JPH05500208A - カルシウム代謝異常による疾病用治療剤 - Google Patents

カルシウム代謝異常による疾病用治療剤

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
新規なメチレンビスホスホン酸誘導体 本発明は新規なメチレンビスホスホン酸誘導体、特に新規なハロゲン置換メチレ ンビスホスホン酸エステル酸及びエステル塩に関し、又これらの新規な化合物を 製造する方法及びこれらの新規な化合物を含有する医薬組成物に関するものであ る。 いくつかの報告がメチレンビスホスホン酸類、それらの塩類あるいはそれらのテ トラエステル類について開示しているが、しかし対応するハロゲン置換されたト リエステル、ジエステル及びモノエステル(部分エステル類)に関してはごくわ ずかの開示があるのみである。米国特許第4.478.763号(1984)は 、(モノ及びジフルオロメチレン)ビスホスホン酸の非対称的イソプロピルエス テルを製造する新規な方法を開示している。更に、フッ素置換された化合物を開 示している刊行物としては、J、Org、Chern、、第5】巻4788頁( 1986)、J、Am、Chem。 Soc、、5542頁(1987)、及びBiootg、Chem、、111頁 (198g)を挙げることができる。このように、本発明による新規な(ハロゲ ン化メチレン)ビスホスホン酸の部分エステル及びその塩に関しての特性や医薬 品としてのそれらの使用については、今日迄研究されていなかった。 本発明により、新規なメチレンビスホスホン酸の部分エステル及びそれらの塩が 、多くの場合、その優れた作用機構および有効性の故に、対応するビスホスホン 酸及びそれらの塩に比較してより好ましい特性を示し、しかも、生体代謝の調節 において錯体形成剤として関与する能力を維持することが発見された。 更に、本発明の化合物は、カルシウム及び他の金属、特に2価の金属、の代謝異 常の治療に非常に有効である。これらの化合物は、前孔症及びベージェット病の ような、特に骨形成異常および吸収異常に代表される骨格系疾病、及び、更に沈 着化や無機化状態ならびに骨形成異常のような軟骨組織における疾病の治療に用 いることができる。 新規なビスホスホン酸エステルおよび塩(ビスホスホン酸ト、bisphosp honiles)は、直接にあるいは間接的メカニズムを通して、組織に結合し て、組織中で活性のありそして又組織から脱離してくるカチオンのレベルを制御 するとともに体液中に遊離して存在するカチオンのレベルを調節する。従って、 これらの化合物は細胞の代謝、成長、破壊を調節することができる。この結果、 これらは、例えば、骨のガンやその転移、逸所性カルシウム沈着症、尿石症、慢 性間接リウマチ、骨感染症及び骨分解の治療に有効である。 (式中、R1,R2,R3及びR4はそれぞれ独立に炭素数1から22のアルキ ル基、炭素数2から22のアルケニル基、炭素数2から22のアルキニル基、炭 素数3から10のシクロアルキル基、炭素数3から10のシクロアルケニル基、 アリール基、アラルキル基、シリル基又は水素であり、R1゜R2,R3及びR 4の少くとも1つは水素であり、そしてRI。 R2,R3及びR4の少くとも1つは水素以外の基であり、Qlは水素、フッ素 、塩素、臭素又はヨウ素であり、Q2は塩素、臭素又はヨウ素である) で表わされ、その幾何異性体や光学活性異性体のような立体異性体を包含する新 規なメチレンビスホスホン酸誘導体、又は医薬として許容されるその塩に関する 。 炭素数1から22のアルキル基は直鎖状あるいは分枝状であり、好ましくは炭素 数1から7、更に好ましくは炭素数1から4の低級アルキル基であり、具体的に はメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、i−ブチル基 、S−ブチル基、t−ブチル基、あるいはペンチル基、ヘキシル基またはへブチ ル基であり、ここにおいてR1,R2、R3及びR4の好ましくは少なくとも2 つ、更に好ましくは少なくとも3つが水素であり、又は炭素数が8から22のア ルキル基の場合はR1,R2、R3及びR4の好ましくは少なくとも2つ、更に 好ましくは少なくとも3つが水素である。長鎖のアルキル基としては炭素数14 から18のits状又は分枝状アルキル基が好ましい。 炭素数2から22のアルケニル基は直鎖状であっても分枝状であってもよいが、 炭素数2から7の低級アルケニル基が好ましく、更に好ましくは炭素数が2から 4であり、具体的にはエチニル基、1−メチル−エチニル基、1−プロペニル基 、アリル基又はブテニル基、2−メチル−2−プロペニル基又はペンテニル基、 イソペンテニル基、3−メチル−2−ブテニル基、ヘキセニル基又はヘプテニル 基であり、ここにおいてR1,R2、R3及びR4のうちの好ましくは少なくと も2つ、更に好ましくは少なくとも3つが水素であり、あるいは炭素数8から2 2のアルケニル基である場合にはR1,R2、R3及びR4の好ましくは少なく とも2つ、更に好ましくは少なくとも3つが水素である。炭素数の多い高級アル ケニル基は好ましくは炭素数14から18の直鎖状あるいは分枝状のアルケニル 基である。該アルケニル基はE型でもZ型でもよく、また共役系ジェニルでも3 ,7−シメチルー2,6−オクタジエンのような非共役系ジェニルでもよく、ま たファルネシルのようなトリエニルでも、またボリエニルでもよい。 炭素数2から22のアルキニル基は直鎖状であっても分枝状であってもよいが、 炭素数2から7の低級アルキニル基が好ましく、炭素数2から4が更に好ましく 、具体的にはエチニル基、1−プロピニル基、プロパルギル基、ブチニル基又は ペンチニル基、ヘキシニル基又はヘプテニル基であり、その際R1、R2、R3 及びR4の好ましくは少なくとも2つ、更に好ましくは少なくとも3つが水素で あり、あるいは炭素数が8から22のアルキニル基の場合にはR1、R2、R3 及びR4の好ましくは少なくとも2つ、更に好ましくは少なくとも3つが水素で ある。高級アルキニル基としては直鎖状または分枝状の炭素数の14から18の アルキニル基が好ましい。 また共役系または非共役系のジー、トリー、又はポリイニル基及びアルキニル基 も範囲に含まれる。 シクロアルキル基とシクロアルケニル基は3から10の炭素を含むものであって 、それらは置換または非置換の特に単環性又は二環性であって、好ましくは、置 換基を有さないシクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロ ヘキシル基又はシクロヘプチル基又はビシクロ[3,2゜0]−又はビシクロ[ 2,2,1コヘブチル基、ビシクロ[4,2,0コー又はビシクロ[3,2,1 コオクチル基、またはビシクロ[3,3,11ノニル基、又は対応するスピロ系 炭化水素基であり、あるいは対応するシクロアルケニル基又は不飽和スピロ構造 の基であってもよい。また、アダマンチル基のような多環式のものでもよい。 シス型及びトランス型異性体の可能な置換基としては、例えば炭素数1から4の アルキル基や炭素数1から4のアルケニル基がある。 アリール基とは、フェニル基のような置換又は非置換の炭素環式芳香環、あるい は、ナフチル基、フェナンスリル基、インデニル基、インダニル基、テトラヒド ロナフチル基、ビフェニル基、ジー及びトリフェニルメチル基等のような多環式 、特に二環式の共役系又は架橋不飽和又は部分飽和環状系を意味する。 ア′ラルキル基は、次式: (式中、Aは炭素数1から4のアルキル基、炭素数1から4のアルコキシ基、ハ ロゲン又はニトロ基であり、qは0から3までの整数であり、nは0から6まで の整数であり、Bは炭素数1から6までの直鎖状又は分枝状アルキル基又は共役 系か非共役系の炭素数2から6のアルケニル基かアルキニル基である)で表わす ことができる。 シリル基(SiR3)において、Rは炭素数1から4の低級アルキル基、特にメ チル基、エチル基、イソプロピル基、ブチル基、t−ブチル基、又はフェニル基 あるいは上記のRが置換しているフェニル基であり、更に、シリル基としては、 低級アルキル基とフェニル基とが種々の組合わされた基、例えばジメチル t− ブチル基、メチルジイソプロピル基、ジメチル−と、ジエチルフェニル基、メチ ル t−ブチルフェニル基、ジイソプロピル−(2,6−シメチルフエニル)基 、ジメチル−(2,4,6−1−リイソブロピルフェニル)基を有するシリル基 も含まれる。 式1で表わされる化合物の塩は、医薬として許容される塩基との塩、例えば金属 塩、特に、リチウム、ナトリウム、カリウム塩のようなアルカリ金属塩、カルシ ウムやマグネシウム塩のようなアルカリ土類金属塩、銅、アルミニウムや亜鉛塩 又はアンモニア及び脂肪族、脂環式、芳香族の第一アミン、第三アミン、第三ア ミンとのアンモニウム塩、ならびに例えば第四級アンモニウムハライド塩、第四 級アンモニウム硫酸塩、第四級アンモニウム水酸化物塩のような第四級アンモニ ウム塩、またはエタノールアミン、ジェタノールアミン、トリエタノールアミン 、トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン、1−及び2−メチルならびに1. 1−.1.2−.2゜2−ジメチルアミノエタノール、N−モノ及びN、N−ジ アルキルアミノエタノール、N−(ヒドロキシメチル−及びヒドロキシエチル) ’−N、N−エタンジアミンのようなアミノアルコールとの塩および、アミノク ラウンエーテルやクリプテートとの塩ならびにアルミニウム、ピロリジニウム、 ピペリジニウム、ピペラジニウム、モルホリニウム、ピロリラム、イミダゾリウ ム、ピリジニウム、ピリミジニウム、キノリニウム等との塩である複素環式アン モニウム塩である。 式Iで表わされる化合物の好ましいものは、式1のモノエステル、ジエステル、 トリエステルであって、QlとQ2はいずれも塩素で、R1からR4は低級アル キル基、特にメチル基かエチル基であるものである。他の好ましいものは、式1 において、QlとQ2がいずれも塩素であり、R1からR4のうち1つ又は2つ の基が炭素数14から18のアルキル基か炭素数が14から18のアルケニル基 であるものである。 本発明の特に好ましい化合物は、(ジクロロメチレン、フルオロクロロメチレン 、ブロモクロロメチレン、又は・ジブロモメチレン)ビスホスホン酸のモノメチ ルエステルまたはモノエチルエステルである。 特に好ましい化合物は、(ジクロロメチレン)ビスホスホン酸のモノメチルエス テルまたはモノエチルエステルである。 本発明は式1で表わされる化合物の製造方法にも関する。 この製造方法の特徴は添付の請求の範囲に開示されている。 本発明の製造方法の一つの態様によれば、本発明の化合物は、式Iに対応するテ トラエステルの選択的加水分解により製造される R1,R4が水素ではなく、 QlとQ2が式1におけるのと同じ意味であるところのテトラエステル■を出発 物質として用い、スキーム1(こ示したように段階的に加水分解を行うことによ り、トリエステルIII、ジエステル[V及びVとモノエステルYlが得られる (反応は上の矢印に従って起こる)。 所望ならば、部分エステルIIIからV[またはその塩を抽出、分別結晶化、又 はクロマトグラフィーにより単離、精製することができる。更に所望ならば、遊 離酸を塩に、あるいは塩を遊離酸に変換することが可能である。 スキーム l II III IV V VI Vl+ 式IIで表わされるテトラエステルの加水分解は、酸や塩基の存在下での処理、 加熱分解、またある場合には水、アルコール、アミドまたは他の中性又は非中性 アルキル交換剤、シリル基交換剤やアリール基交換剤を用いて実施することがで きる。加水分解は好ましくは20〜150℃の温度範囲で、通常は約50℃から 混合物の沸点までの温度範囲で実施される。酸としては、好ましくは塩酸、硫酸 、リン酸のような通常の無機酸、トリフルオロエーテル硼素、四塩化チタン等の ルイス酸、およびシュウ酸、ギ酸、酢酸及び他のカルボン酸のような多くの有機 酸、メタンスルホン酸および例えばP−トルエンスルホン酸のような他のス゛ル ホン酸、トリクロロ酢酸、トリフルオロメタンスルホン酸等の塩素やフッ素によ り置換されたカルボン酸やスルホン酸、ならびにそれらの水溶液が用いられる。 塩基としては、好ましくは水酸化アルカリ、水酸化アンモニウム、アンモニアや それらの水溶液、ジエチルアミン、トリエチルアミン、ジイソプロピルアミン、 トリブチルアミン、アニリン、N−及びN、N−アルキル置換アニリンのような 第一、第二、第三アミン等の多くのアミン、ピリジン、モルホリン、ピペリジン 、ピペラジン等の複素環式アミン、及びN、N−ジメチルヒドラジンのようなヒ ドラジンを挙げることができる。 