(R,W、Grimshawらに発行)はアルミニ ウムマトリ、クスアルミナ複合材の製造に伴う従来技術の困難のうちいくつかを 解決している。この特許では、700’C−1050°Cに予熱したアルミナ製 の繊維又はウィスカのマットに溶融アルミニウム(又は溶融アルミニウム合金) を浸透させるために75〜375 kg/cm”の圧力を適用する。得られた固 体鋳造物のアルミナ/金属の最高体積比は0.25/1であった。浸透が外部圧 力に依存しているためにこの方法はCannell らの特許の方法と同様の多 (の困難を伴う。
欧州特許出願公開第111742号は、予備成形したアルミナマトリックスの空 隙を溶融金属で満たして、特に電解槽部材として有用なアルミニウム/アルミナ 複合材の製造を記載している。この出願はアルミナがアルミニウムで濡れないこ とを強調して、アルミナのプリフォーム全体を濡らすためにいろいろな手法を用 いている。
アルミナをチタン、ジルコニウム、ハフニウム又はニオブのニホウ化物の湿潤剤 あるいは金属即ちリチウム、マグネシウム、カルシウム、チタン、クロム、鉄、 コバルト、ジルコニウム又はハフニウムで被覆している。アルゴンなどの不活性 雰囲気を用いて湿潤を促進している。この文献も溶融アルミニウムが未被覆マト リックスに浸透するように圧力を適用している。すなわち、不活性雰囲気(例、 アルゴン)中で、空隙部を真空排気した後、溶融アルミニウムを加圧している。
あるいは、プリフォームにアルミニウムを気相析出させてその表面を濡らしてか ら溶融アルミニウムを浸透させ空隙部を満たすこともできる。プリフォーム空隙 部中のアルミニウムの保持を確実にするために、真空又はアルゴン中での熱処理 (例、1400〜1800℃)が必要である。そうでないと、加圧浸透される材 料を気体に暴露したりあるいは浸透圧力を除去すると、複合体中のアルミニウム が減少するであろう。
電解槽中のアルミナ部材に溶融金属の浸透を行うために湿潤剤を用いることは欧 州特許出願公開第94353号にも記載されている。
この刊行物は陰極電流供給体を電解槽の内張又は基材として有する電解槽で電気 メッキしてアルミニウムを製造する方法を記載している。この基材を溶融氷晶石 から保護するために、浸潤剤と溶解抑制側の混合物の薄膜を、電解の開始前に、 又は電解により生成する溶融アルミニウムに浸漬しながら、アルミナ基材に適用 する。記載されている湿潤剤はチタン、ジルコニウム、ハフニウム、ケイ素、マ グネシウム、バナジウム、クロム、ニオブ、カルシウムであり、チタンが好まし いと記載されている。ホウ素、炭素、窒素の化合物は湿潤剤の溶融アルミニウム への溶解を抑制するのに有用であると記載されている。しかしながら、この文献 は金属マトリックス複合材の製造を示唆していないし、またそのような複合材の たとえばアルゴン中での製造も示唆していない。
圧力と湿潤剤の適用の他に、真空の適用も多孔質セラミック成形体中への溶融ア ルミニウムの侵入を助けることが報告されている。
例えば、米国特許第3718441号(1973年2月27日にR6L、Lan dinghasに付与)は10−”torr以下の真空中でセラミック成形体( 例、炭化ホウ素、アルミナ、ベリリア)に溶融したアルミニウム、ベリリウム、 マグネシウム、チタン、バナジウム、ニッケル又はクロムを浸透する方法を報告 している。10−”〜10−’torrの真空では金属がセラミック空孔中に自 由流動しないのでセラミックの溶融金属長されたと記載されている。
米国特許第3864154号(1975年2月4日にG、E、Gazzeらに付 与)も真空を用いた浸透を記載している。この特許は、常温プレスしたアルミニ ウム粉末床上に常温プレスしたAIB+を粉末を配置することを記載している。
そのAIB+i粉末成形体の上にさらにアルミニウムを配置した。こうしてアル ミニウム粉末の層の間にArB+□粉末成形体を挟持したものを入れた坩堝を真 空炉に置いた。炉を約10−’torrに真空排気して脱気を行った。それから 温度を1000℃に昇温しで3時間保持した。これらの条件下で溶融アルミニウ ムは多孔質AIB+z成形体中に侵入した。
米国特許第3364976号(1968年1月23日にJohn N。
Red tngらに付与)は、溶融金属の成形体中への侵入を促進するために成 形体中に真空を自発的(内部的)に発生させる考えを開示している。具体的にい うと、グラファイトの型、スチールの型あるいは多孔質耐火材料などを、溶融金 属中に完全に浸漬することが開示されている。型の場合、型のキャビティ(空隙 部)に金属と反応する気体を満たし、このキャビティは型に設けた少なくとも1 つのオリフィスを介して外部の溶融金属と連通可能にする。この型を溶融金属中 に浸漬すると、キャビティの気体と溶融金属との反応によって内部が真空になる ので、キャビティへの溶融金属の充満が起きる。
具体的にいうと、真空は固体状の金属酸化物が形成される結果として発生する。
このように、この特許ではキャビティ中の気体と溶融金属との反応を起こすこと が不可欠である。しかし、真空を発生させるために型を用いることは、型を用い るが故の制約があるので望ましくない、最初に型を特別の形状に機械加工し、次 いで型の表面を鋳造に適した表面に仕上げ及び加工をし、さらに使用前に組立を 行い、使用後に鋳造品を取り出すために型を分解し、それから再び型を再生しな ければならず、またこの型再生は殆どの場合表面の再仕上げ或いは型がもはや使 用に堪えなくなると廃棄を必要とする。
複雑な形状の型の機械加工は非常に高価でありかつ時間を労する。
しかも、複雑な形状の型からの鋳造製品の脱型も困難である(複雑な形状の鋳造 品は脱型時に破損し易い)、さらに、型を用いなくても多孔質耐火材料を溶融金 属中に直接に浸漬できるとの示唆があるが、容器となる型なしでは結合の弱い又 はばらばらの多孔質材料には浸透しようがないので、耐火材料は一体物でなけれ ばならない(すなわち、粒状物は溶融金属中に置くと、通常、分離(分散)しあ るいは浮いてしまうと考えられる)、さらに、粒状物又は弱い結合のプリフォー ムに浸透させる場合には、浸透する金属が粒状物又はプリフォームの少なくとも 一部を移動させて不均一な微細組織にならないように注意が必要である。
したがって、長い間、加圧や真空(外部的又は内部的発生のいずれにかかわらず )の適用に依存せず、またセラミック材料などの別の材料に金属マトリックスを 複合化するのに不所望な湿潤剤を必要としない、簡単で信顧性のある方法の必要 性が怒じられていた。また、金属マトリックス複合体を製造するのに最終機械加 工の量を最小限にする必要も感じられていた0本発明はこれらの必要性を、プロ セスの少なくともどこかの点で浸透促進剤前駆体及び/又は浸透促進剤が存在す る限り、普通の大気圧下で、浸透雰囲気(例、窒素)の存在において、ある材料 (例、セラミック材料;成形したプリフォームでもよい)に溶融マトリックス金 属(例、アルミニウム)を浸透させる自発的浸透法を提供することにより、満た すものである。
が る′ −び − の−゛H この出願は、Mark S、 Newkirk らを発明者とし”Method  for MakingThin Metal Composite Bodi es and Articles Produced Thereby”(薄肉 金属複合体の製造方法及びその方法で製造された製品)を発明の名称とする米国 特許出願第071520912号(1990年5月9日出[)及び同第0715 50777号(1990年7月10日出@)の一部継続出願である。これらの米 国特許出願の内容は本出願の内容として特別に参照して含められるものである。
この出願の対象は、本出願人のその他のいくつかの特許出願及び特許と関連して いる。具体的には、これらの本出願人の他の特許出願及び特許は、金属マトリッ クス複合材料の製造方法(以下、「本出願人の金属マトリックス特許及び特許出 願」とも称する)を記載している。
金属マトリックス複合材料を製造する新規な方法は、本出願人の米国特許第48 28008号(1989年5月9日発行、1987年5月13日出願の米国特許 出願第049171号対応、発明者−biteら、発明の名称’Metal M atrix Composites” 、EPOより対応出願が1988年11 月1.7日に公開第0291441号として出願公開)に開示されている。この −hiteらの方法によると、金属マトリックス複合材はフィラーC例、セラミ ックス又はセラミックス被覆材料)の通気性材料に、少なくとも1重量%のマグ ネシウム、好ましくは少なくとも約3M量%のマグネシウムを含む溶融アルミニ ウムを浸透させて製造される。浸透は外部圧力又は真空の適用なしで自発的に起 きる。供給される溶融金属合金は、約lO〜100体積%、好ましくは少なくと も50体積%の窒素を含み残りの気体は存在する場合には不酸化性気体(例、ア ルゴン)である気体の存在において、少なくとも約675℃の温度でフィラー材 料と接触される。この条件において、溶融アルミニウム合金は普通の大気圧下で セラミックス材料中に浸透してアルミニウム(又はアルミニウム合金)マトリッ クス複合材を形成する。溶融アルミニウム合金がフィラー材料の所望量に浸透し たら、温度を下げて合金を固化させると、強化フィラー材料で強化された固体金 属マトリックス構造が形成される0通常また好ましくは、送られる溶融金属の供 給は実質的にフィラー材料の境界まで浸透が進行するのに充分であろう。−hi teらにより製造されたアルミニウムマトリックス複合材のフィラーの量は極め て高い。すなわち、1対1より大きいフィラ一対合金の体積比が実現できよう。
上記のりhiteらのプロセス条件では、アルミニウムマトリックス中に分散し た不連続相として窒化アルミニウムが形成される。アルミニウムマトリックス中 の窒化アルミニウムの量は温度、合金組成、気体組成、フィラー材料などの要因 により大きく変化する。系においてこのような要因のいくつかを制御することに よって複合材の所望の特定の性質を得ることが可能である。しかしながら、最終 用途によっては、窒化アルミニウムを殆ど又は実質的に含まない複合材が望まし いこともある。
温度を高くすると浸透には都合がよいが、窒化物が形成され易くなることが見出 された。Wb i teらの発明は浸透速度と窒化物形成の間のバランスの選択 が可能である。
金属マトリックス複合材の形成に用いるのに適当なバリヤ手段の例が、本出願人 の米国特許第4935055 (1990年6月19日発行、1988年1月7 日出願の米国特許出願第141642号、発明者Michael l(、Agh ajanianら、発明の名称’ Method for Making Me tal ffatrix Cos+posftewith Use of a  Barrier”、EPOより1989年7月12日に公開第0323945号 として出願公開された)に開示されている。このAghajanianらの発明 の方法によると、フィラー材料の所定の表面境界に、バリヤ手段(例、粒状ニホ ウ化チタン、又はユニオンカーバイド社から商標GRAFOILとして販売され ている柔軟グラファイト箔製品などのグラファイト材料)を形成し、マトリック ス金属をバリヤ手段で限定された境界まで浸透させる。バリヤ手段は溶融金属の 浸透を禁止し、防止し、又は終了させることにより、得られる金属マトリックス 複合材に正味又はほぼ正味の形状を提供する。したがって、形成された金属マト リックス複合体はバリヤ手段の内側形状に実質的に対応する外部形状を有する。
米国特許第4828008号の方法は、本出願人の米国特許出願第517541 号(発明者Michael K、 Aghajanian及びMark S、  Newkirk 、発明の名称″Metal Matrix Composit es Techniques for Making the Sawhe”− EPOより対応出願が1989年9月20日に公開第0333629号として出 願公開されている、1988年3月15日出願の米国特許出願第168284号 の継続圧l11)により改良された。これらの米国特許出願に開示された方法に よると、マトリ、クス金属合金が、第1の金属源として、及び溶融した第1の金 属源と例えば重力流により連通ずるマトリックス金属合金の溜として存在する。
具体的には、この特許出願に記載された条件下で、溶融した第1のマトリックス 金属源は普通の大気圧下でフィラー材料に浸透を開始し、そして金属マトリック ス複合材の形成を開始する。第1の溶融マトリックス金属合金源はフィラー材料 への浸透により消費されるが、所望に応じて、自発的浸透が継続する間、溶融マ トリックス金属の溜から好ましくは連続手段で補給することができる。所望量の 通気性フィラーに溶融金属マトリックスが自発的に浸透したとき、温度を下げて 合金を固化させると、フィラー材料で強化された固体金属マトリックス構造物を 得る。金属の溜を使用することはこの特許出願に記載された発明の簡単な1態様 に過ぎないこと、またそれに開示されている別の1!様のそれぞれではこの溜の 態様を用いる必要はないことが理解されるべきであり、またこれらの態様のいく つかは本発明でも採用すると有用であろう。
溜の金属は、通気性フィラー材料に所定のところまで浸透するのに充分な量の金 属を提供するような量である。選択的に、任意のバリヤ手段を、通気性フィラー 材料の表面境界を成す少なくとも1つの側面に接触させることができる。
さらに、溶融マトリックス金属の送られる供給量は自発的浸透が実質的に通気性 フィラー材料の境界(即ちバリヤ)まで進行するのに充分でなければならないが 、溜に存在する合金の量はそのような量を超過して、浸透を完了するのに充分な 量の合金が存在するのみならず、過剰の溶融金属合金が残って金属マトリックス 複合体に付着してもよい、したがって、過剰の溶融合金が存在する場合に得られ るものは複合した複合体(即ちマクロ複合体)であり、金属マトリックスが浸透 したセラミックスは溜に残る余分な金属と直接に連結しているであろう。
金属マトリックス技術の更なる改良は、本出願人の米国特許出願第521043 号(1990年5月9日出願、これは1990年2月23日出願の米国特許出願 第484753号の一部継続出願であり、これはさらに1989年11月7日出 願の米国特許出願第432661号(放棄済)の一部継続出願であり、これはさ らに1989年lO月6日出願の米国特許出願第416327号(放棄済)の一 部継続出願であり、これはさらに1989年5月9日出願の米国特許出願第34 9590号(放棄済)の一部継続出願であり、これはさらに1988年11月1 0日出願の米国特許出願第269311号の一部継続出願(放棄済)であり、こ れらはいずれも発明者Micbaej K。
Aghajanianらで1、発明の名称は°A Method of For ming Metal MetalMatrix Comgosite Bod ies and Produet、s Produced Therefrom ”であり、米国特許出願第416327号の対応出願がEPOより1990年7 月27日に公開第0375588号として出願公開されている)Cご見出される 。これらのAghajariianらの出願によると、プロセスの少なくともあ る点で、フィラー材料又はプリフォームと連通ずると、溶融金属マトリックスの フィラー材料又はプリフォームへの自発的浸透を可能にする、浸透促進剤及び/ 又は浸透促進剤前駆体及び/又は浸透雰囲気を使用して、マトリックス金属のフ ィラー材料又はプリフォームへの浸透を実施している。Aghajanianら は自発的浸透を発現する多くの浸透促進剤及び/又は浸透促進剤前駆体及び/又 は浸透雰囲気の系を開示している。具体的には、Aghajanianらはアル ミニウム/マグネシウム/窒素系、アルミニウム/ストロンチウム/窒素系、ア ルミニウム/亜鉛/酸素系、アルミニウム/カルシウム/II系で観察される自 発的浸透現象を開示している。しかしながら、Aghajantanらの出願に 含まれる開示から、自発的浸透現象はその他の浸透促進剤及び/又は浸透促進剤 前駆体及び/又は浸透雰囲気の系でも起きることは明白である。
上記の本出願人の金属マトリックスに関する特許及び特許出願のそれぞれは金属 マトリックス複合体の製造方法及びその製造方法から製造される新規な金属マト リックス複合体を記載している。これらの本出願人の金属マトリックスに関する 特許及び特許出願の開示事項はこの明細書でも特に参照して含まれるものである 。
光ユニ黴! 薄肉金属マトリックス複合体は薄肉プリフォーム(複数でもよい)の形に成形し たフィラー材料からなる通気性材料中に溶融マトリックス金属を自発的浸透させ ることにより製造できる。具体的には、浸透促進剤及び/又は浸透促進剤前駆体 及び/又は浸透雰囲気を少なくともプロセスの成る段階で薄肉プリフォームと連 通させて、溶融マトリックス金属を薄肉プリフォーム(又はその集合体)に自発 的浸透させる。あるいは、例えば、薄肉シート状のマトリックス金属の少な(と も1表面の少なくとも一部、或いはマンドレル又は型(モールド)材料の少なく とも一部に、フィラー材料の薄いコーティング又は層を形成した後、溶融金属マ トリックスを自発的浸透させてもよい。この薄肉シート状マトリックス金属、マ ンドレルあるいは型の形状は所望の形状でよい。
第1の好ましい態様として、フィラー材料の通気性材料はテープキャスト法で薄 肉プリフォームに成形できる。具体的には、フィラー材料(例2、炭化ケイ素粉 )を、適当なバインダー、可塑剤、懸濁剤等を含む混合物に加えてフィラー材料 のスラリーを作成する。また1、フィラー材料のスラリーには浸透促進剤及び/ 又は浸透促進剤前駆体を含めてもよい(例えば、アルミニウムマトリックス金属 の場合にはマグネシウム金属粉を用いることがでる)、フィラー材料のスラリー をテープキャスト法で薄く(例えば、1分の数インチから百分の数インチ)かつ 柔軟なシートに成形して、取扱い易くし、あるいは後で所望の形状のプリフォー ムに成形できるようしてもよい。例えば、フィラー材料をテープキャスト成形し たシートを、型プレスしたり、所望の金属マトリックス複合体の形状を持つマン ドレルの周りで輪郭取りするなどして、プリフォームに成形できる。
1枚のテープキャスト成形したシートを(例えば、適当な手段で切断して)複数 のプリフォームに分割できる。さらに、同様の又は異なる組成の複数の独立のテ ープキャストシートを、集合体としてマトリックス金属で自発的浸透されうる同 様な又は異なる形状(例えば、テープキャストプリフォームの積層集合体)に成 形することができる。また、フィラー材料のテープキャストシートの柔軟性のゆ えに、本発明に従って、テープキャストシートを、適当な慣用の成形手法徒用い て、製造すべき所望の金属マトリックス複合体の形状に似た薄肉プリフォーム( 又はプリフォーム集合体)に成形することができる。
第2の好まし7い態様として、フィラー材料は適当な慣用の成形手法、例えば、 スリップキャスト法、ドレインキャスト法、乾式プレス法、沈降キャスト法、静 水圧プレス法、押出法、スプレー塗布法、射出成形法等で薄肉プリフォームに成 形することができる0例えば、スリップキャスト法は中空キャビティや殻を成す 薄肉プリフォームを製造するのに特に有用な手法である。フィラー材料(例、炭 化ケイ素粉)のスラリー又はスリップは適当な懸濁剤、解膠剤等を用いて調整で きる。このスリップは浸透促進剤及び/又は浸透促進剤前駆体を含んでもよく、 それをプリフォームとして所望の形状を有する多孔質の型(例、石膏型)に注ぐ 、スリップの性質(例、固体含分、粘度等)及びスリップを型に保持する時間が 得られるプリフォームの肉厚を決定する。
また、プリフォームを上記の慣用手法で製造した場合には、プリフォームへの自 発的浸透に先立って、プリフォームを養生又は乾燥してバインダー、溶剤等をプ リフォームから除去し、自発的浸透に悪影響がないようにすることが必要である かもしれないことが理解されるべきである。さらに、型及びバリヤー材料の両方 として機能する材料の上にフィラー材料を置いて薄肉プリフォームとすることも 可能である9例えば、特別の形状に成形されたグラファイトなどの材料は、溶融 マトリックス金属の自発的浸透に耐えかつ形成されるマトリックス金属複合体の 少なくとも1表面を画定するバリヤーとして機能することが可能である。したが って、プリフォームへの自発的浸透に先立ってプリフォームを型から取り出す必 要はないであろう。
本発明の第3の好ましい態様においては、プリフォームは必要でない。具体的に は、フィラー材料そして最終的には金属マトリックス複合材の形状はマトリック ス金属の形状によって決定されることができる。例えば、マトリックス金属の薄 肉のシート(又はシート集合体)を少なくとも1層のフィラー材料で被覆するこ とができる。
また、複数のフィラー材料層を適用でき、各層は先に適用したフィラー材料層と 同じ又は異なる特性を有することができる。さらに、マトリックス金属のシート 又は物体にフィラー材料を適用する手法はどの適当な手法でもよい、そのような 適当な適用手法は、コーティングの表面品質、肉厚、密度等を適当に制御できる べきである。
マトリックス金属のシート又は物体の少なくとも1表面の少なくとも一部を浸漬 、ドクターブレード、スプレー等することにより、マトリックス金属の物体上に フィラー材料層を適用してもよい、また、フィラー材料の適用前に、マトリック ス金属の物体を何らかの特別の形状(例、錐体、板、球等)に成形することがで きる。このようなマトリックス金属成形体がフィラー材料で被覆され又はフィラ ー材料と接触している少な(とも1表面を有し、かつ自発的浸透環境に置かれた 場合、当初のマトリックス金属物体の形状を少なくとも部分的に(又は実質的に 全部を)反転して複製した金属マトリックス複合体が得られる(例えば、マトリ ックス金属物体の当初の形状を反転複製して、2方向又は3方向以上のキャビテ ィを金属マトリックス複合体に形成することができる)。
さらに、場合によっては、金属マトリックス複合体に形成されたキャビティに第 2の材料を配置して相乗の効果を得ることができる。
例えば、モノマー又はポリマー材料を単独で又は繊維状若しくは粒状のフィラー 材料のような強化材と組み合わせて、形成されたキャビティー中に配置している いろな所望の結果を得ることができるであろう。
さらに、マトリックス金属の成形体に多くの異なる特徴を組み合わせることによ って、複雑形状の金属マトリックス複合体を得ることもできる。例えば、マトリ ックス金属製薄肉円筒体に貫通孔を設け、後でマトリックス金属成形体をフィラ ー材料混合物で包囲すると、フィラー材料中にマトリックス金属が自発的浸透す る。したがって、フィラー材料を円筒体の内部の各側面と接触させかつマトリッ クス金属円筒体の貫通孔内にも配置した場合、自発的浸透の後、2層の実質的に 同心の円筒の間を補強材が連結した構造が得られる(例えば、金属マトリックス 複合体の2層の円筒の間のキャビティは当初のマトリックス金属物体の形状に実 質的に対応する形状であり、補強材はフィラー材料が埋められた貫通孔の寸法、 形状、位1に対応する)。
上記の好ましいB様のいずれにおいても、浸透促進剤の前駆体は、フィラー材料 及び/又はプリフォーム、及び/又はマトリックス金属、及び/又は浸透雰囲気 の少なくとも1つに供給してもよい、供給された浸透促進剤前駆体はその後プリ フォーム及び/又はマトリックス金属及び/又は浸透雰囲気の少なくとも1つと 反応してフィラー材料及び/又はプリフォームの少なくとも一部に浸透促進剤を 生成することができる。最終的に、少なくとも自発的浸透の間に、浸透促進剤は フィラー材料及び/又はプリフォームの少なくとも一部と接触すべきである。
本発明のもう1つの好ましい態様において、浸透促進剤前駆体を供給するのでは なく、直接、浸透促進剤を、フィラー材料及び/又はプリフォーム、及び/又は マトリックス金属、及び/又は浸透雰囲気の少なくとも1つに供給してもよい、 最終的に、少なくとも自発的浸透の間に、浸透促進剤はフィラー材料及び/又は プリフォームの少なくとも一部と接触すべきである。
本出願では、金属マトリックス複合材を形成する間の成る時点で、浸透雰囲気の 存在下で浸透促進剤前駆体と接触するマトリックス金属のいろいろな例について 述べる。すなわち、自発的浸透を示す特定のマトリックス金属/浸透促進剤前駆 体/浸透雰囲気の系について多く参照するであろう、しかしながら、この出願で 述べるこれらの系以外の多くのマトリックス金属/浸透促進剤前駆体/浸透雰囲 気の系においてもこの出願で述べた系と同様に挙動すると)えられる。具体的に は、自発的浸透の挙動はアルミニウム/マグネシウム/窒素の系、アルミニウム /ストロンチウム/窒素の系、アルミニウム/亜鉛/酸素の系、アルミニウム/ カルシウム/窒素の系において観察されている。したがって、この出願では上記 の系(特にアルミニウム/マグネシウム/窒素の系が強調されている)について だけ説明さるが、その他のマトリックス金属/浸透促進剤前駆体/浸透雰囲気の 系においても同様に挙動することが理解されるべきである。
プリフォームへの自発的浸透を実現する好ましいB様では、溶融マトリックス金 属をプリフォームに接触させる。プリフォームは浸透促進剤前駆体と混合されて いるか、及び/又はプロセスのある時点で浸透促進剤前駆体に暴露されることが できる。また、1つの好ましい態様では、溶融マトリックス金属及び/又はプリ フォームはプロセスの少なくとも一部の間、浸透雰囲気と連通ずる。別の好まし い態様では、マトリックス金属及び/又はプリフォームは実質的に全プロセス期 間中、浸透雰囲気と連通ずる。プリフォームには溶融マトリックス金属が自発的 に浸透するが、自発的浸透及び金属マトリックス複合材形成の広がり又は速度は 、系に提供された浸透促進剤前駆体の(例えば、溶融マトリックス合金及び/又 はプリフォーム及び/又は浸透雰囲気中の)濃度、プリフォーム中のフィラー材 料の寸法及び/又は組成、プリフォームへの浸透に利用可能な気孔率、及び/又 は浸透を行う温度を含む、一連のプロセス条件によって変化するであろう。自発 的浸透は典型的にはプリフォームを実質的に完全に埋設するのに充分なところま で起きる。
また、マトリックス金属の組成及び/又はプロセス条件を変えることにより、得 られる金属マトリックス複合体の物理的及びII械的性質を具体的な用途あるい は需要に従わせることができる。さらに、形成した金属マトリックス複合体を後 処理工程(例、一方向固化、熱処理など)に供することにより、物理的及び機械 的性質を具体的な用途あるいは需要にさらに適合させることができる。さらに、 薄肉金属マトリックス金属体の形成中のプロセス条件を制御することにより、得 られる金属マトリックス複合体の窒素含分を広範な産業用途に合わせて仕上げる ことができる。
また、プリフォームを含むフィラー材料の組成及び/又は寸法(例、粒径)及び /又は形状を制御して、得られる金属マトリックス複合体の物理的及び機械的性 質を多くの産業的需要に合わせて仕上げることができる。例えば、フィラー材料 の耐磨耗性がマトリックス金属より高いと、フィラー材料の寸法を増大させて( 例えば、フィラー粒子の粒径を大きくして)金属マトリックス複合材の耐摩耗性 を向上させることができることが見出されている。しかしながら、フィラー寸法 の低減とともに強度及び/又は靭性が増加する傾向がある。さらに、フィラーの 熱膨張係数がマトリックス金属のそれより小さいと、フィラーの含有率を増加さ せて金属マトリックス複合材の熱膨張係数を低下させることができる。さらにま た、プリフォーム中のフィラー材料の体積率によって、形成する金属マトリック ス複合体の物理的及び機械的性質(例、密度、弾性率及び/又は比弾性率、強度 及び/又は比強度など)を調整することができる。
例えば、マトリックス金属より密度の大きいフィラーとし、かつ異なる粒径及び /又は形状のフィラー粒子の混合物でプリフォームを形成してフィラー材料の充 填率(充填密度)を高めることにより、より高いフィラ一体積率を実現し、密度 を高めた金属マトリックス複合体を得ることができる0本発明の教示を利用する と、浸透可能なプリフォーム中のフィラー材料の体積%は広範囲に変えることが できる。浸透可能なフィラーの体積%の下限は主として多孔性プリフォームを形 成しうる可能性で制約され(例えば、約10体積%)、浸透可能なフィラー又は プリフォームの体積%の上限は主として少なくともいくらかの連続気孔を持つ緻 密なプリフォームを形成できる可能性で制約される(例えば、約95体積%)、 シたがって、上記の教示のいずれかを単独で又は組み合わせて実施することによ り、所望の組合せの特性を持つ金属マトリックス複合材を製造することができる 。
定l 「アルミニウム」 本明細書中の用語「アルミニウム」は、実質的に純粋な金属(例えば、比較的純 粋で、市販の合金化されていないアルミニウム)、或いは鉄、ケイ素、銅、マグ ネシウム、マンガン、クロム、亜鉛、等の不純物金属及び/又は合金成分を含む 市販の金属の如き、その他の等級の金属及び金属合金を含む意味である。この定 義の目的ではアルミニウム合金はアルミニウムを主成分とする合金又は金属間化 合物である。
rm化 = (B 1ance Non−0xidizi…」郵y−」本明細書 中の用語「残部非酸化性気体」は、浸透雰囲気を構成する主たる気体の他に存在 する全ての気体を意味し、プロセス条件下でマトリックス金属と実質的に反応性 でない不活性ガス又は還元性気体である。用いる気体中に不純物として存在する かもしれない酸化性気体は、プロセス条件下で実質的な量でマトリックス金属を 酸化するのに不十分な量でなければならない。
「バリヤ」又は「、ご1役」 本明細書中の用語「バリヤ」又は「バリヤ手段」は、通気性フィラー材料又はプ リフォームの当該バリヤ手段によって画定された表面境界を越えて溶融マトリッ クス金属が移行、移動等をすることを妨げ、禁止し、防止し又は終了させる適当 な手段の全てを意味する。
適当なバリヤ手段は、プロセス条件下で、一定の一体性を保持し実質的に揮発性 でない(即ち、バリヤ材料はバリヤとしての機能を失う程度までには揮発性では ない)すべての適当な材料、化合物、元素、組成物、その他であることができる 。
さらに、適当な「バリヤ手段」は、採用するプロセス条件下で、移行している溶 融マトリックス金属によって実質的に湿潤されない材料を含む、この種のバリヤ は、明らかに、溶融マトリックス金属と実質的に殆ど又は全く親和性を示さず、 フィラー材料又はプリフォームの画定された表面境界を越えての移動がバリヤ手 段によって防止又は禁止される。バリヤは必要な最終機械加工又は研削を減少さ せ、得られる金属マトリックス複合材製品の表面の少なくとも1部を画定する。
バリヤは、特定の場合には通気性あるいは多孔質であってもよく、またバリヤを 例えばドリルで穿孔し又は破壊して通気性にして、気体が溶融マトリックス金属 等と接触するようにしてMatrix Metal) 」 本明細書中の用語「残骸」又は「マトリックス金属残骸」は、マトリックス金属 複合材の形成の際に消費されずに残った族マトリックス金属のすべてを指称し、 典型的には、冷却すると、形成された金属マトリックス複合材と少なくとも部分 的に接触して残るものである。この残骸も二次金属又は異金属を含有してもよい ことが理解されるべきである。
「ヱヱ立二」 本明細書中の用語「フィラー」は、マトリックス金属と実質的に非反応性であり 、及び/又はマトリックス金属に限られた溶解性である、単一の成分又はそのよ うな成分の混合物を含むことを意図しており、前記成分は単−相又は多相である ことができる。フィラーは、粉末、フレーク、板、微小球(マイクロスフェア) 、ウィスカ、バブル、繊維、粒子、繊維マット、短繊維、球、ベレント、チュー ブ、耐火布帛、などのいろいろな形状及び寸法であることができ、また緻密質又 は多孔質のいずれでもよい。また、「フィラー」は、繊維、短繊維、粒状物、ウ ィスカ、バブル、球状物、繊維マ・ント等若しくはそれらの混合物の形状のアル ミナ又は炭化ケイ素のようなセラミックフィラー、及び例えば溶融マトリックス 金属アルミニウムによる攻撃から炭素を保護するためにアルミナ又は炭化ケイ素 で被覆した炭素繊維のようなセラミックス被覆フィラーを含む。また、フィラー は如何なる所望の形態の金属を含んでもよい。
[た上y27r(hot−to fn ) J本明細書中の用語「熱トッピング 」は、少なくとも部分的に形成された金属マトリックス複合材の一端(「トッピ ング」端)にマトリックス金属及び/又はフィラー材料及び/又はトッピング端 に供給された他の材料の少なくとも1つと発熱的に反応する物質を置くことを指 称する。この発熱反応は、トッピング端のマトリックス金属を溶融状態に維持す るのに充分な熱を提供すべきであるが、複合材の残りのマトリックス金属は固化 温度に冷える。
” ” ””’(infiltratin at os here) J本明細 書中の用語「浸透雰囲気」は、存在して、マトリ・7クス金属及び/又はプリフ ォーム(又はフィラー材料)及び/又は浸透促進剤前駆体及び/又は浸透促進剤 と相互作用し、マトリックス金属の自発的浸透を許容又は促進する雰囲気を意味 する。
−材料又はプリフォーム中への自発的浸透を促進又は補助する物質を意味する。
浸透促進剤は、例えば、(1)気体種を生成する浸透促進剤前駆体と浸透雰囲気 の反応、及び/又は(2)浸透促進剤前駆体と浸透雰囲気の反応生成物、及び/ 又は(3)浸透促進剤前駆体とフィラー材料又はプリフォームの反応生成物から 形成することができる。また、浸透促進剤は、プリフォーム及び/又はマトリッ クス金属及び/又は浸透雰囲気の少なくとも1つに直接供給されて、浸透促進剤 前駆体と他の種との反応により形成される浸透促進剤と同様に機能してもよい、 最終的に、少なくとも自発的浸透の間には、浸透促進剤はフィラー材料又はプリ フォームの少なくとも一部に位置すべきであり、また浸透促進剤は少なくとも一 部がマトリックス金属により還元可能でもよい。
本明細書中の用語「浸透促進剤前駆体」又は「浸透促進剤の前駆体」は、(1) マトリックス金属、(2)プリフォーム若しくはフィラー材料、及び/又は(3 )浸透雰囲気と組み合わせて使用すると、マトリックス金属のフィラー材料又は プリフォームへの自発的浸透を誘起し又は助ける浸透促進剤を形成する物質を意 味する。いかなる特定の理論にも限定される意図はないが、浸透促進剤の前駆体 は、浸透促進剤の浸透雰囲気及び/又はプリフォーム若しくはフィラー材料及び /又はマトリックス金属との相互作用を可能にする位置へ配置されるか、存在す るか、輸送されることが可能であることが必要であるように思われる0例えば、 あるマトリックス金属/浸透促進剤前駆体/浸透雰囲気の系では、浸透促進剤前 駆体が、マ) IJフックス属が溶融する温度付近又は場合によりさらにいくら か高い温度で気化されることが望ましい、このような気化によって、例えば、( 1)浸透促進剤前駆体と浸透雰囲気が反応して、フィラー材料又はプリフォーム のマトリックス金属による濡れを促進する気体種を生成したり、C)浸透促進剤 前駆体と浸透雰囲気が反応して、フィラー材料又はプリフォームの少なくとも一 部の中に濡れを促進する固体、液体ヌは気体の浸透促進剤を生成したり、及び/ 又は(3)フィラー材料又はプリフォーム中で浸透促進剤前駆体が反応して、フ ィラー材料又はプリフォームの少なくとも一部の中に濡れを促進する固体、液体 又は気体の浸透促進剤を生成したりするであろう。
「ヱ上匹ヱL玉倉員」又は「マトリックス金 八−」本明細書中の用語「マトリ ックス金属」又は「マトリックス金属合金」は、マトリックス金属複合材を形成 するために用いられる金属(例えば、浸透前)及び/又はマトリックス金属複合 材を形成するフィラー材料とまぜ合わされる金属(例えば、浸透後)を意味する 。特定の金属がマトリックス金属として記載されている場合には、そのようなマ トリックス金属は、実質的に純粋なその金属、不純物及び/又は合金成分を含む 市販の金属、その金属が主成分(majoror predominant c onstituent)である金属間化合物又は合金を含むことが理解されるべ きである。
「マトリックス パ 准−刑11す(乙糧]□裳llいl系」又は「盪止糸」 本明細書中の用語「マトリックス金属/浸透促進剤前駆体/浸透雰囲気の系」又 は「浸透系」は、プリフォーム又はフィラー材料中への自発的浸透を示す物質の 上記組合せを指称する。例示のマトリックス金属と浸透促進剤前駆体と浸透雰囲 気の間に「/」がある場合には、いつでも、「/」は、特定の仕方で組み合わせ るとプリフォーム又はフィラー材料中への自発的浸透を示す物質の系を指称して いることが理解されるべきである。
「童U−史ヱえ表復金財」又は「M熟、−」本明細書中の用語「金属マトリック ス複合材」又はrMMCJは、2次元又は3次元的に連結した合金又はマトリッ クス金属中にプリフォーム又はフィラー材料に配合(es+bed)された材料 を意味する。
マトリックス金属は得られる複合材に特定の所望の機械的及び物理的特性を付与 するために各種の合金成分を含むことができる。
二上ユヱ久ス11上」11擾ユ1貫 本明細書中のマトリックス金属と「異なる」金属というときは、マトリックス金 属と同じ金属を主成分として含まない金属を意味する。(例えば、マトリックス 金属の主成分がアルミニウムであると、「異なる」金属は例えばニッケルを主成 分とすることができよう)「マトリックス童 六 る ・ MMJ本明細書中の 用語[マトリックス金属を収容する非反応性容器」は、プロセス条件下でフィラ ー材料(又はプリフォーム)及び/又は溶融マトリックス金属を収容し又は含有 することができ、かつ自発的浸透機構を有意に損なわせるような仕方でマトリッ クス及び/又は浸透雰囲気及び/又は浸透促進剤前駆体及び/又はフィラー材料 若しくはプリフォームと反応しない、すべての容器を意味する。
非反応性容器は溶融マトリックス金属の自発的浸透の終了後、廃棄又は回収する ことができる。
「、グー■フ、仁=1うj又は「」」1生i過七O−序旺鼾A勢↓旦と一7−シ Jフ−を二点」 本明細書中の用語「プリフォーム」又は「通気性プリフォーム」は、少なくとも 1つの表面境界が浸透するマトリックス金属のための境界を実質的に画定するよ うにフィラー又はフィラー材料で作成した多孔質材料で、マトリックス金属が浸 透するに先立って寸法安定性であるのに充分な形状一体性及び生強度を有する多 孔質材料を意味する。この材料はその中へマトリックス金属の自発的浸透を行う のに充分に多孔質であるべきである。プリフォームは典型的には均一な或いは異 質(ペテロ)のフィラーの結合体(bonded array orarran gemen t)からなり、いかなる適当な材料(例えば、セラミックス及び/ 又は金属の粒子、粉末、繊維、ウィスカ等及びこのれらの混合物)からなっても よい。プリフォームは単一体としても或いは集合体としても存在することができ る。
「1全μ咀■堕刀−」 本明細書中の用語「溜」は、フィラー又はプリオームに間して離れて置かれたマ トリックス金属の存在(物体)であり、これが溶融され流れて、フィラー又はブ リオームと接触しているマトリックス金属の一部、セグメント又はソース(源) を補給したり、或いは場合によっては最初に供給した後補給したりするものを意 味する。
「 ごゞ l ” (s ontaneous filtration)J本明 細書中の用語U自発的浸透(非加圧浸透)」は、圧力(加圧)又は真空(外部か ら適用するものも内部的に発注するものも)の通用の必要なしで起きるフィラー 又はプリフォームの通気性材料中へのマトリックス金属の浸透を意味する。
