JPH05500790A - 印刷装置に紙を直接供給する装置及び方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本件出願は、１９９０年６月１１日付は出願の米国特許出願シリアル番号０７１ ５３６．２１４号の一部継続出願である。

１、発明の分野 本発明は、連続する紙の流れを、個々の紙シートを積み重ねることなくまた重な りをほぐすことを同等必要とすること無く、印刷装置に供給するための、新規な 装置及び特異な方法に関する。

２、発明の背景 紙等の材料を、扇状に畳まれたあるいはロールの形態等の連続的な形態で印刷操 作に供給することが望ましい。シートではなくロールを用いることにより、紙供 給源を再充填する間隔を延ばすことができる。供給の直前に切断されるロール供 給型の紙は、スタックに装填される紙のサイズを変える必要無く、シートを種々 のサイズにすることを可能とする。重積される紙シートは多数の別個の箱に収納 する必要があるので、ロールを紙供給源として用いることにより、包装の無駄か 低減される。しかしながら、多くの印刷装置は、予め切断され重積された紙シー トだけを受け入れるように特に設計されている。この積重体（スタック）は、ス タックからシートを取り出してシートを印刷要素へ供給する繰り出し装置により 供給される。この繰り出し装置は、印刷操作に必要なタイミングを受け入れるた めに非常にゆっくりと作動する。しかしながら、供給を調整する繰り出し装置が なければ、紙の供給を調整する何等かの他の方法を用いない限り、プリンタは一 般に連続的に作動することができない。

例えばスイスのハンクラ（Ｈｕｎｋ　Ｉ　ｅ　ｒ）の装置等の従来の装置は、重 積した紙シートだけを用いるように設計されており、ロールを連続的に切断して このロールから追加のシートをこの入力紙スタック供給ユニットへ加えることに よって、紙供給源をプリンタに供給するには問題を有している。この方法は、９ ７００レーザプリンタ等のゼロックス（Ｘｅｒｏｘ　登録商標）８７ｘｘ及び９ ７ｘＸシリーズ及び種々の複写機に特に適していた。この方法における問題は、 プリンタは依然として、スタック供給ユニットから紙シートを繰り出してこれを 個々に供給しなければならないことである。その結果は、全体的な複雑性を減少 させるのではなく増大させ、ロールを正確に切断して紙シートを重積すると共に 、次にこれら紙シートをほぐしてプリンタに供給する必要があるために、装置が 故障する割合を高くする。

同様に、ゼロックス（Ｘｅｒｏｘ　登録商標）９７００に特に関連する他の従来 技術の装置は、プリンタの作動ソフトウェアを、その作動のタイミングか供給装 置のタイミングと合致するように変更することによって、紙の重ね合わせ及び重 ね合わせのほぐす必要性を排除し、従って直接的な供給を可能としている。この ような方法を用いた場合の間層は、供給装置が、他の機械についての融通性を減 少させ、また同時に、プリンタのソフトウェアを変更する必要があることにより 、組み立てにようする時間及び経費が増大することである。

発明の要約 本発明の一つの目的は、紙材料の連続ロールから、印刷装置に紙を連続的に供給 するための独特の装置及び方法を提供することである。

本発明の他の目的は、印刷装置のソフトウェアを変更することを同等必要としな い、印刷装置に紐を供給する装置及び方法を提供することである。

本発明の他の目的は、種々のサイズ及び形状のシートを正確に供給しかつそのシ ートに印刷をすることのできる、印刷装置に紙を供給する装置及び方法を提供す ることである。

本発明の他の目的は、紙の供給源とプリンタのイメージ搬送ベルトあるいはドラ ムとの間で紙を重ね合わせたり重ね合わせをほぐしたりする必要のない、印刷装 置に紙を供給する装置及び方法を提供することである。

本発明の他の目的は、印刷装置に対して迅速に着脱することができ、また別個の 複数の供給装置を含むユニット組合せ式の装置の一部を形成する、印刷装置に紙 を供給する装置及び方法を提供することである。

本発明の更に別の目的は、ゼロックス（Ｘｅｒｏｘ：登録商標）９７００Ｌ／− ザプリンタに特に適用可能であるが他の種々のプリンタにも適用できる、印刷装 置に紙を供給する装置及び方法を提供することである。

独特な本発明は、その上に定置された紙へ転写される複数のイメージを有する運 動可能なイメージ搬送要素と、上記イメージ搬送要素へ紙を送るタイミングを制 御するための待機ステーションとを有する印刷装置へ、重積されない紙シートを 直接供給するための装置及び方法を提供する。この装置は、紙シートの連続的な 流れを印刷装置の待機ステーションへ送るための手段を備えている。紙シートの 待機ステーションへの移動速度を制御し、印刷装置のイメージ搬送要素の作動速 度に対してプログラムされた時間あるいはそうでなければ所定の時間に、各紙シ ートを供給する手段も備えている。紙シートが待機ステーションに供給される際 に、各々の紙シートの先端同士の間隔を調節するための手段が設けられる。この 間隔は、イメージ搬送要素上の連続的なイメージの間の間隔に比例する。

