JPH05502638A - ２軸をもつ自動車 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ２軸をもつ自動車 この発明は請求項１の前文による２軸をもつ自動車に関する。

このような自動車はドイツ特許出願公開２９２９４９７号あるいはヨーロッパ特 許出願公開０００４１９４号から既知である。この種の混成自動車は内燃機関の 他にモータを備えており、より優れた牽引力が望ましい場合はモータが接続され 、これによって始動を補助するための四輪駆動を得るか、あるいはたとえば排気 ガスの観点から内燃機関による運転が望ましくない場合は、専ら電動運転に切り 換えられる。モータで運転される場合は騒音公害も著しく減少する。

しかし、この種の混成自動車では、モータによる運転時に内燃機関が確実に停止 していることが必要である。これによって操作ミスが避けられる。この課題は請 求項１によって解決される。

本発明によれば、電動運転へ切り換えられる際に、ギア選択のためのギアシフト レバ−がニュートラル位置とされ、オートマチック運転の場合はセレクタレバー がＮ位置に移される。電動運転時はレバーはその位置に固定され、誤操作も避け られる。

固定のためには、たとえばドイツ特許ａ願公開３９０５６９８号あるいはヨーロ ッパ特許出願公開０２４６３５３号から既知であるようなギアシフトレバ−を用 いることができる。

内燃機関による運転からモータによる運転へ切り換えるには、車両を予め停止さ せ、点火スイッチを切ることによって行うのが有利である。キーを通じて点火ス イッチを切った場合にのみ、電動運転のスイッチを入れることができる。この時 、ギアシフトレバーはニュートラルに、またセレクタレバーはＮ位置になければ ならない。

有利なことに、このキーを通じて同時に燃料の供給を中断することができ、した がってガソリンポンプおよび噴射装置の作動も中断するため、電動運転時の車両 の安全性は明らかに向上する。

本発明の幾つかの観点を図面を用いてさらに詳細に説明する。

図１は本発明による自動車の側面図、 図２は本発明による自動車の後軸、 図３は本発明による自動車のサーボポンプの駆動装置を示す。

図１には混成自動車１０の側面図が示されており、これは前方エンジンルームに フランジ固定された変速機１４をもつ内燃機関１２を備えている。エンジン・変 換機ユニットｆ２．ｉ４が前Ｍ１６を駆動する。

後軸にはモータ１８が設けられており、これは個有の蓄電池２０を通じて給電さ れる。モータ１８は後軸２２を駆動する。

後軸の構造は図２に詳細に示されており、蓄電池２Ｇから供給を受けるモータ１ ８は、ディファレンシャルを通じて駆動軸２２を駆動する。

２４はモータ１８用の対応する保持具を示し、これはモータ１８を適切な方法で フレームに懸架しているため、このフレームは後軸に働く衝撃を適切な形で受け 止めることができる。

図３はサーボポンプを駆動するための配置を示す。

ベルト車３０が内燃機関のクランク軸によって駆動され、クランク軸の中心は３ ２で示されている。ベルト車３０の回転はＶベルト３４を通じてベルト車３６に 伝達され、このベルト車３６はサーボポンプ３８の軸上にあり、サーボポンプを 駆動する。ベルト車３６はフリーホイールクラッチを備えているため、ベルト車 ３０からベルト車３６への力の伝達によってサーボポンプ３８を駆動するが、こ れに反してベルト車３６からベルト車３０への力の伝達は、フリーホイールクラ ッチが存在するために不可能である。

サーボポンプ３８のための駆動軸は別のベルト車４０を備えており、このベルト 車４０はＶベルト４２を通じてモータ４Ｇのベルト車４４と連結している。

混成自動車１０がモータ１８で運転される場合、すなわち内燃機関１２が停止し た状態で運転されると、モータ４６およびＶベルト４２を通じて車４０が駆動さ れ、したがってサーボポンプ３８が駆動されてパワーステアリングおよび制動力 増幅の機能が得られる。

ベルト車４０はフリーホイールクラッチとして設計することもできるため、内燃 機関および対応するベルト車３０を通じてサーボポンプ３８が駆動される場合、 ベルト車４０が一緒に動くことはなく、したがってベルト車４４とモータ４６へ は回転は伝達されない。

しかしこれに代わるものとして、好ましくは内燃機関による運転の際にＶベルト ３４．４２を通じてモータ４６をともに回転させてもよいが、この時、モータ４ ６は蓄電池２０を充電するための発電機としてのみ接続され、使用される。

蓄電池２０は１２ボルトの電池に分割されて充電されるのが好ましく、これらは 並列に接続されて、したがって１２ボルトの電圧で充電される。

蓄電池２０を通じてモータ１８を駆動する場合、モータ１８に６０ボルトの作業 電圧をかけるため、このような電池が直列に５個接続される。

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Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. １．２軸をもつ自動車において、一方の軸が内燃機関によって駆動され、他方の 軸がモータによって駆動され、選択的に自動車（１０）が内燃機関（１２）のみ か、あるいはモータ（１８）のみで駆動されるものであって、内燃機関による運 転からモータによる運転へ切り換える際に、変速機がニュートラル位置またはオ ートマチック仕様のＮ位置とされるように構成されていることを特徴とする２軸 をもつ自動車。
2. ２．モータ運転時にはセレクタレバーがＮ位置に、あるいはギアシフトレバーが ニュートラル位置に固定されるように構成されていることを特徴とする請求項１ 記載の２軸をもつ自動車。
3. ３．内燃機関による運転からモータによる運転への切り換えの際に、点火スイッ チが切られ、次にキーを操作して点火スイッチが再び入れられるように構成され ていることを特徴とする請求項１または２記載の２軸をもつ自動車。
4. ４．内燃機関による運転からモータによる運転への切り換えの際に、ガソリンポ ンプおよび噴射装置の作動が停止されることを特徴とする請求項１から３のうち いずれか１項記載の２軸をもつ自動車。