JPH05506216A - 医薬としてのピリジン - Google Patents

医薬としてのピリジン

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JPH05506216A JP91506855A JP50685591A JPH05506216A JP H05506216 A JPH05506216 A JP H05506216A JP 91506855 A JP91506855 A JP 91506855A JP 50685591 A JP50685591 A JP 50685591A JP H05506216 A JPH05506216 A JP H05506216A
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ベール,ライナー
ボス,ヒルデガルト
ベラー,クラウス―ディーター
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ビイク グルデン ロンベルク ヒエーミツシエ フアブリーク ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 としてのピリジン 1」し1像m吐 本発明は、新規ピリジン、その製法、その使用及びこれを含有する医薬に関する 1本発明による化合物は、製薬工業で医薬を製造するために使用される。
従来の 術的背景 特定の、種々の方法で置換されたピリジンが薬理学的に有用な特性を有すること は公知である。即ち、欧州特許出![(EP−A)第285267号明細書には 、肝臓障害の治療及び予防のために使用される特定のピリジン及びジヒドロピリ ジンが記載されている。−ケミカル アブストラクツ(Che+m1cal A bstracts) (第112巻、1990年、5頁、抄録89)には、ジャ ーナル オブクロマトグラフィ−(Journal of Chromatog raphy) (1989年、494,209〜17)からの記事が紹介されて おり、この記事でマニジビンに相応するピリジン−代謝産物の単離が記載されて いる。−さて、意外にも、下記に記載の新規化合物が特に有利な薬理学的特性を 有することが判明したが、この特性によってこの新規化合物は従来公知の化合物 と有利に相違している。
の詳細な説 本発明の目的は、式1 [式中、基R1及びR5の一方は1〜6C−アルキルを表し、もう一方は基−E l−E2−N (R6a) R6bを表し、R2は水素、1〜6C−アルキル基 又はR3と一緒になフて2〜3C−アルキレンを表し、R3は1〜4C−アルキ ル、1〜4C−アルコキシ、3〜5C−アルコキシアルキル、3〜5C−アルコ キシアルコキシ又はR2と一緒になって2〜3C−アルキレンを表し、R4はR 41及びR42により置換されているフェニルを表し、R41は水素、ヒドロキ シ、ハロゲン、ニトロ、シアノ、トリフルオルメチル、1〜4C−アルキル、1 〜4C−アルコキシ、全部又は部分的に弗素により置換された1〜4C−アルコ キシ、1〜4C−アルコキシカルボニル、2〜5C−アシル、アミノ又はモノ− 又はジー1〜40−アルキルアミノを表し、R42は水素、ヒドロキシ、ハロゲ ン、ニトロ、シアノ、トリフルオルメチル、1〜4C−アルキル、1〜4C−ア ルコキシ、全部又は部分的に弗素により置換された1〜4C−アルコキシ、1〜 4C−アルコキシカルボニル、2〜5C−アシル、アミノ又は七ノー又はジー1 〜4C−アルキルアミノを表し、Elはメチレン(CH□)を表し、R2は直鎖 又は分枝鎖状1〜7C−アルキレン、基−(CH,)m−E−(CHl ) n −又は基−AI−0−A2−を表し、Eはビニレン(−CH=C)I−)又はエ チニレン(−C=C−)を表し、mは数1又は2を表し、nは数1叉は2を表し 、Alは測標又は2〜4C−アルキレンを表し、A2は2〜4C−アルキレン又 は2C−アルキレンオキシ−20〜アルキレンを表し、R6a及びR6bは一緒 になって、かつ両方が結合している窒素の封入下に式: (式中、Al1−CH,−CH,−C(R7)R8−CH,−CH□、−CH, −CH,−CHR9−CH,−CH,4は−G )(、−CR2−CH,−c  HRIOを表す)の基を表し、R7は水* (H)又はアリールを表し、R8は アリールを表すか又はR7とR8が一緒になってジアリールメチレンを表し、R 9はジアリール−1〜4C−アルキルを表し、RIOはアリール−1〜40−ア ルキルを表し、その際、アリ(式中、R11及びR12は同−又は異なるもので あり、水素(H)、1〜4C−アルキル、1〜4C−アルコキシ、ハロゲン、ヒ ドロキシ、トリフルオルメチル又は同じメチレンジオキシを表す)の環を表す〕 の新規ピリジン及びこれら化合物の塩である。
1〜60−アルキルは、直鎖又は分枝鎖状であり、例えばヘキシル〜、ネオペン チル−、イソベンチルー、ブチル−1i−ブチル−1S−ブチル−1t−ブチル −、プロピル−、イソプロピル−又は特にエチル−又はメチル基を表す。
2〜3C−アルキレンは、エチレン又はプロピレンであるので、R2及びR3は 、同じものを表す場合には、カルボニル基と一緒になってジヒドロピリジン環と 縮合して5〜又は6−員環を形成する。
1〜4C−アルキルは、直鎖又は分枝鎖状であり、例えばブチル−1i〜ブチル −1S−ブチル−1t−ブチル−、プロとルー、イソプロピルエチル−又は特に メチル基を表す。
1〜4C−アルコキシは、酸素原子の他に前記の1〜40〜アルキル基を含有す る。有利な1〜4C−アルコキシ基R41,R42,R11及びR12は、メト キシ−及びエトキシ基である。有利な1〜4C−アルコキシ基R3は、インプロ ポキシ−及びt−ブトキシ基である。
3〜5C−アルコキシアルキルは、側えばメトキシエチル−、エトキシエチル− 、プロポキシエチル−又はエトキシメチル基を表す。
3〜5C−アルコキシアルコキシルは、例えばメトキシエトキシ−、エトキシエ トキシ−又はプロポキシエトキシ基を表す。
ハロゲンは、本発明では、臭素、弗素及び特には塩素を表す。
特表千5−506216 (4) 全部又は一部弗素により置換された1〜4C−アルコキシは、例えば%1. l 、 2.2−テトラフルオルエトキシ、トリフルオルメトキシ、2,2.2−ト リフルオルエトキシ又は特にジフルオルメトキシである。
1〜4C−アルコキシカルボニルは、カルボニル基の他に前記の1〜4C−アル コキシ基の一つを含有する。
2〜5C−アシルは、カルボニル基の他に前記の1〜4C−アルキル基の一つを 含有する。有利にはアセチル基である。
モノ−又はジー1〜4C−アルキルアミノは、窒素原子の他に前記の1〜4C− アルキル基の1個又は2個を含有する。有利には、ジー1〜4C−アルキルアミ ノ及びこの場合には特にジメチル−、ジエチル−又はジイソプロピルアミノを含 有する。
直鎖又は分枝鎖状の1〜7C−アルキレンは、例えばメチレン(−CH,−)  、エチレン(−CH,−CHl−)、トリメチレン(−CH−CHt −CHx  −) 、テトラメチレン(−CH,−CH,−CHl−CH,−) 、 1. 2−ジメチルエチレンC−CHCCH,) −CM (CH,) −3,1,1 −ジメチルエチレンC−C(CH,)!−CHl−] 、 ]1.1−ジメチル プロピレンC−C(CH,)!−CH,−CH,−] 、 2゜2−ジメチルエ チレン[−CH,−C(CHl)1−コ、イソプロピリデンC−CCCH,)1 −3 、1−メチルエチレン[−CH(CF(、)CH,−] 、ペンタメチレ ン(−CH。