更に、アンバーライトのような固体状物質に固定された酸や塩基を、有機溶媒、 水及びこれらの混合溶媒の存在下または不存在下で用いることができる。 また更に、ナトリウムやリチウムのようなある種のアルカリ金属で処理するか、 または相間移動触媒(PTC)の存在下にヨウ化ナトリウム、臭化リチウム、塩 化アンモニウム又は臭化ナトリウムのような適当な無機塩で処理することにより 、エステル基をホスホン酸ナトリウム、ホスホン酸アンモニウムやホスホン酸リ チウムのような対応する塩に直接変換することができる。 加熱による切断反応は約100から400℃の温度で起きるが、しかし通常は2 50℃以下の温度で起きる。酸や酸水溶液、又は第4級アンモニウム塩のような 適切な触媒が存在すると、切断反応をより早くより低温で行うことが可能となる 。ベンジルやアリルのような幾つかの活性型置換基は、接触還元反応によるか又 は電気化学的に除去できる。 溶解性を改良したり、また反応中の反応温度を制御する目的で、低級アルコール 、安定なケトンやエステル、クロロホルム又は1.2−ジクロロエタンのような ハロゲン化アルキル、ジオキサン、ジメトキシエタン、ジグライムのようなエー テルに代表される不活性な有機溶媒を共溶媒として使用することができる。 式11で表わされるテトラエステルのR1−R4が全て同じであると、加水分解 はスキームlに従って段階的に起こり、所望の部分エステルの濃度が最大のとこ ろで反応を停止する。 特定の部分エステル構造を有する化合物を製造するためには、式!■においてエ ステル基が異なっており又それらの異なったエステル基が加水分解反応において 異なった挙動を示すようなテトラエステル(混合型テトラエステル)を用いるの が好ましい。例えばアルキルエステルやシリルエステルの加水分解速度は次に示 すように構造に依存することが発見された: シリル基〉第3級基〉第2級基〉第1級基。 加水分解の段階的進行をより精密に制御するのに、電子的因子とともにアルキル 基やシリル基の大きさや形状を利用することも可能である。ある場合には、例え ばキレート形成に基因する熱力学的に有利な部分エステルが有利になることがあ る。異なったエステル部位の段階的加水分解反応を変化させたり改良する目的で 、再エステル化を行うことが屡々有効である。特にメチルエステルはシリルエス テル以上に対応する酸に転換できる。 純粋な部分エステルは、加水分解の容易さから考えて都合のよいエステル基を用 いて製造した式!■で表わされる混合テトラエステルを、もし必要ならば段階的 に、選択的に加水分解することにより、あるいは、対応する非ハロゲン化化合物 を湯沢的に加水分解を実施することにより製造できる。後者の場合、ハロゲン化 反応は加水分解の後に行なえばよいゆリン酸塩化学及びモノホスホン酸エステル 化学で既知の選択的加水分解反応も利用することが出来る。 加水分解の進行度は例えばクロマトグラフィーや”P−NMRを用いる方法で追 跡でき、所望の部分エステルの量が最大の所で反応は停止でき、反応生成物は、 反応混合物から沈澱、抽出またはクロマトグラフィーにより遊離酸あるいは対応 する塩の形で単離が可能であり、そして、塩は遊離酸に又遊離酸はその塩に変換 することが可能である。 本発明に基づく化合物は上記の反応スキーム1(反応は下の矢印の方向に従って 起こる)に従いビスホスホン酸の選択的エステル化によっても製造可能である。 出発物質としては、式Vllで表わされる(ハロゲン化メチレン)ビスホスホン 酸や非ハロゲン化ビスホスホン酸を用いるが、それらは金属塩やアンモニウム塩 のような塩の形で良く、好ましくは対応するホスホン酸四塩化物が用いられる。 そして所望の最終生成物に依存して、反応物質としては、所望の脂肪族アルコー ル又は芳香族アルコール;それに対応するオルトエステル、イミドエステル、ビ ニルエステル、ケテンアセタールのような活性化アルキル化剤、シリル化剤また はアリール化剤;あるいは他の適切なアルキル基、シリル基、アリール基転移剤 (例えばジアゾ化合物、活性化カルボン酸エステル、リン酸塩、ホスホン酸エス テル、亜リン酸エステル、硫酸塩、スルホネート等)を用いることができ、その 量は1から4当量である。反応は好ましくは無水条件で好ましくは0℃から15 0℃の温度範囲で実施でき、あるいは不活性な共溶媒を併用するときには、その 沸点で反応は好まし〈実施できる。 エステル11からIVはまた、しばしばビスホスホン酸のアンモニウム塩である ところのビスホスホン酸アニオンと有機ハロゲン化物や有機スルホン酸塩との間 の核的置換反応により、あるいは、ハロゲンアセトアミデートが例であるアミデ ートのような他の試薬の反応により製造でき、更にホスホン酸と所望のR1−R 4に対応するアルコール又はフェノールとの間での縮合反応をカルボジイミド、 カルボニルアゾールやスルホニルアゾールやTPSが一例であるアルキルスルホ ニルクロリドやアリールスルホニルクロリドのような脱水剤を併用することで製 造でき、あるいはホスフィンとアゾジカルボン酸エステルとの間における酸化的 エステル化反応を実施することにより製造することができる。 純粋な部分エステル、また混合エステルは、式V11で表わされるハロゲン化ビ スホスホン酸の選択的エステル化、その際所望ならば段階的エステル化により有 利に製造することができ、あるいは対応する非ハロゲン化ビスホスホン酸の選択 的エステル化を行った後にハロゲン化反応を実施することにより有利に製造する ことができる。 リン酸塩化学とモノホスホン酸エステル化学において既知の他の選択的エステル 化反応も利用することができる。 エステル化反応の進行度は例えばクロマトグラフィーや31P−NMRを用いる 方法により追跡可能であり、反応は所望の部分エステルの量が最大になった時点 で停止する。生成物は反応混合物から沈澱、抽出、クロマトグラフィーを用いて 単離できる。所望ならば、得られた塩を遊離酸へ、又は得られた遊離酸をその塩 へ変換することができる。 本発明によるビスホスホン酸の部分エステルは、次式によりその部分からp−c −p骨格を形成することにより製造することもできる。 (式中、Yは水素、ハロゲン又は他の脱離基であり、Zはハロゲン、アリールオ キシ基、スルホニルオキシ基、又はアルコキシ基であり、R1−R4とQlとQ 2は上記した定義と同じであるが、Q2は水素でもよい)。塩基は例えばNaH ,BuLi又はLDAである。、Q2が水素の場合には、p−c−p骨格の形成 後にハロゲン化を行なう。出発物質中に場合により存在する遊離酸部位(R”、 R”、R”又はR4が水素である部位)はカップリング反応の前に充分量の塩基 を用いて中和しておく必要がある。カップリング反応とハロゲン化反応は炭素上 にすでに存在するアニオン部位を利用して連続工程により同一容器中で行なうこ とができる。 ミカエリスーアルプゾフ反応(Micbaelis−Arbuxov reac li。 ns)もまた利用できるが、その場合にはXで表わされる化合物は対応のホスフ ァイトに換える。またミカエリス−ベラカー反応(Michaelis−Bea ker reaction)も利用でき、その場合にはZは水素である(下を参 照)。 本発明によるビスホスホン酸の部分エステルは又、酸化程度の低いp−c−p化 合物を酸化することにより製造することができる[例えば 、m→pVコ XエエI 式中、R1−R4とQlとQ2は上記した定義と同じであるが、この場合ホスホ ナイト構造は水素ホスホン酸エステル構造と平衡状態で存在することができる。 過酸化水素、過ハロゲン化合物、過酸、過マンガン酸塩のような通常の酸化剤や それらの溶液を使用することができる。 本発明によるビスホスホン酸の部分エステルは、又、対応する非ハロゲン化部分 エステルをハロゲン化することにより、または段階的にハロゲン化することによ り、製造することができ、または存在している1つか2つのハロゲンを他のもの で置換することにより、あるいは2つのハロゲン置換基のうち1つを除去するこ とにより製造することができる。 (式中、R1−R4とQlとQ2は上記した定義と同じであるが、交換反応にお いてはQ2はフッ素であってもよい)。ハロゲン化反応は下記に示すように進行 する。R1−R4の1つまたはそれ以上が水素の場合、上記したように遊離酸部 分を中和するのに充分な量の塩基を加える必要がある。 本発明によるビスホスホン酸の部分エステルは、又、リン酸エステル化学やモノ ホスホン酸エステル化学で主として知られている上記の工程を段階的に適用する ことにより製造することができる。 リン酸エステル化学やモノホスホン酸エステル化学から主として知られている他 の選択的な反応も用いることができる。 本発明に基づ(ビスホスホン酸の部分エステルIは又、他の部分エステルVll +から分子内又は分子間交換反応によって製造することができる。 Vエエエ (Vエエエーエ) ここにおいて式VlllのR1−R4とQlとQ2は上記に定義し上記の反応は 、クロマトグラフィーや”P−NMRを用いて追跡でき、所望の生成物の量が最 大の点で反応を停止することができ、生成物は反応混合物から沈澱、抽出又はク ロマトグラフィーにより遊離酸又はその塩として単離することができる、そして 所望ならば塩を遊離酸へ、又は遊離酸を塩へ変換できる。 上記の反応において出発物質として用いられるテトラエステル
【lとそれに対応 するテトラ酸zvは、p−c−p骨格をその部分構造化合物から形成するような 既知の工程により製造することができる。最終部分エステルがなにであるかにか かわらず、所望の部分エステルの合成に関し都合の良いエステル構造を用いて式 11のテトラエステルを先ず始めに製造することが屡々好ましい。ある場合には ビスホスホン酸エステル(ビスホスホネイト)骨格を形成する際に、本メ応条件 下において部分加水分解が直ちに起きることから部分エステル、特に対称型ジエ ステル塩が生成することがある。 ビスホスホン酸エステル(ビスホスホネイト)骨格は例えば次の既知の反応を用 いて製造できる。 a)ミカエリス−ベラカー反応(Micbaelis−Becker reac lion)(式中、R1−R4とQlとQ2は上記した定義と同じであるが、Q 2は水素であってもよく、Yはハロゲン、アシルオキシ基又はスルホニルオキシ 基である)。塩基としてはNz、NiH,Buli、LDA又はKO−4−Bu /相間移動触媒(PTC)がある。 b)ミカエリスーアルプゾフ反応(Miebaelis−Arbuxov re aclion)(式中、RI〜R4とQlとQ2は上記した定義と同じであるが 、Q2は水素であってもよく、Yはハロゲン、アシルオキシ基又はスルホニルオ キシ基、Z″はアルコキシ基、シリルオキシ基、アシルオキシ基、又はスルホニ ルオキシ基である)。 C)カルバニオン反応 (式中 R1,R4とQlとQ2は式11での定義と間じであり、ここにおいて Q2は水素でもよく、Y′は水素又はハロゲン、Z”ハロゲン、アルコキシ基、 アシルオキシ基又はスルホニルオキシ基である)。塩基としては、BuLi、  LDA、アルキルマグネシウムハライド又はジアルキル鋼リチウムが用いられる 。 所望の部分エステルの合成を考慮にいれると、上記において製造されるテトラエ ステルIIは、もし望まれるならば、交換反応を用いて他の所望のテトラエステ ルに変換することができる。それにより基OR”〜OR’は直接又は対応するホ スホノクロリド(上記参照)を経由して交換され、あるいはリン酸エステル化学 やモノホスホン酸エステル化学から既知の他の工程を適用することにより交換さ れる(上記参照)。 ビスホスホン酸エステル(ビスホスホネイト)、特にそのテトラエステル!I、 の2個のリン原子ではさまれている炭素上に結合する水素原子をハロゲン連子( 1個又は2個)と置換することができ、この反応は好ましくは次亜ハロゲン酸塩 を用いることにより行なわれる。更に他の通常のハロゲン化反応、例えば強塩基 により生成するビスホスホノカルバニオン(bispbospbono cir banions)と原子状ハCIゲンとの反応、N−ハロアミンを用いるハロゲ ン化反応や他の活性ハロゲン化物又はポリハロゲン化合物によるハロゲン化反応 を利用することができる。しかしながらZh、0bshch、Khim、、 3 9巻、845−848頁(1969)に記載されていることに反して、中央の炭 素上の塩素化が5塩化リンでは起こらないということは注目すべきことである[ 例えばJ、Cbem、Soc、 757頁(1966)及び実施例14参照コ、  Zh、0bsheh、Khim、、 39巻、845−848頁(1969) にはメチレンビスホスホン酸テトラシクロヘキシルエステルを5塩化リンと反応 させると対称型の(ジクロロメチレン)ビスホスホン酸ジシクロヘキシルエステ ルが生成することが開示されている。