JPH05501652A - 複製連鎖反応を利用してb.ブルグドルフエリを検出するためのdnaプローブおよびプライマー - Google Patents

複製連鎖反応を利用してb.ブルグドルフエリを検出するためのdnaプローブおよびプライマー

Info

Publication number
JPH05501652A
JPH05501652A JP3511770A JP51177091A JPH05501652A JP H05501652 A JPH05501652 A JP H05501652A JP 3511770 A JP3511770 A JP 3511770A JP 51177091 A JP51177091 A JP 51177091A JP H05501652 A JPH05501652 A JP H05501652A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sequence
burgdorferi
primer
oligonucleotide
amplified
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3511770A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH074276B2 (ja
Inventor
ピッケン,ロジャー,エヌ
アモンス,ハリル,シー
Original Assignee
バクスター、ダイアグノスティックス、インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by バクスター、ダイアグノスティックス、インコーポレイテッド filed Critical バクスター、ダイアグノスティックス、インコーポレイテッド
Publication of JPH05501652A publication Critical patent/JPH05501652A/ja
Publication of JPH074276B2 publication Critical patent/JPH074276B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/195Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from bacteria
    • C07K14/20Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from bacteria from Spirochaetales (O), e.g. Treponema, Leptospira
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12QMEASURING OR TESTING PROCESSES INVOLVING ENZYMES, NUCLEIC ACIDS OR MICROORGANISMS; COMPOSITIONS OR TEST PAPERS THEREFOR; PROCESSES OF PREPARING SUCH COMPOSITIONS; CONDITION-RESPONSIVE CONTROL IN MICROBIOLOGICAL OR ENZYMOLOGICAL PROCESSES
    • C12Q1/00Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions
    • C12Q1/68Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions involving nucleic acids
    • C12Q1/6876Nucleic acid products used in the analysis of nucleic acids, e.g. primers or probes
    • C12Q1/6888Nucleic acid products used in the analysis of nucleic acids, e.g. primers or probes for detection or identification of organisms
    • C12Q1/689Nucleic acid products used in the analysis of nucleic acids, e.g. primers or probes for detection or identification of organisms for bacteria
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E50/00Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
    • Y02E50/10Biofuels, e.g. bio-diesel

