JPH0550367A - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置

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JPH0550367A
JPH0550367A JP21246191A JP21246191A JPH0550367A JP H0550367 A JPH0550367 A JP H0550367A JP 21246191 A JP21246191 A JP 21246191A JP 21246191 A JP21246191 A JP 21246191A JP H0550367 A JPH0550367 A JP H0550367A
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JP
Japan
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transport
instruction
carrier
station
priority
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Application number
JP21246191A
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English (en)
Inventor
Yoshihide Sugihara
良英 杉原
Atsushi Shibata
淳 柴田
Kazuji Inoue
和司 井上
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業者の手を煩わすことなく、優先扱いの搬
送体を、他の通常の搬送体よりも優先して搬送させるこ
とができ、急ぎの完成の要求等に十分答えることのでき
る搬送装置を提供すること。 【構成】 搬送指示テーブル(図9)の搬送指示の少な
くとも一つに優先フラグがたっているとき、その搬送指
示テーブルから優先フラグがたっている指示(ステーシ
ョン番号)を読み出す(S250)。このステーション
番号に基づきステーションテーブル(図8)から対応す
る仕掛り本数と上限値を読み出し(S260)、仕掛り
本数が上限値より小さい時(行き先ステーションが受け
入れ可能なとき)、優先搬送すべき搬送体36の番号と
ステーション番号とを送信する(S280)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、搬送体を搬送する搬送
レールに沿って設けられた複数の作業ステーションを、
搬送体に付された固有の搬送体番号に応じて予め設定さ
れた搬送順序に従って作業を終えた作業ステーションか
ら次の作業ステーションに搬送させる搬送装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、縫製工場等において、被縫製
加工品等の仕掛材料を保持した搬送体を搬送レールに沿
って配置された作業ステーションに、自動的に搬送する
搬送装置が種々提案されている。
【0003】この種のものは、各搬送体の搬送番号毎に
搬送順序を記憶しておき、各作業ステーション毎に、搬
送されてくる搬送体に付された搬送体番号を読み取る。
そして、その搬送体番号に対応した搬送順序から、その
作業ステーションの次の作業ステーションを、その搬送
体番号の搬送体への搬送指示として一時記憶手段に記憶
しておく。
【0004】そして、一時記憶手段に記憶されている搬
送指示を、記憶の古いものから順番に読み出して、該当
する搬送体を、作業を終えた作業ステーションから次の
作業ステーションに搬送させていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、予定外
で急に入り急ぎの完成を要求されるような被縫製加工品
を保持した搬送体、つまり優先的扱いが要求される優先
扱いの搬送体についても従来と同様の搬送制御を行なっ
た場合には次のような不都合が生じる。
【0006】例えば、優先扱いの搬送体を投入する時点
で、その優先扱いと同じ経路で搬送される通常扱いの搬
送体が既に幾つか投入されていた場合を考える。この場
合にも、記憶の古いものから順番に読み出しているた
め、各作業ステーションにおいて、通常扱いの搬送体に
対して搬送指示が読み出された後でないと、優先扱いの
搬送体に対する搬送指示が読み出されない。
【0007】そのため、優先扱いの搬送体より前に投入
されている通常扱いの搬送体が搬送された後でないと、
この優先扱いの搬送体の搬送が行われない。その結果、
優先扱いの搬送体が、前に投入されている通常扱いの搬