本明細書中の用語「薄肉被覆」、「薄肉金属マトリックス複合材」。
「薄肉プリフォーム」又は「薄肉シー)Jは、特定の物体の相対的な寸法特性を 指称する。rl薄肉の寸法は数ミル(例えば、フィラー材料の粒子の寸法)から 数インチ又は数フィートまでの数値範囲であることができる。「薄肉」金属マト リックス複合材板状物又はプリフォームの場合には、「薄肉」は板状物の長さと 幅に応じた相対的関係にある板状物の厚さを指しているが、空隙を有し又は中空 の金属マトリックス複合材又はプリフォームの場合には、Y薄肉Jはキャビティ を有し又は中空の殻体(シェル)を形成する壁部の厚さを指している(即ち、壁 部の厚さはキャビティを含み又は中空殻体によって形成される金属マトリックス 複合体の長さ、幅又は寸法に間して「薄肉」である)、さらに、「薄肉Jはオリ ジナルのマトリックス金属の形状を反転状に複製する金属マトリックス複合体の 壁部の厚さを指している。しかしながら、どのn様においても、「薄肉コサ法特 性は特定の最終用途を満足するのに充分な構造的一体性を有さなければならない 。
凹皿■呈!困脱里 以下の図面は本発明の理解を助けるためのもので、本発明の範囲を限定すること を意図するものではない。各図面において同様な部材(成分)については可能な 限り同様な参照数字を用いた。
図1(a)は本発明に従ってプリフォームを成形するのに用いることができる雌 型部分の概略平面図である。
図1(b)は図1 (a)に示した雌型部分の概略側面図である。
図1(c)は本発明の実施例1に従って金属マトリックス複合材を形成するのに 用いたアセンブリの横断面図である。
図2は本発明の実施例2に従って金属マトリックス複合材を形成するのに用いた アセンブリの横断面図である。
図3は本発明の実施例3に従って金属マトリックス複合材を形成するのに用いた アセンブリの横断面図である。
図4は本発明の実施例4に従って金属マトリックス複合材を形成するのに用いた アセンブリの横断面図である。
図5は本発明の実施例5に従って金属マトリックス複合材を形成するのに用いた アセンブリの横断面図である。
図6は本発明の実施例6に従って金属マトリックス複合材を形成するのに用いた アセンブリの横断面図である。
図7は本発明の実施例7に従って金属マトリックス複合材を形成するのに用いた アセンブリの横断面図である。
図8 (a) (b) (c)は本発明の実施例8に従って金属マトリックス複 合材を形成するのに用いたアセンブリの横断面図である。
図9は実施例9に従って“A”フレーム金属マトリックス複合体を作成するのに 用いたレイアンプの横断面図である。
図1Oは実施例9に従って形成した金属マトリックス複合体の写真である。
図11は実施例10に従って金属マトリックス複合材チューブを作成するのに用 いたレイアップの横断面図である。
図12は実施例10に従って形成した金属マトリックス複合材チューブの写真で ある。
図13は実施例11に従って金属マトリックス複合材チューブを作成するのに用 いたレイアップの横断面図である。
図14は実施例11に従って形成した金属マトリックス複合材チューブの写真で ある。
図15 (a)は実施例12に従って金属マトリックス金属体を作成するのに用 いたレイアップの横断面図であり、図15(b)は実施例12に従って形成した 金属マトリックス複合体の写真である。
11i416(a)及び図16 (b)は実施例13に用いたマトリックス金属 成形体の概念図である。
図17(a)及び図16(b)は実施例13に従って製造した二重壁金属マトリ ックス複合材構造物の横断面図及び正面図である。
図18は実施例14に従って金属マトリックス複合体を作成するのに用いたレイ アップの概略横断面図である。
図19(a)及び図19(b)は実施例14に従ってマトリックス金属インゴッ ト上に形成した金属マトリックス複合材コーティングの約1000倍の顕微鏡写 真である。
図20は実施例15に従って金属マトリックス複合体を作成するのに用いたレイ アップの概略横断面図である。
図21は実施例15に従ってマトリックス金属基材上に形成した金属マトリック ス複合材層の約400倍の顕微鏡写真である。
図22は実施例16に従って金属マトリックス複合体を作成するのに用いたレイ アップの概略横断面図である。
図23は実施例16に従って形成した金属マトリックス複合体の写真である。
図24は実施例17に従って金属マトリックス複合体を作成するのに用いたレイ アンプの概略横断面図である。
図25は実施例17に従って形成した金属マトリックス複合体の写真である。
図26は実施例18に従って形成した金属マトリックス複合体の写真である。
図27は実施例19に従って形成した金属マトリックス複合体の写真である。
図28は実施例20に従って金属マトリックス複合体を作成するのに用いたレイ アップの概略横断面図である。
図29は実施例21に従って形成したポリマー充填せる金属マトリックス複合体 の写真である。
図30は実施例22に従って形成した金属マトリックス複合材ハニカム構造体の 写真である。
図31ば実施例22に従って形成したハニカム体の一部の横断面の杓50倍の写 真である。
図32は実施例23に従って3つの薄肉金属マトリックス複合体を作成するのに 用いたレイアップの概略横断面図である。
図33は実施例24に従って薄肉金属マトリックス複合体を作成するのに用いた レイアップの概略横断面図である。
図34は実施例25に従って薄肉金属マトリックス複合体を作成するのに用いた レイアンプの概略横断面図である。
図35は実施例27に従って薄肉金属マトリックス複合体を作成するのに用いた レイアップの概略横断面図である。
び ましい 檄q罷鞭星に皿 薄肉金属マトリックス複合体は、薄肉プリフォーム(又は複数のプリフォーム) に成形されたフィラー材料の通気性材料に溶融マトリックス金属を自発的浸透さ せて製造することができる。具体的には、浸透促進剤及び/又は浸透促進剤前駆 体及び/又は浸透雰囲気がプロセスの少なくとも成る時点で薄肉プリフォームと 連通して溶融マトリックス金属を薄肉プリフォーム中に自発的浸透させる。ある いは、フィラー材料の被覆又は層を、例えば、マトリックス金属の薄肉シートの 少なくとも1表面の少なくとも一部に設ける。したが、って、本発明では所望の 金属マトリックス複合材の形状を有するように成形したマトリックス金属物体及 び/又はプリフォームを利用することができる(例えば、マトリックス金属の成 形体にフィラー材料を適用したり、マトリックス金属をプリフォームに適用した り、など)。
第1の好ましいM欅では、フィラー材料の通気性材料をテープキャスト法で薄肉 プリフォームに成形することができる。具体的には、適当なバインダー、可塑剤 等を含み、浸透促進剤及び/又は浸透促進剤前駆体(例、マグネシウム金属粉) を含んでもよい、スラリーにフィラー材料(例、炭化ケイ素粉)を配合する。こ のフィラー材料のスラリーを、テープキャスト法で、所望な形状のプリフォーム を得るように取扱できる、薄く (例、厚さ0.035inch(0,89−■ ))かつ柔軟なシートに成形する0例えば、フィラー材料をテープキャスト成形 したシートを、型プレスし、金属マトリックス複合体の所望の形状を持つマンド レルの周りで輪郭取りするなどして、プリフォームに成形できる。さらに、1枚 のテープキャスト成形したシートは(例えば、鋏で切断するなどして)複数のプ リフォームに分割でき、そのプリフォームは同様の又は異なる形状に成形して、 独立して或いは集合体としてマトリックス金属を自発的浸透させることができる 。さらに、同様の又は異なる組成の複数の独立のテープキャストシートを集合さ せ、マトリックス金属を自発的浸透させることができる(例えば、テープキャス トプリフォームの積層集合体を集合させ、自発的浸透させることができる)、ま た、フィラー材料のテープキャストシートの柔軟性のゆえに、本発明に従って、 テープキャストシートを、適当な慣用の成形手法を用いて、製造すべき所望の金 属マトリックス複合体の形状に僚だ薄肉プリフォーム(又はプリフォームの集合 体)に成形することができる。
特定のテープキャスト法のM様に従うと、複数のテープキャストプリフォームに 、単一の自発的浸透プロセスで、マトリックス金属を浸透させることができる。
具体的には、バリヤ材料(例、グラファイト箔)で分離された複数の薄肉テープ キャストプリフォームは、溶融マトリックス金属の源と連通させた場合、マトリ ックス金属が自発的浸透することができる。具体的には、湾曲断面、波型シート 等の形状に成形されていてもよい複数のテープキャストプリフォームを、いつく かのテープキャストプリフォームとグラファイト箔のシートとからなるサンドイ ッチ構造(即ち、グラファイト箔のシートはプリフォームを分離するバリヤ材料 として機能する)に組み入れることができる。このサンドイッチ構造の少なくと も一部、例えば、一端は溶融マトリックス金属と連通して各テープキャストプリ フォームへの自発的浸透を可能にすべきである0例えば、マトリックス金属のイ ンゴットをサンドインチ構造(例えば、その頂部)に隣接して配置して、マトリ ックス金属が溶融されるとプリフォームと連通して自発的浸透するようにしても よい、テープキャストプリフォームを挟持するバリヤ材料(例、グラファイト箔 )は溶融マトリックス金属が流動して自発的浸透する限界を画定する。このよう な画定法によれば、複数の薄肉テープキャストプリフォーム(例、15又はそれ 以上)をその正味又は略正味の形状の薄肉金属マトリックス複合体に製造するこ とを可能にする。
第2のテープキャスト態様では、テープキャストプリフォームをマトリックス金 属合金と接触させて配置して、テープキャストプリフォームをマトリックス金属 物体の表面特性に一致させることができる。具体的には、テープキャストプリフ ォームは典型的にはマトリックス金属体の内部及び/又は外部寸法に成形され又 は一致されるのに充分な柔軟性を有する。例えば、テープキャストプリフォーム を巻いてチューブにし、マトリックス金属の中空円筒体に挿入する(例えば、自 発的浸透するとチューブ状の金属マトリックス複合材が形成される)、さらに、 テープキャストプリフォームをマトリックス金属チューブの外部表面の周りに配 置してもよい。また、テープキャストプリフォームをマトリックス金属チューブ の内部及び外部表面の両方の周りに配置してもよい。場合によっては、テープキ ャストプリフォームをマトリックス金属の表面に接着(例えば、糊付け)するこ とが有利である。さらにまた、テープキャストプリフォームをマトリックス金属 体に対して適当に配向せしめた後、テープキャストプリフォームの外部表面にバ リヤ材料(例、グラファイト箔)を配置して形成される金属マトリックス金属材 の表面を画定してもよい。
また、金属マトリックス複合体を形成するためにテープキャストプリフォームと 接触させてもよい形状はチューブだけではない、具体的には、マトリックス金属 の単一体又は複数の部片を含む複雑な形状(例、複数のチューブ状構造部材の結 合又は接合)を外部及び/又は内部からテープキャストプリフォームで覆っても よく(例、マトリックス金属体の周りを巻いたテープキャストプリフォームリボ ン)、このプリフォームにマトリックス金属が自発的浸透可能である。
例えば、テープキャストプリフォームにマトリックス金属の薄肉シート又は層を 自発的浸透させることができる。例えば、テープキャストプリフォームの少なく とも1表面の少なくとも一部にスプレー又はその他の方法でマトリックス金属粒 子層を形成することができる。このマトリックス金属を溶融させるとテープキャ ストプリフォームに自発的浸透することができる。このとき得られる金属マトリ ックス複合材はプリフォームの形状に対応する形状を有する。
第2の好ましいa様では、フィラー材料をスリップキャスト法で薄肉プリフォー ムに成形できる。スリップキャスト法及び特にドレインキャスト法は中空のキャ ビティ又は殻体を持つ薄肉プリフォームを製造するのに特に有用である。特に、 ドレインキャスト法は複雑な外部又は内部形状を持つプリフォーム(例1、先細 り又は截頭形の突起を持つ物体)を製造するのに用いることができる。フィラー 材料(例えば、ポールミリングした炭化ケイ素粉)を含むスリップは適当な懸濁 剤、解膠剤等を用いて調整できる。このスリップは浸透促進剤及び/又は浸透促 進剤前駆体を含んでもよく、それをプリフォームとして所望の形状を有する型( g4、石膏、CaCO5,5iOz。
BCa+ SiC等の型)に注ぐ。スリップの性!(例、固体含分、粘度等)及 びスリップを型に保持する時間が、形成されるプリフォームの肉厚を決定する。
具体的なドレインキャスト法の態様では、スリップを鋳込む型をワックスパター ンで製造できる。具体的には、所望の金属マトリックス複合材の表面形状と組織 を持つワックスパターンをインベストメントシェル材料(例、CaCO5)で被 覆する。インベストメントシェル材料の被覆物はワックスパターンに付着し、ワ ックスパターンを反転して複製するシェルを形成する。インベストメントシェル 材料を充分な温度に加熱してワックスパターンを除去しく例、溶融及び/又は焼 失)、ドレインキャスト用の型を製造する。得られた型にフィラー材料のスリッ プを注いでマトリックス金属を自発的浸透されるべき薄肉プリフォーム(例、キ ャビティ又は中空体)を製造する。
既存の殆どすべての物品が金属マトリックス複合材の製造するためのデザイン( 原型)として利用できる。具体的には、金属マトリックス複合材であり又はそう でない既存の物品を適当な容器内に入れられたシリコーンゴム成形材料中に浸漬 することができる。シリコーンゴム成形材料が容器内のオリジナルの物品の周囲 で硬化又は乾燥した後、オリジナルの物品を除去するとオリジナルの物品を反転 複製した型が得られる。シリコーンゴム型中に溶融したワックスパターンを注入 してもよい、得られるワックスパターンを型がら取り出し、上記の如く、インベ ストメントシェル材料で被覆して型を形成することができる。得られたインベス トメントシェル型にドレインキャスト又はスラリーキャストして薄肉プリフォー ムを形成することかできる。この手法から得られたプリフォームは最終的に溶融 マトリックス金属で自発的浸透されて、オリジナルの物品の表面形状及び組織を 復製した薄肉金属マトリックス複合体を形成する。
従って、ドレインキャスト法又はスラリーキャスト法は実質的にあらゆる形状及 び組織を持つ薄肉金属マトリックス複合材を製造するのに利用できる。明確化の ために、スラリーキャスト法はスリップキャスト法と区別される。スリップキャ ストとは異なり、スラリー成形体の表面はキャスト体の乾燥中に型表面で縮まな い。
さらに、ドレインキャストしたプリフォームに自発的浸透して形成した薄肉金属 マトリックス複合材は内部キャビティを有し、このキアビティにはプロセス条件 下で溶融マトリックス金属が浸透しない別の材料を少なくとも部分的に充填して もよい、具体的には、ドレインキャストプリフォームへの溶融マトリックス金属 の自発的浸透に先立って、プロセス条件下で溶融マトリックス金属が浸透しない 材料をプリフォームの内部キアビティ中に配置することができる。
非浸透性の材料はプリフォームと同様の又は異なる化学組成を有することができ る(例えば、キアビティ中の材料は浸透促進剤及び/又は浸透促進剤前駆体を当 初は含まなくても、又はプロセスの間にそれに暴露されなくてもよく、及び/又 はプロセス条件下で浸透されない粒径を持つ材料を含んでもよい、等々)、非浸 透性の材料は、(1)自発的浸透の間プリフォームを支持し、(2)形成される 金属マトリックス複合材の内部の表面品質を向上させ、(3)形成された金属マ トリックス複合材の内部キアビティ中に位置する残留マトリックス金属に関連す る問題を軽減し、(4)プリフォーム形成材料をさらにキャストする型の一部と して機能する表面を提供するという4つの機能を持つ、形成された金属マトリッ クス複合体に含まれる非浸透性の材料は、任意に自発的浸透後に除去してもよい 、あるいは、形成された金属マトリックス複合体中の非浸透性の材料を浸透可能 にせしめ(例えば、浸透促進剤及び/又は浸透促進剤前駆体のうち少なくとも1 つを提供して)、溶融マトリックス金属を自発的浸透させてもよい。初め非浸透 性であった材料中に自発的浸透させるマトリックス金属はドレインキャストプリ フォームに初めに自発的浸透するのに用いたマトリックス金属と化学組成が異な ることができる。
さらにまた、形成した金属マトリックス複合材中に形成されたキャビティ部分は 特定の最終用途に応じるために物質(例えば、ポリマー、金属、セラミ2クス、 ガラス等、或いはこれらの材料の少なくとも1種と繊維状及び/又は粒状フィラ ー材料のような強化材の少なく、(−も1種との組合せ)で少なくとも部分的に 満たすことができ乙。例えば、金属マトリン/jス複合材のキIビディ部分(例 えば、中空円筒体×は5− q−ブのキアヒテイ部分)にポリマーで充填し、て 金属?トリツ・クス市合体の機械的性質を改変することができる。
トド・fンキアストプリフォームに自発的浸透ヤ−るべき溶融7トす1.・クス 金属、は、ブリツメ−・ムと迅速な仕方で連通させる。“とがごきる、例えば、 マトリックス金属を型のキャビーメイ内に゛収容17、この型のF ’7”:: :’アイが自発的屋j乃すべきプリフォームを画定する型の部分J・流体連i頂 j (″いこもよい、、さらに、マトリックス金属の1又j、412Lソ、−I O′)層(神1様又は胃なる化′¥組成了′よい)七」、ドレ・1゛ンキ、・ス 1ン゛リー1ン3・−ムの夕1部及び/又1ま内部表if+に堆積1ハ′もよい 。
丁1j−た、−7−・−1・”′キlスF法、ドし・インキア々トンム、ノ、ラ リーキャ41、す、ご゛・ン(・7゛す゛フオームを製11:J貴し、た場合に は、溶吊虫−・1す・ンクス6i属のプ1(″アイ −!、中への自発的浸透が 起きる+VIに、ブリツメ−7、を養生(例藷ば、・\・イングー、溶剤等の除 去)りは乾燥す゛る1、要があく。
か’b L、、、 l?IカSい、:〕とが理解されるべきである。具体的(、 、−は 遠心成形、押出、射出爪−形、静水圧成形、沈降キツストスグレー塗布 、等1戸、・によって使用可能なプリフォームを製造することができる。具体的 には、フィラー材料をバインダーと混合し、得られるプリフォームの形状を画定 するマンドレル上にスプレーし、あるいは型内にスプレーする等である。バリヤ 材料、例えば、グラファイト箔、マンドレル等にフィラー材料をスプレーするこ とにより使用可能な薄肉プリフォームを製造でき、このときバリヤ材料には任意 に接着剤を被覆してもよい。あるいは、バリヤ材料を含まない型にバリヤ材料を 被覆し7た後フィラー材料を被覆して型の内部に対応する形状のプリフォームを 作成してもよい、型にフィラー材料を付着さゼるために任sぼ接着剤を使用して よい。
さらに、バリヤ材料(例、グラフアイ]・箔)を含む型にフィラー材料を被覆し た後、さらにマトリックス金属層で被覆してもよい。
異なる特性を持つフィラー材1及びマトリックス金属の複数層(例えば、厚み及 び/又は組成のうち少なくとも1つが胃なる粉状のフィラー材料及び7/又は7 トリノクス金属からなる少なくとも2層)を利用し、でもよく、このとき傾斜し 、た微細&11織を持つマトリックス金属組成物を杉綾することが可能で才)る 。被覆せるバリヤイー(料の型はマトリックス金属が隣接づるフィシ〜・材料層 に自発的浸透する条件に耐えることができるので、自発的浸透プロセメをその中 で行わ旦るのに利用できる。さ・・ろ(、τ、バリA・材料による型を用いるき 、均質な@!ll絹織を持つ企属゛ントリックス複貞材を製造することが可能( ・ある(例メば、形成される複合材中のマトリックス金属1”’:’)閉塞又は −丁ヤン”扛ルが妨げら1する)、また、バリヤ材料を含む型を用いると、自発 的浸透に、よって比較的平滑な表面仕]−がりの薄肉金属マトリックス複合材を 製造することが可能である。
第3の好ましい態にぐは、プリフォー11を省略できる。一体的には、フィラ・ −÷オ料及び鰻重的には金属、マトリックス複合材の形状はマトリックス金属乙 、゛よっi’r O?γされる、例えば、マドラ1ノクス金属の薄肉シー[・1 、籠など(5、二、〆1芥できる特性(例、表1hI品質、厚さ雪)を1.¥、 )被覆を提供するように制御できる適当な手法遠用(・ζ、少なく−も1層の1 イー・−”rAAl1例iは、同様なスはツ]、尿る特性(−侍゛)複数のノH 9−材ネ゛1層を〕内用できる)を被覆−4−;)ごと、が(・きる。さ・−ン ↓、“、マトリ、・クス金属の)隻肉シ トロ、1、ノイフー材′!:1に内用 4′る前ろこP)+望の形状(例 波型、箔5、線材等)に成形できる1、成j tj i、、、、、−2イ多−IA才手をも支覆j、たマl=、 IJ :、− クス金属は、”マトリン/メスでわ嘱かフィラー材料中すこ自発的・浸透jる適 当な条イ4Fで加熱(2,2゛、被澹・さす7た一′l−1’:・クス金、属体 の形状−・同様の金属71リンクス複合材を形成することがごき、積1例λば、 ゛イ′トリックス金属体が薄肉パ、・−1・からなりその・ン面5′フィラー材 料(′:被被覆人場合、マトリックス金属が自発的浸透す−6と、7 +1ジナ ノ1のトトリックス金属体の形状を反転しこ複製した内部キャビティを有害−る (肉2車壁の金属マトリックス複合体が得られる。
J′−IC′:+4、二″イ”[リックス金属体の形状を反転複製1.て金属? トリックス複合+1′構造物を製造するごどによって、得られる形状は実質的に ・J−法(array)が制約されない(例、板状、円筒状1、円錐状、箱型等 )、具体的には、マトリックス金属の成形体を溶融マトリックス金属が自発的浸 透し得るアイう・−材料と接M t、で配置することにより ・/トリックス金 属体の形状を反転複製することができる。フィラー材r4の特性c例、粒径)乙 こ応して、得られる金属マI・リノクス複合材はAリジJ・ルの71−リノクス 金属体の形状を実質的に反転複製したキャビティ又は空隙を持つことができる。
さらに、フィラー材料にはマトリックス金属の成形体の一部だけを配置(例、埋 設)することができる。この場合、マトリックス金属が周囲のフィラー材料中に 自発的浸透すると1.フィラー材料中に埋設されたマトリックス金属のその部分 が反転複製、′s−ねる。
さらに、マ[・リノクス金属成形体を反転複製して形成した金属7トす・2クス 複合体を製造し、−ζ、少なくともその形成されたキャビティの部う)に補強材 又は支持部材を含めることができる。具体的には、マトリックス金属シートに穿 孔した後子の穿孔したマ]す、クス金属う・−川・4フ、イラーfA’:’:l ご実質的に完全に被M L、、 、、穿孔されたミ・・−1の孔をフィラー材料 で実質的に完全に′埋めるこめ釘よって、剛体支持手段を現場的に(即ち、金属 マトリックス複合体の形成中に)形成することができる。具体的には、被覆せる マトリックス金属・〉−)を自発的浸透雰囲気に暴露すると、マトリックス金属 は5、(1)列側のフィシ−材料の被覆C二向かって自発的浸透してマトリック ス金属の形状を反転複製したキャビティを残し、また(2)マトリックス金属の 孔の中に存在するフィラー材料に向かって内側に自発的浸透して、前記のキャビ ティ内に位置しキャビライの少なくとも1つの壁に少なくとも部分的に付着した 剛体支持部材を形成する(例えば、の壁と接触することができる)6反転複製し た製造した金属マトリックス複合材中の補強部材又は支持部材は71リツクス金 属シートの元の孔に対応する位置に形成することができる(例えば、マトリック ス金属の孔の位置が支持部材がキャビティの少なくとも2つの壁と接触する位置 を決定する)。こうし、て、(例えば、マトリックス金属シートに孔を形成する ことによって)形成する金属マトリックス複合材の所望の位置、例えば、機械的 一体性の増加が望まれる部分に、支持部材を設置することができる。さらに、所 望であれば、形成した金属マトリックス複合体のキャビティ部分に別の材料を埋 めて複合体の性質を向上させることができる。例えば、キャビティの少なくとも 一部にポリマー材料(又はポリマー材料前駆体1、これは後にポリマーを生成し てもよいし生成しなくてもよい)を配置して複合体の機械的性質に望ましい影響 を与えることができよ)。
あるいは、支持部材をキャビティ内に形成して支持部材が金属マトリックス複合 体中に少なくとも1つのチャンネル又は通路を形成するようにすることが可能で ある。さらに、オリジナルのマトリックス金属体、に設ける孔の形状を選択する ことにより、簡単に、支持部材を所望の横断面(例、円形、矩形等)と形態に形 成することができる。こうして、支持部材により変形される内部キャビティと金 属マトリックス複合材の壁とを、例えば流体(例、液体又は気体)が制御下で通 過するように、内部結合させることが可能である。従って、本発明は過多、複雑 、高価な機械加工の必要なしで、金属マトリックス複合体中に複雑なキャビティ 又はチャンネルを形成する比較的簡単な方法を提供する。こうしして、金属マト リックス複合体中のキャビティ又はチャンネルは産業上の多(の用途を有する。
本発明の別の具体的なL!i様では、マトリックス金属のフィラー材料への自発 的浸透に先立って、フィラー材料の外部の少なくとも一部にバリヤ材料の被覆又 はシート(例、グラファイト箔)を適用することによって、薄肉マトリックス金 属体の反転複製により形成した薄肉2重壁型金属マトリックス複合体の外部又は 可視表面の表面品質を改良することができる。例えば、マトリックス金属シート をフィラー材料で被覆してマトリックス金属体の実質的に全表面を被覆すること ができる。被覆したマトリックス金属体をバリヤ材料と接触させることにより( 例えば、2枚のグラファイト等のシートの挟持する)、フィラー材料をバリヤ材 料と直接に接触させることができる。次いで、マトリックス金属をフィラー材料 中にバリヤで画定された平滑表面まで自発的浸透させることにより、平滑な外部 平面を持つ金属マトリックス複合体が得られる。
また、例えば、マ[・リソクス金属の薄肉シートをフィラー材料、バリヤ、等々 で被覆してから、自発的fi通ずる手法は連続的に実施してもよい。例えば、マ トリックス金属シートにフィラー材料層を適用(例、スプレー塗布)する際、マ トリックス金属シートを適当なバリヤ手段(例、グラファイト箔)で支持するこ とができる。あるいは、バリヤ手段を含む支持体上にフィラー材料層を適用(例 、テープキャスト)した後、そのバリヤ手段上のフィラー材料層にマトリックス 金属シートを接触させてもよい。これらのB様の両方において、マトリックス金 属はフィラー材料層に自発的浸透L2、バリヤ手段が金属マトリックス複合体の 少なくとも1表面を画定する。
本発明のさらに別の態様では、非補強金属物体(例えば、フィラー材料を含まな いマトリックス金属)と一体に結合した金属マトリックス複合体からなるマクロ 複合体を形成することができる。具体的には、自発的浸透プロセスの際、過剰量 のマトリックス金属を提供して、浸透の後、残留マトリックス金属を、例えば形 成された金属マトリックス複合体内のマトリックス金属と一体に結合させる。
過剰量のマトリックス金属は浸透系の外部(例えば、炉の外側)にある溜手段か ら供給することができる。さらに、過剰のマトリックス金属の化学組成は元のマ トリックス金属源と異なってもよい(例えば、元のマトリ、クス金属源と異なる 化学組成を持つマトリックス金属を供給する溜を利用できる)。形成された金属 マクロ複合体の非補強金属部分の形状は元のマトリックス金属体に〜般的ζこは 対応する。あるいは、非補強部分はマクロ複合体の金属マトリックス部分の比較 的小さい頭載だけに一体結合していもよく、また金属マトリックス部分の表面か ら所与の仕方で外側に向かって延長17てもよい(例えば、ゴルフクラブヘッド から延長するシャフト)つ特定の理論あるいは説明に拘束される意図はないが、 以下の説明は溶融マトリックス金属がフィラー材料に自発的に浸透する仕方の1 つの説明であると信じられる。浸透促進剤前駆体をマトリックス金属及び/又は フィラー材料(例えば、マトリックス金属シートのフィラー材料被覆)又はプリ フォーム及び/又は浸透雰囲気のうち少なくとも1つと組み合わせて使用すると 、浸透促進剤前駆体は反応して浸透促進剤を生成し、これが溶融したマトリック ス金属がフィラー材料又はプリフォームへの自発的浸透を誘起又は補助する。
さらに、浸透促進剤の前駆体は、浸透雰囲気及び/又はプリフォーム又はフィラ ー材料及び/又は溶融マトリックス金属のうち少なくとも1つと相互作用するこ とが可能な位置に存在するか、配置されるか、又は輸送されることが可能でなけ ればならないように思われる。例えば、いくつかのマトリックス金属及び/又は 浸透促進剤前駆体及び/又は浸透雰囲気の系では、マトリックス金属が溶融する 温度又はその温度付近さらに場合によってははそれより高い温度で、浸透促進剤 前駆体が気化することが望ましい。このような気化によって、(1)浸透促進剤 前駆体と浸透雰囲気の反応が起きてフィラー材料又はプリフォームのマトリック ス金属による濡れを促進する気体種が生成され、及び/又は(2)浸透促進剤前 駆体と浸透雰囲気の反応が起きてフィラー材料又はプリフォームの少なくとも一 部に固体、液体又は気体の浸透促進剤を生成して濡れが促進され、及び/又は( 3)フィラー材料又はプリフォーム内で浸透促進剤前駆体の反応が起きてフィラ ー材料又はプリフォームの少なくとも一部に固体、液体又は気体の浸透促進剤を 生成して慣れが促進される。
こうして、例えば、浸透促進剤前駆体を、溶融マトリックス金属に含めてお(か 、又は少なくともプロセスの成る時点で溶融マトリックス金属に混合すると、溶 融マトリックス金属から浸透促進剤前駆体が気化してフィラー材料又はプリフォ ーム及び/又は浸透雰囲気の少なくとも1つと反応するであろう、このような反 応は固体種の浸透促進剤を生成することがあり、その固体種は浸透温度で安定で あると、フィラー材料又はプリフォームの少なくとも一部乙こ、例えば、被覆と して堆積することができる。また、このような固体種はプリフォーム又はフィラ ー材料の少なくとも一部の中に区別できる固体として存在するであろう。このよ うな固体種が生成すると、溶融マトリックス金属が固体種と反応する傾向があり (例えば、溶融マトリックス金属が固体種を還元する)、浸透促進剤前駆体が溶 融マトリックス金属と結びつく (例えば、溶解又は合金化する)ようになるで あろう。従って、これにより追加の浸透促進剤前駆体が気化して、別の種(例え ば、フィラー材料又はプリフォーム及び/又は浸透雰囲気)と反応し、再び類似 の固体種を生成するのに利用可能になる。浸透促進剤前駆体が浸透促進剤に変換 された後、浸透促進剤が溶融マトリックス金属による還元反応で再び追加浸透促 進剤前駆体となる、の如き連続プロセスが起きて、自発的浸透された金属マトリ ックス複合材が形成されると考えられる。
マトリックス金属をフィラー材料又はプリフォームに自発的浸透させるためには 浸透促進剤が自発的浸透系に提供されなければならない。浸透促進剤は浸透促進 剤前駆体から生成されることができ、浸透促進剤前駆体は、(1)マトリックス 金属中に、及び/又は(2)フィラー材料又はプリフォーム中に、及び/又は( 3)浸透雰囲気から自発的浸透系に、及び/又は(4)外部源から自発的浸透系 に提供することができる。また、浸透促進剤前駆体を供給するのではなく、直接 、浸透促進剤を、フィラー材料又はプリフォーム及び/又はマトリックス金属及 び/又は浸透雰囲気の少なくとも1つに供給することができる。最終的に、少な くとも自発的浸透中に、浸透促進剤がフィラー材料又はプリフォームの少なくと も一部に存在すべきである。
本発明の好ましい態様では、浸透促進剤前駆体を浸透雰囲気と少なくとも部分的 に反応させて、フィラー材料又はプリフォームとマトリックス金属の接触の前に 又はそれと実質的に同時に、フィラー材料又はプリフォームの少なくとも一部に 浸透促進剤を生成することができる(例えば、マグネシウムが浸透促進剤前駆体 であり、窒素が浸透雰囲気であるとすると、浸透促進剤はプリフォーム又はフィ ラー材料の少なくとも一部に存在するであろう窒化マグネシウムである)。
マトリックス金1i/浸透促進荊前駆体/浸透雰囲気の系の例はアルミニウム/ マグネシウム/窒素の系である。具体的には、プロセス条件下で、アルミ、・− ラムが溶融したときアルミニウムマトリ1.クス金属及び/又はフィラー材料ど 不所望な反応をしない適当な耐火容器中にアルミニウムマトリックス金属を含ま せるJ、とができる。
その後1.フィラー月料ヌはプリフォームが溶融アルミニウムマトリックス金属 と接触し17、自発的に浸透する。
さらに、浸透促進剤前駆体を供給するのではな(、直接、浸透促進剤を、フィラ ー材料又はプリフォーム、及び/又はマトリックス金属、及び/又は浸透雰囲気 の少なく、とも1つに供給するご、1:ができG a最終的に、少なくとも自発 的浸透中に、浸透促進剤がフィン−材料又はプリフォームの少なくとも一部に存 在すべき−ごある。
本発閉の方法で採用する条件下ご、′アルミニウム7・/マグネシウム/′窒素 の自発的浸透系の場合、ブリフオ −/、又幇、フィラー材料は、窒素含有ガス が少なくともプI」セスのある時点でフィラー材料又はブ117オー)、に侵入 又は通過し、及び/又は溶融マトリックス金属、と゛接触する1:よを可能にす ′るために、充分に通気性(透過性)(′“あるべきである6また、通気性フィ ラー材料又はグリフオームは、溶融7トリンクス金属の浸透を受け入れるこ1; ができ、イのため窒素が充満したプリフォームに溶融マトリックス金属が自発的 に浸透されて金属マトリックス複合材を形成し、及び/又は窒素が浸透促進剤前 駆体と反応してフィラー材料又はプリフォーム中に浸透促進剤を生成して自発的 浸透を生起せしめる。溶融マトリックス金属が自発的に浸透するが、自発的浸透 及び金属マトリックス複合材形成の広がり又は速度は一連のプロセス条件によっ て変化し、そのようなプロセス条件としては、アルミニウム合金中のマグネシウ ム含分、プリフォーム又はフィラー材料中のマグネシウム含分、ブリフォーl・ 又はフィラー材料中の窒化マグネシウムの量、追加合金元素(例、ケイ素、鉄、 銅、マンガン、クロム、亜鉛等)の存在、プリフォーム又はフィラー材料におけ るフィラー材料の平均寸法(例、粒径)、フィラー材料又はプリフォームのタイ プ及び表面条件、浸透雰囲気の窒素濃度、浸透の時間、浸透させる温度などがあ る。例えば、溶融゛アルミニウムマトリックス金属の浸透を自発的に起こすため に、アルミニウムには、合金重量基準で少なくとも約1重量%、好ましくは少な くとも3重量%のマグネジーツム(浸透促進剤前駆体とし2て機能する)を合金 化することができる。前に述べたように、助剤合金元素も”7(リソクス金属に その特定の性質を得るために含めることができる。さらに、助剤合金元素の添加 はフィラー材料又プリフォームに自発的浸透するためにマトリックスアルミニウ ム金属に必要なマグネシウムの1少量にも影響する。例えば、揮発等によるマグ ネジ2ノウムの自発的浸透系からの消失は、浸透促進剤を生成するマグネシウム が存在し、なくなるほどであってはならない。従っで、揮発によって自発的浸透 に悪影響がないことを確実(ζするために、初期合金元素を充分量な量で用いる ことが望ま+、い。さらにまた7ブリフオーム(又はフィラー材料)とマトリッ クス金属の両方又はプリフォーム(又はフィラー材料)単独の中にマグネシウム が存在すると、自発的擾i3を実現するためのマグネジ2ノ、ムの必装置8−瀘 少できるく後で詳述する)。
浸透雰囲気中の窒素の体積%も金属7トリックス複合体の形成速度に影響するい 具体的に、雰囲気中に存在する窒素が10体積%未満ρある。J:1、自発的浸 透は片常に遅いか殆ど起きないであろう。雰囲気中(1,′少なくとt)50重 量%の窒素が存在することが望ましく、ごれ11−よ1.ζ浸透速度が速くなる ので浸透時間が短縮されろ、浸透雰囲気(例、窒素含有ガス)はフィラー材料又 はプリフォーム及び2/、又はマトリックス金属に直接に供給j2てもよく5. また材料の分解によって生成したり得られCもよい。
フィラー材料又はグリフオームに溶融マトリックス金属を浸透させるのに必要な マグネシウムの最少量は1ヌは2以上の変数に依存j〜、例えば、処理温度、処 理時間、ケイ素又は亜鉛等の助剤合金元素の存在、フィラー材料の性質5.自発 的浸透系の1ヌは2以トの成分中のマグネシウムの位置、雰囲気中の窒素含分、 及び窒素雰囲気の流速等に依存する。合金及び/又はプリフォームのマグネシウ ム含分を増加すると、浸j人をより低温又はより短時間で完了させることがごき る。また、所与のマグネシウム含分で、亜鉛などの特定の助剤合金元素を添加す ると、より低温で浸透させることができる。
例えば、7F・リックス金属中のマグネシウム含分の利用可能な範囲(例、約1 〜3重量%)の・うち下限の値を、上記最低処理温度、高窒素含分、1又は2以 上の助剤合金元素の・)ち少なくとも1つによって採用することができる。マグ ネシウムをプリフォームに添加しない場合、広範囲のプロセス条件における一般 的な利用性のゆえに約3〜5重量%のマグネシウムを含む合金が好ましいが、低 温及び短時間での浸透を採用する場合には少なくとも5重量%が好ましい。
アルミニウム合金における約10重量%を越えるマグネシウム含分も漫i34こ 必要な条件を緩和するために採用することができる。助剤合金元素を用いてマグ ネシウム含分を低減できるが、これらの元素は補助的な機能をするたりてあり、 少なくともト記最少量のマグネシウムと一緒に用いる。例えば、公称の純アルミ ニウムに10%のケイ素だけを合金化したものは500メ・ンシ1の39 CR YSTI?ON@ (ツートン社の99%の純炭化うイ素)の床に1000°C で実質的に浸遇し、なかった、、L、かじ、マグネシウムの存在において、ケイ 素は浸透プロセスを促進することが見出されている。別の例とt7て、マグネシ ウムの量はフィラー又はプリフォームだけに供給する場合には変化する。1供給 されるマグネシウムの全量のうち少なくとも一部をプリフォーム又はフィラー材 料に存在させると、自発的浸透の系により少ない重量%のマグネシウムを供給し ても自発的浸透が発生することが見出されている。金属マトリックス複合体に不 所望な金属間化合物の生成を防止するためには、より少ないマグネシウムを用い ることが好ましいであろう。炭化ケイ素プリフォームの場合、グリフオームがア ルミニウムマトリックス金属と接触し、プリフォームが少なくとも1重量%のマ グネシウムを含み実質的に純粋な窒素雰囲気中にあれば、マトリックス金属は自 発的にプリフォームに浸透ずることが見出されている。アルミナプリフォームの 場合、許容範囲の自発的浸透を実現するために必要なマグネシウムの量はそれよ りすこし多い、具体的には、アルミニウムが炭化ケイ素製プリフォームに浸透す るのとほぼ同じ温度、同じ雰囲気で、°アルミニウム製プリフォームを同様のア ルミニウムマトリックス金属と接触させると、すぐ上に述べた炭化ケイ素製プリ フォームに実現したのと同様の自発的浸透を実現するのに少なくとも3重量%の マグネシウムが必要であろうことが見出されている。
