JPH0549853B2 - - Google Patents

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JPH0549853B2
JPH0549853B2 JP1157285A JP15728589A JPH0549853B2 JP H0549853 B2 JPH0549853 B2 JP H0549853B2 JP 1157285 A JP1157285 A JP 1157285A JP 15728589 A JP15728589 A JP 15728589A JP H0549853 B2 JPH0549853 B2 JP H0549853B2
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JP
Japan
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resin
weight roller
plate
core material
weight
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JP1157285A
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English (en)
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JPH0324349A (ja
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Hisao Fukunaga
Koichi Ookawa
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Honda Motor Co Ltd
Bando Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Bando Chemical Industries Ltd
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Priority to EP90306601A priority patent/EP0404472B1/en
Priority to US07/538,892 priority patent/US5154673A/en
Priority to ES90306601T priority patent/ES2087891T3/es
Priority to KR1019900009269A priority patent/KR0171886B1/ko
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Publication of JPH0549853B2 publication Critical patent/JPH0549853B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H55/00Elements with teeth or friction surfaces for conveying motion; Worms, pulleys or sheaves for gearing mechanisms
    • F16H55/32Friction members
    • F16H55/52Pulleys or friction discs of adjustable construction
    • F16H55/56Pulleys or friction discs of adjustable construction of which the bearing parts are relatively axially adjustable
    • F16H55/563Pulleys or friction discs of adjustable construction of which the bearing parts are relatively axially adjustable actuated by centrifugal masses
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C13/00Rolls, drums, discs, or the like; Bearings or mountings therefor