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Gastroenterology & Hepatology (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
  • Measuring Magnetic Variables (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)
  • Lubricants (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)
  • Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 複製連鎖反応を利用してB、プルグドルフエリを検出するためのDNAプローブ およびプライマ一 本出願は、1990年6月15日に出願された小生の係属中の先願第7153B 、’957号の部分継続出願である。
発明が属する分野 本発明は、生体由来試料中に微量に存在する感染因子を検出するための核酸プロ ーブアッセイ法に関する。
本発明の背景 ライム病は、ダニ媒介スピロヘータBgorrelia bur 。
gdorferiがひき起こす臨床患者の一群である。それは、北米および欧州 で最も普通の節足動物媒介疾患である。この感染症独特の病形としては、慢性遊 走性紅斑、慢性萎縮性先端皮膚炎、リンパ球性背髄神経根炎およびライム関節炎 がある。この疾患の第2期および第3期には、重篤な神経系または心臓への達人 が観察される、臨床提示の多様性と周知の通りこの疾患が他の神経障害、リウマ チ性障害に似ていることとが、正確な診断を困難にしている。ライム病の臨床お よび病因の面からの総説については、5teereら、N、Engl、J、Me d、308 : 733およびDuray。
Rev、Infect、Dis、112:51487を参照されたい、ライム病 の極めて重篤な臨床経過にもかかわらず、診断と適切な治療を早期に実施できれ ば、ライム病は抗生物質療法に極めてよく反応する。しかし、早期診断は、感染 後の最初の何日間あるbtcよ何週間のうちに信頼すべき鑑別診断を可能にする 試験法がないために、できないことである。現在用いられている診断用試験はい ずれも血清学的なもので、間接免疫蛍光法(IFA)、酵素結合免疫吸着剤検定 (ELISA)および免疫プロッティングを包含する。このような免疫学的試験 は、所期疾患の患者の約50〜60%しか、感染後の最初の3〜6週間の間にI FAやELISAによって測定可能で診断に役立つ値を持たないので、信頬でき ないものである。
その上、T、pa 11 idumが惹起する梅毒およびBorreIia h ermsiiが惹起する回帰熱の患者で、IFAおよびELISAでの偽陽性反 応が報告されている。B、burgdorferiの血清依拠アッセイで偽陽性 が多いのは、病原性スピロヘータ間で遺伝的相互関係が高度な結果、主要構造決 定基の血清学的交差反応性が生じることに帰しうる。たとえば、Magnare lliら、J、Infect、Dis、、156:183 (1987)参照。
血清学的アッセイに代るものとして、核酸プローブが極めて特定された標的配列 に結合するという性質に基いた試験がある。ライム病では、微生物自体が感染中 極めて少数存在するだけであるので、まず標的核酸配列を増幅して、シグナル発 生分子を結合させたプローブが十分な数だけハイブリダイズして、検出可能なシ グナルを発生するようにすることが必要である。かかるプローブ依存アアセイ法 の戦略は、検出しようとする微生物種のついて標的配列が特異性をもち、標的配 列の認識がその種のあらゆるメンバー株に及ぶということにある。
B、burgdorferiの核酸プローブアッセイは、この微生物とそれに密 接に関連する種、とくに回帰熱の諸変種であるB。
herms i t、B、parkeri、B、tur 1catrae、B、 hispanicaおよびB、recurrentisとを弁別できなければな らない。種々のBorreliaについてのDNAの相同性の検討により、Hy de & Johnson、Zbl、Bakt、Hyg、A、263 :119  (1988)において報告されているように、種々の程度の相同性が示され、 B、hermsiiが58〜63%という最大の相同性を示す。北米の3つの種 、B、hermsii、、B、turicataeおよびB、parkeriは 77〜100%の相同性を共有するが、欧州と北米の諸株の比較により、実質的 な種内変動が示されている。
核酸プローブアッセイによるB、burgdorferiの検出に当っては、0 spAおよびOs pB表面蛋白抗原に対するプローブ゛が注目されてきた。N 1elsonら、Mo1.Ce1.Pr。
bes、4ニア3 (1990)は、増幅された145塩基対の03pAセグメ ントを成功裏にプローブ探査して、スピロベータ50抗凝固剤に相当するB、b urgdorferi DNAわずか50fgを検出したことを報告している。
プローブは、B、hermsii、T、pallidum、T、dentico laあるいはS、aureusとの交差反応性が認められなかったことから、B 。
burgdorferiに対し特異的であることが見出された。しかし、Per singら、J、Cl1n、Micro、、28:566 (1990)は、多 数の真正なり、burgdorfrei分離株の0SPASI域をプローブ探査 し、それらのプローブが分離株の全てを断定的に同定できるわけではないことを 見出した。この結果の分子レベルでの根拠は、B、burgdorferiが株 によっては大きく異なる0spA蛋白を有したり、Os pA蛋白を全くもたず 、代りに、より小さいpCという蛋白を持つという知見であった。それゆえ、現 在のところ、B、burgdorferiに対する決定的なアッセイ法はない。
より最近の研究は、B、burgdorferiが1群より多くの微生物を包含 しているかもしれないことを示している。Po5ticら、Res、Micro biol、、141 :465 (1990)は、種々の出所からの13株をD NA/DNAハイブリダイゼーションによって分析し、4株からなる亜群を9参 照株から区別できることを見出した。Rosaら、J、CIin9MicCl1 n9!、、29:524 (1991)も、ゲノムの未知部分からのB、bur gdorferi特異性標的配列を用いてのDNA増幅パターンにより、B、b urgdorferiの2亜群を識別できることを見出した。これら2グループ の結果の間には大きな矛盾があって、これらの系が満足できるほどに特異性のあ る診断上の価値をもっていないかもしれないことを示している点を注記しておく べきであろう。
発明の要約 B、burgdorferiおよびB、hermsiiからの、高保存性フラジ ェリン遺伝子をコードするDNA配列を比較すると、短い欠失を含めて、50〜 70%の食い違い(ミスマツチ)塩基を含む相対的に非相同性の小さい領域が明 らかになる。この領域から選んだプライマーは、B、burgdorferiに 特異的なプライマー間配列の増幅を指示することが見出された。このプライマー 間領域のために構築されたプローブは、B、burgdorferiを特異的に 同定する。
