JP2906572B2 - 生産ラインにおける完成品搬出装置 - Google Patents

生産ラインにおける完成品搬出装置

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  • Control Of Conveyors (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)
  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 [産業上の利用分野] 本発明は生産ラインで完成された完成品を生産ライン
から搬出する完成品搬出装置に関する。
[従来の技術] 従来のこの種の生産ラインの完成品搬出装置として
は、例えば実開昭61−18221号公報記載の装置がある。
この完成品搬出装置は、生産ラインの軌道の終端に、分
配装置を介して複数の搬出用軌道を分岐したものであ
る。この装置によれば、軌道の終端に搬送された完成品
は、その品種等の分類によって区別されて各搬出用軌道
に振り分けられるので、搬出時点で完成品を自動的に仕
分けることが可能になる。
[発明が解決しようとする課題] 上記従来装置は、完成品を仕分けることができる優れ
たものであるが、搬出用軌道を複数必要とし、装置自体
が大きな空間を占有するため、例えば設置箇所に制限が
加わるという問題がある。
本発明の生産ラインにおける完成品搬出装置は上記課
題を解決し、この種の完成品搬出装置を小型化し、設置
にかかる制限を緩和することを目的とする。
発明の構成 [課題を解決するための手段] 本発明の生産ラインにおける完成品搬出装置は、第1
図に例示するように、 被加工品を所定の無端軌道に沿って搬送し、該無端軌
道に隣接して設けられた各種作業ステーションで種々の
加工を施して、前記被加工品を完成する生産ラインにお
いて、前記被加工品毎の完成度を記憶する完成度記憶手
段と、前記作業ステーションの各々に設けられ、前記被
加工品毎にそのステーションでの加工完了を、前記完成
度記憶手段に登録する作業完了登録手段と、前記無端軌
道に沿って設置され、該軌道上を搬送される前記被加工
品の各々を識別する被加工品識別手段と、前記無端軌道
から搬出する完成品の分類を指定する搬出品分類指定手
段と、指定された分類に合致する前記被加工品のうちの
完成品を前記完成度記憶手段から検索し、検索された完
成品を前記被加工品識別手段により前記無端軌道上から
探し出して、前記無端軌道から完成ラインに搬出する搬
出手段とを備えることを特徴とする。
[作用] 本発明の生産ラインにおける完成品搬出装置では、生
産ラインの稼働中、各作業ステーションに設けられた作
業完了登録手段によって、被加工品毎に各ステーション
での加工完了が完成度記憶手段に登録される。この結
果、各被加工品の完成度がこの完成度記憶手段に登録さ
れる。そして、搬出の際に、搬出品分類指定手段により
搬出する完成品の分類が指定されると、搬出手段が、指
定された分類に合致する完成品を上記完成度記憶手段か
ら検索し、検索した完成品を、被加工品識別手段により
無端軌道上から探し出して、完成ラインに搬出する。
したがって、完成品は、搬出品として指定されるのを
待って無端軌道から搬出されるから、少なくとも一つの
完成ラインがあれば、完成品が所定分類に仕分けされ
る。
[実施例] 以下、本発明にかかる生産ラインにおける完成品搬出
装置の一実施例を説明する。第2図はその概略構成図で
ある。
完成品搬出装置は、ホストコンピュータ1と、複数の
ワークステーションターミナル(以下、WSTと呼ぶ)3
と、グラフィックステーションターミナル(以下GSTと
呼ぶ)4と、プリンタ5と、搬送装置6とを備える。こ
れはLANによりデータ通信可能に結ばれている。
ホストコンピュータ1は、電子制御装置7と、CRT9
と、外部記憶装置11と、キーボード13とを備える。電子
制御装置7は、算術論理演算回路として構成される周知
のCPU7a,RAM7b,ROM7cと、入出力インタフェース7dと、
これらを相互に接続するバス7eとを備える。
上記キーボード13には、「搬出単位」を入力するテン