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Transmissions By Endless Flexible Members (AREA)
  • One-Way And Automatic Clutches, And Combinations Of Different Clutches (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Mechanical Operated Clutches (AREA)
  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、バイク(スクータを含む広い概念
をいう)、雪上車、ウオータージエツト、あるい
は四輪車もしくはそれらに付設されるスーパーチ
ヤージヤー等の補機、あるいは農機、一般産業用
機器に使用される遠心力型自動変速機用又は遠心
クラツチ用等の、ウエイトローラに関する。
〔従来技術〕
バイク等には、エンジンの回転数が変化すると
その変化に応じてプーリの溝幅が変化し、そのプ
ーリに掛けられた無端状のVベルト等の動力伝導
帯体(単に、伝導帯体という)の該プーリ上の半
径方向における接触位置が変わつて、原動軸側か
ら従動軸側への変速が自動的におこなわれる自動
変速機が取着されている。
そして、上記エンジンの回転数に応じてプーリ
の溝幅を変化させる機構は、第8図、第9図に図
示するような構成を有する。即ち、上述の溝幅の
変化するプーリ10を、回転軸12に対して固定
された固定プレート10aと回転軸方向に移動自
在になつた可動プレート10bによつて構成する
とともに、上記可動プレート10bの背面側に上
記回転軸に固定されているガイドプレート面11
を形成し、このガイドプレート面11と上記可動
プレート10bとの隙間が半径方向外側にゆくに
したがつて狭くなるよう構成し、且つこのガイド
プレート面11と上記可動プレート10bの間に
半径方向に移動自在に円筒状のウエイトローラ1
を配設している。また、上記ウエイトローラ1
の、プーリ10上の半径方向への移動に際し周方
向への移動を拘束するため、上記可動プレート
(あるいはガイドプレート面)側に半径方向への
ガイド(あるいは溝)10cが形成され、該溝内
あるいはガイド内へウエイトローラ1が配設され
る。
そして、この機構は、回転軸12の回転数が増
加してゆくにしたがつて上記ウエイトローラ1に
作用する遠心力が次第に大きくなつて、このウエ
イトローラ1が遠心力の方向、即ちプーリの半径
方向外側へ、可動プレート10bの背面を移動し
て、該可動プレート10bを固定プレート10a
側に押圧し、この結果、この可動プレート10b
と固定プレート10aの間の間隔(即ち、プーリ
の溝幅)が狭くなるよう作動する。
このため、この機構においては、上記プーリに
掛けられている無端状の伝導帯体Bが、回転軸の
回転数の増加に伴つて、プーリのより外周側の位
置で接触するよう変化して、このプーリにおける
伝導帯体の周速が次第に大きくなる。
従つて、仮に、上記回転軸を原動軸とすれば、
原動軸12側から従動軸13側に伝達される速比
が自動的に大きくなるよう変化する。
ところで、上記ウエイトローラは、回転軸の回
転数の変化に伴つてプーリの可動プレートの背面
を半径方向に常に移動(摺動回転)するため、耐
摩耗性の高いものが要求される。
また、上記移動が回転数の変化に円滑に対応す
るためには、上記ウエイトローラの接触する周表
面は、摩擦抵抗の小さいものでなければならな
い。
さらに、上記機構がエンジン近傍に配設される
場合には、このウエイトローラもエンジンからの
伝導熱およびローラ自身の摩擦熱によりかなりの
温、具体的には約130℃程度にもなるため、耐熱
性に優れたものでなければならない。また、この
ウエイトローラは、伝導帯体を介して作用する伝
導力に抗して可動プレートを押圧しなければなら
ず且つエンジンからの衝撃的な繰り返しの振動応
力が作用することより、耐疲労性(耐荷重性)に
も優れたものであることが要求される。
上述のような課題を満足すべく従来より種々の
発明(考案)がなされている。この代表的なもの
として、ウエイトローラの収納部位にグリスを充
填した所謂湿式型と呼ばれるもの(特開昭60−
245864号)、あるいは保守を容易にするためにウ
エイトローラの表面を自己潤滑性を有する補強繊
維を混入した材料で被覆した所謂乾式型と呼ばれ
るもの(特開昭60−245864号、特開昭61−157859
