JPH05501956A - 豚胸膜肺炎用ワクチン - Google Patents

豚胸膜肺炎用ワクチン

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JPH05501956A JP3500474A JP50047491A JPH05501956A JP H05501956 A JPH05501956 A JP H05501956A JP 3500474 A JP3500474 A JP 3500474A JP 50047491 A JP50047491 A JP 50047491A JP H05501956 A JPH05501956 A JP H05501956A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 豚胸膜肺炎用ワクチン 合衆国政府は、研究契約USDA No、 6146−01に基づき本発明に関 して一定の権利を有する。
本発明は、アクチノバチルス・プリューロニューモニア(Actinobaci llus pleuropneumonia) (んブリューロニューモニア) の抗原を発現する遺伝子に関する。
さらに、これらの遺伝子を製造する方法及びこれらの抗原を用いて豚胸膜肺炎に 対して豚にワクチンを予防接種する方法に関する。
豚のへモフィルス・プリエーロニューモニア(Haemophilus ple uropneumonia)は、グラム陰性菌、A、プリューロニューモニアに より引き起こされる伝染性の高い呼吸器疾患である。近年、生産の局限化及び強 化指向がその一つの理由となって、この疾患の発病率か著しく高くなり現在では 養豚産業における経済的損失の主要因となっている。この急性疾患が発生すると 、その死亡率は、子豚では100%、肥育豚では25%に達する。感染豚は、繊 維素性胸膜炎又は胸膜癒着を伴う慢性の局所的肺壊死を伴った急性局所拡張性肺 炎を起こす。A、プリューロニューモニアの8種の血清型が同定されているが、 これまでのところ、血清型5が最も流行っている。
A、ブリエーロニューモニアの毒性要因の一つは、分泌された細胞毒であると考 えられている。このことは、A、プリューロニューモニアの細胞培養物上清か、 豚肺胞マクロファージ及び末梢単球に対して細胞毒性を有するという事実によっ て支持される(Bendixin et al、、 Infect、 Taou n、 33.673−676(1981))。さらに、超音波処理した菌及び滅 菌した培養物上清が、自然感染豚に観察される肺炎に似た局所肺炎を引き起こす ことが報告されている(Rosendal et al、、 Proc、 In t。
Pig、 Vet、 Soc、 Congr、 5:221(1980))。
A、プリエーロニューモニアの細胞毒は、すべてではないにしてもその大半がA 。
プリューロニューモニア血清型が産生した細胞外溶血素であると考えられる。こ の溶血素の性質は殆ど知られていない。種々の血清型のA、プリューロニューモ ニアが熱安定性の炭水化物(Kume et al、、 Infect、 Ia nun、 51.563−570(1986))又は熱に対して不安定な蛋白質 (Maudsely et al、、 Can、 J、 Microbiol、  32.80I−805(1986))を産生することが報告されている。また 、んブリューロニューモニアの血清型1. 2. 3. 5. 6及び7の溶血 素がRNAを要求することも報告されている(Martin et al、、  Can、 J、 Microbiol、 31.456−462(1985))  oこれまでに2種の溶血素、すなわち、血清型2から得られる熱安定性の溶血 素(Kume et al、。
Infect、 1mmun、 51.563−570(1986))及び血清 型1が分泌する105kDのポリペプチド(Frey et a、1.、Inf ect、Io+un、 56.2570−2575(1988)) 、が同定さ れている。本発明前、A、プリューロニューモニア溶血素のアミノ酸配列は全く 知られていない。
豚の胸膜肺炎に対するワクチンは現在のところ市販されていない。加熱殺菌又は ホルマリンで固定した菌を用いて免疫処置が試みられたが、これらの免疫原の有 効性は臨床的には証明されていない。A、ブリューロニューモニアの溶血素を、 豚胸膜肺炎に対する豚の保護免疫原として使用することができることが期待され る。
最も包括的かつ全般的な範囲において、本発明はA、プリューロニューモニア溶 血素抗原をコードするDNA配列を開示する。本発明はさらに、そのDNA配列 を含む組換えベクター及び組換え細胞、並びにこの組換え細胞を用いてA、ブリ エーロニューモニア溶血素抗原を製造する方法を提供するものである。本発明は さらに、豚胸膜肺炎に対して豚をワクチン予防接種するためのA、ブリエーロニ ューモニア溶血素抗原の使用を開示する。
