JPH09109491A - 出力装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 用紙に高速印刷でき、かつ後処理が不要な低
価格出力装置を提供する。 【解決手段】 印刷対象のカット用紙等の印刷用紙１５
を蓄えておくための２個のホッパ１−１，１−２と、二
つのホッパ１−１，１−２より未印刷の印刷用紙１５を
２枚同時に給紙して搬送する用紙供給手段としての給紙
ローラ６と、給紙された印刷用紙１５に２枚同時に印刷
を行う印刷機構３と、印刷された印刷用紙１５を２枚同
時に搬送し排出するための用紙排出手段としての排出ロ
ーラ７と、２枚同時に排出された印刷用紙１５を各々溜
め込むための２個のスタッカ４−１，４−２とを有する
出力装置である。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、出力装置に関し、
特に、外部から入力される情報に基づいて印刷情報を生
成して用紙に印刷する出力装置に適用して有効な技術に
関するものである。

【０００２】

【従来の技術】情報を印刷して出力する出力装置とし
て、プリンタや複写機が知られている。これらプリンタ
や複写機は、カット用紙を１枚ずつ給紙し、印刷し、排
出しているものである。その印刷速度は、１分間に数枚
から２００枚程度のものまで各種製品化されているが、
近年の情報量の増加、敏速な処理の要請から、印刷速度
のさらなる向上が望まれている。しかし、２００枚を超
える超高速の印刷出力装置は、現状、可動部分の機械的
耐久性、感光体の感度等の技術的問題点を有し、その実
現は困難である。

【０００３】一方、連続紙プリンタでは、用紙幅が１８
インチのものまで印刷できるプリンタが製品化されるよ
うになっている。このプリンタを用いた印刷機構は、１
８インチ用紙をＡ４縦サイズ２枚分として同時に印刷
し、この用紙を排出した後、後処理機にて切断して２枚
のＡ４のカット用紙にするといった運用形態がある。こ
のような印刷機構では、Ａ４サイズ相当を２枚分同時に
印刷できるようになり、高速化が図られることとなる。

【０００４】また、高速に印刷する方法として、印刷装
置を複数台並べて同時に印刷し、これにより印刷速度の
高速化を図ることも考えられる。

【０００５】なお、各種プリンタの基本構成、動作原理
等について記載している例としては、たとえば、平成１
年５月３０日、株式会社オーム社発行、「情報処理ハン
ドブック」ｐ２９５〜ｐ２９８がある。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】前記した１８インチ幅
の用紙を用いて印刷後にＡ４縦サイズに切断する印刷機
構では、用紙を切断するための後処理機が必要となり、
設置床面積の増大、機械構造の複雑化、コスト高等の問
題がある。

【０００７】また、複数台を並べて同時に印刷する並列
印刷システムでは、複数台の印刷装置を使用するため、
高価となり、各装置間のタイミングを調節する特別な機
構を必要とすることによる装置の複雑化という欠点があ
る。

【０００８】本発明の目的は、低価格で高速に印刷する
ことができる出力装置を提供することにある。

【０００９】本発明の他の目的は、後処理機を必要とせ
ず、カット紙に印刷することができる出力装置を提供す
ることにある。

【００１０】本発明のさらに他の目的は、給紙する印刷
用紙切れに容易に対処し、オペレータの負担を軽くする
出力装置を提供することにある。

【００１１】本発明のさらに他の目的は、印刷ずれの生
じない高品質な印刷が可能な出力装置を提供することに
ある。

【００１２】

【課題を解決するための手段】本発明の出力装置は、印
刷用紙を蓄える複数のホッパと、この複数のホッパから
任意の複数のホッパを選択してそこから供給される複数
の印刷用紙を並列に搬送する用紙供給手段と、供給され
た複数の印刷用紙に、各々の印刷用紙に応じた印刷情報
を並列に印刷する印刷機構と、複数の印刷用紙を並列に
搬送して排出する用紙排出手段と、排出された前記複数
の印刷用紙を蓄積する一以上のスタッカと、を含むもの
である。

【００１３】このような構成の出力装置によれば、給
紙、印刷、排紙の各機構において複数枚のカット紙を並
列に処理することが可能であるため、１回の給紙、印
刷、排紙動作で、複数枚のカット用紙を同時に印刷して
出力することができ、出力装置の印刷速度を高速化する
ことができる。また、給紙、印刷、排紙動作を並列に動
作させることにより、連続的に印刷することができる。
さらに、あらかじめ規格化されたサイズのカット紙に印
刷することにより、印刷後の用紙サイズの体裁を整える
ための後処理機を必要としない出力装置とすることがで
きる。