−CH,−CH,−CH,−CH,−)及びヘキサメチレン(−CH,−CH, −CH,−CH,−CH,−CH,−)である。
2〜40−アルキレンは、エチレン(−CH,〜CH,−)、トリメチレン(− CH,−CH,−CHx−)及びテトラメチレン(−CH,−CH,−CH,− CH,−)を表し、その際エチレンが有利である。
2G−アルキレンオキシ−20−アルキレンは、エチレンオキシで置換されてい るエチレンを表す(−CH,−〇H,−〇−〇 H,−CH,−) 。
アリールは、R11及びR12により置換されたフェニルを表す、アリール基の 例としては、下記のものが挙げられる:フェニル、4−メトキシフェニル、4− クロル2エニル54−メチルフェニル、4〜フルオルフエニル、3−フルオルフ ェニル、3−クロルフェニル、2−クロルフェニル、3−メトキシフェニル、2 −メトキシフェニル、2−エトキシフェニル、2−メチルフェニル、3−クロル −4−メチルフェニル、3.4−ジクロルフェニル、3,6−ジクロルフェニル 、2.4−ジメチルフェニル、2,6−ジメチルフェニル、3.4−ジメチルフ ェニル、3.4−メチレンジオキシフェニル、2−トリフルオルメチルフェニル 及び3−トリフルオルメチルフェニル。
ジアリール−1〜4C−アルキルは、アリール基2個によって置換されている1 〜4C−アルキルである。ジアリール−1〜4C−アルキルは、特にジフェニル メチル(ベンズヒドリル)又は置換されたベンズヒドリル、例えば4,4′−ジ フルオルベンズヒドリル、4,4゛−ジメチルベンズヒドリル、4.4’−ジメ トキシベンズヒドリル又は4.4′ジクロルベンズヒドリルである。
アリール−1〜4C−アルキルは、アリール基によって置換されている1〜40 −アルキルである。アリール−1〜4C−アルキルの例としては下記のものが挙 げられる:4−メチルペンシル、4−メトキシベンジル、4−クロルベンジル、 l−フェネチル、2−フェニルエチル、3−′フェニルプロピル、3−クロルベ ンジル、2.5−ジメチルベンジル、4−フルオルベンジル、3−メチルベンジ ル及び特にベンジル。
塩としては、全ての酸との塩が挙げられる。特に。
製薬工業で常用の無機及び有機酸の薬理学的に認容性の塩が挙げられる0例えば 本発明による化合物の製造で方法生成物として工業的規模で先ず生じる薬理学的 に非認容性の塩を、当業者に公知の方法で薬理学的に認容性の塩に変えることが できる。この種のものには、例えば水溶性及び水に不溶性の酸付加塩、例えば塩 化水素酸塩、臭化水素酸塩、沃化水素酸塩、燐Wl塩、硝酸塩、硫酸塩、酢酸塩 、クエン酸塩、グルコン酸塩、安息香酸塩、ハイベンザート、フェンジゾエート 、酪酸塩、スルホサリシレート、マレイン酸塩、ラウリン酸塩、りんご酸塩、フ マル酸塩、琥珀酸塩、蓚酸塩、酒石酸塩、アムゾナート、メテンボナート、ステ アリン酸塩、トシレート、2−ヒドロキシ−3−ナフトニート、3−ヒドロキシ −2−ナフトニート又はメシレートが好適である。
本発明の態様(態様a)は、式Ia: [式中、R1は1〜6C−アルキルを表し、R2、R3、R4、El、R2、R 6a及びR6bは前記のものを表す〕の化合物及びこれらの化合物の塩である。
本発明のもう1つの態様(I@様b)は弐Ib:〔式中、R1は1〜6C−アル キルを表し、R2、R3、R4、El、R2、R6a及びR6bは前記のものを 表すコの化合物及びこれらの化合物の塩である。
有利な化合物は、式中、基R1及びR5の一方がl〜6C−アルキルを表し、も う一方が基−El−E2−N (R6a ) R6bを表し、R2が1〜4C− アルキル又はR3と一緒になって2〜3C−アルキレンを表し、R3が1〜4C −アルキル、分枝鎖状の3〜4C−アルコキシ又はR2と一緒になって2〜3C −アルキレンを表し、R4がR41及びR42により置換されているフェニルを 表し、R41が特表千5−506216 (5) 水素、塩素又はニトロを表し、R42が水素又は塩素を表し、Elがメチレン( CH,)を表し、R2がエチレン、プロピレン、テトラメチレン、ペンタメチレ ン、ヘキサメチレン又は基−AI−0−A2−を表し、A1が測標を表し、A2 がエチレンを表し、R6a及びR6bが一緒になって、かつ両方が結合している 窒素の封入下に式: (式中、Aは一〇H,−CH!−C(R7)R8−CH,−CHl、−CH,− CH□−CHR9−CH,−CH,−又は−CH,−CH,−CH,−CHRI Oを表す)の基を表し、R7が水素又はフェニルを表し、R8がフェニルを表す か又はR7とR8が一緒になってジフェニルメチレンを表し、R9がジフェニル メチル(ベンズヒドリル)を表し。
RIOがベンジル又は4−クロルベンジルを表す式Iのようなもの及びこれら化 合物の塩である。
!!1様a及びbの有利な化合物は、式中、R1が1〜6C−アルキルを表し、 R2、R3、R4、R41,R42、El、 R2、A1. A2、R6a、  R6b+A、 R7、R8、R9及びRIOが有利な化合物に記載したものを表 す、式la及びIbのようなものである。
式Iの有利な化合物は、式中、基R1及びR5の一方が1〜40−アルキルを表 し、もう一方が基−El−E2−N (R6a) R6bを表し、R2が1−4 G−アルキル又はR3と一緒になって2〜3C−アルキレンを表し、R3が1〜 4C−アルキル、分枝鎖状の3〜4C−アルコキシ又はR2と一緒になフて2〜 3C−アルキレンを表し、R4が3−二トロフェニル又は2,3−ジクロルフェ ニルを表し、Elがメチレンを表し、R2がプロピレン、テトラメチレン、ペン タメチレン、ヘキサメチレン又は基−AI−0−A2−を表し、Alが測標を表 し、A2がエチレンを表し、R6a及びR6bが一緒になって、かつ両方が結合 している窒素の封入下に式: (式中、Aは〜CH,−CH,−C(R7)R8−CH,−CHlを表す)の基 を表し、R7がフェニルを表し、R8がフェニルを表すか又はR7とR8が一緒 になってジフェニルメチレンを表すようなもの及びこれらの化合物の塩である。
態様a及びbの有利な化合物は、式中、R1が1〜4C−アルキルを表し、R2 、R3、R4、El、 R2、At、A2、R6a、R6b、A、R7及びR8 が有利な化合物に記載したものを表す、弐1a及びlbのようなものである。
式1a及びIbの例として選択した本発明による化合物をそれぞれ置換基の意味 と共に下記jllI表に記載する: 第1表 [T !Iの続き 箪■表の続き 本発明のその他の目的は、式Iの化合物及びその塩の製法である。この方法は、 式rf二 [式中、R1、R2、R3、R4及びR5は前記のものを表す]の化合物を酸化 し、所望により、引き続き、得られた遊離化合物をその塩に変えるか又は得られ た塩を遊離化合物に変えることを特徴とする。
酸化は、当業者に自体公知の方法で、不活性溶剤、例えばジクロルメタン中で温 度O〜200℃で、有利には温度0〜50℃で実施する。
酸化(脱水素)用に無機及び有機酸化剤、例えば二酸化マンガン、硝酸、酸化ク ロム(IV)又は重クロム酸アルカリ、酸化窒素、クロルアニル、テトラシアノ ベンゾキノリン又は好適な電極系の存在での陽極酸化が挙げられる。