さらに具体的には、本発明は図1に示すappCAアミノ酸配列又はappAア ミノ酸配列、又は実質的に同一のアミノ酸配列と生物活性を有するポリペプチド をコードするDNA配列を提供するものである。一実施態様において本発明は、 図1に示すappCA及びappAヌクレオチド配列、又はその対立変種をコー ドするDNA配列を提供するものである。本発明はまた、A、プリエーロニュー モニア溶血素の抗原決定基をコードするDNA配列を提供するものである。好ま しい実施態様において本発明は、ATCC寄託No、68135に含まれている ものに相当するDNA配列を提供するものである。
本発明はまた、上記DNA配列を含む組換えベクターを提供するものである。
さらに詳細には、本発明はその組換えベクターが細菌性プラスミドであり、その DNA配列が強いプロモーター配列に機能的に結合している組換えベクターを提 供するものである。さらに本発明は、上記DNA配列を含む組換え細胞、最も好 ましくは細菌細胞を提供するものである。本発明はまた、appA遺伝子又はそ の対立変種がコードするんプリエーロニューモニア抗原、又は実質的に同一のア ミノ酸配列及び生物活性を有するポリペプチドを提供するものである。
A、ブリエーロニューモニア溶血素抗原は、上記組換え細胞を培養し、処理する ことにより製造することができ、本発明はA、プリエーロニューモニア抗原の製 造方法を提供するものである。本発明はさらに、この抗原を含む組成物、及びこ の抗原を豚胸膜肺炎に対するワクチンとして使用する方法を提供するものである 。
図1は、appcA領域のヌクレオチド配列、及びappC及びappA蛋白質 の予想アミノ酸配列を示す。appC遺伝子に隣接するプロモータ一様領域は、 ヌクレオチド配列のすぐ下の記号△で示されている。appCに先行する潜在的 リポソーム結合配列appA及びappAの直後のものは下線がつけである。
図2は、A、プリューロニューモニア溶血素クローンの制限地図を示す。このベ クター由来のEcoR1部位が各クローンの挿入物の両側にある。yfc5以外 の各クローンは、110kDのポリペプチドを発現し、ウェスタンブロッティン グにより検出された。配列分析により見出されたappC及びappAで示され る2つのオープン読み枠の位置は次のように表されている C,C1an; E v、声遼RV; H,HindrII; P。
Pstl ; S、5acl; X、 5bal; Xo、Xhor 。
本発明のDNA配列及びんプリエーロニューモニア溶血素抗原は、豚の胸膜肺炎 に対して豚を免疫するための有効なワクチンを効果的かつ経済的に製造する方法 を提供するものである。本発明が提供するDNA配列を各種の発現系で使用して 、高濃度のんプリエーロニューモニア溶血素抗原を製造することができる。
好ましい方法においては、このDNA配列は強い細菌プロモーターの下流に配置 され、最大の収率を可能とする。次いで、この細菌が産生じた抗原を単離、精製 し、胸膜肺炎に対するワクチンとして豚に導入することができる。
本発明により単離、クローン化されたDNA配列はA6プリユーロニユーモニア 溶血素をコードする。これらは、さらに詳細には、A、プリエーロニューモニア 血清型5由来の110 kD溶血素をコードする。本発明の最も好ましい実施態 様は、図1に示すDNA配列である。もちろん、このDNA配列が遺伝コードの 縮退により変化し得るものであることは当業者の理解するところである。図1に 示すA、プリエーロニューモニア抗原をコードするすべてのDNA配列は、本発 明に包含される。さらに、このDNA配列がコードするポリペプチドの抗原性又 はアミノ酸配列をそれほど変化させないような対立変種がこのDNA配列に起こ り得ることも、当業者の理解するところである。これらの対立変種も本発明に包 含される。
本発明は、appC及びappAと指定される2種の異なる遺伝子を提供するも のである。これらの遺伝子はそれぞれ159個及び957個のアミノ酸からなる ポリペプチドをコートする。appA!伝子は、溶血活性を持たないappA抗 原と呼ばれる蛋白質をコードする。A、プリューロニューモニア溶血素の正常な 溶血活性には、appA及びappC遺伝子の両者の発現が必要である。これら 2種の遺伝子により製造される蛋白質はappCA抗原と呼ばれる。at)I) CA及びappA抗原はいずれも、天然のA4ブリ二−ロニューモニア溶血素に 対する抗体からの抗体応答を生じる。appA及びappCA抗原の両者を利用 して豚における免疫応答を引き出し、胸膜肺炎を予防することができることが期 待される。従って、appCA及びappA抗原の両者をコードするDNA配列 は、本発明に包含される。
