JPH0569924A - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置

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JPH0569924A
JPH0569924A JP22731691A JP22731691A JPH0569924A JP H0569924 A JPH0569924 A JP H0569924A JP 22731691 A JP22731691 A JP 22731691A JP 22731691 A JP22731691 A JP 22731691A JP H0569924 A JPH0569924 A JP H0569924A
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JP
Japan
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work
transport
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JP22731691A
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English (en)
Inventor
Atsushi Shibata
淳 柴田
Kazuji Inoue
和司 井上
Yoshihide Sugihara
良英 杉原
Yoshihisa Kayanaka
良久 茅中
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Brother Industries Ltd
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Brother Industries Ltd
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  • Specific Conveyance Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】投入計画を容易に立てることができ、投入準備
作業の容易な搬送装置を提供すること。 【構成】ハンガーコンベアシステムには複数の投入ステ
ーション(A1,A2)が設置されている。ホストコン
ピュータ100で各投入ステーションの投入計画が作成
され、RAM101に記憶される。この投入計画はプリ
ントアウトされて各投入ステーションに配布される。作
業者は、プリントアウトされた投入計画にしたがって、
投入単位毎に仕掛かり品を搬送体17に把持させて投入
スイッチをオンさせる。このオン信号に応答して、投入
ステーションの投入ゲート51が駆動制御されて、投入
本数分の搬送体が搬送路に投入される(S6,S9)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加工布等の物品が保持
された搬送体を、作業を施す作業ステーションに搬送す
る搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、縫製工場等において、被縫製
加工品等の仕掛材料を保持した搬送体を、搬送レールに
沿って配置された作業ステーションに、自動的に搬送す
る搬送装置が種々提案されている。
【0003】例えば、本出願人による特願平2−129
691号には、各搬送体の搬送体番号毎に搬送順序を記
憶しておき、各作業ステーション毎に、搬送されてくる
搬送体に付された搬送体番号を読み取り、その搬送体番
号に対応した搬送順序から、その作業ステーションの次
の作業ステーションを、その搬送体番号の搬送体の行き
先として指示し、搬送制御手段により作業を終えた作業
ステーションから次の作業ステーションに、搬送体を搬
送させる搬送装置が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
搬送装置では、搬送体を投入する投入ステーションが1
つしか設けられていなかったため、多品種少量生産に対
応して、多品種の被縫製加工品を投入しようとすると、
投入計画が複雑になるという問題があった。
【0005】また、投入ステーションが1つだけである
ので、種々の生地を搬送体に取り付ける等の投入準備作
業を限られた作業スペースで行わなければならないの
で、作業が大変であった。本発明は、上述した問題点を
解決するためになされたものであり、投入計画を容易に
立てることができ、投入準備作業の容易な搬送装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は図1に例示するように、搬送体を複数の作
業ステーションに搬送し得る搬送機構と、前記搬送機構
を制御して、予め定める搬送経路に従って、作業を終え
た作業ステーションから次の作業ステーションに前記搬
送体を搬送させる搬送制御手段とを有する搬送装置にお
いて、前記搬送体を前記搬送機構に投入する複数の投入