本発明によれば、かかるプライマーおよびプローブを用いて生体由来試料中のB 、burgdorferiを特異的に検出するためのバイオアッセイ法は、 該試料から核酸画分を抽出し、 鞭毛の開放型読み枠をコードする核酸の生保存領域のフランキング(隣りの)配 列に対して相補鎖特異性プライマ一対を加え、それらプライマーを相補鎖配列と ハイブリダイズさせ、核酸増幅技法によって該生保存領域を増幅させ、増幅され た生保存領域を、プライマー間配列から構築されたシグナル発生プローブとハイ ブリダイズさせ、ハイブリダイズされたプローブが発生するシグナルを検出する こと からなる。
本発明の他の一面では、鞭毛の開放型読み枠領域においてB、burgdorf eriに特異的であるオリゴヌクレオチドプライマ一対を選ぶが、第一のかかる プライマーは、鞭毛の開放型読み枠の390番〜770番ヌクレオチドからの約 8〜32個の連続した塩基の配列からなり、第二のかかるオリゴヌクレオチドプ ライマーは、第一のプライマーの5°末端から少なくとも50ヌクレオチドの間 隔を置いて相補鎖上にあり、B、hermsiiの対応する配列との相同性が7 0%以下である8〜32個の実質的に連続した塩基を含む配列からなる。
本発明のさらに別の一面は、フラジェリン遺伝子の開放型読み枠の非相同領域か ら増幅された核酸を特異的に検出するためのプローブの選択を含む、これらのプ ローブは、B、burgdorferiの鞭毛の開放型読み枠の配列に対しては 実質的に相同であるが、B、hermsiiの対応する配列に対しては約70% した相同でないシグナル発生性オリゴヌクレオチドトレーサーからなる。トレー サーに結合されるシグナル発生手段は、放射性標識、蛍光標識またはビオチニル 化標識であってよい。
配列 CTCTGG TGA GGG AGCTCA AACTGCTCA G GCTGCACCGOT TCAAGA GGG Tのオリゴヌクレオチドを含 むプローブを用いて、プライマー間配列の増幅を行っておいて多数のB、bur gd。
rferi株のスクリーニングを行った。このプローブはいくつかの増幅された 核酸を検出したが、他のものは検出しなかった。従って、本発明のさらに別の一 面は、これらのプライマー間領域の配列を、B、burgdorferiの亜群 を検出するための標的として利用することである。B、burgdorferi フラジェリン遺伝子の開放型読み枠の、517番ヌクレオチドから742番ヌク レオチドに至る高可変領域の一変異配列は、531549.552.612.6 13.684.693位でのグアノシン、539.591.603.622.6 39.651.666位でのアデノシン、540.573.630.696位で のチミジンおよび735位でのシトシンによる塩基置換を含む。B、burgd orferiフラジェリン遺伝子の開放型読み枠の、517番ヌクレオチドから 724番ヌクレオチドに至る高可変領域の他の一変異配列は、531.595. 612.649および663位でのグアノシン、539.552.651.66 6.670および688位でのアデノシン、540.571.594.630お よび696位でのチミジンならびに644および726位でのシトシンによる塩 基置換を含む。最後に、標的配列の一部に対して相補性のプローブの1セツトは 、CTCTGG TGT GGG AGCTCA AACTGCTCA GGC TGCACCGC;T TCA AGA GGC; T、CTCTGG TGA  AGG AGCTCA GGCTGCTCA GACTGCACCTGTTC A AGA AGOおよびTGCTOOGGG AGCTCA AGCTC;C TCA C,GCTGCACCTGT TCA AGA GGG TGCからな る群から選ばれた選ばれた配列をもつオリゴヌクレオチドプローブと該プローブ に結合されたシグナル手段とからなるB、burgdorferi亜群検出用オ リゴヌクレオチドトレーサーを包含する。
好ましい実施様の詳細な説明 B、burgdorferiの増幅された標的配列に対するプローブ依存アッセ イ法を開発しようとする従来の試みでは、0spAおよびPspB遺伝子から発 現される主要表面抗原蛋白が選択された。全ての真正なり、burgdorfe ri株がこれらの抗原をコードしているわけではないことが判明しているので、 異なる配列を選択しなければならないことは明らかである。
スピロヘータでは、内鞭毛は、単一のサブユニットからなるアッセイブリーによ り構成されている。W i l s k eら、Zbl、Bakt、Hyg、A 263 :92 (1986)は、B、burgd。
rferiのフラジェリン蛋白質に対して単離されたモノクローナル抗体がB、 hermsii、、B、duttoni、B、turicataeおよびB、p arkeriとも反応することを報告した。その単一サブユニット構造、抗原相 同性の証拠および同一分子内での構造上および生理学上の制約のため、フラジェ リン遺伝子は高度に保存されえて、それゆえ、プローブ依拠アッセイにおける標 的として、種の各メンノ≧゛−を同定しそうに思われる。しかし、同じ抗血清に 対する数種の種の交差反応は、これらの遺伝子が同じ属内の諸種の間で高度に保 存されうろことも示唆している。
事実、B、burgdorferiに最も密接に関連する種であるB、herm siiについてのフラジェリン遺伝子の単離および配列決定は、B、burgd orferiと相同性の大きい領域を明らかにした。しかし、思いがけないこと に、フラジェリン遺伝子の開放型読み枠内に、相対的に非相同の配列を含むおよ そ480塩基対の領域もあった。本発明では、相対的に非相同のこれら配列が、 B、burgdorferiの増幅、検出においては特異的であるが、他の密接 に関連した種は識別するところのプライマーおよびプローブを構築するための基 礎を与えてくれる。
第1図は、B、burgdorferiおよびB、hermsiiからのフラジ ェリン遺伝子のヌクレオチド配列の相同性の比較を示す。ヌクレオチドの整列に は、Nuc、Ac1ds Res、。
12 :126 (198B)に引用されている通り、UWGCGT分析プログ ラムBESTF ITの助けを借りた。13.burgdorferiの配列を B、hermsiiの配列の上方に位置させである。この比較から、非相同性の 領域がおよそ390位および712位のヌクレオチドによってはさまれているこ とがわかる。約475位のヌクレオチドから約770位のヌクレオチドまでの領 域が、それがB、hermsiiの配列における少なくとも2つの小さい欠失を 含んでいるため、プライマーおよびプローブの構築に好ましいプライマー配列の 選択に当たっては、好ましくは約8〜32ヌクレオチドのオリゴヌクレオチドを 利用するのが望ましい。8個未満のヌクレオチドを使用すると、特異性が低下し 、結合親和性が減少する。約32個より多いヌクレオチドを使用しても、プライ マー機能や特異性が増すことにはならず、顕著なミスマツチ領域での結合の確率 が増すかもしれない。しかし、6または7個のあるいは32個より多くのヌクレ オチドからなるプライマーを使用できる配列が非相同領域内にあるであろうし、 それらは、好ましい配列長の均等物であると考えるべきである。