【００１４】ここで、並列に給紙、印刷、排紙すると
は、各機構で処理を行う複数のカット紙の各カット紙に
ついての処理の開始のタイミングを一致させる同時処理
の場合の他に、処理される複数のカット紙の各カット紙
の処理の開始のタイミングが不一致の場合も含むことを
いう。すなわち、並列に処理される複数のカット紙のう
ちの一のカット紙について処理が開始されたとき、それ
以外のカット紙の処理は未だ開始されておらず、前記一
のカット紙の処理の開始から終了までの間にそれ以外の
カット紙の処理が開始される場合を例示することができ
る。

【００１５】また、前記ホッパには、印刷用紙切れもし
くは印刷用紙が近い将来に切れることを検出する手段を
備えることができる。このような検出手段を備えること
により、出力装置のオペレータは、前記検出された情報
に基づいて印刷用紙を補給することができ、印刷用紙切
れによる印刷動作の中断を回避することが可能である。

【００１６】また、前記用紙供給手段には、複数の印刷
用紙に対応したその印刷用紙の先端検出手段を備えるこ
とができる。このような印刷用紙の先端検出手段を備え
ることにより、同時に供給される複数の印刷用紙の各印
刷用紙間にタイミングのずれが存在しても、次段の印刷
機構において、各印刷用紙が供給されるタイミングに同
期して印刷を開始することができる。

【００１７】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。

【００１８】（実施の形態１）図１（ａ）は本発明の実
施の形態の一例であるレーザプリンタの主要部を示す平
面図であり、図１（ｂ）は図１（ａ）に示すレーザプリ
ンタの主要部を示す側面図である。

【００１９】本実施の形態の出力装置は、第１のホッパ
１−１および第２のホッパ１−２、印刷機構３、第１の
スタッカ４−１および第２のスタッカ４−２から構成さ
れ、印刷機構３には、用紙供給手段である給紙ローラ
６、用紙排出手段である排出ローラ７が内蔵されてい
る。印刷機構の中心部分は、感光体ドラム８およびその
周辺に配置される帯電チャージャ９、光学ユニット１
０、現像ユニット１１、転写ユニット１２、クリーナユ
ニット１３および定着ユニット１４から構成される。ホ
ッパ１−１，１−２には印刷用紙１５がため込まれてい
て、その印刷用紙１５の残り枚数が所定枚数以下になる
と警告を発するための検出器（図示せず）が内蔵されて
いる。

【００２０】次に、本実施の形態の出力装置の動作につ
いて説明する。

【００２１】外部からの印刷データが２ページ分揃う
と、ホッパ１−１およびホッパ１−２から印刷用紙１５
をそれぞれ給紙ローラ６に給紙する。印刷データに基づ
いて、光学ユニット１０よりレーザー光を、一定速度で
回転する感光体ドラム８に照射し、２ページ分まとめて
露光する。なお、感光体ドラム８の表面は、前記露光の
前にあらかじめ帯電チャージャ９により電荷が与えら
れ、所定の電位に帯電している。

【００２２】感光体ドラム８の回転に従い、その感光体
ドラム８の表面の露光により潜像が形成された部分が現
像ユニット１１に到達すると、現像ユニット１１により
前記潜像に対応してトナーが感光体ドラム８の表面に付
着される。

【００２３】感光体ドラム８をさらに回転させ、転写ユ
ニット１２により、給紙ローラ６から搬送された２枚の
印刷用紙１５に前記トナーを同時に転写する。このと
き、印刷用紙１５の所定の位置に前記トナーが転写され
るように印刷用紙１５の搬送と前記感光体ドラム８の回
転とを同期させる。

【００２４】前記転写後の感光体ドラム８の表面に残存
したトナーは、クリーナユニット１３により感光体ドラ
ム８の表面から取り除かれ、感光体ドラム８の表面は、
必要に応じて除電プロセスを経て、次の印刷サイクルに
供することができる状態となる。