しかしこの結論は純粋でない組成物をもと に得られたものと考えられる。 炭素原子上のハロゲン置換基は、ハロゲン化モノホスホン酸エステルIX(Q  1及び/又はQ2がハロゲンである)としてビスホスホン酸エステル(ビスホス ホネイト)構造中に導入することもできる。P−C−P骨格の炭素上のハロゲン は通常求核的脱ハロゲン化反応により水素と置換して導入されるか、又は既知の 反応を用いて他のハロゲン原子と置換して導入される。混合ハロゲン化合物Iは 上記のハロゲン化反応や交換反応を段階的に行なうことにより製造することがで きる〔リンと硫黄(Phosphorus and 5ulfut)、37巻、 1 (19H)参照〕。 光学活性な部分エステルIは、上記の出発物質、中間体、最終生成物の製造にお いて、あるいは上記交換反応において、光学活性アルコールのような既知の光学 活性化合物を用いることにより最も好ましく製造がすることができる。 ビスホスホン酸エステル又は塩(ビスホスホネイト)は破骨の再吸収を阻害する 。この化合物は、加水分解不可能なP−c−p結合を有することを特徴とし、こ れによりこの化合物は骨に届く。それらは骨無機質の形成と溶解の両方を阻害す る[(H,フライシュ、In:Peck WA、ed、骨と無機質の研究、アム ステルダム: Excetpta Mediea、 1983年:319頁(年 報1)]。しかしながら、リン酸カルシウムの結晶化の良阻害剤は、副作用とし て無機質化阻害効果を有する。 ビスホスホネイトは、リン酸カルシウム結晶との物理化学的相互作用に加えて、 細胞の代謝にも影響を及ぼす(H,ジッダら、Ca1cif Ti5sue I +N 1983年;35:87)、骨成分の再吸収作用を阻害する正確なメカニ ズムはいまだに解明されていない。更にこの作用はビスホスホネイトによってい るいろ異なるようにみえる。 ビスホスホネイトは吸収され、貯蔵され、不変のまま排出される。腸での吸収は 通常経口摂収量の5%以下である。吸収されたビスホスボネイトの顕著な量が、 骨に濁在し、残りは尿の中へ迅速に排出される。循環するビスホスホネイトの半 減期は短く、骨へ組み入れられる速度は速い。一方骨格保持の半減期は長い。 本発明の一つの目的は、青成分再吸収阻害作用を失うことなく副作用を回避する ために、骨と低い親和力を示す新規なビスホスホネイトを提供することである。 同時に、経口投与後の吸収率を増加させ、骨疾患のよりよい治療薬を提供するこ とである。 本発明による化合物のin vHro及びin vivoでの骨成分の再吸収を 阻害する生物学的活性ならびに経口投与後の該化合物の骨無機質との相互作用や 相対生物学的利用度(bioavaiIxbilit7)を測定した。この化合 物は参照化合物クロードロネイト(clodrona+e) (ジクロロメチレ ンビスホスホン酸)よりも骨との低い親和性を示すことが知見された。それにも 抱わらず、in vilto及びin vivoでの再吸収分析によって示され るように、本発明の化合物の生物学的活性を回復する。 更に、この化合物は経口投与後、クロードロネイトよりもよく吸収される。 モノ−又はジハロゲン化メチレンビスホスホン酸の部分エステルは、そのまま又 はアルカリ塩、アンモニウム塩のような薬理学上許容されるそれらの塩の形で医 薬として使用できる。このような塩はそのエステル酸を対応の有機又は無機塩基 と反応させることにより生成できる。このエステルの塩は反応条件に従って、式 Iで表わされる化合物を生成する場合と同じ反応条件下で上記の反応により成成 できる。 本発明による新規な式1の化合物は、経口的に又は非経口的に投与できる。錠剤 、カプセル剤、顆粒剤、シロップ剤、液剤、墾濁剤のようなすべての従来の投与 形態を用いることができる。製剤の製造、溶解性および投与のために従来用いら れているすべてのアジュバントおよび安定剤、粘度調節剤、分散剤及び緩衝液を 使用することができる。 このようなアジュバントとしては、中でも、酒石酸塩とクエン酸塩の緩衝液、ア ルコール類、EDTA及び他の無毒の錯体試薬、固体および液体ポリマー、他の 無菌物質、澱粉、乳糖、マンニット、メチルセルロース、タルク、ケイ酸、脂肪 酸、ゼラチン、寒天、リン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム、動物性及 び植物性脂肪、もし望まれるならば、芳香剤や甘味料を挙げることができる。 投与量は幾つかの要因、例えば、投与方法、種類、年齢及び個々の疾病状態によ って左右される。−日当りの投与量は1人当り約1〜1000■、通常は10〜 200mgであり、−回に投与してもよいし、又数回に分けて投与してもよい。 次に、典型的なカプセル剤及び錠剤の例を示す:カプセル mg/lカプセル 活性成分 100.0mg 澱粉 20.0mg ステアリン酸マグネシウム 1.0mg錠剤 虹1遺 活性成分 400.0mg 微結晶性セルロース 20.0mg 乳糖 67.0■ 澱粉 10.0mg タルク 4.0mg ステアリン酸マグネシウム 1.0■ 医療の用途に、点滴濃縮液又は注射剤のような非経口的投与製剤も製造できる。 点滴濃縮液の場合は、例えば滅菌水、リン酸緩衝液、NaC1,NaOH,HC I又は他の公知の製薬的に適切なアジュバントも利用でき、又注射剤の場合は製 薬上適切な保存剤も使用できる。 適切な賦形剤を用いて投与される局所製剤を調製することもできる。 エステル酸型化合物の形状は液状あるいはろう状物質であり、通常は有機溶媒に 溶解し、またいくつかの化合物は水にとける。エステルの塩は固体状、結晶状又 は典型的には粉状物質であり、通常はよく水に溶解し、ある場合には有機溶媒に もよく溶解するが、少しの例においてはすべての溶媒にほとんど溶解しない構造 をもっているものもある。この化合物は室温で大変安定性がよく、また中性溶液 でも安定性を示す。 本発明の化合物の構造はIH13C−及び”P−NMR−分光法及びFAB−質 量分析法により、又シリル基が導入された場合はEI−質量分析法により容易に 確認される。濃度と純度の測定には”P−NMR−分光法を用いると便利である 。極性化合物には、イオン交換法や排除HPLC法を使用でき、又テトラエステ ルやシリル化されたエステル酸誘導体にはGLC−又はGC−質量分析法を使用 できる0本発明の化合物から、結晶水のある場合はその含量、およびナトリウム や他の金属の含有量も別々に測定した。アミン塩からは窒素を測定した。 次に、本発明を実施例によって更に詳細に説明するが、本発明の範囲を限定する ものではない。 実施例1ニ トリヘキシル(ジクロロメチレン)ビスホスホネートとそのモノナトリウム塩 29.1g(0,05モル)のテトラヘキシル(ジクロロメチレン)ビスホスホ ネート[31P−NMR(CDC13) ’68.85]と290m1のピリジ ンを約1時間加熱還流させ(反応は31P−NMRで追跡する)、その混合物を 真空下蒸発乾固する。残留物〔トリヘキシル(ジクロロメチレン)ビスホスホネ ートN−へキシルピリジニウム塩〕を300[01のトルエンに溶解し、その溶 液を100m1のIN NaOHにて2回、ついで水100m1にて洗浄し、硫 酸マグネシウムで乾燥し、濾過する。濾液を真空下蒸発する。ワックス状の蒸発 残留物を100m1のメタノールに溶解させ、溶液を活性炭で処理し、濾過する 。濾液を真空下、残留物の重量が一定になるまで蒸発させる。それにより約21 g(理論量の80%)の(ジクロロメチレン)ビスホスホン酸トリヘキシルエス テル・モノナトリウム塩が95%濃度で得られ(”P−NMR(C20) :δ 13.06(P)、5.18(P”)、勺pp=18.OHり、それから酸処理 によりトリヘキシル(ジクロロメチレン)ビスホスホネートが遊離される。 I 、a、次のメチレンビスホスホン酸トリエステルと相当するナトリウム塩を 同様に製造できる。 テトラブチル(ジクロロメチレン)ビスホスホネートからニトリブチル(ジクロ ロメチレン)ビスホスホネート。 テトラペンチル(ジクロロメチレン)ビスホスホネートからニトリペンチル(ジ クロロメチレン)ビスホスホネート。 テトラヘプチル(ジクロロメチレン)ビスホスホネートからニトリヘプチル(ジ クロロメチレン)ビスホスホネート。 テトラプロピル(ジクロロメチレン)ビスホスホネートからニトリプロピル(ジ クロロメチレン)ビスホスホネート。 テトライソプロピル(ジクロロメチレン)ビスホスホネートからニ トリイソプロピル(ジクロロメチレン)ビスホスホネート(モノナトリウム塩)  (3” P−NMR(C20) :δ11.87(P)、5.19(P−)、 ”JtP=17.31−(冨〕。 テトラエチル(ジクロロメチレン)ビスホスホネートから:中間体として単離さ れる〔トリエチル(ジクロロメチレン)ビスホスホネートN−エチルピリジニウ ム塩] C3’ P−NMR(DzO) :δ12.47 (P) 、 1.3 0 (P”) 、 ”J 、、=17.5Hs)およびトリエチル(ジクロロメ チレン)ビスホスホネート(モノナトリウム塩)(31P−NMR(C20)  :δ13.47CP)、5.58(P’)、2J、、”17.OHり。 テトラキス(1−メチルブチル)(ジクロロメチレン)ビスホスホネートからニ ドリス(l−メチルブチル)(ジクロロメチレン)ビスホスホネート。 テトラキス(l−エチルプロピル)(ジクロロメチレン)ビスホスホネートから ニ ドリス(l−エチルプロピル)(ジクロロメチレン)ビスホスホネ−ト。 テトラシクロペンチル(ジクロロメチレン)ビスホスホネートからニ トリシクロペンチル(ジクロロメチレン)ビスホスホネート。 テトラアリル(ジクロロメチレン)ビスホスホネートからニトリアリル(ジクロ ロメチレン)ビスホスホネート。 テトラフェニル(ジクロロメチレン)ビスホスホネートから。 トリフェニル(ジクロロメチレン)ビスホスホネート。 テトラベンジル(ジクロロメチレン)ビスホスホネートからニトリベンジル(ジ クロロメチレン)ビスホスホネート。 テトラメチル(ジクロロメチレン)ビスホスホネートからニトリメチル(ジクロ ロメチレン)ビスホスホネート[” ” P−NMR(CDCh):δ16−4 6 (P)、3−42 (P ”) 、2J pp=19.6Hz〕、(モノナ トリウム塩)[”P−NMR(CDClz) :δ15.74(P)、6.58 (P”)、”JP、=17.0Hす〕及び(トリブチルアンモニウム塩) (” P−NMR(CDC13) :δ15.50(P)、4.25(P’)、 16 .68り。 テトラ−(Z)−3−へキ七ニル(ジクロロメチレン)ビスホスホネートからニ ド9−(Z)−3−へキ七ニル(ジクロロメチレン)ビスホスホネート(N−( Z) −3−ヘキセニルピリジニウム塩][”P−NMR(CDCh) : δ 12、53 (P) 、 4.70 (P”) lJ pp=17.5To)。 P、P−ジエチルP”、P′−ジイソプロピル(ジクロロメチレン)ビスホスホ ネートから: P、P−ジイソプロピルP′−エチル(ジクロロメチレン)ビスホスホネート( N−エチルピリジニウム塩)(31P−NMR(CDCl2) +611゜81  (P) 、 5.95 (P”) 、 ”J□=16.6Hり。 P、P−ジイソプロピルP”、P′−ジメチル(ジクロロメチレン)ビスホスホ ネートから: P、P−ジイソプロピルP′−メチル(ジクロロメチレン)ビスホスホネート( トリブチルメチルアンモニウム塩) [’ ” P−NMR(CDC13):6 11.12 (P) 、 4.85 (P ’) 、 17.3Hり。 P、P−ジイソプロピルP”、P’−ジヘキシル(ジクロロメチレン)ビスホス ホネートから: P、P−ジイソプロピルP′−ヘキシル(ジクロロメチレン)ビスホスホネート (N−へキシルピリジニウム塩) [”P−NMR(CDCl2) :δ8.6 7(P)、6.57(P’)、”J、、=20.98り。 テトラ(3−クロロフェニル)(ジクロロメチレン)ビスホスホネートからニ トリ(3−クロロフェニル)(ジクロロメチレン)ビスホスホネート。 テトラ(3−フェニル2−プロペニル)(ジクロロメチレン)ビスホスホネート からニ トリ(3−フェニル2−プロペニル)(ジクロロメチレン)ビスホスホネート。 テトラ(2−ブチニル)(ジクロロメチレン)ビスホスホネートからニ トリ(2−ブチニル)(ジクロロメチレン)ビスホスホネート。 テトラヘキシル(ジブロモメチレン)ビスホスホネートからニトリヘキシル(ジ ブロモメチレン)ビスホスホネート。 