プライマー選択における戦略は、B、hermsiiの対応する配列に対して最 大限非相同の、B、burgdorferi本来の短い配列を同定することであ る。増幅反応では、プライマーはB、burgdorferiの鋳型とのみアニ ールし、B、hermsiiのDNAとはアニールしないので、シグナル発生プ ローブとハイブリダイズされうる諸配列の特異的増幅は起こらない。さらに、プ ライマーは、向かい合った鏡上で標的領域の隣にくるよう選択する。この標的領 域は、それがハイブリダイズするプローブと少なくとも同じ長さであるべきで、 好ましくは約50ヌクレオチドの長さであるべきである。かくして、鞭毛遺伝子 の開放型読み枠の390〜712番ヌクレオチドからの実質的に連続した約8〜 32塩基を含む配列からなる群から選ばれた第一のオリゴヌクレオチドと、第一 のプライマーの5゛末端から約50ヌクレオチドの間隔を置いて相補鎖上にある 配列であって、B、hermsiiの対応する配列の70%以上の相同性しかも たない実質的に連続した8〜32塩基を含む配列からなる群より選ばれた第二の オリゴヌクレオチドとからなるプライマ一対を選択する。
選んだプライマーは、相補鎖上での鎖伸長のために変性核酸鋳型上の開始点とし て利用する。核酸の増幅は、米国特許第4,683.195号および同第4,6 83,202号(Muftis)中に記載されている通りの複製連鎖反応(PC R)を用いて行うのが便利である。この方法では、標的DNAが変性され、プラ イマーが、それぞれの向かい合った鎖の上の増幅されるべき標的領域に隣る相補 配列とハイブリダイズされる。ヌクレオチド三リン酸類と共にDNAポリメラー ゼを加えると、プライマーから新しいDNAが合成される。反応が完了すると、 DNAを再び変性し、さらにポリメラーゼを加えると、次のラウンドのDNA合 成が起こる。これを何回も繰り返すことにより、5〜5ffogオーダーの高度 の増幅を達成できる。ハイブリダイゼーションおよび重合はできるだけ厳格な条 件組合せのものとで、すなわち、プライマーの結合に、正確な配列への一層高い 忠実度がめられる高昇温度下で、行うことが望ましい。好ましい温度は65゛C で、これには、米国特許第4,889゜819号(Gelfandら)に記載の ものなどの耐熱性ポリメラーゼの使用が必要である。
当業者に既知の他の核酸増幅プロトコールをPCRに替えてもよい。3SRと呼 ばれるかかる一方法は、逆転写酵素を利用してRNA/DNAハイブリッドをつ くり出し、これより、T7または他の適当な転写プロモーターを含有する二重D NA構造を製出する。DNA依存性RNAポリメラーゼを系に加え、標的配列に 特異的な転写物を多数合成させる。これらの増幅された転写物をつぎに適当なシ グナル発生性オリゴヌクレオチドでプローブ探査し、特定の標的を検出する。3 SRあるいはTASと呼ばれる関連した増幅法のためのプライマーを構築するに 当っては、プロモーター配列がプライマーの5”末端に結合されなければならな い。配列TAATACGACTCACTATAGGGAをもつT7プロモーター が好ましいプローブ配列は、非相同性開放型読み枠領域内の任意のプライマー間 配列から選択すればよい。最良のプローブは、ミスマツチ極大の配列を組入れて いるものである。この領域では、約585番の塩基から約650番の塩基までの 配列が、欠失を含む領域にかかっていて、全体としておよそ50%のミスマツチ 率をもつので、とくに有効である。この好ましい実施USで、1つまたは2つの プライマーよりもむしろプローブをこの領域から選択するのは、高度ミスマツチ のプローブは増幅が低レベルの標的とは有意にハイブリダイズせず、その結果実 質的に定量的アッセイが行えるという観察に基いている。
プローブの長さは、数ないし数百塩基対という、可能性として広い範囲にわたっ て変えうる。しかし、プローブの特異性とその安定性との間でバランスをとらな ければならない。相対的に短いプローブ、と(に高度非相同性領域から選ばれた ものは、相対的に長いものよりは特異性がより高いが、ハイブリダイゼーション の厳格さが良好となる温度で不安定な蛍光がある。長いプローブは、より多数の ミスマツチを許容しうるために、一般に特異性が低い。好ましいプローブは、相 対的非相同の開城から選ばれたもので、GC含量が比較的高く、約35〜55ヌ クレオチド長である。
フラジェリン遺伝子の開放型読み枠の、ミスマツチおよび非相同性が最高度の、 594〜642位ヌクレオチドに囲まれた領域から選ばれたオリゴヌクレオチド 、すなわちCTCTGG TGAGGG AGCTCA AACTGCTCA  GGCTGCACCGOT TCA AGA GGG Tを用いて、32p結合 プローブを構築した。多数のB、burgdorferiと推定される菌株を、 上記プライマーがアニールするフラジェリン遺伝子内部位間にわたる標的領域( プライマー間増幅領域)をまず増幅させることにより、スクリーニングした。
増幅された核酸類をつぎに、サザンブロフトアッセイで上記プローブを用いて探 査した。驚くべきことに、真正なり、burgd。
rferi株のなかに、プローブとのハイブリダイゼーションを示すものと、示 さないものとがあった。増幅された配列の配列分析を行った。それらの配列を第 6図に示す。
これらの配列は、いくつかの位置のミスマツチ塩基を含んでいる。最少5個のミ スマツチ塩基を含む1領域を選ぶことにより、プライマー間領域をまず増幅し、 つぎに増幅されたプローブを特定配列のプローブで探査するところのアッセイ法 においてB、burgdorferiの3つの亜群を区別できる3種のプローブ を得た。3種のプローブの配列は次の通りであるニブローブ1:CTCTGG  TGA GCG AGCTCA AACTGCTCAGGCTGCACCGGT  TCA AGA GGG T。
プローブ2:cTc TGG TGA AGG AGCTCAGGCTGCTC A GACTGCACCTGT TCA AGA AGG、プローブ3:TGC ’rcc TGA GGG AGCTCA AGCTGCTCA GGCTGC ACCTC;T TCA AGA GGG rGC。
第1表は、上記の対応するプローブの各々によって特異的に検出されるB、bu rgdorferi株の個々の亜群を示す。第2表は、3亜群プローブの配列を 示す。
(以下余白) IR5[^TCC35211]スイス++−−Virulent ?IM1 ミ ネソタ + 十−−VirulentMMT1 s + + −−Virule ntl、pacificuskリフtlk二y++−−N40ニューヨ→++− 一 5on328かj7tlニア++−− DN127 〃+ + −− MinnesotaMouseミネソタ++−−しaka339力ntルニ7+ +−− France20001フランス++−一25015ニ1−ヨ→++−− B、henuii H51[ATCC352091Frogner YOR−1カリ7オルニy−−−− MAN−1’ −−−− B、crocidurae −−−− 第2表 Borrelia burgdorferiの3群を特異的に検出するためのプ ローブオリゴヌクレオチドプローブ1.B、burgdorferi B51C TCTGGTGAG GGAGCTCAAA CTGC:rCAGGCTGCA CCGGT CAAGAGGGTプローブ2.B、burgdorferi P /Sto群TGCTGGTGAG GGAGCTCAAG CTGCTCAGG CTGCACCTGTT CAAGAGGGTG CTプローブ3.B、bur gdorferi P/Bi群CTCTGGTGAA GGAGCTCAGG  CTGCTCAGACTGCACCTGTT CAAGAAGG出願人(発明者 )らは、上記特定の諸配列が、フラジェリン遺(i子の実質的に対応する各領域 についてミスマツチ塩基の度合が極メとなって、得られるアッセイが厳格なもの となるため、とくに好ましいことを見出している。しかし、アッセイの特異性を 悪影響を与えないような僅かな、重要でない塩基置換を行ってもよいことは明ら かであろう。かかる微細な配列変更は、本明細書で開示した配J11と均等であ ると、出願人らは考える。