一実施例においては、印刷装置はレーザプリンタであり、またイメージ搬送要素 は、一定速度のベルトあるいはドラムであって、これらベルトあるいはドラム上 に転写されるイメージが定置される。この装置は、ゼロックス（Ｘｅｒｏｘ：登 録量り９７００シリーズのレーザプリンタに特に適用することができる。１秒当 たり約５０．８ｃｍに等しい所定の速度を含む紙シート供給速度を制御するため の手段と、約２５．４ｃｍに等しい間隔を含む供給される紙シートの間隔を調節 するための手段を設けることができる。この装置はまた、供給される連続的な紙 ウェブから所定のサイズの紙シートを切断するための手段を備えることもできる 。この連続的な紙ウェブは、ロールから供給することができる。この装置には、 ロールを上記紙シートを送るための手段に同期して駆動しこれにより各々の紙シ ートが遅滞無く待機ステーションへ進行するようにするための手段を含むことが できる。紙の間隔を調節するための上記手段は、各紙シートの先端を検出するた めの手段を含む。

代替的な実施例においては、印刷装置に紙を直接供給する本発明の装置は、シー トを下流側の方向へ向けてスタック繰り出し装置へ案内するためのテーブルを含 むプリンタのスタック供給貯蔵ユニットをバイパスする手段を提供する。スタツ り繰り出し装置自身は、−廣に一枚の紙シートを取り出して待機ステーションの 中にシートを定１するユニットであり、−上記待機ステーション自身は、上記シ ートを、イメージ転写要素の要求に応じてイメージ転写要素へ供給する。上記テ ーブルは、テーブル上の各シートがスタック繰り出し装置を通ってイメージ転写 要素及び待機ステーションへ入るシートの運動を検知するための手段を備えてい る。

また上記テーブルには、スタック繰り出し装置の後方にシートが存在しないこと を検知する手段も設けられる。テーブルは更に、上記検出手段においてシートの 不存在が検出されることに応答して、上流側からスタック繰り出し装置へテーブ ルに沿ってシートを送り出すための手段も備えている。シートの不存在を検出す る手段及びシートの運動を検出する手段の少なくとも一方あるいはその両方に応 答して、シートは、上記送り出すための手段に対してテーブルの上流側に設けら れる。特に、テーブルの上流側に設けられたシートは、繰り出し装置を通るシー トの運動の検出に応答する要求に応じて切断される連続的なウェブのロールの供 給源から形成することができる。シートはカッタに連続的に送られ、シートがイ メージ転写要素に供給される際のシートの不存在に応答して、その一部がテーブ ル上に定置される。ロール供給源、カッタ／フィーダ、及び特にテーブルは、シ ー）・のプリンタからの及びプリンタへの動きを許容するホイールを備える。こ れら各ユニットは、ユニット組合せ式であって、プリンタに電子的に特に接続す ることなく作動可能である。

図面の簡単な説明 本発明の上述の目的及び利点は、添付の図面を参照することにより、より明確に 理解することがでるか、これら図面において、図１は、重積されたシートの重な りをほぐす必要のある従来技術の紙供給方法を概略的に示す図であり、 図２は、本発明の直接的な供給装置を概略的に示す図であり、図３は、生産量を 増大させるための紙供給ロール及び紙切断装置を含む図２の直接的な供給装置を 概略的に示す図であり、図４は、本発明による供給機構と共に用いられる端部検 知器を概略的に示しており、 図５は、本発明によるユニット組合せ式の直接供給装置の他の実施例を概略的に 示す図であり、 図６乃至図９は、図５のユニット組合せ式の供給装置が種々の作動状態にある時 の、紙の動きを概略的に示している。

好ましい実施例の詳細な説明 従来技術の光学的な複写印刷装置の全体が図１に示されている。この形式の印刷 装！は、例えばゼロックスＣＸｅｒｏｘ：登録商標）９７００シリーズのレーザ プリンタに用いられている。複写印刷装置は、ベルトあるいはドラムを有するイ メージ導電要素２２を備えており、上記ベルトあるいはドラム上に、所望の印刷 像の形態のトナーが定置される。図示のイメージ導体ベルト２２は、幾つかの像 ２８を保持しており、これらイメージは、用紙シート２６がベルトの接触面の下 方を通過する際に、符号２４で示す位置において紙シート上に置かれる。各々の 紙シートは、「待機ステーション」３０によって、イメージ要素に供給される。