また、自発的浸透の系に対して、浸透促進剤前駆体及び/又は浸透促進剤を、マ トリックス金属のプリフォーム又はフィラー材料への浸透より前に、合金の表面 上及び/又はプリフォーム又はフィラー材料の表面上及び/又はプリフォーム又 はフィラー材料内に供給することが可能である(即ち、供給する浸透促進剤前駆 体又は浸透促進剤はマトリックス金属に合金化する必要はなく、単純に自発的浸 透の系に供給してよい)0例えば、アルミニウム/マグネシウム/窒素の系にお いて、マグネシウムをマトリックス金属の表面に供給する場合、この表面はフィ ラー材料の通気性材料に非常に近いことが好ましく、さらに好ましくは接触し、 逆の場合には逆である。
あるいは、このようなマグネシウムはプリフォーム又はフィラー材料の少なくと も一部に混合することができよう、さらにまた、表面適用とマグネシウムの合金 化及び置換を組み合わせることも可能である。浸透促進剤及び/又は浸透促進剤 前駆体の適用のこのような組合せは、プリフォームへのマトリックスアルミニウ ム金属の浸透を促進するのに必要なマグ享シウムの量を減少させ、かつ浸透が起 きる温度の低下をもたらすことができよう。また、マグネシウムの存在によって 形成される不所望な金属間化合物の量も最小限化されよう。
1又は2以上の助剤合金元素の使用と周囲ガス中の窒素の濃度もまた所与の温度 におけるマトリックス金属の窒化の程度に影響する。
例えば、亜鉛や鉄などの助剤合金元素を合金に含めるか又は合金上に配置して浸 透温度を低下させて窒化物の生成量を低減させることができる一方で、またガス 中の窒素濃度の増加を利用して窒化物の生成を促進することもできる。
合金に含められ及び/又は合金上に配置され及び/又はフィラー又はプリフォー ムと混合されたマグネシウムの濃度も所与の温度での浸透の程度に影響する傾向 がある。従って、プリフォーム又はフィラー材料に直接接触したマグネシウムが 殆ど又は全く存在しない場合には、合金中に少なくとも3重量%のマグネシウム を含めることが好ましいであろう、この量より少ないマグネシウム含分、例えば 1重量%の場合には、プロセス温度をより高温にするか浸透のための助剤合金元 素が必要であろう。本発明の自発的浸透を実施するのに必要な温度は次の場合に は低下させることができる。すなわち、(1)合金単独のマグネシウム含分を例 えば約5重量%に増加させたとき、(2)合金成分をフィラー材料又はプリフォ ームの通気性材料に混合したとき、及び/又は(3)亜鉛又は鉄のような他の成 分がアルミニウム合金中に存在するとき、また、この温度はフィラー材料が異な ると変化する。一般的に、アルミニウム/マグネシウム/窒素の系では、自発的 で盛んな浸透は少なくとも約675℃、好ましくは少なくとも約750“0〜8 00°Cのプロセス温度で起きるであろう、一般的に1200°Cを越える温度 はプロセスに利益がなく、特に有用な温度範囲は約り75℃〜約1000℃であ る。しかし、一般則として、自発的浸透温度はマトリックス金属の融点以上かつ マトリックス金属の気化温度未満の温度である。さらに、自発的浸透温度はフィ ラー材料の融点より低い温度であるべきである。さらにまた、温度が上昇すると 、マトリックス金属と浸透雰囲気の間の反応生成物を形成する傾向がある(例え ば、アルミニウムマトリ・ノクス金属と窒素浸透雰囲気の場合、窒化アルミニウ ムが生成するであろう)、このよ・うな反応生成物は金属マトリックス複合体の 意図する用途に応じて望ましかったり望ましくなかったりするであろう、また、 自発的浸透を実施するために典型的には電気抵抗加熱方式が採用される。し1か (7、マトリックス金属を溶融することができかつ自発的浸透に悪影響のないい かなる加熱方式も本発明で使用可能である。
本発明では、例えば、少なくともプロセスのある時点で存在する窒素含有ガスの 存在において、通気性のフィラー材料又はプリフォームが溶融アルミニウムと接 触する。窒素含有ガスは、フィラー材料又はプリフォーム及び/又は溶融アルミ ニウムマトリックス金属の少なくとも1つと接触する連続気体流を維持すること によって供給してもよい。窒素含有ガスの流量は重要ではないが、窒化物の生成 により雰囲気から失われる窒素を補償し、また溶融金属を酸化し得る空気の侵入 を防止又は禁止するのに充分な流速であることが好ましい。
本発明の金属マトリックス金属材の形成方法は広範囲のフィラー材料に適用でき 、フィラー材料の選択はマトリックス合金、プロセス条件、溶融マトリックス合 金のフィラー材料との反応性、最終複合材製品にめる性質のような因子に依存す るであろう0例えば、マトリックス金属がアルミニウムである場合、適当なフィ ラーとしては(a)酸化物、例えば、アルミナ、マグネシア、ジルコニア等、( b)炭化物、例えば、炭化ケイ素、(c)ホウ化物、例えば、−ニホウ化アルミ ニウム、ニホウ化チタン、及び(d)窒化物、例えば、窒化アルミニウム、及び (e)これらの混合物がある。フィラー材料が溶融アルミニウムマトリックス金 属と反応する傾向がある場合には、浸透時間及び浸透温度を最小限化しあるいは フィラーに非反応性被覆をして対処することができよう。フィラーは炭素その他 の非セラミツクス材料の基材にセラミックス被覆をして基材を侵食又は劣化から 保護したものでもよい。適当なセラミックス被覆は酸化物、ホウ化物、窒化物で ある。本発明の方法に用いるのに好ましいセラミックスには粒状、ベレット状、 ウィスカ状、繊維状のアルミナと炭化ケイ素がある。繊維は非運M(短繊維状) でもマルチフィラメントトウのような連続フィラメント状でもよい。また、フィ ラーマトリックスプリフォームは均質でも湿質でもよい。
また、特定のフィラー材料では類似の化学組成を持つフィラー材料に比べて浸透 性が向上することが見出された。例えば、米国特許第4,713,360号(1 987年12月15日発行、発明者Mark S、 Kirk他、発明の名称’ Novel Ceramic Materials and Methods  For Making Same’)に開示された方法で作成したアルミナ圧砕 物(crushed bodies)は市販のアルミニウムに関して望ましい浸 透特性を示す、また、米国特許第4,851,375号(1989年7月25日 発行、本出願人が所有、発明者Mark S、 Ktrk他、発明の名称“Me thods For Making Composite CeramicAr ticles Having E+wbedded Filler”)に開示さ れた方法で作成したアルミナ圧砕物も市販のアルミニウムに関して望ましい浸透 特性を示す、これらの特許明細書の内容は参照してここに含められる。こうして 、上記米国特許の方法で作成した圧砕物又は粉砕物を用いると、より低い浸透温 度とより短い浸透時間で、セラミックス材料による通気性材料の完全な自発的浸 透が起きる。
フィラー材料(プリフォーム)の寸法、形状、化学組成、体積率は複合材に望ま れる性質を実現するのに必要などれでもよい、従って、浸透はフィラー材料の形 状によって制約されないので、フィラー材料の形状は粒子状、ウィスカ状、板状 、繊維状であることができる。球、チューブ、ペレット、耐火繊維布巾等々のそ の他の形状も採用できる。フィラー材料の寸法は浸透を制約しない。しかし、特 定の反応条件に依存はするが、小さい粒子の場合には浸透を完了するのにより高 温又はより長時間を必要とし、逆の場合には逆である。1ミクロンのように微細 なものから約1100ミクロン又はそれ以上までの平均粒径のものが本発明では 成功裏に採用できるが、約2μ〜約1000μが大部分の商業的用途では好まし い、さらに、浸透されるべきフィラー材料(プリフォーム)は通気性(透過性) であるべきである(すなわち、溶融マトリックス金属及び/又は浸透雰囲気が透 過し得るように少なくともある程度の連続気孔を含む)。また、フィラー又はプ リフォームを成す材料の寸法(例、粒径)及び/又は形状及び/又は組成を制御 して金属マトリックス複合材の物理的及び機械的性質を制御し多(の産業的需要 に応じさせることが可能である0例えば、フィラー材料の耐摩耗性がマトリック ス金属より高い場合であるが、フィラー材料の寸法を大きくして(例えば、フィ ラー粒子の平均粒径を大きくして)金属マトリックス複合材の耐摩耗性を向上さ せることができる。しかし、強度及び/又は靭性はフィラー寸法の減少とともに 増加する傾向がある。また、−2イラー材料の熱膨張係数がマトリコ・クス金属 より小さければ、フィン・−の含有割合を増加させ”C金属マトリックス複合材 の熱膨張係数を低減する、二とができる。さらにまノい金属マトリックス複合材 の物理的及び/又は機械的性質(例、密度、熱膨張係数、弾性率及び1/ヌは比 弾性率11強度及び/又は比強度、等々)はバラの材料又はグリツメ・−ムに占 めるフィラー材料の体積率によっ゛ζ調整″4る、:とができる。例えば、フト す1.クス金属より密度の大きい7フイラーとこ1、かつ異なる粒径及び/ソは 形状のフィラー粒子の混合物からなるバうの材寧゛1又はブリフォー !、を形 成し、゛、フィラー材料の充填率(N、填密Lα[)イー高める、−ノ、により 1、より高い;フィラ・体積率を実現j22、密度イ・高き・り 7’l: : &属?トリックス複合体を得るx’: 1::5:が−できる。本発明の性、1 .、を、flJ Jtlする。jテ、浸透可能なプリフォーム中のフィラー材料 の体積(ち;:ま広範’l1i4 (、こ変えるご1):ができる、本発明(′ 7)教j女を利用しり゛、、浸透1゛・、れ得るノ(シー4,4料又はブリノオ ーJ、の体積率は広範囲j′、、−変化させることができる。浸透0′T能なフ ィラーの体積%の)限は主2費7(多孔性ブリーフオー・)、を形成j、7)る 可能性で制約され(例えば、約10体積%)、浸2M可能なフィラー又はプリフ ォームの体、積%の上限は)として少なく、):も成る連続6気几を持つ緻密な グリフオームを形成できる可能性で制約される(例えば、約95体積%)、シた がって、上記の教示のいずれかを単独で又は組み合わせて実施することにより、 所望の組合せの特性を持つ金属マトリックス複合材を製造することができる。
本発明に従う金属マトリックス複合材の形成方法によれば、溶融マトリックス金 属をプリフォーム又はフィラー材料中へ圧迫したり詰め込むための圧力の通用に 依存することなく、フィラー材料を高(体積率)充填し気孔の少ない実質的に均 質な金属マトリックス複合材の製造が可能である。金属マトリックス複合材中の フィラー材料の体積率を高めることは、フィラー材料の初期気孔率を小さく L 、/て実現することができる。また、金属7トリックス複合材中のフィラー材料 の体積率を高めることは、フィラー材料を圧搾その他の方法で緻密化するごとに よっても実現できる。但し、ツイーン−,材料を閉孔を持つ圧搾体にLまたり完 全に緻密な構造体にして溶融マトリ。
クス金属の浸透を禁止するまでにしてはならない。具体的には、振動充填法、粒 径分布制御法などの方法によって約60〜80体積%のオーダーの体積率を実現 することができる。j、かじ、別の手法を用いてさらに高いフィラーの体積率を 実現することもできる。本発明による熱形成プロセスのためには約40−50体 積%のオーダーの体積率が好ましい。このような体積率では、浸透された複合体 はイの形状蚤−保持するか又は実質的?、、−保持するのご、次の処理にと−7 て有利7ある。j7かし、粒子充填率又は体積率は2熱形成後の複合材r7)所 望のM終的な充填率又は体積率に応じて、上記より高くも低くもあり得る。また 、粒子の充填率を下げる各種の方法主)本発明の熱形成プロセスと関連j7て金 属マトリックス複合材の低い粒子充填率を実現するために採用できる。
アルミニウムの浸透とマトリックス形成にとっでセラミ2.クスフィー・−の) ゛ル゛じ〜つ、へ1′トリノ′i、入金j縞(−皿、1−と1′F需ねは2金透 桓1鳶の市電9.z部分−1“ある、′L々かり、出、X・れ−ζ、いる。さc :1に、ン容融マ゛Iリ 5′1ス傘属乙乙する−)づニラ−の濡れ1.カ金属 マトリックス複合材中の2イシーの均一フ:・−分散を6T能乙ごし、フィラー の”71− Itツク人金属との結−筺を改自す’HCL、、−f!が1.1き る。、左か、イ氏iハノ゛口iy 、”l、長月゛では、無社V、1)る叉(、 i@、、lp量の金利の?化が起きで金属フトリッぐス中に分散り、y 11: 、少量の窒(L’、、 ”:i”刀弓、−2ウムの不逮続相炙/′1:じ・61 .、かし、浸透温度゛の」−限に近・j(、:、金属の窒化がより盛んに起きる 6従って、金属マトリックス中の窒化物相の量は浸透を行うブV1セスinを変 えこffdJ′4′Bでハる。窒化物のべ一部が盛んム゛なろ具体的なプロセス 温度1よ、用いる一、トリンクスアルミニ・′7/、合金、、l、τフィう−ヌ はグリフオームの体積に対]゛るその割合、浸透されるフィ) 、2浸透雰囲気 のV素濃度などの因子によっ”て変わるつ例えば、所惨(y)温度における窒化 アルミ−ウJ、の住成璽(、!、金合金”、フィラーを濡ら1″能力が低■づ− るほど、また雰囲気中の窒素濃度が低下するほと゛、増加すると考え1゛)れる 。
従)で、複合体形成中の金属71−リソクスの構成成分を制御して(7られる製 品に特定の性質定付与ヰ゛る、”、とができる7所与、の系ではプロセス条件を 選択こて窒素仕成を制御す°ることかできる。窒化アルミ、−ラムを含む複合体 製品は、製品の性能にとって好ましい性質を示し5たり、製品の竹能子−向上さ せる性質を示すことができる。また、アル; ?、、、、 lクツ、合金の自発 的浸透の温度範囲は用いるセラミックス材料によ、て変化す−5,アルミナがフ ィラー材料である場合に、マトリックスの延性が窒化物の顕著な生成によって低 減されるべきでなければ、浸透温度は約]000”Cを越えるべきではない。し かし、延性が低下し剛性が増加したマトリックスを持つ複合体を製造することが 望ましい場合には1000℃を越える温度を採用できる。炭化ケイ素に浸透させ る場合には約1200°Cの高温を採用することができる。
、゛れは、炭化ケイ素をフィラー材料と17で採用(5た場合にはアルミづを用 いた場合と比べてj′ルミニウム合金の窒化が少ないからである。
金属71す、クス複合材の金T相は、金属マトリックス複合材の金属相中Oこ遷 移金@(例、Ni、 Co、 Fe、 Ti、 Zrなど)又はその前駆体を配 合さ(tで改質ジることができる。例えば、遷移金属庖ノイラー材料の少なくと も一部に配することができる。また、溶融マトリ・ンクス金属と接触すると遷移 金属を放出する還元可能な化合物から遷移金属を堤供してもよい。さらにまた、 遷移金属はマトリックス金属の合金成分であってもよい。
1つの態様において、遷移金属はマトリックス金属との間で金属間化合物(例、 NIAII N12AII Fe3Al、 TIAII Co3Al+ Zrz Al等)を生成してもよい。また、金属マトリックス複合材の金属相の少なくと も表面の少なくとも一部を炭化、窒化、ホウ化等々によ、て改質してもよい1. さらに重要なことは、金属マトリックス複合材中の金属相の改質によって、改質 金属相を含まない金属7トリノクス複合材と比べて、向りした耐腐食性、耐侵食 性、耐熱性を持つ金属マトリックス複合材の製造が可能になる。
さらにまた、金属マトリックス複合材のマトリックス金属の構成成分及び存在す る欠陥、例えば、気孔は、金属マトリックス複合材の冷却速度を制御して改変す る口上ができる6例えば、金属マトリックス複合材を含む容器を冷却板上に置き 、及び/又は容器の周囲に絶縁物を選択的に配!するなどの多くの手法を用いて 、金属マトリックス複合材を一方向的に固化させることができる。さらに、マト リックス金属の構成成分は、金属マトリックス複合材の形成後にも、改変するこ とができる。例えば、形成した金属マトリ、/クス複合材を熱処理に供して金属 マトリックス複合体の引張り強度(引張り強度の標準試験法は1982年改定の ASTM−D3552−77である)を改良することができる。
例えば、マトリックス金属として520.0アルミニウム合金を含む金属マトリ ックス複合材の望ましい熱処理は、金属マトリックス複合材を昇温下、例えば、 約430 ”Cに加熱して長時間(例、18〜20時間)保持することである0 次いで、金属マトリックス複合材を約1.00″Cの沸騰水中で約20秒間2. 冷して(即ち、T−4熱処理)、焼き入れ又は複合材の引張り応力に対する耐久 性を向上させることがックス金属の第1の源と異なる組成を持つ第2の金属を供 給するために、マトリックス金属の溜を用いることが可能である。具体的には、 場合によっては、第1のマトリックス金属源と組成の異なるマトリックス金属溜 を用いることが望ましいことがある0例えば、第1のマトリックス金属源として アルミニウムを用いた場合、プロセス温度で溶融する実質的にすべての他の金属 又は合金を溜の金属として用いることができる。溶融金属は多くの場合お互いに 非常に混合され易いので、混合が起きるに充分な時間が与えられる限り、溜の金 属が第1のマトリックス金属源と混合されるであろう。こうして、第1のマトリ ックス金属源と組成の異なる溜金属を用いて、いろいろな操作の要件に合致する 金属マトリックスの性質を調整し、また従って、得られる金属マトリックス複合 材の性質を調整することが可能である。
前に簡単に述べたように、本発明ではバリヤ手段を利用することができる。具体 的には、本発明で用いるバリヤ手段は、フィラー材料の画定された境界表面を越 えて溶融マトリックス金属(例、アルミニウム合金)が移行、移動等することを 妨害し、禁止し、防止し、又は終了させるいかなる適当な手段でもよい、適当な バリヤ手段は、本発明のプロセス条件下で一体性を保持し好ましくはプロセスに 用いるガスを透過可能であり、かつフィラー材料の画定された境界表面を越える 浸透その他のすべての移動の継続を局所的に禁正し、停止し、妨害し、防止する などのできる、すべての材料、化合物、元素、組成物などであることができる。
バリヤ手段は自発的浸透の間に用いることができ、又は自発的浸透せる金属マト リックス複合材の熱形成に関して用いる型その他の治具に用いることができ、こ れらについては以下に詳述する。
適当なバリヤ手段には、採用するプロセス条件下で、移行する溶融マトリックス 金属によって実質的に濡れない材料が含まれる。このタイプのバリヤは、溶融マ トリックス合金と殆ど又は全く親和性を示さないで、フィラー材料又はプリフォ ームの画定された境界表面を越える移動がバリヤ手段によって防止又は禁止され るようである。バリヤは、金属マトリックス複合材製品に必要であるかもしれな い最終の機械加工又は研磨を軽減する。上記のように、バリヤは気体(例、浸透 雰囲気)が溶融マトリックス金属と接触することができるように、通気性又多孔 性であるか、又は開口して通気性にされることが好ましい。
アルミニウムマトリックス合金に特に用いるのに適当なバリヤは炭素、特にグラ ファイトとして知られる結晶質同素体形の炭素である。グラファイトはこれまで 説明したプロセス条件下では溶融アルミニウム合金によって本質的に濡れない、 特に好ましいグラファイトはGRAFOIL@の商標名(ユニオンカーバイド社 の登録商標)で販売されているグラファイト箔である。このグラファイト箔はフ ィラー材料の画定された境界表面を越える溶融アルミニウム合金の移動を防止す る封止特性を示す、グラファイト箔はまた耐熱性であり、化学的に不活性である 。GRAFOIL@グラファイト箔は柔ノア、適合性(compatible) 、形状従順性(cot+for−able) 、、弾性を示す、これはいろいろ の形状に成してあらゆるバリヤ用途に適合することができる。GI?AFOIL @が特に好ましい理由は柔軟なグラファイトシートの形だからである。使用時に は、この紙様のグラファイトは単純にフィラー材料又はプリフォームの周りの形 に従わせればよい。また、GRAFOIL@の他に又はそれと組合わせて、その 他のグラファイトバリヤ手段を、スラリー又はペーストとして或いはフィラー材 料又はプリフォームの周り又は境界上の塗膜として使用することができる。
窒素中のアルミニウム金属マトリックスのための別の好ましいバリヤは、その材 を用いる特定のプロセス条件下で溶融アルミニウム合金で一般的に濡れない遷移 金属ホウ化物(例えば、ニホウ化チタン(TiBz) )である。このタイプの バリヤでは、プロセス温度は約875℃を越えるべきではない。そうでないと、 バリヤ材料の性能が低下し、実際、温度がさらに上昇するとバリヤ中への浸透が 起きるであろう。さらに、バリヤ材料の粒径は自発的浸透を禁止する性能に影響 があるであろう。遷移金属ホウ化物は典型的には粒状(1〜30μm)である。
バリヤ材料は通気性セラミックフィラー材料(好ましくはプリフォームとして予 め成形したもの)の境界部にスラリー又はペーストとして適用してもよい。
窒素中のアルミニウム金属マトリックスに有用な他のバリヤには、フィラー材料 又はプリフォームの外部表面に層として適用された低揮発性の有機化合物がある 。窒素中で焼成すると、特に本発明のプロセス条件では、有機化合物は分解して 炭素煤の層になる。有機化合物はペイント塗布、スプレー、浸漬等の慣用手法で 適用できる。
また、微細粒状材料も、フィラー材料における自発的浸透の速度よりも遅い速度 で浸透が起きるのであれば、バリヤとして機能することができる。
こうして、バリヤは、画定されるべき境界表面をバリヤ手段の層で被覆するなど 、適当な手段で通用することができる。このようなバリヤ手段の層の通用は、ペ イント塗布法、浸漬法、シルク印刷法、蒸着法、又は液体、スラリー若しくはペ ースト状のバリヤ手段を適用するその他の手法により、又は蒸発可能なバリヤ手 段をスパッタ法で、又は粒状の固体バリヤ手段の層を単純に適用して、又は薄い 固体シート若しくは層を画定されるべき境界表面に通用して、行うことができる 。バリヤ手段を用いた場合、浸透しているマトリックス金属が上記の画定された 境界表面に到達しバリヤ手段と接触したとき、自発的浸透が実質的に終了する。
以下の実施例において本発明について多くの例示を行うが、これらの実施例は説 明のためであり、請求の範囲に記載された本発明の範囲を限定するものと解釈さ れてはならない。
尖施■土 本実施例では、本発明の手法を用いて、テープキャストプリフォームの浸透を行 うことにより、金属マトリックス複合体を製造することができることを示す。浸 透を行うのに使用するセットアツプの概略図を、第1a図〜第1c図に示す。
モリスピルにあるケラモスインダストリーズ社製(KeramusIndust ries、Inc、)テープキャストシート14を行形した。グラファイト製鋳 型の外部寸法は、約7インチ(178mm、)X約9インチ(229mm)x約 2インチ(51mm)であった。グラファイト鋳型の内部に、上キャビティ20 及び下キャビティ18を形成し、流体が十分流れるような方法でそれぞれ相互連 絡した。浸透に先立って、鋳型の外部に向かって開いた上キャビティ20に、マ トリックス金属を入れた。下キャビティ18を利用して、材料からなるテープキ ャストシート14を、長方形の周囲に対して垂直か長方形の周囲に沿ってリップ を有する長方形の造形物に成形した。
材料のテープキャストシート14をプリフォームに成形するために、2個構成グ ラファイト鋳型の上キャビティ20及び下キャビティ18に、コロイド状グラフ ァイト12 (DAG154 :米国ミシシッピー州ボートハロンにあるエケソ ン・コロイド社g(Acheson Co11oid Company))のス ラリーを塗布した。
寸法が約5.5インチ(140mm)角で厚さが35ミル(0゜9 m m、  )で、マグネシウム粉末(粒度:325メツシユ以下(実質的に全ての粒子が、 直径45μm以下);米国ペンシルバニア州タマクアにあるハート社製(Har t Corp、))約6重量%、500グリント(粒径:17μm)の緑色炭化 珪素(マサチューセッツ州ワーセスターにあるツートン社製39クリストロン( 39CRYSTOLON)(商標))28重量%及び残部が220グリント(粒 子径口66μm)の緑色炭化珪素(マサチューセッツ州ワーセスターにあるツー トン社製39クリストロン(39CRYSTOL、0N)(商標))からなるテ ープキャストシート14を、グラファイト鋳型10の雌型部分の塗1せる下キャ ビティ12.18に対と7で配置した。下キャビティ18の寸法は、テープキャ ストシートj4より小さく、そして上記した長方形の形状に対応している。グラ ファイト鋳型22の雄部分は、4鋳型部分10におけるテープキャストシート1 4の方向に向けた。グうファイト鋳型を構成している2個の部分を一緒にし、所 定の位置に締めつけて、鋳型1oの下キャビティ18の形状に合せて柔軟なテー プキャストシート14を変形するようにした。
造形したテープキャスト材料からなるプリフォーム14の縁は、下キャビティ1 8から上キャビティ20に延びていた。テープキャストプリフォーム14の露出 した縁に、マグネシウム粉末16(粒度:100メツシユ以下(実質的に全ての 粒子の直径が150μm以下);ペンシルバニア州タマクアにあるハート社製( HartCo、))をふりかけて層を形成した。グラフディト鋳型とその内容物 を、上キャビティ20が上向きに開くように向けた。グラファイト鋳型10.2 2の上キャビティ20の寸法は、約5インチ(127mm)x約3インチ(76 mm)x約1インチ(25mm)であった。グラファイト鋳型10.22とその 内容物を、その後、約4インチ(102mm)x約15インチ(381mm)x 約1インチ(25mm)(深さ)の寸法を有するグラファイトボート26内に配 置した。グラファイト鋳型上キャビティを、グラファイト箔で裏打ち〔グラフオ イル(GRAFOI L)(商標);米国オハイオ州クリーブランドにあるユニ オンカーバイド社(Union Carbide Company)のカーボン プロダクツディビイジョン製(Carbon Products Div、)) して、マトリックス金属合金24と実質的に同し寸法を有するフィーダーボック ス28を形成した。フィーダーボックス28は、両端に開放し、−開放部は、下 キャビティにプリフォームの露出端と接触するように延ばした。具体的には、グ ラファイト箔フィーダーボックス28は、寸法が約2.5インチ(65mm)x 約0.5インチ(13mm)であって、より小さな開口部又はスロットが、マグ ネシウAl工16プリフオーム端に隣接するように、グラファイト鋳型10.2 2の上キャビティ20の内部に位置させた。重量が約500gで、珪素約15重 量%、マグネシウム約5重量%で残部がアルミニウムであるマトリックス金属2 4からなるインゴントを、上キャビティ20内のグラファイト箔フィーダーボッ クス28に配置した。
グラファイトボート26及びその内容物を、真空炉内に配置した。
炉の雰囲気を、約30インチの水銀真空に排気後、大気圧の窒素でバンクフィル (backftll)した、炉内の窒素ガス流量を、約1分当たり約5リツトル の流量で維持した。炉温を、室温から約200°Cまで、1時間当たり約200 °Cの流量で上昇させた。約200℃で約4.5時間保持した後、温度を、1時 間当たり約50″Cの昇温速度で約825°Cにまで増加した。約825°Cで 約15時間保持した後、グラファイトボート26及びその内容物を、炉から取り 出し、そして水冷アルミニウムクエンチ板の上部に配置し、方向性凝固ができる ようにした。ホットトップ材料の粒状混合物(米国オハイオ州のクリーブランド にあるフォセコ社(F o s e c o。
Inc、)のフィードル(FEEDOL)(商標)9)を、グラファイト鋳型1 0.22の上キャビティ20内の溶融マトリックス金属24の上部に注入するこ とにより、方向性凝固を増強した。はぼ室温まで冷却後、グラファイト型10. 22を分解して、マトリックス金属24の少なくとも一部分を、テープキャスト セラミックプリフォーム14に浸透して、はぼ網状の金属マトリックス複合材料 を製造した。
1践1 本実施例は、本発明により、マトリックス金属の一つの溜から複数プリフォーム を浸透することにより、いくつかの薄い金属マトリックス複合体を作製すること ができることを示す。浸透を行うのに使用するセットアンプの概略図を、第2図 に示す。
プリフォーム52は、約24時間ボールミル乾燥した220グリツド(平均粒度 :66μm)の緑色炭化珪素粉末と500グリツド(平均粒度:17μm)の緑 色炭化珪素粉末(米国マサチューセッツ州ワーセスターにあるツートン社製39 クリストロン(39CRYSTOLON)(商標))との約70:30の配合物 を使用した。
マグネシウム粉末(325メツシユ以下(実質的に全ての粒子の直径が45μm 以下);米国ニューシャーシー州レイクハートにあるリードマニュノアクチェア リング社製(Reade Manufacturing Co、))約6重量% を、炭化珪素配合物に添加し、そして配合物を、通常のテープキャスト法を用い てテープキャストして、ペンシルバニア州モリスビレのアルケラモス工業社によ り薄肉プリフォームにテープキャストした。テープキャストプリフォーム52の 寸法は、約3.44インチ(87mm)x約3.25インチ(83mm)x約0 .5インチ(13mm)(厚さ)であった。プリフォームとグラファイト箔50 を、各々寸法が約3.44インチ(87mm)X3.25インチ(83mm)X 35ミル(0゜89mm)(厚さ)である2枚のグラファイト箔50(米国オハ イオ州クリーブランドにあるユニオンカーバイド社のカーボンプロダクツ部門よ り入手したグラフオイル(Qrafoil)(商標))の上に交互に積み重ねる ことにより、複数のテープキャストプリフォーム52からなるアセンブリー50 .52.54.56を製造した。これらの2枚のグラファイト箔を、寸法が約3 .44インチ(87mm)X3.25インチ(83mm)Xo、5インチ(13 mm)(厚さ)である第一グラファイトタイル5G上に置いた。各々グラファイ ト箔50からなる第一の2層と実質的に同じ寸法を有するグラファイト箔50か らなる2層を、角テープキャストプリフォーム52上に配置した。1枚のテープ キャストフィラー52と2枚のグラファイト箔50からなるこの層配列を反復し て、19枚のテープキャストプリフォームからなるアセンブリー50.52.5 4.56を製造した。第一グラファイトタイルと実質的に同じ寸法を有する第二 グラファイトタイル54を、最後の2枚のグラファイト箔50上に配置して、プ リフォームアセンブリー50.52.54.56を完成した。
平均粒度が約216μmである緑色炭化珪素粉末62(90グリツドの39クリ ストロン(商標))も、寸法が、約6インチ(152mm)角で深さが約10イ ンチ(254mm)である箱6oの壁に実質的に隣接したグラフオイル(商標) グラファイト箔ボックス60中に配置した。具体的には、寸法が、約4.5イン チ(114mm)角、高さが約9インチ(229mm)で、両端が開放されてい るボックスの形状のグラフオイル(商標)グラファイト箔成形品(図示していな い)を、グラフオイル(商標)グラファイト箔ボックスの床上の中心においた。
平均粒度が216μmである炭化珪素粉末62を、箱とグラファイト箔成形品に より形成されたキャビティの中のグラファイト箔ボックスに約4インチ(102 mm)の深さまで注ぎ、平らにした。硼珪酸塩ガラスフリント(米国オハイオ州 キャロルトンにあるフュージョンセラミクス社製F−12)約15重量%と残部 が90グリント(平均粒度:約216μm)のアルミナ(米国マサチューセッツ 州つ−スターにあるツートン社製イー・アイ・アランダム(EI ALUNDU M)(商標))からなる粒状混合物58を、グラファイト箔ポフクス60(グラ フオイル(GRAFOIL)(商標)〕において、約0.125インチ(3mm )になるまでグラファイト箔成形品の内部に注いだ。
上記したプリフォームアセンブリー50.52.54.56を約90°回転して 、テープキャストプリフォーム52の長袖を、実質的に垂直になるようにした。
次に、プリフォーム50.52.54.56を、グラフオイル(C,RAFOI  L)(商標)ボックス6o中の粒状混合物5日上の中央に配置した0粒状混合 物58を追加して、プリフォームアセンブリーの側面周囲に注いで、プリフォー ムアセンブリーの上部と実質的に同一平面にした。ブリフォームアセンブIJ− 50,52,54,56の露出した上表面に、マグネシウム粉末(325メツシ ユ以下(実質的に全ての粒子の直径が、45μm以下);米国ニューシャーシー 州レイクハードにあるリードマニエノアクチュアリング社製(Reade Ma nufacturingCo、))を2%添加した54グリツド(平均粒度:4 30μm)の緑色炭化珪素(39クリストロン(商標))と90グリツド(平均 粒度:216μm)の緑色炭化珪素(39クリストロン(商標))の乾燥粒状7 0 : 30重量比、混合物64からなる厚さ約0゜125インチ(3mm)の 層で被覆した0次に、マグネシウム66(粒度:XOOメ・ンシュ以下(実質的 に全ての粒子が、直径150Im以下)であるペンシルバニア州タマクアにある ハート社製)からなる厚さ約0.125インチ(3mm)の層を、この粒状混合 物層64の上部に配置した。
珪素約15重量%、マグネシウム約5重量%及び残部がアルミニウムで、寸法が 長さ約4インチ(102mm)X幅約2インチ(51mm)X厚さ0.5インチ (13mm)であるマトリックス金属6Bのインゴットを、マグネシウム粉末層 66の上部に配置してマトリックス金属溜上した。追加のガラスフリフトとアル ミナとの粒状混合物58を、ガラスフリフト混合物58のレベルがマトリックス 金属インゴット68の上部と実質的に同一平面になるまで、グラファイト箔ボッ クス60のマトリックス金属インゴット68の周囲に配置した。次に、約4.5 インチ(114mm)角のグラフオイル(商標)成形品を、七ノドアンプから取 り出した。
次に、グラファイト箔ボックス60とその内容物を、グラファイト箔ポンクス6 0よりわずかに大きなステンレス製ボート70中に配置した。次に、グラファイ トボート70とその内容物を、抵抗加熱i制御雰囲気炉中に配置した。炉室を約 30インチ(762mm)の真空まで排気後、市販の純窒素ガスでバックフィル した。窒素ガスを、約5リツトル/分の流量で炉を通過させた。炉温を、約50 ’C/時間の昇温速度で約200°Cに上昇させ、そして約200°Cで約42 .5時間保持した。次に、温度を約50’C/時間の昇温速度で約450°Cに 上昇させ、そして約450°Cで約5時間保持した。
次に、温度を約50’C/時間の昇温速度で約825℃に上昇させ、そして約8 25℃で約6.6時間保持した。ステンレス製ボート70とその内容物を、炉か ら取り出した。グラファイトフォイルボックス60とその内容物を、ステンレス 製ボート70から取り出し、そして水冷アルミニウムクエンチ板上に配置して、 溶融金属を方向性凝固した。温度勾配の維持を補助するために、ホットトッピン グ粒状混合物〔米国オハイオ州クリーブランドにあるホセコ社(F。
5eco、Inc、)製フィードル(商標)9)〕を、溶融ママトリックス金属 溜6の上部に注いだ。実質的に室温まで冷却後、グラファイト箔ボックス60を 分解したところ、マトリックス金属インゴット68が19枚のテープキャストプ リフォーム50に浸透して、19枚の薄肉金属マトリックス複合材が生成したこ とが明らかとなった。各金属マトリックス複合体シート50を、マトリックス金 属インゴット69の残骸から分離した。
実施班主 本実施例は、マトリックスをテープキャストプリフォームに浸透させることによ り金属マトリックス複合体を形成する別の方法を示す、浸透を行うためのセット アツプの概略図を、第3図に示す。
長さ約4インチ(102mm)、外径的2.5インチ(64mm)、壁厚さ約0 .25インチ(6mm)で、Si約0.4〜0.8重量%、Fe0.7重量%、 Cu約0.15〜0.40重量%、MnO。
15重量%、Mg0.8〜1.2重量%、Cry、04〜0.35重量%、Zn 0.25重量%、Tie、15重量%及び残部がアルミニウムであるマトリック ス金属管80を、内部をまずサンドブラストした後、240グリツド(平均粒度 :63μm)(概略)のサンドペーパーで内部を手でペーパー仕上げした。マグ ネシウム粒状物(粒度325メツシユ以下(45μm以下);米国ペンシルバニ ア州タマクアにあるハート社製)約33重量%で残部がエチルアルコールからな るスラリー82を、マトリックス金属管の内部にペイントして、空気中で約0. 5時間乾燥させた。
テープキャストセラミックシート84をアルミニウムマトリックス金属管80の 内部寸法に実質的に一致させて切断することにより、プリフォームを作成した。
テープキャストセラミックシート84は、厚さが約35ミル(0,89mm)で 、実施例2のテープキャストシートと同様の手法により作成したものであり、マ グネシウム粉末(a度325メツシュ以下(45μm以下);米国ペンシルバニ ア州タマクアにあるハート社製)約6重量%、500グリツド(平均粒度:約1 7μm)の緑色炭化珪素(米国マサチューセッツ州ワーセスターにあるツートン 社製39クリストロン(39CRYSTOLON)(商標))28重量%、残部 が220グリツド(平均粒度:約66μm)の緑色炭化珪素(39クリストロン (商標))であった、プリフォームの形状は、テープキャストセラミックシート 84をマトリックス金属80管の内部壁と接触させて配!することにより定めた 。この厚さ35ミル(0,89mm)のテープキャストセラミックシートからな る第二シート86を、同様に切断し、そしてマトリックス金属管80中に、第一 シート84の露出表面と接触させて配!させた。
グラファイト箔(米国オハイオ州クリーブランドにあるユニオンカーバイド社の カーボンプロダクツ部門より入手したグラフオイル(Grafoil)(商標) )からなるシート88を、マトリックス金属管80内の第二テープキャストセラ ミックシート86の露出表面を実質的に覆うように切断した。マトリックス金属 管80とその積層プリフォーム材料層を、管の長袖を垂直にして、約6インチ( 152mm)角で、深さが約4インチ(102mm)であるグラファイトボート 90中に配置した。その後、平均粒度が約216μmであるアルミナ(マサチュ ーセッツ州ワーセスターにあるツートン社製90グリツドの387ランダム(A LUNDOM)(商標))からなるばらの粒状床材料92を、管の上部と実質的 に平面となるまで、グラファイトボート90中とマトリックス金属管80の内部 に注いだ。
グラファイトボート90とその内容物とを、電気抵抗制jB雰囲気炉中に配置し た。炉室を水銀真空約30インチ(762mm)まで排気し、そして市販の純窒 素ガスでバンクフィルした。窒素を、約3リツトル/分の流量で炉を通過させた 。炉温を、昇温速度約50’C/時間で室温から約425°Cまで増加さゼた。
約425°Cの温度で約5時間維持した後、温度を、昇温速度約50’C/分で 約800°Cまで上昇させた。約800°Cの温度で約5時間維持した後、温度 を、降温速度約200°C/時間で約675°Cに減少させた。約675゛Cの 温度で、グラファイトボート90とその内容物とを、炉から取り出し5、そして 水冷アルミニウム急冷板上で配置して、方向性凝固させた。粒状ホットトッピン グ材料(米国オハイオ州のクリーブランドにあるフォセコ社(F o s e  c o、I n c、 )のフィードル(FEEDOL)(商標)9)を、アル ミナ床材料92と溶融マトリックス金属80の上部に注いだ、厚さ約2インチ( 51mm)で、グラファイトボート全体を覆うのに十分な大きさのセラミック繊 維ブランケット(セラブランケット(CERABLANKET)(商標);米国 コロラド州デンバーにあるマンビルレフラクトリーブロダクツ社製(Manvi lle Refractory Products))を、グラファイトボート 90の上部に配置した。