これらプローブを、分子として、シグナル発生手段と組合せると、それらが結合 する標的配列にタグ(標m)を付けることのできる、すなわち直接的にあるいは 間接的にシグナルを発しうるオリゴヌクレオチドトレーサーとなる。かかるトレ ーサーは、放射性分子あるいは酵素に結合されたプローブであってもよく、それ が便利でおる。トレーサーが標的にハイブリダイズすると、その二M鎖デュープ レンクスは、慣用の分離手法によってハイブリダイズしていないトレーサーから 分離でき、結合放射能の量はシンチレーシゴンカウンターまたはガンマ−カウン ターで測定できる。ハイブリダイズした酵素結合トレーサーの分離にも、同様の 慣用の分離手法を用いうる。酵素結合デユープレックスが分離されると、比色用 または蛍光測定用の基質を加え、慣用の機器によってシグナルを検出する。当業 者に既知の他のシグナル発生系としては、McCapraら、Chemilum inescence and Bioluminescence、Plenum  Press、N、Y、(1973)に記載されているごとき、アクリジニウム エステル類またはジオキセタン類を用いる化学発光法、蛍光アッセイなどの蛍光 標識(タグ)あるいはビオチン結合プローブが挙げられる。
とくに興味があるのは、フルオレセイン標識プローブがその標的にハイブリダイ ズしたときの偏光の増加を測定する蛍光偏光法(FP)の応用である。この検出 系の重要性は、未結合のトレーサーをまず分離することなく、トレーサーが標的 にアニールすると直ちに検出を行えることである。この検出法は、後記の実施例 2により詳細に記載されている。
本発明のプライマーおよびプローブを使用して、生体由来試料中のB、burg dorferiの診断検出法を都合よく構成する。
かかるハイオアンセイ法では、適切な配列の精製、クローニングされた遺伝子断 片を採用してもよいが、最良のプライマーおよびプライマー源は慣用のオリゴヌ クレオチド合成法によるものである。関心の持たれる生体由来試料としては、ラ イム病症候群に関係あるとされた皮膚バンチバイオプシー検体、血液および血液 画分、脳背髄液、身体組織画分がある。バンチバイオプシー試料のための諸手法 はBergerら、J、Am、Acad、Dermatol、、13 : 44 4 (1986)に記載されている。血液からのスピロヘータの分離は、Ben achら、N、Eng、J、Med、、308ニア40 (1983)に記載さ れている。脳背髄液からのスピロヘータの分離は、Karlsonら、J、Cl 1n、Microbiof、、28:473 (1990)に記載されている。
他の組織からの分離も文献に記載されている。
トレーサーハイブリダイゼーションに先立つ増幅段階を実施するためには、核酸 を抽出して、それらを利用できるようにすることが必要である。生体由来試料か ら核酸を得るための抽出法は当該技術分野で周知であり、本発明のバイオアッセ イの実施に当っては常法と考えられる。たとえば、Keller & Mana k、DNAProbeS、第2章”Sample Preparation”が 、オリジナル文献の引用を含めて、多くの標準的方法を極めて詳細に提示してい る。さらに変性によって核酸を標準することも通常のもので、pHまたは塩濃度 の操作あるいは加熱によって行いうる。
鋳型配列とハイブリダイズすると、ポリメラーゼ媒介鎖伸張の基質として働くと ころのプライマーは、変性の前または後に反応混合物に加えてよく、再生条件ヘ シフトさせるとき、アニールされる。
つぎにポリメラーゼを加え、順次鎖伸張サイクルを起こさせる。PCRでは、D NAtaqポリメラーゼが好ましい、3SRでは、逆転写酵素がまずRNA/D NAハイプリントを作り出し、これが、RNA5eH消化およびDNAtaqポ リメラーゼによる再重合を行うとき、DNA依存生RNAポリメラーゼにより反 復的に転写される。増幅されプローブ探査された核酸の検出法は既に記載した。
ハイブリダイズされた放射活性トレーサーを検出するとくに有力な方法は、核酸 増幅の生成物をアガロース電気泳動に付し、Pa1l Biodyne Bなど のナイロン膜の核酸バンドを移行させ、続いてシグナル発生プローブとハイブリ ダイズさせるもので、標準的サザンプロットアンセイにおけるものである(So uthern、J、Mo1.Biol、、98:503 (1975))、特異 的ハイブリダイゼーションの領域をつぎに、プロローブ探査された核酸のオート ラジオグラフィーによって可視化する。
かくして、本発明のバイオアッセイでは、B、burgdorferi核酸と疑 われる配列を含有する生体由来試料から核酸を抽出し、鞭毛の開放型読み枠をコ ードする核酸の生保存領域のフランキング(隣りの)配列に対して相補鎖特異体 をもつプライマ一対の存在下に変性して、プライマーを相補鎖配列にハイブリダ イズさせ、核酸増幅技法によって該生保存領域を増幅し、増幅された生保存領域 を、B、burgdorferiの鞭毛遺伝子の開放型読み枠の一配列と実質的 に相同であるが、B、hermsiiの対応する配列とは最大70%しか相同で はない配列を有するオリゴヌクレオチドトレーサーとハイブリダイズさせ、該ト レーサーのシグナル発生手段を発するシグナルを検出する。
本発明のその他の利点は、以下の実施例から明らかになるであろ実施例I B、hermsiiおよびB、burgdorferlは、アメリカンタイプカ ルチャーコレクションから、それぞれ受入れ番号ATCC35209およびAT CC35210のものを入手した。細菌を増殖させ、回収し、常法によってDN Aを抽出した。染色体DNAを制限酵素5au3Aを用いて部分消化し、断片を アガロースゲル電気泳動により特性決定した。9〜23bPの適当な大きさの断 片の付着端を、dGTPおよびdATPの存在下に部分的に埋め(フィルインし )だ。この材料をつぎにそのまま、制限酵素Xh。
Iで消化しかつdTTPおよびdCTPで部分的にフィルインしたラムダGEM IIヘクターに、クローン化した。
つぎに、ラムダライブラリーを、E、colj LE392を宿り、ハイブリダ イゼーションによってスクリーニングした。Gassmanら、Nuc、Ac1 ds Res、、17:3590(1989)が報告している通りのB、bur gdorferiの既知1 の配列からランダムに調製した合成プライマーを用 いて、B、burgdorferiおよびB、hermsiiから導いた鋳型を 増幅させた。−例では、B、burgdorferiがらの300bp断片を生 じさせるのに用いたープライマ一対が、予期しないことに、B、hrems i  iの増幅に用いたときには、300bpのがすかなバンドを生じた。このかす かなバンドは、フラジェリン遺伝子内の、その他の点ではB、burgdorf eriとは比較的非相同の領域がわずかに増幅されたことを証明した。この断片 をプローブとして用いると、遺伝子のこの部分を含むラムダクローンを同定する ことができた。これらのクローンから制限地図を作成し、構築物の配列を決定し て、第1図に示す非相同配列の正しい配列が得られた。