式I+のジヒドロピリジンは新規であり、これも本発明の目的である。この化合 物は、例えば欧州特許出願(EP−^)第176956号明細書、欧州特許出願 (EP−A)第138505号明細書、欧州特許比It(EP−^)第2428 29号明細書、欧州特許比M (EP−A) 1g314038号明細書又は西 ドイツ特許公開公報(DE−OS3 !3627742号明細書に記載の方法と 同様にして製造することができるが、有利には下記反応式により製造することが できる、[式中、R1は、1〜6C−アルキルを表し、Xは離脱しうる基(有利 にはハロゲン原子、特に臭素又は塩素)を表し、R2、R3、R4、El、R2 、R6a及びR6bは前記のものを表す]。
次に実施例につき本発明を詳説するが、本発明はこれらにのみ制限されるもので はない、実施例に例として挙げた一般式1の化合物並びにこれらの化合物の塩は 、有利な本発明の目的である。 5chIIp、は融点を表し、時間は略語h、 分は911M1n、を使用する。 Zars、は分解を表す、″エーテル2とは ジエチルエーテルのことである。
実施例 赴11 1.5−アセチル−2,6−シメチルー3− [5−(4,4−ジフェニル−1 −ピペリジニル)ペンタノイル] −4−(3−ニトロ工二ル)−ビ1ジン−フ マレート 5−アセチル−1,4−ジヒドロ−2,6−シメチルー3− [5−(4゜4− ジフェニル−1−ピペリジニル)ペンタノイル]−4−(3−ニトロフェニル) −ピリジン−ヒドロクロリド1.2g (1,9ミ!J モル)を、過剰のlN NaOHと一緒に振出することによって遊離塩基に変え、酢酸エステルで抽出す る。有機相を硫酸マグネシウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮する。残分を真空中 で乾燥させ、引き続き無水ジクロルメタン30+*l中に入れる。二酸化マンガ ン2.5g (29ミリモル)を添加する。混合物を12時間室温で強力に撹拌 する。更に8時間かかつて二酸化マンガン2g(23ミリモル)を各々0.5g に分けて添加する。引き続き、遠心分離し、沈澱物を傾斜除去する。
上澄み液を濃縮し、トルエン/アセトン−872でシリカゲルを用いてクロマト グラフィーにかける。こうして得られた生成物をイソプロパツール30m1中に 入れ、インプロパツール20m1中のフマル酸0.22g (1,9ミリモル) を加える。標題化合物は一晩で晶出する。収量=0.7g (52%)、融点: 181〜190℃分解(アセトニトリル)。
2、 3.5−ジアセチル−2−(4−(4,4−ジフェニル−1−ピペリジニ ル)プチルコー6−メチル−4−(3−ニトロフェニ上エヨL[乙辷1TL’− h−一一一一一−−一−−−3,5−ジアセチル−1,4−ジヒドロ−2−(: 4− (4,4−ジフェニル−1−ピペリジニル)ブチル]−6−メチル−4− (3−二トロフェニル)−ピリジン−ヒドロクロリド2.4g (3,8ミリモ ル)を、例1に記載したようにして先ず遊離塩基に変え、次いで二酸化マンガン 9g (0,1モル)で酸化してとリジンにする。後処理は例1に記載したよう にして行う、クロマトグラフィーの後、生成物1.5gが得られ、これをインプ ロパツール30+*l中に入れ、イソプロパツール30m1中のフマル酸0.3 g (2,6ミリモル)を加える。このようにして得られた生成物をアセトニト リル251中に入れ、熱時ジイソプロピルエーテル25m1を加える。標題化合 物は一晩で晶出する。収量二0゜9g(33%)、融点:178〜181’c分 解(アセトニトリル/ジイソプロピルエーテル)。
3.3−アセチル−2−[4−(4,4〜ジフェニル−1−とベリー4−3−二 トロフェニル)−ピリジン−フマレート3−アセチル−1,4−ジヒドロ−2− (4−(4,4−ジフェニル−1−ピペリジニル)ブチル]−5−tブトキシカ ルボニル−6−メfルー4−(3−ニトロフェニル)−ピリジン−ヒドロクロリ ド3g (4,4ミリモル)を、例1に記載したようにして二酸化マンガン12 g (0,14モル)で酸化してピリジンにする。I!生成物をトルエン/アセ トン譚6/4でクロマトグラフィーにかける。この様にして得られた生成物をイ ソプロパツール10m1中に入れる。標題化合物はインプロパツール251中の フマル酸0.41g (3゜5ミリモル)の添加後に晶出する。収量:2.15 g (64%)、融点=184〜186℃分解(インプロパツール)。
4.5−アセチル−4−(2,3−ジクロルフェニル) −2,6−シメチルー 3− [5−(4,4−ジフェニル−1−ピペリジニル)ペン ノイル −ビリ ジンー マレート5−アセチル−4−(2,3−ジクロルフェニル) −1,4 −ジヒドロ−2,6−シメチルー3− [5−(4,4−ジフェニル−1−ピペ リジニル)ペンタノイル]−ピリジンーヒドロクロリド1.1g (1,7ミリ モル)を、例1に記載したようにして先ず遊離塩基に変え、次いで二酸化マンガ ン4.4g (50ミリモル)で酸化してピリジンにする。後処理を例1に記載 した様にして行う、粗生成物をトルエン/アセトン−6/4でシリカゲルを用い てクロマトグラフィーにかける。黄色の油状物0.71gが得られ、これをイン プロパツール3.5ml中に入れ、インプロパツール61中の2マル酸0.13 g (1,1ミリモル)を加える。標題化合物が一晩で晶出する。収量:0.6 9g(55%)、融点:172〜173℃分解(アセトニトリル)。
5.5−アセチル−2,6−シメチルー3−[:6− (4,4−ジフェニル− 1−ピペリジニル)ヘキサノイル] −4−(3−二トロフェニル)−ピリジン −フマレート 5−アセチル−1,4−ジヒドロ−2,6−シメチルー3− C6−(4゜4− ジフェニル−1−ピペリジニル)ヘキサノイルコ−4−(3−ニトロフェニル) −ピリジン−ヒドロクロリド3g(4,9ミリモル)を、例1に記載したように して先ず遊離塩基に変え、次いで二酸化マンガン4g(46ミリモル)で酸化し てピリジンにする。後処理は例1に記載した様にして行う、!?!生成物をトル エン/アセトン=872でシリカゲルを用いてクロマトグラフィーにかける。黄 色の油状物1.9gが得られ、これをインプロパツールl0m1中に入れ、イソ プロパツール10m1中のフマル酸0.36g (3,1ミリモル)を加える。
標題化合物が一晩で晶出する。収量: 1.6g (45%)、融点:169〜 171℃分解(インプロパツール)66.3−アセチル−5−tブトキシカルボ ニル−2−C,4−(4゜4−ジフェニル−1−ピペリジニル)ブチル] −4 −(2,3−ジクロルフェニル)−6−メ ルーピリジン−フマレート3−アセ チル−5−tブトキシカルボニル−1,4−ジヒドロ−4−(2,3−ジクロル フェニル) −2−[4−(4,4−ジフェニル−■−ピペリジニル)ブチル] −6−メチルービリシンーヒ特表千5−506216 (8) ドロクロリド1.5g (2,1ミリモル)を、Mlに記載したようにして先ず 遊離塩基に変え、次いで二酸化マンガン2g (23ミリモル)で酸化してピリ ジンにする。
後処理を例1に記載した様にして行う、粗生成物をトルエン/アセトン富9/1 でシリカゲルを用いてクロマトグラフィーにかける。黄色の油状物0.8gが得 られ、これをインプロパツール2+Ill中に入れ、インプロパツール1O11 1中のフマル酸0.14g (1,2ミリモル)を加える。標題化合物が一晩で 晶出する。収量:0.75g (45%ン、融点:189〜190℃分解(アセ トニトリル)。