さらに、図1に示す天然のA、プリューロニューモニア溶血素ポリペプチドに類 似し、且つ実質的に同一の溶血作用及び抗原性を有するアミノ酸配列が存在し得 ること、又はこれを構築し得ることに留意されたい。例えば、その作用特性を変 化させることなく、特定のペプチドの生物活性を増大し、又は減少させるような アミノ酸配列の変化を起こすことができることは、当業者の認識するところであ る。これらのペプチドをコードするDNA配列も本発明に包含される。
appA及びappCA抗原が、A、ブリューロニューモニア溶血素に対して産 生じた天然抗体により認識され得る種々の抗原決定基(エピトープ)を有するこ とも当業者に自明のことである。これらの抗原決定基を単独で又はハプテンとし て使用して、豚における免疫応答を引き出し、胸膜肺炎に対して豚を保護するこ とができる。ハブテンを利用する方法の1つは、これをアルブミンのようなキャ リアーに結合することである。本発明はさらにA、ブリエーロニューモニア溶血 素の抗原決定基を含むアミノ酸配列をコードするすべてのDNA配列を包含する 。好ましい実施態様は、図1に示すようなアミノ酸配列、又はA、プリエーロニ ューモニア溶血素の抗原決定基を含む実質的に同一の配列をコードするDNA配 列である。
さらに本発明は、A、ブリエーロニューモニアが天然に産生じない抗原性ポリペ プチドを提供するものである。上述のとおり、appA遺伝子がコードするap pA抗原は溶血性ではな(、A、プリエーロニューモニアが天然に産生ずるもの ではない。
しかし、このappA抗原は免疫応答を引き出し、ワクチンとして使用すること ができる。従って、本発明は、appA遺伝子がコートするappA抗原を包含 する。本発明の目的において、A、ブリエーロニューモニア溶血素抗原という用 語は、A、プリエーロニューモニア溶血素、appA抗原、appCA抗原、及 びA、プリエーロニューモニア溶血素の抗原決定基を含む任意のアミノ酸配列を 包含する。
A、プリエーロニューモニア溶血素の遺伝チは、種々の血清型味、又はアクチノ バチルス感染豚から単離された株から、A、プリエーロニューモニアDNAをま ず単離することによりクローン化される。例示のため、本発明者はA、プリエー ロニューモニア血清型5を使用した。血清型のうちこれがもっとも流行っており 、かつ最も毒性の強いものの1つである、という理由でこれが選ばれた。しかし 、豚の胸膜肺炎を引き起こすことができる実質的にいかなる株も使用することが できる。本発明では、A、プリエーロニューモニア染色体DNAのゲノムライブ ラリーを作成することが好ましい。このようなライブラリーを作成する種々の方 法が知られており、この方法において種々の組換えベクターと制限酵素を使用す ることかできることは当業者に自明のことである。好ましくは、A、プリエーロ ニューモニア染色体DNAの消化物を、標準的な方法によりバクテリオファージ ライブラリーにクローン化する。
血清型5の溶血素は、同定も配列分析もされていなかったので、この溶血素遺伝 子を単離し、選別する方法を開発しなければならなかった。多数のグラム陰性病 原菌が、大腸菌の溶血素と免疫学的に、かつ遺伝子的に関連する高分子量(10 5〜110kD)の細胞を溶解する毒物を分泌することがわかっていた(Cha ng et al、 、 FEMS Lett、、 60.169−174(1 989)、及び’Koranakis et al、、 J、 Bacteri ol、 P69゜ ]、509−1.515(1987))。A、ブリエーロニューモニアか分泌し た溶血素がRTX細胞毒ファミリーの一員であるかどうかを決定するため、P、 ヘモリティカ、んプリエーロニューモニア及びpsF4000を含む大腸菌の培 養物上清を、P、ヘモリティカのロイコトキシンに対して生じた抗血清を用いた ウェスタンブロッティングにより分析した。ロイコトキシンの見掛は分子量より 僅かに大きく、大腸菌の溶血素とほぼ同一の、Mr=IIQ、000の交差反応 性ポリペプチド種が検出された。
これは、A、プリエーロニューモニア溶血素がP、ヘモリティカロイコトキシン と同一ファミリーにあることを示している。従って、P、ヘモリティカの1kt cA遺伝子の公表されている配列の一部をプローブとして使用し、目的のクロー ンを単離した。さらに本発明では、A、プリエーロニューモニア溶血素に対する 抗体を調製し、バクテリオファージライブラリーの免疫スクリーニングに使用し た。これらのスクリーニング方法は標準的な方法により実施した。陽性を示した プラークをとり、再度スクリーニングを行い、増幅した。次いで選択されたファ ージ挿入物からの制限断片を、マクサム−ギルバート法、サンが−のジ−デオキ シ鎖末端法を初めとする種々の方法により配列分析を行った。