代表的な一実験で、第1図に示したプライマーを用いて、3oサイクルのPCH によってプライマー間領域の増幅を行った。つぎに増幅生成物を次の通り分析し た:アガロースゲルで電気泳動し、続いてサザンプロット分析を行った。第2図 において、左のパネルは、アガロースゲル電気泳動のパターンを示す。中央下方 に一緒に見られる2つのハンドは、0spA遺伝子の増幅を利用する増幅試験で は陰性であった1菌株を含むB、burgdorferiの独立した2株の増幅 生成物に対応している。各々の場合に、分子の大きさが、標的とした正しい領域 の増幅に対して予期される大きさに相当していることが明らかである。対照は全 て陰性である。対照にっいてゲルの他のセグメントで見られる小さいハンドが非 特異性増幅を表わしていることを確認するために、第2図の右のパネルに示した ように、ゲルをサザンプロット分析に付した。移行させた核酸を、第1図に示し た配列を含むトレーサーによって探査した。結果はのハイブリダイゼーションに よる均質アッセイにおいて蛍光偏光法により分析した。プローブ混合物は、S  S P E1ili衝液(Sambrookら、Mo1ecular Clon ing:A Laboratory Manual第2版、Co1d Spri ng Harbor Laboratory (1989) 〕1.4af、3 ゜2M Tris−HCl 1gl、プローブ結合物250fmolおよびボル ムアミド200ufを含有していた。別の試験管で、PCRにより増幅された材 料の試料のO,LM NaOH中、55℃で15分間変性した。つぎに試料をプ ローブ混合物に加え、蛍光偏35211と呼ぶ)について特異偏光が定性的に検 出されることをソトにおいて、増幅された標的配列を特異的に同定できることが 明らかである。
実施例2 第1表に列挙した一連のB、burgdorferi株からDNAを抽出した。
複製連鎖反応(PCR)を、実施例1に述べたプライマーを用いて、上記の通り に行った。第1表に示したB、burgdorferiの亜群IをB31と名付 ける。亜群2をP/Bi、亜群3をP/Stoと呼ぶ。上記の配列をもつプロー ブ1〜3は、それぞれ亜群B31、P/StaおよびP/Biに特異的である、 ハイブリダイゼーション生成物をゲル電気泳動により分析した。
第5図A図は、各々の増幅され電気泳動された試料に対応するパン’C(P/S to群プローブ)、65.8°C(P/Bi群プローブ)であった。サザンブロ ソト法のそれ以上の詳細は、Picken。
BioTechniqne、9:412 (1990)に述べられている。第5 8.CおよびD図に示した結果は、各プローブが、第1表に示したB、burg dorferiの対応する亜群に対して完全な特異性をもつことを示している。
実施例3 さらに一連の実験において、B、burgdorferiについて記載したもの に相当する位置でB、hermsiiの一配列に隣る相補鎖特異性プライマ一対 を用いて、1群のBorreliaからDNAを増幅させた。第一のオリゴヌク レオチドプライマーは、フラジェリン遺伝子の開放型読み枠の390〜770番 ヌクレオチドからの実質的に連続した約8〜32塩基を含む配列よりなる群から 選んだ。第二のオリゴヌクレオチドプライマーは、第一のプライマーの5′末端 から約35〜55ヌクレオチドの間隔を置いて相補鎖上にあり、B、burgd orferiの対応する配列とは70%以下の相同性しかもたない約8〜32ヌ クレオチドを含む配列よりなる群から選んだ。
これらの実験に用いたプライマーを第9図に示す。
これらのプライマーは、B、parkeriおよびB、turicataeに加 えて、試験した全てのB、hermsii株を増幅させた。B、parkeri およびB、turicataeの増幅されたDNAの配列を血清したところ、こ れらの微生物については、B、herms i iと比較して、プライマー間配 列に差が認められた。これらの差を第7図に示す。第7図で太字で示した配列を 選んでプローブを構築した。ゲル電気泳動後、増幅されたハンドを膜ムこ移し、 このプローブを用いてサザンブロソティングを行った。全ての操作は前記両実施 例に示した通りであったが、B、hermsiiプローブの場合の洗浄温度は5 7.7°C,B、parker i/ r u r i c a t a eプ ローブ(第7図に、B、herms i i (H5I)の太字で示されており 、これらの株(parkおよびtri)がH3Iと異なるヌクレオチドの位置で は太字で置換しであるこのプローブの配列は、本質的に、606〜633番ヌク レオチドからのコア配列を含んでいるが、ハイブリッド形成を安定化するために 、あるいは洗浄操作の厳格さを調整するために、各末端に塩基を府下してもよい 。かくして、好ましいプローブは、zzpなとのシグナル発生手段に結合された 配列TGCAGG TGA AGG CGCTCA GGCTGCT CCA  GTG CAA GAG ATAのオリゴヌクレオチドを包含する。
第7図で太字で示したB、hermsiiのヌクレオチド配列を用いるとき、B 、hermsiiの鑑別同定が可能であった。第8図に示したサザンブロソト分 析は、このプローブの高い特異性を確証している。このことは、回帰熱を惹起す るB、hermsiiをライム病の原因因子から、また動物疾患を惹起するBo rrelia菌から、区別できるという点で、臨床上重要である。
第5図の説明の索引 Borrelia burgdorferil、* B31 CATCC#35 210)2、 IR3[ATCC#35211)3、毒性 MMI 4、 毒性 MMT 1 5、毒性 1.pacificus lo、 Lake 339 ジエリン遺伝子配列から誘導したオリゴヌクレオチドプローブで探査後の、第8 A図に示したゲルのサザンブロソト。
第8図の説明の索引 l、* B、burgdorferi B512、 B、burgdorfer i P/St。
3、 B、burgdorferi P/Bi4、 B、hermsii H3 I 5、 B、hermsii Frogner6、 B、hermsii YOR −17、B、hermsii C0N−1 8、B、hermsii MAN−1 9、B、parkeri 10、 B、turicatae ll、B、crocidurae 12、 B、anserina 13、 B、coriaceae 14、 B、pallidum 15、 T、phagedenis 16、T、denticola 17、 L、interogans SV。
icterohemorrhagiae18、 L、1nadej SV、ly me19、 蒸留水対照 20、123塩基対分子量マーカー * ゲルレーン番号 アガロースゲル サザンブロソト FIG、2 蛍光偏光(mP) FIG、5A FIG、58 FIG、50 FIG、5D 要 約 書 B、burgdorferiフラジェリンの生保存性区域をエンコードする遺伝 子の部分に対する相補配列の核酸プライマーがLume borreliosの 感染部位から抽出された核酸の目[1列を増幅するために使用され、次にB、b urgdorferiの高度に特異性検出のためシグナル発生分子へ複合した核 酸トレージーでプローブされる。
国際調査報告 1i+#L#I1walAm−−Ns OCT/IIcoI/1110n国際調 査報告