送体を追い抜くことはできず、急ぎの完成が実現できな
い。
【0008】従って、従来は優先扱いの搬送体を搬送装
置によらず例えば作業者が手で直接運搬していた。しか
し、優先扱いの搬送体が頻繁に発生する工場等におい
て、作業者がいちいち運搬していたのでは、この種の搬
送装置の利点である、作業者のハンドリング時間(搬
送、あるいは整頓等の搬送準備に要する時間)の短縮を
十分実現することができなくなる。
【0009】そこで本発明は、上記の課題を解決するこ
とを目的とし、作業者の手を煩わす事なく、優先扱いの
搬送体を、他の通常の搬送体よりも優先して搬送させる
ことができ、急ぎの完成の要求等に十分答えることので
きる搬送装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成すべ
く、本発明は課題を解決するための手段として次の構成
を取った。即ち、搬送体を搬送する搬送レールに沿って
複数の作業ステーションを設け、作業を施す搬送順序に
従って前記各作業ステーションに前記搬送体を搬送し得
る搬送機構と、前記搬送体に付された固有の搬送体番号
を読み取る番号読取手段と、前記搬送体番号に応じて予
め設定された搬送順序に基づく次の行き先の作業ステー
ションを、その搬送体番号の搬送体への搬送指示として
一時的に記憶しておく一時記憶手段と、該一時記憶手段
より、記憶の古い前記搬送指示から順番に読み出し、該
搬送指示に従い前記搬送機構を制御して、該当する前記
搬送体を搬送させる搬送制御手段とを有する搬送装置に
おいて、優先的処理が要求される優先扱いの搬送体に対
する前記搬送指示が前記一時記憶手段に記憶されている
場合には、その優先扱いの搬送体に対する搬送指示を、
他の搬送体に対する搬送指示よりも優先させて先に読み
出させるよう前記搬送制御手段に指示する優先読出指示
手段を備えたことを特徴とする搬送装置の構成がそれで
ある。
【0011】
【作用】上記構成を有する本発明の搬送装置は、番号読
取手段が搬送体固有の搬送体番号を読み取り、一時記憶
手段が、その搬送体番号に応じて予め設定された搬送順
序に基づく次の行き先の作業ステーションを、その搬送
体番号の搬送体への搬送指示として一時的に記憶してお
く。
【0012】一方、優先読出指示手段は、優先的処理の
要求される優先扱いの搬送体に対する搬送指示が一時記
憶手段に記憶されている場合には、その優先扱いの搬送
体に対する搬送指示を、他の搬送体に対する搬送指示よ
りも優先させて先に読み出させるよう搬送制御手段に指
示する。
【0013】従って、搬送制御手段は、優先読出指示手
段からの指示がある場合には、優先扱いの搬送体に対す
る搬送指示を他の搬送体に対する搬送指示よりも優先さ
せて先に読み出し、指示がない場合には、記憶の古い搬
送指示から順番に読み出し、その読み出した搬送指示に
従い搬送機構を制御して、該当する搬送体を搬送させ
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面と共に説明す
る。図2〜図4に示すように、振り分け機構1は縫製工
場等に相互間隔をおいて設置されており、各振り分け機
構1には床面2上に立設される支柱3が設けられてい
る。支軸4は支柱3の上端に取付台5を介して立設さ
れ、その上端には支持板6が固定されている。
【0015】ステーションレール用支枠7aはその中間
部において支持板6の上面に支持固定されている。一対
の平行なブリッジレール用支枠7bは隣接する振り分け
機構1の支持板6間に跨って支持固定されている。一
方、振り分け機構1の周囲には、作業ステーションST
が配置され、この作業ステーションSTに向かって、ブ
リッジレール用支枠7bからステーションレール用支枠
7aが延出されている。前記作業ステーションSTの一
部が、後述する搬送体36から加工布等を取り外す完成
ステーションSTa、及び搬送体36に裁断された新た
な加工布等を取り付ける投入ステーションSTbとして
配置され、本実施例では、図2の右端の振り分け機構1
の周囲に設けられている。
【0016】その他の作業ステーションSTはステーシ
ョンレール11の下方に配置されたミシン等の縫製装置
より形成されている。また、これらの作業ステーション
STに対しては、ST1,ST2,…のようにSTの次
に付した数字により、各作業ステーションSTを区別可
能にしてある。
【0017】そして、前記支枠7a,7bに、複数の吊
下金具9により吊下支持され、配置された一対の平行な
ブリッジレール10が振り分け機構1間に設けられてい
る。また、振り分け機構1の周囲に配置された作業ステ
ーションST用の、複数の馬蹄形状をなすステーション
レール11が設けられ、前記ブリッジレール10とステ
ーションレール11とにより搬送レール8が構成されて