本発明において、抗体スクリーニングにより、単一の陽性クローンを同定したく 図2参照)。P、ヘモリティカ由来のDNAプローブを用いた同じライブラリー のスクリーニングにより8個のクローンを同定した。これらは相互に重複し、抗 体スクリーニングにより単離されたクローンと重複した(図2参照)。本発明で クローン化したDNAは、appA抗原の全読み枠及びトキシン蛋白質を活性化 するより小さなappC蛋白質の読み枠を含む3.8 kbの断片であった。こ れら2つの遺伝子は全体で、溶血活性を有する全flOkD appCA抗原を コードするappCA遺伝子である。al)pCA領域のヌクレオチド配列並び にappC及びappA蛋白質の予想アミノ酸配列を表1に示す。
次に、appCA遺伝子を含むDNA断片を、プラスミドのような適当な組換え ベクター又はバクテリオファーンウイルスベクターにサブクローン化することが できる。当業者には、pBR322,pAR系列、 pKK223−3及びpU R系列のような多数のベクター、並びにこれらの組換えベクターを構築するため のさらに多数の方法があることは、明らかである。ベクター選択のパラメーター としては、使用する発現系の種類、及びDNA挿入物の大きさが挙げられる。a pl)CA遺伝子は細菌遺伝子であり、好ましい発現ベクターは細菌細胞である ので、好ましい組換えベクターは細菌ベクター、最も好ましくは細菌プラスミド である。本発明においては、バクテリオファージクローンyfc7及びyfc8 からappcA領域をベクターpHG165にサブクローン化した。
次にこの組換えベクターを、選択した発現系に、その系に適した方法により導入 する。細菌発現系力体発明において最も商業的に実行可能なものであるが、真核 系も使用できる。適切な発現系の例としては、E、coli JM103. E 、coli C600゜E、coli CO4及n、coli DH20が挙げ られる。本発明に使用した発現系はE、coliTBIであった。
appCA遺伝子は、天然のA、プリエーロニューモニアプロモーターを使用し た組換え系で発現できるが、appCA遺伝子は適当な強いプロモーター及び/ 又は増幅遺伝子より下流に配置することが望ましい。プロモーター及び/又は増 幅の種類は組換えDNA及び発現系によって決められる。本発明において好まし いプロモーターはIac又はtrypプロモーターのような強い細菌プロモータ ーである。使用可能な他のプロモーターの例としては、T7RNAポリメラーゼ プロモーター及びtacプロモーターが挙げられる。これは、かなり高濃度の抗 原を発現させる。上記DNA配列を含む組換えベクター並びにA、プリエーロニ ューモニア抗原を製造するのに使用することができるこれらのDNA配列を含む 組換え細胞は本発明に包含される。
細胞は、抗原を産生ずるような条件下で培養される。多種の方法、培地及び誘発 条件があり、宿主株及び組換えプラスミドに応じて使用されることは当業者に明 らかなところである。次に、抗原を培養混合物から単離する。本発明では、ap pA及びappCA抗原が大腸菌宿主中で高濃度で発現するため、不溶性の封入 体を形成するものと思われる。この現象は多種の過剰生産された蛋白質により起 こることが知られている(Schoner et al、、 Bio/Tech nology 3:151−154(1985))。封入体の精製は比較的容易 である。例えば、細菌細胞を、超音波により、又はフレンチプレッシャーセルを 通して破砕する。次に封入体を遠心分離により集め、低濃度の尿素及びノニオン 性洗剤で抽出して混じっている細菌の破砕物を除去する。次に封入体を変性剤塩 酸グアニジンで可溶化し、希釈により塩酸グアニジン濃度を低くすることにより 、抗原を復元する。上記方法は、E、coliが発現した蛋白質を精製する唯一 の標準的な方法である。この方法及びA、プリエーロニューモニア抗原を製造す る他の方法は本発明に包含される。
治療的に活性な量のA、プリエーロニューモニア抗原を適当なキャリアーと混合 してワクチンを調製する。多種の適切なキャリアーが存在し、このようなすべて の組成物が本発明に包含されることは当業者の理解するところである。好ましい 組成物は不完全アジュバント中、粗抗原0.5−1.0■を含む。A、プリエー ロニューモニア抗原は精製された形態で、又は組成物の形態で豚に投与され、豚 を胸膜肺炎に対してワクチン予防する。
appCA遺伝子を含む好ましい組換えベクター、プラスミドpYFC37、は アメリカン・タイプ・カルチャー・コレクションに1989年10月198iこ 寄託され、受託番号68135が与えられた。
細菌株、培地及び培養条件 んブリ二 〇−ニーモニア血清型5をC,Pjjoan、 Universit y of Minnesota。
