JPH05505187A - 1―ヒドロキシアルキル―5―ニトロイミダゾール類の製造方法 - Google Patents

1―ヒドロキシアルキル―5―ニトロイミダゾール類の製造方法

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JPH05505187A
JPH05505187A JP3505797A JP50579791A JPH05505187A JP H05505187 A JPH05505187 A JP H05505187A JP 3505797 A JP3505797 A JP 3505797A JP 50579791 A JP50579791 A JP 50579791A JP H05505187 A JPH05505187 A JP H05505187A
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JP3505797A
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ラビニユ,ミシエル
マンダル―カザン,ベルナデツト
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ローン―プーラン・ロレ・ソシエテ・アノニム
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D233/00Heterocyclic compounds containing 1,3-diazole or hydrogenated 1,3-diazole rings, not condensed with other rings
    • C07D233/54Heterocyclic compounds containing 1,3-diazole or hydrogenated 1,3-diazole rings, not condensed with other rings having two double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D233/66Heterocyclic compounds containing 1,3-diazole or hydrogenated 1,3-diazole rings, not condensed with other rings having two double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
    • C07D233/91Nitro radicals
    • C07D233/92Nitro radicals attached in position 4 or 5
    • C07D233/94Nitro radicals attached in position 4 or 5 with hydrocarbon radicals, substituted by oxygen or sulfur atoms, attached to other ring members