7、 3.5−ジアセチル−2−[6−(4,4−ジフェニル−1−ピペリジニ ル)へキサシル]−6−メチル−4−(3−ニトロフェニル)−ピリジン−フマ レート 3.5−7セチルー1.4−ジヒドロ−2−C6−(4,4−ジフェニル−1− ピペリジニル)へキシルコ−6−メチル−4−(3−二トロフェニル)−ピリジ ン−ヒドロクロリド2g(3ミリモル)を、filに記載したようにして先ず遊 離塩基に変え、次いで二酸化マンガン4g(46ミリモル)で酸化してピリジン にする。後処理は例1に記載した様にして行う、粗生成物をトルエン/7セトン ー8/2でシリカゲルを朋いてクロマトグラフィーにかける。jf色の油状物0 .5gが得られ、これをインプ0パノールIO@1中に入れ、インプロパツール 10m1中のフマル酸0.1g(0,8ミリモル)を加える。標題化合物が一晩 で晶出する。収量:0.3g(13%)、融点:133〜138℃分解(アセト ニトリル)。
8.5−アセチル−2,6−シメチルー3− (8−(4,4〜ジフェニル−1 −ピペリジニル)オクタノイル] −4−(3−ニトロフェニル)−ピリジン− フマレート 5−アセチル−1,4−ジヒドロ−2,6−シメチルー3− [8−(4゜4− ジフェニル−1−ピペリジニル)オクタノイル]−4=(3−巳トロフェニル) −ピリジンl g (1,6ミリモル)をアセトン20m1中に溶かし、水20 m1中の硝酸セリウム(【V)アンモニウム1−7g (3,1ミリモル)を加 える。
10分後に水30m1を添加する。こうして得られた混合物を酢酸エステルで抽 出する。有機相を硫酸マグネシウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮する。凝固した 泡1gが得られ、これを加温下でイソプロパツール5ml中に溶かし、インプロ パツールl0m1中のフマル酸0.28 g(146ミリモル)を加える。冷却 に際して標題化合物が晶出する。収量+0.93g (78%)、融点・159 〜163℃分解(アセトニトリル)。
9、3−アセチル−5−tブトキシカルボニル−2−、[2−(4゜4−ジフェ ニル−1−ピペリジニル)−1−エチルオキシ〕メチル−6−メチル〜4−(3 −ニトロフェニル)−ピリジン3−アセチル−5−tブトキシカルボニル−1, 4−ジヒドロ−2−[2−(4,4−ジフェニル−1−ピペリジニル)−1−エ チルオキシコメチル−6−メチル−4−(3−ニトロフェニル)−ピリジン−ヒ ドロクロリド2.5g (3,6ミリモル)を、4PIlに記載したようにして 先ず遊離塩基に変え、次いで硝酸セリウム(IV)アンモニウム4g (7,3 ミリモル)で例8に記載したようにして酸化してピリジンにする。
粗生成物をトルエン/アセトン電1/1でシリカゲルを用いてクロマトグラフィ ーにかける。こうして得られた標題化合物をメタノール2(lalから再結晶さ せる。収量: 1.5g (60%)、融点: 140〜14Pc (メタノー ル)10、 3−[6−(4,4−ジフェニル−1−ピペリジニル)ヘキサノイ ル]−2−メチル−4−(3−ニトロフェニル)−5−オキソ−5,678−テ トーヒドローキノリンーフマレート3− C6−(4,4−ジフェニル−1−ピ ペリジニル)ヘキサノイルコ−1,4,5,6,7,8−ヘキサヒドロ−2−メ チル−4−(3−ニトロフェニル)−5−オキソ−キノリン2.3g (3,7 ミリモル)をアセトン20ffil中に溶かし、水20m1中の硝酸セリウム( IV)アンモニウム4g (7,4ミリモル)を加える。 15分後に水5ou lを添加する。酢酸エステルで抽出する。有機相を炭酸水素ナトリウム水溶液で 洗浄して中性にし、硫酸マグネシウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮する。残分を イソプロパツール50m1中に入れ、イソプロパツール50m1中のフマル酸0 .43g (3,7ミリモル)を加える。標題化合物が一晩で晶出する。収量: 1−75g (65%)、融点:235〜237.5℃分解(アセトニトリル/ メタノール)。
11.5−アセチル−2,6−シメチルー3− C5−(4−ジフェニルメチレ ン−L−ピペリジニル)ペンタノイル] −4−(3−ニトロフェニル −ビリ ジンーフマレート5−アセチル−1,4〜ジヒドロ−2,6−シメチルー3−  [5−(4−ジフェニルメチレン−1−ピペリジニル)ペンタノイルコ−4−( 3−ニトロ7 x ニル)−ピリジン0.9g (1,5ミリモル)をアセトン 30m1中に溶かし、水20+al中の硝酸セリウム(IV)アンモニウム1. 8g (3,2ミリモル)を加える。15分後に水100m1を添加する。酢酸 エステルで抽出する。有機相を炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄して中性にし、 硫酸マグネシウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮する。残分をトルエン/アセトン −8/2でクロマトグラフィーにかける。黄色油状物0.73gが得られ、これ をインプロパツール12m1中に溶かし、インプロパツール5IIl中のフマル 酸Q−15g (1,3ミリモル)を加える。放置する際に標題化合物が晶出す る。収量:0.7g(65%)、融点:197〜198℃分解(インプロパツー ル)。
盗且l皇l 特表平5−5o62te (9) A、5−アセチル−1,4−ジヒドロ−2,6−シメチルー3−(5−クロルペ ンタノイル)−4−(3−ニトロフェニル)−ピリジン及び3,5−ジアセチル −1,4−ジヒドロ−2−(4−クロルブチル)−6−メチル−4−(3−ニト ロフェニル)−ピリジン l−クロル−6−(3−二トロフェニルーメチレン) −5,7−オクタジオン 32g (0,103モル)及び2−アミノ−2−ベンfンー4−tン31g  (0,312モk) ttメタ/ −Ay25r)rsl中で24時間還流下で 沸騰させる。これを濃縮し、残分を酢酸エステル/石油エーテル−4/6でシリ カゲルを用いてクロマトグラフィーにかける。収量:32g(79%)、生成混 合物は標題化合物を約3/1の比で含有する。
標題化合物1は放置する際に一部品出する。融点+131〜132℃(アセトニ トリル)、油状物として残留する標題化合物2は、更に精製せずに更に直接反応 させることができる。
B、 5−アセチル−1,4−ジヒドロ−2,6−シメチルー4−(3−二トロ フェニル) −3−C5−(4,4〜ジフェニル−1−ピペリジニル)ペンタノ イル −ビ2ジンーヒドロクロリド5−アセチル−1,4−ジヒドロ−2,6− シメチルー3−(5−クロルペンタノイル) −4−(3−ニトロフェニル)− ピリジン5.2g (14ミリモル)及び沃化ナトリウム4.2g (2aミリ モル)を無水アセトン200il中で241117間還流下で沸騰させる。これ を濾過し、濃縮する。残分を4.4−ジフェニルピペリジン−ヒドロクロリド8 g(28ミリモル)及び炭酸カリウム8g(58ミリモル〕と一緒にジオキサ2 100ml中で還流下で24時間沸騰させる。濾過し、濃縮し、残分をシリカゲ ルを用いてトルエン/アセトン−2/8でクロマトグラフィーにかける。こうし て得られた生成物をインプロパツール120m1中に入れ、ジエチルエーテル1 50m1で希釈する。標題化合物をエーテル性塩酸の添加により沈澱させる。収 量: 4.75 g(54%)、融点:164〜167℃(アセトニトリル)。