いる。
【0018】ブリッジレール10の一端及びステーショ
ンレール11の一端には搬入部10a、11aが、ブリ
ッジレール10の一端及びステーションレール11の他
端には搬出部10b、11bがそれぞれ形成され、これ
らの搬入・搬出部10a、11a、10b、11bが振
り分け機構1の周囲に同一高さ位置で所定角度(本実施
例では45度)おきに配置されている。
【0019】一方、図3、図4に示すように、振り分け
機構1の支軸4には、回転体41が回転可能に支持され
ている。そして、上記搬入・搬出部10a、11a、1
0b、11bと対向できるように、複数(本実施例では
8本)の振り分けアーム44が所定角度(本実施例では
45度)おきで放射状に突出固定されている。
【0020】また、支持板6上には正逆回転可能なアー
ム回転用のサーボモータ47が装着されている。そし
て、サーボモータ47を正方向又は逆方向に回転させる
ことにより、回転体41を回動させ、搬送体36を保持
した振り分けアーム44を所定のブリッジレール10又
はステーションレール11と対向する位置に回動配置可
能に構成されている。
【0021】また、無端状の第1チェーン20が各吊下
金具9に設けられた複数のチェーンガイド22により、
前記ブリッジレール10に沿って張設されている。一
方、無端状の第2チェーン(図示略)が各吊下金具9に
設けられた複数のチェーンガイド(図示略)により、前
記ステーションレール11に沿って張設されている。
【0022】そして、振り分け機構1の支持板6上に装
着されたチェーン駆動用のモータ26が回転されると、
第1チェーン20がブリッジレール10に沿い図3の反
時計方向に周回移動されると共に、前記回転軸12の回
転に伴い、第2チェーンがステーションレール11に沿
い同方向に周回移動される。
【0023】それにより、ブリッジレール10又はステ
ーションレール11上の搬送体36は、係合輪38が第
120、または第2チェーンに係合した状態で、ブリッ
ジレール10又はステーションレール11に沿って図3
の矢印方向に搬送移動される。
【0024】一方、搬送体36は図4に示すように、被
縫製加工品等の物品を吊下できるようにハンガー状にさ
れている。そして、外周に複数の係合突起を有する一対
の係合輪38が搬送体36に、摩擦抵抗が付与された状
態で回転可能に支持されていると共に、各レール10,
11上を転動するローラ(図示せず)が回転可能に指示
されている。
【0025】従って、係合輪38が第1チェーン20、
又は第2チェーンに係合した状態で、ブリッジレール1
0又はステーションレール11に沿って図3の矢印方向
に搬送移動されるようにされている。また、搬入用のブ
リッジレール10及びステーションレール11の搬入部
10a、11aには、図3に示すように、番号読取装置
39が吊下金具9で装着されている。そして、搬送体3
6がブリッジレール10又はステーションレール11に
沿って番号読取装置39と対応する位置に搬送されたと
き、図示しないストッパとの当接により搬送体36の移
動が一時的に停止された状態、つまり係合輪38が回転
された状態で、この番号読取装置39により搬送体36
の係合輪38の側面に付設された図示しない搬送体識別
用のコードマークにより番号が読み取られるよう構成さ
れている。これらの詳細に付いては、特開平3−612
11号公報、特開平3−56322号公報に記載されて
いるので、それを参照されたい。
【0026】次に、本実施例の電気系統を図5に示すブ
ロック図によって説明する。前記各装置は電子制御回路
60によって駆動制御されて搬送体36の搬送を行う。
この電子制御回路60は、周知のCPU、ROM、RA
Mを論理演算回路の中心として構成され、外部機器との
入出力を行う入出力回路等を備えたものである。
【0027】電子制御回路60は、番号読取装置39
や、作業終了時操作されて投入信号を発生する投入スイ
ッチ等の各種スイッチ群70からの信号を入力する。一
方、これらの信号及びROM、RAM内のデータに基づ
いてサーボモータ47を駆動する駆動信号等を出力す
る。
【0028】また、電子制御回路60は、各振り分け機
構1毎に1台づつ設けられており、この複数の電子制御
回路60がホストコンピュータ100に接続されて、ホ
ストコンピュータ100により、全体の制御がなされる
ようにされている。このホストコンピュータ100に
は、データ入力のためのキーボード111、マウス11
3や、データ出力のためのディスプレイ115、プリン
タ117がそれぞれ接続されている。
【0029】そして、ホストコンピュータ100のメモ
リ内には、図6に示す経路テーブル、図7に示す搬送体
テーブル、図8に示すステーションテーブルがそれぞれ