テトライソプロピル(ジブロモメチレン)ビスホスホネートからニ トリイソプロピル(ジブロモメチレン)ビスホスホネート。 テトラシクロペンチル(ジブロモメチレン)ビスホスホネートからニ トリシクロペンチル(ジブロモメチレン)ビスホスホネート。 テトラエチル(モノブロモメチレン)ビスホスホネートからニトリエチル(モノ ブロモメチレン)ビスホスホネート。 テトラヘキシル(モノブロモメチレン)ビスホスホネートからニトリヘキシル( モノブロモメチレン)ビスホスホネート。 テトライソプロピル(モノブロモメチレン)ビスホスホネートからニ トリイソプロピル(モノブロモメチレン)ビスホスホネート。 テトラシクロペンチル(モノブロモメチレン)ビスホスホネーテトライソプロピ ル(ショートメチレン)ビスホスホネートからニ トリイソプロピル(ショートメチレン)ビスホスホネート。 テトラフェニル(ショートメチレン)ビスホスホネートからニトリフェニル(シ ョートメチレン)ビスホスホネート。 テトライソプロピル(モノヨードメチレン)ビスホスホネートからニ トリイソプロピル(モノヨードメチレン)ビスホスホネート。 テトライソプロピル(モノクロロメチレン)ビスホスホネートからニ トリイソプロピル(モノクロロメチレン)ビスホスホネート。 テトラシクロペンチル(モノクロロメチレン)ビスホスホネートからニ トリシクロペンチル(モノクロロメチレン)ビスホスホネート。 テトラエチル(モノクロロメチレン)ビスホスホネートからニトリエチル(モノ クロロメチレン)ビスホスホネート。 テトラヘキシル(モノクロロメチレン)ビスホスホネートからニトリヘキシル( モノクロロメチレン)ビスホスホネート。 テトラシクロヘキシル(モノクロロメチレン)ビスホスホネートからニ トリシクロヘキシル(モノクロロメチレン)ビスホスホネート。 上記出発物質として用いられるテトラヘキシル(ジクロロメチレン)ビスホスホ ネートは次の方法で製造することができる: 17.6g(0,1モル)のメチレンビスホスホン酸と253g(0,8モル) のオルトギ酸のトリヘキシルエステルを3時間加熱還流した後真空下内部温度が 約170℃へmmHgになるまで蒸留する。蒸留残留物として約51g(理論量 の100%)の90%濃度のテトラヘキシルメチレンビスホスホネート[”P− NMR(CDCl3) :δ20.04)が無色油状物として得られる。 25.6g(0,05モル)のテトラヘキシルメチレンビスホスホネートを25 0m1の10%Na0C1溶液中に撹拌しなから0℃にて約30分間かけて加え ていく。その後頁に0℃にて1時間ついで室温にて2時間撹拌を続ける。混合液 に対して100m1のトルエンを用いて2回抽出操作を行いその合わせたトルエ ン抽出液をlNNaOH50m1ついで水50m!にて2回洗浄を行った後硫酸 マグネシウムで乾燥後、濾過する。濾液を真空下蒸発し、それにより約25g( 理論量の85%)の95%濃度のテトラヘキシル(ジクロロメチレン)ビスホス ホネート (31P−NMR(CDCI 3) :68.85)が得られる。 1、a、次の(ジクロロメチレン)ビスホスホン酸テトラエステル類が同様の方 法で製造できる。 テトラブチルメチレンビスホスホネート(”P−NMR(CDC13) :δ2 0.30〕から: テトラブチル(ジクロロメチレン)ビスホスホネート(31P−NMR(CDC l3)’68.86)。 テトラペンチルメチレンビスホスホネート[”P−NMR(CDCl3) :δ 20.06]から。 テトラペンチル(ジクロロメチレン)ビスホスホネート(31p−HMR(CD Cl3) δ8.l15’3゜テトラヘプチル−メチレンビスホスホネート(” l”NMR(CDCIs) :δ20.07]から: テトラヘプチル(ジクロロメチレン)ビスホスホネート[31p、NMR(CD Cl3) :68.86]。 テトラプロピルメチレンビスホスホネートから:テトラプロピル(ジクロロメチ レン)ビスホスホネート。 テトライソプロピルメチレンビスホスホネート[3I’−NMlt(Cl)Cl 3):δ17.92]から。 テトラインプロピル(ジクロロメチレン)ビスホスホネート[”P−NMR(C DCI+) :δ7.21〕。 テトラメチルメチレンビスホスホネート(3” P−NMR(CDCl 3)  :δ23.27)から: テトラメチル(ジクロロメチレン)ビスホスホネートC”P−NMR(CDC1 3)】δ10.11113゜テトラエチルメチレンビスホスホネートC”P−N MR(CDCl3) :δ19.92)から: テトラエチル(ジクロロメチレン)ビスホスホネート(”P−NMR(CDCl 3):δ8.82)。 テトラキス(1−メチルブチル)メチレンビスホスホネート[31p−NMR( CDCh) :δ18.10(+n))から:テトラキス(l−メチルブチル) (ジクロロメチレン)ビスホスホネート[”P−NMR(CDCl3):δ7. 69)。 テトラキス(1−エチルプロピル)メチレンビスホスホネート[31P−NMR (CDCl 3) :δ1g、37]から:テトラキス(l−エチルプロピル) (ジクロロメチレン)ビスホスホネート[”P−NMR(CDCl3) :δ7 .89]。 テトラシクロペンチルメチレンビスホスホネート[”P−NMR(CDCI 3 ) :618.74)から:テトラシクロベンチル(ジクロロメチレン)ビスホ スホネート[”P−NMR(CDCIs) : δ 7.51’l 。 テトラアリルメチレンビスホスホネート(31P−NMR(CDCI 3) : δ20.60)から: テトラアリル(ジクロロメチレン)ビスホスホネート[31P−NMR(CDC l3) :δ9.21)。 f トラ−(Z)−3−へキセニルメチレンビスホスホネート[31p−NMR (CDCl3) :δ20.12)から:テトラー(Z)−3−へキセニル(ジ クロロメチレン)ビスホスホネート[”P NMR(CDCh):δ8.72( m))。 テトラキス(2−メチル−2−プロペニル)メチレンビスホスホネート(3”  P−NMR(CDCI 3) :620.31)から:テトラキス(2−メチル −2−プロペニル)(ジクロロメチレン)ビスホスホネート[”P−NMR(C DCh) :δ9.06]。 テトラフェニルメチレンビスホスホネートから:テトラフェニル(ジクロロメチ レン)ビスホスホネート。 テトラヘンシルメチレンビスホスホネート[”I”NMR(CDCl3) :δ 20.66)から・ テトラベンジル(ジクロロメチレン)ビスホスホネート。 出発物質として有用なテトラヘキシル(ジブロモメチレン)ビスホスホネートは 次の方法により製造できる。 50m1の水に4.6gのNaOHを溶解した溶液に8,4gの臭素を導入して 調製された次亜臭素酸ナトリウム溶液中に、撹拌下10.2g(0,02モル) のテトラヘキシルメチレンビスホスホネートを0〜5℃にて約10分間かけて滴 下する。その混合液を冷却下1時間、次いで室温にて1時間撹拌し、次いで塩化 メチレンにて抽出する。抽出物を水で洗浄し、そして硫酸マグネシウムで乾燥後 濾過する。濾液を真空下蒸発し、それにより約IO95g(理論量の80%)の テトラへキシル(ジブロモメチレン)ビスホスホネート[”P−NMR(CDC h) :δ8.98ppm〕が97%濃度の無色油状物として得られる。 1、a、次のくジブロモメチレン)ビスホスホン酸テトラエステル類が同様の方 法で製造できる。 テトラメチル(ジブロモメチレン)ビスホスホネートテトラエチル(ジブロモメ チレン)ビスホスホネートテトライソプロビル(ジブロモメチレン)ビスホスホ ネートテトラシクロベンチ/l/(ジブロモメチレン)ビスホスホネート(”P −NMR(CDCh) :67.26]テトラブチル(ジブロモメチレン)ビス ホスホネートテトラペンチル(ジブロモメチレン)ビスホスホネート。 出発物質として有用なテトラヘキシル(モノブロモメチレン)ビスホスホネート は次の方法で製造するニア0011の無水エタノール中に6.7g(0,01モ ル)のテトラヘキシル(ジブロモメチレン)ビスホスホネートを含む溶液中に、 100m1の水に2.5gの3nCIz・2H20を溶解した溶液を0℃にて撹 拌しつつ加える。添加後、混合液を15分間撹拌し、次いでクロロホルムで抽出 し、抽出液を硫酸マグネシウムで乾燥後濾過する。濾液を真空下蒸発することに より、約4.1g(理論量の70%)のテトラヘキシル(モノブロモメチレン) ビスホスホネート(3” P−NMR(CDCl 3) :613.83ppf fllが90%濃度の無色油状物として得られる。 1、a、次の(モノブロモメチレン)ビスホスホン酸テトラエステル類が同様の 方法で製造できる。 テトラメチル(モノブロモメチレン)ビスホスホネートテトラエチル(モノブロ モメチレン)ビスホスホネートテトライソプロビル(モノブロモメチレン)ビス ホスホネートテトラシクロペンチル(モノブロモメチレン)ビスホスホネート。 出発物質として有用なテトライソプロピル(モノヨードメチレン)ビスホスホネ ートは次の方法により製造することができる。 17.2g(0,05モル)のテトライソプロとルメチレンビスホスホネートを 含有する300m1の10%炭酸カリウム水溶液に、50m1の水に6.35g の12と20gのKlを含む水溶液を撹拌下約20分かけて滴下しながら加える 。添加後、混合液を2時間撹拌し、次いで溶液を150m1の塩化メチレンで  回抽出し、合わせた抽出液を食塩飽和水溶液で洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥 し、濾過する。濾液を真空下蒸発すると約20gの蒸発残留物がほとんど無色油 状物として得られる。”P−NMR測定により、この油状物は44%のテトライ ソプロピル(モノヨードメチレン)ビスホスホネートC3’ P−NMR(CD CI 3) :614.17]と56%の出発物質とを含んでいる。 出発物質として有用なテトライソプロピル(モノクロロメチレン)ビスホスホネ ートは次の方法により製造できる。 70m1のエタノール中に8.2g(0,02モル)のテトライソプロピル(ジ クロロメチレン)ビスホスホネートを含む溶液に、250m1の水に亜硫酸ナト リウム9.0gを溶解した溶液を10〜15℃にて撹拌下15分間かけて加える 。その後混合物を1時間撹拌する。混合物をクロロホルムで抽出し、抽出液を硫 酸マグネシウムで乾燥後濾過する。濾液を真空下蒸発し、それにより約7.6g (理論量の100%)のテトライソプロピル(モノクロロメチレン)ビスホスホ ネート[”P−NMR(CDC13) ’δtz、o4ppm〕を98%濃度の 無色油状物として得る。 1、a、次の(モノクロロメチレン)ビスホスホン酸テトラエステル類が同様の 方法で製造できる。 テトラメチル(モノクロロメチレン)ビスホスホネートテトラエチル(モノクロ ロメチレン)ビスホスホネートテトラシクロペンチル(モノクロロメチレン)ビ スホスホネート テトラシクロヘキシル(モノクロロメチレン)ビスホスホネート。 実施例2: PP′−ジヘキシル(ジクロロメチレン)ビスホスホネート ビス(N−ヘキシ ルピリジニウム)とそのジナトリウム塩29.1g(0,05モル)のテトラヘ キシル(ジクロロメチレン)ビスホスホネートと290m1のピリジンを1日加 熱還流し、次いで真空下蒸発すると(ジクロロメチレン)ビスホスホン酸P、  P”−ジヘキシルエステルビス(N−へキシルピリジニウム)塩が得られる。こ のものを180m1のトルエンに溶解し、この溶液を撹拌しながら、そこへ+2 !oalの2N NaOHを加える。ゲル状沈澱物を濾過により、分離し、アセ トンと酢酸エチルで洗浄後真空デシケータ−中にて乾燥し、それにより11.5 g(理論量の50%)の(ジクロロメチ1−ン)ビスホスホン酸P、 P′−ジ ヘキシルエステルジナトリウム塩[31P−NMR(C20) :δ11.90 が96%の濃度で得られる。P、 P”−ジヘキシル(ジクロロメチレン)ビス ホスホネートはその塩に酸を作用させることにより遊離される。 ピリジンの代わりにモルホリン(実施例7を参照)、ピペリジン、ピペラジン等 の複素環式アミンや脂肪族−級、二級又は三級アミン(ジ−イソプロピルアミン 、トリエチルアミン、アニリン等)のような他のアミンも用いることができる。 1、a、次の対称性を有する(ジクロロメチレン)ビスホスホン酸ジエステル類 とそれらのジアミン塩及びジナトリウム塩が同様の方法で製造できる。 テトラメチル(ジクロロメチレン)ビスホスホネートから:P、P′−ジメチル (ジクロロメチレン)ビスホスホネート(ジナトリウム塩) (31P NMR (C20) :δ10.00〕(ジビベリジニウム塩)[”P−NMR(C20 ) :δ9.70)。 