実質的に室温まで冷却後、マトリックス金属管8oをグラファイトボート90か ら取り出し、そしてグラファイト箔層88をマトリックス金属管80の内部から 取り出したところ、マトリックス金属80が2層のテープキャストセラミックプ リフォーム材料84.86の少なくとも一部分に浸透して、金属マトリックス複 合材料が形成されたことが分かった。形成した金属マトリックス複合材は管状で あり、そして原マトリックス金属の形状に類似していた。
フオーム又はフィラー材料体に適用し、そしてマトリックス金属をフィラー材料 に自発的浸透させることにより、薄肉金属マトリックス複合体を作製できること を示す。浸透を行うためのセットアツプの概略図を、第4図に示す。
実施例1〜3のプリフォームのテープキャストに使用したのと実質的に同様の方 法でフィラー材料のスラリーをテープキャストすることにより、長さ約9インチ (229mm)x幅約6インチ(152mm)X厚さ約0.035インチ(0, 89mm)のフィラー材料からなる薄肉プリフォーム140を作製した。テープ キャストに使用したフィラー材料は、220グリツド(平均粒度:66μm)の 39クリストロン(CRYSTOLON)(商標)(マサチューセッツ州ワーセ スターにあるツートン社製緑色炭化珪素粒状物)と500グリツド(平均粒度: 17μm)の39クリストロン(39CRYSTOLON)(商標))からなる 約70:30の配合物で、直径が約0.94インチ(24mm)であるアルミナ メディア〔米国ペンシルバニア州ビッツハーグにあるケム・クレー」−ポレーシ ョン(Chem−C1ay Corporation)の一部門であるスタンダ ード・セラミ・ンク・すブライカニ/バエ−製(Standard Ceram ic 5upply Company))が入った磁性ボールミル〔米国ストー ンワーコーポレーシゴン(U。
S、Stoneware Corporation)で、約24時間ボールミル 乾燥したものであった。バインダー、可塑剤等と、マグネシウム粒状物(粒度: 325メツシユ以下(45μm以下);米国ニューシャーシー州レイクハードに あるリードマニュノアクチュアリング社製(Reade Manufactur ing Co、))約6重量%をフィラー材料に添加し、そしてテープキャスト してプリフォームとした。
テープキャストブリフォーl、140を、厚さが約0.015インチ(0,89 mm)で、長さと幅寸法ともテープキャストプリフォーム140よりもわずかに 大きなグラフオイル(商標)グラファイト箔(米国オハイオ州クリーブランドに あるユニオンカーバイド社のカーボンプロダクツ部門製)上に水平に配置した。
アセトン約33重量%、残部がアエサー(AESAR)(商標)アルミニウム粉 末(粒度:325メツシユ以下(45μm以下)、純度:99.5%);米国ニ ューハンプシャー州シーブロックにあるジョンソン・マッセイのアエサーグルー プ製(AESARGroup ofJohnson Matthey Comp any))からなるマトリックス金属154のスラリーを、テープキャストプリ フォーム140の9インチ(229mm)x5インチ(152mm)露出表面上 に、厚さ約0.020インチ(0,50mm)にペイントした。
グラフオイル(商標)グラファイト箔からなる第一シート142と実質的に同じ 寸法を有するグラフオイル(商標)グラファイト箔からなる第二シート144を 、テープキャストプリフォーム140上のマトリ・ンクス金属154のスラリー の上に配置した。
一枚のグラフオイル(商標)グラファイト箔を、切断し折って一端が開放された ボックスを形成する口上により、約2.75インチ(70mm)角で、高さが約 3インチ(76mm)である追加のマトリックス金属を収容するためのグラフオ イル(商標)グラファイトボックス146を作製した。折り目をリジッドロツタ (RC,IDLOCK)(商標)グラファイトセメント〔米国カルフォルニア州 バレンシアのポリカーボン社製(Polycarbon Corp、))で接合 し、そしてステーブルを利用してグラファイトセメントを強化した。ボックスの 底に、約1インチ(25mm)角の穴を切断して設けた。次に、塗エテーブキャ ストプリフォーム140.154の上に設けたグラフオイル(商標)グラファイ ト箔からなる第二シート144上に、グラフオイル(商標)ボックス146を、 グラファイトボックスの穴が第二シートの穴と実質的に一致するように配置した 。マグネシウム粒状物148(粒度:100メンシエ以下(150μm以下); 米国ペンシルバニア州タマクアにあるハート社製)約1〜2gを、グラフオイル (商標)ボックス146の角穴上及びグラファイト箔からなる第二シート上に平 らに振りまいた。
約1.75インチ(44mm)角×高さ約2インチ(51mm)で、化学組成が マトリ、クス金属154のスラリーと実質的に同じマトリックス金属150から なるインゴットを、グラフオイル(商標)ボックス146中と、マグネシウム粒 状物148層上に配置して、5アセンブリーを形成した。
アセンブリーを収容するためのグラファイト容器152は、寸法が長さ14イン チ(356mm)X幅約10.25インチ(260rnrn) X高さ約1.5 インチで、壁厚さが約0.25インチ(6mm)であった。アセンブリーを、グ ラファイト容器152中に配置した。グラファイト箔容器152とその内容物と を、実質的に室温の炉内のレトルト内に配置した。レトルトをシールし、約30 インチ(762mm、)の水銀真空まで排気した後、市販の純窒素ガスで実質的 に大気圧までバックフィルした。窒素ガスを、約4リツトル/分の流量でレトル トを通過させた。レトルト内の温度を、室温から約450°Cまで昇温速度約5 0°C/時間で上昇させた。温度を約450°Cで約5時間保持した後、昇温速 度約200°C/時間で約810°Cまで増加させた。温度を約810°Cで約 10時間保持した後、グラファイト容器152とその内容物をレトルトから取り 出し、そしてグラファイト冷却板上に配置した。ホットトッピング粒状物混合物 であるフィードル(FEEDOL)(商標)No、9を、残留溶融マトリックス 金属150の上部に注いだ。実質的に室温まで冷却した後、アセンブリーを、グ ラファイト容器152から取り出した。前にテープキャストプリフォーム140 であったものに隣接したグラフオイル(商標)シー1−142..144と粉末 状マトリ・ノクス金属154とを剥がしたところ、7トリノクス金属150.1 54の少なくとも一部分が、テープキャストプリフォーム140の少なくとも一 部分に浸透して薄肉金属マトリックス複合体が生成したことが判明した。さらに 、形成した金属マトリックス複合体には、一方の面上にマトリックス金属からな る残留薄肉層が存在しており、それが薄肉金属マトリックス複合体に密着してい た(即ち、複合体は、未強化マトリックス金属の薄肉層が金属マトリックス複合 体からなる薄肉層に一体的に密着したマクロ複合体からなっていた)。
裏腹1 本実施例では、ドレインキャストセラミックプリフォームに浸透させることによ り、薄肉金属マトリックス複合体が製造できることを示す、第5図は、この浸透 を行うのに用いるセットア・ノブの概略図である。
プリフォームは、「予備焼成した(pref i red)J及び「受は入れた まま(as−received)Jの炭化珪素からなっていた。「予備焼成した 」炭化珪素は、部分酸化の「受は入れたまま」の炭化珪素から成っており、粒子 表面上に保護シリカ(SiOt)層を形成していた。即ち、500メンシユ(1 7ミクロン)の炭化珪素粒状物(39クリストロン(商標);米国マサチューセ ッツ州つ−スターにあるツートン社製)を、寸法が約14インチ(356mm) x約11インチ(279mm)x約6インチ(152mm)であり、セラミック 紙(ファイバーフラックス(FIBERFRAX)(商標);米国ニューヨーク 州ナイアガラ・ホーズにあるソハイオ/カーボランダム社製(SOHIO/Ca rborundumCo、)をライニングした耐火ボートに、深さ約3インチ( 75mm)まで添加した。ボートを電気抵抗炉内に配置し、そして約15時間で 約1325°Cに加熱し、約1325℃で約24時間保持し、そして室温まで冷 却した。酸化粉末のシリカ含量は、粉末の総重量の約15%と25%の間であっ た。部分酸化粉末を、ジョークラッシングにより微粉砕した後、凝集物(形成す ることがある)が最初の粒度に粉砕されるまで篩分けした。
焼成を、約1250℃の温度で約3,5時間ソーキングするよ・うに炉スケジュ ールを変更した以外は、1000メツシユ(6ミクロン)の炭化珪素粒状材料( カーボロン(CARBOLON)(商標)FlooO、米国ニューヨーク化のト ナワンダにあるエク゛ノロンーESK社)に対しても同様の処理を附して、保護 シリカ層を形成した。
炭化珪素固体約72重量%を含有する分散液をドレインキャスティングすること により、管状プリフォームを製造した。具体的にしよ、脱イオン水約1400g を、直径0.5インチ(13mm)X高さ0.5インチ(13mm)の円筒状ア ルミナ粉砕メディア()゛ランダム(BURUNDUM)(商標);米国ニュー シャーシー+l(マーワーにあるニーニス・ストーンワレ社製(U、S、Sto neware))約10,000gの入った約4リツトルのプラスチ・ンクジャ ー内に注ぎ、それに、分散剤(ダーツ1゛ン821−A (Da r v an 821−A);米国コネクチカット州ノーウオークにあるノくンタ゛−ビルト社 製(Vanderbilt Company))Igを添加した。次に、0.6 ミクロンの炭化珪素粉末(100GL、米国イリノイ州シカゴにあるスーペリア ・グラファイト社製(Superior Graphite Company) )約720gと、500メツシユ(17ミクロン)の酸化状態の炭化珪素粉末( 39クリストロン;米国マサチューセ・ソツ州ワーセスターにあるツートン社り  約180 gと、1000メ・ンシュ(6ミクロン)の酸化状態の炭化珪素粉 末(カーポロン(CARBOLON)(商標)Flooo ;米国ニューヨーク 州トナワンダにあるエク゛ノロンーESK社製)2700gを、プラスチ・ツク ジャーに添加した。
スリップを約48時間ボールミル粉砕し、その後、粉砕メディアを取り出し、そ してスリップを、更に約24時間ロール混合した。
スリップを、真空チャンバー〔スーツぐ−ノマクマ・ンク型No、160−01 5;米国テキサス州ダラスにあるスエスト社(3westCorporat 1 on))内で約30インチ(762mm)の水銀真空まで5分間脱気した。スリ ップの容器を真空チャンバーから取り出し、そしてRVTブルックフィールド型 ビスコメーター(米国マサチューセッツ州スタウトンにあるブルックフィールド エンジニアリングラボラトリーズ社製(Brookfield Enginee ring Laboratories、Inc、))のNo。
4スピンドルを用いて粘度測定を行った。スリ・ノブの粘度は、約50センチボ イズ〜約100センチボイズであった。
高さが約5インチ(127mm)で直径約1.75インチ(44mm)の円筒状 キャビティを有する2個構成の焼石膏型の注型表面上を、水で予備加湿した。ス リップに空気がトラツブしないよ・)に型の側面にそってゆっくりとスリップを 注ぎながら、焼石膏型キャビティにキャスティングすることにより、プリフォー ムを作製した。
キャビティ容積のほとんど全てが、スリップで満たされた。厚さ約0.44イン チ(11mm)の炭化珪素粒状ケーキが焼石膏型の壁に堆積した後、残留スリッ プを型から注いでドレインキャストプリフォームを露出させて、型の内部を約4 5分間部分乾燥した。この部分乾燥段階の後、プリフォームは、型の半分がプリ フォームを破損することなく分離するに十分な量が型の壁から収縮した。その後 、プリフォームを型から取り出し、そして空気中で、周囲温度においそ、乾燥ラ ック上で少なくとも16時間乾燥後、押し込み空気オーブンにおいて約40°C の温度で少なくとも6時間乾燥した。
キャスト・乾燥プリフォームをサンドペーパーでペーパー仕上げして、注型用鋳 型のラインのない清浄で平滑な表面を形成した。その後、サンドペーパー仕上げ したプリフォームを、溝付耐火レンガの上部に配置し、室温で電気抵抗加熱空気 雰囲気炉内に入れた。炉を、約8時間かけて室温から約1025℃に加熱し、そ して約1025℃で約24時間保持した後、電源を切り、炉を室温まで自然冷却 した。炉から取り出した後、焼成したドレインキャストプリフォームの底をノコ ギリで取り除いて、両端が開放し、長さが約3.5インチ(89mm)である管 状プリフォーム100を形成した。
第5図において、直径が約3インチ(76mm)で厚さが約15ミル(0,38 mm)であるグラファイト箔シート102 (グラフオイル(GRAFOI L )(商標);米国オハイオ州クリーブランドにあるユニオンカーバイド社(Un ion Carbide Comp a n y)のカーボンプロダクツディビ イジョン(Carb。
n Products Div、)製〕を、直径が約3インチ(76mm)で高 さが5インチ(127mm)であり、肉厚が約1/8インチ(3mm)であるグ ラファイトルツボ104の底に配置した。
管状プリフォーム100をグラファイトルツボ104に入れ、ルツボ104の底 のグラファイト箔シート102の中央に配置した管状プレフォーム100を、一 方の開放端を露出した状態で垂直に立てた。硼珪酸ガラスフリフト(米国メリー ランド州ボルチモアにあるモーベイケミカル社(Mobay Chemical  Corp。
rat、1on)のインオーガニンクディビイジョン’JJ (I n o r  ganic Chemical Div。)約15重量%、残部が同割合のア ルミナ(平均粒度がそれぞれ約216μm、約66μm及び約17μmである9 0グリツドのアルミナ、220グリツドのアルミナ及び500グリソトのアルミ ナ(イーアイ・アランダム(EI ALUMDUM)(商標);米国マサチュー セッツ州ワーセスターにあるツートン社製)である粒状混合物床106を、グラ ファイトルツボ104及び管状プリフォーム1.00に注いで、プリフォームの 上部と実質的に水平となるようにした。粒状マグネシウム金属108(粒度:5 0メツシユ以下(300μm以下);米国ペンシルバニア州タマクアにあるハー ト社製)を、プリフォーム管状の露出端上に、1m2当たりのマグネシウムの濃 度が0.01gとなるように平らに振りまいた。直径が約3.25インチ(83 mm)、高さが約1インチ(25mm) 、重量が約362gであって、珪素1 5重量%、マグネシウム5重量%及び残部がアルミニウムであるマトリックス1 10のインゴットを、プリフォーム管100上のマグネシウム粒状コーティング 108上に直接配置した。
グラファイトルツボ104とその内容物を、電気抵抗制御雰囲気炉内に配置した 。炉室を排気後、はぼ大気圧に戻るまで市販の純窒素ガスでバックフィルした。
窒素ガスを約3.5リットル/分の流量で炉を通過させた。炉温を、実質的に室 温から約825℃まで、昇温速度約り50℃/時間で増加させた。約825°C の温度で約20時間保持後、降温速度約200°C/時間で約675°Cまで低 下させた。約675°Cの温度でグラファイトルツボ104及びその内容物を炉 から取り出し、グラファイトルツボ104を水冷アルミニウムクエンチ板上に置 いた0粒状ホットトッピング材料(米国オハイオ州のクリープランドにあるフォ セコ社(F o s e c o、I n c、)のフィードル(FEEDOL )(商標)9)を、溶融マトリックス金属110上に配置して、方向性凝固中の 温度勾配を高めた。セラミック繊維絶縁材(セラブランケット(CERABLA NKET)(商標);米国コロラド州デンバーにあるマンビルレフラクトリーブ ロダクツ社製(Manville Refractory Products) )からなる厚さ約2インチ(51mm)の層を、グラファイトルツボ104の上 部に配置した。実質的室温まで冷却後、グラファイトルツボの内容物104を取 り出したところ、マトリックス110がドレインキャストプリフォーム100の 少なくとも1部分に浸透して、金属マトリックス複合材が生成したことが判明し X施例直 本実施例は、中空金属マ) IJフックス合体を製造する手法を示す。
具体的には、本実施例は、フィラー材料混和物をスラリーキャスティングに附し てグリフオーl、を製造後、得られたスラリー鋳造物の内部に不浸透性粒状材料 を充填することにより中空シェル状の金属マトリックス複合体が作製できること を示す。第6a図及び第6b図は1.浸透を行うのに使用されるセントアップの 概略図である。
直径約3インチ(76mm)であり、そして各々直径約0.69インチ(1,7 mm)である規則的に間隔を1いた12の切断部を有する球体を、グレードがW MS 122であるフロロカーボン離型剤乾燥潤滑剤(米国コネチカント州ダン バリーにあるミラー・スチベンソン・カンパニー社(Miller 5teve nson Com、pany Inc、)でスプレーコーティングした。グレー ドがG1−−1000であるゴム成形用コンパウンド(米国ペンシルバニア州イ クストンにあるプラスチング・ツーリング・サプライ社製(Plastic T ooling 5upply Company))を、スプレー塗工球体の周囲 にキャストして、球体の反転形状を複製1.たゴム型を形成した。ゴム成形化合 物を空気中で約12時間硬化後、スプレー塗工球体を型から分離した。次に、グ レードが5550−K GRN FLKである溶融ワックス(米国イリノイ州シ カゴにあるヤーン・マニュノアクチャリング社(YatesManufactu ring Company)を、約110℃の温度で、球体を取り出した後に残 ったゴム型キャビティにキャストすることにより、原球体の正確なワックス模型 を作製した。次に、ワックスを、実質的に室温まで冷却した。ワックスが実質的 に室温まで冷却した後、ワックス型をゴム型から分離した。同様のプロセスで、 次に行うインベストメント鋳造のマトリックス金属溜部分用のワックス模型を作 製した。溜は、直径が約4インチN O2mm)で、高さが約3インチ(76m m)であった、溶融ワックス溜模型の凝固前に、鋼製マンドレルをワックスに挿 入し、次に行うワックスの凝固で、マンドレルを所定の位置に固着した。
2個のワックス模型、即ち、球体自体のワックス模型とマトリックス金属溜のワ ックス模型を、球体上の平らな円形のトランケーション(truneation )の一つで接合して、インベストメントパターンを形成した。2個のワックス模 型を接合する手段として、追加の溶融ワックスによる溶接を用いた。
次に、CaCO5からなるインベストメントシェル102を、ワックスインベス トメントパターンの表面に構成した。即ち、ワックスインベストメントパターン を、ニアコール(NYACOL)(商標)1430ATコロイドシリカ(米国マ サチューセッツ州アッシュランドにあるビーキューコーポレーション(PQ C orporation)の関連会社であるニアコール・プロダクツ社製(Nya eol Products、Inc、))約30.0重量%と、バーバーカーブ (H!JBERCARB)(商標)Q325炭酸カルシウム(325メツシュ以 下:イリノイ州りインシーにあるジエイエムーハーバー社(JlM Huber  Corporation)のカルシウムカーボネートディビイジョン(Cal cium Carbonate Division)製)約66.1重量%と、 500グリントのテトラボア(TETRABOR)(商標)炭化硼素(米国二ニ ーヨーク州トナワンダにあるエクソロンーESK社製(Exolon−ESK  Corporation)約0.6重量%と、ピクトウェット(■IcTowE T)(商標)12湿潤剤(米国オハイオ州マウミーにあるランサム・アンド・ラ ンドルフ社製(Ransom and Randolph、Inc、))約0゜ 3重量%と、DCHアンチフオーム(ANTI FOAM)(商標)脱泡剤約0 .3重量%とからなるスリップ又はスラリーに浸漬した。
次に、スリップ塗エワノクス模型を、90グリツドの乾燥ラン:ジルA(RAN COSIL A)(RANCO:商標)珪砂(ランサム・アンド・ランドルフ社 製)を振りかけるか塗工した0次に、ワックス模型とその発色インベストメント シェル102を、約65℃の温度で約0.5時間乾燥した0次に、乾燥したイン ベストメントシェル102を、約2秒間、ニアコール(NYACOL)(商標) 1430ATコロイドシリカ浴に浸漬した。その後、浸漬−ダスティング−乾燥 〜湿潤のシーケンスを直ちに反復した0次に、直ちに、塗工ワックスインベスト メントパターンを、レディツブ(REDIP)(商標)インディケータ−(ラン サム・アンド・ランドルフ社製)約1重量部と、ピクトウェット(商標)12湿 潤剤約2M量部と、蒸留水約56重量部と、ニアコール(商標)830コロイド シリ力約274重量部と、ラン:(商標)ジルNo、2シリカ粉末(ランサム・ アンド・ランドルフ社製)約700重量部とからなる第二インベストメントスラ リーに浸漬して、ザーンナンバー4カップ(Zahn number 4 cu p)における約15秒に対応するスラリー粘度とした。次に、スラリーコートイ ンベストメントシェルを、約30グリソトのラン:(商標)ジルB珪砂(ランサ ム・アンド・ランドルフ社製)からなる流動床にスタツフイング(stucco ing)又は浸漬した。スタッコした(stuccoed)インへストラントシ ェルを、再び、約65゛Cの温度で約0゜5時間乾燥するか、シェル中のレディ ツブ(商標)インジケーターの色が、黄緑色から4才レンジ色に変化するまで乾 燥した。この第二浸漬−スタッコイングー乾燥のシーケンスを、さらに4〜5回 反復した。第二インベストメントシェルスラリーへの浸漬の間にコロイドシリカ でインベストメントシェルを予備湿潤する必要はなかった。次に、塗工ワックス インベストメントパターンを、蒸気オートクレーブ内に配置して、周囲インベス トメントシェルからワックスパターンを取り出した。約Loops i (69 0kPa)の木蓋気圧に対応する温度で約5分間オートクレーブ処理した後、実 質的に全てのワックスを、周囲インベストメントシェル102がら取り出した。
次に、インベストメントシェル102を、蒸気オートクレーブから取り出し、実 質的に室温の抵抗加熱空気雰囲気炉内に配置した0次に、炉温を、約800°C /時間の昇温速度で約850 ’Cまで増加させた。約850 ”Cの温度で約 4.5時間保持してインベストメントシェル102を硬質化した後、シェルを約 600″Cの温度まで炉冷却した。インベストメントシェル型102を、自発的 浸透プロセスに使用する直前まで、約600°Cの炉内に残した。得られた型は 、球状端部を有し、その球状端部が、管状首部を介して開放端シリンダーに接続 しているものであった。
500グリツドの緑色炭化珪素(39クリストロン(39CRYSTOLON) (商標);米国マサチューセッツ州ワーセスターにあるツートン社製)約53. 3重量%と、1000グリツドの39クリストロン(商標)緑色炭化珪素約13 .3重量%と、アセトン約31.1重量%と、マグネシウム粒状物(325メツ シュ以下;米国ニューシャーシー州レイクハードにあるリードマニュノアクチュ アリング社製)約2.0重量%と、Q−バック(Q−PAC)(商標”)ポリプ ロピレンカーボネートバインダー(米国ペンシルバニア州エマウスにあるエアー ・プロダクツ・アンド・ケミカルズ社製(Air Products and  ChemicaIs、 In、c、))0.3重量%とからなるスラリー約1, 126gを調製した。具体的には、緑色炭化珪素とマグネシウムの粒状物を、直 径が約0.94インチ(24mm)である微粉砕メディア〔米国ペンシルバニア 州ピッツバーグにあるサム・クレーコーポレーション(Chem−C1ay C orporation)(7)一部門テするスタンダード・セラミック・サプラ イカンパニー製(Standard Ceramic 5upply Comp any))約4000gの入った内容積8.3リツトルの乾燥磁性ボールミル( 米国米国ニューシャーシー州マーワーにあるニーニス・ストーンワレ社(U、S 、Stoneware Corp、)内に配置した6粒状物を約1時間ボールミ ル粉砕した後、ボールミル粉砕した粒状物のほとんど全て、即ち約772gを、 ボールミルから取り出した。取り出したボールミル粉砕粒状物を、ナルジーン( NALGENE)(商標)プラスチンクジャー(米国ニューヨーク州ローチェス ターにあるナルゲ社製(Nalge))内に密封し、そして次に使用するまで保 存した。アセトンとQ−パック(商標)とを、磁性ボールミルに添加してスラリ ーとした。このスラリーを、約1時間ボールミル粉砕した。
スラリーを、上記した鋳型の球状部に注いだ。これにより、鋳型の球状部が、ス ラリーで充填された。ゴム栓を、鋳型の球状部と鋳型の付属円筒部との間の首領 域104に挿入した。この状態で、鋳型の2つの部分を分離し、鋳型を回転して 、鋳型の球状部の表面をスラリーで均等にコーティングした。ゴム栓を定期的に 取り外してスラリー鋳造工程を観察したところ、約5分後に、厚さ0.38イン チ(10mm) 〜0.5インチ(13mm)のコーティングが鋳型の球状部の 内壁上に堆積したことが分かった。残りのスラリーを、鋳型から注いだ、得られ たコーティングは、内表面がほぼ球状で、外表面の大きさ及び形状が、環ワック スインベストメントパターンの切断球状部によく一致しているプリフォーム10 6からなっていた。
次に、ばらの500グリフト(17μm)アルミナ粉末108(387ランダム (ALUNDUM)(商標);ツートン社製)を鋳型内のプリフォームの内部に 注いで、首領域104の底と実質的に水平にした。この材料はマグネシウム粉末 を含有していないので、387ランダム(ALUNDUM)(商標)アルミナに は、マトリックス金属が実質的に浸透しない。次に、追加のスラリー110を首 領域104に注ぎ、そして鋳造物の厚さが約0.38インチ(10mm)〜約0 .5インチ(13mm)となるまで387ランダム(商標)アルミナに対してキ ャストすることにより、シェル106中で不連続とならないようにした。
次に、スラリーを製造するのに利用したのと同じ組成の乾燥フィラー混和物】1 2を、深さが約0,25インチ(6mm)となるまで、鋳型の円筒部の底に注い だ。次に、マグネシウム粒状物114(50メンシユ以下(300ttm以下) ;リード・マニュノアクチアリング社(Reade Manufacturin g Company))を、この乾燥ばらフィラー材料の上部に、濃廣が約6m g / m ”となるまで均等に振りまいた。
珪素12重量%及び残部が市販の純アルミニウムからなるマトリックス金属11 6からなるインゴットのいくつか(総重量:約1200g)を、インゴットがマ グネシウム粒状層114及び鋳型の円筒部の底にフィラー材料混和物112上に 吊りさがったままとなるように、溜チャンバーの側面上に折り曲げた銅箔スリン グ118の上部に配置した。
鋳型の円筒部の開放端を覆うのに十分な大きさのパーマ・フォイル(PERMA  FOI L)カバーシート120(パーマ・フォイルは、米国オレゴン州のボ ートランドにあるチーチー・アメリカ(TT America)が販売している 柔軟性グラファイト箔製品の商標である)を、マトリックス金属上に配置した。
インゴットシェル鋳型102とその内容物を、ステンレス調ホルダー122上に 配置し、銅箔シトラップ124で締めた0次に、ステンレス鋼ホルダー122と その内容物を、長さ10インチ(254mm)X幅約10インチ(254mm) x高さ約10インチ(254mm)のステンレス製缶126内に配置した。缶の 底を、缶の長さ及び幅と実質的に同じ寸法のグラファイト箔シート128で覆っ た。グレードがRMC−3であるマグネシウム切り屑(t u r ning) 130 (リード・マユュファクチアリング社製(Re a de Manuf acturing Company)とTI−LOY97チタニウムスポンジ1 34(米国ペンシルバニア州プリンマーにあるケムアロイ社製(Chemall oy Company))の各々約]、 Ogを、ステンレス製ホルダーの缶の 外側に配置した。
チタニウムスポンジとマグネシウム切り屑は、ギヤザーとして機能して、酸素湿 分を吸収する。各々長さ約16インチ(406mm)×幅約14インチ(356 rrzn)x厚さ約6ミル(0,15rom)である2枚の銅箔シート132を 、ステンレス缶126の開口部上に配置した。缶126の側面」−に延びた銅シ ート132の部分を、缶126の側面に対して折り曲げて、独立のチャンバーを 形成した。
窒素ガスパーン管136を、缶126の一側面を貫通して設しまた。
ステンレス缶126とその内容物を1.電気抵抗制御雰囲気炉内に配置した。市 販の純窒素ガスを、約15リンドル/分の流量で、ステンレス缶126を介して ステンレス鋼136に流した。炉を、実質的に室温から約200°Cの温度に、 約400”C/時間の昇温速度で加熱した。約200°Cの温度で約1時間維持 した後、約400″C/時間の昇温速度で、温度を約520℃に増加した。約5 20℃の温度で約1時間保持した後、約400″C/時間の昇温速度で、温度を 約780°Cに増加した。約780℃の温度で約3時間保持した後、窒素ガスパ ーン管136を外した。 ステンレス製缶126とその内容物を炉から取り出し た。
銅箔シート132並びにステンレス製ホルダー122とその内容物を、ステンレ ス製缶126から取り外した。ステンレス製ホルダー122とその内容物を、水 冷銅クエンチ板上に配置して方向性凝固させた。マトリックス金属の方向性凝固 を促進するために、水冷銅クエンチ板に隣接したステンレス製ホルダー122の 底の周囲に空気を吹き込んだ、フィードル(商標)9ホットトッピング粒状混合 物(米国オハイオ州のクリーブランドにあるフォセコ社製(F。
5eco、Inc、))を、溶融マトリックス金属116の上部に注いだ。ステ ンレス製ホルダー122とその内容物を実質的に室温まで冷却した後、インベス トメントシェル鋳型102とその内容物を、ホルダー122から取り出した。イ ンベストメントシェル鋳型102を低カバンマーを用いて取り外したところ、マ トリックス金属116の少なくとも一部分がインベストメントシェル102に隣 接したスラリーキャストフィラー混和物106に浸透して、オリジナルのほぼ球 状のワックスインベストメントパターンと実質的に同じ形状を有する金属マトリ ックス複合体を形成していることが判明した。残留マトリックス金属116を、 ダイヤモンドソーを用いて金属マトリックス複合体から除去した。次に、直径が 約0.38インチ(10mm)の穴を、最初首領域104.110であったもの にドリルであけ、そして金属マトリックス複合体シェルの内部の未浸透アルミナ 粉末10日を、圧縮空気を用いて吹き出した。最後に、金属マトリックス複合体 を、ダイヤモンドソーを用いてスライスしこ半分にしたところ、金属マトリック ス複合体シェルの内部の表面が粗いことが判明した。中空スラリーキャストプリ フォームの内側にあったマグネシウム粉末を含有していない500グリノ)(1 7μm)の387ランダム(商標)アルミナ粉末・\のマトリックス金属の浸透 は、0.031インチ未満(0,8mm)であった。
夫施貰1 本実施例は2一枚の薄肉マトリックス金属シートの一方の面にセラミックフィラ ー材料粉末をコーティングすることにより、金属−7トリックス複合体を形成す ることができることを示す0本実施例では、さらに、本発明により形成した金属 マトリックス複合体は、フラットシートには限定されず、?j!雑な形状のもの でもよいことを示す。第7図は、浸透を行うのに使用されるセ・ントア・ンプの 概略図である。
マトリックス30の薄肉シートに適用したコーティング32.34を、乾燥アル ミナ偏平粉〔325メツシユ以下(45μm以下)、T−64;米国アーカンサ ス州ボーキサイトにあるアルコア社(Alcoa)のインダストリアル・ケミカ ル・ディビイジョン製(Industrial Chemical Div、) )約450gから調製した。乾燥アルミナ偏平粉を、内容積が約8.3’J・ン )ルである乾@磁性ボールミル内に配置した。直径約0.94インチ(24mm )の緻密アルミナ微粉砕メディア約900gを、ボールミルに添加し、そして約 6時間ボールミル粉砕し、た。ボールミル粉砕した偏平アルミナ偏平粉約61重 量%と、マグネシウム粉末(325メツシユ以下(45μm以下);米国ニュー シャーシー州レイクハートにあるリードマニュノアクチュアリング社製)約5重 量%と、エタノール約23重量%と、XUS 40303.00エクス、ペリメ ンタルバインダー(Experimintal Binder)(米国ミシシソ ビー州ミドランドにあるダウケミカル社製)約1重量%とを混合して、スラリー を形成した。
コーティングされるマトリックス金属シート30は、珪素約0゜4〜0.6重量 %と、銅約0.15重量%以下と、鉄約0.7重量%以下と、マグネシウム0. 8〜1.0重量%と、マグネシウム0゜15重量%以下と、亜鉛約0.15重量 %以下と、クロム約0.15〜0.35重量%以下と、残部アルミニウムとから なっており、約フインチ(178mm)角×厚さ約63ミル(1,6mm)であ った、マトリックス金属シート30を3回折り曲げて、「M字」、即ち、ジグザ グ形状とした。折り曲げたマトリックス金属シート30の一方の面を、グリッド ブラスティングにより清浄にした。グリシトブラスト仕上げした表面に、マグネ シウム粉末32 (325メツシユ以下(45μm以下);リード・マニュファ クチアリング社製)約67重量%とエタノールからなるスラリーを塗布した。コ ーティングを、空気中で周囲温度において約1時間乾燥した。乾燥・塗工マトリ ックス金属シート30.32の重量を計ったところ、約1gのマグネシウム粉末 32が、シート30の表面に適用されたことが判明した。
上記したボールミル粉砕したt=f’アルミナ偏平粉を含有するスラU −34 を、マグネシウム粉末コーティング32の上部にスプレーコーティングした。塗 工・折り曲げしたマトリックスシート30.32.34を、再び空気中において 周囲温度で約3〜5時間乾燥した。第二コーティング34の乾燥重量は、約18 0gであった。約フインチ(178mm)角で、厚さが約10ミル(0,25m m)である、一枚のグラファイト箔36〔グラフオイル(GRAFOIL)(商 標);米国オハイオ州クリーブランドにあるユニオンカーバイド社(Union  Carbide Company)のカーボンプロダクツディビイジョン(C arbon ProductsDiv、)製〕を、塗工マトリックス金属シート の形状と一致するように折り曲げた。折り曲げたグラファイト箔36を、マトリ ックス金属シート30の未塗工面と接触させて配置した。緑色炭化珪素粒状物( 39クリストロン(39CRYSTOLON)(商標)、90グリツド(216 μm);米国マサチューセッツ州ワーセスターにあるツートン社製)からなるサ ポート床38を、長さ約14インチ(356mm)X幅約11インチ(279m m)x高さ約8インチ(203mm)のグラファイトボート40内に、深さ約3 インチ(76mm)まで入れた。塗工マトリックス金属シート30.32.34 とグラファイト箔36アセンブリーを、グラファイトボート40内の緑色炭化珪 素サポート床38上に、グラファイト箔36が炭化珪素38に接触するようにし て配置した。マトリックス金属シート30の上部のコーティング34を、大気に 露出したまま残した。
グラファイトボート40とその内容物を、電気抵抗制御雰囲気炉内に配置したゆ 炉の雰囲気を、水銀真空約30インチ(762mm)まで排気し、そして市販の 窒素ガスでバックフィルした。窒素ガスを約3りントル/分の流量で、炉に流し た。炉温を、室温から約200°Cまで、約10″C/時間の昇温速度で増加し 、そして約200 ”Cで約46時間保持した。温度を、約200’C/時間の 昇温速度で約460“Cに上昇させ、そして約460 ’Cで約5時間保持した 。
その後、温度を、約10″C/時間の昇温速度で約490°Cに上昇させ、そし て約490°Cで約1時間保持した。温度を、約り50℃/時間の昇温速度で約 550°Cまで上昇させ、そして約550°Cで約1時間保持した。温度を、約 10″C/時間の昇温速度で約775°Cに上昇させ1、そして約775°Cで 約5時間保持した。温度を、約1、50″C/時間の降温速度で約760℃まで 低下させた。約760°Cまで温度を低下させたときに、グラファイトボー1〜 40を、炉から取り出して、水冷アルミニウムクエンチ板上に配置した。実質的 に室温まで冷却後、内容物をグラファイトボー)40から取り出して観察した。
その結果、マトリックス金属シート30が、アルミナ34のコーティングの表面 に浸透したことが判明した。また、マトリックス金属30の一部分が、グラファ イト箔36と接触し、その下の炭化珪素サポート床38の一部分に浸透したこと が分かった。
尖施阻1 本発明では、原型のマトリックス金属体の形状を反転して複製したチャンネルを 含有する薄肉金属マトリックス複合体を、本発明により作製できることを示す、 第8C図は、反転形状複製加工プロセスを行うためのセットアツプの概略図であ る。
マトリックス金属120からなるシートは、長さ約7インチ(178mm)x幅 約3.5インチ(89mm)x厚さ約0.125インチ(3mm)であった。
マトリックス金属シートは、重量的127gであり、そして第8a図及び第8b 図に示したように、規則的に間隔をおいて直径0゜375インチ(10mm)の 貫通穴122を12個有するものであった。マトリックス金属シートは、珪素約 0.4〜0.8重量%と、鉄0.7重量%以下と、銅約0.15〜0.40重量 %と、マ゛/ガン約0.15重量%以下と、マグネシウム約0.8〜1.2重量 %と、クロム約0.04〜0.35重量%と、亜鉛0.25重量%以下と、チタ ン約0.15重量%以下と、残部アルミニウムとから成っていた。金属マトリッ クスシート120は、サンドブラスト仕上げして表面の酸化物を除去後、エチル アルコールで清浄にして、サンドブラストで生じた砕片を除去した。
マトリックス金属シートをコーティングするためのフィラー材料スラリーは、グ レードがT−64であるアルミナ偏平粉(325メツシユ以下(45μm以下) ;米国アーカンサス州ボーキサイトにあるアルコア社(Alcoa)のインダス トリアル・ケミカル・ディビイジョン類(Industrial Chemic al DiV、))約3000gと、マグネシウム粒状′#J(325メンシユ 以下(45μm以下);米国ニューシャーシー州レイクツ1−トにあるリードマ ニュノアクチュアリング社製)約240gと、グレードがXUS40303.0 0であるエクスペリメンタルバインダー(Experfmintal Bind er)(米国ミシシyピー州ミドランドにあるダウケミカル社製)約162gと 、エチルアルコール約1038gとからなるものであった。スラリーは、バイン ダーをエチルアルコールに溶解し、そして偏平状アルミナ粒状物中で撹拌するこ とにより調製した。