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.核酸増幅技法により増幅されるべきB.burgdorferiの一配列に 隣接するところの相補鎖特異性プライマー対であって、 フラジェリン遺伝子の開放型読み粋の390番〜770番ヌクレオチドからの約 8〜32個の実質的に連続した塩基を含む諸配列よりなる群から選ばれた第一の オリゴヌクレオチドおよび該第一のプライマーの5′末端から約35〜55ヌク レオチドの間隔を置いて相補鎖上にあり、B.hermsiiの対応する配列と の相同性が70%以下である約8〜32個の実質的に連続した塩基を含む諸配列 よりなる群からなる第二のオリゴヌクレオチド からなる該プライマー対。
  2. 2.B.burgdorferiのフラジェリン遺伝子の開放型読み枠の配列に 対して実施的に相同であるが、B.hermsiiの対応する配列に対しては相 同性が70%以下であるオリゴヌクレオチドプローブ配列および 該プローブに結合したシグナル手段 よりなるB.burgdorferiターゲット配列検出用オリゴヌクレオチド トレーサー。
  3. 3.生体由来試料中のB.burgdorferiを検出するためのバイオアッ セイ法であって、 核酸画分を抽出し、 フラジェリンの開放型読み枠をコードする核酸の半保存領域のブランキング配列 に対して相補鎖特異性のプライマー対の存在下に核酸類を変性し、 該プライマー対を該相補鎖配列にハイプリダイズさせ、核酸増幅技法によってプ ライマー間配列を増幅させ、増幅されたプライマー間配列を、B.burgdo rferiのフラジェリンの開放型読み枠の対応配列に実質的に相同であるが、 B.hermsiiの対応配列に対しては約70%以下の相同性しかもたない配 列をもつプローブとこれに結合されたシグナル発生手段とからなるオリゴヌクレ オチドトレーサーとハイプリダイズさせ、 該ハイプリダイズされたトレーサーに結合されている該シグナル発生手段が発す るシグナルを検出することを特徴とする前記バイオアッセイ法。
  4. 4.B.burgdorferiの核酸配列を検出するための実質的な均質アッ セイ法であって、 鞭毛開放型読み枠をコードする核酸の半保存領域のフランキング配列に対して相 補鎖特異性のプライマー対の存在下に核酸配列を変性し、 該プライマーを該相補鎖配列にハイブリダイズさせ、核酸増幅技法によってプラ イマー間配列を増幅し、増幅されたプライマー間配列を、B.burgdorf eriのフラジェリンの開放型読み枠の対応配列に実質的に相同であるが、B. hermsiiの相当する配列とは約70%以下の相同性しかもたない配列を有 するプローブとこれに結合された蛍光標識とからなるオリゴヌクレオチドトレー サーとハイブリダイズさせ、 蛍光偏光の増加を測定すること を特徴とする前記アッセイ法。
  5. 5.517番のヌクレオチドから742番のヌクレオチドにわたるB.burg dorferiフラジェリン遺伝子の開放型読み枠の高度可変領域の変異配列で あって、531、549、552、612、613、684、693位のグアノ シン、539、591、603、622、639、651、666位のアデノシ ン、540、573、630、696位のチミジンおよび735位のシトシンに よる塩基置換を特徴とする前記変異配列。
  6. 6.517番のヌクレオチドから724番のヌクレオチドにわたるB.burg dorferiフラジェリン遺伝子の開放型読み枠の高度可変領域の変異配列で あって、531、595、612、649および663位のグアノシン、539 、552、651、666、670および688位のアデノシン、540、57 1、594、630および696位のチミジンならびに644および726位の シトシンによる塩基置換を特徴とする前記変異配列。
  7. 7.【配列があります】 からなる群 より選ばれた配列をもつオリゴヌクレオチドプローブと該プローブに結合された シグナル手段とからなる、B.burgdorferi亜群検出用オリゴヌクレ オチドトレーサー。
  8. 8.核酸増幅技法によって増幅されるべきB.hermsiiの一配列に隣接す るところの相補鎖特異性プライマー対であって、フラジェリン遺伝子の開放型読 み枠の390番〜770番ヌクレオチドからの約8〜32個の実質的に連続した 塩基を含む諸配列よりなる群から選ばれた第一のオリゴヌクレオチドおよび該第 一のプライマーの5′末端から約35〜55ヌクレオチドの間隔を置いて相補鎖 にあり、B.burgdorferiの対応する配列との相同性が70%以下で ある約8〜32個の実質的に連続した塩基を含む諸配列よりなる群から選ばれた 第二のオリゴヌクレオチド からなる該プライマー対。
  9. 9.B.hermsiiフラジェリン遺伝子の開放型読み枠の606番ヌクレオ チドから633番ヌクレオチドにわたるコア配列を有するオリゴヌクレオチドプ ローブと シグナル発生手段と からなる、B.hermsiiの特異的検出のためのオリゴヌクレオチドトレー サー。
JP3511770A 1990-06-15 1991-06-12 複製連鎖反応を利用してb.ブルグドルフエリを検出するためのdnaプローブおよびプライマー Expired - Lifetime JPH074276B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US53895790A 1990-06-15 1990-06-15
US69118891A 1991-04-25 1991-04-25
US691,188 1991-04-25
US538,957 1991-04-25
PCT/US1991/004190 WO1991019814A2 (en) 1990-06-15 1991-06-12 Dna probes and primers for detection of b. burgdorferi using the polymerase chain reaction