St、 Paulより入手した。A、プリエーロニューモニア培養物を、0.1 %NADを加えたブレーンハート浸出ブロス(BHl、 Difco Labo ratories)で成育させた。すべての8.coli株の培養には、LB、  Luria Broth (Miller、 Experiments in  Mo1ecularGenetics、 p、 433 (1972))を用 いた。バクテリオファージクローニングベクターラムダ−ダッシュはStrat egene (La Jolla、 CA)から入手した。組換えバクテリオフ ァージライブラリーの最初の宿主はP2392. E、coli株LE392の P2溶原菌であった。
一般的方法 以下に述べる方法は当業者が本発明を実施するのに充分な詳細を含んでいるもの と考えるが、市販されている技術マニュアル”Mo1ecular Cloni ng” (Maniatiset al、 、 Co1d Spring Ha rbor Laboratory、 Co1d Spring Harbor、  New@York)が本 発明のある局面の実施をするのに使用する追加の詳細を提供することができる。
従って、このマニュアルは引用によりここに編入された。以下のクローニング系 は、んブリ二−ロニューモニア溶血素に関する知識の欠如を考慮して例示及び必 要のため本発明者が使用したものであり、そのヌクレオチド配列が開示されたの で実質的にいかなるクローニング系も使用できることが理解される。
豚の抗−A、プリエーロニューモニア血清の調製Gunnarsson (Am 、 J、 Vet、 Res、 40. p、 1564 (1979))記載 の方法によりA、プリエーロニューモニアに対する抗血清を調製した。これらの ワクチン化豚の血清はA、ブリエー〇ニューモニア血清型5からの培養上清中の 溶血素を中和することがA、プリエーロニューモニアの500 ml培養物を、 0.1% NADを添加したBHI中で初期定常期まで成育させた。細胞を含ま ない培養物を、限外濾過により10倍に濃縮し、溶血素蛋白質(約1■)を5倍 容の冷アセトンで沈澱させた。沈澱物を5DS−PAGEサンプル緩衝液中沸騰 により再溶解し、予備5DS−PAGEにかけた。105 kD溶血素バンドを 櫂酢酸ナトリウムにより可視化しくHunkapiller et al、、  Methods inEnzymol、 91. p、 227 (1983) ) 、削り取り、溶血素蛋白質を電気泳動によりニトロセルロースに転写した( Towbin et al、、 Proc、 Natl、 Acad、 Sci 、 U、S、A、 76゜1)、 4350 (1,979))、転写後、ニド o−t=ルo−ス片を、3%セラチンを含むTBST (20mM Tris− HCI、 pH7,5,1,50rrM NaC1,0,05% Tiveen  20)中で、インキュベートした。次にこの片を粗抗−A、プリエーロニュー モニア血清1001を含む同じ緩衝液5ml中、室温で4時間インキュベートし 、TBSTで4回洗浄し未結合抗体を除去した。特異的に結合した抗体は、0. 1■/mlの牛血清アルブミンを含む5mlの0.1Mグリシン、pH2,5中 での5分間のインキュベーションにより溶出した。溶出液は1!/rris塩基 で直ちに中和した。
ラムダ−ダッシュにおけるA、プリエーロニューモニアDNAのクローンバンク の!! A、ブリュ O−ニーモニア染色体DNAを5ilhavey et al、  (Experiments withGene Fusion、 p、 89.  Co1d Spring Harbor (1984))により精製し、SA D 3Aで部分消化した。消化したDNAを10−40%ツユクロースグラジェ ントによる沈降分離により分画しくManiatis et al、、 Mo1 ecular Cloning: A Laboratory !l1anua lA pp。
275−277 (1982)) 、アガロースゲル電気亦動により判定し、9 −20kbp断片を含む両分を集めアルコール沈澱により最終濃度100μg/ mlまで濃縮した。ラムダーダッンユをBamHIで開裂しアルカリ性フォスフ ァターゼで処理して末端フォスフェートを除去した。フェノール抽出し、エタノ ール沈澱により濃縮した後、ベクターDNAを大きさを選択したA、ブリエーロ ニューモニアDNAとモル比l:4で混合しT4DNAリガーゼで15℃、18 時間処理した。結合したDNA混合物を市販のインビトロパッケージングキット (Gigapack plus、 Stratagene、 La Jolla 、 CA)を用いてラムダ粒子にパッケージした。ファーシカ価をP2392で 測定した。組換えファージをP2392でプレートストックとして増幅した。