上記したマトリックス金属シート120をスラリーに浸漬して、マトリックス金 1iiK120シート上にフィラー材料124の接着性コーティングを形成した 。次に、塗工マトリックス金属シート120.124を、強制空気乾燥オーブン 内に配置し、そして約78°Cの温度で約15〜30分間乾燥した。ディップコ ーティングと乾燥操作を反復して、マトリックス金属シート120上に、合計3 層のフィラー材料124層を形成した。マトリ・ノクス金属シートの規則的に間 隔をおいて設けた0、375インチ(10mm)の貫通穴12個を、フィラー材 料124で実質的に満たした。乾燥フィラー材料の総重量は、約131gであっ た。
次に、マトリックス金属120.124の塗工シートを、厚さが約15ミル(0 ,38mm)である一枚のグラフオイル(GRAFOIL)(商標)グラファイ ト箔126(米国オノ\イオ州クリープランドにあるユニオンカーバイド社製( Union Carbide Company)のカーボンブロダクツデイビイ ジゴン(Carbon Products Div、))のケース内に入れた。
塗工マトリックス金属シート120.124は、塗工シートの周囲にグラフオイ ル(商標)を包みそして折り曲げることによってケース内に収容した。マトリッ クス金属120.124.126の塗工・包装シートを、長さ約8インチ(20 3mm、)x幅約4インチ(102mm)x厚さ約0.5インチ(13mm)の 2枚のグラファイト板128の間に、接合すべき表面にリジッドロック(RIG IDLOCK)(商標)セメント129(カリフォルニア州バレンシアにあるポ リカーボン社(Polycarbon Corporation)を塗布するこ とにより接着して、アセンブリーを形成した。
外寸法が長さ約14インチC356mm)x幅約10.25インチ(260mm )x高さ約1. 5インチ(38mm)であって、肉厚が約0.25インチ(6 mm)であるグラファイトボックス130内に、グラファイト以下128間にサ ンドインチしたマトリックス金属120の塗工124・包装置26シートを含む アセンブリーを、アセンブリーの長袖を中心として垂直に立てた。長さ約8イン チ(203mm)X幅約4インチ(1,02mff1)X高さ約6インチ(15 2mm)であって、肉厚が約0.25インチ(6mm)である両端が開放されて いるグラファイトフイクスチャ−132を、グラファイト箔ボックス130内で あって、アセンブリー120.124.126.128の周囲に配置した。グレ ードがF=69であるガラスフリット(米国オハイオ州キャロルトンにあるフュ ージョンセラミックス社(Fusion Ceramics、Inc、)約15 重量%で、残部が同割合の90グリツ)(216μm)、220グリツド(66 μm)及び500グリツド(17μm)のEIアランダム(商標)アルミナ(米 国マサチューセッツ州つ−スターにあるツートン社製)からなる床材料133混 和物を、グラファイトボックスチヤ−132とアセンブリー120.124.1 26.128との間の領域に、床材料133の深さが約4インチ(102mm) となるまで注いだ。
グラファイトボックス130とその内容物を、実質的に室温の炉内のレトルト内 に配!した。このレトルトを、密封し、水銀真空約30インチ(762mm)ま で排気し、そして市販の純窒素ガスで実質的に大気圧までバックフィルした。窒 素ガスを、流量約5リツトル/分で炉を通過させた。レトルト内の温度を、室温 から約460℃まで、約200°C/時間の昇温速度で増加させた。約460° Cの温度で約5時間保持した後、温度を、約10°C/時間の昇温速度で約49 0°Cに増加させた。約490°Cの温度で約1時間保持した後、温度を約20 0”C/時間の昇温速度で約800°Cに増加させた。
約800°Cの温度で約6時間保持した後、温度を、降温速度約200’C/時 間で約675℃まで低下させた。約675°Cの温度で、グラファイトボックス 130とその内容物とを、レトルトから取り出し、そして水冷アルミニウムクエ ンチ板上に配置した。
実質的に室温に冷却後、アセンブリー120.124.126.128を、床材 料133から取り出し、分解したところ、実質的に全てのマトリックス金属12 0がフィラー材F4混和物コーティング124に浸透して、二重壁金属マトリッ クス複合体が生成し7たことが判明した。金属マトリックス複合体壁間に形成さ れた領域は、フィラー材料124で充填された°マトリックス金属120のオリ ジナルシートにおける直径約0.375インチ(10mm)の貫通穴122の位 置に相当する領域を除いて空間となっていた。穴122内のフィラー材料124 に、次に、無圧力金属浸透プロセス中にマトリックス金属120を自発的浸透さ せて、直径約0.375インチ(10mm)のブリッジ又は接合部を形成した。
このように、本実施例により、反転複製された金属マトリックス複合構造体を有 する薄肉二重壁金属マトリックス複合体を形成できることが分かる。
裏腹■工 本実施例では、インベストメントシェル鋳型のインベストメントパターン前駆体 がバスウッド(basswood)の薄肉シートからなる本発明の手法によりイ ンベストメントシェル鋳型内に収容されたフィラー材料の非加圧浸透により、複 雑な形状を有する薄肉金属マトリックス複合体を作製できることを示す、第9図 は、このようなインベストメントシェルとその内容物の概略断面図である。
開放端一つを有し、更なる構造部材が入っている三角断面の中空体を、厚さ約0 .063インチ(1,6mm)のパスウッドシートを接着することにより組み立 てた。三角面の長さは、それぞれ4インチ、4インチ及び3インチ(102mm 、102mm及び76mm)であった、中空体の深さは、約3インチ(76mm )であった。
三角物体の内部は、各々長さが約3インチ(76m、m)であるさらに3枚のバ スウッドシートでプレース(brace)L、そしでに二辺が三角のベースに平 行になり、そして第三の辺がベースに対して実質的に垂直で且つベースに隣接す るように向けた。ハスカントシートを、エルマー(Elmer)(商標)木工接 着剤(米国オハイオ州コロンバスになるボーデン社(Borden Compa ny)製プロフェッショナル・カーペンターズ・ウッド・グルー(Profes sional Carpenters Wood C1ue))で接合した。接 着剤が空気中において実質的に室温で約2〜3時間硬化後、バスウッド不堅牢性 インベストメントパターンを、レンドデビイル(RED DEVIL)(商標) バイグロス(H1GLO3S)70ポリウレタン(米国ニューヨウーク州マウン トバーノンにあるインジルコ社(Insilco Company)の一部門で あるレッド・デビル・ペイント製(Red DevilPaints and  Chemicals))からなる保護コーティングでシールした。はけ塗りした ポリウレタンコーティングを約0.5時開乾燥した後、さらに2回コーティング を塗布した。
この際、各々コーテイング後に約0.5時間の乾燥期間を設けた。
次に、仕上げしたパスウッドパターンを、グレードが5550−KG RN F  L Kであるワックスパターンに接合した。このワックスパターンは1.所望 のマトリックス金属溜の形状を有し、高さが約3インチ(76mm)で、上部直 径が約3インチ(76mm)で、ハスウッドインベストメントパターンに接触す るべ・−ス部の直径が約2インチ(51+nm)であった。パスウッドインベス トメントパターンを、溶融ワックスを用いてワックス溜パターンに接合した。
次に、実施例6に記載したのと実質的に同様な方法で、パスウッドワックスパタ ーンアセンブリーに、インベストメントシェルコーティングを積層した。しかし ながら、本実施例においては、2つの代わりに3つの一次インベストメントシェ ルコーティングを適用した。さらに、第三の二次インベストメントシェルパター ンを適用した後、発色インへストラントシエルに、強度をもたせるために1本の ワイヤを巻きつけた。次に、さらに二次インベストメントシェルコーティング組 成を有する2層を、ワイヤを巻きつけたインへストラントシェルの上部に通用し た。
インへストラントシェル300に、次に行うフラッシュ焼成中にパスウッドから 発生するパスがベントできるような場所に穴をあけた。次に、塗工バスウッド・ ワックス溜インベストメントパターンをガス加熱空気雰囲気炉内に配置して、約 890°Cの温度とし、そしてその温度で約15分間保持してバスウッドとワッ クスを完全燃焼させることによりフラッシュ焼成した0次に、残存したインベス トメントシェル300を、890°Cのガス炉から取り出し、直ちに、約850 °Cの抵抗加熱空気雰囲気炉内に配置した。インベストメントシェル300を、 約850°Cの温度で約6時間焼成して化学的に結合した水を除去し、シェルを 硬質化した後、インベストメントシェル300を、約850℃の炉から取り出し 、室温の耐火板上に配置して冷却した。
220グリント(平均粒径:約66μm)粒状物約772gと500グリツド( 平均粒径:約17μm)粒状物約193gからなる39クリストロン(商標)緑 色炭化珪素粒状物(米国マサチューセンツ州ワーセスターにあるツートン社製) 配合物を、内容積約1゜1リツトルで、直径約0.5インチ(13mm)の乾燥 バランダム(BURUNDUM)(商標)ストーン(ニーニス・ストーンワレ社 製)約2000gが入っている内容積1. 1リツトルの乾燥磁性ボーミル(米 国ニューシャーシー州マーワーにあるニーニス・ストーンワレ社製(U、S、S toneware))に入れた。ボールミル、ボールミルのふた(ミルから取り 外しである)及び その内容物を、水銀真空約30インチ(762mm)下にお いて、約150′Cの温度で約4時間真空乾燥した。ボールミルとその内容物を 、真空乾燥器から取り出し、そして粒径が約45μm未満であるマグネシウム粒 状物(325メツシュ以下;米国ニューシャーシー州レイクハードにあるリード マニュノアクチュアリング社製)をボールミル中の炭化珪素粒状物に添加したフ ィラー材料混和物302を製造した。次に、ボールミルのふたを固定し、フィラ ー材料混和物302を約2時間微粉砕した6次に、ボールミルのふたをアルミナ ボールミルから取り外し、そしてボールミルとその内容物を、水銀真空約30イ ンチ(762mrn)下において、約150℃の温度で、少なくとも約4時間、 二回目の真空乾燥に附した。
インベストメントシェル300のベントホールに、ファイバーフランクス(FI BERFRAX)(商標)セラミック繊維304(米国ニューヨーク州ナイヤガ ラ・ホールズにあるカーポランダム社製(Carborundum Co、)) を充填した0次に、微粉砕・乾燥フィラー材料混和物約138gをインベストメ ントシェル300内に注ぐとともに、シェルを前後に震盪して混和物302を狭 い壁の空間にできるだけ充填されるようにした。全ての混和物302をインベス トメントシェル300に注いだ後、シェルを硬it表面上で約5回タッピングし て混和物302を完全に充填させた。
粒度が約300ミクロン未満である追加のマグネシウム粒状材料306(50メ ツシュ以下;リード・マニュファクチアリング社製)を、フィラー材料混和物3 02の表面上に、フィラー材料表面1m”当たりの濃度が約6mgとなるまで、 平らに振りまいた。次に、重量が約901gで、Si約11.0−13.0重量 %、鉄2.0重量%以下、銅1.0重量%以下、マンガン0.35重量%以下、 マグネシウム0.10重量%以下、ニッケル0.50重量%以下、亜鉛0.50 重量%以下、Sn0.15重量%以下、残部がアルミニウムからなるマトリック ス金属308のインゴットを、マグネシウム粒状物306を振りまいたフィラー 材料混和物302表面上につりさげた数枚の銅箔ストリップからなるスリング3 10上に配置した。銅ストリップ310の末端を、インベストメントシェル30 2の壁上に巻きつけた。銅箔スリング310は、マトリックス金属308が溶融 状態になるまで、マトリックス金属308がフィラー材料混和物302と接触し ないようにする役割を果たした。約4インチ(102mm)角のパーマフォイル (PERMA FOI L)グラファイト箔シー)−312(米国オレゴン州ボ ートランドにあるチーチー・アメリカ社製(TT America))を、イン ベストメントシェル300の上部の開口部上に配置した。
次に、インベストメントシェル300とその内容物を、幅約10インチ(254 rnm)x長さ約10インチ(254mm)x高さ約10インチ(254m、m )のステンレス製缶314内に配置した。
グレードがRMC−3であるマグネシウム切り屑316(米国ニューシャーシー 州レイクハートにあるリードマニュノアクチェアリング社製)約7gと、TI− LOY97チタニウムスポンジ318(米国ペンシルバニア州プリンマーにある ケムアロイ社製(Chemalloy Company))約12gを、ステン レス製缶314内でインベストメントシェル300の外側に入れた。マグネシウ ム切り屑316とチタニウムスポンジ318は、酸素ゲラタートして利用した。
各々寸法が約14インチ(356mm)x約16インチ(406mm)x厚さ約 6ミル(0,15mm)である2枚の銅箔320シートを、ステンレス製缶31 4の開口部上に配置した。
缶314の側面上に延びているシート部分を、缶314の側面に対してきっちり と折り下げて、独立したチャンバーを形成した。
ステンレス製缶314とその内容物を、抵抗加熱空気雰囲気炉内に配置した。市 販の純窒素ガスを、約15リツトル/分の流量で、缶314の一方の面を貫通し て延びている供給管322を介して缶314の内部に供給した。次に、炉を、約 400°C/時閣の昇温速度で、実質的に室温から約790 ”Cの温度に増加 させた。約790°Cの温度で約3.5時間維持した後、窒素ガス供給管322 をステンレス製管から外し、そして管とその内容物を、炉から取り出して水冷銅 冷却板上に配置した。銅320とグラファイトV3312シートとを、それぞれ ステンレス製缶314とインベストメントシェル300から取り出し、そしてフ ィードル(商標)No、9ホントトンピング粒状混和物を、インへストメン上シ ェル300内に入っている残留溶融マトリックス金属308の上部に注いで発熱 反応を生し、させて、残留溶融マトリックス金属308の表面に熱を供給し、そ れにより、インベストメントシェル300内に入っている溶融マトリックス金属 308の方向性凝固を促進した。
ステンレス製缶314とその内容物が約200°Cに冷却された後、インベスト メントシェル300とその内容物をステンレス製缶314から取り出した。イン ベストメントシェル300を取り出した七ころ、マトリックス金属308がフィ ラー材料混和物302に浸透して金属マトリックス金属体が形成されたことが判 明した。さらに観察したところ、形成された金属マトリックス複合体は、インベ ストメントシェル(バスウッドとワックスパターンの形状によって形成されてい る)により形成されている鋳型キャビイテーと大きさと形状が実質的に同じであ ることが判明した。付着したマトリックス金属溜をダイヤモンド加工により除去 した後の形成した金属マトリックス複合体の写真を、第10図に示す。このよう に、本実施例により、薄金属マトリックス複合体が、インベストメントパターン がバスウッドシートからなっているインへストメンドパターン/鋳型技術を用い て作製できることができることが分かる。
裏腹勇士■ 本実施例では、造形緻密物体を金属マトリックス複合体の形成中に物理的バリヤ として使用して、最終金属マトリックス複合体表面を形成できることを示す。こ の物体を製造するのに使用される七ノドアップの断面図を、第11図に示す。
具体的には、グレードがA−17であるアルミナ粉末(米国アーカンサス州ボー キサイトにあるアルコア社(Alcoa)のインダストリアル・ケミカル・ディ ビイジョン製(Indus t r ia IChemical Div、)) を、ダーバン(DARVAN)(商標)821A分散剤(コネチカノト州ノーウ オークにあるアールチー・パンデルビルト社製(R,T、Vanderbilt  Company、Inc、))を含有する所定量の水の中で撹拌して、水約1 5重量%と、分散剤約0.1重量%と、残部がアルミナからなるスラリーを調製 した。スラリー約500m1を1リツトルのプラスチックジャーに注ぎ、約16 時間ロール混合して、スリップを形成した。次に、スリップを、高さが約9イン チ(229rnm)で、はぼ最初の6インチ(152mm)の直径が約2インチ (51mm)で、はぼ頂部3インチ(76mm)の直径が約3インチ(76m、 rn)である内キャビティを有する2個構成の焼石膏型にキャストした。
鋳型壁土のキャスティングが厚さ約0.25インチ(6mm)達したとき、過剰 のスリップを、2個構成鋳型から排出し、そしてキャスティングを空気中で数時 間室温で乾燥させた。次に、2つの半鋳型を分離することにより、このキャステ ィング(アルミナバリヤシェル)160を2個構成鋳型から取り出した。次に、 ドレインキャストバリヤシェルを、空気中でさらに24時間乾燥させた。乾燥後 、゛ ドレインキャストバリヤシェルを、約6インチ(152mm)x約11イ ンチ(279mm)x厚さ約1インチ(25mm)のコージライト耐火板で支持 した90グリツド(平均粒径約216μm)387ランダム(商標)アルミナ( 米国マサチューセッツ州ワーセスターにあるツートン社製(Norton Co 、))からなる層の上に配置した。ドレインキャストバリヤシェルを担持してい る耐火板を、抵抗加熱空気雰囲気炉内に配置し、約24時間かけて約1050° Cに加熱した。炉温を約1050℃で約2時間保持し、その後、炉を自然冷却し た。炉温を一旦実質的に室温に戻した後、焼成ドレインキヤスドパリヤシェル1 60を、炉から取り出した。次に、アルミナバリヤシェル160の内部を、エロ ダッグ(AERODAC;)(商標)コロイド状グラファイト162(米国ミシ シッピー州ボートハロンにあるアケソンコロイズ社製(Acheson Co1 1oids Company))をエアゾール吹付し、そして空気中において、 周囲温度で、約0.5時間乾燥させた。2回塗装コロイド状グラファイトコーテ ィング162を、コーティング塗布間に0゜5時間乾燥させて、同様に適用した 。最終コロイドグラファイトコーティングの適用後、塗工アルミナバリヤーシェ ル160.162を、空気中において、周囲温度で、約3〜5時間乾燥させた。
実質的に全ての粒子の直径が約300μm未満であるマグネシウム粒状物164 (50メツシュ以下;米国ペンシルバニア州タマクアにあるハート社製)約0. 5gを、塗ニドレインキャストアルミナバリヤシェル160.162の底に平ら に振りまいた。外径的1゜375インチ(35mm)で高さが約4インチ(10 2mm)である中空グラファイト管166を、塗工アルミナバリヤシェル160 .162内に配置し、マグネシウム粒状物層164の上部の中央にくるようにし た。浸透促進側前駆体を含んでいない500グリ7ト(平均粒径:約17μm) 387ランダム(商標)アルミナ168(ツートン社製)をグラファイト管16 6の内部に充填して、グラフアイ1−管の内部に金属マトリックス複合体が生成 しないようにした。マグネシウム粉末約4重量%(325メツシュ以下;ハート 社製)と、残部が実質的に全ての粒子の直径が45μm未満であるグレードT− 64アルミナ偏平粉(325メツシュ以下;米国アーカンサス州ボーキザイトに あるアルコア社(Alcoa)のインダストリアル・ケミカル・ディビイジョン 製(Indus t r ia IChemical Div、))とからなる 粒状フィラー配合物170約1008を、実施例6で示したのと実質的に同じ手 法で処理した後、塗工゛アルミナバリヤシェル160.162内のグラファイト 管166の周囲に入れるととイ)−に、約1インチ(25rnm)の深さに管の 上部を被覆した。フィラー混和物170の表面を平らにした後、マグネシウム粒 状物172(50メンシユ以下(300μm以下);ハート社製)約0.5gを 、フィラー混和物170の表面上に平らに振りまいた。マグネシウム約9.5〜 10.6重量%、珪素約2.5重量%以下、鉄約0.30重量%以下、間約0. 25重量%以下、マンガン約0.15重量%以下、亜鉛約0.15重量%以下、 チタン約0.25重量%以下、残部がアルミニウムからなり、そして直径が約2 インチ(51mm)で、高さが約1. 625インチ(41mm)であるマトリ ックス金属174のインゴット約225gを、塗工アルミナバリヤシェル160 .162内に配置し、そしてフィラー混和物170のマグネシウム粒状物散布表 面172上の中央にくるようにして、レイアップを形成した。次に、塗工アルミ ナバリヤーシェルとその内容物からなるレイアップを、約4インチ(102rn m)角で高さ約7インチ(178mm)のステンレス製ボックス176内に配置 した0次に、鋼製ボックス176とバリヤーシェル160との間のスペースに、 バリヤーシェル160の支持材料としての役割を果たす220グリソト(平均粒 径:約66μm)の387ランダム(商標)アルミナ178(ツートン社製)を 充填した。
ステンレス製ボックス176とその内容物を、抵抗加熱空気雰囲気炉内に配置し た。炉室を、約20インチ(508mm)の水銀真空に排気後、市販の純窒素ガ スで実質的に大気圧にバンクフィルした。窒素を流量約4リツトル/分で炉に通 した。炉温を、昇温速度約200°C/時間で、実質的に室温から約550°C の温度に増加させた。約550°Cの温度で約1時間保持後、温度を7、約15 0°C/時間の昇温速度で、実質的に室温から約775°Cに増加した。約77 5゛Cで約15時間保持後、温度を、約り50℃/時間の陵部速度で、約760 °Cに減少させた。加熱サイクルを通じて1、窒素ガス流量を約4リンドル/分 に維持した。約760°Cの温度で、ステンレス製ボックス176とその内容物 を、2水冷アルミニウノ、チル板上に配置した。フィードル(商標)No、9ホ ットトッピング粒状混和物(米国オハイオ州のクリーブランドにあるフオセコ社 (Foseco、Inc、)のフィードル(FEEDOL)(商標)9)を、レ イアンプ内に入れた残留溶融マトリックス金属174の上部に注いで発熱反応を 生じさせ、その熱を残留溶融マトリックス金属の表面に供給した。厚さ約2イン チ(51mm、)のセラブランク(CERABLANK)(商標)セラミック繊 維絶縁体(米国コロラド州デンバーにあるマンビレ・レフラフトリー・プロダク ツ社製(Manville Refractory Products))を、 レイアップの上部に配置して、レイアップの上部での高温を維持し、それにより 、レイアップに含有されている溶融金属の方向性凝固を促進させた。ステンレス 製ボックス176とその内容物をほぼ室温に冷却した後、塗工アルミナバリヤー シェル160.162とその内容物を、ステンレス製ボックス176から取り出 した。バリヤーシェル160を、レイアップから取り出したところ、マトリック ス金属がフィラー粒状混和物170に浸透して、管状の金属マトリ、7クス複合 体が形成されたことが明らかとなった。また、マトリックス金属の一部分が、グ ラファイト管内に入っているアルミナ粉末168の一部分にも浸透した。形成さ れた金属マトリックス複合材管の写真を、第12図に示す。金属マトリックス複 合材管の外径は塗工アルミナバリヤーシェル160.162の内面により形成さ れ、そして金属マトリックス複合材管の内径はグラファイト管166の外表面に より形成されていた。したがって、本実施例により、グラファイトからなる固体 を金属マトリックス複合材の形成中の物理的バリヤーとして使用し7て、マトリ ックス金属複合体の表面を形成できることが分かる。
人施舅ユ」一 本実施例は、マトリックス金属の直円柱にスラリー状のフィラー材料混和物で塗 工することによる金属マトリックス複合体材料の直円柱の形成を示す。第13図 は、浸透を行うのに使用するセ・ノドアップの概略図である。
液体とフィラー材料の混和物180からなるスラリーを、実質的に全ての粒子の 直径が約45μm未満である乾燥したグレードT −64アルミナ偏平粉(32 5メツシュ以下;米国アーカンサス州ボーキサイトにあるアルコア社(Alco a)のインダストリアル・ケミカル・ディビイジョン製(Industrial  Chemical Div、))約450gから調製した。乾燥アルミナ偏平 粉を、内容積が約9リツトルである乾燥磁性ボールミル内に配置した。各々直径 が約0.938インチ(24mm)であるボールミル石(米国ペンシルバニア州 ピッツバーグにあるケミ・クレー・コーポレーション(Chemi−C1ay  Corporation)の一部門であるスタンダード・セラミック・サプライ 社製(Standard Ceramic 5upply Co、))約900 gをボールミルに添加し、約6時間ボールミル乾燥した。微粉砕メディアを取り 出し、そして実質的に全ての粒子が約45μmより小さいマグネシウム粒状物( 約325メツシュ以下;米国ニューシャーシー州レイクハートにあるリードマニ ュノアクチェアリング社製)約36gを、ボールミルに添加した。ミルのふたを 再固定し、そしてアルミナ偏平粉とマグネシウム粒状物とを、約2時間ロール混 合した0次に、ロール混合フィラー材料混和物を、XUS40303゜OOエク スペリメンタルバインダー(米国ミシシッピー州ミドランドにあるダウケミカル 社製)約4.9gと、エチルアルコール約245、とからなる溶液の入ったナル ジーン(NALGENE)(商標)プラスチックビーカー(米国ニューヨーク州 ローチェスターにあるナルゲ社製(Nalge))に添加した。フィラー材料混 和物をバインダーとエチルアルコールの溶液にゆっくりと添加して攪拌し、スラ リーを調製した。
直径が約2.375インチ(60mm)、長さが約3インチ(76mm)、重量 が約131gで、市販の純アルミニウム(アルミニウムアソシエーション合金N o、170.1)からなる直円柱管状のマトリックス金属182を、外面をサン ドブラスト処理し、サンドブラストで生じた破片を、エチルアルコールですすぎ 落とした。
次に、サンドブラスト処理した表面に、マグネシウム粒状物184(325メソ シュ以下;リード・マユュファクチアリング社製(Reade Manufac turing Company))約67重量%とエチルアルコールからなるス ラリーを塗布した。マグネシウム粒状物184からなるコーティングを、空気中 において、周囲温度で約1時間乾燥した。乾燥・塗工マトリックス金属管182 .184の重量を計ったところ、マグネシウム粒状物184約1gが管の外面に 適用されたことが分かった。
ボールミル粉砕したアルミナ偏平粉と−?グ不シウム粒状物からなる上記したフ ィラー材料180のスラリーを、マグネシウム粒状物コーティング184上にス プレーコーティングした。具体的には、フィラー材料180の薄肉コーティング に、型No、5G212C;スピーディ・スプレーヤーペイントガン(Mode  I No、5O21205peedy 5prayer 5pray pai ntgun)(米国イリノイ州シカゴにあるダブリュ・アール・ブラウン社製( W、R,Brown、Inc、))を用いて、約25psi (172kPa) の圧力をかけた。フィラー180からなるコーティングを、空気中において、周 囲温度で約10分間乾燥させた。次に、このコーティングと乾燥操作を、約5反 復縁り返し、約100gのフィラー材料180を、マトリックス金属182から なる間の上部のマグネシウム粒状物層184上に堆積させた。直径が約3インチ (76mm)であるグラフオイル(商標)グラファイト箔186〔グラフオイル (GRAFOIL)(商標);米国オハイオ州クリーブランドにあるユニオンカ ーバイド社(Union Carbide Company)のカーボンプロダ クツディビイジョン製(Carbon Products Div、)〕を、リ ジンドロック(商標)コロイド状グラファイトセメント(米国カルホルニア州バ レンシアにあるポリカーボン社製(Polycarb。
n Corp、))塗工マトリックス金属管の一端に接着した。長さが約8イン チ(203mm)、幅が約3インチ(76mm)で、厚さが約15ミル(0,3 8mm)である別のグラフオイル(商標)グラファイト箔188(ユニオンカー バイド社製)シートを、塗工マトリックス金属管182に巻きつけ、そしてリジ ンドロック(商標)コロイド状グラフ!イトセメント(ポリカーボン社製)によ り所定の位置に固定して、レイアップを形成した。
90グリツド(平均粒度:約216ミクロン)39クリストロン(商標)緑色炭 化珪素粒状物(米国マサチューセッツ州ワーヤスターにあるツートン社製)から なる支持床190を、長さ約14インチ(356mm)X幅約11インチ(27 9mm)X高さ約8インチ(203mm)のグラファイトポート192内に、深 さ約2インチ(76mm)まで注いだ0巻きつけ・塗工マトリックス金属管から 成るレイアップ180.182.184.186.18Bを、グラファイトポー ト192内の緑色炭化珪素支持床190上に配置し、そして管の軸が実質的に垂 直となるように向けた。さらに、90グリツ)(216μm)39クリストロン (商標)緑色炭化珪素粒状物190を、管が実質的に完全に満たされるまで管内 に注いだ、さらに、90グリツド(216μm)39クリストロン(商標)緑色 炭化珪素粒状物190を、グラファイトポート内の管アセンブリーの周囲に、グ ラファイトポート192内の炭化珪素190の総深さが約3.5インチ(89m m)になるまで注いだ。
グラファイトボートI92とその内容物を、電気抵抗制御雰囲気炉内に配置した 。炉の雰囲気を、水銀真空約30インチ(762rnm)まで排気し、そして市 販の純窒素ガスでバックフィルした。窒素ガスを、流量約3リツトル/分で、炉 内に流した。炉温を、昇温速度的200℃/時間で、実質的に室温から約200 °Cの温度に上昇させ約200 ”Cで約46時間保持した。次に、温度を、約 200’Cal?間の昇温速度で約460°Cに上昇させた。温度を、昇温速度 約200’C/時間で、約460°Cに上昇させ、そして約460 ”Cで約5 Vf間保持した。次に、温度を、昇温速度的10℃/時間で、約490″Cに上 昇させ、そして約490″Cで約1時間保持した。温度を、昇温速度約150″ C/時間で、約550℃に上昇させ、そして約550″Cの温度で約1時間保持 した。次に、温度を、昇温速度約150″C/時間で、約775°Cに上昇させ 、そして約775℃で約5時間保持した。次に、温度を、降温速度約150″C /時間で約760℃に低下させた。温度を約760”Cまで低下させたら、グラ ファイトボート192を炉から取り出し、水冷アルミニウムクエンチ板上に配置 した。フィードル(商標)9ホットトッピング粒状混和物(米国オハイオ州のク リーブランドにあるフォセコ社製(Foseco、Inc、))を、レイアンプ 180.182.184.186.188の上部に注いで、マトリックス金属1 82の方向性凝固を促進させた。実質的に室温まで冷却後、内容物をグラファイ トボート192から取り出し、検査した。その結果、マトリックス金属管182 がフィラー材料180のコーティング表面に浸透して、金属マトリックス複合体 が形成されていることが分かった。このように製造した金属マトリックス複合材 管の写真を、第14図に示す。
したがって、管状の金属マトリックス複合体は、マトリックス金属管に対して成 形したドレインキャスト管プリフォーム又はテープキャストプリフォームへの浸 透だけでなく、マトリックス金属管にフィラー材料混和物をスプレーコーティン グすることによっても作製できることが明らかである。
亥l力」1 本実施例では、本発明の非加圧金属浸透プロセスを利用して、マトリックス金属 シート上にフィラー材料混和物コーティングを浸透させる別の実施態様を示す。
液体とフィラー材料との混和物200からなるスラリーを調製した。具体的には 、実質的に全ての粒子の大きさが約45μm未満であり、グレードがT−64で ある乾燥管状アルミナ粒状物(325メツシュ以下;米国アーカンサス州ボーキ サイトにあるアルコア社(Alcoa)のインダストリアル・ケミカル・ディビ イジョン製(Industrial Chemical Div、))約850 gを、内容積約9リツトルの乾燥磁性ボールミル内に配置した。
各々直径が約01938インチ(24mm)であるボールミル石(米国ペンシル バニア州ビッッパーグにあるケミ・クレー・コーポレーション(Chemi−C 1ay Corporation)の一部門であるスタンダード・セラミック・ サプライ社IQ(Standard Ceramic 5upply Co、) )約1700gをボールミルに添加し、そしてアルミナ偏平粉を約6時間ボール ミル乾燥した。ボールミル粉砕メディアを取り出し、そしてグし・−ドがA−1 000であるアルミナ粉末(アルコア・インダストリアル・ケミカルディビイジ ョン製)約150gと、実質的に全ての粒子が約45μmより小さいマグネシウ ム粒状物(約325メツシュ以下;米国ニューシャーシー州レイクハードにある リードマニュノアクチュアリング社製)約40gを、ボールミルに添加した。ミ ルのふたを再固定し、そしてアルミナ偏平粉とマグネシウム粒状物とを、約2時 間ロール混合した0次に、ロール混合フィラー材料混和物200を、XUS40 303.00エクスペリメンタルバインダー(米国ミシシッピー州ミドランドに あるダウケミカル社製)約7゜8gと、エチルアルコール約520gとからなる 溶液の入ったナルジーン(NAALGENE)(商標)プラスチックビーカー( 米国ニューヨーク州ローチェスターにあるナルゲ社製(Nalge))に添加し た。フィラー材料混和物をバインダーとエチルアルコールの溶液にゆっくりと攪 拌添加して、スラリーを調製した。
第15a図は、本明細書に記載の試料A及び試料Bの2個の金属マトリックス複 合材ボックスを作製するのに使用したレイアンプの断面図である。
試、柱入 厚さが約0.125インチ(3mm)、重量が約344gであって、制約0.0 5〜0.20重量%、珪素+鉄0.95重蓋%以下、マンガン0.05重量%以 下、亜鉛0.10重量%以下で、残部がアルミニウム(アルミニウムアソシエー シクン合金No、1100、からなる7トリンクス金属シー)202を成形して 、一端が開放しており、約5インチ(127rnm)角×深さ約2インチ(51 mm)のボックス202とした。ボックス202の内部を、サンドブラストによ り清浄にした後、エチルアルコールで洗浄した。次に、ボックス202の内部に 、マグネシウム粒状物204 (325メツシユ以下(45μm以下);リード ・マニュファクチアリング社製(Reade Manufacturing C ompany))約67重量%と、残部がエチルアルコールであるスラリーをブ ラシコーティングした。塗工マトリックス金属ボックス202.204を、空気 中において、周囲温度で約1時間乾燥後、塗工マトリックス金属ボックス202 .204をの重量を計ったところ、約1gのマグネシウム粒状物204がボック スの内面に適用されたことが分かった。
アルミナとマグネジうム粒状物からなる上記したフィラー材料200のスラリー を、ボックス202の内部に適用したマグネジうム粒状物コーティング204の 上部にブラシコーティングした。
具体的には、フィラー材料200の薄肉スラリーコーティングを適用し、空気中 で約10分間、周囲温度で乾燥させた。次に、このコーティングと乾燥のシーケ ンスを、約330gのフィラー材料200がマトリックス金属ボックス202内 部のマグネシウム粒状物層204上に堆積するまで継続した。次に、塗工マトリ ックス金属箱200.202,204を、空気中において、周囲温度で約3〜5 時間乾燥させて、全てのエチルアルコールを確実に蒸発させた。
次に、マトリックス金属箱200,202,204の塗工表面に一2型No、5 G212Gスピーデイ・スプレイヤースプレーペイントガン(米国イリノイ州シ カゴにあるダプリュ・アール・ブラウン社製(W、R,Brown、Inc、) )を用いて、約25ps 1(172kPa)の圧力をかけて、アエロダグ(A ERODAG)(商標)Gコロイド状グラファイト206(米国ミシシ、ピー州 ボートハロンにあるアケソン・コロイズ社製(Acheson C。
11oids Company))をスプレーコーティングした。
拭且旦 サイズと組成が実質的に上記したボックスと同じである第二マトリックス金属ボ ックス202を、同様に清浄化し、マトリックス粒状物204からなる層と、フ ィラー材料混和物202と、コロイド状グラファイトバリヤーコーティング20 6とを塗工して設けた。
但し、これらのコーティングと操作は、ボックスの内部ではなく外部に適用した 。
長さ約12インチ(305mm)X幅約8インチ(203m、m、)×高さ約6 インチ(152mm)のグラファイトボート208に、90グリツド(平均粒度 :180μm)39クリストロン(商標)緑色炭化珪素粒状物(米国マサチュー センツ州ワーセスターにあるツートン社製)からなる床材料210を深さ約1イ ンチ(25mm)に充填し、平らにした。ボックス(試料B)の外面にコーティ ングを通用したマトリックス金属ボックス202を、次に、グラファイトボート 208内の炭化珪素床210の上部に配置し、そしてボックス200.204. 202.206の約5インチ(’127mm)の底面が床材料210に接触する ようにした。次に、90グリツド(216ミクロン)39クリストロン(商標) 緑色炭化珪素210を、さらに、グラファイトボート208内の試料Bの塗工マ トリックス金属ボックス内及び周囲に、ボックスの上端と実質的に同じ高さにな るまで注ぎ、平らにした。マグネシウム粒状浸透促進剤前駆体204、フィラー 材料混和物200及びボックス(試料A)の内部に適用したバリヤーコーティン グ206を有するマトリックス金属ボックス202を、ボックス202の開放端 が下に向いているグラファイトポート208内に配置し、そして90グリツド( 216μm)39クリストロン(商標)炭化珪素床210内に、床材料21Oの 上部がボックス202の底面と実質的に同一平面となるような深さまで押し下げ た。
グラファイトボート208とその内容物を、電気抵抗制御雰囲気炉内に配置した 。炉の雰囲気を、水銀真空約30インチ(762mm)に排気後、市販の純窒素 ガスで、実質的に大気圧までバックフィルした。窒素ガスを、約2.5リットル /分の流量で炉内に流した。次に、炉温を、昇温速度約200°C/時間で、実 質的に室温から約460 ’Cの温度に上昇させ、約460℃の温度で約5時間 保持した。次に、温度を、昇温速度約10°C/時間で、約490°Cに上昇さ せ、約490 ’Cの温度で約1時間保持した9次に、温度を、昇温速度約15 0°C/時間で、約775°Cに増加させ1、約775°Cの温度で約5時間保 持した0次に、温度を、降温速度約り50℃/時間で、約760℃に低下させた 。約760°Cの温度で、グラファイトボート208とその内容物を、炉から取 り出し、そして水冷アルミニウムクエンチ板上に配置した。フィードル(商標) 9ホットトッピング粒状混合物(米国オハイオ州のクリーブランドにあるフォセ コ社製)を、露出した残留溶融マトリックス金属202の上部に注いだ。グラフ ァイトボート208の上部と側面を、セラブランケット(商標)セラミック繊維 絶縁体(米国コロラド州デンバーにあるマンビレ・レフラフトリー・プロダクツ 社製(ManvilleRefractory Products))からなる 厚さ約2インチ(51mm)の層で被覆した。実質的に室温まで冷却後、グラフ ァイトボート20日の内容物をグラファイトボート20日から取り出し、検査し た。コロイド状グラファイトバリヤーコーティング206をサンドブラストによ り除去したところ、ボックス状マトワックス金属202が、ボックスの内表面及 び外表面上のフィラー材料混和物コーティング200に浸透して、第15b図の 試料A及び試料Bの写真に示したマトリックス金属ボックスの形状を複製した金 属マトリックス複合体が形成されたことが分かった。このように、本実施例から 、本発明の非加圧浸透プロセスを実施することにより、マトリックス金属からな る薄肉シートにフィラー材料混和物を塗布し、そして隣接するマトリックス金属 をフィラー材料混和物に浸透させて、薄肉金属マトリックス複合材を作製できる ことが明らかである。