機構と、前記複数の投入機構毎に設けられ、前記搬送体
の投入計画を設定するための投入計画設定手段と、前記
投入計画設定手段により設定された投入計画に従って、
前記投入機構を制御して、所定の搬送体を前記搬送機構
に投入させる投入制御手段と、を備えたことを特徴とす
る搬送装置を要旨とする。
【0007】
【作用】本発明の搬送装置では、搬送制御手段が、搬送
機構を制御して、予め定める搬送経路に従って、作業を
終えた作業ステーションから次の作業ステーションに前
記搬送体を搬送させる。
【0008】そして、複数の投入機構毎に設けられた投
入計画設定手段により、搬送体の投入計画が設定される
と、投入制御手段が、それぞれ設定された投入計画に従
って、投入機構を制御して、所定の搬送体を搬送機構に
投入させる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図2は、本発明の一実施例の搬送装置の全体概
略配置図である。図3は、本実施例の搬送装置の振り分
け機構、搬送レール等の配置を説明する配置図である。
図4は、本実施例の搬送装置の拡大部分正面図である。
【0010】図2に示すように、縫製工場等における縫
製ラインは複数の作業ステーションSTを備える。作業
ステーションSTはその作業の種類から、縫製加工され
る被縫製物を投入する投入ステーションSTaと、各種
の縫製作業を行なう縫製ステーションSTbと、完成品
を搬出する完成ステーションSTcとに区別される。
【0011】本実施例では、投入ステーションSTaお
よび完成ステーションSTcは、共に2つずつ設けられ
る。2つの投入ステーションSTaの一方を投入ステー
ションA1とし、他方を投入ステーションA2とする。
ハンガーコンベア1は、これらの作業ステーションST
を相互に連結して、被縫製物を吊るしたハンガーを作業
ステーションから別の作業ステーションに受け渡すコン
ベアであって、各作業ステーションSTの近傍に配置し
た振り分け機構2と、振り分け機構2間に設けられた2
本1組のブリッジレール3と、各振り分け機構2から各
作業ステーションSTに向かって分岐したステーション
レール4とを備える。
【0012】ハンガーはブリッジレール3およびステー
ションレール4に沿って、後述の機構により、図2に示
す矢印方向に搬送される。投入ステーションSTaに
は、投入ステーションの近傍に配置されたステーション
レール4から搬送体を搬送装置に投入するための投入機
構としての投入ゲート51が設けられる。また、各作業
ステーション近傍に設けられたステーションレール4の
下流側には、ステーションにおける作業中にハンガーが
ステーションから退場するのを防止するためのステーシ
ョン退場ストッパ機構52が設けられる。
【0013】各振り分け機構2には、図4に示すよう
に、床面6上に立設される支柱7が設けられている。支
柱7の上端には、図3に示す支軸8が取付台9を介して
立設され、その上端には支持板10が固定されている。
支持板10の上面には、図3に示すように、ステーショ
ンレール4を支持するステーションレール用支枠11
が、その中間部において支持固定されている。また、隣
接する振り分け機構2の支持板10間に跨って、ブリッ
ジレール3を支持する一対の平行なブリッジレール用支
枠12が支持固定されている。一対の平行なブリッジレ
ール3はブリッジレール用支枠12に吊下金具13によ
り吊下支持されている。
【0014】図3に示すように、ブリッジレール3の端
部3a,3bおよびステーションレール4の端部4a,
4bは、振り分け機構2の周囲に同一高さ位置で所定角
度(本実施例では45度)おきに配置されている。一
方、図3、図4に示すように、振り分け機構2の支軸8
には、回転体14が回転可能に支持されている。そし
て、上記端部3a、4a、3b、4bと対向できるよう
に、複数(本実施例では8本)の振り分けアーム15が
所定角度(本実施例では45度)おきに放射状に突出固
定されている。
【0015】また、図4に示すように、支持板10上に
は、正逆回転可能なアーム回転用のサーボモータ16が
装着されている。そして、サーボモータ16を正方向ま
たは逆方向に回転させることにより、回転体14を回動
させ、搬送体17を保持した振り分けアーム15を所定
のブリッジレール3またはステーションレール4と対向
する位置に配置することができるように構成されてい
る。
【0016】更に、無端状のブリッジレールチェーン1
8が、各吊下金具13に設けられた複数のチェーンガイ
ド19により、前記ブリッジレール3に沿って張設さ
れ、無端状のステーションレールチェーン(図示略)
が、各吊下金具13に設けられた複数のチェーンガイド
(図示略)により、前記ステーションレール4に沿って
張設されている。
【0017】そして、振り分け機構2の支持板10上に
装着されたチェーン駆動用のモータ20が回転される
と、ブリッジレールチェーン18が、ブリッジレール3
に沿って図3に示す反時計方向に周回移動されると共
に、上記モータ20により回転駆動される回転軸21の
回転に伴い、ステーションレールチェーンがステーショ