この待機ステーションは一対のローラを備えており、これらローラは、イメージ 導体ベルトの動きに対応する所定の時間に、紙シートをイメージ要素に強制的に 送り込む。紙シートが、このイメージ導体ベルトに到達した紙シート上に適正に 印刷されるようにイメージ導体ベルト２２上の像が整合される毎に、待機ステー ション３０は同期されて紙シート３２の先端３１をイメージ導体ベルトに送り込 む。図１に示すように、待機ステーションへの紙シートの供給は、大部分の印刷 装置においては、紙のスタック（積重体）４６を一度に一枚ずつほぐし、供給駆 動ヘルド及びピンチローラ４０．４２を用いて各シート４４を所定の速度で待機 ステーション３０へ供給することによって行われる。各シートが待機ステーショ ンに供給されると、イメージ要素が再び新しいシートを受け入れる準備が整うま で、シートは短い時間間隔だけ保持される。次のイメージが印刷される準備がで きる時までに、待機ステーションが新しい紙シートを受け取らなければ、装置は 停止し、紙詰まりあるいは紙再充填シグナルを表示する。

この形式のプリンタに正しく接続するいかなる供給装置も、待機ステーションが 正しい時間間隔内に紙シートを受けて待機ステーションがエラーを示すのを防止 するように、印刷要素の待機ステーションを直接供給することができるべきであ る。また、供給装置はあまりにも迅速に供給すべきではなく、その理由は、その ような迅速な供給は、待機ステーションにおける供給過剰の原因となることがあ るからである。

次に、図２に示される本発明の直接供給装置を参照する。この概略図においては 、紙シート７０は、紙を符号６８で示す特定の速度Ｒで待機ステーション３０へ 動かす搬送機すなわち供給機６０に供給される。各シートは、このシートが、イ メージ導体ベルト２２上におかれる印刷イメージに同期して、上記ベルトに確実 に供給されるために、ある特定の時間にステーション３０に供給される。この正 確な同期を得ることを確実にするために、イメージ導体ベルトの速度Ｓ（符号５ ０）、及びイメージ導体ベルト上の各々の新しいイメージの先端同士の間の距離 ｄ（符号５２）のパラメータが決定される。これらのパラメータは、供給速度に 直接比例する。ゼロックス（Ｘｅｒｏｘ：登録商標）９７００レーザプリンタの 場合には、イメージベルト速度は、１秒当たり５０．８ｃｍ（２０インチ）であ り、また各々のイメージの先端同士の間の距離りは、２５．４ｃｍ　（１０イン チ）である。また、装置６０は、入ってくる紙シートの各々の先端同士が、イメ ージ搬送ベルト上のイメージでの距１１ｆｌｄ　（符号５２）に等しい距１！Ｆ ＩＤ　（符号６２）だけ離れるように設計されている。この場合には、この距離 は２５．４ｃｍ（１０インチ）である。

図２において、各々の紙シート６１の先端６４．６６は、距離りだけ離れている 。この間隔は、シートが供給機構あるいはコンベア６０に供給される毎に、シー トの先端を符号７２の位置で検出することにより達成される。各シートは、先行 するシートの先端からの適宜な距離が得られると、供給機構６０上に降ろされる 。更に、この距ＨＤで降ろされる各紙シートは、固定速度Ｒ（符号６８）で供給 機構を下る。この例において、速度Ｒは、１秒当たり５０．８ｃｍ　（２０イン チ）に等しいか、あるいはイメージ搬送ベルトの速度に等しい。そのような先端 検出システムの利点は、種々のサイズの紙か印刷のために正確に整合されること であり、その理由は、各シートが、これらシート自身の先端にのみ基づく供給タ イミングで正確に供給されるからである。図２に示すように、第２のシート６１ 及び第３のシート６３は異なるサイズを有しているが、各シートの先端は、各々 先行するものから厳密に等しい距離をもって並んでいる。この新規なシステムは 、先行するシートの先端が次のシートの先端から厳密に等しい距離りだけ移動し た時にだけ、次のシートか動き始めることを許容する。サイズに関係なく印刷す ることができるために、種々の用途の中でも特に開いた封筒を重積しない状態で 大量に処理可能である。

直接供給する概念の重要な特徴は、連続的な紙ウェブを印刷装置に供給できるこ とである。紙ウェブ９２のロール９０が図３に示されている。この紙ウェブ９２ は、切断ユニット９６に連続的に供給される。切断ユニット９６は、シートをプ ログラムされたあるいはそうでなければ所定のサイズのシート８２に切断し、こ れらシートは、必要とされる符号６２で示す間隔りをもって供給装置８０を下っ て行く。これらシートは次に、供給機構すなわちコンベア８０によって待機ステ ーション３０に供給されて上述の態様で印刷される。ロール９４の切断装置９６ に対する供給速度は、供給機構８０の全体的な供給速度に同期される。このよう にすると、シートが切断される毎に、シートは遅滞無く供給装置へ進行すること ができる。

本発明によれば、ステーション３０に導入される際の間隔りが適正であれば、ス テーション３０は連続的に作動することができる。そうではなく、ステーション ３０は若干の待機を行いながら幾分間欠的に作動して適正な同期を行うことがで きる。シートをステーション３０に早めに供給することはできるが、誤動作及び 停止を生ずることがあるために遅めに供給することはできない。