このバクテリオファージライブラリーを、アフイニテイ精製した抗溶血素抗体を 用い、P、ヘモリティカ由来のIktCA遺伝子を含むプローブを用いたノーイ ブリダイセーションによりスクリーニングした。抗体スクリーニングのため、こ のライブラリーを+50 X 10 [1のプレートにプレート当たり5000 プラークの密度で培養した。プラークをニトロセルロースに転写し、各フィルタ ーを標準的な方法を用いアフィニティ精製した抗体1mlでプローブした(Hu ynh et al、、 In DNA Cloning:A Practic al Approach、 Vol、1. p、 49. Glover Ed 、(1985))。陽性プラークを、アルカリフォスファターゼ結合したヤギ抗 −豚1gG (Kirkegaard and PerryLaborator ies、 Gaithersburg、 MD)第2抗体により同定し、基質、 ニトロブルーテトラゾリウム(NBT)及び5−ブロモ−4−クロロ−3−イン ドリルフォスフニー ト(BCrP)、で発色させた(Hawkes et a l、、 Anal、 Biochem、、 119. p、 142(198Q ))。
ハイブリダイゼーションによるスクリーニングのため、1.ktCA遺伝子を含 むpYFc19 (Chang et al、、 Infect、 Iaaun 、、 55. p、 2348 (1987))由来のDNAf 片をニック翻訳により”P−dATP及び”P−dCTPによりラベルした。次 いでフィルターを室温で、2 X 5SC−0,I%SDSで2回、0.2 X  5SC−0,1%SDSで2回洗浄した。
いずれかの方法で陽性を示したプラークを取り出し、再度スクリーニングし、P 2392で増幅した。
5DS−PAGE及びウェスタンブロッティングAltman et al、( J、 Bacterial、 155. p、 1130 (1983))記載 の方法により、5DS−PAGEを行った。ウェスタンブロッティング分析(T owbin et al、、 Proc、 Natl、 Acad、 Sci、  USA 76、4350−4354 (1979))により、上述のとおり( Chang et al、、 Infect、 Immun、 55.2348 −2354 (1987)) 、免疫反応性蛋白質を検出した。第1抗体は牛抗 −ロイコトキンン(Chang et al、、Tnfect、 Ianun、  55.2348−2354 (1987))、又は豚抗−溶血素であった。豚 ■顧に対する第2抗体は、Kirkegaard and PerryLabo ratories、 Gaithersburg、 MDから購入したアルカリ 性フォスファターゼコンシュケートであった。
バクテリオファージクローンが発現した蛋白質を分析するために、5mlの溶菌 液を調製し、細菌不溶物を遠心分離により除去した。次に、きれいな上清を脱塩 し、クロロホルム−メタノール抽出により脱脂した(Wessel et al 、、 Anal。
Biochei、 138. p、 141. (+984))。変性蛋白質残 渣を遠心分離により集め、5O3−PAGEサンプル緩衝液中沸騰させて溶解し た。ベクター、ラムダ−ダッシュを用いて同様にして対照溶菌液を調製した。P 、ヘモリティカ、んプリューロニューモニ乙及び完全なh+y決定基を発現する pSF4000を含むE、coli (Felmlee et al、。
J、 Bacteriol、 163.88−93 (1985))の細胞を含 まない培養物上清を、ロイコトキシン及び溶血素抗原のソースとした。
サザンブロツティング A、ブリエーロニューモニアの染色体DNAを含む液を、Pst L Xba  1.又はXh。
Iで消化し、0.7xアガロースゲルを用いて電気泳動を行い、ニトロセルロー ス膜に転写した(Southern、 J、 Mo1. Biol、、 98.  p、 503 (1975))。ハイブリダイゼーション用プローブは、バク テリオファージクローンyfc5 (図2)由来のappC及びappAJ伝子 の一部を含む1.6 kbp Xba I断片であった。このプロットを、32 P標識したプローブを用い、4 x SET (lilason and Wi lliams、 1985)及び5 X Denhardt’s 5oluti on (変性子牛胸腺100 g/ml、polyA 50 g/ml及びpo lyc 10 g/mlを含む)中、65℃で12時間、ハイブリダイゼーショ ンを行った。フィルターを室温で4 X5ETにより洗浄し、次に65℃で、4  xSET 、2 X5ET 、1 xSET及び0.3XSETにより洗浄し た。
DNA配列分析 DNA配列分析を、ジ−デオキシ鎖末端法(Sanger et al、、 P roc、 Natl、 Acad。