号)がある。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、前者の場合には、この部分が加
熱された際にグリスの粘度が低下して遠心力によ
り該グリスが周囲に飛散し、また経年変化でグリ
スが劣化して、長期間にわたり安定した摺動性能
即ち変速特性を得ることができないという欠点が
あつた。
一方、後者の場合には、上述のような欠点はな
いが、上記プーリを軽量化及び加工容易性の点で
優れるアルミダイキヤスト製にした場合に、上記
ウエイトローラ表面を被覆する補強繊維が、アル
ミ製の可動プレート背面の摺動面を損傷して摩耗
を促進し、その結果、安定した変速特性を得るこ
とができなくなるという欠点がある。特に、潤滑
剤として比重の大きい二硫化モリブデンやグラフ
アイトを使用している場合には、摺動面等の接触
部分を損傷し易くなる。
また、上記ウエイトローラは実質的に密閉され
た空間で使用されるため、温度上昇によつてウエ
イトローラ表面を被覆する樹脂の寿命が短くなる
という欠点がある。
この欠点を解消するため、特開昭61−157859号
公報に記載の自動変速機では、この密閉空間に放
熱用の間隙を設けている。
しかしながら、このような間隙を設けると、こ
の間隙から微細な塵埃が浸入し、この塵埃による
ウエイトローラ表面の摩耗が生じるという新たな
問題点が生じる。
上述の問題は、基本的に同じ原理を利用してい
る遠心クラツチ用のウエイトローラについても同
様である。
ところで、上記ウエイトローラの表面を自己潤
滑性の樹脂等で被覆した形式のウエイトローラ
は、従来、特開昭61−165058号、特開昭61−
163821号に開示されているように、専ら、金型内
に余熱した金属製の芯材を挿入した状態で、金型
内に樹脂を射出成形して製造されていた。
しかしながら、このように製造されたウエイト
ローラは、芯材と樹脂部分との材質の違いに起因
してそれらの熱収縮率が異なることより、製造後
ウエイトローラの樹脂部分に内部応力を生じさせ
る。このため、比較的短時間でウエイトローラの
樹脂部分にクラツクが生じる等の不都合があつ
た。
また、ウエイトローラは、小型のフアミリーバ
イク等のバイクを中心とする大衆商品に多用され
ることより、価格的に安価に製造することが要求
される。しかし、ウエイトローラが上述のような
手法で製造される場合には、製造の自動化が困難
なこと等より製造原価を所定以下に下げることが
できなかつた。
本発明は、上述のような現況に鑑みおこなわれ
たもので、実質的に密閉状態の収納空間で使用し
得る乾式型の自動変速用あるいは遠心クラツチ用
のウエイトローラを提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明にかかるウエイトローラは、固定プレー
トに対して可動プレートが移動してプーリ溝幅が
変化する可変溝プーリを具備して自動変速機、あ
るいは同芯状の2軸上に対峙して配置される摩擦
板と相手板を押圧・解除して2軸間を断続させる
形式の遠心クラツチにおいて、上記可動プレート
あるいは摩擦板、相手板等の可動部材を作動させ
る回転数応答部材として使用するウエイトローラ
であつて、 このウエイトローラの周表面を被覆する樹脂
が、コポリパラフエニレン・3,4′オキシジフエ
ニレン・テレフタラアミド繊維(以下「アラミド
繊維」という)からなる補強材と、ポリテトラフ
ルオロエチレン樹脂(PTFE)からなる自己潤滑
剤とを含有し、ナイロン46樹脂(ポリアミド樹
脂;ポリテトラメチレンアジパミド樹脂)をベー
ス樹脂とした樹脂で構成されていることを特徴と
する。
また、前記樹脂は、高密度ポリエチレン樹脂を
自己潤滑剤として更に含有していてもよい。
(作用) しかして、上記発明からなる樹脂で被覆された
ウエイトローラは、自動変速機あるいは遠心クラ
ツチに使用された場合、以下のように作用する。
即ち、ベース樹脂であるナイロン46樹脂は耐熱
性を有するとともに繰り返し衝撃荷重に強く且つ
長期間にわたつて安定した性質を維持し、さらに
アラミド繊維は上記ナイロン46樹脂の中にあつて
該ベース樹脂の上記繰り返し衝撃荷重に対する強
度および耐荷重、及び耐熱性を大幅に向上させ
る。しかも、アラミド繊維の性質よりガラス繊維
あるいは炭素繊維に比べて接触する相手を摩耗及
び損傷させることはない。
また、ベース樹脂であるナイロン46樹脂の中
に、ポリテトラフルオロエチレン樹脂が含有さ
れ、このポリテトラフルオロエチレン樹脂は不
溶・不融であるためナイロン46樹脂中にミクロ分