上述のように、本発明によれば、図２に示す如き各々の紙シートは、先行するシ ートの先端からの適正な距離が得られると、供給機構すなわちコンベア６０によ り搬送される。供給機構６０が、プログラムされた速度で、あるいはそうでなけ ればイメージ搬送ベルト２２の速度に合致する所定の速度で、運転するように設 定されていると仮定すると、先端検出機を用いて、供給装２６０へ供給されてい るシートの先端の存在を決定することかできる。この先端が検出されると、供給 機構６０に対する供給を、適正な間隔すなわち供給が行われている時の図２の間 隔りが得られるまで中断し、これにより全ての先端を適正なプログラムされた距 離すなわち図２のｆｆ１ｔｌｔｌＤをもって隔置させることができる。

更に別の例きして、別の供給８！構が可能であり、この供給機構は、開始供給機 構と、図２に示すコンヘア状の供給機構６０の如き供給機構とを備えている。先 端検知器は基本的に、これらの供給機構の間にあり、また基本的には、位置的に 同期されていない連続的に供給されたシートを取り入れて、供給機構６０上で同 期された位置的な配列に変換する。これもまた、入力供給機構上で先端を検出し 、次に、適正な間隔りか得られた後に、シートを供給機構６０へ供給することに よって行われる。

次に供給機構すなわちコンベア６０上へのシートの同期に関して、図４を参照す るが、この図は、コンヘア６０と共に、入力フィード７４、端部検知器７２、及 び代表的なシートを示す概略的な図である。シート７３は、入力フィードに供給 される。端部検知器７２は、このシートの端部を検知し、またコンベア６０が特 定の位置まで移動するまで準備状態でシートを実質的に保持し、この時に、シー ト７３は、図２に示すように各シートの間に適正な間隔りを保ちなから、コンベ ア６０上へ供給され続ける。

本発明のシート供給装置の代替例が、図５に幾分図解的に描かれている。この装 置は、ゼロックス（Ｘｅｒｏｘ　登録商標）９７００レーザプリンタ等のイメー ジ要素８２を有するプリンタ８０を備えており、上記イメージ要素は回転し、こ のイメージ要素の下方を通過するシート８６上にテキスト（書類）８４の形態の トナーを定置する。上述のように、イメージ要素８２は連続的に回転し、要素８ ２上のテキスト８４かシートの先端と円周方向において整合して位置した時に、 シートは、「待機ステーション」８８によってイメージ要素を通過する。この例 の待機ステーション８８は、一対のピンチローラ９０であって、これらローラは 、イメージ要素テキストがシートの位置に適正に同期するまで、シート８６を保 持する。次にシート８６は、待機ステーションのローラ９０によって、プリンタ の供給テーブル９２に沿って下流側へ進められ、これによりシートは適正な時間 に′イメージ要素のテキスト搬送部分に接近する。このようにして、テキストは シートの適宜な部分の上に正確に固定される。シートが待機ステーション８８か らイメージ要素８２を通過した後には、待機ステーション８８は自由となって他 のシートを受け入れることかでき、待機ステーションは、イメージ要素が再び回 転して次のシートがイメージ要素８２に接触するために動き始める適正な位置に 来るまで、上記他のシートを保持する。

通常は図１に示すように、シートはスタックから繰り出され、このスタックは、 この実施例においては、プリンタ８０の中に形成された上方へ動くベース９４上 に支持されている。この実施例においては、繰り出し装置自身は、プリンタの供 給テーブルの端部の上方に突出するエラストマ材料製のホイール９６を備えてい る。通常のスタック供給操作においては、シートが繰り出しホイール９６により 取り除かれると、シートはベース９４によりプリンタの供給テーブル９２の高さ まで上方に移動され、これによりスタックの一番上のシートは繰り出しホイール ９６に接触した状態に維持される。繰り出しホイール９６は、前のシートが下流 側に移動して待機ステーション８８が空になりかつ上記前のシートがイメージ要 素８２を通過してしまってから間も無くして、回転するように命令を受けシート を待機ステーション８８に送る。従って、待機ステーション８８は、適宜な時間 にイメージ要素８２に供給するために繰り出された控えのシートを常にもつこと になる。

しかしながら、上述のようにスタック供給だけを用いるプリンタは、かなり頻繁 に再充填する必要がある。そうではなく、一体のスタックフィーダよりもはるか に大きな紙供給源から、待機ステーションへシートを連続的にかつ直接的に供給 するのか望ましい。この実施例においては、連続的なウェブのロール９８から成 る供給源が用いられている。そのような供給源は、一般のプリンタ貯蔵スタック に較べて何倍もの数のシートを保有することができる。