Sci、 U、S、A、、 74. p、 5463 (1977))により行 った。バクテリオファージクローンyfc5及びyfd2のA、ブリ、:L O ニューモニア挿入DNAから適当な領域をM13mp18又はM]3+++p1 .9の多重クローニング部位にサブクローニングし、一本鎖ファージDNAを標 準法(Messing、 In Methods Enzymol、 101.  p、 20. Academic Press(1983))により調製した 。配列分析反応には、32P−dATP (800Ci/mol、 New E ngland Nuclear、 Boston、 MA)、T7 DNAポリ メラーゼ、及び市販の5equenaseキツト(United 5tates  Biochemicals、 C1eveland、 OH)を用いた。DN A合成用のプライマーとしては、Iacユニバーサルプライマー又は既に配列分 析した領域に相補的な他のプライマーを使用した。後者は、Applied B iosystems 380A DNA 5ynthesizer (Fost er C1ty、 CA)で合成した。クローン化したDNAの二本鎖の両方に ついて完全に配列分析を行った。このDNA配列は、PCGene DNA a nd protein analysis programs (rntell iGenetics Crop、、 Mountain View、 CA)を 用いてsっ た。
溶血素活性の検定 指示試料の一部を、0.2xヤギ赤血球のカルシウム−塩水懸濁液(10trM  CaCl!。
0.85X NaC110rrjA Tris−HCl、 pH7,5)中、3 7℃で1時間インキュベートした。
インキュベーションの最後に試料を500gで10分間遠心分離し、溶血の程度 を上清のA、4.により評価した。完全溶血に相当するA、4.値が、赤血球を Triton X−100で溶菌することにより得られた。赤血球を除いた他は 同一の混合物についてバックグラウンド吸収を測定した。血清の中和については 、試料を、適当な血清50μlとともに室温で1時間予備インキュベートした。
110 km原に対するアフィニティ精製した抗血清による抗体スクリーニング により、14kbの挿入物を有する1個の陽性クローンが同定された(図2)。
1ktcA座を有するプラスミド、I)YFC19(Chang et al、  1987)由来のDNAプローブを用いた同じライブラリーのスクリーニング により、8個のクローンが同定された(図2)。この8個のクローンは相互に重 複するとともに、免疫スクリーニングにより単離されたクローンとも重複した( 図2)。これら9個のクローンは1個を除いてすべてが110 kDポリペプチ ドを発現し、抗−App溶血素抗体又は抗−ロイコトキシン抗体を用いたウェス タンブロッティングにより検出された。1個のクローン、yfc5、は11.O kDポリペプチドの先端が切り取られた80にの先端が切り取られたポリペプチ ドを産生じた。このクローンが先端が切り取られたトキシンを発現するという事 実により、クローン化DNA内の推急pp座の位置及び向きがわかった(図2) 。DNA配列分析により決定されたトキシン決定基に位置するXba I断片を 用いたサザンブロツティング分析は、このクローニング操作中、検出可能な再配 置は起こらなかったことを示した。さらに、この分析は、この配列がA、プリエ ーロニューモニアゲノムにおける唯一のコピーであることを示した。
完全長の溶血素を産生ずる8個のクローンが同定されたという事実にもかかわら ずどのファーン溶菌液にも溶血活性は検出されなかった。
appCA遺伝子のDNA配列 切り取られたクローンが示す領域をDNA配列分析にかけた。3.8kb領域の 配列を図1に示す。トキシン読み枠に先行する18.5kDのポリペプチドをコ ードする159コドンの小さい0RF(読み枠)、おそら< appC遺伝子と 、10.5kDのポリペプチドをコードする957コドンの大きいORF 、お そら< appAIL伝子がある(図1)。
このDNA配列を、ホモフジ−スコア法を用いてE、coliプロモータ一様配 列についてスクリーニングした。appCに隣接して、TATAAT共通プロモ ーター配列(−IO領領域に類似した3個の配列と、RNAポリメラーゼ結合部 位、TrGACA (Reznjkoff and Gold、 In Max imizing Gene Exoression、 p、 l、 Bosto ni Bu狽狽■窒翌盾窒狽■ publication (1986))に類似した2個の配列があった。ap pC遺伝子は2つのメチオニン開始コドンを持ち、それぞれその上流に適当なS hine−Da1garno配列が配置されている。簡単にするため、第1AU GコドンをappC遺伝子開始コドンとして選択した。appAの開始コドンの 上流のリポソーム結合部位(Shine−Da1garno配列)と、a、pp Aの下流のE、coliのρ非依存転写ターミネーターに極めて類似する配列も 観察された(図I)。このような潜在的終了配列はE、coliとP、ヘモリテ ィカのそれぞれ溶血素及びロイコトキシンの類似位置に見出される(Lo et  al、、 1987; Highlander et al、、 1989;  Welch and Pe1let、 1988)。appA蛋白質もそのカ ルボキン末端の近(に、9個のグリシンに富んだヘキサペプチドの繰り返しを含 んでいる。同様の繰り返しはH1yA&D1.ktA蛋白質にも見出され(St rathdee and Lo、 J。