C,3,5−ジアセチル−1,4−ジヒドロ−2−C4−(4,4−ジフェニル −1−ピペリジニル)プチルコー6−メチル−4−(3−ニトロフェニル)−ピ リジン−ヒドロクロリド3.5−ジアセチル−1,4−ジヒドロ−2−(4−ク ロルブチル)−6−メチル−4−(3−ニトロフェニル)−ピリジン5.5g( 14ミリモル)及び沃化ナトリウム4.2g (28ミリモル)を無水アセトン 200m1中で24時間還流下で沸騰させる。これを濾過し、濃縮する。残分を 4.4−ジフェニルピペリジン−ヒドロクロリド8g(28ミリモル)及び炭酸 カリウム8g(58ミリモル)と−緒にジオキサン1001中で還流下で24時 間沸騰させる。′4通し、濃縮し、残分をシリカゲルを用いてトルエン/アセト ン=2/8でクロマトグラフィーにかける。こうして得られた生成物をインプロ パツール120n I中に入れ、ジエチルエーテル150で希釈する。標題化合 物をエーテル性塩酸の添加により沈澱させる。収量+4.6g (52%)。
融点、225〜227℃(アセトニトリル)。
D、3−アセチル−5−tブトキシカルボニル−2−(4−クロルブチル)−1 ,4−ジヒドロ−6−メチル−4−(3−ニトロフェニル)−ピリジン l−クロル−6−(3−二トロフェニルーメチレン) −5,7−オクタジオン 24g(79ミリモル)及びβ−アミノ−クロトン酸−tブチルエステル25g  (0,159モル)を1−ブタノール200m1中で18時間還流下で沸騰さ せる。濾過し、濃縮し、残分をシリカゲルを用いてトルエン/アセトン−9/1 でクロマトグラフィーにかける。標題化合物が黄色油状物として得られる。収量 : 19.7 g (57%)。
E、3−アセチル−1,4−ジヒドロ−2−口4− (4,4〜ジフェニル−1 −ピペリジニル)ブチル]−5−tブトキシカルボニル−6−メチル−4−(3 −ニトロフェニル)−ピリジン−ヒドロ ロリド 3−アセチル−5−tブトキシカルボニル−2−(4−クロルブチル)−1,4 −ジヒドロ−6−メチル−4−(3−ニトロフェニル)−ピリジン7.6 g  (17ミリモル)を沃化ナトリウム5.2g (35ミリモル)を用いて無水ア セトン3001中で例Bに記載したようにして沃化物に変える。これ′を引き続 き例日に記載したようにして、ジフェニルピペリジン−ヒドロクロリド7.7g  (26ミリモル)及び炭酸カリウム7.2g (52ミリモル)とジオキサン 100m1中で反応させる。粗生成物をトルエン/アセトン±6/4でシリカゲ ルを用いてクロマトグラフィーにかける。こうして得られた生成物をアセトニト リル30m1中に入れる、標題化合物をエーテル性塩酸の添加により沈澱させる 。収量:3.7g (32%)、融点:230〜231℃分屏(アセトニトリル )。
F、5−アセチル−4−(2,3−ジクロルフェニル) −1,4−ジヒドロ− 2,6−シメチルー3− C5−(4,4−ジフェニル−l−ビペリジニル)ペ ンタノイル]−ピリジンーヒドロクロリド 5−アセチル−4−(2,3〜ジクロルフエニル) −1,4−ジヒドロ−2, 6−シメチルー3−(5−クロルペンタノイル)−ピリジン5g(12ミリモル )を出発化合物Bに記載したようにして先ず、沃化ナトリウム3.6g (24 ミリモル)と、次いで4.4〜ジフェニルピリジン−ヒドロクロリド6.9g  (24ミリモル)と反応させる。後処理は出発化合物Bで記載したようにして行 う、トルエン/アセトン−773でクロマトグラフィーにかける。こうして得ら れた生成物をインプロパツール201中に入れ、ジエチルエーテル5mlで希釈 する。標題化合物をエーテル性塩酸の添加により沈澱させる。収量:2.3g( 30%)、融点:258〜259℃分解(アセトニトリル)。
0、 5−アセチル−4−(2,3−ジクロルフェニル) −1,4−ジヒドロ −2,6−シメチルー3−(5−クロルペンタノイル)−ピリジン 6−(2,3−ジクロルフェニル−メチレン)−1−クロル−5゜7−オクタジ オンlOg(30ミリモル)及び2−アミノ−2−ペンテン−4−オン6g(6 0ミリモル)を1−ブタノール10特表千5−506216 (10) 0ml中で7時間還流下で沸騰させる。濃縮し、残分を酢酸エステル/石油ニー タル!3/7でシリカゲルを用いてクロマトグラフィーにかける。標題化合物が 黄色油状物として得られる。収量:5.8g (47%)。
H,5−アセチル−1,4−ジヒドロ−2,6−シメチルー3−(6−ブロムヘ キサノイル) −4−(3−ニトロフェニル)−ピリジン l−ブロム−7−(3−ニトロフェニル−メチレン) −6,8−ノナンジオン 42g (0,11ミリモル)及び2−アミノ−2−ペンテン−4−オン22g  (0,22ミリモル)をメタノール270m1中で20時間還流下で沸騰させ る。濃縮し、残分をトルエン/アセトン=9515でシリカゲルを用いてクロマ トグラフィーにかける。標題化合物が黄色油状物として得られる。収量:22g (44%)。
7、 5−アセチル−1,4−ジヒドロ−2,6−シメチルー3− [6−(4 ,4−ジフェニル−1−ピペリジニル)ヘキサノイル〕−4−(3−ニトロフェ ニル −ビリジンーヒドロクロリド5−アセチル−1,4−ジヒドロ−2,6− シメチルー3−(6−ブロムヘキサノイル)4−(3−ニトロフェニル)−ピリ ジン9g(20ミリモル)を、出発化合物日に記載したようにして先ず、沃化ナ トリウム6g(40ミリモル)と、次いで4,4−ジフェニルピペリジン−ヒド ロクロリド11g(38ミリモル)と反応させる。後処理は出発化合物Bで記載 したようにして行う、トルエン/アセトンは1/1でクロマトグラフィーにかけ る。こうして得られた生成物をアセトニトリル2OrxI中に入れる。11gM 化合物をエーテル性塩酸の添加により沈澱させる。収量:4g (31%)、融 点=136℃分解(アセトニトリル)。
K、3−アセチル−5−tブトキシカルボニル−1,4−ジヒドロ−4−(2, 3−ジクロルフェニル) −2−(4−クロルブチル)−6−メチル−ピリジン 6−(2,3−ジクロルフェニル−メチレン)−1−クロル−5゜7−オクタジ オン25g(70ミリモル)及びβ−アミノ−クロトン酸−tブチルエステル2 2g (0,14ミリモル)を1−ブタノール200m1中で6時間還流下で沸 騰させる。濃縮し、残分をトルエン/アセトンf8/2でクロマトグラフィーに より前精製する。こうして得られた生成物をもう一度シリカゲルを用いてトルエ ン/アセトン=9911でクロマトグラフィーにかける。標題化合物が黄色油状 物として得られる。収量:5.8g (18%)。
L、3−アセチル−5−tブトキシカルボニル−1,4−ジヒドロ−2−[4− (4,4−ジフェニル−1−ピペリジニル)ブチル] −4−(2,3−ジクロ ルフェニル)−6−メチル−ピリジン−ヒドロクロリド 3−アセチル−5−tブトキシカルボニル−1,4−ジヒドロ−4−(2,3− ジクロルフェニル) −2−(4−クロルブチル)−6−メチル−ピリジン5. 6g (12,2ミリモル)を、出発化合物日に記載したようにして先ず、沃化 ナトリウム3.6g (24,4ミリモル)と、次いで4.4−ジフェニルピリ ジン−ヒドロクロリド6g(21ミリモル)と反応させる。後処理は出発化合物 Bで記載したようにして行う。