ンレール4に沿って同方向に周回移動される。
【0018】それにより、ブリッジレール3またはステ
ーションレール4上の搬送体17は、係合輪22がブリ
ッジレールチェーン18、またはステーションレールチ
ェーンに係合した状態で、ブリッジレール3またはステ
ーションレール4に沿って図3の矢印方向に搬送移動さ
れる。
【0019】搬送体17は、図4に示すように、被縫製
加工品等の物品を吊下できるようにハンガー状にされて
いて、各レールを転動するローラが回転可能に支持され
ている。そして、外周に複数の係合突起を有する一対の
係合輪22が常に摩擦ブレーキが付与された状態で回転
可能に支持されており、係合輪22がブリッジレールチ
ェーン18、またはステーションレールチェーンに係合
した状態で、ブリッジレール3またはステーションレー
ル4に沿って図3の矢印方向に搬送移動されるようにさ
れている。
【0020】また、投入ステーションSTa近傍のステ
ーションレール4の下流側の端部4aには、図2に示す
投入ゲート51が設けられ、作業ステーションSTb近
傍のステーションレール4の下流側の端部4aには、ス
テーション退場ストッパ機構52が設けられる。ブリッ
ジレール3の下流側の端部3aにも、同様なストッパ機
構23が設けられる。投入ゲート51およびストッパ機
構52,23には、番号読取装置24と、図示しないシ
リンダと、該シリンダにより駆動されるストッパとが設
けられている。
【0021】そして、搬送体17がブリッジレール3ま
たはステーションレール4に沿って番号読取装置24と
対応する位置に搬送されたとき、ストッパとの当接によ
り搬送体17の移動が一時的に停止されると、係合輪2
2が回転を始め、番号読取装置24により、係合輪22
の側面に付設された図示しない搬送体識別用のコードマ
ーク(搬送体番号)が読み取られるように構成されてい
る。
【0022】また、投入ステーションSTaには、被縫
製物を投入するときにオンされる投入スイッチ25が設
けられ、縫製ステーションSTbには、そのステーショ
ンにおける作業終了時にオンされる作業終了スイッチ2
6が設けられ、完成ステーションSTcには、完成品の
処理終了時にオンされる完成スイッチ27が設けられ
る。
【0023】次に、本実施例の電気的構成を図5に示す
ブロック図によって説明する。上記各装置は電子制御回
路30によって駆動制御されて搬送体17の搬送を行
う。この電子制御回路30は、論理演算回路の中心とな
るCPU31、ROM32およびRAM33と、外部機
器との入出力を行う入出力回路34等とを、コモンバス
35を介して相互に接続して構成したものである。
【0024】電子制御回路30には、番号読取装置24
や、投入時に操作されて投入信号を発生する投入スイッ
チ25等の各種スイッチ群40からの信号が入力され
る。一方、電子制御回路30からは、これらの信号及び
ROM、RAM内のデータに基づいてサーボモータ16
やチェーン駆動用のモータ20を駆動する駆動信号等が
出力される。
【0025】また、電子制御回路30は、各振り分け機
構2毎に1台づつ設けられており、この複数の電子制御
回路30がホストコンピュータ100に接続されて、ホ
ストコンピュータ100により、全体の制御がなされる
ようにされている。このホストコンピュータ100に
は、データ入力のためのキーボード110、マウス12
0や、データ出力のためのディスプレイ130、プリン
タ140がそれぞれ接続されている。
【0026】そして、ホストコンピュータ100のRA
M101内には、図6に示す経路テーブル、図7および
図8に示す投入計画データテーブルがそれぞれ記憶され
ている。まず、図6に示す経路テーブルから説明する。
各作業ステーションSTでは、搬送体17に種々の作業
が施されるが、この経路テーブルには、被縫製加工品に
施される作業工程順序に従って、搬送体17が搬送され
る作業ステーションSTの番号が順番に入力され、搬送
経路として記憶されている。
【0027】そして、被縫製加工品の色やデザインの違
いにより、搬送体17に保持された被縫製加工品の作業
工程が異なるので、搬送経路を区別するために、異なる
経路番号が付され、その各経路番号に対応して作業ステ
ーションSTの番号が書き込まれる。図6では、4種類
の経路番号のものが入力されて記憶された状態を示して
いる。
【0028】また、図7および図8に示す投入計画デー
タテーブルには、どんな種類の被縫製加工品をどれだけ
投入するかという投入計画が予め入力され、記憶されて
いる。図7に示す投入計画データテーブルは、図2に示
す投入ステーションA1における投入計画を記憶するも
のであり、図8に示す投入計画データテーブルは、投入
ステーションA2における投入計画を記憶するものであ
る。
【0029】図7および図8に示すように、その作業内
容が同じである複数の搬送体17を一まとめにして、そ
れぞれに投入単位番号を付してある。例えば、図7に示
す場合では、投入単位番号「1」〜「6」に対応するも
のとして、デザインコード「A0101」という所定の