【００２５】一方、トナーが転写された印刷用紙１５
は、定着ユニット１４に搬送され、前記トナーを、熱に
よる溶融とローラ圧着により、２枚の印刷用紙１５に完
全に定着する。トナーが定着された前記の２枚の印刷用
紙１５は、用紙排出手段である排出ローラ７により同時
に搬送され、スタッカ４−１およびスタッカ４−２に蓄
積される。上記した本実施の形態の出力装置の場合は、
第１のホッパ１−１から供給された印刷用紙１５は第１
のスタッカ４−１に、第２のホッパ１−２から供給され
た印刷用紙１５は第２のスタッカ４−２に各々排出され
る。

【００２６】なお、印刷用紙１５の搬送制御や光学ユニ
ット１０におけるレーザビーム送出制御等のプリンタ制
御方法等については、一般的な公知技術を用いることが
できる。

【００２７】このような出力装置によると、同時に２枚
の印刷用紙１５を処理するため、従来の２倍の高速印刷
を実現することが可能となる。このとき、ホッパおよび
スタッカに関しては同時に処理する印刷用紙の枚数に応
じて各２個の部材を必要とするが、本実施の形態の出力
装置では、印刷機構３は印刷用紙の枚数に関わりなく単
一の部材で構成されるため、装置の製造コストおよびラ
ンニングコストを低く抑えることが可能である。

【００２８】また、本実施の形態の出力装置では、あら
かじめ規格化されたカット紙を用いるため、切断等の煩
雑な後処理機を必要としないという効果も有する。

【００２９】（実施の形態２）図２（ａ）は本発明の他
の実施の形態の一例であるレーザプリンタの主要部を示
す平面図であり、図２（ｂ）は図２（ａ）に示すレーザ
プリンタの主要部を示す側面図である。

【００３０】本実施の形態２の出力装置における印刷機
構３、その細部およびスタッカ４−１，４−２にいては
実施の形態１と同様であるため説明を省略し、ここで
は、ホッパおよび用紙供給手段を中心に説明する。

【００３１】本実施の形態２の出力装置は、４つのホッ
パ１−１ａ，１−１ｂ，１−２ａ，１−２ｂと、その４
つのホッパから２枚の印刷用紙１５を選択して印刷機構
３に搬送する用紙セレクタ１６を有する。用紙セレクタ
１６は、ホッパ１−１ａからの印刷用紙１５を搬送する
搬送ローラ１７−１ａ、ホッパ１−１ａの下部に設置さ
れるホッパ１−１ｂからの印刷用紙１５を搬送する搬送
ローラ１７−１ｂ、ホッパ１−２ａからの印刷用紙１５
を搬送する搬送ローラ１７−２ａ、ホッパ１−２ａの下
部に設置されるホッパ１−２ｂからの印刷用紙１５を搬
送する搬送ローラ１７−２ｂを含む。

【００３２】２枚の印刷用紙１５のうち一枚は、ホッパ
１−１ａもしくはホッパ１−１ｂから供給され、何れの
ホッパから供給するかは、ホッパ１−１ａおよびホッパ
１−１ｂに内蔵された印刷用紙１５の残枚数検出器（図
示せず）により印刷用紙１５の存在を検出して決定す
る。たとえば、ホッパ１−１ａより搬送ローラ１７−１
ａを駆動して供給していた印刷用紙１５の残枚数が０枚
になったとき、搬送ローラ１７−１ａの駆動を停止して
代わりに搬送ローラ１７−１ｂを駆動し、印刷用紙１５
の供給をホッパ１−１ｂからの供給に切り換えることが
可能である。ホッパ１−２ａ，１−２ｂについても前記
と同様に選択することができる。

【００３３】前記の通りホッパ１−１ａもしくはホッパ
１−１ｂから、およびホッパ１−２ａもしくはホッパ１
−２ｂから用紙セレクタ１６により選択された各印刷用
紙１５は、同時に印刷機構３に給紙され、実施の形態１
に説明した動作に従って印刷が実行され、スタッカ４−
１およびスタッカ４−２に各々蓄積される。

【００３４】なお、本実施の形態２の出力装置の場合、
用紙セレクタ１６および給紙ローラ６により用紙供給手
段が構成される。

【００３５】このような本実施の形態２の出力装置によ
ると、実施の形態１に示した効果に加えて、以下の効果
を有する。すなわち、ホッパ内に蓄えられた印刷用紙１
５の用紙切れが生じても、速やかにバックアップ用の他
のホッパから印刷用紙１５の供給が開始され、前記用紙
切れによる出力装置全体の動作の停止が生じることがな
い。この効果は、本発明の出力装置のように超高速の印
刷速度を実現しようとする場合には特に有効である。