テトラエチル(ジクロロメチレン)ビスホスホネートから−P、P’−ジエチル (ジクロロメチレン)ビスホスホネート[” ’ P−NMR(020) :δ 9.22](ジナトリウム塩)、8.86(ジビベリジニウム塩)、7.04[ ビス(N−エチルピリジニウム)塩]。 テトラプロピル(ジクロロメチレン)ビスホスホネートから二P、P’−ジプロ ピル(ジクロロメチレン)ビスホスホネート。 テI・ジイソプロピル(ジクロロメチレン)ビスホスホネートから・ P、P′−ジイソプロピル(ジクロロメチレン)ビスホスホネート(31P−N MR(C20) :67.93(酸)8.26(ジナトリウム塩)、7.83( ジアンモニウム塩)、8.23(ジリチウム塩)〕。 テトラブチル(ジクロロメチレン)ビスホスホネートから。 p、p”−ジブチル(ジクロロメチレン)ビスホスホネート。 テトラペンチル(ジクロロメチレン)ビスホスホネートから・P、P’−ジベン チル(ジクロロメチレン)ビスホスホネート。 テトラヘプチル(ジクロロメチレン)ビスホスホネートから:P、 P’−ジヘ プチル(ジクロロメチレン)ビスホスホネート。 テトラシクロペンチル(ジクロロメチレン)ビスホスホネートから: P、 P’−ジシクロペンチル(ジクロロメチレン)ビスホスホネート。 テトラアリル(ジクロロメチレン)ビスホスホネートから:P、P′−ジアリル (ジクロロメチレン)ビスホスホネート。 テトラキス(2−メチル−2−プロペニル)(ジクロロメチレン)ビスホスホネ ートから: P、P’−ビス(2−メチル−2−プロペニル)(ジクロロメチレン)ビスホス ホネート[”P−NMR(DzO) :δ8.60(ジビペリジニウム塩)〕。 テテトラシフへキシル(ジクロロメチレン)ビスホスホネートから; p、p′−ジシクロヘキシル(ジクロロメチレン)ビスホスホネート。 テトラフェニル(ジクロロメチレン)ビスホスホネートから:p、p′−ジフェ ニル(ジクロロメチレン)ビスホスホネート。 テトラベンジル(ジクロロメチレン)ビスホスホネートから:P、 P′−ジベ ンジル(ジクロロメチレン)ビスホスホネート。 P、P′−ジメチルp、p”−ジエチル(ジクロロメチレン)ビスホスホネート から: P−メチルP′−エチル(ジクロロメチレン)ビスホスホネート[31P−NM R(CDCl a) :δ10.03(P)、8.74(P′)、2J−p=1 5.5Hz(ビス(N−メチルピペラジニウム塩))〕。 実施例3: ムムニ2ユヱ2ムエ2久三0%−FLニクxl」シソし1二とa−tのジナトリ ウム塩 5、(Ig(0,C11モル)のP、?−ジヘキシル1”、I’−ジ−イソプロ ピル(ジクロロメチレン)ビスホスホネートを100m1のトルエンに溶解し、 その溶液に6.7g(0,07モル)のメタンスルホン酸を加え、その溶液を加 熱しながら撹拌する。加水分解の進行度は3” P−NMRで追跡する。反応が 適当な段階に達したところで、反応溶液を室温まで冷却すると、相分離が起こり 、下相が分離してくる。トルエン相を10m1の水にて洗浄し、次いで硫酸マグ ネシウムで乾燥後、真空下重量が一定になるまで蒸発すると、約3.3g(理論 量の80%)のP、P−ジヘキシル(ジクロロメチレン)ビスホスホネート[” P−NMR(CDC13) :δ(P) 11.89ppm、 (P”)5.2 7ppm、”J、、=21.0Hz〕が95%濃度で得られる。 上記ビスホスホン酸の2.07g(0,005モル)に25m1の水を混合し、 そのpHをIN NmOHにて9〜10に調整し、混合物を真空下乾固するまで 蒸発し、次いでイソプロパツールを加えた後、更に真空下で蒸発を続ける。残留 物にア七トン:イソプロパノール(1:1)を加え、沈澱物を濾過し、乾燥する 。収量は97%濃度の(ジクロロメチレン)ビスホスホン酸P、P−ジヘキシル エステルジナトリウム塩として約1.8g(理論量の80%)である。 1、i、次の非対称性の(ジクロロメチレン)ビスホスホン酸ジエステル類と相 当するナトリウム塩類は同様の方法で製造できる。 P、P−ジブチルP′、P’−ジイソプロピル(ジクロロメチレン)ビスホスホ ネート[”I”NMR(CDCl2) ’69.02(P)、7.17(P”) 、”JPP=23、OHりから: P、P−ジブチル(ジクロロメチレン)ビスホスホネート。 P、P−ジベンチルP”、P”−ジイソプロピル(ジクロロメチレン)ビスホス ホネートから: P、P−ジベンチル(ジクロロメチレン)ビスホスホネート。 P、P−ジヘプチルP”、P′−ジイソプロピル(ジクロロメチレン)ビスホス ホネートから: P、P−ジヘブチル(ジクロロメチレン)ビスホスホネート。 P、P−ジエチルp”、p’−ジー(−ブチル(ジクロロメチレン)ビスホスホ ネートから; P、P−ジエチル(ジクロロメチレン)ビスホスホネート。 P、P−ジー4−メチルフェニルP’、P′−ジー【−ブチル(ジクロロメチレ ン)ビスホスホネートから: P、P−ジー4−メチルフェニル(ジクロロメチレン)ビスホスホネート。 P−デシルP−プロピルp′、p”−ジ−t−ブチル(ジクロロメチレン)ビス ホスホネートから: P−デシルP−プロピル(ジクロロメチレン)ビスホスホネート。 上記した酸の水溶液を用いて、次の化合物群が同様の方法で製造できる。 P、P−ジエチルP”、P”−イソプロピル(ジクロロメチレン)ビスホスホネ ートから: P、P−ジエチルP′−イソプロピル(ジクロロメチレン)ビスホスホネート[ 3” l”NMR(CDCI 3) ’613.86(P) 、 5.12(P ”) 、 2J、、=17.OH!〕。 P、P−ジイソプロピルP”、P’−ジヘキシル(ジクロロメチレン)ビスホス ホネートから: P、P−ジヘキシルP=−イソプロピル(ジクロロメチレン)ビスホスホネート [、”P−NMR(CDCl2) :δ10.4+(P)、5.71(P”)、 2J、、=21.0Hx〕。 上記出発物質として用いられるP、P−ジヘキシルP′、P”−ジイソプロピル (ジクロロメチレン)ビスホスホネートは次の方法で製造できる: 約0.072モルの[、DA(リチウムジインプロピルアミド)を含むT)IF −ヘキサン溶液に、9.0g(0,034モル)のジヘキシルメチルホスホネー トのIOa+l無水TM無水7七F溶液℃窒素雰囲気下撹拌しながら加えていき 、その後頁に15分間撹拌を続ける。そ” a 合i&へ一78℃撹拌下、7. 21(0,036モル)のジイソプロピルクロロホスフェートの10m1無水T MF溶液を加え、その後〜78℃にて15分間撹拌を続け、その混合物を一50 ℃まで加温する。 この混合液に5NHC1を加えpHを5〜6に調整し、その後混合液を真空下蒸 発する。残留物を50m1クロロホルムで3回抽出し、合わせた抽出液を10% 炭酸水素ナトリウム次いで水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後蒸発する。蒸 発残留物をエーテル中で撹拌し、濾過する。濾液を真空下乾固するまで蒸発し。 それにより約13g(理論量の90%)のP、P−ジヘキシルP’、P’−ジイ ソプロピルメチレンビスホスホネート(”P−NMR(CDC13) :δ20 . +3 (P) 、 17.84 (P’) 、 2J、、=7.68りを9 0%濃度で得た。上記のジヘキシルメチルホスホネートの代わりに8.5g(0 ,034モル)のジヘキシル水素ホスホネートを、ジイソプロピルクロロホスフ ェートの代わりに7.7g(0,036モル)のジイソプロピル(クロロメチル )ホスホネートを用い、上記と同様の方法で、同じ化合物が約80%の収率で得 られる。 130m1の5%次亜塩素酸ナトリウム溶液中に32.8gの炭酸水素ナトリウ ムを含む混合液へ、0℃にて激しく撹拌しながら、lO,7g(0,025モル )のP、P−ジヘキシルP’、P”−ジイソプロピルメチレンビスホスホネート を15分間かけ加えていく。添加後、混合液を0℃にて2時間撹拌し、次いで室 温にて2時間撹拌し、次いで100[111のトルエンにて2回抽出する。合わ せた抽出液を75m1の水にて2回洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後濾過する 。濾液を真空下蒸発し、それにより約10g(理論量の80%)のP、P−ジヘ キシルP′、P”−ジイソプロピル(ジクロロメチレン)ビスホスホネート(” P−NMR(CDC13) :68.98(P)、4.72(P”)、”J□: 22.9Hz〕を90%濃度の無色油状物として得る。 非対称出発テトラエステル、P、P−ジエチル!”、P”−ジイソプロピルメチ レンビスホスホネートを製造する別法を次に示す。 ステップ1: 134g(0,5モル)のヨウ化メチレンに窒素雰囲気下撹拌しながら160℃ にて66g(0,31モル)のトリイソプロピルホスファイトを30分かけて加 え、同時に遊離するヨウ化イソプロピルを蒸留にて系外に出す。添加後、160 〜165℃にて更に40分間撹拌をつづけ、その混合液を真空下分留する。約6 2g(理論量の65%)のジイソプロピル(ヨウ化メチル)ホスホネート、沸点 100〜103℃/4+om(”P−NMR(CDCI3) :δ18.54] を95%濃度で得る。 ステップ2: 30.6g(0,1モル)のジイソプロピル(ヨウ化メチル)ホスホネートに窒 素雰囲気下185〜205℃にて撹拌しながら83g(0,5モル)のトリエチ ルホスファイトを加えていき、その間発生するヨウ化エチルを蒸留して系外に出 す。添加後撹拌を210℃にて10分間続け、その混合物を冷却後、真空下にて 分留する。 約1z、sg(理論量の40%)のP、P−ジエチルP”、P”−ジイソプロピ ルメチレンビスホスホネート、沸点140〜150 ℃/2mm、(31P−N MR(CDCI3):δ17.77 (P) 、 20.20 (P′) 、  ”J、、=7.4H2〕を95%濃度で得る。 1、a、次の非対称(ジクロロメチレン)ビスホスホン酸P、 P。 P’、P’−テトラエステル類が同様の方法で製造できる。 P、P−ジメチルP”、P’−ジエチルメチレンビスホスホネート[”I”NM R(CDC13) :δ22.65 (P) 、 19.55 CP ’) 、  ”JPP=6.0OHzlから:P、P−ジメチルP′、P′−ジエチル(ジ クロロメチレン)ビスボスボネート[”P−NMR(CDCb) ’δ11.1 7(P)、8.45(P”)−2Jpp=2N−IHり−P、P−ジメチルP’ 、P’−ジイソプロピルメチレンビスホスホネート(3” P−NMR(CDC I 3) :δ23.00(P)、17.43(P”)、”J、、=7.IHり がら: P、P−ジメチルP’、P”−ジイソプロピル(ジクロロメチレン)ビスホスホ ネート(”P−NMR(CDCIs) :δ11.56(P)、6.79(P’ )、匂2.=22.8)lx)。 P、P−ジエチルP′JP”−ジイソプロピルメチレンビスホスホネート[”P −NMR(CDC13) :δ20.20 (P) 、 17.77 (P”)  、 ”J 、、=7.481)から: P、P−ジエチルP”、P′−ジイソプロピル(ジクロロメチレン)ビスホスホ ネート[”P−NMR(CDCh) ’δ9.16 (P) 、 7.16 ( P′) 、 2J、 、=22゜8H鵞]。 P、P−ジエチルP”、P”−ジ−t−ブチルメチレンビスホスホネート[”P −NMR(CDCh) :620.11g(P)、10.68(P”)、”J□ =13.3H!]から; P2P−ジエチルP′、P′−ジーt−ブチル(ジクロロメチレン)ビスホスホ ネート(”P−NMR(CDCI3) :δ10.38 (P) 、−0,37 (P’) 、 ”J 、 、=19゜0Hχ〕。 P、P−ジフェニルp”、p”−ジベンジルメチレンビスホスホネー) [”P −NMR(CDCh) ’δ12.77(P)、 19.27(P−)、”J□ =9.0Hりから二P、P−ジフェニルP”、P’−ジベンジル(ジクロロメチ レン)ビスホスホネート(31P−NMR(CDCI、) :60.43(P) 、8.87(P”)、”J#、=22.9Hzl。 P、P−ジブチルP′、P”−ジイソプロピルメチレンビスホスホネート(”l ”NMR(CDCI3) :δ20.22(P) 、 17.90(P”) 、  ”J、、=7.9H冨〕から: P、P−ジブチルP”、P”−ジイソプロピル(ジクロロメチレン)ビスホスホ ネート〔31P−NMR(CDCI3) :δ9.02(P)、7.17(P” )、”J、、=23゜OH!〕。 P、P−ジペンチルp’、p′−ジイソプロピルメチレンビスホスホネートから : P、P−ジベンチルP”、P”−ジイソプロピル(ジクロロメチレン)ビスホス ホネート。 