この実施例によれば、ロール供給源９８からシートを供給するためにユニット組 合せ式の装置か用いられる。従って、この装置の各々別個のユニットは、プリン タの作動要素あるいは動作プログラムを実質的に変更することな（、プリンタ８ ０へ取り付けたり、またこのプリンタから取り外したり、更には互いに取り付け ることができる。移動自在とするために、ローラあるいはホイール９９か設けら れている。特に、移動用ホイールを有する本発明のユニット組合せ式のシートフ ィーダ１００は、プリンタ８０の前にあるスタックフィードの接近ポート１０２ の中に装着される。シートフィーダ１００にはテーブル１０４が形成されており 、このテーブルは、プリンタの供給テーブル９２に整合しかつこの供給テーブル と同一の高さにあり、更に繰り出しホイール９６のすぐ下方に延在する下流側の 端部１０６を有している。従って、シートはシートフィーダのテーブル１０４か らプリンタの供給テーブル９２まで障害なく通過することができる。シートフィ ーダ１００は、シートフィーダユニット１００をプリンタ８０に整合受胎に維持 する助けとなるガイド突起部１０８あるいは同様な係止要素を備えることができ る。

この実施例においては、プリンタ８０は、伸長した駆動ベルト１１０と、アイド ラーローラ１１２とを備えるように変形されており、これらは、繰り出しホイー ルに回転可能に接続されており、更にフィーダ１００のテーブル１０４の上方で これに重なっている。フィーダのテーブル１０４は、スタックのベース９４の領 域において上方にあり、これにより該テーブルはスタックのベース９４を効果的 にバイパス（架橋）すると共に、シートの水平な流れが一度に一枚ずつ、繰り出 しアセンブリ９６．１１０．１１２及び待機ステーション８８ヘプリンタのハウ シングの通常の区画の外側へ直接移動するのを可能としている。この実施例にお ける通常のプリンタの機能に対する基本的かつ実質的な変更は、繰り出しホイー ル９６を延長したことであり、この延長は、ベルト１１０及びアイドルローラ１ １２を含む簡単に取り付は及び取り外し可能な要素により達成することができる 。

シートフィーダ１００自身は、シートを、これらシートが供給される際に、適宜 に横方向に整合させて維持する可動の側縁部ガイド１１４を備える。この実施例 においてはシートフィーダは更に、シートをテーブル１０４に軽く押し付けて平 坦に維持するためのバネ負荷された一対の平片１１６を備えている。

シートフィーダ１００の作用は、駆動ベルトすなわちコンベアベルト１１８によ り実行され、この駆動ベルトは、テーブル１０４の表面に向けて幾分押し付けら れた状態で配設され、これにより必要に応じてシート１２０に接触してこれらシ ートをシートフィーダの上流側すなわち入力端１２２から繰り出し装置へと搬送 する。ベルト１１８を、供給方向に対して若干傾斜させ、これによりシートを縁 部ガイド１１４に正確に押し付けることかできる。シートを下流側に搬送するベ ルト１１８の正確な駆動は、例えば、ステップモータあるいはサーボモータ又は ラチェｙトクランチを用いて実行することができる。この過程は以下に更に説明 する。

シートは、連続的なウェブ１２６をロール供給／送り出しユニット１２８から引 き出すカッタ／フィーダ装置１２４により、フィーダ１００の上流側の入力端１ ２２において形成される。ロール供給／繰り出しユニット１２８自身は、ウェブ の一定寸法のループ部１３０により、カッタ／フィーダの需要に応じてウェブを 提供する。このループ部１３０は、ループ検知器１３２により一定の寸法に維持 され、上記ループ検知器は、カッタ／フィーダ１２４がウェブ１２６を引っ張る ことによってループ部が小さくなると、ロール供給ユニット１２８を駆動する信 号を送る。必要に応じてウェブを提供するそのようなロール供給ユニットの１つ は、米国特許第４，８９３．７６３号の本件出願人のロールサポート及び供給＠ 百である。

連続的なウェブ１２６は、このウェブ１２６の先端１３６を下流側に偏倚してカ ッタ１３８を通過させる一対の駆動ローラ１３４あるいはこれと同等のコンベア （ピンフィード型のコンベア等の）によって特に、ロール供給ユニットのループ 部１３０から引っ張られる。偏倚の正確な距離は、選択されるシートのサイズに 依存する。一般に、カッタ／フィーダ１２４は、プログラムされたシートの長さ に等しいウェブの長さを計量する。この計量された長さの後端（下流側の端部） は、力７夕１３８のブレード１４０の下方にあり、またその先端１３６はシート フィーダ１００のテーブル１０４の上に配設されている。

この装置のユニット組合せ式のかつ独立した機能は、プリンタによるいがなる直 接的な制御とも別個に、この装置を作動させる各々の要素を相互に接続する別個 の制御ロジック回路１４２を用いて、プリンタ８ｏとは独立して各々のシートフ ィーダ１００及びカッタ／フィーダ１２４を制御することに基づくものである。

制御は基本的にはテーブル１０４に装着される少なくとも１つの検知器１４４に 基づいて行われ、ｋ記検知器は、イメージ要素８２及び待機ステーション８８に 対するソートの相対的な状態を検出し、これにより装置に指示を与える。この検 出は、プリンタの作動機能に直接影響を与えることなく生ずることを圧記する。