【００３６】（実施の形態３）図３は、本発明のさらに
他の実施の形態の一例であるレーザプリンタの主要部を
示す平面図である。ホッパ１−１ａ，１−２ａ、用紙セ
レクタ１６、印刷機構３、スタッカ４−１，４−２につ
いては実施の形態２と同様であるため説明は省略する。

【００３７】前記した実施の形態１および２では、同時
に給紙、印刷および排紙を行う印刷装置の例について説
明したが、本実施の形態３では、並列に処理する２枚の
印刷用紙１５の処理開始時間に一定のずれが存在する場
合の例について説明する。

【００３８】第１のホッパ１−１ａから供給される印刷
用紙１５は、印刷機構３内を搬送されるに従って、印刷
用紙１５−１ａ，１５−１ｂ，１５−１ｃの位置に移動
し、第１のスタッカ４−１に排出されて蓄積される。同
様に第２のホッパ１−２ａから供給される印刷用紙１５
は、印刷機構３内を搬送されるに従って、印刷用紙１５
−２ａ，１５−２ｂ，１５−２ｃの位置に移動し、第２
のスタッカ４−２に排出されて蓄積される。

【００３９】このとき、図３に示すように、印刷用紙１
５−１ａと印刷用紙１５−２ａの搬送方向に対する先端
部は一致せず、ずれが存在する。すなわち、ホッパ１−
１ａからスタッカ４−１への一連の搬送動作と、ホッパ
１−２ａからスタッカ４−２への一連の搬送動作とが同
期しない状態で出力装置が動作しているものである。

【００４０】このため、印刷機構３における印刷動作は
各印刷用紙に対応して独立にタイミングを調整する必要
がある。このため、本実施の形態３の出力装置では、用
紙セレクタ１６に印刷用紙１５の先端部を検出する検出
器（図示せず）を各々の搬送経路に設けると同時に、第
１の光学ユニット１０−１と第２の光学ユニット１０−
２を独立に設け、前記検出器の出力から印刷用紙１５が
感光体ドラム８に搬送されるまでの一定時間を考慮した
タイミングに同期して各光学ユニットを駆動するもので
ある。

【００４１】このような本実施の形態３の出力装置によ
ると、前記した実施の形態１および２に示した効果に加
えて、ホッパの紙切れ等により各印刷用紙１５の給紙の
タイミングがずれたときにも特別に同期をとるための一
時的な停止を行う必要がなく、総合的な高速印刷を実現
することができる、という効果を有する。

【００４２】また、何れかの搬送経路に紙詰まり、ジャ
ム等の障害が生じた場合であっても、他方の経路を駆動
することが可能な場合があり、このような場合には、総
合的な高速印刷を実現することができる。

【００４３】さらに、並列に処理する印刷用紙の枚数が
増えた場合には、それらすべての印刷用紙を同時に搬送
および印刷するための調整は難しいが、本実施の形態３
の出力装置の場合には、それらの調整を行う必要はな
く、印刷ずれ等の発生しない高品質な高速印刷を実現す
ることができる。

【００４４】（実施の形態４）図４は、本発明のさらに
他の実施の形態の一例であるレーザプリンタの主要部を
示す平面図である。

【００４５】本実施の形態４では、並列に印刷された複
数の印刷用紙を一つのスタッカに蓄積する例について説
明する。

【００４６】ホッパ１−１ａ〜１−４ａから、４枚の印
刷用紙１５を用紙セレクタ１６を介して印刷機構３に並
列に供給する。このとき、各印刷用紙１５の給紙にずれ
が発生しても、用紙セレクタ１６に内蔵された用紙端部
の検出器（図示せず）と光学ユニット１０−１〜１０−
４により印刷にずれが発生しないように同期をとること
は前記実施の形態３で説明したものと同様である。

【００４７】並列に印刷処理された４枚の印刷用紙は、
印刷機構３から排出され、用紙重ね合わせ装置１８に搬
送される。図４において印刷用紙１５−１ｃ〜１５−４
ｃはまさに用紙重ね合わせ装置１８に印刷用紙が搬送さ
れようとしているところを示したものである。