P、P−ジヘプチルP”、P”−ジインプロピルメチレンビスホスホネートから : P、P−ジヘブチルP”、l”−ジイソプロピル(ジクロロメチレン)ビスホス ホネート。 P、P、P′−トリメチルP′−イソプロピルメチレンビスホスホネート[3’  P−NMR(CDCI s) :δ22.82(P)、17.64(P′)、 2JP−=6.3Hりから: P、P、P′−トリメチルP′−イソプロピル(ジクロロメチレン)ビスホスホ ネート[”P−NMR(CDC13) :δ11.24(P)、8.91(P” )、23.1Hz〕P、 P、 P”−トリメチルP′−ヘキシルメチレンビス ホスホネートから: P、P、P”−1−リメチルP′−ヘキシル(ジクロロメチレン)ビスホスホネ ート。 P、P、P′−トリメチルP′−オクタデシルメチレンビスホスホネ1’、P、 l”−)リメチルP′−オクタデシル(ジクロロメチレン)ビスホスホネート。 P、P−ジイソプロピルP′−オクタデシルp′−t−ブチルメチレンビスホス ホネート[”P−NMR(CDCI3) ’δ15.76 (P) 、 18. 35 (P′) 。 2J**=9.2Hχ〕から: P、P−ジイソプロピルP′−オクタデシルP”−t−ブチル(ジクロロメチレ ン)ビスホスホネート。 P、P−ジメチルP′、I”−ジフェニルメチレンビスホスホネート(” ”  I”NMR(CDCI 3) :δ20.95(P)、12.84(P′)、” J、、=7.98r)から:P、P−ジメチルP’、P”−ジフェニル(ジクロ ロメチレン)ビスホスホネート[”P−NMR(CDCI、) ’610.37 (P)、0.17(P”)、 2J、、=23.2H2〕。 実施例4: モノヘキシル(ジクロロメチレン)ビスホスホネートとそのトリナトリウム塩 4.7g(0,01モル)のP−ヘキシルp−t−ブチルP”、P′−ジイソプ ロピル(ジクロロメチレン)ビスホスホネート(実施例3によりヘキシル t− ブチルクロロホスフェートとジインプロピルメチルホスホネートから調製される P−ヘキシルp−t−ブチルP”、P’−ジイソプロピルメチレンビスホスホネ ートを実施例1に従い塩素化することで調製される)を30m1の2N塩酸中に て約80℃で1〜2時間撹拌する(加水分解の進行度は” P−NMRで追跡す る)。反応後、混合液を真空下重量が一定になるまで蒸発し、それによりモノヘ キシル(ジクロロメチレン)ビスホスホネートを油状残留物として得る。蒸発残 留物を水に溶解し、28 N*OH水溶液の5mlを加え、真空下重量が一定に なるまで蒸発する。固体残留物をエタノールで洗浄し、そして一定重量になるま で乾燥する。約3.5g(理論量の90%)の(ジクロロメチレン)ビスホスホ ン酸モノヘキシルエステルトリナトリウム塩[3’ P−NMR(D20) : δ11.50CP)、9.36CP”)、′LJ、、=15.78りを98%濃 度で得る。 除去される基はt−ブチル基、イソプロピル基等の代わりにメチル基でも良く、 その場合例えばシリルエステル以上に選択的に加水分解される(実施例IO参照 )。 1、a、次の(ジクロロメチレン)ビスホスホン酸モノエステル類と相当するナ トリウム塩は同様の方法で調製できる(また出発物質として用いられる相当する テトラエステル類は同様な方法で調製された。実施例Iと3参照)。 P−プロピルP−t−ブチルP”、P′−ジイソプロピル(ジクロロメチレン) ビスホスホネートから: モノプロビル(ジクロロメチレン)ビスホスホネート。 P−ブチルP−t−ブチルP′、P′−ジイソプロピル(ジクロロメチレン)ビ スホスホネートから: モノブチル(ジクロロメチレン)ビスホスホネート。 P〜ペンチルP−t−ブチルP”、P’−ジイソプロピル(ジクロロメチレン) ビスホスホネートから; モノペンチル(ジクロロメチレン)ビスホスホネート。 P−へブチルp−t−ブチルP′、P′−ジイソプロピル(ジクロロメチレン) ビスホスホネートから。 モノへブチル(ジクロロメチレン)ビスホスホネート。 P−デシルP−t−ブチルP’、P′−ジイソプロピル(ジクロロメチレン)ビ スホスホネートから: モノテシル(ジクロロメチレン)ビスホスホネート。 P−ドデシルP−t−ブチルP′、P′−ジイソプロピル(ジクロロメチレン) ビスホスホネートから; モノドデシル(ジクロロメチレン)ビスホスホネート。 P−オクタデシルp−t−ブチルP′、P’−ジイソプロピル(ジクロロメチレ ン)ビスホスホネートから: モノーオクタデシル(ジクロロメチレン)ビスホスホネート。 P−アリルP−t−ブチルP”、P′−ジイソプロピル(ジクロロメチレン)ビ スホスホネートから: モノアリル(ジクロロメチレン)ビスホスホネート。 P−フェニルp−t−ブチルP”、P′−ジイソプロピル(ジクロロメチレン) ビスホスホネートから: モノフェニル(ジクロロメチレン)ビスホスホネート。 P−ベンジルp−t−ブチルP’、P”−ジイソプロピル(ジクロロメチレン) ビスホスホネートから: モノベンジル(ジクロロメチレン)ビスホスホネート。 P−シクロヘキシルp−t−ブチルP”、?’−ジイソプロピル(ジクロロメチ レン)ビスホスホネートから:モノシクロヘキシル(ジクロロメチレン)ビスホ スホネート。 P−フェニルP−t−ブチルP”、P′−ジイソプロピル(モノクロロメチレン )ビスホスホネートから: モノフェニル(モノクロロメチレン)ビスホスホネート。 P−4−ブロモ−フェニルP−t−ブチルP”、P”−ジイソプロピル(ジクロ ロメチレン)ビスホスホネートから:4−ブロモ−フェニル(ジクロロメチレン )ビスホスホネート。 xlけi 5ニ トリーイソプロピル(ジクロロメチレンビスホスホネートとそのモノナトリウム 塩 413g(1モル)のテトライソプロピル(ジクロロメチレン)ビスホスホネー トを4.12の水に混合し、その混合液を加熱還流下1.5時間撹拌する。次い で約75(1mlの容量になるまで蒸発する。その溶液を冷却後50%NaOH にてアルカリ性とし、室温にて約3日間放置し、そして濾過する。濾液を315 m1のメタノールで希釈し、室温にて16時間撹拌する。混合液を濾過し、濾液 を約140m1の容量になるまで蒸発し、室温にて5日間放置する。沈澱を濾別 し、25m1のメタノールにて3回洗浄し、50℃に加熱しながら恒量になるま で乾燥させる。約44g(11%)の(ジクロロメチレン)ビスホスホン酸トリ イソプロピルエステルモノナトリウム塩[”P−NMR(CDCl2) :δ1 1.87(P)、5.19(P’)。 2Jp、=+7.3Hz FAB−MSv/z393/395/397(M+) l))が90%濃度で得られ、このものを酸で処理するとトリイソプロピル(ジ クロロメチレン)ビスホスホネートに転換される。 実施例6: PP’≦シニゴびリュ■乏り二三り二ヱヱゼ二肇−ワ臼≧ヨニモノナトリウム塩 とジナトリウム塩(ステップ1)。モノイソプロピル(ジクロロメチレン)ビス ホスホネートとトリナトリウム塩(ステップ2) ステップl: 413g<1モルフのテトラインプロピル(ジクロロメチレン)ビスホスホネー トを4.IQの水に混合し、その混合液を加熱還流下4時間撹拌し、次いで約8 70m1の容量になるまで蒸発する。 この溶液を冷却下30%N!OHにてアルカリ性にし、室温にて約3日間放置し 、濾過する(濾液は集めておく。ステップ2参照)。 沈澱物を190m1の5N NaOH溶液中にて2時間撹拌し、次いで混合物を 濾過する。沈澱物を30工1エタノールで洗浄し、その後190m1の無水エタ ノール中にて撹拌する。混合物を濾過し、沈殿物を70m1無水エタノールで洗 浄し、100℃にて恒量になるまで乾燥する。約ttsg(理論量の31%)の (ジクロロメチレン)ビスホスホン酸P、P”−ジイソプロピルエステルジナト リウム塩(31P−NMR(020) :δg、26.FAB−MS:m# 3 73/375/377(M+H))が99.5%濃度で得られ、このものを酸処 理することでP、P”−ジイソプロピル(ジクロロメチレン)ビスホスホネート が得られ、このものから相当するモノナトリウム塩はこの酸の水溶液に1当量の NaOHを加えることにより製造される。 ステップ2: 前ステップの初めの濾過で得られた濾液を約410m lの容量になるまで蒸発 し、約16時間室温にて放置する。沈澱物を濾過し、濾液のpHを濃HCIを用 いて8.5へ調整し、95m1のメタノールと63m1の水を含む溶液を加えた 後混合物を室温にて3日間撹拌する。混合物を濾過し、沈澱物を30m1のメタ ノールで洗浄し、100℃にて恒量になるまで乾燥する。約38g(理論量の1 1%)の(ジクロロメチレン)ビスホスホン酸モノイソプロピルエステルトリナ トリウム塩C”P−NMR(DzO): 51G、95(P)、9.54(P’ )、2jpp16.6Hx、FAB−MS:m# 353/355/357(M +H))が97%濃度で得られ、このものは酸を作用させると、モノイソプロピ ル(ジクロロメチレン)ビスホスホネートに変換する。 ス1土ビニ− PP′−ジイソプロピル(ジクロロメチレンビスホスホネートとそのジナトリウ ム塩 12.4g(Q、(13モル)のテトライソプロピル(ジクロロメチレン)ビス ホスホネートと120m1のモルホリン及び60a+lのクロロホルムを加熱還 流下3時間撹拌し、次いで約4℃に1日間放置する。その混合物を濾過し、沈澱 物を601のクロロホルムで洗浄後、乾燥させる。約12.5g(理論量の83 %)の(ジクロロメチレン)ビスホスホン酸ジイソプロビルエステルジモルホリ ニウム塩(” l”NMR(D20) :67.86)が94%濃度で得られ、 そのものを酸処理することで、P、P’−ジイソプロピル(ジクロロメチレン) ビスホスホネートが遊離する。モルホリンの代わりにピペリジン、ジプチルアミ ン等の他の二級アミン類を用いると相当するジアミン塩例えば(ジクロロメチレ ン)ビスホスホン酸P、P′−ジイソプロピルエステルのジビベリジニウム塩や ジブチルアンモニウム塩が製造できる(実施例2参照)。この反応は併用する溶 媒を用いなくても実施することができる。 I 、a、次の対称性の(ジクロロメチレン)ビスホスホン酸ジエステルジモル ホリニウム塩も同様の方法で製造できる:テトラエチル(ジクロロメチレン)ビ スホスホネートから:P、P′−ジエチル(ジクロロメチレン)ビスホスホネー ト(3” P−NMR(D20) :68.88]。 テトライソプロピル(ジクロロメチレン)ビスホスホネートから: P、P′−ジイソプロピル(ジクロロメチレン)ビスホスホネート(” P−N MR(DzO) :δ7.86]。 テトラシクロペンチル(ジクロロメチレン)ビスホスホネートから: P、P”−ジシクロペンチル(ジクロロメチレン)ビスホスホネートC3’ P −NMR(DzO) :δ8.38)。 テトラキス(1−メチルブチル)(ジクロロメチレン)ビスホスホネートから: P、 P′〜ビス(l−メチルブチル)(ジクロロメチレン)ビスホスホネ−1 −C”P−NMR(020) :δ11.24)。 テトラキス(1−エチルプロピル)(ジクロロメチレン)ビスホスホネートから : P、P′−ビス(1−エチルプロピル)(ジクロロメチレン)ビスホスホネート 。 P、P′−ジインプロピルP′、P′−ジメチル(ジクロロメチレン)ビスホス ホネートから: P−イソプロピルP′−メチル(ジクロロメチレン)ビスホスホネート。 テトラ−(Z)−3−ヘキセニル(ジクロロメチレン)ビスホスホネートから: P、P′−シー(Z)−3−へキ七ニル(ジクロロメチレン)ビスホスホネート 。 P、P−ジフェニルP”、P”−ジベンジル(ジクロロメチレン)ビスホスホネ ートから: P−フェニルP′−ベンジル(ジクロロメチレン)ホスホネート。 P、P−ジイソプロピルP”、P”−ジエチル(ジクロロメチレン)ビスホスホ ネートから: P−イソプロピルP′−エチル(ジクロロメチレン)ビスホスホネート。 P、P−ジイソプロピルP′、P”−ジブチル(ジクロロメチレン)ビスホスホ ネートから: P−イソプロピルP′−ブチル(ジクロロメチレン)ビスホスホネート。 P、P−ジインプロピルP′、P”−ジヘキシル(ジクロロメチレン)ビスホス ホネートから: P−イソプロピルP′−ヘキシル(ジクロロメチレン)ビスホスホネート[”P −NMR(CDCl2) :66.87 (P)、 7.67 (P ”) 、  2J p−=20.4Hり。 P、 I’、 P′−1−リエチルP′−ビシクロ[2,2,1]へブタン−2 −イル(ジクロロメチレン)ビスホスホネートから:P−ビシクロ(2,2,1 )へブタン−2−イルP′−エチル(ジクロロメチレン)ビスホスホネート。 