記憶されている。まず、図6に示す経路テーブルから説
明する。各作業ステーションSTでは、搬送体36に種
々の作業が施されるが、この経路テーブルには、被縫製
加工品に施される作業工程順序に従って、搬送体36が
搬送される作業ステーションSTの番号が順番に入力さ
れ、搬送経路として記憶されている。
【0030】そして、被縫製加工品の色やデザインの違
いにより、搬送体36に保持された被被縫製加工品の作
業工程が異なるので、搬送経路を区別するために、異な
る経路番号が付され、その各経路番号に対応して作業ス
テーションSTの番号が書き込まれる。図6では、4種
類の経路番号のものが入力されて記憶された状態を示し
ている。
【0031】そして、投入ステーションSTbにおいて
被縫製加工品を保持した搬送体36が投入ステーション
STbを出ていく際、各搬送体36の搬送体番号に対応
して、経路番号と搬送体36に対する次の工程順位を示
す進度が、図7の搬送体テーブルに書き込まれる。この
進度の欄は、各搬送体36に対応して、作業工程が一つ
づつ終わる度に数値が1づつ増えていくようにされてい
る。
【0032】また、ステーションテーブルには、図8に
示すように、ステーション番号に対応して、現在の仕掛
り本数と搬送その作業ステーションSTでの上限値を書
き込めるようにされている。通常、一つの被縫製加工品
に対する作業が終了したらすぐ次の被縫製加工品に対す
る作業に取り掛かれるようにするため、一つの作業ステ
ーションSTには数本のストックを持つように搬送制御
する。この際、各作業ステーションSTでの作業能力に
応じて適正な搬送制御が行えるように、上述した上限値
を予め設定しておく。
【0033】次に、本実施例の搬送装置の作動、前述し
たホストコンピュータ100において行われる搬送指示
作成処理及び搬送指示読み出し処理について説明する。
まず図10に示すフローチャートに従って搬送指示作成
処理を説明する。各作業ステーションSTを搬送体36
が出ていくと、その際に番号読取装置39により搬送体
36の搬送体番号が読み取られ、電子制御回路60を介
して、ホストコンピュータ100に送られる。まず、そ
の搬送体番号が入力されたか否かを判断する(ステップ
100、以下単にS100という。以下同様。)。
【0034】そして、搬送体番号が入力された場合には
(S100:YES)、その搬送体番号を基に、図7の
搬送体テーブルを参照して、経路番号と工程順位とを読
み取る(S110)。さらに、読み取った経路番号と工
程順位とを基に、図6の経路テーブルを参照して、次の
行き先の作業ステーションSTの番号を読み取り、搬送
体番号と行き先ステーション番号を、ホストコンピュー
タ100の搬送指示用バッファ内に記憶されている図9
に示す搬送指示テーブルに書き込む(S120)。
【0035】例えば、読み取った搬送体番号が「5」の
場合には、図7の搬送体テーブルより経路番号が4、工
程順位が5であることがわかる。そして、図6の経路テ
ーブルを参照すると、次の行き先の作業ステーションS
Tの番号はST5であることがわかるので、読み出し順
位「1」の欄に、搬送体番号「5」と次の行き先の作業
ステーションSTの番号「ST5」とが書き込まれる。
【0036】なお、この搬送指示と作業ステーション番
号とからなる搬送指示は、後述する搬送指示読み出し処
理中の、S280あるいはS350における処理の実行
より順次読み出されていけば、常に読み出し順位「1」
の位置に新しい搬送指示が書き込まれていく。
【0037】しかし、S280及びS350の処理を実
行せずS100の処理に戻ってきた場合には、次の搬送
指示は読み出し順位「2」の位置に書き込まれることに
なる。こうして記憶の古いものから早い読み出し順位が
順番に付くことになる。S130で搬送指示を書き込ん
だ後、図7の搬送体テーブルの種別の欄を参照して、そ
の搬送体36が優先扱いか否かを判断する(S13
0)。優先扱いの場合には(S130:YES)、図9
の搬送指示テーブルの種別の欄に優先扱いであることを
書き込み(S150)、優先フラグをオンにして(S1
60)、本搬送指示作成処理を一旦終了し、次の搬送指
示読み出し処理に移行する。一方、優先扱いでない場合
には(S130:NO)、そのまま本処理を一旦終了
し、次の搬送指示読み出し処理に移行する。
【0038】次に図11及び図12のフローチャートに
従い、搬送指示読み出し処理を説明する。まず、前述し
た搬送指示作成処理の結果、優先フラグがオンか否かを
判断する(S200)。この判断は、図9の搬送指示テ
ーブルに書き込まれている搬送指示の少なくとも一つに
対して優先フラグがオンされているかどうかを判断す
る。
【0039】そして、優先フラグがオンの場合には(S
200:YES)、以下に説明するように優先扱いの搬