散し、樹脂全体に自己潤滑性を与え、ウエイトロ
ーラの摩擦係数を下げ且つ耐摩耗性を向上させ
る。
また、一方において、ナイロン46樹脂の中に自
己潤滑剤の一つとしてポリオレフイン系樹脂であ
る高密度ポリエチレン樹脂が添加されると、この
高密度ポリエチレン樹脂はナイロン46樹脂中に溶
融して、ウエイトローラの表面の樹脂が高温にな
つた際においても、ウエイトローラ表面の摩擦係
数をさらに安定させる。
しかも、上述のように、ベース樹脂であるナイ
ロン46樹脂に、アラミド繊維、ポリテトラフルオ
ロエチレン樹脂、必要に応じて高密度ポリエチレ
ン樹脂を配合すると、高密度ポリエチレンの相分
離がなく且つ溶融樹脂の流動性を兼ね備える結
果、機械的物性、耐熱性にも優れ、さらに摺動特
性にも優れたものとなる。
従つて、本発明にかかるウエイトローラは、従
来のウエイトローラに比べて、耐熱性、耐荷重性
において格段に優れた性質を有し、また繰り返し
衝撃荷重に対しても大幅に向上するとともに、摩
擦係数が低く又耐摩耗性においても優れている。
しかも、ウエイトローラが接触するガイドプレ
ート面及びプーリとの接触面を損傷することはな
い。
また、上記ウエイトローラは、単に樹脂の円筒
状体の一方の端から芯材を圧入するだけで、簡単
に樹脂で芯材を被覆したウエイトローラを製造す
ることができる。
従つて、芯材と被覆する樹脂側を一体化するた
め、芯材側にローレツト加工等を施すこともな
く、また余熱した芯材を金型内に予め挿入して後
に樹脂を射出成形して被覆する等の煩雑な製造工
程を採る必要もない。
特に、前記圧入でき得る鍔部の内周径をD2
前記円筒状体に形成した樹脂の内周径をD3、前
記円筒体あるいは円柱体に形成した芯材の外周径
をD0とした場合に、これらD0、D2、D3の各寸法
の関係を下記の如く構成すると、 D0−D2=D0×(0.015〜0.035) D3−D0=0〜0.3(mm) 圧入後に、円筒状体の樹脂側に芯材側から無理
な応力が作用することがなく、且つ芯材と樹脂と
が使用中に遊離することがなく、また芯材が樹脂
の鍔部から飛び出すこともないため、長時間にわ
たつて安定した状態で芯材と被覆する樹脂を一体
化しておくことができる。
そして、上述のように構成されたウエイトロー
ラは、芯材と被覆する樹脂が嵌合状態のままで一
体となつているので、固定プレートあるいは可動
プレート、もしくは摩擦板あるいは相手板との接
触に際し、衝撃を緩和するとともに騒音を低下さ
せる作用を有する。尚、この構成のウエイトロー
ラは、乾式あるいは湿式のものにも適用できる。
(実施例) 以下、本発明の実施例について説明する。
第1図、第2図は本実施例にかかるVベルト式
自動変速用のウエイトローラの形状あるいは機械
的構造を示す正面図と側面図である。
図において、1はウエイトローラで、2は該ウ
エイトローラの周表面を被覆する樹脂、3は適当
な質量を与えるための金属製の芯材である。上記
ウエイトローラの周表面を被覆する樹脂は、以下
の組成で構成されている。
〔第1実施例〕 即ち、第1実施例では、第4図の実施例1の欄
に示すように、樹脂は、重量%で、ベース樹脂と
してナイロン46樹脂を85%、補強材としてアラミ
ド繊維を5%、自己潤滑材としてポリテトラフル
オロエチレン樹脂を10%とした構成からなる。
そして、製造工程は、以下のような工程からな
る。まず、上記分量のナイロン46樹脂、アラミド
繊維、ポリテトラフルオロエチレン樹脂を2軸押
出機にて分散混練して、自己潤滑性樹脂ペレツト
を得る。次に、このペレツトを120℃で3〜5時
間予備乾燥した後、金型を用いて射出成形するこ
とによつて、第1図、第2図、第3図bに示す鍔
付円筒状体の樹脂部分を成形する。
〔第2実施例〕 第2実施例では、第4図の実施例2に示すよう
に、樹脂は、重量%で、ナイロン46樹脂を80%、
アラミド繊維を5%、自己潤滑材としてポリテト
ラフルオロエチレン樹脂を15%とした構成からな
る。
製造工程は、上記〔第1実施例〕と同じであ
る。
〔第3実施例〕 第3実施例では、第4図の実施例3に示すよう
に、樹脂は、重量%で、ナイロン46樹脂を76%、
アラミド繊維を5%、自己潤滑材としてポリテト
ラフルオロエチレン樹脂を15%、さらに、補助潤
滑材としてポリオレフイン系樹脂の一種の高密度
ポリエチレン樹脂を4%とした構成からなる。
製造工程は、上記〔第1実施例〕と基本的に同
じであり、高密度ポリエチレン樹脂は他の材料を
入れるときに同時に入れる。
〔第4実施例〕 第4実施例では、第4図の実施例3に示すよう
に、樹脂は、重量%で、ナイロン46樹脂を72%、