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6180705A Division JP2657628B2 (ja) 1990-06-15 1994-07-08 複製連鎖反応を利用してb.ブルグドルフエリの亜群を検出するためのdna変異配列

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05501652A true JPH05501652A (ja) 1993-04-02
JPH074276B2 JPH074276B2 (ja) 1995-01-25

Family

ID=27065973

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3511770A Expired - Lifetime JPH074276B2 (ja) 1990-06-15 1991-06-12 複製連鎖反応を利用してb.ブルグドルフエリを検出するためのdnaプローブおよびプライマー
JP6180705A Expired - Lifetime JP2657628B2 (ja) 1990-06-15 1994-07-08 複製連鎖反応を利用してb.ブルグドルフエリの亜群を検出するためのdna変異配列

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6180705A Expired - Lifetime JP2657628B2 (ja) 1990-06-15 1994-07-08 複製連鎖反応を利用してb.ブルグドルフエリの亜群を検出するためのdna変異配列

Country Status (16)

Country Link
EP (1) EP0487709B1 (ja)
JP (2) JPH074276B2 (ja)
CN (1) CN1061245A (ja)
AT (1) ATE135413T1 (ja)
AU (1) AU638348B2 (ja)
CA (1) CA2064582A1 (ja)
CS (1) CS183591A3 (ja)
DE (1) DE69117885T2 (ja)
DK (1) DK0487709T3 (ja)
ES (1) ES2087298T3 (ja)
FI (1) FI920636A0 (ja)
HU (2) HU216204B (ja)
IE (1) IE62797B1 (ja)
NO (1) NO920606D0 (ja)
PL (1) PL293741A1 (ja)
WO (1) WO1991019814A2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2077079A1 (en) * 1990-03-07 1991-09-08 Thomas J. White Method for diagnosis of lyme disease
WO1993003184A1 (en) * 1991-08-09 1993-02-18 Mccann Associates, Inc. Method for detecting lyme disease and composition
US5932220A (en) * 1995-05-08 1999-08-03 Board Of Regents University Of Texas System Diagnostic tests for a new spirochete, Borrelia lonestari sp. nov.
WO2003029450A1 (en) * 2001-09-28 2003-04-10 Københavns Universitet Nucleic acid sequences encoding lysk from different borrelia strains and uses thereof
CN101886113B (zh) * 2009-05-13 2012-10-17 中国农业科学院兰州兽医研究所 蜱体内检测莱姆病病原的检测试剂盒
FR3056991B1 (fr) * 2016-10-03 2020-11-27 C A L Laboratoire De Biologie Veterinaire Methode et kit de detection, de discrimination et identification d'especes de borrelies presentes dans un echantillon d'origine humaine ou animale

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU7058691A (en) * 1989-12-22 1991-07-24 Mikrogen Molekularbiologische Entwicklungs-Gmbh Immunologically active proteines from borrelia burgdorferi, related test kits and vaccine

Also Published As

Publication number Publication date
CA2064582A1 (en) 1991-12-16
HU910858D0 (en) 1991-09-30
JP2657628B2 (ja) 1997-09-24
DK0487709T3 (da) 1996-04-01
HU216204B (hu) 1999-05-28
EP0487709A1 (en) 1992-06-03
FI920636A0 (fi) 1992-02-14
HUT63006A (en) 1993-06-28
CN1061245A (zh) 1992-05-20
EP0487709B1 (en) 1996-03-13
NO920606L (no) 1992-02-14
ATE135413T1 (de) 1996-03-15
DE69117885T2 (de) 1996-11-28
NO920606D0 (no) 1992-02-14
JPH07163400A (ja) 1995-06-27
HU9200858D0 (en) 1992-05-28
HUT60529A (en) 1992-09-28
CS183591A3 (en) 1992-01-15
AU638348B2 (en) 1993-06-24
PL293741A1 (en) 1993-01-25
WO1991019814A2 (en) 1991-12-26
AU8182291A (en) 1992-01-07
DE69117885D1 (de) 1996-04-18
IE62797B1 (en) 1995-03-08
WO1991019814A3 (en) 1992-04-02
JPH074276B2 (ja) 1995-01-25
IE912022A1 (en) 1991-12-18
ES2087298T3 (es) 1996-07-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Fingerle et al. Epidemiological aspects and molecular characterization of Borrelia burgdorferi sl from southern Germany with special respect to the new species Borrelia spielmanii sp. nov.
JP3258658B2 (ja) ユニバーサル ユーバクテリア核酸プローブ及び方法
JP3194942B2 (ja) ライム病スピロヘータ検出のための核酸プローブ
Chao et al. First isolation and molecular identification of Borrelia burgdorferi sensu stricto and Borrelia afzelii from skin biopsies of patients in Taiwan
JPH05501652A (ja) 複製連鎖反応を利用してb.ブルグドルフエリを検出するためのdnaプローブおよびプライマー
CN103160587B (zh) 10种常见致病军团菌的基因分型芯片及检测用试剂盒
Hidalgo et al. A PCR-RFLP assay for discrimination of Echinococcus granulosus sensu stricto and Taenia spp. in dogs stool
EP0464010A1 (en) A method of detecting an infection caused by a specific type of virus, primers, probes and a test kit
JP4080995B2 (ja) 日本人からのe型肝炎ウイルスに由来するポリヌクレオチドプローブおよびプライマー、それらを有するチップ、それらを有するキット、並びにそれらによるe型肝炎ウイルスを検出する方法
JPH04503454A (ja) 結核菌の検出及び分化のためのプローブ,キット及び方法
KR102076343B1 (ko) 실시간 lamp법을 이용한 아데노바이러스 55형 검출용 조성물 및 이의 용도
Rudenko et al. Improved method of detection and molecular typing of Borrelia burgdorferi sensu lato in clinical samples by polymerase chain reaction without DNA purification
RU2415947C1 (ru) НАБОР СИНТЕТИЧЕСКИХ ОЛИГОНУКЛЕОТИДОВ ДЛЯ ВЫЯВЛЕНИЯ ДНК ВОЗБУДИТЕЛЯ ЧЕЛОВЕЧЕСКОГО МОНОЦИТАРНОГО ЭРЛИХИОЗА Ehrlichia spp. МЕТОДОМ ПОЛИМЕРАЗНОЙ ЦЕПНОЙ РЕАКЦИИ "В РЕАЛЬНОМ ВРЕМЕНИ"
KR101111621B1 (ko) 역의 상보서열의 특이 구조를 가진 고감도 프라이머를 이용한 오리엔티아 쯔쯔가무시 균의 검출법
JP4531317B2 (ja) スピロヘータを検出するための一本鎖オリゴヌクレオチド、プローブ、プライマーおよび方法
KR100550462B1 (ko) 리케챠 균 검출용 프라이머
Duvoisin Bachelor’s thesis Diploma 2022
JP5435612B2 (ja) リケッチア・ジャポニカ感染症の診断方法
KR102012212B1 (ko) 파니쿰 기형 모자이크 바이러스 감염 진단용 프라이머 세트 및 진단방법
TWI359196B (en) Primer pair, diagnosis kit and method for the dete
BR102021024494A2 (pt) Desenvolvimento de duplex-qpcr para detecção simultânea das bactérias xanthomonas albilineans e leifsonia xyli subsp. xyli que atacam em cana-de- açúcar
Zhang Use of high resolution melting for genotyping Leptospira spp.
KR20230142378A (ko) 돼지열병바이러스의 검출 또는 판별을 위한 조성물 및 방법
KR100532666B1 (ko) 매독 트레포네마 탐지용 프로브, 이를 포함하는 매독트레포네마 탐지용 키트, 및 이를 이용한 매독트레포네마의 탐지방법
CN117230249A (zh) 用于检测高传染性SARS-Cov-2突变病毒的试剂盒及其使用方法