Bacteriol、 171.916−928 (1987)) 、RTX( 繰り返しトキシン)指定のベースである(StratMee and Lo、  1989)。
溶血活性のE、coliにおける発現 バクテリオファーツクローンyfc7とyfc8のappA領域(図2)をEc oRI−Xho I断片としてベクターpHG165 (Stemrt et  al、、 Plasmid、 15. p、 172 (1986))にサブク ローニングし、それぞれプラスミドpYFC38(appA )とI)YFC3 7(apl)CA)を得た。これにより、pYFC38のappA遺伝子かベク ターのIacプロモーターの制御下に置かれた。pYFC37のappCA遺伝 子は、んプリエーロニューモニアプロモーターとベクターのlacプロモーター から発現されると考えられる。これらのプラスミドをE、coli宿主、TBI 、に形質転換し、形質転換体を初期定常期まで成育させ110 kD蛋白質の発 現と溶血活性を調べた。110 kD蛋白質は両クローンがら発現されたが、抗 原濃度はpYFC38を含む形質転換体の方がかなり高がった。しかし、溶血活 性は完全なappC遺伝子を含む構築物とのみ関連を持っていた。
この溶血活性は、んプリエーロニューモニアがら分泌された溶血素の場合と同様 に、豚抗−App溶血素抗血清、又はP、ヘモリティカロイコトキシンに対して つくられたウサギ抗血清により中和することができた。
国際調査報告 bmmme+a−+ie*””PCT/US901063501nmm1w+を 横IAee’1ll16eNa、PCT/US90106350

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.A.プリューロニューモニア溶血素をコードするDNA配列を含む精製単離 されたDNA配列又はその対立変種。
  2. 2.DNA配列がさらに図1に示すappCAヌクレオチド配列を含むものとし て定義される請求の範囲1記載のDNA配列又はその対立変種。
  3. 3.ヌクレオチド配列がさらに図1に示すappCAアミノ酸配列又はこのアミ ノ酸と実質的に同一の配列及び生物活性を有するポリペプチドをコードするもの として定義される請求の範囲1記載のDNA配列。
  4. 4.ヌクレオチド配列かさらに図1に示すappAアミノ酸配列又はこのアミノ 酸と実質的に同一の配列及び生物活性を有するポリペプチドをコードするものと して定義される請求の範囲1記載のDNA配列。
  5. 5.ヌクレオチド配列がさらに図1に示すappAヌクレオチド配列又はその対 立変種を含むものとして定義される請求の範囲1記載のDNA配列。
  6. 6.A.プリューロニューモニア溶血素の抗原決定基をコードする請求の範囲1 記載のDNA配列。
  7. 7.ATCC受託No.68135に含まれる配列に生物学的に対応するA.プ リューロニューモニア抗原をコードする請求の範囲1記載のDNA配列。
  8. 8.AppA遺伝子又はその対立変種がコードするアミノ酸配列、又は実質的に 同じアミノ酸配列及び生物活性を有するポリペプチドを含むA.プリューロニュ ーモニア溶血素抗原。
  9. 9.適当なキャリアー中に生物学的活性量のA.プリューロニューモニア溶血素 抗原を含む組成物。
  10. 10.請求の範囲1、2、3、4、5、6又は7記載のDNA酸例を含む組換え ベクター。
  11. 11.組換えベクターか総換えプラスミドである請求の範囲10記載の組換えベ クタ。
  12. 12.DNA配列が強いプロモーター配列に機能的に結合している請求の範囲1 0記載の組換えベクター。
  13. 13.請求の範囲1、2、3、4、5、6又は7記載のDNA配列を含む組換え 細胞。
  14. 14.組換え細胞が細菌である請求の範囲13記載の組換え細胞。
  15. 15.以下の工程を含むA.プリューロニューモニア溶血素抗原の製造方法:請 求の範囲14記載の組換え細胞を提供する工程、該細胞が該抗原を産生するよう な条件下で該細胞を培養混合物として培養する工程、及び 培養混合物から抗原を単離する工程。
  16. 16.生物学的活性量のA.プリューロニューモニア溶血素抗原を豚に導入する 工程を含む豚胸膜肺炎に対して豚をワクチン予防接種する方法。
  17. 17.A.プリューロニューモニア溶血素抗原がappA抗原である請求の範囲 16記載の方法。
  18. 18.A.プリューロニューモニア溶血素抗原がappCA抗原である請求の範 囲16記載の方法。
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