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 1−ヒドロキシアルキル−5−ニトロイミダゾール類の製造方法本発明は1−ヒ ドロキシアルキル−5〜ニトロイミダゾール類の新規製造方法に関する。
該イミダゾール誘導体の中でも、1−ヒドロキシエチル−2−メチル−5−ニト ロイミダゾール(別名・メトロニダゾール: metronidazole)、 1−(2−ヒドロキシプロピル)−2−メチル−5−二トロイミダゾール(別名 ・セクニダゾール+ 5ecnidazole)及び1−(3−ヒドロキシプロ ピル)−2−メチル−5−二トロイミダゾール(別名:テルニダゾール: te rnidazole)がそれらの著るしい治療特性の故にとりわけ興味あるもの である。
仏特許FR1379915に記載された条件下、2−メチル−4(5)−二トロ イミダゾールへの過剰のエチレンオキサイドの反応によりメトロニダゾールを製 造する方法が知られている。しかし収率は満足すべきものではない。
ベルギー特許BE679609により、2−アリール−4(5)−二トロイミダ ゾールと、例えば三弗化ホウ素エーテレート、塩化スズ、三酸化硫黄、塩化チタ ン、塩化亜鉛又は塩化アンチモンから選ばれたルイス酸との等モル錯体(cof flplex)を過剰の1,2−エポキシアルカンと直接反応させることにより 2−アリール−1−ヒドロキシアルキル−5−二トロイミダゾール類を製造する 方法が知られている。
ここに本発明の主題である下記のことが見出された:即ち下記一般式 但し、式中nは1又は2であり、アルキル鎖中の1又はそれ以」二の炭素原子は 1又はそれ以上のメチル基で置換されていてもよ(、Rは水素原子、1〜4の炭 素原子を有するアルキル基、アルキル部分が1〜4の炭素原子を有するフェニル アルキル基、ハロゲン原子及び1〜4の炭素原子を有するアルキル基から選ばれ た同−若しくは異なる原子又は基の1つ又はそれ以上で置換されていてもよいフ ェニル基、又はニトロ基を表わす で表わされる1−ヒドロキシアルキルニトロイミダゾール類が、下記一般式 但し、式中Rは上記定義の通りであり:Xはヒドロキシメチル基、アルキル部分 が1〜4の炭素原子を有するアルコキシメチル基、アンル部分が1〜4の炭素原 子を有するアセトキシメチル基、1〜4の炭素原子を有するアシル基、又はエチ レン性アリル基又はアリールメチル基の如き、加水分解又は加アルコール分解に より除去されつる基を表わす で表わされるイミダゾール誘導体と二酸化硫黄との錯体(col!1plex) に対して、1又はそれ以上の炭素原子が1又はそれ以上のメチル基で置換されて いてもよいアルキレンオキサイドを反応させ、次いでこのようにして得られた縮 合生成物を酸加水分解又は加アルコール分解することにより、高収率で得ること ができる。
一般式(II)のイミダゾール誘導体と二酸化硫黄との錯体化は、等モルIの一 般式(1丁)のイミダゾール誘導体と三酸化硫黄を用い、キルン、メチレンクロ ライド又は1,2−ジクロロエタンの如き随意ハロゲン化されていてもよい脂肪 族又は芳香族炭化水素類、ジオキサンの如きエーテル類、酢酸エチルの如きエス テル類、又は無水酢酸の如き有機酸無水物から選ばれた有機溶媒中での反応を0 〜50℃の温度で実施することにより一般的に実施する。
形成された錯体とアルキレンオキサイドとの縮合は、一般式(II)のイミダゾ ール誘導体1モル当り1〜2モルのアルキレンオキサイドを用いて20〜100 ℃の温度で一般的に実施する。
一般的に、該縮合生成物は、例えば硫酸又は塩酸の如き強鉱酸の水溶液を用いた 加水分解或いは例えばメタノール又はエタノールの如きアルコールを用いた加ア ルコール分解により、60℃と120℃の間の温度で一般式(1)の製品に転換 する。
強鉱酸の水溶液を用いて加水分解を実施する場合、一般式(1)の生成物は反応 混合物をpH10に近いアルカリ性にした後慣用の方法で抽出する。
加アルコール分解を実施する場合、一般式(1)の生成物は反応混合物を前処理 する前Iこ1用の方法で単離する。
プロセスを実行するためには中間生成物を単離する必要はなく、加水分解又は加 アルコール分解をひきつづき同一装置内で実施することも可能である。
一般式(II)のニトロイミダゾール誘導体は英国特許GB1026631に記 載された条件下で製造できる。
以下の実施例は、何らの制限的意図はなく、発明が実際にどのように実行される かを示すものである。
実施例1 1.9.9g(0,10モル)の1−アセトキシメチル−2−メチル−4−二ト ロイミダゾールと150c+ljの1.2−ジクロロエタンとを、撹拌機をつけ た丸底フラスコに仕込む。8.0g(0,10モル)の二酸化硫黄を20℃で1 0分間かけてこの溶液に添加する。沈殿が形成する。1時間撹拌をつづけ、85 cm3の1,2−ジクロロエタン中の4.4g(0゜10モル)のエチレンオキ サイド溶液を5℃で15分間かけて添加する。
懸濁液を5℃で3時間保持する。1,2−ジクロロエタンをフィルター・スティ ック(filter 5tick)で取り去る。得られた固体に2c■3の濃硫 酸及び20cm”の水を添加する。反応混合物を85℃で1時間加熱する。
冷却後、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)での分析で以下のことがわか るニ ーメトロニダゾールの収率は用いた1−アセトキノメチル−2−メチル−4−二 トロイミダゾールを基準にして、48%、転化した1−アセトキノメチル−2− メチル−4−ニトロイミダゾールを基準にして95%であり、 −1−アセトキシメチル−2−メチル−4−二トロイミダゾールの転化率は50 %である。
実施例2 39.6g (0,2モル)の1−アセトキシメチル−2−メチル−4−二トロ イミダゾール及び150C1’のジオキサンを撹拌機付き丸底フラスコに仕込む 。一方で16g(0,2モル)の二酸化硫黄、及び他方で17cm3のジオキサ ン中の8.8g(0,2モル)のエチレンオキサイド溶液を、温度を45℃に保 ちながら並行して添加する。
反応混合物は90℃で3時間保持する。ジオキサンをフィルター・フィンガー( filter finger)を用いて取り出す。得られた固体に12C13の 濃硫酸と40clI3の水を添加する。混合物を85℃で3時間加熱する。
HPLCを用いた反応混合物の分析でメトロニダゾールの収率は用いた1−アセ 1−キシメチル−2−メチル−4−二トロイミダゾール基準で51%、転化した 1−アセトキシメチル−2−メチル−4−ニトロイミダゾール基準で89%であ る。
実施例3 40g(0,2モル)の1−アセトキシメチル−2−メチル−4−二トロイミダ ゾールと100cm3の1.2−ジクロロエタンを撹拌機付き丸底フラスコに仕 込む。16−3g (0,21モル)の三酸化硫黄を20℃に維持した該溶液に 40分かけて添加し、同時に14g(0,24モル)のプロピレンオキサイドを 添加する。
反応混合物を20℃で1時間保持し、そして75℃で3時間30分保持する。そ して2cm3の濃硫酸と5Qcm’の水を添加し、混合物を90℃で3時間加熱 する。水相をデカンテーションで除く。HP L Cでの分析でセクニダゾール の収率は用いた1−アセトキンメチル−2−メチル−4−二トロイミダゾール基 準で14.5%、転化した1−アセトキノメチル−2−メチル−4−二トロイミ ダゾール基準で31%であることが17.3g(0,136モル)の2−メチル −4−(又は5−)ニトロイミダゾールと70cm’の無水酢酸とを、撹拌系及 び蒸留塔を備えた丸底フラスコに仕込む。該懸濁物を2−メチル−4−(又は5 −)ニトロイミダゾール[sic]が解けるまで95℃で30分間加熱する。そ して400113のキシレンを添加し、生成した酢酸を減圧(200++m水銀 :27KPa)下90℃で共沸蒸留により除去する。]、00.9g0.136 モル)の二酸化硫黄を5℃に冷却された反応混合物に20分かけて添加する。溶 液を5℃で30分間撹拌する。そして20cm3の無水酢酸中の6g(0,13 6モル)のエチレンオキサイドの溶液を、反応混合物を5℃に維持しながら添加 する。そして該混合物を75℃で2時間加熱する。反応混合物をロータリーエバ ポレーター中で濃縮乾燥する。乾燥エキスに2.5c1の濃硫酸と20c■3の 水を添加する。その混合物を85℃で1時間加熱する。
HPLCでの酸性水相の分析は、メトロニダゾールの収率が用いた2−メチル− 4−(又は−5−)ニトロイミダゾール基準で50%、転換された2−メチル− 4−(又は−5−)ニトロイミダゾール基準で85%であることを示す。
要 約 一般式(II)のイミダゾール誘導体と無水硫酸との錯体にアルキレンオキサイ ドを反応さ也得られた生成物を酸加水分解又は加アルコール分解することにより 、一般式(1)のヒドロキシアルキル−1 ニトロ=5 イミダゾール類を製造 する方法。一般式(1)及び(II)におし)てRは水素、フェニルアルキル又 はフェニル(置換されることができる)である。一般式(1)においてnは2又 は3であり、アルキレン鎖の1又はそれ以上の炭素原子が1又はそれ以上のメチ ル基で置換されてLlてもよい。一般式(II)において、Xは酸加水分解又は 加アルコール分解で取り除ける基である。
( I ) (II) 国際調査報告