制御ロジック回路１４２に基づく本装置の機能か図６乃至図９に更に示されてい る。

図６乃至図９の装置の作用か種々の状態で示されている。これら図面は、供給の 初期化が既に行われている進行中の行程を示している。矢印は、種々の要素の作 用及びそのような作用のタイミングを示している。

図６は、待機ステーション８８のローラ９０によって下流側に運ばれてイメージ 要素８２に接触しているシートＡを示している。イメージ要素８２は、２つの点 １４６．１４８の間でその円周方向に沿ってテキスト８４を保持している。この 実施例においては、イメージ要素８２は、印刷を継続するように指示されている 限り、供給行程を通じて一定の速度で動く。シートＡの後端（上流側の端部）は 、繰り出しローラ及びこれに取り付けられたベルト並びにアイドルローラの下を 通過する。繰り出しローラは通常、一方向クラッチを備えており、これにより、 待機ステーションのローラがシートを急速に駆動し始めた時に、一般にゆっくり と動く繰り出しローラによって同等抵抗力を受けることかないことを注記する。

第２のシートＢが、シートフィーダの駆動ベルト１１８で静止状態にあるシート Ａの上流側に位置している。このシートは、シートＡがイメージ要素８２に完全 に供給されるのを待っている。シートＣも、シートフィーダのテーブル１０４の 入力側１２２付近でこのテーブル上に位！している。このシートＣは静止してい て、その一部はカッタ／フィーダ１２４の中にあり、また別の一部はシートフィ ーダの中にある。このシートＣは、カッタ／フィーダ１２４の上流側に延在する 連続するウェブＤおよびＥから切断されろ過程にある。入力ウェブＤおよびＥの 残りの部分は同様に、シートＡが、待機ステーション８８によりイメージ要素８ ２の中へ搬送されている間は静止している。

この例においてはシートフィーダのテーブル１０４の下流側の端部１０６の後方 に位置している検知器１４４が、イメージ要素８２へ入るシートＡの動きを検出 する。動いているシートが存在する結果、検知器は、図５の制御ロジック１４２ に「移動中」の信号を送る。制御ロジック１４２は従って、カッタ１．３８に信 号を送り、人力シートＣを連続するウェブの残りの部分りおよびＥから直ちに切 り離す。従ってシートＣは、ウェブから完全に分離され、適宜な時間に駆動ベル ト１１８の上流側の端部により引っ張られる準備ができる。

シートＡの移動に続く上流側に配設された各々のシートのその後の動きは、図７ に示すように実行される。シートＡがシートフィーダのテーブル１０４を越え、 またイメージ要素８２及び待機ステーション８８を十分に通過すると、この実施 例の検知器１４４がシートの不存在の状態を検知する。この不存在は、「消失」 信号に変換されて制御ロジック１４２に送られる。制御ロジック１４２は、「消 失」信号に応答して、カッタ／フィーダ１２４及びシートフィーダの駆動ベルト １１８に信号を送り、シートＢを繰り出しベルトアセンブリ９６．１１０．１１ ２に移動させるに十分な距離だけ、またこれと同時に以前にシートＢが占めてい た繰り出しアセンブリのすぐ上流側の位置へシートＣを移動させるに十分な距離 だけ、上記駆動ベルトを動かす。同様に、カッタ／フィーダ１２４のローラ１３ ４は、連続するウェブＤおよびＥの先端（下流側の端部）をシートフィーダに供 給する。

シートの再位置決め（その過程か図７に示されている）が完了した状態を図８に 示す。シートＢは今、その先端を僅かに（約２５．４ｍｍ：１インチ）下流側に 突出させた状態で待機ステーションのローラ９０の中に位置しており、またシー トＣは、ベルト１１８の位置にあって繰り出しアセンブリ９６．１１０，１１２ に供給される準備かできており、シートＤは今、その下流側の先端の一部をフィ ーダ駆動ベルトの下側に位置させ、またその切断されていない上流側の後端をカ ッタの後方に位置させた状態にある。この時点において、シートＤは依然として カッタ／フィーダの中の連続的なウェブＥの一部である。他の全ての要素は静止 しているか、イメージ要素は、次のシートＢといまだ同期されていない円周方向 のテキストイメージ８４と共に回転し続けている。イメージ８４が駆動されるシ ートＢかイメージ８４に同期して接触するような適正な位置まで回転した時たけ 、プリンタは再び信号を送って待機ステーションのローラ９０を駆動させる。シ ートＡは完了しているので、このシートはプリンタの供給テーブル９２を出た状 態で示されている。

図８に示す装置の状態において、本発明の装置の各々のユニットは静止した状態 にあって、イメージ要素８２か適正に整合されるのを待っている。そのような時 間まで、待機ステーシゴンのローラ９０は、シートＢを静止した供給されない状 態に保持する。待機ステーションのローラ９０は、動作がイメージ要素８２の位 置に直接依存し、またプリンタ機構の一体的な部分であることを注記する。従っ て、シートＢの動きは今、待機ステーションの動きに依存しているので、シート はこの状態では静止している。また、検知器１４４か、動いていないシートの存 在を検出する。結局検知器は、中立のすなわち「待機」の状態を信号でおくり、 この状態においては、ロジック制＠１４２（ＥＺ５）は、各々のシートフィーダ のヘルド１１８及びカッタ／フィーダユニット１２４を前進させもせずまたシー トの切断も行わせない。