キーや、「搬出モード」を選択する選択スイッチが設け
られる(図示せず)。「搬出単位」は、1回の搬出動作
で搬出する完成品の個数を指定する。「搬出モード」は
搬出する完成品の分類を指定する。実施例では、デザイ
ンや生地、サイズが同一の「同一品型」分類で仕分ける
「同一品型」モードと、単に完成した順に搬送する「完
成順」モードとの2つから選択される。
WST3は、次述する作業ステーションに1台ずつ配置さ
れる端末コンピュータである。第2図(B)に示すよう
に、開始スイッチ3a,終了スイッチ3bと、表示器3eとを
備える。このWST3は、開始スイッチ3a,終了スイッチ3b
が操作されると、所定プログラムの実行により、作業開
始あるいは作業終了信号を、ホストコンピュータ1に出
力する。表示器3eには、ホストコンピュータ1からの作
業指示が表示される。
GST4は、第2図(A)に示すように、後に詳述する完
成ステーションSkに設置され、搬出品のリスト等を表示
する。
プリンタ5は、同じく完成ステーションSkに設置さ
れ、搬出品のリスト等を印刷する。
搬送装置6は、ハンガーコンベア15とコンベア駆動装
置17とからなる。
この搬送装置6の説明に先立ち、まず、縫製ラインの
概略を説明する。縫製ラインは複数の作業ステーション
Sを備える。各作業ステーションSはその作業の種類か
ら、縫製物投入する投入ステーションStと、各種の縫製
作業を行なう縫製ステーションShと、完成品を搬出する
完成ステーションSkと、中断・中止品を一旦、搬入する
中断・中止ステーションSe等とに区別される。なお、各
作業ステーションSは、制御上、独立したステーション
番号が付与されており、例えば、縫製ステーションShは
No.001〜011、投入ステーションStはNo.012、完成ステ
ーションSkはNo.005というように、各作業ステーション
がそのステーション番号で特定される。
ハンガーコンベア15は、これらの作業ステーションS
を相互に連結して、縫製物を吊るしたハンガーを作業ス
テーションから別の作業ステーションに受け渡すコンベ
アであって、各作業ステーション3の近傍に配置した振
り分け装置15aと、振り分け装置15aの間に設けられた2
本1組の中間レール15bと、各振り分け装置15aから各作
業ステーションSに向かって分岐した分岐レール15cと
を備える。
振り分け装置15aは、コンベア駆動装置17からの制御
信号に基づいて、中間レール15bや分岐レール15cからハ
ンガーを受け取り、所定角度回転して、ハンガーを別の
中間レール15bや分岐レール15cに渡す。中間レール15b
は常時、一方向(矢印A方向)にハンガーを搬送し、搬
送方向上流の振り分け装置15aにハンガーを受け渡す。
分岐レール15cは、同じく常時一方向(矢印B方向)に
ハンガーを搬送し、振り分け装置15aから受け取ったハ
ンガーを作業ステーションSに運び、作業の終了したハ
ンガーを振り分け装置15aに渡す。
また、このハンガーコンベア15においては、搬送され
る側のハンガーに、それぞれ識別用のハンガ番号をコー
ド化したコードマーク(図示しない)が付設される。こ
れに対応して、各中間レール15bの下流側の振り分け装
置15aの手前には、コードマークを読み取るハンガー検
出装置15dが設けられる。従って、このハンガー検出装
置15dの信号に基づいて、個々のハンガーの所在地が検
出される。
なお、この説明では、完成ステーションSkに沿って設
けられた中間レールを特に搬出レール15eとして区別す
る。
コンベア駆動装置17は、ホストコンピュータ1からの
制御信号に従って、ハンガーコンベア15を駆動する。例
えば、各ハンガーの所在地はハンガー検出装置15dから
の信号に基づいて検出されるので、コンベア駆動装置17
は、各振り分け装置15aを所定角度回転させながら、各
ハンガーをその所在地から、目的地である作業ステーシ
ョンに搬送する。また、ハンガーが作業ステーションS
に搬入された後、指示された作業が終了すると、WST3の
終了スイッチ3bが押され、作業終了信号がホストコンピ
ュータ1に出力される。この結果、作業終了信号に応じ
てホストコンピュータ1から出力される制御信号に基づ