トルエン/アセトン−8/2でクロマトグラフィーにかける。こうして得られた 生成物をイソプロパツール301中に入れる。標題化合物をエーテル性塩酸の添 加により沈澱させる。収量:5.2g(60%)、融点:154〜156℃分解 (アセトニトリル)。
M、3.5−ジアセチル−1,4−ジヒドロ−2−(6−ブロムヘキシル)−6 −メチル−4−(3−二トロフェニル)−ピリジン1、−ブロム−8−(3−ニ トロフェニル−メチレン)−7,9−デカンジオン45g (0,14モル)及 び2−アミノ−2−ペンテン−4−オン28g (0,28モル)をメタノール 3001中で24時間還流下で沸騰させる。濃縮し、残分をトルエン/アセトン −99/lでクロマトグラフィーにより前精製する。こうして得られた生成物を もう一度シリカゲルを用いてトルエン/酢酸エステル−872でクロマトグラフ ィーにかける。標題化合物が黄色油状物として得られる。収量: lQ、;i  (16%)。
N、3.5−ジアセチル−1,4−ジヒドロ−2−[6−(4,4−ジフェニル −1−ピペリジニル)へキシルコ−6−メチル−4−(3−ニトロフェニル)− ピリジン−ヒドロクロ1 ド3.5−ジアセチル−1,4−ジヒドロ−2−(6 −ブロムヘキシル)−6−メチル−4−(3−ニトロフェニル)−ピリジン3. 5g(7,8ミリモル)を、出発化合物Bに記載したようにして先ず沃化ナトリ ウム2.3g (15,6ミリモル)と、次いで4.4−ジフェニルピリジン− ヒドロクロリド4.3g(15,6ミリモル)と反応させる。後処理は出発化合 物Bで記載したようにして行う、トルエン/アセトン−8/2でクロマトグラフ ィーにかける。こうして得られた生成物をアセトニトリル5ml中に入れ、ジエ チルエーテル5m1m希釈する。標題化合物をエーテル性塩酸の添加により沈澱 させる。収量:3g(61%)、融点=166〜167℃(アセトニトリル)。
0.5−アセチル−3−(8−ブロムオクタノイル)−1,4〜ジヒドロ−2, 6−シメチルー4−(3−ニトロフェニル)−ピリジン ■−ブロムー9−(3−ニトロフェニル−メチレン) −8,10−ウンデカン ジオン35g (91ミリモル)及び2−アミノ−2−ペンテン−4−オン18 g (0,18モル)をメタノール250m1中で42時間還流下で沸騰させる 。濃縮し、残分をトルエン/酢酸エステル−872でクロマトグラフィーにかけ る。標題化合物が黄色油状物として得られる。収量: 11.4 g (26% 〕。
P、5−7セチルー1.4−ジヒドロ−2,−ジメチル−3−[8−(4,4− ジフェニル−トビペリジニル)オクタノイル]−4−(3−ニトロフェニル)− ピリジン5−ジアセチル−3−(8−ブロムオクタノイル)−1,4−ジヒドロ −2,6−シメチルー4−(3−ニトロフェニル)−ピリジンIOg<21ミリ モル)を、出発化合物Bに記載したようにして、先ず沃化ナトリウム6.3g  (42ミリモル)と、次いで4.4−ジフェニルビベリジンーヒドロクロリ特表 平5−506216 (11) ド11.5g (40ミリモルフと反応させる。後処理は出発化合物Bで記載し たようにして行う、極性を上昇させながら、先ずトルエン/アセトン−9/1で 、最後にトルエン/アセトンN6/4でクロマトグラフィーにかける。こうして 得られた生成物をアセトニトリル7(Jul中で再結晶させる。標題化合物が黄 色固体として得られる。収量+11g(82%)、融点=141〜145℃(ア セトニトリル)。
Q、3−アセチル−5−t−ブトキシカルボニル−2−(2−クロル−1−エト キシ)メチル−1,4−ジヒドロ−6−メチル−4−3−ニトロフェニル)−ピ リジン 1−(2−クロル−1−エトキシ−) ’) −3−(3−ニトロフェニル−メ チレン)−2,4−ペンタジオン13g(40ミリモル)及びβ−アミノ−クロ トン酸−t−ブチルエステル12.8 g(80ミリモル)をl−ブタノール1 00m1中で5時間還流下で沸騰させる。濃縮し、残分をトルエン/アセトン− 9515でクロマトグラフィーにかける。標題化合物が黄色油状物として得られ る。収量:8.5g (47%)。
R,3−アセチル−5−t−ブトキシカルボニル−1,4−ジヒフォロ−2−[ 2−(4,4−ジフェニル−1−ピペリジニル)−1−エチルオキシコメチル− 6−メチル−4−(3−ニトロフェニル)−ピリジン−ヒドロ ロリド 3−アセチル−5−t−ブトキシカルボニル−2−(2−クロル−I−エトキシ )メチル−1,4−ジヒドロ−6−メチル−4−(3−ニトロフェニル)−ピリ ジン8.5 g < 19ミリモル)を、出発化合物Bに記載したようにして先 ず沃化ナトリウム5.6g (38ミリモル)と、次いで4.4−ジフェニルピ リジン−ヒドロクロリド10.3g (36ミリモル)と反応させる。後処理は 出発化合物Bで記載したようにして行う、トルエン/アセトン=9/lでクロマ トグラフィーにかける。こうして得られた生成物をジエチルエーテル50m1中 に入れる。標題化合物をエーテル性塩酸の添加によって沈澱させる。収量:11 gH14%)。
融点=175〜177℃(ジエチルエーテル)。
3、 3−(6−クロルヘキサノイル) −1,4,5,6,7,8−へキサヒ ドロ−2−メチル−4−(3−ニトロフェニル)−5−オキソ−キノリン 3−アミノシクロヘキセ−2−エン−1−オン37g (0,33モル)及びト クロルー7−(3−ニトロフェニル−メチレン)−ノナ−6,8−ジオン42g  (0,13モル)をメタノール400tnl中で38時間還流下で沸騰させる 。濃縮し、残分をトルエン/アセトン寓8/2でクロマトグラフィーにかける。
標題化合物が黄色油状物として得られる。収量二18g (34%)。
7、 3−[6−(4,4−ジフェニル−1−ピペリジニル)ヘキサノイル]− 1,4,5,6,7,8−へキサヒドロ−2−メチル−4−(3−ニトロフェニ ル)−5〜オキソ−キノリン3−(6−クロルヘキサノイル) −1,4,5, 6,7,8−ヘキサヒドロ−2−メチル−4−(3−ニトロフェニル)−5−オ キソ−キノリン6.6g (16ミリモル)及び4.4−ジフェニルピペリジン −ヒドロクロリド9g(32ミリモル)を沃化ナトリウム2.5g (16ミリ モル)及び炭酸ナトリウム7g(66ミリモル)と−緒にアセトン150nl中 で6日間還流下で沸騰させる。濾過し、濃縮し、残分を酢酸エステル150n+ 1中に入れる。チオ硫酸ナトリウム溶液(5%)40mlで振出する。有機相を 硫酸マグネシウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮する。残分をトルエン/アセトン !8/2でシリカゲルを用いてクロマトグラフィーにかける。標題化合物が黄色 油状物として得られる。収量:8g(82%)。