送指示の読み込み動作を行なう。まず、読み込み対象と
して参照する搬送指示テーブルの読み出し順位を「1」
にする(S210)。その読み出し順位「1」の位置に
データがあるか否か判断し(S220)、データがあれ
ば(S220:YES)、そのデータが優先扱いか否か
を判断する(S230)。
【0040】優先扱いでない場合には(S230:N
O)、搬送指示テーブルの読み出し順位を次に進め(S
240)、S220に戻ってデータの有無を判断し、デ
ータがあれば、同様にそのデータが優先扱いか否かを判
断する(S230)。こうして優先扱いのデータが見つ
かるまで読み出し順位を順次繰下げていき、優先扱いの
データが見つかった場合には(S230:YES)、搬
送指示テーブルからステーション番号を読み取る(S2
50)。
【0041】次に、その読み取ったステーション番号を
基に、図8のステーションテーブルから、その作業ステ
ーションにおける仕掛り本数と上限値とを読み取り(S
260)、現在の仕掛り本数が上限値よりも大きいか否
かを判断する(S270)。そして、仕掛り本数が上限
値よりも大きい場合には(S270:YES)搬送指示
を出さず、搬送指示テーブルの読み出し順位を次に進め
(S240)、S220に戻って以下の処理を繰り返
す。
【0042】一方、仕掛り本数が上限値以下の場合には
(S270:NO)、搬送指示テーブルから搬送体番号
とステーション番号とを読み出し、それらを搬送指示と
して該当する電子制御回路60に送信し、搬送指示テー
ブルからそのデータをクリアする(S280)。そし
て、クリアしたデータより後のデータを前詰めし(S2
90)、S220に戻って以下の処理を繰り返す。
【0043】こうして搬送指示テーブルに記憶されてい
るデータを読み出し順位の順番に見ていきながら、優先
扱いの搬送指示を優先的にピックアップして、その搬送
指示を該当する電子制御回路60に送信する。そして、
S240の処理により、搬送指示テーブルに記憶されて
いる最後のデータの次の読み出し順位にすると、そこに
はデータは無いので(S220:NO)、後述するS3
00の処理に移行する。また、S200において、搬送
指示テーブルに書き込まれている搬送指示の何れにも優
先フラグがオンされていない場合にも(S200:N
O)、S300の処理に移行する。
【0044】図12に示すS300以下の処理は、優先
的な読み出しでなく、通常の読み出し順位に従った搬送
指示の読み込み動作を説明したものである。まず搬送指
示テーブルの読み出し順位を「1」にして(S30
0)、その位置にデータがあるか否か判断する(S31
0)。そして、データがあれば(S310:YES)、
搬送指示テーブルからステーション番号を読み取る(S
320)。
【0045】次に、その読み取ったステーション番号を
基に、ステーションテーブルから、その作業ステーショ
ンにおける仕掛り本数と上限値とを読み取り(S33
0)、現在の仕掛り本数が上限値よりも大きいか否かを
判断する(S340)。そして、仕掛り本数が上限値以
下の場合には(S340:NO)、搬送指示テーブルか
ら搬送体番号とステーション番号とを読み出し、それら
を搬送指示として該当する電子制御回路60に送信し、
搬送指示テーブルからそのデータをクリアする(S35
0)する。そして、クリアしたデータより後のデータを
前詰めし(S360)、S220に戻って以下の処理を
繰り返す。
【0046】一方、仕掛り本数が上限値よりも大きい場
合には(S340:YES)搬送指示を出さず、搬送指
示テーブルの読み出し順位を次に進め(S370)、S
220に戻って以下の処理を繰り返す。こうして搬送指
示テーブルに記憶されているデータを読み出し順位の順
番に処理を進めていき、搬送体テーブル中の該当する読
み出し順位の位置にデータがなくなった場合には(S3
10:NO)、一旦処理を終了して、図10に示す搬送
指示作成処理のS100の処理に移行して以下の処理を
行う。
【0047】なお、S100〜S160の処理の実行が
一時記憶手段として働き、S200〜S360の処理の
実行が優先読出指示手段として働く。前述したように、
本実施例の搬送装置によれば、搬送指示テーブルに記憶
されているデータを読み出し順位の順番に見ていきなが
ら、優先扱いの搬送指示をピックアップして、その搬送
指示を優先扱いでない通常の搬送指示よりも優先的に該
当する電子制御回路60に送信する。
【0048】従って、優先扱いの搬送体を、他の通常の
搬送体よりも優先して搬送させることができる。そのた
め、例えば予定外で急に入り、急ぎの完成を要求される
被縫製加工品を保持した搬送体を、通常のものを追い越
して搬送させることにより急ぎの完成の要求に十分答え
ることができる。