デザインで、サイズ「9」で、カラーコード「50」と
いう色を持つ被縫製加工品を保持した搬送体17を、5
本ずつ投入する計画が設定されている。
【0030】また、図8に示す場合では、投入単位番号
「1」〜「6」に対応するものとして、デザインコード
「A0103」という所定のデザインで、サイズ「9」
で、カラーコード「50」という色を持つ被縫製加工品
を保持した搬送体17を、5本ずつ投入する計画が設定
されている。「経路」は、図6に示す経路番号である。
【0031】尚、投入計画データテーブルには、各投入
単位毎に、未投入/投入終了/作業中/完成指示待ち/
完成のフェイズを示すフラグ(図示せず)が設けられて
いる。図9は、本実施例の動作を説明するためのフロー
チャートである。以下に、本実施例の動作について説明
する。
【0032】オペレータは、図7および図8に示す投入
計画をホストコンピュータ100に設定するときには、
キーボード110あるいはマウス120を操作して、投
入計画設定モードにする。ステップS1において、オペ
レータは企画された投入計画表1が書き込まれた書類お
よびディスプレイ130を見ながら、データ入力を行な
い、図7に示すような投入計画データテーブルを作成す
る。作成された投入計画データテーブルはRAM101
に記憶される。ステップS2では、データの入力が終了
したか否かが判別され、投入計画表1の入力が終了する
と、ステップS3に進む。
【0033】ステップS3において、オペレータは上述
と同様にして、投入計画表2についてデータ入力を行な
い、図8に示すような投入計画データテーブルを作成す
る。ステップS4では、データの入力が終了したか否か
が判別され、投入計画表2の入力が終了すると、ステッ
プS5に進む。
【0034】投入計画表2の入力が終了すると、投入ス
テーションA1あるいはA2の電子制御回路30のCP
U31は、各投入ステーション近傍に設けられた投入ス
イッチ25がオンされるまで待機する。ここで、各投入
ステーションA1,A2には、予めステップS1〜S4
において作成された投入計画がプリントアウトされた投
入計画表が置かれており、作業者は、この計画表に記載
された順番に従って、投入単位毎に仕掛かり品を搬送体
17に把持させる。この作業はそれぞれの投入ステーシ
ョンA1,A2で同時に行なわれ、作業が終了すると、
作業者は投入スイッチ25をオンさせる。
【0035】ステップS5において、投入ステーション
A1の投入スイッチ25がオンされると、ステップS6
において、該投入ステーション側のCPU31は、図7
に示す投入計画データテーブルから未投入の投入単位の
先頭の投入単位番号を読出し、その番号に対応する所定
数の搬送体17を投入するよう投入ゲート51に指示を
出す。それにより、該投入ゲート51は開かれ、一つの
投入単位の搬送体17が搬送路に投入される。このと
き、投入計画データテーブルにおいて、投入が終了した
投入単位に対して投入終了フラグが立てられる。
【0036】また、ステップS8において、投入ステー
ションA2の投入スイッチ25がオンされると、ステッ
プS9において、該投入ステーション側のCPU31
は、図8に示す投入計画データテーブルから未投入の投
入単位の先頭の投入単位番号を読出し、その番号に対応
する所定数の搬送体17を投入するよう投入ゲート51
に指示を出す。それにより、該投入ゲート51は開か
れ、一つの投入単位の搬送体17が搬送路に投入され
る。このとき、投入計画データテーブルにおいて、投入
が終了した投入単位に対して投入終了フラグが立てられ
る。
【0037】次に、ステップS7では、投入計画データ
テーブルのフラグに基づいて、未投入の投入単位の搬送
体17があるか否かが判別され、未投入の搬送体17が
ある場合には、ステップS5に戻り、投入ステーション
A1あるいはA2に設けられた投入スイッチ25がオン
されるのを待ち、計画した全ての投入単位の搬送体を投
入した場合には、投入を終了する。
【0038】このようにして、投入された搬送体17
は、ブリッジレールチェーン18によって振り分け機構
2に搬送され、予め設定された搬送経路の作業ステーシ
ョンSTbに振り分けられる。搬送先の作業ステーショ
ンSTbが隣接していない場合には、目的の作業ステー
ションSTbに搬送されるまで、振り分けおよび搬送が
繰り返し行われる。搬送体17が目的の作業ステーショ
ンSTbに搬送されると、目的の作業ステーションST
bで作業が開始される。
【0039】作業が終了すると、オペレータは作業終了
スイッチ26をオンする。すると、その作業ステーショ
ンSTbに設けられた電子制御装置30のCPU31
は、全作業が終了したか否かを判別する。全作業が終了
していなければ、搬送体17は次の作業ステーションS
Tbに搬送される。作業が終了している場合には、搬送
体17は完成ステーションSTcへ搬送される。
【0040】尚、ステップS1〜S4の処理が投入計画
設定手段として働き、ステップS5〜S9の処理が投入
制御手段として働く。以上のように、本実施例によれ
ば、複数の投入ステーションから縫製加工品等の物品を