U、5−アセチル−1,4−ジヒドロ−2,6−シメチルー3−[5−(4−ジ フェニルメチレン−1−ピペリジニル)−ペンタノイル −4−(3−ニトロフ ェニル)−ピリジン5−アセチル−1,4−ジヒドロ−2,6−シメチルー3− (5−クロルペンタノイル) −4−(3−ニトロフェニル)ピリジン4.7  g (12ミリモル)及び4−ジフェニルメチレンピペリジン3g(14ミリモ ル)を沃化ナトリウム1.9 g(12ミリモル)及び炭酸ナトリウム5g(4 8ミリモル)と−緒にアセトン200m1中で5日間還流下で沸騰させる。
濾過し、濃縮し、残分を酢酸エステルI(loaf中に入れる。この溶液をチオ 硫酸ナトリウム溶液40m1 (5%)で振出する。有機相を硫酸マグネシウム 上で乾燥させ、濾過し、a縮する。残分をトルエン/アセトン−6/4でクロマ トグラフィーにかける。標題化合物が黄色油状物として得られる。収量:2.2 g(32%)。
皇」しE」 式Iの化合物及びその塩は、営業用に使用可能である貴重な特性を有する。これ らは、第一に有利な細胞抑制活性を有する抗新生物薬である。これらは、腫瘍病 の治療に、例えば乳児における転移生成及び腫瘍成長の抑制又は防止に使用する ことができる。その際、これらはいわゆる“薬剤抵抗性“又は“マルチ薬剤抵抗 性“を克服するためのその他の細胞抑制剤と組み合わせて使用することができる だけではない、更にこれらはその抗新生物特性により、治療抵抗性と見なされる 腫瘍の治療自体用に好適である。
選択的なIIIIIiIIされた増殖抑制においてはっきり現れ、僅かな毒性、 良好な生体使用可能性及び不所望な副作用の欠如が備わっているその卓越した効 力において、式Jの化合物及びその塩は公知の癌化学療法剤とは驚異的かつ卓越 して異なるものである0式Iの化合物及びその塩は、僅かなカルシウムチャンネ ル遮断作用しか有さないが、試験管内で腫瘍細胞の成長を抑制する著しい作用を 有し、このことから相応する生体内作用が推論できる。
式Iの化合物の僅かなカルシウムチャンネル−遮断作用は、これらの化合物の心 血管系に対する、例えば血圧及び心拍数に対する比較的僅かな影響にはっきり現 れる0式Iの化合物及びその塩の弱い心血管作用は、腫瘍成長抑制及び転移生成 抑制用の有力な薬剤とじて特表平5−5o〔;zx6(12) 医学に使用することを可能にする。というのは、これらを治療上有効な用量で心 血管系に対する不利な副作用の危険性なしに投与することができるからである。
式I及びその塩はその卓越した作用により、腫瘍、例えば卵巣癌、精巣腫瘍、前 立豚癌、膀胱腫瘍、食道癌及びその他の悪性組織新生物、特に腸瘍、乳癌、気管 支癌及び肺癌の化学治!lII!とじて医学で使用することができる。
本発明による化合物が腫瘍細胞の“薬剤抵抗性”に打ち勝つことができると同じ く、特定のマラリア治療薬、例えばクロルキノンに対する抵抗性を本発明による 化合物によって高めることもできる。
従フて、本発明のもう1つの目的は、前記の病気にかかっている、特に人間の、 乳児を治療するための方法である。この方法は、患者に治療上有効な、薬理学的 に認容性の量の式Iの化合物及び/又はその薬理学的に認容性の塩一種以上を投 与することを特徴とする。
本発明の目的は特に、前記の病気の治療で使用するための式1の化合物及びその 薬理学的に認容性の塩である。
本発明は、式■の化合物及びその薬理学的に認容性の塩を前記病気の治療に使用 する医薬の製造に使用することも包含する。
本発明のもう1つの目的は、一般式Iの化合物及び/又はその薬理学的に認容性 の塩を一種以上含有する医薬である。
医薬は、当業者に自体公知の方法で製造される。医薬としては、薬理学的に有効 な式Iの化合物及びその#1(=作用物質)を、それ自体とじてか又は好適な製 薬的助剤と組み合わせて、錠剤、糖衣剤、カプセル、座薬、硬膏(経腸医薬適用 )、乳剤、懸濁液、エーロゾル、スプレー、軟膏、クリーム、ゲル又は溶液の形 で使用されるが、その際作用物質含量は有利には0.1〜95%である。
どの助剤が所望の医薬処方物に好適であるかは、当業者にはその専門知識から周 知のことである。溶剤、ゲル形成剤、座薬基剤、錠剤助剤及びその他の作用物質 賦形剤の他に、例えば酸化防止剤、分散剤、乳化剤。
消泡剤、矯味剤、保存剤、溶解助剤、色群又は特別な浸透促進剤及び錯化剤(例 えばシクロデキストリン)を使用することができる。
作用物質を直腸、吸入、腸管外(舌M白、静脈内、経皮)で又は経口適用するこ とができる。
一般に1人間医学では一種又は数種の作用物質を経口投与で体重Lkg当り約0 .5〜30mgの一日の用量で、数回、有利には1〜4回の個々の投与の形で所 望の結果を得るために投与することが有利であると実証された。
腸管外治療では、同様の又はC特に作用物質の静脈内投与では)原則としてこれ より低い用量で使用することができる。
作用物質のその都度所望される最適な用量及び適用形は、各々の専門家によって その専門知識に基づき藺単に決定することができる。
本発明による化合物及び/又はその薬理学的に認容性の塩を前記病気の治療に使 用する場合には、製剤はその他の医薬群の薬理学的に活性のその他の成分一種又 は数種を含有することもできる。
内科の腫瘍治療で一般的であるように、副作用の危険性を減らすために、本発明 による医薬を月いる治療を、異なる作用スペクトルを有するその他の細胞抑制剤 と組み合わせることができる。治療を周期的な細胞抑制剤治療の原理により行う ことが有利である。その際、どの治療によっても回復期が得られる。その際、大 部分の器官の健康な組織が悪性組織より迅速に新生することを利用する。
増殖抑制の測定 各々細胞懸濁液−ZR−75又はアムニオン(Amnio口)−(RrMEN中 細!1150000/ml + 10%FC5+インシュリン)を、培養血中で 24時間ふ化器中で培養する。この時間の後、細胞は増殖しており、培地を吸引 除去し、新しい培地を試験物質と一緒に又tよそれなしに(対照)入れる。物質 の作用を測定するために使用される培地(RIMEN)は、エストロゲン不含F C3(デキストラン/活性炭−処理によりエストロゲン不吉)2%を含有し、イ ンシュリンは含有しない、セルラインを各々6日試験装置で処理する。72時間 後、培地を交換する。
6日間の物質培養後に、細胞成長をBtlRTOHによるDNA含量の測定によ り定量する(J、5teroid Biochm。
第20巻、1083〜1088頁、1984年)。
化合物5−アセチル−2,6−シメチルー3− [5−(4,4−ジフェニル− 1−ピペリジニル)−ペンタノイル] −4−(3−二トロフェニル)−ピリジ ン−フマレートは、ICs。値0゜8μM (ZR−75)又は) 5 μM  (Amnion)で細胞増殖を抑制する。
化合物5−アセチル−4−(2,3−ジクロルフェニル)−2゜6−シメチルー 3− (5−(4,4−ジフェニル−1−ピペリジニル)ペンタノイル]−ピリ ジンーフマレートはIC,。値0,38μM (ZR−75)又は1.2μM  (Amnion)で細胞増殖を抑制する。