P、 P、 P’−トリエチルP′−プロパルジル(ジクロロメチレン)ビスホ スホネートから: P−プロパルジルP′−エチル(ジクロロメチレン)ビスホスホネート。 p、 p、 p”−トリエチルP”−4〜メトキシフエニル(ジクロロメチレン )ビスホスホネートから: P−4−メトキシフェニルP′−エチル(ジクロロメチレン)ビスホスホネート 。 P、P−ジエチルP′、P”−ジメチル(モノクロロメチレン)ビスホスホネー トから: P−エチルP′−メチル(モノクロロメチレン)ビスホスホネート(ジピペリジ ニウム塩) (3” P−NMR(D20) :δ12.05(P)、 13. 05(P′)。 2.7Hり。 テトラアリル(モノクロロメチレン)ビスホスホネートから:P、 P′−ジア リル(モノクロロメチレン)ビスホスホネート。 テトラアリル(ジブロモメチレン)ビスホスホネートから:P、P′−ジアリル (ジブロモメチレン)ビスホスホネート。 テトラヘキシル(ジブロモメチレン)ビスホスホネートから:p、p”−ジヘキ シル(ジブロモメチレン)ビスホスホネート[31p−NMR(D20) :δ 11.92:l。 テトラヘキシル(モノブロモメチレン)ビスホスホネートから二P、P’−ジヘ キシル(モノブロモメチレン)ビスホスホネート(31P−NMR(020)  :68.44)。 テトラシクロペンチル(モノブロモメチレン)ビスホスホネートから: p、p”−ジシクロペンチル(モノブロモメチレン)ビスホスホネート(ジビペ リジニウム塩) [31P−NMR(D20) :δ8.47)。 テトラエチル(ジブロモメチレン)ビスホスホネートから二P、P’−ジエチル (ジブロモメチレン)ビスホスホネート。 テトラブチル(ジブロモメチレン)ビスホスホネートから−P、P′−ジブチル (ジブロモメチレン)ビスホスホネート。 テトラペンチル(ジブロモメチレン)ビスホスホネートから二P、P’−ジペン チル(ジブロモメチレン)ビスホスホネート。 テトラシクロペンチル(ジブロモメチレン)ビスホスホネート(3” P−NM R(D20) :δ7.26]から:P、P′−ジシクロペンチル(ジブロモメ チレン)ビスホスホネート。 使用している(ハロゲンメチレン)ビスホスホン酸(混合型)テトラエステル類 は実施例1と3で開示した方法に従い製造した。 実施例8゛ テトラメチル(ジクロロメチレン)ビスホスホネートとトリメチル(ジクロロメ チレン)ビスホスホネート!、2g(0,05モル)の無水微粉状(ジクロロメ チレン)ビスホスホン酸を1(10mlの無水クロロホルム中で撹拌し、この混 合物の中に撹拌しながら15〜20℃にて2%ジアゾメタンエーテル溶液53m 1を滴下していく。添加後撹拌を室温にて更に30分続け、次いで混合物を真空 上恒量になるまで蒸発する。約1.5g(理論量の100%)のテトラメチル( ジクロロメチレン)ビスホスホネート[”P−NMR(CDCl2) :δ10 .88)が98%濃度で得られる。 テトラメチル(ジクロロメチレン)ビスホスホネートを含水エーテル中にて3時 間加熱還流すると、純粋なトリメチル(ジクロロメチレン)ビスホスホネートが 90%以上の収率で得られる[”P−NMR(CDCl2) ’516.46( P)、3.42(P”)、2J□=+9.6Ht〕。 実施例9: モノヘキシル(ジクロロメチレン)ビスホスホネートとそのトリナトリウム塩 3.19g(0,01モル)の(ジクロロメチレン)ビスホスホニルテトラクロ リド(蒸留時の沸点105〜110℃/1mm)を無水トルエン30o+Iに溶 解し、この溶液を撹拌しなから0〜5℃下1.02g(0,01モル)の1−ヘ キサノールを含んだ10m1の無水トルエン溶液をこの溶液中へ滴下していく。 添加後撹拌を0〜5℃にて30分間次いで約25℃にて1時間続け、次いで10 m1の水を滴下しつつ加える。この混合液を30〜40℃にて1時間激しく撹拌 する。 次いで溶液を室温まで冷却し、pHを2N NaOHにて10〜11に調整し、 次いで真空下恒量になるまで蒸発する。残留物には約60%の(ジクロロメチレ ン)ビスホスホン酸モノヘキシルエステルトリナトリウム塩が含まれており、こ のものは水−メタノールから分別結晶化により精製することができる。収量は約 1.8g(理論量の45%)、濃度は90%以上。[:”P−NMR(D20)  :611゜50(P)、9.36(P’)、J、、=15.7Ht]。 実施例10: ム士ゴ些仁乙A三ヱAゴ芝ノ」ヨLとi上21旦2Jジ辱辷良ニュユーそのジナ トリウム塩 7.4g(0,02モル)のP、P−ジイソプロピル−P’、P′−ジメチル( ジクロロメチレン)ビスホスホネートを75m1の無水アセトニトリルに溶解し 、更に6.0gのNilと22.4gのクロロトリメチルシランを加える。この 混合物を加熱還流下15分間撹拌し、次いで真空上蒸発し、それによりP、P− ジイソプロピル−p′、p′−ビス(トリメチルシリル)(ジクロロメチレン) ビスホスホネート[”t’−NMR(CDCI+) :δ7.50(P)、−9 ,61(P’)、JP、=24.3Hz〕を得る。 このものに約50℃の温度の25m1の水を加えることにより加水分解し、その 後溶液のpHを10%NaOHにてアルカリ性にし、次いで真空下恒量になるま で蒸発する。固体残留物を50m1のアセトンに混合し、氷水にて冷却しつつ4 時間放置する。沈澱を濾過し、アセトンで洗浄後70℃にて恒量になるまで乾燥 する。約6.8g(理論量の88%)の(ジクロロメチレン)ビスホスホン酸P 、P−ジイソプロピルエステルジナトリウム塩[3]P−NMR(。 20):δ14.52(P)、7.20(P′)、 2L、=16.01hlを 98%濃度で得る。 そのものを酸処理すると相当する酸が得られる。 1、a、次の(ジクロロメチレン)ビスホスホン酸シリル及び部分エステル類が 同様の方法で製造できる:P、P−ジメチルP′、P′−ジエチル(ジクロロメ チレン)ビスホスホネートから: P、P−ビス(トリメチルシリル)P’、P”−ジエチル(ジクロロメチレン) ビスホスホネート及びこのものからp”、p”−ジエチル(ジクロロメチレン) ビスホスホネート[’ ” P−NMR(CDCl 3) :δ16.67(P )、7.20(P’)、”J□=15.5(ナトリウム塩)〕。 〕P、P、P’−トリメチルP′へキシ)V(ジクロロメチレン)ビスホスホネ ートから: P、P、P’−トリス(トリメチルシリル)P′−ヘキシル(ジクロロメチレン )ビスホスホネート及びそれからモノヘキシル(ジクロロメチレン)ビスホスホ ネート(”P−NMR(D20) :δ11.50(P)、9゜36(P”)、 ”JP、=15.748!()ジナトリウム塩)〕。 P、P、P′−)リイソプロビルP′−メチル(ジクロロメチレン)ビスホスホ ネートから: P、 P、 P”−)ジイソプロピルP”−トリメチルシリル(ジクロロメチレ ン)ビスホスホネート及びそれからp、p、p′−トリイソプロピル(ジクロロ メチレン)ビスホスホネート[”P−NMR(CDCh) :δ11.87(P )、5.19(P”)、J*p=17.2Hz(モノナトリウム塩)〕。 〕P、P、P′−トリメチルP−イソプロピルジクロロメチレン)ビスホスホネ ートから: P、P、P”−1−リス(トリメチルシリル)P−イソプロピル(ジクロロメチ レン)ビスホスホネート(”P−NMR(CDCl2) :δ−1,18(P) 、−9゜71(P”)、J、、=27.1Hズ〕、及びそれからモノイソプロピ ル(ジクロロメチレン)ビスホスホネート。 P、P−ジイソプロピルp”、p”−ジメチル(ジクロロメチレン)ビスホスホ ネートから: P、P−ジイソプロピルP′−メチルP′−トリメチルシリル(ジクロロメチレ ン)ビスホスホネー) (31P−NMR(CDCh) :δ7.81(P)、 1゜12(P’)、”J、、=23.3H冨〕、およびそれからP、P−ジイソ プロピルP′−メチル(ジクロロメチレン)ビスホスホネート。 P、P、P”−トリメチルP′−オクタデシル(ジクロロメチレン)ビスホスホ ネートから: P、 P、 P”−)リス(トリメチルシリル)P′−オクタデシル(ジクロロ メチレン)ビスホスホネート、及びそれからオクタデシル(ジクロロメチレン) ビスホスホネートとそのトリナトリウム塩。 P、P−ジメチルP′、P’−ジフェニル(ジクロロメチレン)ビスホスホネー トから: P、P−ビス(トリメチルシリル)P′、P”−ジフェニル(ジクロロメチレン )ビスホスホネート[”?NMR(CDCh) :δ−11,26(P) 、  2.03(P′)、”J、、=26.68Z)、及びそれからP、P−ジフェニ ル(ジクロロメチレン)ビスホスホネート(”P−NMR(D20) :δ6. 48(P)、11゜01(P’)、2J、、=14.7)1!(ジナトリウム塩 )〕。 P、 P、 P”−トリメチルP′−(3−メチル−2−シクロへキセニル)( ジクロロメチレン)ビスホスホネートから:P、P、P′−トリス(トリメチル シリル)P’−(3−メチル−2−シクロへキセニル)(ジクロロメチレン)ビ スホスホネート、及びそれから(3−メチル−2−シクロヘキセニル)(ジクロ ロメチレン)ビスホスホネート[3” P−NMR(D20) :δ9.25, 8.81.”JP、=17.6Hs()ジナトリウム塩)〕。 P、P”−ジフェニルP、 P”−ジメチル(ジクロロメチレン)ビスホスホネ ートから: P、P”−ビス(トリメチルシリル)P、P”−トリフェニル(ジクロロメチレ ン)ビスホスホネート、及びそれからp、p’−ジフェニル(ジクロロメチレン )ビスホスホネート。 P、P、P′−トリメチルP′−ファルネシル(ジクロロメチレン)ビスホスホ ネートから: P、P、P”−トリス(トリメチルシリル)P′−ファルネシル(ジクロロメチ レン)ビスホスホネート、及びそれからモノファルネシル(ジクロロメチレン) ビスホスホネート。 P、 P、 P−トリメチルP′−1−テトラヒドロナフチ/I/(ジクロロメ チレン)ビスホスホネートから: P、P、P”−トリス(トリメチルシリル)P′−1−テトラヒドロナフチル( ジクロロメチ1/ン)ビスホスホネート、およびそれから1−テトラヒドロナフ チル(ジクロロメチレン)ビスホスホネート。 P、P−ジエチルl”、P”−ジメチル(モノクロロメチレン)ビスホスホネー トから二 p、p−シxチルP′、P′−ビス(トリメチルシリル)(モノクロロメチレン )ビスホスホネート、及びそれからP、P−ジエチル(モノクロロメチレン)ビ スホスホネート。 P、P、P”−トリメチルP”−1−オクタデシル(ジブロモメチレン)ビスホ スホネートから: P、P、P′−1−リス(トリメチルシリル)?”−1−オクタデシル(ジブロ モメチレン)ビスホスホネート、及びそれから1−オクタデシル(ジブロモメチ レン)ビスホスホネート。 同様に次の化合物類が製造できる: P、P−ジエチルP”、P”−ジメチル(ジクロロメチレン)ビスホスホネート から: P、P−ジエチルP”、P”−ビス(I−ブチルジメチルシリル)(ジクロロメ チレン)ビスホスホネート、及びそれからP、P−ジエチルP′−1−ブチルジ メチルシリル(ジクロロメチレン)ビスホスホン酸1− [”P−NMR(CD Cl2) :69.70(P)、1.06(P′)、J−p=23.78x)− テトラエチル(ジクロロメチレン)ビスホスホネートから二P、P’−ジエチル P、P′−ビス(t−ブチルジメチルシリル)(ジクロロメチレン)ビスホスホ ネート、及びそれからP、P′−ジエチルP−+−ブチルジメチルシリル(ジク ロロメチレン)ビスホスホネート(”P−N)JR(CDCl2) :δ7.0 5(P)、0.68(P”)、町、、=23.4Hx〕。 テトラメチル(ジクロロメチレン)ビスホスホネートから:P−メチルP、P′ 、P′−)リス(t−ブチルジフェニルシリル)(ジクロロメチレン)ビスホス ホネート(”P−NMR(CDCl2) :δ1.18.−12.08(P、P ′)、35.981)。 実施例11: PP’−ジ−イソプロピル(ジクロロメチレン)ビスホスホン酸モ141フ」ユ jし6辷と4久△−±ノL工沫ン已口と配二%/入びジリチウムそしてモノ及び ジアンモニウム塩3.29K(0,01モル)のP、P’−ジイソプロピル(ジ クロロメチレン)ビスホスホン酸を22m1の水に溶解し、撹拌しながら3.1 5g(0,01モル)のBa (OH) z X 8)120を加え、更に2時 間撹拌を続ける。 その混合物を濾過し、濾液を真空上恒量になるまで蒸発する。 約4.5g(理論量の96%)の無色結晶性P、P’−ジインプロピル(ジクロ ロメチレン)ビスホスホン酸モノバリウム塩を98%以上の濃度で得る。 