1隻貫11 本実施例では、さらに、壁の間の反転複製したチャンネルを特徴とする薄肉二重 壁金属マトリックス複合体を、フィラー材料混和物コーティングを浸透すること によりどのように作製できるかを示す。
浸透を行うのに用いられたセットアツプは実施例8で使用したのと実質的に同様 であり、それを第8C図に示す。
長さ約3インチ(76mm)x幅約2インチ(51mm)X厚さ約0.050イ ンチ(1,3m、m)であって、珪素約0.4〜0゜8重量%、鉄0.7重量% 以下、間約0.15〜0.40重量%以下、5マンガン約0.15重量%以下、 マグネシウム約0.8〜1゜2重量%、クロム約0.04〜0.35重量%、亜 鉛約0.25重量%以下、チタン約0.15重量%以下、残部がアルミニウムで ある金属マトリックス120シートに、直径約0.156インチ(4mm)の8 個の貫通孔122を、第16a図に示すようにジグザクに配列して設けた。有孔 7トリンクス金属シートの表面を、先ずサンドブラスト処理して付着した表面酸 化物を除去後、エチルアルコールで清浄にして、サンドブラスト処理で生じた破 片を除去した。
マトリックス金属シートにコーティングするためのフィラー材料124のスラリ ーは、実質的に全ての粒子が直径約45μm未満であるグレードがT−64であ るアルミナ偏平粉(325メツシュ以下;米国アーカンサス州ボーキサイトにあ るアルコア社(Alc。
a)のインダストリアル・ケミカル・ディビイジョン製(Industrial  Chemical Div、)約3000gと、実質的に全ての粒子が直径約 45μm未満であるマグネシウム粒状物(325メツシュ以下;米国ニューシャ ーシー州レイクハートにあるリードマニュノアクチェアリング社製)約240g と、グレードがXUS40303.00であるエクスペリメンタルバインダー( 米国ミシシッピー州ミドランドにあるダウケミカル社製)約162gと、エチル アルコール約1038gとからなるものであった。
このスラリーは、バインダーをエチルアルコールに溶解し、そしてアルミナ偏平 粉とマグネシウムの粒状物に入れて攪拌することにより調製した。
上記したマトリックス金属シート120をスラリーに浸漬して、フィラー材料の シート124に接着性コーティングを形成した。次に、塗工したマトリックス金 属シート120.124を強制空気乾燥炉内に配置し、約78℃の温度で約15 〜30分間乾燥した。ディップコーティングと乾燥操作を2回反復して、マトリ ックス金属シート120上に合計3層のフィラー材料N124を形成した。マト リックス金属シート120の貫通孔122を、フィラー材料124で実質的に充 填した。乾燥したフィラー材料124の総重量は、約49gであった。
次に、マトリックス金属120.124の塗工シートを、厚さが約15ミル(0 ,38mm)である一枚のグラフオイル(商標)グラファイト箔126に入れた 。塗工マトリックス金属シートを、グラフオイル(商標)を塗工シートの周囲に 巻きつけそして折り曲げ、そして継ぎ目をリジンドロック(商標)コロイド上グ ラファイトセメント(米国力ルホルニア州バレンシアにあるポリカーボン社製( Polycarbon Corp、))でシーした。マトリックス金属120の 塗工124及び巻きつけ126シートを、各々長さ8インチ(203mm)x幅 約4インチ(102mm)x厚さ約0゜5インチ(13mm)である2枚のグラ ファイト128板間に配置して、アセンブリー120.124.126.128 を形成した。
グラファイト板128間にサンドインチしたマトリックス金属120の塗工12 4・巻きつけ126シートからなるアセンブリーを、外寸法が、長さ約14イン チ(356mm)x幅約10.25インチ(260mm)x高さ約1.5インチ (38mm)で、肉厚が約0.25インチ(6mm)であるグラファイトポート 130内に、アセンブリー120.124.126.128の長軸を中心として 垂直に立てた。長さ約8インチ(203mm)x幅約4インチ(102mm)X 高さ約6インチ(152mm、)で、肉厚が約0.25インチ(6mm)であっ て、両端が開放したグラファイトフィクスチャ−132を、グラファイトボート 内と、アセンブリー120.124.126.128の周囲に配置した。グレー ドがF−69グラスフリツト(米国オハイオ州カロルトンにあるフュージョン・ セラミックス社製(Fusion Ceramics))約15重量%と、残部 が同重量割合の90グリント(平均粒径:約216μm)、220グリツド(約 66μm)と、500グリツド(約17μm)Elアランダム(商標)アルミナ (米国マサチューセンツ州ワーセスターにあるツートン社製)である床材料混和 物133を、グラファイトフィクスチャー132とアセンブリー120.124 .126.128との間の領域に、床材料133の深さが約4インチ(102m m)となるまで注いだ。
グラファイトボート130とその内容物を、実質的に室温の電気抵抗制ン卸雰囲 気炉内に配置した。炉室を密封し、水銀真空約30インチ(762mm)まで排 気後、窒素ガスで、実質的に大気圧までバックフィルした。窒素ガスを、流量約 5りントル/分で1.炉内に流した。炉内の温度を、昇温速度約り00℃/時間 で、約100℃の温度に上昇させた。次に、約100 ’Cの温度で約44時間 維持後、温度を、再び昇温速度的200°C/時間で、約460″Cに上昇させ た。約460 ”Cの温度で約5時間維持した後、温度を、昇温速度約り0℃/ 時間で約30“C上昇させた。約490℃の温度で約1時間維持した後、温度を 、昇温速度的200°C/時間で、約800°Cまで上昇させた。約800℃の 温度に約6時間維持した後、フィラー材料混和物コーティングへのマトリックス 金属の浸透が実質的に完了した。その後、炉温を、膝温速度約り00℃/時間で 1.約700°Cに低下させた。約700℃の温度で、グラファイトポート13 0とその内容物を、炉から取り出し、そして水冷アルミニウムクエンチ板上に配 置した。
実質的に室温に冷却後、アセンブリー120.1.24.126.12Bを床材 料混和物133から除去し分解したところ、実質的に全てのマトリックス金属1 20が、フィラー材料混和物コーティング124に浸透して、二重壁金属マトリ ックス複合体が生成したことが分かった。金属マトリックス複合体の壁の間に形 成された領域は、原マトリックス金属シート120における直径約0.156イ ンチ(4mm)の貫通孔の位置に相当する領域を除いて空間であった0次に、非 加圧金属浸透プロセス中にマトリックス金属120を、フィラー材料124で充 填されたマトリックス金属シート120における貫通孔122に自発的浸透させ て、形成した金属マトリックス複合体の2つの壁を接合する直径が約0.156 インチ(4mm)であるブリッジ又は接合ジヨイントを形成した。形成した金属 マトリックス複合体の構造の断面LJF面の写真を、第17a図と第17b図に 示す、このように、本実施例から、さらに、壁の間に反転複製した金属マトリッ クス複合材構造を有する薄肉二重壁マトリックス複合材が製造できることが分か る。
叉隻撚上( 本実施例では、本発明の手法により、薄肉金属マトリックス複合材コーティング が、マトリックス金属表面上に形成できることを示す、コーティングを作製する のに使用するセットアツプの概略図を、第18図に示す。
試且旦 グレードがA−17であるアルミニウム粒状物(米国アーカンザス州ボーキサイ トにあるアルコア社(Alcoa)のインダストリアル・ケミカル・ディビイジ ョン製(Industrial Chemical Div、)約2000gを 、■−ブレンダー(ボルタ・シェル・ラブ・ブレンダー(Porta 5hel l LabBlender):米国ジョーシア州l・ツコアにあるバナーインダ ストリーズ社(Banner Industries、Inc、)の関連会社で あるバダーリン・ポンプ社製(PattersonPump Co、))の混合 室(容積:約10リツトル)に入れた。
カバーを固定し、ミキサーを始動させた。約5分間混合して大きな凝集物を高速 回転増圧バーで破壊後、混合を一時的に停止した。実質的に全ての粒子が直径約 45μm未満であるマグネシウム粒状物(325メソシュ以下;米国ニューシャ ーシー州バーゲンフィールドにあるアトランティック・イクイソブラント・エン ジニアーズ社製(Atlantic Engineers))約100gを混合 室に添加し、そして混和物を約10分間配合した。ミキサーを停止し、混合室を 開き、そして粒状混和物的20gを取り出し5、エチルアルコール約20gの入 っているアルコール試料カップ(内容[:約50m1)に入れ撹拌して、フィラ ー材料220のスラリーを形成した。残りの乾燥粒状混和物を1、これからの使 用に備えて、内容積約4リツトルのナルジーン(NALGENE)(商標)プラ スチックジャー(米国一ニーヨーク州ローチェスターにあるナルゲ社製(Na  Ige)))220に保存した。
約2インチ(51mm)角×厚さ約0.5インチ(13mm)で、珪素約0.4 〜0.8重量%、鉄0,7重量%以下、mO,15〜0.40重量%、マンガン 0.15重量%以下、マグネシウム約0゜8〜1.2重量%、クロム約0.04 〜0.35重量%、亜鉛0゜25重量%以下、チタン0.15重量%以下、残部 がアルミニウムであるマトリックス金属インゴット222をサンドブラスト処理 して、付着した表面酸化物を除去後、エチルアルコールでゆすいで、サンドブラ スト処理で生じた付着破片を除去した0次に、マトリックス金属インゴット22 2を、長さ約16インチ(406mm)X幅約12インチ(305mm)x深さ 約0.5インチ(13mm)のステンレス製パン内に配置し、2インチ(51m m)X2インチ(51mm)の一つの面がステンレス鋼に接触するようにした。
ハイランド(HIGHLAND)(商標)セロファンテープ(米国モンタナ3( イのセントポールにあるスリーエム社のコマーシャル・オフィス・サプライ・デ ィビイジゴン製(Commercial 0ffice 5upply Div ision))を、テープがインゴットの端から約0.25インゴツト(6m+ n)延びるようにマトリックス金属インゴット222の2インチ(51mm)X o、5インチ(13mm)の4つの面に適用することにより、2インチ(51m m)角の2つの面の内の一つの周囲に浅い溜を生じさせた。次に、フィラー材料 220のスラリーを、形成した1内のマトリックス金属222北に注ぎ、空気中 において、周囲温度で約3〜5時間乾燥させた。セロファンテープを、塗エマト リックス金属インゴ。
ト222から除去した。
跋料旦 平均粒度が約0.3μmであるセラロノクスHPAアルミナ(米国アリシナ州ツ クソンにあるセラロックス社製(CeraloxCorp、))と、実質的に全 ての粒子の大きさが約45μm未満であるマグネシウム粒状物(325メツシュ 以下;米国ニューシャーシー州バーゲンフィールドにあるアトランティック・イ クイップラント・エンジニアーズ社製(Atlantic Engineers ))とからなる乾燥粒状混和物を、試料Cの粒状混和物と実質的に同様な方法で 調製した。次に、粒状混和物224を、試料Cと実質的に同様な方法でスラリー 化した。試料Cに使用したのと大きさと組成が実質的に同しであるマトリックス 金属のインゴット226を、試料Cインゴットと同様の方法で清浄にした。次に 、フィラー材料のコーティング224を、試料Cのマトリックス金属インゴット 上に塗布したのと実質的に同し方法でマトリックス金属インゴット226上に形 成した。
グラフオイル(商標)グラファイト箔ボックス228(米国オハイオ州クリーブ ランドにあるユニオンカーバイド社CUn4o(ICarbide Compa ny)のカーボンプロダクツディビイジョン製(Carbon Product s Div、))を、厚さが約15ミル(0,38mm)である一枚のグラフオ イル(商標)に所定の位置に切れ目と折り目を入れて作製した。グラファイト箔 の折り目をスナーブルで留めることにより、ボックスの形状を維持した。グラフ オイル(商標)ボックス228の寸法は、長さ約11インチ(279mm)x幅 約8インチ(203mm)x高さ約3インチ(76mm)であった、このボック スを、長さ約12インチ(305mm)x幅約9インチ(229m、m)X高さ 約Hインチ(279mm)であるステンレス製ボート230内に配置した。グレ ードがA−17であるアルミナ粒状物(アルコア社(Alcoa)のインダスト リアル・ケミカル・ディビイジョン製)からなる床材料232を、グラフオイル (商標)ボックス228内に、深さ約0゜5インチ(13mm)まで注ぎ、平ら にした。2つの塗工マトリ・ンクス金属インゴット220.222.224.2 26(試料C及び試料D)を、グラフオイル(商標)ボックス228内のアルミ ナ粉末床材料232上に配置し、両方のコーティングがアルミナ粉末床232に 対して下向きなるようにした。グレードがA−17であるアルミナ粒状物床材料 232を、グラフオイル(商標)ボックス228の塗工マトリックス金属インゴ ット220.222.224.226の周囲に、塗工インゴットの上鉤0.5イ ンチ(13mm、)のレベルまで注いだ、グレードがRMC−3であるマグネシ ウム削り屑234(米国ニューシャーシー州しイクツへ−トにあるリードマニュ ノアクチュアリング社製)と、グレードがTI−LOY97であるチタンスポン ジ236〔米国ペンシルバニア州プリン・マーアにあるケム・クレーコーポレー ション社製(Ch em−Cl a yCorporat ton))を各々ば ら体積で約30m1づづ、ステンレス製缶230内のグラフオイル(商標)ボッ クス228の外側に配置した。チタンスポンジ236とマグネシウム切り屑23 4は、酸素と湿分を吸収するゲッターとしての役割を果たす、長さ約14インチ (356mm)X幅約13インチ(330mm)x厚さ約6ミル(0,15mm )である銅箔シート238を、ステンレス製缶の開口部上に配置した0缶の側面 上に延びた銅の部分を、缶の側面に対して折り下げて、独立したチャンバーを形 成した。窒素ガスバージ管240用の穴を、缶の一面を通過させて設けた。
ステンレス製缶230とその内容物を、電気抵抗加熱空気雰囲気炉内に配置した 。窒素ガスを、流量約19リツトル/分で、パージ管240を這して缶内に流し た。炉を、約15分間で、実質的に室温から約200°Cの温度に上昇させた。
温度が約200°Cになったら直ぐに、炉温を、約3時間かけて約400°Cに 上昇させた0次に、温度を、約7時間かけて、約400℃から約475℃に上昇 させた。
次に温度を、約7時間かけて約475℃から約540℃に上昇させた0次に、温 度を、約3時間かけて、約540℃から約725 ”Cに上昇させた。約725 °Cの温度で約2時間維持した後、実質的に全てのフィラー材料220.224 に、マトリックス金属222.226を浸透させた。窒素ガスパーン管240を 取り外し、そしてステンレス製缶230とその内容物を炉から取り出した。銅シ ート238をステンレス製缶230の上部から取り外し、そして内容物をほぼ室 温まで冷却した。その後、塗工マトリックス金属インゴット220.222.2 24.226を、アルミナ床材料232から取り出した。各タイルのコーナーを 、ダイヤモンドのこぎりで除去し2、熱硬化性ポリマー材料中に配置し、セして ダイヤモンド砥石で研磨した。第19a図及び第19b図に示した光学写真から 、マトリックス金属222.226が、実際にフィラー材料220.224の各 コーティングに浸透して、マトリックス金属基材の表面上に薄肉金属マトリック ス複合材被覆が生成したことが明らかである。
1遣■」」一 本実施例は、さらに、マトリックス金属の表面上に金属マトリックス複合材層を 形成することを示す。本実施態様では、マトリックス金属がばらのフィラー材料 層に浸透して金属マトリックス複合材を形成する。浸透を行うのに使用するセッ トアツプの概略図を、第20図に示す。
実質的に全ての粒子の大きさが約45μm未満であるグレードがT−64である アルミナ偏平粉のフィラー材料250 (325メツシュ以下;米国アーカンサ ス州ボーキサイトにあるアルコア社(AIcoa)のインダストリアル・ケミカ ル・ディビイジョン製(Industrial Chemical Div、) 約300gを、内容積が約4リツトルである乾燥磁性ボールミル内に入れた。各 々直径が約0.93フインチ(24mm)であるボールミル粉砕石〔米国ペンシ ルバニア州ピッツバーグにあるケム・クレーコーポレーション(Chem−C1 ay Corporation)の一部門であるスタンダード・セラミック・サ プライカンパニー製(Standard Ceramic 5upply Co mpany))約150gをボールミル内に入れ、そしてボールミルのふたを固 定した。アルミナ偏平粉のフィラー材料250を約2時間乾燥ボールミル粉砕し た後、ボールミル粉砕したアルミナ偏平粉フィラー材料250約150gを、約 6インチ(152mm)角で、高さが約4インチ(102mm)であるグラフオ イル(商標)グラファイト箔ボンクス252(米国オハイオ州クリープランドに あるユニオンカーバイド社DJnion Carbide Company)の カーボンプロダクツディビイジョン製(Carbon Products Di v、))内に注ぎ、平らにした。厚さが約15ミル(0゜38mm)である一枚 のグラフオイル(商標)に所定の位置に切れ目と折り目を入れ、折り目をステー ブルで留めて、6インチ(152mm)X6インチ(152mm)の面の一つが 開放されている5辺ボックスを作ることによりグラフオイル(商標)ボックス2 52を作製した。グラフオイル(商標)ボックス252を、内部寸法がグラフオ イル(商標)ボックス252と実質的に同じであるグラファイトボート254の 内部に位置させた。各々長さ約3インチ(76mm)x幅約2インチ(51m、 m)x厚さ約1インチ(25mm)であって、マグネシウム約10.5重量%で 、残部がアルミニウムからなる2つの金属マトリックスインゴット256をサン ドブラスト処理して、付着した表面酸化物を除去した後、エチルアルコールでゆ すいで、サンドブラスト処理で生じた破片を除去した0次に、インゴットを、グ ラフオイル(商標)ボックス252内のアルミナ偏平粉フィラー材料250の上 部に配置して、各マトリックス金属インゴット256の3インチ(76mm)x 2インチ(51mm)の−一つの面がフィラー材料250に接触し、そして3イ ンチ(76mm)X1インチ(25mm)の一つの面が他のマトリックス金属2 56インゴツトに接触するようにした。グラファイトボート25jとその内容物 を、長さ約10インチ(254mm)x幅約8インチ(203mm)x深さ約1 0インチ(254rnm)のステンレス製缶258内に配置した。グレードがR MC−3であるマグネシウム切り!260(米国ニューシャーシー州レイクハー ドにあるリードマニュノアクチュアリング社製)約15gと、TI−LOY97 チタンスポンジ262〔米国ベンジルーパニア州プリン・マー7にあるケム・ク レーコーポレーション社製(Chem−C1ay C。
rpo ra t i on))約30gを、ステンレス製缶258内のグラフ ァイトボート254の外側に配置した。マグネシウム切り屑260とチタンスポ ンジ262は、実験中にステンレス製缶258内の湿分又は酸素を吸収するゲッ ターとしての役割を果たす。長さ約12インチ(305mm)X幅約10インチ (254mm)x厚さ約6ミル(0,15mm)である銅箔シート264を、ス テンレス製缶258の開口部上に配置した6缶258の側面上に延びた銅箔シー ト264の部分を、缶258の側面に対して折り下げて、独立したチャンバーを 形成した。窒素ガスバージ管用の穴を、缶の底面近くの一面を通過させて設けた 。
ステンレス製缶258とその内容物を、電気抵抗加熱空気雰囲気炉内に配置した 。窒素ガスを、流量約15リンドル/分で、パージ管266を通して缶内に流し た。炉を、約4時間で、実質的に室温から約800℃の温度に上昇させた。約8 00℃の温度で約4時間維持した後、窒素ガスパーン管266を取り外し、そし てステンレス製缶258とその内容物を炉から取り出した#銅箔シート264を ステンレス製缶258から取り外し、そしてグラファイトボート254とその内 容物も缶258から取り出し、耐火板上にセ・ントした。厚さ約2インチ(51 mm)のカーボランダム(CARBORLJNDUM)(商標)ファイバーフラ ックス(FIBERFRAχ)(商標)セラミック繊維絶縁体のブランケットを 、グラファイトボート254の上部及び側面の周囲に配置して、マトリックス金 属256の方向性凝固を促進させた。実質的に室温まで冷却後、グラフオイル( 商標)ボックス252とその内容物を、グラファイトボート254から取り出し た。次に、グラフオイル(商標)ボックス252を分解したところ、マトリック ス256が、アルミナ偏平粉フィラー材料250の薄層に浸透して、薄肉金属マ トリックス複合材層が生成したことが分かった。金属マトリックス複合材料と残 留マトリックス金属256からなる凝固塊のコーナーの一つの垂直断面を、ダイ ヤモンドのこぎりを用いて作製した0次に、垂直横断面を、熱硬化性ポリマー材 料中に固定し、ダイヤモンド砥石で研磨し、そして光学顕微鏡を用いて調べた。
ダイヤモンド21図に示した光学顕微鏡写真から、薄肉金属マトリックス複合材 層が、アルミナ偏平粉フィラー材料250の浸透後残存している残留マトリック ス金属256に金属学的に結合していることが分かった。したがって、本実施例 から、さら(2,71−リックス金属材料をフィラー材料の薄層に浸透させるこ とにより、金属マトリックス基材への固定が極めて良好である金属マトリックス 複合材層を、マトリックス金W&基材の表面に形成できることが分かる。
裏蓋[16 本実施例では、スラリーキャストシェルにマトリックス金属を浸透させることに より、薄肉金属マトリックス複合材の成形物が作製できることを示す、浸透後、 残留マトリックス金属は、浸透されたシェルと接触したまま残存して、下のマト リックス金属基材に金属学的に結合した金属マトリックス複合材シェルからなる マクロ複合体が製造される。浸透を行うのに使用するセットアツプの概略図を、 第22図に示す。
インベストメントシェル鋳型270を、実施例6に詳細に記載したのと実質的に 同様な操作で作製した0本実施例においては、インベストメントパターンは、球 体の代わりにゴルフクラブヘッドであった。さらに、実施例6におけるインベス トメントシェルは約850′Cの温度で約4,5時間焼成してインベストメント シェルを硬質化したのに対して、本実施例では、インベストメントシェル鋳型2 70を、約800°Cの温度で約6時間焼成した6実質的に全ての粒子のサイズ が約45μm未満であるマグネシウム粒状物(325メツシュ以下;米国ニュー シャーシー州ハーゲンフィールドにあるアトランチインク・イクインプラント・ エンジニアーズ社製(Atlantic、Engineers))約8重量%で 、残部が粒度が約0.3μmであるミクロ研磨グレードのα−アルミナ(米国イ リノイ州レークブラフにあるー、−ラーリミテ、ド社製(Buehler Li m1ted))からなるフィラー材料混和物272を、内容積が約1リツトルで ある乾燥ナルジーン(II標)プラス千ツクジャー(米国ニューヨーク州ローチ ェスターにあるナルゲ社製(Nalge))内に配置した。フィラー材料混和物 の重量は、合計で約24gであった。フィラー材料混和物272を約0.5時間 ロール混合乾燥した後、トルエン約48gを、約0゜5時間ロール混合した。
スラリーキャスティングプロセス中の壁部の堆積を阻害するために、スラリーキ ャスティングに先立って、インベストメントシェル鋳型270をトルエンに浸漬 した0次に、スラリーを、インベストメントシェル鋳型のインベストメントパタ ーン内に注いだ。スラリー中のフィラー材料混和物272がインベストメントシ ェル鋳型270の壁に、厚さ0.062インチ〜0.125イン千〇、、6mm 〜3mm)に付着した後、インベストメントシェル鋳型270内の残存スラリー を流した。得られたフィラー材料混和物272のスラリーキャストコーティング は、外表面が、サイズ及び形状の面で環ゴルフクラブヘッドに厳密に一致してい るプリフォームからなっていた。内部コーティング272を有するインベストメ ントシェル鋳型270については、鋳型270とその内容物を炉に入れたときに 実質的に全てのトルエンがシェル鋳型270から揮発したので、何ら意図的な乾 燥操作を行わなかった。
総重量が約364gであって、マグネシウム約9.5〜1o、6重量%、珪素、 銅及びチタンが各々0.25重重量以下1、鉄0.30重量%以下、マンガン及 び亜鉛が各々0.15重量%以下、残部がアルミニウムであるマトリックス金属 274のインゴットを、インベストメントシェル鋳型270の上半分におけるマ トリックス金属溜チャンバー276内に配置し、シェル鋳型のリップにより支持 した。インベストメントシJ=)し鋳型270のマトリックス金属溜チャンバー 276部の開放端をカバーするのに十分な大きさのパーマ・フォイル(PERM A FOIL)グラファイト薄肉カバーシート278(米国オレゴン州ボートラ ンドにあるチーチー・アメリカ社製)を、マトリックス金属インゴット274上 に配置した。
インベストメントシェル鋳型270とその内容物を、ステンレス製ホルダー28 0内に配置し、銅箔ストランプ282で固定した。
次に、ステンレス製ホルダー280とその内容物を、長さ約10インチ(254 mm)x幅約10インチ(254rnm)x高さ約10インチ(254mm)の ステンレス製缶284内に配置した0缶の床を、約10インチ(254mm)角 で、厚さが約15ミル(0゜38mm)であるグラファイト箔シート286で覆 った。グレードがRMC〜3であるマグネシウム切り屑288(米国ニューシャ ーシー州レイクハードにあるリードマニュノアクチュアリング社製)とTI−L OY97チタンスポンジ290 N米国ペンシルバニア州プリン・マー7にある ケム・クレーコーポレーション社製(Chem−C1ay Corporati on))の各々約10gを、ステンレス製缶284内のステンレス製ホルダー3 80とその内容物の外側に配置した。チタンスポンジ290とマグネシウム切す 屑288は、ステンレス製缶284中の漂遊酸素と湿分を吸収する役割を果たす 。約12インチ(305mm)角で、厚さが約6ミル(0,15mm)である銅 箔シート292を、ステンレス製缶284の開口部上に配置した。缶284の側 面上に延びている銅シート292の部分を、缶284の側面に対して折り下げて 、独立したチャンバーを形成した。窒素ガスパーン管294を、管284の側面 の管284の底面に近い所に貫通させて設けた。
ステンレス製缶284とその内容物を、電気抵抗加熱空気雰囲気炉内に配置した 。窒素ガスを、流量約12リツトル/分で、パージ管294を介してステンレス 製缶284内に流した。炉を、昇温速度約600°C/時間で、実質的に室温か ら約760℃の温度に加熱した。約650°Cの温度で、窒素ガス流量を、約1 2リツトル/分から約4リツトル/分に減少させた。約760°Cの温度で約1 時間維持した後、溶融マトリックス金属274によるフィラー材料272の非加 圧浸透が実質的に完了した。したがって、窒素ガスパーン管294をステンレス 製缶284から取り外し、そして缶とその内容物を、炉から取り出した。
銅箔シート292と、ステンレス製ホルダー280と、その内容物を、ステンレ ス製缶284から取り出した。ステンレス製ホルダー280とその内容物を、耐 火板上に配置し、室温の空気を、ステンレス製ホルダー280の底面に導いた。
フィードル(商標)9ホットトッピング粒状混和物(米国オハイオ州のクリーブ ランドにあるフォセコ社(Foseco、Inc、)のフィードル(FEEDO L)(商標)9)プロダクツディビイシラン製(CarbonProducts  Div、))を、残留溶融マトリックス金属274の上部に注いで、複合体に おけるマトリックス金属の方向性凝固を促進させた。ステンレス製ホルダー28 0とその内容物を実質的に室温まで冷却した後、インベストメントシェル鋳型2 70とその内容物を、ホルダー280から取り出した。インベストメントシェル 鋳型270を、低カバンマーブローを用いて形成した金属−7トリックス複合体 から除去した。インベストメントシェル鋳型270の内容物から、マトリックス 金属274が、実際にインベストメントシェル鋳型270に隣接したフィラー混 和物272に浸透して、原ゴルフクラブワンクスインベストメントパターンと実 質的に同じ形状を有する金属マトリックス複合体を形成したことが分かった。
さらに、残留マトリックス金属274は、薄肉金属マトリ、クス複合材ゴルフク ラブヘッド内容物のキャビティ296を実質的に充填していた。−個の金属マト リックス複合材表面層を破壊するのに要するハンマーブローの強度の激しさと強 度から、金属マトリ、クス複合材表面層が内部に含有されている残留マトリック ス金属に十分結合していることが明らかであった。このように、本実施例から、 フィラー材料のスラリーキャストシェルの浸透により中空金属マトリックス複合 体を作製する実施例6で用いられる手法をわずかに変更して、フィラー材料のス ラリーキャストシェルの浸透を行い、そしてマトリックス金属をフィラー材料の スラリーキャストシェルの内部のキャビティに充填することにより、同様に固体 が作製されることができることが明らかである0本質的には、下の未強化マトリ ックス金属基材に十分に結合した金属マトリックス複合材表面層からなるマクロ 複合体が生じた。上記したのと同様な金属マトリックス複合材ゴルフクラブの写 真を、第23図に示す。
実隻拠土工 本実施例では、中空スラリーキャストプリフォームにマトリックス金属を浸透さ せて中空金属′?マトリックス合体を製造する手法の更なる実施例を示す。浸透 を行うのに用いたセットアツプは、第6b図に示したのと実質的に同じであった 。インベストメントシェルとその内容物の詳細な模式断面図を、第24図に示す 。
直径約3インチ(76mm)である球体に、グレードがMS−]22であるフル オロカーボン離型剤乾燥潤滑側(米国コネヂカノト州ダンヘリ−にあるミラー・ スチープンソン社製(MillerStevenson)をスプレーコーティン グした。グレードが61−1000であるゴム成形用コンパウンド(ペンシルバ ニア州エクストンにあるプラスチック・ツーリング・サプライ社製(Plast ic Tooling 5upply Company))を、スプレー塗工せ る球体の周囲にキャストして、球体の形状を反転復製したラバー鋳型を形成した 。ゴム成形用コンパウンドを空気中で約12時間硬化後、スプレー塗工球体を、 鋳型から分離した0次に、球体を取り出した後に残ったラバー鋳型キャストに、 グレード5550−K GRN FLK溶融ワックス(米国イリノイ州シカゴに あるヤーツ・マニュファクチアリング社製(Yates Manufactur ing Company))を約110℃の温度でキャストすることにより、原 球体の正確なワックスモデルを作製した。
次に、ワックスを、実質的に室温まで冷却させた。ワックスを実質的に室温に冷 却した後、ワックスモデルを、ラバー鋳型から分離した。同様のプロセスを使用 して、インベストメントシェルのマトリックス金属溜用のワックスモデルを作製 した。溜は、直径約4インチ(102mm)で、高さが約3インチ(76mm) であった、溶融マトリックス溜モデルを凝固させる前に、木製マンドレルをワッ クスに挿入し、その後のワックスの凝固によりマンドレルを所定の位置に固定し た。
2つのワックスモデル、即ち、球体自体のワックスモデルとマトリックス金属溜 のワックスモデルを接合して、インベストメントパターンを製造した。2つのワ ックスモデルの接合は、追加の溶融ワックスでの溶着により行った。
次に、CaCO5からなるインベストメントシェル102を、ワックスインベス トメントパターンの表面に堆積させた。具体的には、ワックスインベストメント パターンを、ニアコール(N Y A COL )(商標)1430ATコロイ ド状シリカ(マサチューセッツ州アッシュランドにあるビーキュー・コーポレー ション(PQ Corporation)の子会社であるニアコール・プロダク ツ社製(Nyacol Products、Inc、)約30.0重量%と、実 質的に全ての粒子の大きさが約45μm未満であるバーバーカーブ(H[JBE RCARB)(商標)Q325炭酸カルシウム(325メ、シュ以下;イリノイ 州りインシーにあるジェイエム・ハバー社(J、M、Huber Corpor at、1on)のカルシウムカーボネートディビイジョン製(Calcium  Carbonate Divisjon))約66.1重量%と、500グリツ ド(平均粒度:約17μm)のテトラボア(TETRABOR)(商標)炭化硼 素(米国コネチカット州ニューカナーンにあるイーエスケー・エンジニアリング ・セラミクス社製(ESK Engineerjng Ceramics))約 3゜0重量%と1、ピクトウェット(V I CTOWET)(商標)12湿潤 剤(米国オハイオ州のマウミーにあるランサム・アンド・ランドルフ社製(Ra nsomand Randolph、、Inc、))約0.6重量%と、DCH アンチフオーム(ランサム・アンド・ランドルフ社製)約0゜3重量%とからな るスリップ又はスラリーに浸漬した。次に、スリップ塗工ワックスモデルに、乾 燥90グリツド(平均粒度:約216 μm)ランフ(RASCO)(商81) ジルムシリカサンド(ランサム・アンド・ランドルフ社製)を振り掛けるか塗装 した。次に、ワックスモデルとその発色インベストメントシェル102を、約6 5°Cの温度で約0.5時間乾燥した。次に、乾燥インベストメントシェル10 2を、約2秒間、ニアコール(商標)1430ATコロイド状シリカに浸漬した 。その後、この浸漬−振り掛は一乾燥−−湿潤シーケンスを、直ちに反復した。
次に、塗工ワックスインベストメントパターンを、直ちに、レディツブ(RED IP)(商標)指示薬(ランサム・アンド・ランドルフ社製)約1重量部、ピク トウェット(商標)12湿潤剤約2重量部、莫留水約56重量部と、ニアコール (商標)830コロイド状シリ力約274重量部と、ランフ(RANCO)(商 標)ジルNo、2シリカサンド(ランサム・アンド・ランドルフ社製)約700 重量部からなり、ツアーンNo。
4カツプ(Zahn number 4cup)において約15秒に相当するス ラリー粘度を有する第二インベスト、メントスラリ−に浸漬した。次に、スラリ ー塗エインベストメントシエルを、約30グリツド(平均粒度:約930μm) ランフ(商標)ジルB珪砂(ランサム・アンド・ランドルフ社製)の流動床にス タッコ(stacco)するか浸漬した。スタッコインベストメントシェルを、 再び約65℃の温度で、約0. 5時間乾燥するか、シェル内のレディツブ(商 標)指示薬の色が、黄緑から濃オレンジに変化するまで乾燥した6次に、第二浸 漬−スタッコ−乾燥シーケンスを、さらに4回〜5回反復した。インベストメン トシェルを、第二インベストメントシェルスラリーへの浸漬の間にコロイド状シ リカで再湿潤する必要はなかった。次に、塗工ワックスインベストメントパター ンを、蒸気オートクレーブ内に配置して、包囲しているインベストメントシェル からワックスパターンを除去した。蒸気圧約100psi (690kPa)に 相当する温度で約5分間オートクレーブ処理した後、実質的に全てのワックスが 、包囲しているインベストメントシェル102から除去された。得られたインベ ストメントシェル102により、管状首taM104を介して開放端円筒105 に内部接続した球状端部103が形成されていた0次に、インベストメントシェ ル102を蒸気オートクレーブから取り出し、そして実質的に室温の抵抗加熱空 気雰囲気炉内に配置した0次に、炉温を、昇温速度約800″C/時間で、約8 50℃まで上昇させた。約850 ”Cの温度で約4時間維持してインベストメ ントシェル102を硬質化した後、シェルを、約600℃の温度に炉冷した。イ ンベストメントシェル102を、自発的浸透プロセスに使用するまで、約600 ℃の炉内にそのまま残しておいた。
】000グリツド(平均粒度:6ミクロン)緑色炭化珪素(39クリストロン( 39CRYSTOLON)(商標);米国マサチューセッツ州ワーセスターにあ るツートン社製)約53.3重量%、500グリツド(平均粒度二17μm)3 9クリストロン(商標)緑色炭化珪素的13.3重量%、アセトン約31.1重 量%、実質的に全ての粒子の直径が約45μm未満であるマグネシウム粒状物( 325メツシュ以下;米国ペンシルバニア州タマクアにあるバースト社製)約2 .0重量%と、Q−PAC(商標)ポリプロピレンカーボネートバインダー(米 国ペンシルバニア州エンマウスにあるエアー・プロダクツ・アンド・ケミカルズ 社製(Air Products and Chemicals、Inc、)) 約0.3重量%からなるスラリー約1126gを調製した。具体的には、39ク リストロン(商標)緑色炭化珪素的1942gと、マグネシウム粒状物層58g を、直径0.938インチ(24mm)である微粉砕メディア〔米国ペンシルバ ニア州ピンツバーグにあるケム・クレーコーポレーション(Chem−C1ay  Corporati。
n)の一部門であるスタンダード・セラミック・サプライカンパニー製(Sta ndard Ceramic 5upply Company))約4000g の入った内容積8.3リツトルの磁性ボールミル(米国ニューシャーシー州マー ワーにあるニーニス・ストーンワレ社製(U、S、Stoneware))内に 入れた。粒状物を約1時間ボールミル粉砕した後、ボールミル粉砕した粒状物の ほとんど全量である約772gを、ボールミルから取り出した。取り出したボー ルミル粉砕粒状物を、ナルジーン(商標)プラスチンクジャー(米国ニューヨー ク州ローチェスターにあるナルゲ社製(Nalge)’)内に密封し、使用する まで保存した。アセトンとQ−パンク(商標)バインダーを、溶液の形態で、ボ ールミル粉砕混合物に添加し、手で混合してスラリーを形成した。
スラリーを、上記したインベストメントシェル102の下チャンバーカ球状部分 103内に、インベスI・ラントシェル102(7)上チヤンバ−105と下チ ャンバ・−103を接合している首部分104の上部まで注いだ、スラリーキャ スティングプロセス中に、スラリーを更に下チヤンバ−103に添加して、イン ベストメントシェル102の壁により吸収された量の液体を補充した。約2分後 、インベストメントシェル102の壁上に堆積したフィラー材料106のケーキ は、厚さ約0.125インチ(3mm)に到達し、残留スラリーをインベストメ ントシェル102から注いだ。得られたスラリーキャストコーティングは、直径 が約0.375インチ(10mm)である開口を有し、乾燥したままの重量が約 150gである球状シェルプリフォーム106からなっていた。