イメージ要素８２か、テキストを印刷するのに適正な整合点に位置すると、次に プリンタか待機ステーションのローラ９０に信号を送り、図９に示すようにシー ｌ−Ｂの駆動を開始させる。また、検知器１４４は今再び、「移動中」状態を制 御ロジック１４２に信号で送り、該制御ロジックかカッタ１３８を指示してこの シートＤを、以前に位置していた連続的なウェブＥの下流側の端部から切断する 。

また、シー　トＢか検知器１４４を出た後には、「消失」状態が信号で知らされ 、この信号によりロジック１４２か装置に指令を与えてシートＣ，ＤおよびＥを 下流側に送る。このサイクルは、プリンタのイメージ要素８２か印刷操作を停止 する指示を受けるまで継続される。この時点において、最終的に供給されたシー トは、次の印刷の指示によりイメージ要素８２か再始動するまで、待機ステーシ ョン８８において準備状態に留まっていることができる。

カッタ／フィーダ１２４及び駆動ヘルド１１８の要素は一般に、必要とされる速 さであるいは必要とされる速さよりも速くシートが繰り出し装置へ確実に供給さ れるように十分速く作動する。そうでなければ、プリンタは、紙詰まりあるいは 紙切れの状態を信号で送り操作を停止することになる。

１つのシートフィーダ駆動ベルトをこの実施例に従って図示したか、特異な本発 明に従って、２又はそれ以上の協調して作動する駆動要素を用いることができる ことを注記しておく。同様に、シートフィーダは、カッタ１３８と繰り出しアセ ンブリ９６．１１０．１１２との間に、そのテーブルに沿って何時でも２又はそ れ以上のシートを担持することができる。シートかイメージ要素へ入る毎に、テ ーブルの上にある複数のシートの各々が下流側へ１つずつ前進し、一定の数のシ ートかどのような時間においてもテーブル上に常に残る。同様に、１よりも多い 検知器を用いることもできる。検知器は、シートフィーダのテーブルに沿って互 いに隔室することかできる。検知器の各々は、シートの存在あるいは不存在を検 出し、より上流側のものは、シートの不存在の際に進行状態を信号で送り、より 下流側のものは、シートの不存在の際に消失状態を信号で送る。本発明によれば 、検知器は、赤外線、超音波あるいは電子機械的な機構に基づいて機能すること かできる。本発明の実施例の装置は一般に、シートを引っ張ることにより、イメ ージ要素及び待機ステージシンの電流動作状態を検知し、また供給された各シー トの位置を決定し、これにより、上流側のシートを適正に形成しかつこのシート を適正な時間にプリンタに進行させるものでなければならない。

上記記載は、好ましい実施例を単に詳細に説明したものであることを理解しなけ ればならない。本発明の精神あるいは範囲から逸脱することなく、種々の変更を 加えることができることは、当業者には明らかであろう。上記記載は単なる例示 であって、好ましい実施例を単に説明したものであり、本発明の範囲を制限する 意図はない。

Ｆｉｇ、４ 要約 紙シートへ転写される複数のイメージをその上に有する移動するイメージ搬送要 素と、イメージ搬送要素へ紙を送るタイミングを制御するための待機ステーショ ンとを有する印刷装置へシートを直接供給するための独自の装置及び方法は、供 給源からプリンタのスタック繰り出し装置へシートを送り、これによりシートの スタックをバイパスしてそのスタックを必要としない供給テーブルを備える。待 機ステーションによりイメージ転写要素へ各シートか移動すると、供給テーブル の人口側にある連続的なウェブのロールからシートを切断する信号が送られる。

シートがイメージ転写要素の中へ移動してしまうと、検知器におけるシートの不 存在により、供給テーブルによってカットシートをスタック繰り出し装置へ送る 信号が出る。同時に、ウェブの供給源から他のシートを表すウェブの端部か切断 ユニットへ送られる。このシートは、待機ステーションに現在あるシートがイメ ージ転写要素へ入る運動を開始した時に切断される。

国際調査報告

Claims (16)