いて、コンベア制御装置17は、その縫製物を吊るしたハ
ンガーを、他の作業ステーションSに搬送し、次の加工
をオペレータに行わせる。こうした搬送処理が繰り返さ
れて、投入ステーションStから投入された縫製物は、各
縫製ステーションShに所定の順序で運ばれて各種加工が
施され、全工程が終了すると、縫製物は完成する。
なお、この搬送装置6においては、例えば振り分け装
置15aが、ハンガーを中間レール15bから別の中間レール
15bに渡す動作を繰り返すことにより、無端軌道が形成
される。
次に、ホストコンピュータ1の外部記憶装置11が格納
するデータベースを説明する。
データベースは、受注情報データテーブルと、作業進
行状況テーブルとから構築される。
第3図(A)に例示するように、受注情報テーブルに
は、生産番号毎に横並びに、オーダー番号、品名、デザ
インコード、サイズ、カラー、納期がまとめられる。生
産番号は、受注製品のデザインと生地とサイズとで決定
される番号である。受注番号は受注伝票に対応づけた番
号である。デザインコードは受注製品のデザインを示
す。サイズは受注製品のサイズを示し、カラーはその色
を示す。納期は生産番号で特定される製品の納期を示
す。
以上の生産番号、受注番号、デザインコード、サイ
ズ、カラー、納期は、受注にあわせて適宜書き込まれ
る。その書込手段は問わない。例えばキー入力でもよ
い。また、データ通信で受信した受注データを元に、所
定のプログラムにより自動的に書き込む構成でもよい。
第3図(B)に例示するように、作業進行状況テーブ
ルには、生産番号毎に横並びに、ハンガー番号と、編集
コードと、ステーション番号と、ステータスコードとが
まとめられる。
生産番号は上記受注情報テーブルにおける生産番号で
ある。ハンガー番号は、既述したように各ハンガーに付
与された独立番号である。生産番号で特定されるパーツ
を吊るハンガーが決定しだい書き込まれる。その書込手
段は問わない。編成コードは、作業の種類を示す。作業
の種類には、例えば投入作業、複数の縫製作業、完成
(搬出)作業がある。このうち完成作業は、符号「99
6」で示される。ステーション番号は、編成コードで指
定される作業を行なう作業ステーションを特定する。作
業を行なう作業ステーションは予め決められていてもよ
いが、作業の進行にあわせて最適な作業ステーションが
随時決定されてもよい。ステータスコードは、未作業を
符号「000」で示し、完了作業を符号「001」で示す。こ
のステータスコードは、作業の進行にあわせて書き換え
られる。実施例ではホストコンピュータ1が、WST3から
終了スイッチ3bの操作にあわせて送信される作業終了信
号と、そのステーション番号信号とを所定の割込処理に
より受信して、書換える。
以上の生産番号、ハンガー番号、編成コード、ステー
ション番号からなる1行1組で、各製品の製造に必要な
各作業と、その作業をどの作業ステーションで行なうか
を定義する。実施例では、1製品の製造にかかる編成コ
ードの群とステーション番号の群とがハンガー番号毎に
まとめられ、そのハンガー番号が同一の生産番号毎にま
とめられている。従って、同一品型の製品が複数製造さ
れる場合には、例えば生産番号「00000001」の群に、2
つのハンガー番号「0001」,「0002」の群が属するとい
った形式で以上の各データがまとめられる。
次に、ホストコンピュータ1において実行される完成
品搬出処理を、第4図に例示するフローチャートにした
がって説明する。
ホストコンピュータ1のCPU7aは、電源の投入によ
り、投入作業指示処理ルーチン(第4図)を起動し、電
源がオンの期間、これを繰り返し実行する。
本処理ルーチンを開始すると、まず、「搬出単位」お
よび「搬出モード」を読み込み、図示しないRAMの所定
領域に格納する処理(S100)を行なう。既述したよう
に、「搬出単位」,「搬出モード」は、例えばホストコ
ンピュータ1の入力装置からキー操作で入力される。
ステップ110での判断結果が「同一品型」モードであ
れば、生産番号毎に、完成品の個数を検索する処理を行
なう(S120)。この検索処理では、作業進行状況テーブ