アラミド繊維を5%、自己潤滑材としてポリテト
ラフルオロエチレン樹脂を15%、さらに、補助潤
滑材として高密度ポリエチレン樹脂を8%とした
構成からなる。
製造工程は、上記〔第3実施例〕と同じであ
る。
そして、上述の各実施例において上記樹脂は、
ナイロン46樹脂として「DSM社」製の
「STANYL(商品名)」が、コポリパラフエニレ
ン・3,4′−オキシジフエニレン・テレフタラア
ミド繊維として「テイジン」の「テクノーラT−
322(商品名)」が、ポリテトラフルオロエチレン
樹脂として「旭硝子」の「フルオンL−169(商品
名)」が、高密度ポリエチレン樹脂として「三井
石油化学」の「ハイゼツクス3300FP(商品名)」
が各々使用されている。また、上記ポリテトラフ
ルオロエチレン樹脂は、粉末状のものがよく、そ
の平均粒子径は15μm以下、好ましくは10μm以
下のものがよい。
また、上記構成の樹脂で被覆されるウエイトロ
ーラの物理的寸法は、第1図、第2図において、
ウエイトローラ1の長さl=13mm、外径D1=16.1
mmで、全重量W=8.5gである。そして、このウ
エイトローラ1は、機械的には以下のように構成
されている。
即ち、第3図a,bに図示するように、樹脂2
側は予め両端で内方に突出状の鍔部2aを有する
円筒状体に成形されるとともに、芯材3側は重量
7.43gで材質がSUM−25からなりその外周両端
が面取り加工されている。そして、寸法的には、
上記樹脂の円筒状体の内周径D3は、芯材3の外
周径(外表面の径)D0に対して、「D3−D0=0〜
0.3(mm)」に構成され、また、樹脂の一方(圧入
側)の鍔部2aの内周径(開口径)D2は、芯材
3の外周径D0に対して、「D0−D2=D0×(0.015〜
0.035)」に構成する。
このように、被覆する樹脂2側および芯材3側
を構成することにより、単に樹脂2の上記内周径
をD2とした一方(圧入側)の鍔部2a側から該
樹脂2の内筒部位に芯材3を弱い力で圧入するの
みで、簡単に芯材3を樹脂2で被覆することがで
きる。即ち、上記内周径をD2とした一方(圧入
側)の鍔部2aに、外周端を面取りした芯材3を
当接した状態で弱い圧力を加えれば、この樹脂2
の上記鍔部2aが弾性変形することによつて芯材
3が圧入され、簡単に自己潤滑性のある樹脂2内
に芯材3が固定された状態で組み込むことができ
る。
しかも、寸法的に上述のように構成され且つ圧
入することによつて構成されたウエイトローラ
は、長時間にわたつて安定して一体的に嵌合させ
ておくことができる。即ち、ウエイトローラが変
速機に装備された状態において、遠心力により、
芯材が樹脂に対してスラスト運動あるいは相対的
に回転を生じたりすることはない。
寸法的に、上記樹脂の内周径D3と芯材3の外
周径D0の差が、「0(mm)」以下の場合には、樹脂
2側に応力を与えて樹脂の寿命を縮めることにな
り、また一方「0.3(mm)」以上の場合には、ウエ
イトローラが変速機に装着された状態において、
遠心力等により、芯材3が樹脂2側に対してスラ
スト運動あるいは回転運動することになり、騒音
等の原因とする。
また、芯材3の外周径D0と、樹脂の一方(圧
入側)の鍔部2aの内周径D2の差(D0−D2)が、
「D0×0.015」以下の場合には、芯材3が樹脂2か
ら飛び出す可能性があり、一方「D0×0.035」以
上の場合には、圧入時に無用の圧入力が必要とな
るとともに樹脂側にクラツクを生じさせ、使用時
における破壊の原因を生じさせることにもなる。
本発明者が、上記各寸法に関して、上記条件が最
適範囲であることを、確認するためにした実験結
果を示したものが、第6図、第7図である。
尚、本実施例のように、芯材3の両端を面取り
しておくと、製造に際して、いずれの側からでも
圧入することができるため、組立の自動化にとつ
て好ましい。また、同様に、本実施例では樹脂2
側の一方の鍔部2aのみ芯材2を圧入できるよう
な寸法に構成しているが、両側をその圧入可能な
上述の寸法に構成しておくことも、組立の自動化
にとつては好ましい。
ところで、上記ウエイトローラが装着される回
転軸の回転数は高速巡航時に概ね5000rpmであ
る。
また、上述の実施例1〜実施例4の構成からな
るウエイトローラの物性を測定したところ、各々
第4図の左欄中段に示すような値となつた。この
値は、応力振幅一定型の引張試験機を用い、振動
数1000回/秒、引張応力133Kgf/cm2、室温25℃
の条件下で得たものである。
そして、これらのウエイトローラを排気量50c.c.