同様の方法で、モノカルシウム塩、モノ及びジカリウム塩、モノ及びジリチウム 塩、そしてモノ及びジアンモニウム塩(収率95%以上、含量98%以上)が製 造できる。 実施例12: PP′−ジイソプロピル(モノクロロメチレン)ビスホスホネートとそのジモル ホリニウム塩 8.2g(0,02モル)のテトライソプロピル(ジクロロメチレン)ビスホス ホネート(実施例1に記載の方法で調製される)を含む80IIllのモルホリ ン溶液を加熱還流下24時間撹拌し、次いで溶液を冷却する。形成された沈澱を 分離し、エーテルから再結晶化を行う。約8.5g(理論値の90%)の無色結 晶性のp、p′−ジイソプロピル(モノクロロメチレン)ビスホスホネート(3 tp−HMR(020) :δ11.31ppm(ジモルホリニウム塩)〕を約 85%の濃度(生成物中に約15%の相当するジクロロ化合物がふくまれている )で得る。そしてこのものに2当量の塩酸を作用させることにより相当する酸を 遊離させることができる。 ■、!0次の(モノクロロメチレン)ビスホスホン酸ジエステルが同様の方法で 製造できる: P、P′−ジエチル(モノクロロメチレン)ビスホスホネート[31p−NMR (DzO) :δ12.40PPm(ジアンモニウム塩)]P、P’−ジシクロ ペンチル(モノクロロメチレン)ビスホスホネート(31P−NMR(DzO) :611.87ppm(ジアンモニウム塩)〕。 実施例13: モノエチル(ジクロロメチレン)ビスホスホネートとそのトリナトリウム塩 5.0g(0,014モル)のテトラエチル(ジクロロメチレン)ビスホスホネ ートと6.7g(0,045モル)のNaIを50m1の無水アセトニトリルに 溶解し、そして撹拌しながら、その中へ12.2g (0,112モル)のトリ メチルシリルクロリドを加える。添加後室温で湿気を断って約4日間撹拌を続け る。そして真空下蒸発する。残留物として得られた混合物〔モノエチルトリス( トリメチルシリル)(ジクロロメチレン)ビスホスホネートが主要成分として含 まれる〕へ10m1の水を加え、そして、その混合液を10%NaOHにてアル カリ性とする。その混合物を50m1のメタノールで希釈し、+4℃にて2時間 放置後濾過する〔沈澱は(ジクロロメチレン)ビスホスホン酸ナトリウム塩〕。 濾液に25m1のエタノールを加え、+4℃で1日放置し、そして濾過する。 濾液は真空下蒸発し、残留物をアセトンで洗いそして濾過する。沈澱を恒量にな るまで乾燥し、それにより約2.0g(理論量の50%)の無色結晶性(ジクロ ロメチレン)ビスホスホン酸モノエチルエステルトリナトリウム塩を90%以上 の濃度で得る[’ ” P−NMR(DzO) :δ11.86(P)、9.4 0(P’)、”Jpt=15.4Hx〕、そしてこのものの酸処理により相当す る酸を得る。 同様の方法でモノメチル(ジクロロメチレン)ビスホスホネートとそのトリナト リウム塩[”P−NMR(DzO) :δ10.58(P)、8.5+1(P” )、”J、、=+6.7Hz)がテトラメチル(ジクaoメチレン)ビスホスホ ネート(ジナトリウムモノピペリジニウム塩)(31p−NMR(D20) : δ12.97(P)、9.17(P′)、15.1Hz〕から製造できる。 実施例14: テトライソプロピル(メチレン)ビスホスホネートの5塩ヒリン処理 撹拌下3.44g(0,01モル)のテトライソプロピル(メチレン)ビスホス ホネートに4.16g(0,02モル)のPCllを少しづつ加えていく。それ により混合物は約50℃まで温度上昇する。添加後、更に2時間撹拌を続け、次 いで、得られた透明な溶液を真空下蒸発する。 残留物を冷却しながらそれに20m1の水を加えそして発熱的反応が終了した後 に、その混合物を加熱還流下30分間撹拌し、そして次いで真空下蒸発する。残 留物として残る透明な油状物を31p−及び’ H−NMRを用いて分析したと ころその組成は次のようであった・ δ”P−NMR(NiOD) モル% メチレンビス本スネネート +7.17 21.5モノイソプロピルメチレン  19.94,14.74.町、、=8.2Hz 41ビス本スホネート P、P’−ノイソプロピルメチレン 17.24 20ビス本ス本ネート ホスフェート 3.33 15 モノイソプロピル本スフエート 3.62 2.5中間の炭素上の水素が塩素原 子で置換していることを示すデータは得られなかった。 実施例15: テトラシクロペンチル ブロモクロロメチレン)ビスホスホネートとPP′−ジ シクロペンチル(ブロモクロロメチレン)ビスホスホネート及びそのジビベリジ ニウム塩4.8g(0,01モル)のテトラシクロペンチル(モノクロロメチレ ン)ビスホスホネート(”P−NMR(CDCl2) :δ12.44PPm、 2JPH=17.7H!]を20m1の四塩化炭素に溶解し、約10℃にて撹拌 しながら0.55gのベンジルトリエチルアンモニウムクロリドと20m1の1 0%次亜臭素酸ナトリウム水溶液を加える。その混合物を約lθ℃にて30分間 激しく撹拌し、そしてその後分離される宥機物相を水で洗浄し、次いで硫酸ナト リウムで乾燥後濾過する。濾液を真空下蒸発し、それにより約5.0g(理論量 の90%)のテトラシクロペンチル(ブロモクロロメチレン)ビスホスホネート [”P−NMR(CDCh) :δ7.68ppmlを無色油状物として80% 以上の濃度で得る。 2.8g(0,005モル)の上記のように得たテトラシクロペンチル(ブロモ クロロメチレン)ビスホスホネートを6mlの無水ピペリジンに溶解し、その混 合液を油浴で約110℃に1時間加熱しながら撹拌し、その後真空中にて蒸発す る。固体残留物を10m1のエーテルに混合し、沈澱を濾過し、乾燥する。約1 .8g(理論量の60%)の無色結晶性P、P”−ジシクロヘキシル(ブロモク ロロメチレン)ビスホスホネート、ジビペリジニウム塩(”P−NMR(D20 ) :δ8.47ppmlを90%以上の濃度で得る。このものに酸を処理する と相当する酸が遊離する。 X嵐気上旦ニ トリメチル(モノブロモメチレン)ビスホスホネートとそのリチウム塩 1.04g(2,5ミリモル)のトリメチルメチレンビスホスホネートトリブチ ルメチルアンモニウム塩〔テトラメチルメチレンビスホスホネートとトリブチル アミンとから実施例1に記載の方法で製造される、”P−NMR(CDCh)  :630.51ppm(P)、9゜54PPm(P”)、”J、、=6.9H2 )を40m1の無水THFに溶解し、その混合液を一70℃に冷却し、撹拌しな がら4.0m1(5,0ミリモル)の2.5Mブチルリチウムヘキサン溶液を約 −70℃にて加え、更に10分間撹拌を続ける。この混合液に約−60℃にて撹 拌しながら0.80g(5,0ミリモル)の臭素を溶解した20m lの無水T HF溶液を10分以内に加える。その後約−60℃にて撹拌を更に15分間続け 、混合液を室温まで加温する。その混合液を濾過し、濾液を真空下蒸発し、それ により約0.6g(理論量の80%)のトリメチル(モノブロモメチレン)ビス ホスホネートのリチウム塩を得る(”P−NMR(CDCh) ’δ25.03 PPm(P)、11.59(P′)、2Jp−=15.48x〕。 このものに酸を処理すると相当する酸を得ることができる。 国際調査報告 l、l+−−++−−1a−m−II−Jl−PCT/FI 90100163 国際調査報告

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.式I: ▲数式、化学式、表等があります▼I (式中、R1,R2,R3及びR4はそれぞれ独立に炭素数1から22のアルキ ル基、炭素数2から22のアルケニル基、炭素数2から22のアルキニル基、炭 素数3から10のシクロアルキル基、炭素数3から10のシクロアルケニル基、 アリール基、アラルキル基、シリル基又は水素であり、R1,R2,R3及びR 4の少くとも1つは水素であり、そしてR1,R2,R3及びR4の少くとも1 つは水素以外の基であり、Q1は水素、フッ素、塩素、臭素又はヨウ素であり、 Q2は塩素、臭素又はヨウ素である) で表わされ、その幾何異性体や光学活性異性体のような立体異性体を包含する新 規なビスホスホン酸誘導体、又は医薬として許容されるその塩。
  2. 2.Q1及びQ2が塩素である請求項1に記載のビスホスホン酸誘導体。
  3. 3.R1〜R4の1つが水素以外の基でありその他はすべて水素である請求項1 に記載の化合物。
  4. 4.R1〜R4のうち1つは水素であり、他の1つが低級アルキル基であり、そ の他の基が水素又は低級アルキル、好ましくはメチル基又はエチル基である請求 項2に記載の化合物。
  5. 5.R1〜R4のうち1つ又は2つが低級アルキル基、好ましくはメチル基又は エチル基である請求項4に記載の化合物。
  6. 6.(ジクロロメチレン)ビスホスホン酸のモノメチルエステル又はモノエチル エステルである請求項5に記載の化合物。
  7. 7.R1〜R4のうち1つ又は2つが炭素数14から18のアルキル基又は炭素 数14から18のアルケニル基であり、その他が水素である請求項2に記載の化 合物。
  8. 8.(フルオロクロロメチレン、ブロモクロロメチレン又はジブロモメチレン) ビスホスホン酸モノメチルエステル、あるいは(フルオロクロロメチレン、ブロ モクロロメチレン又はジブロモメチレン)ビスホスホン酸モノエチルエステルで ある請求項1に記載の化合物。
  9. 9.請求項1に記載の化合物の製造方法にして、a)式II: ▲数式、化学式、表等があります▼II(式中、Q1及びQ2は請求項1の場合 と同じでありR1、R2、R3及びR4は水素を除き請求項1の場合と同じであ る)で表わされるメチレンビスホスホン酸テトラエステルを選択的加水分解反応 にかけ、 R1、R2、R3及びR4のうち1つが水素である対応するトリエステル(II I)又はその塩を形成するか、R1、R2、R3及びR4のうち2つが水素であ る対応するジエステル(IV及び/又はV)又はその塩を形成するか、または、 R1、R2、R3及びR4のうち3つが水素である対応するモノエステル(VI )又はその塩を形成する;あるいは、b)式VII: ▲数式、化学式、表等があります▼VII(式中、Q1及びQ2は請求項1の場 合と同じである)で表わされるビスホスホン酸、その金属塩又はアンモニウム塩 、あるいはそれに対応する酸四塩化物に目的のR1〜R4基に対応するエステル 化剤を反応させて選択的エルテル化反応を行い、それにより、 R1、R2、R3及びR4うちの3つが水素である対応するモノエステル(VI )を形成するか、 R1、R2、R3及びR4のうち2つが水素である対応するジエステル(IV及 び/又はV)を形成するか、またはR1、R2、R3及びR4のうち1つが水素 である対応するトリエステル(III)又は部分エステル(III〜VI)の対 応するエステル塩を形成する;あるいは、 c)式IX: ▲数式、化学式、表等があります▼IXで表わされるホスホン酸エステルを、 式X: ▲数式、化学式、表等があります▼X で表わされる活性化リン酸エステル又は水素ホスホン酸エステルと反応させるか 、又は式Xに対応する亜リン酸エステルと反応させる (上記式中、Yは水素又はハロゲン、又は他の脱離基を表わし、Zは水素、ハロ ゲン、アリールオキシ、スルホニルオキシ又はアルコキシを表わし、R1〜R4 及びQ1とQ2は式Iの場合と同じである);あるいは、 d)式XI: ▲数式、化学式、表等があります▼XI(式中、R1〜R4及びQ1とQ2は式 Iの場合と同じである)で表わされるピスホスホナイト化合物、又は対応する水 素ホスホン酸エステルを酸化して式Iで表わされる化合物を形成する、あるいは 、 e)式XV: ▲数式、化学式、表等があります▼XV(式中、R1〜R4は請求項1の場合と 同じである)で表わされるメチレンビスホスホン酸エステルをハロゲン化し、更 に所望なら、上記方法a)からe)で得られた部分エステル酸を部分エステル塩 に変換し、又はその部分エステル塩を部分エステル酸に変換し、そして/又は、 所望なら、式Iの得られた化合物を、例えば加水分解、エステル化、再エステル 化、メチレン基中の水素のハロゲン化、ジハロゲン化メチレン基から1個ハロゲ ンの脱ハロゲン、1つまたは2つ以上のハロゲンの他のハロゲンヘの変換により 、ここで規定する範囲の中で式1の別の化合物に変換する製造方法。
  10. 10.医薬的に活性な成分として請求項1に記載の式Iで示される化合物を含有 する医薬組成物。
  11. 11.治療剤として使用する式Iで示される請求項1に記載の化合物。
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