【0049】さらに、この優先扱いの搬送体を、他の通
常の搬送体よりも優先して搬送させる作動は、ホストコ
ンピュータ100及び電子制御回路60による制御処理
の実行で実現される。そのため、従来のような、優先扱
いの搬送体だけを搬送装置によらず作業者が手で直接運
搬するといった作業者の手を煩わす作業が不要である。
従って、搬送装置の利点である、作業者のハンドリング
時間(搬送、あるいは整頓等の搬送準備に要する時間)
の短縮を十分実現することができる。
【0050】以上本発明の実施例について説明したが、
本発明はこうした実施例に限定されるものではなく、本
発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実
施しえることは勿論である。
【0051】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の搬送装置
は、優先的処理の要求される優先扱いの搬送体に対する
搬送指示が一時記憶手段に記憶されている場合には、そ
の優先扱いの搬送体に対する搬送指示を、他の搬送体に
対する搬送指示よりも優先させて先に読み出させるよう
搬送制御手段に指示するため、作業者の手を煩わす事な
く、優先扱いの搬送体を、他の通常の搬送体よりも優先
して搬送させることができ、急ぎの完成の要求等に十分
答えることのできるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本的構成を例示するブロック図であ
る。
【図2】本発明の一実施例としての搬送装置の全体概略
配置図である。
【図3】本実施例の搬送装置の振り分け機構、搬送レー
ル等の配置を説明する配置図である。
【図4】本実施例の搬送装置の拡大部分正面図である。
【図5】本実施例の電気的構成を示すブロック図であ
る。
【図6】本実施例の経路テーブルの説明図である。
【図7】本実施例の搬送体テーブルの説明図である。
【図8】本実施例のステーションテーブルの説明図であ
る。
【図9】本実施例の搬送指示テーブルの説明図である。
【図10】本実施例の搬送指示作成処理を示すフローチ
ャートである。
【図11】本実施例の搬送指示読み出し処理の前半を示
すフローチャートである。
【図12】本実施例の搬送指示読み出し処理の後半を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
ST…作業ステーション 1…振り分け機構
8…搬送レール 36…搬送体 39…番号読取装置 6
0…電子制御回路 100…ホストコンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 15/21 R 7218−5L

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送体を搬送する搬送レールに沿って複
    数の作業ステーションを設け、作業を施す搬送順序に従
    って前記各作業ステーションに前記搬送体を搬送し得る
    搬送機構と、 前記搬送体に付された固有の搬送体番号を読み取る番号
    読取手段と、 前記搬送体番号に応じて予め設定された搬送順序に基づ
    く次の行き先の作業ステーションを、その搬送体番号の
    搬送体への搬送指示として一時的に記憶しておく一時記
    憶手段と、 該一時記憶手段より、記憶の古い前記搬送指示から順番
    に読み出し、該搬送指示に従い前記搬送機構を制御し
    て、該当する前記搬送体を搬送させる搬送制御手段とを
    有する搬送装置において、 優先的処理が要求される優先扱いの搬送体に対する前記
    搬送指示が前記一時記憶手段に記憶されている場合に
    は、その優先扱いの搬送体に対する搬送指示を、他の搬
    送体に対する搬送指示よりも優先させて先に読み出させ
    るよう前記搬送制御手段に指示する優先読出指示手段を
    備えたことを特徴とする搬送装置。
JP21246191A 1991-08-23 1991-08-23 搬送装置 Pending JPH0550367A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10225848A (ja) * 1997-02-10 1998-08-25 Nec Corp 生産制御方式および生産制御方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10225848A (ja) * 1997-02-10 1998-08-25 Nec Corp 生産制御方式および生産制御方法

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