ル(第3図(A))を参照し、まず、編成コード「99
6」以外の編成コードにかかるステータスコードが総て
「001」であるハンガー番号を検索する(例えばハンガ
ー番号「0001」)。つまり、完成作業(以下搬出作業と
呼ぶ)以外の作業が総て終了したハンガー番号を検索す
る。そして、検索したハンガー番号を、そのハンガー番
号が属する生産番号毎に集計する。計数結果は「同一品
型」の完成品の個数を示す。
続いて、計数した完成品個数が、ステップ100で読み
込んだ「搬出単位」以上になったか否かを生産番号毎に
判断する(S130)。
「搬出単位」に比べて、いずれの生産番号の完成品の
個数も小さい場合は(S130)、ステップ120に戻り、上
述の処理を繰り返す。
上述の処理を繰り返すうちに、縫製ラインの作業が進
行し、いずれかの生産番号にかかる完成品の個数が「搬
出単位」に到達すると、後述するステップ160の搬出指
示処理に移行する。
一方、ステップ110において搬出モードが「完成順」
と判断された場合は、完成した順に完成品の個数を検索
する処理を行なう(S140)。この検索処理では、作業進
行状況テーブル(第3図(A))を参照し、編成コード
「996」以外の編成コードにかかるステータスコードが
総て「001」であるハンガー番号を単に検索する。こう
して、搬出作業以外の作業が総て終了したハンガー番号
を単に検索し、その個数を計数する。
続いて、計数した完成品個数が、ステップ100で読み
込んだ「搬出単位」以上になったか否かを判断する(S1
50)。
「搬出単位」に比べて、完成品の個数が小さい場合は
(S150)、ステップ140に戻り、上述の処理を繰り返す
が、上述の処理を繰り返すうちに、縫製ラインの作業が
進行し、完成品個数が「搬出単位」に到達すると、次述
するステップ160の搬出指示処理に移行する。
ステップ160の搬出指示処理では、完成品の搬出指示
(完成指示)と、完成品の詳細情報表示指示と、この詳
細情報の印刷指示とを各装置に送信する。
完成品の搬出指示は、所定のハンガーを完成ステーシ
ョンに搬出する指示であって、ハンガー制御装置に送信
される。上記所定のハンガーは、搬出モードが「同一品
型」である場合は、ステップ120において完成品のハン
ガーとして検索され、生産番号毎に集計されたハンガー
番号のうち、ステップ130で「搬出単位」に到達したと
判断された生産番号に属するハンガー番号で特定され
る。「搬出単位」が仮に値1とすれば、例えばハンガー
番号「0001」のハンガーがその一つになる。一方、搬出
モードが「完成順」である場合は、上記所定のハンガー
は、ステップ140で検索された完成品のハンガー番号で
特定される。こうした完成品の搬出指示がコンベア駆動
装置17に送信される結果、上記所定のハンガーは総て、
中間レール15bで搬送される途中、ハンガー検出装置15d
からの信号によりその所在が明らかにされる。そして、
それらハンガーは総て、各振り分け装置15aが所定角度
回転することにより所定の中間レール15bに受け渡さ
れ、もって完成ステーションSkの搬送レール15eに受け
渡される。この結果、完成品は、「同一品型」毎に仕分
けられて、あるいは「完成順」で、完成ステーションに
「搬出単位」の個数、搬出される。
詳細情報表示指示は、上記完成品の搬出指示で搬出さ
れる完成品の詳細情報を画面表示する指示であって、GS
T4に送信される。送信される表示データは、搬出指示の
あったハンガー番号(上記所定のハンガー)に関するも
ので、ハンガー番号の関連データである生産番号に基づ
いて、受注情報テーブル(第3図(A))から、オーダ
ー番号、品名、デザインコード、サイズ、カラー、納期
の各データを検索し、検索結果を所定フォームにまとめ
てなる。表示データの送信により、例えば第5図(A)
に示す票や、第5図(B)に示す完成品リストがGSTの
画面に表示される。
印刷指示は、上記表示データと同内容のデータの印刷
する指示であって、プリンタ5に送信される。この結
果、第5図(A)に示す形式のラベルや、第5図(B)
の完成品リストが印刷される。
最後に、作業進行状況テーブル(第3図(B))にお
いて、搬出指示したハンガー番号の編成コード「996」