特表千5−506216 (13) 要 約 書 式(1) [式中、置換基及び記号は明細書に記載のものを表す]のジヒドロピリジンは、 重要な薬物学的特性を有する新規物質である。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.式I ▲数式、化学式、表等があります▼(I)[式中、基R1及びR5の一方は1〜 6C−アルキルを表し、もう一方は基−E1−E2−N(R6a)R6bを表し 、R2は水素、1〜6C−アルキル基又はR3と一緒になって2〜3C−アルキ レンを表し、R3は1〜4C−アルキル、1〜4C−アルコキシ、3〜5C−ア ルコキシアルキル、3〜5C−アルコキシアルコキシ又はR2と一緒になって2 〜3C−アルキレンを表し、R4はR41及びR42により置換されているフェ ニルを表し、R41は水素、ヒドロキシ、ハロゲン、ニトロ、シアノ、トリフル オルメチル、1〜4C−アルキル、1〜4C−アルコキシ、全部又は部分的に弗 素により置換された1〜4C−アルコキシ、1〜4C−アルコキシカルボニル、 2〜5C−アシル、アミノ又はモノ−又はジ−1−4C−アルキルアミノを表し 、R42は水素、ヒドロキシ、ハロゲン、ニトロ、シアノ、トリフルオルメチル 、1〜4C−アルキル、1〜4C−アルコキシ、全部又は部分的に弗素により置 換された1〜4C−アルコキシ、1〜4C−アルコキシカルボニル、2〜5C− アシル、アミノ又はモノ−又はジ−1−4C−アルキルアミノを表し、E1はメ チレン(CH2)を表し、E2は直鎖又は分枝鎖状1〜7C−アルキレン、基− (CH2)m−E−(CH2)n−又は基−A1−O−A2−を表し、Eはビニ レン(−CH=CH−)又はエチレン(−C≡C−)を表し、mは数1又は2を 表し、nは数1又は2を表し、A1は価標又は2〜4C−アルキレンを表し、A 2は2〜4C−アルキレン又は2C−アルキレンオキシ−2C−アルキレンを表 し、R6a及びR6bは一緒になって、かつ両方が結合している窒素の封入下に 式:▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Aは−CH2−CH2−C(R7)R8−CH2−CH2−、−CH2 −CH2−CHR9−CH2−CH2又は−CH2−CH2−CH2−CHR1 0を表す)の基を表し、R7は水素(H)又はアリールを表し、R8はアリール を表すか又はR7とR8が一緒になってジアリールメチレンを表し、R9はジア リール−1−4C−アルキルを表し、R10はアリール−1−4C−アルキルを 表し、その際、アリールは式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R11及びR12は同一又は異なるものであり、水素(H)、1〜4C −アルキル、1〜4C−アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、トリフルオルメチ ル又は同じメチレンジオキシを表す)の環を表す]の新規ビリジン及びそれら化 合物の塩。
  2. 2.式中、E2が直鎖又は分枝鎖状の1〜5C−アルキレン、原子団−(CH2 )m−E−(CH2)n−又は基−A1−O−A2−を表し、A1が2〜4C− アルキレンを表す、請求項1に記載の式Iの化合物及びこれら化合物の塩。
  3. 3.式Ia: ▲数式、化学式、表等があります▼(Ia)[式中、R1は1〜6C−アルキル を表し、R2、R3、R4、E1、E2、R6a及びR6bは請求項1に記載の ものを表す]の化合物及びこれら化合物の塩。
  4. 4.式Ib: ▲数式、化学式、表等があります▼(Ib)[式中、R1は1〜6C−アルキル を表し、R2、R3、R4、E1、E2、R6a及びR6bは請求項1に記載の ものを表す]の化合物及びこれら化合物の塩。
  5. 5.式中、基R1及びR5の一方が1〜6C−アルキルを表し、もう一方が原子 団−E1−E2−N(R6a)R6bを表し、R2が1〜4C−アルキル又はR 3と一緒になって2〜3C−アルキレンを表し、R3が1〜4C−アルキル、分 枝鎖状の3〜4C−アルコキシ又はR2と一緒になって2〜3C−アルキレンを 表し、R4がR41及びR42により置換されているフェニルを表し、R41が 水素、塩素又はニトロを表し、R42が水素又は塩素を表し、E1がメチレン( CH2)を表し、E2がエチレン、プロピレン、テトラメチレン、ペンタメチレ ン、ヘキサメチレン又は基−A1−O−A2−を表し、A1が価標を表し、A2 がエチレンを表し、R6a及びR6bが一緒になって、かつ両方が結合している 窒素の封入下に式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Aは−CH2−CH2−C(R7)R8−CH3−CH2−、−CH2 −CH2−CHR9−CH2−CH2又は−CH2−CH2−CH2−CHR1 0を表す)の基を表し、R7が水素又はフェニルを表し、R8がフェニルを表す か又はR7とR8が一緒になってジフェニルメチレンを表し、R9がジフェニル メチル(ベンズヒドリル)を表し、R10がベンジル又は4−クロルベンジルを 表す、請求項1による式Iの化合物及びこれら化合物の塩。
  6. 6.式中、基R1及びR5の一方が1〜4C−アルキルを表し、もう一方が原子 団−E1−E2−N(R6a)R6bを表し、R2が1〜4C−アルキル又はR 3と一緒になって2〜3C−アルキレンを表し、R3が1〜4C−アルキル、分 枝鎖状の3〜4C−アルコキシ又はR2と一緒になって2〜3C−アルキレンを 表し、R4が3−ニトロフェニル又は2,3−ジクロルフェニルを表し、E1が メチレンを表し、E2がプロピレン、テトラメチレン、ペンタメチレン、ヘキサ メチレン又は基−A1−O−A2−を表し、A1が価標を表し、A2がエチレン を表し、R6a及びR6bが一緒になって、かつ両方が結合している窒素の封入 下に式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Aは−CH2−CH2−C(R7)R8−CH2−CH2−を表す)の 基を表し、R7がフェニルを表し、R8がフェニルを表すか又はR7とR8が一 緒になってジフェニルメチレンを表す、請求項1により式Iの化合物及びこれら 化合物の塩。
  7. 7.式中、基R1及びR5の一方が1〜4C−アルキルを表し、もう一方が基− E1−E2−N(R6a)R6bを表し、R2が1〜4C−アルキルを表し、R 3が1〜4C−アルキル又は分枝鎖状の3〜4C−アルコキシを表し、R4が3 −ニトロフェニルを表し、E1がメチレンを表し、E2がエチレン又はプロピレ ンを表し、R6a及びR6bが一緒になって、かつ両方が結合している窒素の封 入下に式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Aは−CH2−CH2−C(R7)R8−CH2−CH2−を表す)の 基を表し、R7がフェニルを表し、R8がフェニルを表す、請求項1に記載の式 Iの化合物及びこれら化合物の塩。
  8. 8.式II: ▲数式、化学式、表等があります▼(II)[式中、R1、R2、R3、R4及 びR5は請求項1に記載のものを表す]の化合物を酸化し、所望により、引き続 き得られた遊離化合物をその塩に変えるか又は得られた塩を遊離化合物に変える ことを特徴とする、請求項1に記載の式Iの化合物及びその塩の製法。
  9. 9.請求項1、2、3、4、5、6又は7に記載の一種又は数種の化合物及び/ 又はその薬理学的に認容性の塩を含有する医薬。
  10. 10.腫瘍の病気の治療で使用するための、請求項1、2、3、4、5、6又は 7に記載の一種又は数種の化合物及び/又はその薬理学的に認容性の塩を含有す る医薬。
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