のフアミリーバイクの自動変速機に装着して5000
Km走行して、上記走行前と走行後の「摩耗量」と
「速比の劣化(下記の(1)式により定められる比を
いう;本実施例の場合回転数5000rpmでの速比)」
を測定したところ、各々第4図の左欄下段に示す
ような値となつた。
ところで、速比の劣化とは、 速比の劣化=初期速比−走行後の速比/初期速比……
(1) をいう。
また、第4図において示す鈴木式摩耗試験機の
試験(条件)値は、応力P=6.0Kg/cm2、回転数
V=60rpm、室温t=25℃、湿度50%RH、運転
時間50hrにおける値である。
また、この実験値に示す摩耗量は、3次元測定
機により測定した。
上記実施例に対して、従来の各種組成で構成さ
れる樹脂よりなるウエイトローラは、各々第4図
の左欄(比較例1〜比較例4)の各段に示すよう
な値となつた。
即ち、例えば、本発明の上記実施例の3のウエ
イトローラの場合には、実車走行特性である5000
Km走行後のウエイトローラ周表面(樹脂)の摩耗
量が0.03mm、同じくVベルト式自動変速機に使用
されているアルミ製プーリの接触面の摩耗量が
0.002mmと非常に摩耗量が少なかつた。
また、上述の速比の劣化も4〜6%の減少にと
どまり、長期間にわたつて安定した速比が得られ
ることが確認された。さらに、芯材と樹脂の遊離
化は認められず、一体化のまま安定した状態で作
用していることが確認された。
これに対して、従来例である、第4図の比較例
2の組成の場合には、同じく実車走行特性におい
て、ウエイトローラ周表面(樹脂)の摩耗量は、
アルミ製の可動プレートとの接触側で0.23mm、鉄
製のガイドプレートとの接触側で0.28mmとなり、
形状的にいびつな形に摩耗した。また、速比の劣
化は、13〜14%にもおよぶ減少が認められた。さ
らに、グリースが、走行中に粉塵を抱き込み、黒
く汚濁するとともに遠心力により、可動プーリの
外周方向に偏つてしまつていた。
従つて、長期間にわたつて安定した性能はのぞ
み得ない。
また、従来例である、第4図の比較例3の組成
の場合には、ウエイトローラ周表面(樹脂)の摩
耗量が0.12mm、同じくVベルト式自動変速機に使
用されているアルミ製のプレートの接触面の摩耗
量が0.05mmであり、上記本発明の実施例である実
施例3にかかるウエイトローラに比べると、ウエ
イトローラ側で4倍、アルミ製のプレート側では
25倍もの摩耗量を示した。また、アルミ製プーリ
側の、ウエイトローラとの接触部分には、補強材
であるガラス繊維により複数条の擦過傷が認めら
れた。
さらに、速比の劣化は、12〜13%にもおよぶ減
少が認められた。これは、遠心力により各ウエイ
トローラが等しく半径方向に移動するにもかかわ
らず、ウエイトローラ及び可動プーリが摩耗した
ことに起因して、可動プーリのピツチ径が初期に
比べて各部位で等しく広がらないため、速比が低
下するものと思われる。
また、摩耗により削りとられたアルミ粉が、摩
耗摺動面に残存し、継続する耐久走行時におい
て、このアルミ粉が研磨材として作用し、ますま
す摩耗が促進する結果、速比変化は加速度的に増
大することが確認された。
従つて、従来例である比較例3のウエイトロー
ラも、上記本発明の実施例(実施例3)にかかる
ウエイトローラに比べると、非常に劣り、この場
合も長期間にわたつて安定した性能はのぞみ得な
い。
上述のように、本発明にかかるウエイトローラ
を用いた自動変速機は、従来のグリスを封入した
形式のものに比べと、遠心力でグリスが飛散して
油膜潤滑が損なわれ事がないため、摩擦係数及び
変速効率が安定する。しかも、長時間の走行後に
おいても、摩耗量は小さく、速比劣化は4〜6%
程度で、従来のものに比べて約1/4〜1/3程度とな
る。
上記第1〜第4実施例では、ウエイトローラの
表面を被覆する樹脂の好ましい配合比を示した
が、本発明特有の効果は、重量%で、「ナイロン
46樹脂」100に対して、「アラミド繊維」1〜80、
「ポリテトラフルオロエチレン樹脂」3〜80、「高
密度ポリエチレン樹脂」0〜20の範囲において得
ることができる。
また、ウエイトローラを、上述のように鍔付円
筒状の樹脂内に芯材を圧入して製造した場合に
は、上述の従来例で述べたイサート成形法で製造