保持した搬送体を搬送装置内に投入することによって、
それぞれの投入ステーションにおける負荷が少なくな
り、投入準備作業が楽になり、準備する物品の間違いも
減少する。
【0041】また、投入ステーションを複数持ち、それ
ぞれの投入ステーションから別の種類の縫製加工品等の
物品を保持した搬送体を投入し、作業ステーションおよ
び完成ステーションを共有することによって、多品種の
製造に容易に対応することができ、製造ラインが1つで
済むため、縫製加工品等の製造ラインの設備費を安く抑
えることができる。この場合、投入計画表は投入ステー
ション毎に独立であるので、投入計画の作成も容易であ
る。
【0042】更に、投入ステーションA1からの投入
と、投入ステーションA2からの投入とを組み合わせて
種々の投入パターンを作ることもできる。例えば、投入
ステーションA1からの投入と、投入ステーションA2
からの投入とを交互に行なうと、上記実施例の場合は、
経路が同一であるため、デザインコード「A0101」
の縫製物とデザインコード「A0103」の縫製物とを
交互に完成することができる。
【0043】尚、本発明は、以上説明した実施例に限定
されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲におい
て、種々の変更を加えることができる。例えば、本実施
例においては投入ステーションは2つであったが、3つ
以上であってもよい。
【0044】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、搬送体を
搬送機構に投入する投入機構を複数個設けたので、投入
準備作業をするスペースが広くなる。この結果、投入す
る物品の投入準備作業が容易となり、かつ物品の間違い
も少なくなる。
【0045】また、それぞれの投入機構から、別の種類
の物品を保持した搬送体を投入することにより、多品種
の製造に対応でき、かつ製造ラインが1つで済むため、
設備費を安価に抑えることができる。更に、投入計画は
投入機構毎に独立して立てることができるので、投入計
画の作成が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の搬送装置の基本的構成を例示するブロ
ック図である。
【図2】本発明の一実施例の搬送装置の全体概略配置図
である。
【図3】本実施例の搬送装置の振り分け機構、搬送レー
ル等の配置を説明する配置図である。
【図4】本実施例の搬送装置の拡大部分正面図である。
【図5】本実施例の電気的構成を示すブロック図であ
る。
【図6】経路テーブルを示す説明図である。
【図7】図2に示す投入ステーションA1における投入
計画を記憶する投入計画データテーブルを示す説明図で
ある。
【図8】図2に示す投入ステーションA2における投入
計画を記憶する投入計画データテーブルを示す説明図で
ある。
【図9】本実施例の動作を説明するためのフローチャー
トである。
【符号の説明】
1…ハンガーコンベア 3…ブリッジレール 4…
ステーションレール 17…搬送体 30…電子制御回路 31…CPU
51…投入ゲート 100…ホストコンピュータ 101…RAM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 茅中 良久 愛知県名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブ ラザー工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送体を複数の作業ステーションに搬送
    し得る搬送機構と、 前記搬送機構を制御して、予め定める搬送経路に従っ
    て、作業を終えた作業ステーションから次の作業ステー
    ションに前記搬送体を搬送させる搬送制御手段とを有す
    る搬送装置において、 前記搬送体を前記搬送機構に投入する複数の投入機構
    と、 前記複数の投入機構毎に設けられ、前記搬送体の投入計
    画を設定するための投入計画設定手段と、 前記投入計画設定手段により設定された投入計画に従っ
    て、前記投入機構を制御して、所定の搬送体を前記搬送
    機構に投入させる投入制御手段と、 を備えたことを特徴とする搬送装置。
JP22731691A 1991-09-06 1991-09-06 搬送装置 Pending JPH0569924A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013111689A (ja) * 2011-11-28 2013-06-10 Sanyo Mach Works Ltd ワーク搬送装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013111689A (ja) * 2011-11-28 2013-06-10 Sanyo Mach Works Ltd ワーク搬送装置

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