【００４８】用紙重ね合わせ装置１８は、用紙の搬送方
向への動きと、装置の中央方向への動きとを同時に行う
搬送ローラ１９ａ〜１９ｃで構成されている。この搬送
ローラ１９ａ〜１９ｃにより４枚の各印刷用紙は、スタ
ッカ４の方向へ移動し、図４に示す印刷用紙１５−１ｅ
〜１５−４ｅのように重ね合わせられ、スタッカ４に排
出される。重ね合わせの機構は、搬送ローラ１９ａ〜１
９ｃに段差を設けることにより実現できる。前記段差
は、印刷用紙１５−１ｅを最も低く、順に印刷用紙１５
−４ｅが高くなるようにすることができる。

【００４９】このような出力装置によれば、用紙重ね合
わせ装置１８を設けたことにより、一つのスタッカ４
に、並列に印刷された印刷用紙１５を順に収納すること
ができる。

【００５０】以上、本発明者によってなされた発明を発
明の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を
逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでも
ない。

【００５１】たとえば、上記した実施の形態１〜４で
は、印刷機構３にレーザプリンタを適用した例について
説明したが、この印刷機構３を、インクジェットプリン
タ、ワイヤドットプリンタ、サーマルプリンタまたは複
写機等としてもよい。

【００５２】また、印刷用紙１５であるカット紙とし
て、普通紙の他に綴じ穴明け用紙、糊付け用紙、ミシン
目入り用紙、印刷済み用紙、又はこれらを組み合わせた
用紙を適用してもよい。

【００５３】

【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以
下のとおりである。

【００５４】（１）複数枚の印刷用紙を同時に処理する
ことにより、出力装置の印刷速度を高速化することが可
能となる。

【００５５】（２）カット紙を用いることにより、後処
理機を必要としない出力装置とすることができる。

【００５６】（３）印刷用紙の紙切れ検出器と複数のホ
ッパとを備えることにより、紙切れによって動作が停止
することのない出力装置とすることができ、同時にオペ
レータの負担を軽減することができる。

【００５７】（４）印刷用紙の端部検出器を備え、光学
ユニットの出力のタイミングを調整することにより、並
列に処理する印刷用紙間の搬送タイミングのずれに対応
することが可能となり、連続的な印刷動作が可能な出力
装置とすることができる。

【００５８】（５）用紙重ね合わせ機構を設けることに
より、並列に処理された印刷用紙を順に重ねて、単一の
スタッカに収納することが可能となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】（ａ）は本発明の実施の形態の一例であるレー
ザプリンタの主要部を示す平面図であり、（ｂ）は図１
（ａ）に示すレーザプリンタの主要部を示す側面図であ
る。

【図２】（ａ）は本発明の他の実施の形態の一例である
レーザプリンタの主要部を示す平面図であり、（ｂ）は
図２（ａ）に示すレーザプリンタの主要部を示す側面図
である。

【図３】本発明のさらに他の実施の形態の一例であるレ
ーザプリンタの主要部を示す平面図である。

【図４】本発明のさらに他の実施の形態の一例であるレ
ーザプリンタの主要部を示す平面図である。

【符号の説明】

１−１，１−２，１−１ａ，１−２ａ，１−１ｂ，１−
２ｂ，１−３ａ，１−４ａ…ホッパ、３…印刷機構、
４，４−１，４−２…スタッカ、６…給紙ローラ、７…
排出ローラ、８…感光体ドラム、９…帯電チャージャ、
１０，１０−１〜１０−４…光学ユニット、１１…現像
ユニット、１２…転写ユニット、１３…クリーナユニッ
ト、１４…定着ユニット、１５…印刷用紙、１６…用紙
セレクタ、１７…搬送ローラ、１８…用紙重ね合わせ装
置、１９ａ〜１９ｃ…搬送ローラ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 印刷情報が印刷される印刷用紙を蓄える
   複数のホッパと、 前記複数のホッパから任意の複数のホッパを選択し、選
   択された前記ホッパから供給される複数の印刷用紙を並
   列に搬送する用紙供給手段と、 前記用紙供給手段から供給された複数の前記印刷用紙の
   各々に、その印刷用紙に応じた印刷情報を並列に印刷す
   る印刷機構と、 前記印刷機構により印刷された複数の前記印刷用紙を並
   列に搬送して排出する用紙排出手段と、 排出された複数の前記印刷用紙を蓄積する一以上のスタ
   ッカと、を含むことを特徴とする出力装置。