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.下記一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 但し、式中Rは水素原子、1〜4の炭素原子を有するアルキル基、アルキル部分 が1〜4の炭素原子を有するフエニルアルキル基、ハロゲン原子及び1〜4の炭 素原子を有するアルキル基から選ばれた同一若しくは異なる原子又は基の1つ又 はそれ以上で置換されていてもよいフエニル基、又はニトロ基を表わし;Xは酸 加水分解又は加アルコール分解により除去しうる基を表わすで表わされるイミダ ゾール誘導体と三酸化硫黄との錯体に1又はそれ以上の炭素原子が1又はそれ以 上のメチル基で置換されていてもよいアルキレンオキサイドを20〜100℃の 温度でもし適当なら有機溶媒中で反応させ、得られた縮合生成物を酸加水分解又 は加アルコール分解し、そして1−ヒドロキシアルキルニトロイミダゾールを単 離することを特徴とする、下記一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 但し、式中nは1又は2であり、アルキル鎖中の1又はそれ以上の炭素原子は1 又はそれ以上のメチル基で置換されていてもよく:Rは上記定義の通りである で表わされる1−ヒドロキシアルキルニトロイミダゾール類の製造方法。
  2. 2.該反応が、随意ハロゲン化されていてもよい脂肪族又は芳香族炭化水素類、 エーテル類、エステル類又は有機酸無水物から選ばれた有機溶媒中で実施される ことを特徴とする請求の範囲第1項の方法。
  3. 3.該溶媒がキシレン、メチレンクロライド、1,2−ジクロルエタン、ジオキ サン、酢酸エチル及び無水酢酸から選ばれることを特徴とする請求の範囲第2項 の方法。
  4. 4.該加水分解が硫黄及び塩酸から選ばれる強鉱酸水溶液を用いて実施されるこ とを特徴とする請求の範囲第1項の方法。
  5. 5.該加アルコール分解がメタノール及びエタノールから選ばれるアルコールを 用いて実施例されることを特徴とする請求の範囲第1項の方法。
  6. 6.得られる該1−ヒドロキシアルキルニトロイミダゾールがメトロニダゾール (metronidazole)、セコニダゾール(secnidazole) 又はテルニダゾール(ternidazole)であることを特徴とするする請 求の範囲第1項の方法。
JP3505797A 1990-03-12 1991-03-11 1―ヒドロキシアルキル―5―ニトロイミダゾール類の製造方法 Pending JPH05505187A (ja)

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