次に、平均粒度が約17μmであるばらの500グリツドアルミナ粉末10B( 387ランダム(商標);ツートン社製)を、インベストメントシェル102内 のスラリーキャストプリフォーム106の内部に、首領域104の底と実質的に 水平になるレベルまで注いだ。ばらの387ランダム(商標)アルミナ粉末もマ トリックス金属も、顕著な量のマグネシウム浸透促進剤前駆体を含有していない ので、387ランダム(商標)アルミナ粉末は、マトリックス金属によっては浸 透されない。
次に、スラリーを調製するのに用いた混和物と同じ組成を有する乾燥フィラー混 和物112を、インベストメントシェル102の首領域104のばら387ラン ダム(商標)アルミナ粒状物108の上部に注いだ。乾燥フィラー混和物112 は、実質的に首104を充填し、そしてインベストメントシェルの上部105の 底を、約o。
25インチ(6mm)の深さまで充填していた。実質的に全ての粒子が直径約3 00μm未満であるマグネシウム粒状物114(50メツシュ以下;リード・マ ニュフ7クチアリング社製(ReadeManufacturing Comp any))を、乾燥ばらフィラー混和物112の上部に、濃度が約6 m g  / m ’となるまで、平らに振り掛けた。
珪素約12重量%と、残部が市販の純アルミニウムからなり、総重量が約122 5gであるマトリックス金属のいくつかのインゴノ)116を、インゴットがマ グネシウム粒状物層114上に吊りさがったままであり、フィラー材料混和物1 12がインゴットシェル102の上部か円筒部分の底に位置するように溜チャン バーの側面上に折りまげた銅箔スリング118の上部に配置した。インベストメ ントシェル202の円筒部105の開放端を覆うのに十分な大きさのパーマ・フ ォイル(PERMA FOI L)グラファイト箔カバーシート120 (米国 オレゴン州ボートランドにあるチーチー・アメリカ社製(TT America ))を、マトリックス金属IJB上に配置した。
インベストメントシェル102とその内容物を、ステンレス製ホルダー122上 に配置し、銅箔ストラップ124で固定した0次に、ステンレス製ホルダー12 2とその内容物を、長さ約10インチ(254mm)X幅約lOインチ(254 mm)X高さ約10インチ(254mm)のステンレス製缶126内に配置した 。ステンレス製缶126の底を、缶126の長さ及び幅と実質的に同じ寸法であ るグラファイト箔シート128で覆った。グレードがRMC−3であるマグネシ ウム切り屑130(リード・マニエファクチアリング社製(Reade Man ufacturing Company))と、TI−LOY97チタンスポン ジ134〔米国ペンシルバニア州プリン・マーアにあるケム・クレーコーポレー ション社製(Chem−C1ay Corporation):]の各々約10 gを、ステンレス製缶126内のステンレス製ホルダー122の外側に配置した 。チタンスポンジとマグネシウム切り屑は、ゲッターとして、酸素と湿分を吸収 する。各々長さが約16インチ(406mm)X幅約14インチ(356mm) x厚さ約6ミル(0,15mm)である2枚の銅箔シート132を、ステンレス 製缶126の開口部上に配置した0缶126の側面上に延びている銅シート13 2の部分を、缶126の側面に対して折り下げて、独立したチャンバーを形成し た。窒素ガスバージ缶136を、缶126の一方の面を貫通して設けた。
ステンレス製缶126とその内容物を、電気抵抗空気雰囲気炉内に配置した。窒 素ガスを、流量約15リツトル/分で、パージ管136を介して、ステンレス製 缶126内に流した。炉を、昇温速度約り00℃/時間で、実質的に室温から約 220℃の温度に加熱した。約220°Cの温度で約2時間維持した後、温度を 、昇温速度約400’C/時間で、約520℃に増加した。約520″Cの温度 で約1時間維持した後、温度を、昇温速度約400’C/時間で約780゛Cに 増加させた。約780°Cの温度で約3時間維持した後、窒素ガスバージ管13 6を取り外した。ステンレス製缶126とその内容物を、炉から取り出した。
RWfsシート132並びにステンレス製ホルダー122とその内容物を、ステ ンレス製缶126から取り出した。形成した金属マトリックス複合材が入ったイ ンへストラントシェル102をステンレス製ホルダー122から取り出し、そし て方向性凝固ができる速度で流れている強制空気の経路に配置した耐火レンガ上 に配置した。フィードル(商標)9ホットトッピング粒状混合物(米国オハイオ 州のクリーブランドにあるフォセコ社製(Foseco、Inc、))を、溶融 マトリックス金属116の上部に注いだ、はぼ室温に冷却後、インベストメント シェル102を、低カバンマーブローにより除去したところ、マトリックス金I E116が、ばらのフィラー混和物112と、インベストメントシェル102に 隣接するスラリーキャストフィラー混和物106に浸透して、原球状ワックスイ ンベストメントパターンと実質的に同じ形状を有する金属マトリックス複合体が 形成されていることが分かった。残留マトリックス金属116を、ダイヤモンド のこぎりを用いて、金属マトリックス複合体から取り出した。最後に、金属マト リックス複合体を、ダイヤモンドのこぎりを用いて半分にスライスし、そして金 属マトリックス複合材シェルの内部のアルミナ粉末108を、圧縮空気で吹き飛 ばしたところ、表面形状が網状で、ばらの387ランダム(商標)アルミナ粉末 には、マトリックス金属が実質的に浸透していないことが分かった。切断した中 空金属マトリックス複合材球体の写真を、第25図に示す。金属マトリックス複 合体は、切断して未浸透ばら粉末を除去する必要はなかった。実施例6から、物 体の形状一体性は、主として、単に物体に穴をあけ、ばらの粉末を圧縮空気で吹 き飛ばすことにより保持できることが明らかである。
ズ11舛ユ」Y 本実施例は、マトリックス金属を中空スラリーキャストプリフォーム、に浸透さ せて中空金属マトリックス複合体を製造するだめの手法を開示した実施例17と 、実質的に同じである。本実施例と実施例17との顕著な差を、ここで詳細に述 べる。
実施例17に記載のスラリーと実質的に同様な方法で調製したスラリー約350 gを、インベストメントシェル102の球状又は下チャンバーに、インベストメ ントシェル102の上チヤンバ−105と下チヤンバ−103を接合している首 部分104の上部まで注いだ、ゴム栓を首領域104に挿入し、そしてインベス トメントシェルを全方向に約2分間回転して、スラリーを、下チヤンバ−103 内の壁の全ての部分に均一にコーティングした。次に、インベストメントシェル 102を、その水平軸を中心として約2分間回転した0合計約15分間スラリー キャスティングをした後、実質的に全ての液体が多孔性インベストメントシェル により吸収された。ゴム栓をインベストメントシェル102の首部分104から 取り外し、そしてインベストメントシェル102とその発色スラリーキャストプ リフォーム106を、約90℃の温度の空気雰囲気乾燥オーブン内に配置した。
約90°Cの温度で約1時間乾燥後、インベストメントシェル102とその内容 物を、乾燥オーブンから取り出し冷却した。次に、ばらの500グリツドアルミ ナ粉末108(387ランダム(商標);米国マサチューセッツ州ワーセスター にあるツートン社製)を、インベストメントシェル102内のスラリーキャスト プリフォーム106の内部に、首領域104の底と実質的に水平となるレベルま で注いだ。ばらの387ランダム(商標)アルミナ粉末もマトリックス金属も、 顕著な量のマグネシウム浸透促進剤前駆体を含有していないので、387ランダ ム(商標)アルミナ粉末はマトリックス金属には実質的に浸透しない。
次に、中空球状プリフォーム造形物106をインベストメントシェル102の下 部分104にキャストするのに使用されるスラリーと実質的に同じ組成を有する 追加のスラリー材料を、インベストメントシェル102の首領域104のばらの 38アランダム(商標)アルミナ粒状物108の上部にスラリーキャスティング した。キャスティングの進行とともに、フィラー材料112のケーキがインベス トメントシェル102の首領域104に実質的に充填されるまで、追加のスラリ ーを溜に断続的に注いだ。次に、X!的に全ての粒子の大きさが約300μm未 満であるマグネシウム粒状物114(5Q7+、シュ以下;米国ニューシャーシ ー州レイクハードにあるリードマニュノアクチュアリング社製)を、濃度が約1 00mg/cm”となるまで、この第ニスラリ−キャストフィラー混和物112 の上部に均一に振りまいた。
珪素約12重量%と、残部が市販の純アルミニウムからなり、総重量が約137 8gであるマトリックス金属116の数個のインゴットを、インゴットがマグネ シウム粒状物層114上に吊り下がったままであり、スラリーキャストフィラー 材料112がインベストメントシェル102の上部又は円筒部分105の底に維 持されるように、溜チャンバーの側面上に折り曲げた銅箔スリング118(アロ イ110 (AIloy 110);米国オハイオ州ブルックリンハイツにある オールフォイルズ社製(All Foils Inc、))の上部に配置した。
インベストメントシェル102の円m1105の端部を覆うのに十分な大きさの パーマ・フォイル(PERMAFOIL)グラファイト箔カバーシート120( 米国オレゴン州ボートランドにあるチーチー・アメリカ社製(TT Ame r  i c a))を、マトリックス金属116上に配置した。
プリフォームにおいて乾燥したままのフィラー材料の総重量は、約319gであ った。
本実施例と実施例17との間の別の本質的な差異は、炉の加熱スケジュールにあ る。本実施例では、最終処理温度に加熱して、抵抗加熱空気制御気炉を、220 ℃の温度で約11時間維持した。実施例17において、温度を約220°Cで約 2時間だけ維持した。
自発的浸透プロセスを実施し、形成した金属マトリックス複合体を方向性凝固し 前記物体を実質的に室温に冷却した後、インベストメントシェル102を低カバ ンマーブローで除去したところ、マトリックス金属116の少なくとも一部分が 、インベストメントシェル102に隣接したスラリーキャストフィラー材料混和 物112及び106に浸透して、原球状ワックスインベストメントパターンと実 質的に同じ形状を有する金属マトリックス複合体が形成されたことが分かった。
残留マトリックス金属116を、ダイヤモンドのこぎりを用いて、金属マトリッ クス複合体から除去した。各々直径が約0.344インチ(8,7mm)である 多数の穴を、ダイヤモンドツールを用いて、金属マトリックス複合体球状シェル 体における特定の位置にあけた。金属マトリックス複合体球状シェルの内部のば らの未浸透387ランダム(商標)アルミナ粉末を、圧縮空気を用いて吹き飛ば した。最後に、ボルトのネジ山を、第26図の写真に示すようにダイヤモンド加 工穴内に設けた。
実施■1度 本実施例では、さらに、インベストメントシェルコンファインラント手段(in vestment 5hell confineme n、 t m e a  n s )内で、ばらのフィラー材料混和物にマトリックス金属を浸透させるこ とにより、複雑な形状の金属マトリックス複合体を加工する手法を示す、このよ うにして形成したトラスフィッティングの写真を、第27図に示す。浸透を行う のに用いたセットアツプは、第6b図に示したものと実質的に同じである。
トラスフィッティング構造体のサイズと形状を複製したワックスモデルを、実施 例17に記載のワックスモデルと実質的に同じ方法で作製した。次に、インベス トメントシェルを、ワックスモデルの周囲に形成した。インベストメントシェル の組成とアセンブリーは、前記した実施例に記載したのと実質的に同様であった 。ワックスモデルの周囲にインベストメントシェルを作製後、実施例17と実質 的に同様の焼成プロセスにより、ワックスを除去した。
得られたインベストメントシェル102に、実施例9に用いたのと実質的に同様 の方法により、フィラー材料混和物を充填した。フィラー材料混和物106の調 製及び組成も、実施例9に記載のものと実質的に同様であった。フィラー材料混 和物を、インベストメントシェル102の上部又は溜部105の底が、深さ約0 .5インチまで充填されるまで、インベストメントシェルに添加した0次に、実 質的に全ての粒子の大きさが約300μmであるマグネシウム粒状物114(5 0メツシュ以下;米国ニューシャーシー州レイクバーストにあるリードマニュノ アクチュアリング社製)を、濃度が約140 m g 7cm”となるまで、ば らの乾燥フィラー材料混和物106の上部に均一に振り掛けた。
珪素約12重量%で、残部が市販の純アルミナであって、総重量が約2264g であるマトリックス金属116のインゴット数個を、インベストメントシェル1 02の」二部又は溜部105におけるマグネシウム粒状物の層の上部に配置した 。マトリックス金属のインゴットを、直接インベストメントシェル102の首部 104上に来ないようにして位置させた。インへストランドシエル102の溜部 105の開放端を覆・うのに十分な大きさのパーマ・フォイル(PERMA F OIL)グラファイト箔カバーシート120 (米国オレゴ二/州ポー1−ラン ドにあるチーチー・アメリカ製)を、マトリックス金属116上に配置した。
インベストメントシェル102とその内容物を、ステンレス製ホルダー122上 に配置し、銅箔ストラップ124で固定した。次に、ステンレス製ホルダー12 2とその内容物を、長さ約10インチ(254mm)x幅約10インチ(254 mm)X高さ約10インチ(254mm)であるステンレス製缶126内に配置 した。ステンレス製缶126の底を、缶126の長さ及び幅と実質的に同じ寸法 を有するグラファイト箔シー ト】28で覆った。グレードがRMC−3である マグネシウム切り!130(米国ニューシャーシー州レイクバーストにあるリー ドマニュノアクチュアリング社製)と、Tl−LOY97チタンスポンジ134 〔米国ペンシルバニア州プリン・マー7にあるケム・クレーコーボレーシゴン社 製(Chem−Clay Corporation))の各々約10gを1,2 .7−ンレス製缶126のステンレス製ホルダー122の外側に配置した。
チタンスポンジとマグネシウム切り屑は「ゲッター(getter)、、+とし て機能して、酸素と湿分を吸収する。長さ約16インチ(406mm)X幅約1 4インチ(356mm)X厚さ約6インチ(0゜15mm)である2枚の銅箔シ ート132を、ステンレス製缶126の開口部上に配置した。缶126の側面上 に延びている銅シート132の部分を、缶126の側面に対して折り下げて、独 立したチャンバーを形成した。窒素ガスバージ管136を、缶126の一つの側 面を貫通して設けた。
ステンレス製缶126及びその内容物を、抵抗加熱空気雰囲気炉内に配置した。
窒素ガスを、流量約15リツトル/分で、パージ管136を介してステンレス製 缶126内に流した。炉を、昇温速度約400’C/時間で、実質的に室温から 約220°Cの温度に上昇させた。約220“Cの温度で約10時間維持した後 、温度を、昇温速度約400”C/時間で、約520°Cに上昇させた。約52 0°Cの温度で約1時間維持した後、昇温速度約400’C/時間で、約780 °Cに上昇させた。温度を約780°Cで約2.5時間維持した後、窒素パージ 管136を取り外した。ステンレス製缶126とその内容物を、炉から取り出し た。
銅箔シート132並びにステンレス製ホルダー122とその内容物を、ステンレ ス製缶126から取り出した。インベストメントシェル102とその内容物を、 ステンレス製ホルダー122から取り出し、2つの耐火支持体間に配置した。空 気をインペストメントンエル102の底の近くに吹きかけて、複合体中のマトリ ックス金属を方向性凝固した。フィードル(商標)9ホントトッピング粒状混合 物(米国オハイオ州のクリーブランドにあるフオセコ社製(F。
5eco、Inc、)を、溶融マトリックス金属116の上部に注いだ。インへ ストランドシェル102とその内容物を実質的に室温まで冷却した後、インベス トメントシェル102を、低カバンマーで除去し7たところ、マトリックス金属 116がばらのフィラー材料混和物106に浸透して、トラスフィッティング構 造体の原ワンクスインベストメントパターンと実質的に同じ大きさと形状を有す る金属マトリックス金属複合体が形成されたことが分かった。残留マトリックス 金属116を、ダイヤモンドのこぎりを用いて金属マトリックス複合体から除去 した。
実差圀1i 本実施例では、反転複製したチャンネルを含む金属マトリ・ノクス複合体を形成 する概念のさらに別の実施態様を示す。このような物体を作製するのに使用する セントアップの概略断面図を、第28図に示す。
外径約1.31インチ(33mm、)x内径約1.05インチ(27mm)X高 さ約6インチ(152mm)であるマトリックス金属管400に、各々直径が約 0.1フインチ(4,3mm)で約1インチ(25mm)の間隔でジグザグに配 置した約36個の貫通孔を設けた。マトリックス金属は、珪素的0.4〜0.8 重量%、鉄約0.7重量%以下、間約0゜15〜0.40重量%、マンガン約0 ゜15重量%以下、マグネシウム約0.8〜1. 2重量%、クロム約0.04 〜0.35重量%、亜鉛約0.25重量%以下、チタン約0.15重量%以下で 、残部がアルミニウム(アルミニウムアソシエーソヨンアロイNo、6061) の組成からなるものであった。
サンドブラストにより表面の酸化物を除去後、エチルアルコールで清浄にして、 サンドブラスト処理で生した破片を除去することにより、マトリックス金属管4 00を作製した。次に、有孔マトリックス金属管400に、マグネシウム粒状物 (325メツシュ以下;米国ペンシルバニア州タマクアにあるハート社製)約3 3重量%と、XUS40303.00エクスベリメンタルバインダー(米国ミシ シッピー州ミドランドにあるダウケミカル社製)約1%と、残部がエチルアルコ ールであるスラリー402をスプレーコーティングした。マトリックス金属管4 00の全ての表面をコーティングした後、塗工管400.402を、強制空気乾 燥オーブン中で、約70°Cの温度で約15分間乾燥した。マトリックス金属管 400の重量をコーティング操作の前後に計ったところ、マグネシウム粒状物的 0526gがマトリックス金属管400の表面に付着したことが分かった。
以下の工程のシーケンスは、金属マトリックス複合材作製プロセスを行うのに使 用するレイアップのアセンブリーについてのものである。長さ約3.5インチ( 89mm)x幅約2.625 (67mm)X厚さ約0.5インチ(13mm) であってグレードがAGSXであるグラフアイ1ヘヘース板406(ユニオンカ ーバイド社製)の上面に、ダグ(DAC)(商標)154コロイド状グラフアイ ト410(米国ミシシンビー州ポートハロンにあるアケソン・コロイズ社製(A cheson Co11otds))約50容積%と、残部がエチルアルコール である溶液を塗布した。次に、塗工底板を、空気中において、約400℃の温度 で、約3時間硬化乾燥した。同様のコーティング・乾燥操作を、外径的0.62 5インチ(16mm)X内径約0.5625インチ(14,3rnm)x高さ約 6インチ(152mm)であって、グレードがAGXSであるグラファイト管の 外側について行った0次に、この塗工グラファイト管を、グラファイト底板40 6の上面における深さ約0.125インチ(3mm)の富み又は皿穴に挿入して 、金属マトリックス複合体の内径用の境界を形成した。外径的2.0インチ(5 ]、mm)X内径約1゜5−(ンナ(38rnm)x高さ約6.250イソ千( 159mm)であって、グレー1コがA G S Xであるグラファイト管40 4(米国コネチカ・、)州ダンバリーにあるユニオンカーバイド社のカーポンプ r】ダクッ・ディビイジョン製)を1、グラ′ノア・イト管412き同心のグラ ノアイト底板406の上部(こ接合した。2個のグラフ・rイトの接合は1.1 80グリント緑色炭化珪素粒状物(3つクリストロン(39CRY S −1”  OL ON ) (商標);米国マ号千ノ、・−センッ州ワーセスターにある ツートン社製)とりジッドL、i ツク(am)−7nイド状グラノア、イトむ マント(米国カルボll・ニア州バトンシアにあるポリカーボン社製(Poly carb+nh C*rp、):lの重¥佳約2:1混合物408により行った 。
長さ約6インチ(152mm)−で、厚さ約15ミル(0,4mm)である一枚 のグラフオ−(ル(商標)グラフフィト箔414(米国5(−ハイノ゛州クリー プ)ンドにあるユニA°ンカ・・バイト社(IJnionCarbids Co mpanV)のカーボご′ブ1】グラ”/ ・ティ’:::イ;゛;ヨン製(C arbOn Pr*du1 j、s Div、))を、より大きな直径のグ)2 ア・イ[−管、104の内径よりもわずかに小さい直径を有するロッド状のマン ト1.・ルの周囲Qご巻きつ(Jたラグラフi 4ル(商標)のIn 1.;! :、約0.25インf (6mm)のオーハーラソブができるものであったラグ −)フコイル(商標)オーパーラ2.ブの部分を、リジッドロック(商[)コロ イド状グラファイトセメント(米国力ルホルニア州バレンシアにあるポリカーボ ン社製(P。
tycarbon Corp。))を用いて、互いに接合した。グラフオイル( 商標)シート414の外側も、リジンドロック(商標)コロイド状グラファイト セメント416からなる薄層を塗布して設けた。コロイド状グラファイトセメン トが硬化する前に、マンドレルとそのグラフオイル(商標)シート層414を、 塗ニゲラフオイル(商標)シート414が大直径グラファイト管404の内部に 移すことができるように形成中のレイア・ンブに挿入した。具体的には、グラフ オイル(商標)シート414を、グラフアイ1−管の内部に対してシー1−41 4を所定の位置に保持しながらマンドレルを除にするこ、とにより移動し、 f sl:、マンドレルを引き出した後、グラフメイル(商標)シート414を、大 直径グラファイト管404の内部C:対1.7てしっかりと押しつけて、グラフ オイル(商標)シート414aグラフ1イト管404との間の空隙をなくし、そ し27.リジ・F゛口・5、・り(商標)グラファイトセメント416でこの2 つを接着し5た。イの後1.塗−丁マトリノクス金属管400.402を、大直 径ダラー?・・イト管404七小直径グラファイト管412との間のキャビ:f イ!、−:挿入し、その2・つの間の中央に位置させた。
混和物的1000 gを約6時間、各々直径が約0 、 93 s イ:、、、 ハゴ゛・(24mn−、)である高密度?ルうす微粉砕メディ°?〔、*田くソ シノ)ハニア州ビッツハーグにあるケム・り1・−ヨーボレー”:’ l!ン( Chem−C1ay Corporation)の 部門である、大り;/ダー ト・セラミンク・サブ:)イカンバニー9 (S t、 a n d a r  dCeramic 5upply Company))約2000gが入った内 容積約8,3リツトルの乾燥磁性ボールミノ1中でボー11・ミル粉砕すること により、ソイう一材料混和物411(を調製1.7だ4、フィラ 材料混和物4 1 B LJ5、マグ不パ/ウム粒状物的7.4重量%C325メツシュ以下; 米国一ユージャージー州し・イクハース1、にある2J−ドマニュノアクチ1. アリング社y)と、残部がり1ノー ド〕゛−64アルミナ偏平粉(325メン シュ以下;米国アーカン廿ス州′Iζ−キサイドにあるアルコア社(Alcoa 、)のイ゛/ゲストリフル・17 食カル・ディビイジョン製(jndustr ial Chemical Div、))から八っていた。次に、形成中の1ノ イアンプを、振動f−1〜5、!′ルの上部Qこ配置j1、そしC低強度振動を がげはliめた。ボールミル粉砕j2、たフィラー祠料約98.37gを、マト リ。
クス金属管の周囲に注いだ。低強度振動により、ばらのフィン・・−材料混和物 418により゛7トリックス金属管400の全ての穴が充填された。フィラー材 料混和物418の上面は、内部のグラフyイ)管412のL面と実質的に水平で あった。グラ“7オイル(商標)グ2・ノア()箔す〉′グ420 (米国1ネ チカント州夕霧/へり−にあるニアーニオンカーバイド社のカーボン・プロダク ツ・ディビイジョ〉・製)を、ノイラー材料混和物418の露出部分を実質的に 完全に覆うよ・うに切断しで、前記混和物の露出17だ−1−゛表面上じ配置し た。最後乙こ、平均粒径が約1〜3μmである窒化゛アルミ−ラム粒状物422 (スタークB (Starck B);米1−=−、−ヨーク州−=−ニーヨー  りにあるバーマンC−スターク社製(Herman C5tarck)を、窒 化アルミニウム粒状物422の一部分がオーバーフローしてレイアンプの上表面 の残りを覆う点まで グラファイト管の内部のキャビティ内に注いだ。
レイアンプを、電気抵抗@御雰囲気炉内に配置した。炉の雰囲気を、水銀真空約 30インチ(762mm)に排気後、窒素ガスでバンクフィルした。窒素ガスを 、流量約5リツトル/分で、炉内に流した。炉温を、昇温速度的200”C/時 間で、実質的に室温がら約475℃の温度に上昇させた。温度を約475 ’C に約5時間維持j1、た後、温度を、昇温速度的1.0 ”c /時間で、約5 00 ’(:に」−弊させた。約500”Cの温度で約1rf間維持した後、温 度を5.昇温速度約200’C/時間で、約800°Cに一ヒ算させ六−0約8 00’Cl7)温度で約5時間維持した後1.マトリックス金属によるフィラー 材料混和物の非加圧浸透が実質的に完了(7、炉の電aを切、、)、−8i、− (アップを炉内で冷却[7た。実質的に室温に冷却後、し・イア・ング・)炉か t′、取り出し、て分解した。回収した金属マトリックス複合体から、実質的に 全てのフィラー・材料418に゛マトリックス金属400が浸透し、そし、て最 初に”−Yトリックス金属400が占有していたレイア:・ブの部分はキャビテ ィとな、ったことがホされたにのようにして得られた金属マトリックス複合体は 、2つの同心管が、最初の−、゛[・リソクス金属管400ごは貫通孔ごあった 位置で、追加の金属マトリックス複合材料のチャンネルによって接合されたもの から実質的にな1.ていた。
実薯−例一?−↓一 本実施例では、金属7トリノクスマクロ複合体を、ポリ?−強化材料を配合する ように作製できることを示す。マクロ複合体の金属マトリックス複合材部分を作 製するのに用いるセットア、・2プは、第28図に示したものと実質的に同じも のであった。
金属マトリックス複合材料のブリッジングジ9インド又はチャンネルにより種々 の位置で結合した一対の同心金属°7トリ、クス複合材管を、以下の点を除いて 実施例20に記載の方法と実質的に同じ方法で作製した。
本実施例では、マグネシウム粒状物で塗工したマトリックス金属管の周囲に振動 充填したフィラー材料混和物は、約125gに達した。同様に、マトリックス金 属管の寸法は、外径的1425インチ(32nnm)x内径約1.075インチ (27mm)x長さ約5゜0インチ(127rnm)であり、フィラー材料の重 量は約62gであった。
連結せる同心金属マトリックス複合材管の作製後、連結された管に対して清浄操 作を行った。具体的には、連結せる管の外面と内面を、グリッドブラスト処理後 、脱水エチルアルコールでゆすいで、グリッドブラスト処理操作で生じた破片を 除去した0次に、清浄にした金属マトリックス複合体を、空気中において、周囲 温度で乾燥させた。
次に、高分子発泡材料を製造して連結せる同心金属マトリックス金属複合体間の キャビティを充填した。即ち、フレキシボール(FLEX!POL)(商標)F P252A (米国ジョーシア州マリエソタにあるザ・フレキシブル・プロダク ツ社製(The Fl、extble Products Company)) 約51.2gを・500m1のプラスチックジャーに入れたフレキシボール(商 標)FP252B約100gに添加し、タングデプレッサー(ton、gue  depressor)を用いて手で混合した。完全に混合した後、混合物を、タ ングデブレッサーを用いて約30秒間攪拌した。
連結金属マトリックス複合材同心管アセンブリーを垂直に立て、ペーパータオル 上に配置した6次に、同心金属マトリックス複合材管間の露出したキャビティを 、ポリマー混合物で充填した。金属マトリックス複合材同心管アセンブリーは、 実質的に完全に充填された。
次に、液状ポリマー充填金属マトリックス複合材管アセンブリーを、約30分間 静置して、液状ポリマーを硬化させた。硬化後、液状ポリマー前駆体化合物であ るフレキシボール(商標)FP252Aとフレキシボール(商標)FP252B により、自己支持形ポリウレタンフォームが生した。このようにして得られたマ クロ複合体は、金属7F・リックス複合材料の同心管が、追加の金属マトリック ス複合材料により種々の位置で連結され、管の残りの空間が形成されたポリウレ タンフォームで充填されているものであった。
したがって、本実施例から、反転複製チャンネルを有する金属マトリックス複合 体を作製する概念を延長して、前記チャンネルを高分子材料で充填することによ り、ポリマー強化金属マトリックスマクロ複合体が作製できることが明らかとな った。形成されたマクロ複合体の写真を第29図に示す。
1施阻22 本実施例では、ハニカム構造体を有する金属マトリックス複合体を作製できるこ とを示す。
実質的に全ての粒子の直径が約45μm未満であるグレードがT−64であるア ルミナ偏平粉(325メツシュ以下;米国アーカンサス州ボーキサイトにあるア ルコア社(Alcoa)のインダストリアル・ケミカル・ディビイジョン製(I ndustrial Chemical Div、))約3000gと、実質的 に全ての粒子の直径が約45μm未満であるマグネシウム粒状物(325メツシ ュ以下;米国ニューシャーシー州レイクバーストにあるリードマニュノアクチュ アリング社製)約240gと、XUS40303゜00エクスベリメンタルバイ ンダー(米国ミシガン州ミドランドにあるダウケミカル社製(Dow Chem ical Co、))約162gと、エチルアルコール約1038gとを、容積 が約1ガロンであるポリエチレンジャグ(polyethylene jug) 中で混合することにより、スラリー化しまたフィラー材料混和物を調製した。直 径が約0.25インチ(6mm)であるアルミナ微粉砕メディアを、エチレンジ ャグ中のスラリー・に少量添加し、そしてこのスラリーを、約55rpmの速度 でミルランクにより約2時間ロール混合した。
ハニカム構造を有し、制約0.05〜0.20重量%、マンガン約1.0〜1. 5M量%、珪素約0. 6重量%以下、鉄約0.7重量%以下、亜鉛的0,1重 量%以下、残部がアルミニウム(アルミニウム・アソシエーション・アロイNo 、3003)からなり、長さ約3インチ(76mrn)x幅約0. 9インチ( 23mm)x高さ約1.1インチ(28mm)であって、重量が約4.73gで あるマトリックス金属(米国メリーランド州ジェサップにあるボラノクス争ヨー ポレーション社製(Pollux Corporati。
n))を、フィラー材料のロール混合スラリー中でディップコーティングを1回 行った。過剰のスラリーを圧縮空気で吹きとばし、そして塗工マトリックス金属 ハニカム構造体を、長さ約4.25インチ(108mm)x幅約1インチ(25 mm)x高さ約1.25インチ(32mm)であるグラフオイル(商標)グラフ アイH!ボックス内に配置した。グラファイト箔ボックスを、厚さ約15ミル( 0,38mm)である一枚のグラフオイル(商標)シートから、切り目と折り目 を所定の位置に設け、リジンドロンク(商標)コロイド状グラファイトセメント (米国力ルホルニア州バレンシアにあるポリカーボン社製(Po1.ycarb on Corp、))を用いて折り目を互いに接着することにより作製した。こ のグラフオイル(商標)ボックスは、一端が開放されているものであった。グラ フオイル(商標)ボックスとその内容物を、約70゛Cの温度の強制乾燥オーブ ン内に配置して、約15分間乾燥させた。上記したボックスと実質的に同じ手段 により、上記したグラフオイル(商標)ボックスのふたの役割を果たす第二の5 辺グラフオイル(商標)ボックスを作製した。このボックスの寸法は、長さ約4 .375インチ(111mm)x幅約1,125インチ(29mm)x高さ0.  5インチ(13mm)であった、グラフオイル(商標)製のふたを、グラフオ イル(商標)ボックスの開口部上に配置し、そして密閉ボックスとその内容物を 、外部寸法が長さ約9インチ(229mm)X幅約5インチ(i27mm)x高 さ約4インチ(102mm)であってグレードがAGSXであるグラファイトポ ート内に配置した。
このグラファイトボートのふたを、グラフオイル(商標)ボックスのふたと実質 的に同様な方法でグラファイト箔から作製した。グラファイトボートとその内容 物とを、抵抗加熱制御雰囲気炉内に配置した。炉室を、水銀真空約30インチ( 762mm)まで排気し、そして窒素ガスでバックフィルした。窒素ガスを、流 量約2.5リットル/分で、炉内に流した。炉温を、昇温速度約200’C/時 間で、実質的に室温から約475°Cの温度に上昇させた。約475°Cの温度 に約5時間維持した後、温度を、昇温速度約lO℃/時間で、約500°Cに上 昇させた。約500“Cの温度に約1時間維持した後、温度を、昇温速度約20 0″C/時間で、約810°Cに上昇させた。
約810°Cの温度に約5時間維持した後、マトリックス金属によるフィラー材 料混和物の非加圧浸透が実質的に完了した。したがって、炉温を、降温速度約2 00°C/時間で、約760°Cの温度に低下させた。約760℃の温度で、グ ラファイトボートとその内容物を、炉から取り出し、水冷アルミニウムクエンチ 板上で冷却させた。実質的に室温まで冷却後、グラファイトボートとその内容物 を分解したところ、マトリックス金属ハニカム構造が、実際に、そのフィラー材 料混和物コーティング層に浸透して、ハニカム状金属マトリックス複合構造体が 生じたことが分かった。
形成した金属マトリックス金属ハニカム構造体の写真を、第30図に示す。ハニ カム構造体の六角セルの側面の一つの断面写真(約50倍)を、第31図に示す 。金属マトリックス複合材料45Oと残留金IE452の領域が、明瞭に観察で きる。
裏!涯?4一 本実施例では、各々異なる量の浸透促進剤前駆体材料を含有するが、粒状浸透促 進剤前駆体材料からなるプリフォームの全表面上の外部コーティングに特徴を有 する3個のテープキャストプリフォームの同時浸透を示す。
第32図において、3個の薄肉プリフォーム330.332.334ば、従来の テープキャスト法を用いてペンシルバニア州のモリスビレにあるケラモス・イン ダストリーズ社(Kerarrtos Irxdustries、Ine、)f より作製されたものであり、組成は、プリフォームがマグネジうム粒状物(32 5メツシュ以下;米国ニューシャーシー州レイクバー・−ストにあるリードマニ ュノアクチコアリング社製;実質的に全ての粒径が45μ■)未満)を(れぞ4 0重蓋%、3重量%及び5重量%含有し”ζいることを除いて、実施例2で用い たのと実質的に同じものであ、った。
次に1、各テープキトストプリフォームX330.332.334に、次のよう にしてマグネシラl、−乞’−j−ティングした。マグネシウムを含有しない2 −−−ブ1ヤスFプリフォーム3.30を、厚さが約0.015インチ(0゜8 9+nrr+)で、長さと幅がブリフA−ムよりもわづ゛かに人きいグラフメイ ル(商標)グラ°ノフ1゛1・箔(米国オハイオ州り2■・−グランドにある“ 1.ニメンカーハイ1社(Union Car +) i d e Co m  p a n y )のカーボユ′プしτダクッティIf イーZ’ =ン製(C ar’bon Products Div、)’)の第一 シ・−・)・十に配 置し7た。マグネ・/ラム粒状物(325メツシー1以下;リード・マー一−7 フアクチアリン力′社製;実質的番、二全での粒子の大きさが約45μm未満) を、テープキャストブリフメ〜ムの露出面上に、濃度約16mg/c、II”に なるように振り掛けた。グーラフアイ1.箔の第一シートと実質的に同じ寸法を 有するグラフオイル(商標)グラファイト箔の第二シートを、テープキャストプ リフォームのスラリー塗工上面と接触させて配置した。グラファイト箔の第:・ シートを、グラファイト箔の第一シートと実質的に一列にならべた。次に、この アセンブリーを逆にし、そしてグラファイト箔の第一シー=トを除去して、テー プキャストプリフォームの反対面(即ち、下面)を露出した0次に、この残りの 面に、第一面と同じ濃度でマグネジうム粒状物をコーティングし、この塗ニブリ フォームを、空気中において、周囲温度で乾燥させた。
次に、3個の塗エテーブキャストプリフォームを組み立てて、種々の部分52. 54.56(実施例2に記!2t7た);及び330.332.334(上記し た)からなるプリフォームアセンブリ・−とした。このプリフォームアセンブリ ーは、実施例2のプリフォー、ムアセンブリーとは異なる形状を有(77いるが 、実施例2と同様の手法で作製した。例えば、実施例2のプリフォームアセンブ リーと41異なり、本実施例のグラフオ・・l・アセンブリーは、個々のブ11 フオーム間には1枚のグラフブイI・シー1し2かない。
硼珪酸塩ガラスフリノ)(F−69;米国オハイオ州キャロルトンにあるI−、 、L−ジョン・セラミクス社製(Fusic)n Ceramics、Inc、 ))約15重量%と5.残部が、・(′均nT$約216μmである90グリソ トElア→ンダム(商標)アルミナ(木111マサチ、6−セツツ州ワー(、ス ターにあるノーVrrJ t!、1で+1)るf力状混合物33Gを、グラフオ イル(商標)グラファイト箔338谷ライニングした鋼製ボート340内に2、 約1イン・1“(25mm)の深さまで注いだ、網製ボートは、−般的に、一端 が開放し了おり、長さ約7インチ(178mm)x幅約5・インチ(127mm )で1.ヒさが約7インチ(178mm)であるボックスからなゲでいた。、づ ゛リノオー・ムアセングリーを、深さ約1インチ(25mrn)のアルミナ/ガ ラスフリット粒状混合物336の頂部に、実施例2のアセンブリーと同し向きに 配置した。次に、追加のアルミナ/ガラスフリット粒状混合物33Gを、グラフ ァイト塗工屑製ボ〜 ト340内のプリノイーーームアセングリーの周囲に、ア センブリーの頂部から約Iイ゛、/チ(25mm)内まで注いで平らム7j、7 た。両端が開放されており、高さが約2イン千□ (51mm) 、内部長さと 幅がプリフォームアセンブリーの外部長さと幅と実質的に同しであるグラフオイ ル(商標)グラフアイ[・箔ボンクス342を、第32図に示すようにブリフオ ームアセンブリーの上面の周囲ムこ嵌め込んだ。両端が開放されアおり6、高さ が第一グラフオイル(商標ンボソクス342に実質的に同しであるが、長さと幅 の両方が第一ボ・lクス342の寸法よりも人きく約1.5インチ(38n1m )である第ニゲラフすイル(商標)グラファイト箔ボックス344を、第一ポン ジス342の周囲の中央に配置した。次に、平均粒度が約216μmである39 りυストロン(商標)緑色炭化珪素粉末62(90グリント:米国マサチューセ ノツ州ワーセスクーにあるノー1−ン社製)を、グラファイト箔ボックス342 及び344の間のキャビティに十分導入しで、ヰ十ビティを実質的に充填した0 次に、追加のアルミナノ/ガラスフリット粒状混合物336を、グラファイト箔 338をライニングした鋼製ボー)340内の外部ボックス344とボートの壁 との間の空間に注いで、この空間を実質的に充填した。次に、プリフォームアセ ンブリーの露出上面を、54グリツドの39クリストロン(商標)緑色炭化珪素 と90グリントの39グリストロン(商標)緑色炭化珪素との重量比70830 混合物に、マグネシウム粒状物(325メツシュ以下;リード・マニュノアクチ アリング社製;実賞的に全ての粒径が約45μm)を、炭化珪素の重量の約2% に等11、い量で添加した乾燥粒状混合物G4からなる厚さが約0.125イン チ(3111m )の層で覆った。マグネシラ・′9粒状物5scxo。