にかかるステータスコードを「000」(未作業を示す)
から「001」(作業終了を示す)に書き換える処理を行
なう(S170)。
以上の処理が終了すると、本ルーチンの先頭に戻り、
上述の処理を繰り返す。
以上説明した実施例の完成品搬出装置によれば、完成
品のうち、指定された分類に該当する完成品を一の完成
ステーションに搬出するから、この種の完成品搬出装置
を小型化でき、設置にかかる制限を緩和できるという優
れた効果を奏する。
また、実施例では、搬出モードを「同一品型」と「完
成順」とから選択できるので、使い勝手がよい。
以上本発明の実施例について説明したが、本発明はこ
うした実施例に何等限定されるものではなく、例えば軌
道が単にループ状である無端軌道に適用した構成や、実
施例のフローチャートにおいてステップ130およびステ
ップ150の判断で「NO」とされた場合、ステップ100の処
理に戻るアルゴリズムにして、完成品個数の検索処理の
途中でも搬出モードの切換を認める構成など、本発明の
要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し
得ることは勿論である。
発明の効果 以上詳述したように、本発明の生産ラインにおける完
成品搬出装置によれば、完成品のうち、指定された分類
に該当する完成品を選別して搬出するから、少なくとも
一つの完成ラインがあれば足り、この種の完成品搬出装
置を小型化でき、設置にかかる制限を緩和できるという
優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本的構成を例示するブロック図、第
2図(A)は本発明の一実施例としての生産ラインにお
ける完成品搬出装置のブロック図、第2図(B)はワー
クステーションターミナルの斜視図、第3図(A),
(B)は外部記憶装置に格納された各種テーブルを例示
する説明図、第4図はホストコンピュータにおいて実行
される完成品搬出処理を例示するフローチャート、第5
図(A),(B)は画面(印刷)表示を例示する説明図
である。 1……ホストコンピュータ 3……ワークステーションターミナル 6……搬送装置 7……電子制御装置 15……ハンガーコンベア 15a……振り分け装置 15b……中間レール 15e……搬出レール Sk……完成ステーション
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 廣瀬 弘和 愛知県名古屋市瑞穂区堀田通9丁目35番 地 ブラザー工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−124425(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B23Q 41/02,41/08 B65G 43/08,37/00 D05B 25/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被加工品を所定の無端軌道に沿って搬送
    し、該無端軌道に隣接して設けられた各種作業ステーシ
    ョンで種々の加工を施して、前記被加工品を完成する生
    産ラインにおいて、 前記被加工品毎の完成度を記憶する完成度記憶手段と、 前記作業ステーションの各々に設けられ、前記被加工品
    毎にそのステーションでの加工完了を、前記完成度記憶
    手段に登録する作業完了登録手段と、 前記無端軌道に沿って設置され、該軌道上を搬送される
    前記被加工品の各々を識別する被加工品識別手段と、 前記無端軌道から搬出する完成品の分類を指定する搬出
    品分類指定手段と、 指定された分類に合致する前記被加工品のうちの完成品
    を前記完成度記憶手段から検索し、検索された完成品を
    前記被加工品識別手段により前記無端軌道上から探し出
    して、前記無端軌道から完成ラインに搬出する搬出手段
    と を備えることを特徴とする生産ラインにおける完成品搬
    出装置。
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