【特許請求の範囲】
1. １．通常は重積されたシートだけを供給されるようになされたプリンタあるいは 複写機のポートに紙を直接供給するための装置において、シートを下流側の方向 へ案内し、これにより、通常はシートのスタックから一度に一枚ずつシートを取 り出して該シートをイメージ転写要素へ供給するための待機ステーション手段の 中に定置する通常のスタック繰り出し装置へシートを案内するテーブルを有する 、プリンタのスタック供給貯蔵ユニットをバイパスさせる手段と、 前記テーブル上のシートが前記スタック操り出し装置を通って前記イメージ転写 要素へ入る運動を検知する検知手段と、前記スタック繰り出し装置の後方にシー トがない状態を検出する検出手段と、前記検出手段においてシートが存在しない ことに応答して前記テーブルに対してシートを駆動するための手段と、 前記検出手段及び前記検知手段の少なくとも一方に応答して前記テーブルの上流 側のシートを前記シートを駆動する手段へ供給する手段とを備えて成る装置。
2. ２．請求項１の装置において、連続的なウエブを供給するための手段を更に備え 、該手段が、連続的なウエブからシートを切断する手段を有することを特徴とす る装置。
3. ３．請求項２の装置において、前記シートを供給する手段が、ロール支持体及び 駆動手段を有することを特徴とする装置。
4. ４．請求項３の装置において、前記シートを供給する手段が、前記検知手段によ りシートが動いている信号が送られることに応答して、シートを切断するカッタ 手段を有することを特徴とする装置。
5. ５．請求項４の装置において、前記カッタ手段は、前記カッタ手段が前記ウエブ の反対側の端部を切断して該ウエブからシートを形成することを可能とする距離 だけ、前記連続的なウエブの先端を前記テーブル上で移動させるフィーダ手段を 有することを特徴とする装置。
6. ６．請求項５の装置において、前記駆動手段が、コンベアベルト手段を有するこ とを特徴とする装置。
7. ７．請求項６の装置において、前記テーブルが、該テーブルと前記プリンタとの 間に介挿される関係に維持する手段を有することを特徴とする装置。
8. ８．請求項７の装置において、前記テーブルを、前記プリンタに向けて及び該プ リンタから離れる方向に移動させる手段を更に備えることを特徴とする装置。
9. ９．請求項８の装置において、前記シートフィーダは、前記縁り出し装置に相互 に接続されかつ前記テーブルに向かって伸びて、シートを前記テーブル上の更に 上流側の位置から前記プリンタに引き込むことを可能とする、伸長ローラ及びベ ルト手段を備えることを特徴とする装置。
10. １０．通常は重積されたシートだけを供給されるようになされたポートを有する 印刷装置に直接紙を供給するための方法であって、通常は、イメージ転写要素の 待機ステーションへシートを前進させるスタックシート繰り出し装置の後方側に 供給テーブルを設け、シートが前記テーブルの上流側から下流側の方向に前記テ ーブルに沿って連続的に前記繰り出し装置へ移送されるように前記テーブルを位 置決めする段階と、前記シートが前記プリンタのイメージ転写要素の中へ入る運 動を検知する段階と、 前記シートがイメージ転写要素の中へ入った後に前記繰り出し装置の後方側にシ ートが存在しないことを検出する段階と、シートが前記イメージ転写要素の中へ 入った後に、シートが存在しないことが検出されるのに応答して、シートを前記 テーブルの上流側から前記繰り出し装置へ送る段階と、 シートの連動の前記検知及びシートの不存在の検出の少なくとも一方に応答して 、シートを前記テーブルの上流側へ入れる段階とを備えて成る方法。
11. １１．請求項１０の方法において、前記シートを入れる段階が、連続的なウエブ の供給源の端部を前記テーブル上に案内し、該ウエブからシートを切断する段階 を備えることを特徴とする方法。
12. １２．請求項１１の方法において、前記案内する段階が、シートの不存在を検出 する段階に応答して生ずることを特徴とする方法。
13. １３．請求項１２の方法において、前記切断する段階が、シートの運動を検知す る前記段階に応答して生ずることを特徴とする方法。
14. １４．請求項１３の方法において、前記検知段階及び前記検出段階の各々が、前 記テーブル上の同一の点において実行されることを特徴とする方法。
15. １５．請求項１４の方法において、前記シートを入れる段階が、連続的なウエブ のロールから連続的なウエブの供給源を移送する段階を含むことを特徴とする方 法。
16. １６．通常は重積されたシートだけを供給されるようになされたプリンタのポー トに連続的なウエブのロールからシートを直接供給するための装置において、通 常はスタックからイメージ要素及びイメージ要素待機ステーションへシートを供 給するようになされたプリンタのスタック繰り出し装置の上流側から伸長するテ ーブル手段と、 連続的なウエブを下流側の方向へ導くためのロール支持手段と、連続的なウエブ を前記ロール支持手段から前記テーブル手段へ動かし、また前記シートが前記テ ーブル上に連続して定置されると前記連続的なウエブの端部から所定のサイズの シートを切断するためのカッタ／フィーダ手段と、前記テーブル手段の上流側か ら前記綴り出し装置へ前記テーブル手段に沿ってシートを送るコンベア手段と、 各々の前記シートが前記繰り出し装置を通ってイメージ転写要素へ入る連動に応 答して、前記切断する手段を作動させる手段と、シートが前記繰り出し装置を出 て前記イメージ転写要素へ入る運動が完了したことに応答して、前記連続的なウ エブを送る手段及び前記コンベア手段の各々を作動させる手段とを備えて成る装 置。