メツシュ以T:(1,50μm以下→ ;米国ペン二−ノルバ、−アM97々ア 4こあるハ・−ト社M)からなる厚さが約0.125インチ(3m m )であ るNを、この粒状混和物層64の上面に配置j7で平らに1.1だ4珪素約15 重更%と、マグネシウム5重量%と、残部が)′ルミニウムからなり、重量が約 1508である。?′1す7ノクス金属68のインゴットを、マトリックス金属 溜とし、てマグネシウム粒状層のヒif[l(、こ配置して、1ノイアンブを完 成した2 グラファイト箔338を)イニングした鋼製ボー1−340からなるレイアンプ とその内容物をレトルト内に配置し、モしてしトルトチャンバーをシールし、た 、このj/トルI・を水銀真空約30インチ(762mm)まで排気後、市販の 綽、窒素ガスでハック−フィルL、て、実質的に大気圧とj7た。この排気−パ ックフィル操作を反復した徐、窒素ガスを、約5リツトル/分の一定流量でしト ルト内に流して、そのまま維持した。次に、レトルトの温度を、昇温速度約50  ”C7時間で5.はぼ室温から約450 ’Cの温度に上昇させた。約450 °Cの温度に約5時間維持(、また後、温度を、昇温速度約200”C/時間で 約795°Cに上昇させた。約795 ”Cの温度に約10時間維持した後、[ /)ルトを開放し、2、レイアップをレトルトから取り出し2、そして水冷銅ク エンチ板上に配置して、溶融マトリックス金属の方向性凝固を行った。方向性凝 固中の温度勾配を維持し7やすくするために、厚さ約2インチ(51mm)のフ ァイバーフラックス(商標)セラミック繊維ブランケット(米国ニューヨーク州 ナイヤガラ・ホールズにあるカーボランダム社製(Carborundum C o、))を、レイアップの上面に配置した。実質的に室温まで冷却した後、レイ アンプを分解したところ、溶融マトリックス金属が3個のテーグ千ヤスドブリフ ォーム330.332.334に浸透して、3個の薄肉金IX?+・リックス複 合体が生成したことが分かった。
実−施fi−2先 本実施例では、プリフォームを溶融マトリックス金属のプール表面上−に浮かべ 、そしてプリフォームは焼成して炭化珪素粒子を互いに結合するセラミック層の 相互接続3次元骨格を形成した炭化珪素からなる薄肉金属マトリックス複合体の 作製を示す。第33図は、上記した手法により薄肉金属71ヘリックス金属複合 体を作製するのに用いられるレイアップの概略断面図である。
長さ約33インチ(838mm)x幅約10.5インチ(267mm)X厚さ約 0.125 (3mm)であるテープキャスト生プリフォームは、従来のテープ キャスト法を用いて、ケラモス・インダストリーズ社(Keramos Ind ustries、Inc、)により作製されたものである。本実施例のテープキ ャストプリフォームは、平均グリントサイズが約66μm、17μm、9μm及 び5μmである39クリストロン(商標)炭化珪素粒状物(米国マサチューセノ ツ州ワーセスターにあるツートン社製)の重量比約70:10:10:10混合 物からなり、マグネシウムを含まないものであった。実験のために、約7.5イ ンチ(191mm)x約6.75インチ(171mm、)の試料を、大きなテー プキャストプリフォームから切断した。
次に、テープキャストプリフォームを焼成し7て、ブリフォーJ、を硬質状態と した。即ち、生のプリフォームを、寸法が約13インチ(330mm)x幅約1 0インチ(254mm)X厚さ約0.5インチ(13mm)の有孔コージェライ ト板上に、プリフォームの約33インチ(838mm)x約10.5インチ(2 67m、m)の面の一つが有孔コージェライト板に接触するように配置した。厚 さが約0.125インチ(3mm)であり、長さと幅がテープキャスト生プリフ ォームと実質的に同(、であるファイバーフランクス(r;′+BERFRAX )(商標)セラミック繊維紙(米国ニューヨーク州ナイヤガラ・ホールズにある カーポランダム社製(Carborun、dum Co、))を、プリフォーム とかなり合致して嵌め合っているプリフォームの上面に配置し7た。次に、第− 板と実質的に同じ寸法を有する第二有孔コージェライト−を、セラミック繊維紙 の上面に配置して、焼成用のアセンブリーを完成した。次に、アセンブリーを、 約50°Cの空気雰囲気炉内に配置シ2、続いて、炉温を、騨温速度約50°C /時間で約425°Cの温度に上昇させた。約425°Cの温度に到達後、温度 を、昇温速度約り00℃/時間で約1050°Cの温度に増加させた。約105 0°Cの温度に約1時間維持後、炉加熱要素の電源を切って、炉とその内容物を 冷却した。炉とその内容物を一旦はぼ室温に冷却したら、炉を開放し、そしてア センブリーを取り出し分解して、焼成プリフォームを回収した。
次に、焼成したプリフォーム350を、自発的浸透プロセスに使用するだめの1 !備をした。特に、焼成プリフォーム350の全表面を、クリロン(K R¥  L ON ) (商標)アクリルシブレー(米国オハイオ州コロンブスにあるボ ーデン社製(Borden、Inc、))でエアゾールコーティングして、一時 的に表面をソールした。次に、アクリル塗工したプリフォーム350を、強制空 気オーブン中で、約68゛Cの温度で約5〜10分間乾燥させた。アクIJル塗 丁プリフォーム350を乾燥オープンから回収し、はぼ室温乙こ冷却した後、プ リフォームをコロイド状グラファイトで7ニア゛ゾールコーティングした。即ち 、ダグ(商標)154:;ロイド−Lグラファイト(米国ミシガン州ボーl−ハ ロンにあるウケソンコロイズ社V (A c h e s 。
n Co11oids Co、))を、エチルアルコールを用いて体積比50  : 50で希釈して、圧縮空気スプレー塗装装置を用いて塗装できるようにした 。アクリル塗ニブリフォームの全表面を、コ[Jイド状グラファイト懸濁液でエ アーブラシコーティングした。コロイド状グラファイト352約017gを、続 いて溶融マトリ’)クス金属と接触するプリフォームの表面に適用し、そしてプ リフォームの他の5つの表面には、コロイド状グラファイト354約1.1gが 均一に適用されていた。プリフォームの残りの5つ表面−トのコロイド状グラフ ァイト354の均一なコーティングは、マトリ、クス金属がプリフォームに浸透 するのを終了させる役割を果たした。
しかしながら、自発的浸透プロセス中に溶融マトリックス金属に接触するプリフ ォームの表面上のかなりもっと軽いコーティング352は、よりゲート手段とし ての役割を果たして、溶融金属マドす。
クスとプリフォームとの面接触を制限して、自発的浸透プロセスに続いて浸透プ リフォームから残留マトリックス金属を除去するするのを補助する。次に、コロ イド状グラノアイト塗ニブリフォームを、空気中において、周囲温度で、実質的 に全てのエチルアルコールが揮発するまで乾燥させた。
次に、自発的浸透プロセスを行うためのレイアップを組み立てた。
特に、厚さ約01015インチ(0,38mm)x長さ約9.25インチ(23 5mm)X幅約13.25インチ(337mm)のグラフオイル(商標)グラフ ァイト箔シート356(米国オノ\イオ州クリーブランドにあるユニオンカー) \イド社(Union Carbide Company)のカーボンプロダク ツデイビイジゴン製(Carbon ProductS Div、))を、内部 長さと幅がグラファイト箔シート356と実質的に同じであり、高さが約1.5 インチ(38mm)である浅いグラファイトボート358の底に配置した。グラ ファイトボート358の肉厚は、約0.5インチ(13mm)であった。グレー ドが1−69であるガラス−ノリノド(米国オハイオ州キャロルトンにあるフュ ージョン・セラミクス社製(Fusion Ceramics、Tnc、)約1 3重量%と、平均粒度が約216μmである90グリソトElアランダム(商標 )アルミナ(ツートン社製)約26重量%と、残部が平均粒度約710μmの3 6グリノト38アランダム(商標)溶融アルミナ(ツートン社製)からなる粒状 混合物360を、浅いグラファイトボート358内に、深さ約0.375インチ (10mm)まで注いで、平らにした。重量が約1,273gであって、珪素約 20重量%、マグネシウム約5重量%、残部がアルミニウムからなり、幅がプリ フォーム350よりも若干大きいマトリックス金1*362のインゴットを、ボ ート358内の粒状混合物360の上面に配置1゜た。次に、マトリックス金属 インゴントの上面364を、クリロン(商標)アクリル(ボーデン社製)でスプ レーコーティングしまた。
アクリルコーティングを乾燥させた後、グラファイト箔フレーム366とマグネ シウム粒状物368からなる層を、マトリックス金属362の塗エインゴントの 上面に配置して、インゴットに接着させた。即ち、厚さが約0.005インチ( 0,13mm)で、内部長さと幅が焼成プリフォーム350の長さと幅よりも小 さく約0゜125インチ(3mm)であって、外部長さと幅が焼成プリフォーム 350の長さと幅よりも大きくて約0.25インチ(6mm)である長方形のグ ラファイト箔フレーム36Gを、アクリル塗エイン千362の表面上に配置した 。マグネシウム粒状物(50メツシユ以下(粒径:300μm以下);微粉化物 ;米国ペンシルバニア州タマクアにあるハート社製)を、グラファイト箔フレー ム366内のマトリックス金属インゴット362の露出したアクリル塗工表面上 に、マトリックス金属インゴント362と対向しているブリフオ−ム表面の1e +s”当たりマグネシウム約16mgの濃度となるまで振lりまいた。次に、焼 成・塗ニブリフォーム350を、グラファイト箔フレー1,366上の中央に位 置させて、レイアンプを完成させた。
次に、グラファイトボート358とその内容物からなるレイアップを、レトルト 内に配置し、そしてレトルトチャンバーを、外部環境からシールした。、L4ル トチャンバーを、水銀真空約29インチ(737nn、m)まで排気しブ、−後 、市販の窒素ガスでバックフィルして実質的に大気圧とした。窒素ガスを、流量 約5す1.トル7分で、レトルト内に流j7、その流量を維持した。レトル]・ の温度を、昇温速度約200’C/時間で、はぼ室温から約22j5°Cの温度 に増加し7た。約225 ’Cの温度に約48.5時間維持した後、温度を、昇 温速度約zoo゛c/′時間で、約850 ’Cに一1昇させた。約850°C の温度で約]、 (’)時M1維持し7た移、温度を、鋒温速度約200 ’C /時間i′2、)325°Cに減少さ」肴だ。約825℃の温度で、12トルト チャンへ−づ一開放し、そしてグラ−フッ1′1ボ・−1・、’358とその内 容物をL・)・ルトから、取り出して、厚さが約′/)・1゛ンー’f−(51 mm)であるフ7・1′ハーフフ、クス(F用Bl己RFRAX)(商標)セラ ミンク繊維ブ゛)ンノyノI (カーボンンダム社裂)ト乙こ配9”jた。冷却 操作中、ブリてイ・ −’−1−!50が7トす・ツク、ア、金属金晒I))残 留物362から分あ++1..、“・・”y’ :i電ノウJ°、粒状物368 及び?1゛1 ・・ラー人金属302と接触1.、、、−’ 7(−)I!“ン 、l −J、)3M)0の表向(、−付谷(デ、・、り!M”lす/クス;i〉 属ぷ冒!渣゛んと、:;か、−9〕:=。77” J、lノyj□−ムの+lσ ) Ji 二)の31、力゛r7スH,4−ズメデ、・アを用いてψYくグリ、 ・)・ブー′Iスト処理して、グラフつイI−,’l −)′−イン・′ノ゛3 54’EKA、去し、−・、。グン7rイ1]・チイ゛、・グ、31″+4の除 去から1.マl−11ノクス金屈j362が焼成グIJ 77−す−ム3 !3 iJ !、ニ完全6y ?a aしr、!内金5属71 、、(□yl:’、複 合体h”J−成u ?: 1.7 (!二が分かった。焼成プリフォームの平面 度が自発的浸透プロセスを通して維持されたことが分かった(即ち、最終ブリフ ォーJ、のそりがほとんど生しなかった)、形成した薄肉金属71リノクス複合 体の表面仕上げを、表面プロフィロメーター(su、rface pr。
filomet、er)を用いて測定し、Raが約25マイクロインチ(0,6 μm)であることが分かった。
本実施例では、テープキャストプリフォームが焼成操作で硬質化され、続いて、 プリフォームを溶融物の表面に浮かすことごとにより、プリフォームが溶融マト リックス金属で?=xMされるJとが明らかである。表面什」−げとプリフォー ムの平面度は、自発的浸透中はおおむね維持され、最終薄肉金属゛マトリックス 複合体においi7実質的に複製された。
尖施−例−21 峯実施例では、プじセスの自発的浸透部分を半連続法e行フ、・°1つセスによ −、−r、薄肉金N−、パトリン・タス複合体を作製できると−2−を示す。第 34図は、自発的浸透プロセス4行うのに用いら才するLl”7ノブの横断面図 “ごある。
約4イン十角(102mm)X、[さ約0.125−イン9 (3月1m)であ る多数の薄肉グリフオームーは、従来のテーブギ)・スト法を用いてゲラモス・ インダス)リーズ社が作製1.またt・、のを使用j5、+’17... 、、 y;、、−、ブキュ・ストグリフォ・−60)セラーミック成分は、ゞ(7均粒 乏−が約1v〆・ビlTl−?’Fある、′39グリスFr’、”! ;′(商 標)緑色炭化珪素粒状ツ・」(米U’;J ”””刊イブ−・セラ゛)州ワーー ーー址ス42−にある。ノー トン社製)約;〕11、io(平均粒度が約0. 6μmである1 0 (1(”、、 1. f化g 雰rr状物(米国イリ、ノ イ州シカゴにあるスーベリア・グー)7アイト社製(S kl p e、 ri oy Graphite Co、))約20重量%と、残部が!l′−均粒度約 5μmである3 qクリストロン(商1ff)緑色炭イ[1珪ズ・5粒状物かt agな、ていた。
、”、のよ〕な2個のブリー)寸−ム・メ“、炉、成・′・/、ジ・ルが若干W な?−一と変除いと、実施例2 =4 (’:“記載j4.)5−チー2フ°キ トス1プリフt−ム、J:実質的(6,1同1(t(力性(1焼11 r、メ、 。特も!、第一ノ”IJ−〜−−ム、37cンの焼成ス今シフドールは、関連j 1.・・イア1、・ブ、・旨−緒4F′::y“リ ・1−ムを、W’1AJa 約1AJa 4 ”C: 、/時間”7′、は(1f:¥温がハ)約900 ’ t: i、r−加熱し、豹900 ’らの温度で約5時間維持1、紛い・、′、 炉加熱要素の電源をN’JJ j:1、−% l、 −(: 炉、′:、% ( 7)内容′l!7Jを’ kl =’室温L −4汁I却する、−ノ二からなる もの゛であ、ブご。第二゛二デー・〜ブ1:−ヤλ、1ブリソオーノ、312の 焼成スヶ二゛、弓、−・−ルは、空気雰囲気炉とその内容物売、タ、!温速度約 194 ’C、、/時間ご、はぼ室温かに)杓1ootビc6J−加熱(、・、 約1000″Cシの温、膏で杓、5時間維持!、1、続い−で!、ts加熱要票 の電源を切り、そL7てかと子の内容物をほぼ室温に冷却二4る、゛とからなる )〕のであ芦、・−0次(こ焼成ブリ7、.1〜ムを、そA1、ぞれ炉から■収 j7た。
自発的浸透グY1セス中にマi・リノクス金属と接触する各ブリフォ〜1、の面 を1−ティングしないで残1.た以外は、実施例24で記載した層と実質的12 同j1、割合及び手法Cアクリル及びコロイド状グ)゛クア腎ト374の層を、 :2個の1リノオーム370、:372 (:二各々lアゾールコーティングし た。
次に、レイアンプを 以下の1法により組み立てた。グレードがF−69である ガラスフリット(料■バイオ州キャロルトンにあるフヱージゴン・セラミクス社 製)約15重量%と、平均粒度が約2161ImであるElアランダム(商標) アルミナ粒状物(米国マサチューセ・7ツ州ワーセスターにあるノー トン社製 )約13重量%と、残部が平均粒度約′710μmの387ランダム(商標)溶 融アルミナ粒状物(ツートン社製)からなる粒状混合物360を、内部す法と外 部寸法が実施例24に記載のものと実質的に同じである)浅いゲージファイi・ ボート35B内に、深さ約0.5・イ゛5・3” (13+nm )まで’を主 いご、平ら;、+1 t、た。約(jイ:’+ (152mm)角−,7,JW さが約1イ゛/y−(25mm)’ごあ、って、珪素約IF、i Ml!’6. 74り゛ネー゛/つ7、約5重蓋%、8部が7月・ミニラムからオ哀る”・”) IJ I?) 、−、!、金金属、インゴット、’l 76を、グぞ2フアイト ボート360床の1−8面に配置し4ノ、−。次(、l、追加のアルミJ,/′ ガ]トス−・リ ・[・粒状混合物360を、グ)ファイトボー1−358内容 物のど1す・ノクス金属.E 7 6のインゴ・・ノドの周囲U′ 高さかイン 了・ント:3 7 Eiの上面と実質的に水平であるが、マトリックス金属が一 旦溶融(またらマl−リ・/クス金属の溜376となるようにグツ−7フイト、 (ff−L358の壁の方向にわずかC高くして配置l,た。゛・”ゲネミ・つ J。粒状物36B(50メンシェ以下;米国ベニ/パノルハニア州ダマクアもト するバー ト社製;実質的に全7の粒子の直径が約3 0 0 lt m未満) か冒なる層を、71リノクス金属インゴノh376の露出+面トの約4・インチ (152mrn)周領域ヒに、濃度が約1 6 m B /cva7になるリフ ーイ・−ム370を、マグネシウム粒状物368からなる層の上面に、グリフオ ームの未塗工表面がマグネシウム層に接触邊゛るように配置してレイアップを完 成させた。
次に、グラファ・イトボート358とその内容物からなるしイア。
ブを、l/ )ルト内に配置し、そしてレト・ルトチャンバーを、外部環境から シールした。レトルトチャンバーを、水銀真空杓30インチ(7 6 2mm) まで排気した後、市販の窒素ガスでバックフィルし。
て実質的に大気圧とした.その後、窒素ガスを、流量約5す,トル7分で、レト ルト内に流した。レトルトの温度を、昇温速度約2。
O℃/時間で、はぼ室温から約2 0 0 ’Cの温度に増加した。約2。
OoCの温度に約7.5時間維持した後、温度を、さらに、昇温速度約200° C/時間で、約823°Cに上昇させた。約823°Cの温度で約5時間維持し た後、レトルトチャンバーを開放し、プリフォーム370を、レイアップから取 り出した。プリフォーム370にまだ付着している残留溶融マトリックス金属を 、ファイバーフラックス(FIBERFRAX)(商標)セラミック繊維ブラン ケット材料で拭き取り、そしてプリフォームを、はぼ室温の厚さ約2インチ(5 1mm)のファイバーフラックス(FIBERFRAX)(商標)セラミック繊 維ブランケット(米国ニューヨーク州ナイヤガラ・ホールズにあるカーボランダ ム社製(Carborundum C01)〕で覆われたほぼ室温の大きなグラ ファイト板上にさかさまに配置した0次に、プリフォームを、室温に冷却した。
レイアップから第一ブリフオーム370を取り出した後すぐに、第二焼成・塗ニ ブリフォーム372を、同じレイアップからの溶融マトリックス金属376の表 面に配置して第一プリフォーム370に浸透させ、そしてレトルトチャンバーを 再シールした。約6時間後、レトルトを再び開放し、そして第ニブリフォーム3 72をレイアンプから取り出し、残留付着マトリックス金属を拭き取り、そして 第一プリフォーム370と同様の方法で冷却させた。はぼ室温に冷却後、プリフ ォーム370及び372の両方を、ガラスピーズメディアを用いてグリッドブラ スト処理して、コロイド状グラファイトコーティング374を除去した。グラフ ァイトコーティング374の除去から、マトリックス金属が両方のプリフォーム に浸透して薄肉金属マトリックス複合材が生成したことが分かった。
本実施例から、周囲温度で一連の薄肉プリフォームを、酸素含有雰囲気中でマト リックス金属の溶融体の表面上に順次配置し、そして雰囲気を続いて浸透雰囲気 に転換していくことを条件に、プリフォームが溶融マトリックス金属により自発 的浸透されて薄肉金属マトリックス複合材を生成する半連続法での自発的浸透法 により、薄肉金属マトリックス複合体が製造できることが明らかである。
裏腹勇l旦 本実施例では、射出成形プリフォームを溶融マトリックス金属のプール表面に浮 遊させることによる薄肉金属マトリックス金属複合体の作製を示す、自発的浸透 プロセスを行うのに用いるレイアンプは、第33図に示し、そして実施例24に 記載したのと実質的に同じであった。
平均粒度が約5μmである39クリストロン(商標)炭化珪素粒状物(米国マサ チューセッツ州ワーセスター・にあるツートン社製)約25重量%と、残部平均 粒度約66μmである39クリストロン(商標)炭化珪素粒状物である混和物的 5.5gを、従来の射出成形法を用いて、ジョーシア州アルファレッタにあるテ クニカル・セラミクス・ラボラトリーズ(Technical Ceramic s Laboratories)が射出成形して、一端が開放した実質的に長方 形のボックスからなるプリフォームを形成したものを用いた。ボックスは、長さ 約2.5インチ(64mm)X幅約0゜55インチ(14mm)x高さ約0.2 8インチ(7mm)であり、ボックスの実質的に全長にわたってボックスの床の 中央に沿って走り、ボックスの高さとほぼ等しい高さを有する追加の垂直の壁を 特徴とするものであった。
次に、主に、1050°Cでの停止時間が約0.5時間であ−ったことを除いて 、実施例24に記載した焼成操作と実質的に同じ方法で、この射出成形プリフォ ームを焼成操作に附して、プリフォームを生物体から硬質物体に転換した。
実施例24のテープキャストプリフォームと実質的に同じ方法で、焼成プリフォ ームにアクリルとコロイド状グラファイトを塗布した。
実施例24に記載のレイアップと実質的に同じ方法でレイアップを組み立てた。
第33図において、浅いグラファイトボート358とその内容物からなるレイア ップを、レトルト内に配置した。レトルトチャンバーを外部環境に対してシール し、そしてレトルトを水銀真空約30インチ(762mm)まで排気した後、レ トルトを、市販の純窒素ガスでバンクフィルして、はぼ大気圧とした。その後、 窒素ガスを、流量約5リツトル/分でレトルト内を流した。その後、レトルトの 温度を、昇温速度約200°C/時間で、はぼ室温から約225 ’Cに上昇さ せた。約225°Cの温度で約2VF間維持した後、温度を、昇温速度約200 °C/時間で、約850″Cに上昇させた。約850°Cの温度で約10時間維 持した後、温度を、陣温速度約200°C/時間で、約825°Cに減少させた 。約825 ’Cの温度で、レトルトチャンバーを開放し、そしてプリフォーム を、この時点で溶融しているマトリックス金属362の表面から除去して、厚さ が約2インチ(51mm)であるファイバーフラックス(商+1)セラミック繊 維ブランケット(米国ニューヨーク州ナイヤガラ・ホールズにあるカーボランダ ム社製(Carborundum Co、)の頂部に配置した。その後、プリフ ォームを、はぼ室温に冷却した。はぼ室温に冷却後、ガラスピーズメディアを用 いてグリッドブラスト処理をすることによりコロイド状グラファイトコーティン グ354を除去したところ、マトリックス金属が射出成形プリフォームに浸透し て、プリフォームの形状に実質的に一致した薄肉金属マトリックス複合体が生成 したことが分かった。
本実施例から、射出成形により作製し、その後、溶融マトリックス金属体の表面 に浮かして薄肉プリフォームを自発的浸透に附することにより、複雑な形状の薄 肉金属マトリックス複合体を製造できることか明らかである。
ス1ル−L 本実施例では、溶融マトリックス金属を、沈陳キャストプロセスにより製造した プリフォームに自発的浸透することにより、薄金属マトリ・ンクス複合体を形成 する方法を示す。自発的浸透プロセスを行うためのレイアップは、さらに、プリ フォームを溶融マトリックス金属の表面上に浮かせることのできる支持体手段を 包含する。
総量的61.6gのプルオニツク(BLUONIC)(商標)Aコロイド状アル ミナ(米国バージニア州ライブリーにあるバントロック・インダストリーズ(B untrock IndustrieS)水溶液を、脱イオン水約122.6g で希釈し、そして約500m1ナルジーン(商標)プラス千ツクジャー(米国ニ ューヨーク州ローチェスターにあるナルゲ社製(Nalge))内に配置した。
220グリツド(平均粒径:約66μm)の39クリストロン(商標)緑色炭化 珪素粒状物(米国マサチューセンツ州ワーセスターにあるツートン社製)約43 0.4gと、500グリツド(平均粒径:約17μm)39クリストロン(商標 )緑色炭化珪素粒状物的184.8gを、ジャーに添加した。かなりの量のダウ エクスベリメンタルバインダーXUS40303.00 (米国ミシシッピー州 ミドランドにあるダウケミカル社製)(重量:約0.6g)を、ジャーに添加し てキャスト用スラリーを調製した。ジャーとその内容物を、約2時間ロールミル 粉砕した後、オービタルミキサー上に配置し、約2時間混合した。
直径約6インチ(152mm)x深さ約0.064インチ(1゜61mm)であ る円形内部キャビティを有するグレードがCl−1000であるシリコーンゴム 鋳型(米国ペンシルバニア州エクストンにあるプラスチック・ツーリング・サプ ライ社製)を、平らな硬賞アルミニウム板上に配Iした。フィラー材料スラリー を、鋳型が実質的に一杯になるまで鋳型内に注いだ、その後、アルミニウム板/ 鋳型アセンブリーとその内容物を、真空チャンバー内に配置し、そしてチャンバ ーの真空レベルを水銀約28インチ(711mm)とした、約2分後、真空チャ ンバー内を再び大気圧とし、そしてアルミニウム板/鋳型アセンブリーとその内 容物を、真空チャンバーから取り出した0次に、鋳型とその内容物を、シントロ ン磁気バイブレータ−(米国ペンシルバニア州ウェストリーディングにあるFM C社製)上に配置した。振動テーブルのt源を入れ、コントロールノブを175 にセットした。約1分後、コントロールノブを約3に下げ、そしてスラリー混合 物を、プラスチンクスバチュラを用いて鋳型の中央の方向に掻き集めた。コント ロールノブを3にセットした状態で約4分振動させた後、残留水をスラリー混合 物の上面から掻き集め、振動テーブルの電源を切り、そして鋳型内のプリフォー ムを、室温で約3時間乾燥させた。
乾燥後、プリフォームを鋳型から取り出し、寸法が約6.5インチ(165mm )角×厚さ約0. 5インチ(13mm)のジルコニア板トに配置した。ジルコ 5:−ア板とプリフォームを、室温空気雰囲気炉内に配置した。炉内の温度を、 約1時間で、はぼ室温から約100゛Cに上昇させた。約100 ’Cの温度で 約1時間維持した後、炉温を、約8時間で約1100”Cに」二昇させた。約1 100°Cの温度で約2時間維持した後、炉温を、約5時間でほぼ室温に減少さ せた。
・ンル゛コニナ板おプリフォームを、炉から取り出した。
ダグ(商標)154コロイド状グラフフイト(米国ミシン7ビー州ボートハ1コ ンにあるアケソン・コロイズ社製(AchesonColloids))約50 体積%と5、変性アルコール約50体積%とからなるバリヤコーティングとして 使用すべき混合物を調製した。エアーブラシを使用して、バリヤコーティングの 薄層をプリフォームの一方の面に適用した。バリヤコーティングを乾燥させ、そ してバリヤコーティングの更なる薄層を、実質的に同様の方法で適用した。この 操作を、バリヤコーティング約0.28gが適用されるまで反復した。
第35図に示すように、内部寸法が約9インチ(229mm)角×約4インチ( 102mm)で肉厚が約0.5インチ(13mm)であるグラファイトボート3 80を、次のように変更した。約8゜5インチ(216mm)x約4インチ(1 02mm)の切片を、グラファイトボート380の一つの側壁382から切り取 った。W、さが約0.188インチ(5mm)の溝を、グラファイトポートの底 部分と側面部に設けて、引戸機構を収容できるようにした。寸法が幅約9インチ (229mm)x高さ約6インチ(152mm)であり、厚さが約0.188イ ンチ(5nnm)であるグラファイト板384を溝に配置して、引戸機構を形成 した。グラファイトボート380の一部分の内表面に、切り目と折り目を所定の 位置に設けた厚さがO,015インチ(0,38mm)である一枚のグラフオイ ル(商標)グラファイトEi386(米国オハイオ州クリーブランドにあるユニ オンカーバイド社(Union Carbide Cam。
pany)のカーボンプロダクツディビイジョン製(CarbonProduc ts Div、))でライニングした。また、スライディングゲート機構も、グ ラフオイル(商標)グラフアイ1:・マごライニングした。内部寸法が約1.5 インチ(38mm)x約8インチ(203mm)であり、肉厚が約0.5インチ (13mm)である第一グラファイトボート388を、グラファイトボート38 0内の引戸機構に対向する壁の隣に配置した。直径が約0.313インチ(8m m)である4個の穴390を、引戸機構と向き合った第ニゲ)ファイトボート3 88の側壁の底部分を貫通して設けた。高さ約0.25インチ(6mm)で、直 径約0.75イ;/チ(19mm)である6個のグラファイトライザーリング( riser ring)392を、プリフォームの支持手段として、第一グラノ アイトポー4380内の所定の位置に配置した。グラフィボンド((’、RAP HIBOND)(商標) 551.−8グラフアイトセメント(米国ニューヨー ク州オツシニングにあるアレムコ・プロダクツ社製(Aremco Produ cts、Inc、))を用いて、ゲラフッ・イル(商標)シーa−に接着し、た 。
プリフォーム394を、グラファイトポー1380内のグラノア・1”I・ライ ザーリング392上に、プリフォーム394の未塗工面がグラファイトライザー リング392に接触するように配置した。珪素約15重量%、マグネシウム5. 5重量%、残部がアルミニウムからなり、総重量が約1496.5gであるマト リックス金属インゴット396を、第二グラファイトボート388内に配置した 。グラファイトボート380とその内容物を、室温の抵抗加熱制御雰囲気炉内に 配置した。炉をシールし、水銀真空約30インチ(762m m )に排気し、 そして市販の純窒素ガスでバックフィルしてほぼ大気圧にした。この操作を二回 反復した。窒素ガスを、流量約5 Uy t・ル/分でで炉内に流した。炉温を 、昇温速度約200’C/時間で、約800℃のレベルまで上昇させた。約80 0℃の温度で約16時間維持した後、炉のドアを開き、一対のステンレス製トン グを用いて引戸機構を引き−Eげて、残留溶融マトリックス金属を、砂の入った !iI製ボートに排出させた。実質的に全ての残留溶融マトリックス金属を砂内 に排出した後、スライディングゲート機構を最初の位置にもどし、プリフォーム 394をグラファイトポート380から取り出し、そして長さと幅がプリフォー ムよりも大きい一枚のグラフオイル(商標)グラファイト箔上にさかさま(マト リックス金属に最初接触し7ていた面をLに向ける)に配置した。プリフォーム 394は、約15分間でほぼ室温に冷却しまた。次に、ブリフォーl、394を 、ガラスピーズメディアを用いて、軽くグリシトブラスト処理してコロイド状グ ラファイトバリヤーを除去したところ、溶融マトリックス金属396がプリフォ ーム394に自発的浸透して、薄肉金属マトリックス複合材が生成したことが分 かった。
本実施例から、プリフォームとマトリックス金属の両方が入っているボートのプ リフォームと床との間の接触を防止する支持体とプリフォームが最初に接触して いるレイアンプを用いて、溶融マトリックス金属を沈降キャストプロセスにより 作成された薄肉プリフォームに浸透させることにより、薄肉金属マトリックス複 合体を形成できることが明らかである。自発的浸透プロセス中、プリフォームは 、溶融金属マトリックス金属により支持体から浮いてはなれる。
口■フ]「 [■ゴー昆− 口]7璽「− ロゴ丁]薯 一歪:】 [「1丁 口Bロー3− [jで7下 [西−8a 巨酊=1拍 [j7百「 −7=1 0ゴー 10 [丁二百 口1コイy [逐「=π「 208さ5、 [酊]ヨ ロ丁=耶■ [工1; [酊1澗 !−i% ロ]ゴー百も 、/′238 [西丁1筋 [西τ下正 [1ニアσ 口177丁 [ゴ:でと二 ロゴ77丁− 巨■肩拍− 二]ローフ「 [丁Ti【 ロゴ7Σr 口i=7百 ロゴ丁−丁− [亘「一部「 ロゴ:−コ8 要約書 マトリックス ム び 本発明は薄肉金属マトリックス複合材の新規な製造方法に係わる4、具体的には 、少なくともプロセスの成る時点で、浸透促進剤及び/又は浸透雰囲気をフィラ ー材料又はプリフォームと連通させることにより、溶融マトリックス金属をフィ ラー材料又はプリフォーム中に自発的に浸透させる。このような自発的浸透はな んら圧力や真空を適用することなく起きる。本発明のamでは、薄いシートtf fiのマトリックス金属にフィラー材料を適用することができる。あるいは、フ ィラー材料をテープキャスト法、スリップキャスト法等によって成形して薄肉プ リフォームを提供する。本発明の別の1!様では、マトリックス金属の物体上に フィラー材料を被覆して、自発的浸透が生じると、オリジナルのマトリックス金 属物体の形状を反転した形に複製した金属マトリックス複合体が作成されるよう にすることができる。
国際調査報告 国際ill査報告

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.薄いシート状のマトリックス金属を提供し、前記薄いシート状のマトリック ス金属を、少なくとも1種のフィラー材料を含む通気性材料で、少なくとも部分 的に包囲し、前記通気性材料の少なくとも一部に溶融マトリックス金属を浸透さ せて、前記薄いシート状のマトリックス金属の形状を反転複製した金属マトリッ クス複合体を形成することを含んで成る薄肉金属マトリックス複合体の製造方法 。
  2. 2.前記薄いシート状のマトリックス金属が少なくとも1つの貫通孔を有し、前 記浸透の前に前記貫通孔の中に少なくともいくらかのフィラーが存在する請求の 範囲第1項記載の方法。
  3. 3.キャビティを含む2重壁の金属マトリックス複合材構造体が作成され、前記 キャビティの前記少なくとも1つの貫通孔に対応する位置に少なくとも1つの補 強部材を有する請求の範囲第2項記載の方法。
  4. 4.前記少なくとも1つの補強部材が前記キャビティを横断して前記2重壁のそ れぞれと接触している請求の範囲第1項記載の方法。
  5. 5.モノマー、ポリマー、ポリマーマトリックス複合材、金属、セラミックス及 びガラスからなる群より選択された少なくとも1つの材料が前記キャビティの少 なくとも一部に配置される請求の範囲第3項記載の方法。
  6. 6.前記浸透が自発的浸透である請求の範囲第1〜5項のいずれか1項に記載の 方法。
  7. 7.テープキャスト法、スリップキャスト法、ドレインキャスト法、押出法、沈 降キャスト法、乾式プレス法、静水圧プレス法、押出法、スプレー塗花法、射出 成形法よりなる群から選択された少なくとも1つの方法で、少なくとも1つの薄 肉の通気性材料をプリフォームに成形し、 溶融マトリックス金属源を成形し、 前記マトリックス金属の前記通気性材料への自発的浸透を起こさせるために、前 記マトリックス金属、前記プリフォーム及び浸透雰囲気のうち少なくとも1つに 浸透促進剤前駆体及び浸透促進剤のうち少なくとも1つを提供し、 前記プリフォームの少なくとも一部に溶融マトリックス金属を自発的浸透させる ことを含んでなる薄肉金属マトリックス複合体の製造方法。
  8. 8.前記通気性プリフォームがテープキャストによる材料である請求の範囲第7 項記載の方法。
  9. 9.前記テープキャスト材料をバリヤ材料に接触させ、浸透が前記バリヤ材料の 所まで起きる請求の範囲第8項記載の方法。
  10. 10.前記テープキャスト材料をマンドレル上に配置する請求の範囲第9項記載 の方法。
  11. 11.前記通気性材料がスリップキャストによる中空プリフォームであり、前記 中空スリップキャストプリフオームの実質的全部の外表面がバリヤ手段と接触し 、その実質的全部の内表面がプロセス条件下で浸透しない材料と接触し、かつ前 記中空スリップキャストプリフォームの一部だけが溶融マトリックス金属と接触 する請求の範囲第7項記載の方法。
  12. 12.前記通気性材料が前記マトリックス金属の少なくとも1表面に適用された フィラー材料からなる請求の範囲第1又は7項に記載の方法。
  13. 13.前記通気性材料が前記バリヤ材料の1表面に適用されたフィラー材料から なる請求の範囲第1〜7項のいづれか1項に記載の方法。
  14. 14.前記薄肉金属マトリックス複合材が連続法で製造される請求の範囲第1又 は7項に記載の方法。
  15. 15.複数の通気性材料を次々に積層し、その通気性材料のそれぞれの間をバリ ヤ材料で分離する請求の範囲第1又は7項に記載の方法。
  16. 16.前記マトリックス金属がアルミニウムを含む請求の範囲第1〜15項のい づれか1項に記載の方法。
  17. 17.請求の範囲第1〜16項記載のいずれか1項に記載の方法で製造された金 属マトリックス複合材。
  18. 18.2重壁の少なくとも一部の間にキャビティを有する2重壁構造の金属マト リックス複合材と、前記2重壁を連結する少なくとも1つの補強部材とを含む金 属マトリックス複合体。
  19. 19.モノマー、ポリマー、ポリマーマトリックス複合材、金属、セラミックス 及びガラスからなる群より選択された少なくとも1つの材料が前記キャビティの 少なくとも一部に配置された請求の範囲第18記載の金属マトリックス複合体。
  20. 20.前記キャビティの少なくとも一部にポリマーが配置された請求の範囲第1 9項記載の金属マトリックス複合体。
  21. 21.前記キャビティが前記材料で実質的に完全に充填されている請求の範囲第 19又は20記載の金属マトリックス複合体。
  22. 22.前記金属マトリックス複合体中の前記マトリックス金属かアルミニウムを 含む請求の範囲第18〜21項のいづれか1項に記載の金属マトリックス複合体 。
  23. 23.前記金属マトリックス複合体中の補強材がアルミニウムを含む請求の範囲 第18〜22項のいづれか1項に記載の金属マトリックス複合体。
  24. 24.前記金属マトリックス複合体中のマトリックス金属が実質的に3次元的に 連結されている請求の範囲第18〜22項のいづれか1項に記載の金属マトリッ クス複合体。
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