したウエイトローラに比べて、製造後のウエイト
ローラの外径収縮率、真円度等において、又上述
のフアミリーバイクの自動変速機に装備した5000
Km走行テスト後の性状において、第5図に図する
ように、優れた効果を生じさせる。即ち、従来の
インサート成形法で製造されたウエイトローラ
は、内部に金属製の芯材が挿入された状態で成形
されるためウエイトローラの外径収縮率が樹脂自
体の収縮率に比べて小さくなり、従つて本発明の
実施例のウエイトローラに比べて外径収縮率が小
さくなつている。このため、インサート成形法で
製造されたウエイトローラは、樹脂部に大きな内
部応力を有している。また、真円度に関しても、
インサート成形法で製造されたウエイトローラ
は、上記外径収縮率を大きくして樹脂部の内部応
力の発生を小さくしようとすると、真円度を示す
値が大きくなり(より真円でなくなり)というよ
うに、この真円度を示す値を小さくし且つ上述の
外径収縮率を大きくすることを共に満たすことが
困難であるのに対して、本発明の実施例にかかる
ウエイトローラでは、真円度も上記外径収縮率と
ともに良好な値にすることができる。
この結果、上記走行テストにおいて、従来のイ
ンサート成形法で製造されたウエイトローラは、
1000Km〜1500Kmで破損しあるいは5000Kmでクラツ
クが生じ、また大きな偏摩耗が生じるのに対し
て、本発明にかかるウエイトローラではこのよう
な破損、クラツク及び大きな(機能に支障を及ぼ
すような)偏摩耗は生じない。
特に、第5図の下段に示す9000Km走行後の結果
においては、従来のインサート成形法で製造され
たウエイトローラは使用不能もしくはこれに近い
状態になるのに対して、本発明の実施例にかかる
ウエイトローラは何ら支障なく使用できる状態を
依然維持していた。尚、第5図の試験に用いたウ
エイトローラは、D3−D0=0.03(mm)、D0−D2
D0×0.025の条件で製造されたものである。また、
上記外径収縮率とは、ウエイトローラの樹脂部分
を成形する金型における該ウエイトローラ部分の
外径をDKとすると、 外径収縮率=DK−D1/DK で表されるものである。
第5図において、「ゲート形状」とは樹脂部の
射出成形の際の金型への射出の形態を表すもの
で、所謂「デイスク」、「エツジ」、「ピンポイン
ト」等の種類がある。また、第5図において、
「芯材表面」とは、芯材の表面がフラツトなのか
あるいはローレツト等の機械加工がなされている
かを示すものである。また、上記真円度は三次元
測定機で測定した結果をまとめたものである。
本実施例にかかるウエイトローラは、上述のよ
うに、従来のウエイトローラに比べて、優れた作
用効果を有する。
(発明の効果) 本発明にかかるウエイトローラは、上述のよう
に、耐熱性、耐摩耗性、耐疲労性(荷重性)にも
優れ、且つ摩擦係数も低く、さらには接触する相
手の面を損傷させることがない。
このため、Vベルト式の自動変速機用あるいは
遠心クラツチ用のウエイトローラとして使用した
場合には、長期間にわたつて安定した状態での使
用が保証され、また従来のウエイトローラのよう
に該ウエイトローラの交換あるいはグリスの充填
等のメンテナンスが長期間にわたつて一切不要と
なる。
従つて、このウエイトローラを具備した自動変
速機あるいは遠心クラツチを搭載したフアミリー
バイク等は、非常に信頼性の高いものとなり且つ
メンテナンスフリーとなる。
また、本発明にかかるウエイトローラは、上述
のように優れた作用を有するウエイトローラを、
簡単に製造することができるため、安価に供給す
ることができる。しかも、樹脂と芯材との一体化
が長時間にわたつて保障されるため、上記作用効
果とあいまつて、変速機の信頼性の向上に寄与す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例にかかるVベルト式自動変速
用のウエイトローラの形状あるいは機械的構造を
示す正断面図、第2図は同じく側面図、第3図
a,bは芯材と樹脂との寸法関係を示す芯材と樹
脂の各々の正断面図、第4図は本発明の効果等を
表す本発明にかかる実施例のものと従来のものと
の組成、寿命、物性および摩耗量等を比較した表
図、第5図は本発明の効果等を表す本発明にかか
る実施例のものと従来のものとの性状等を比較し
た表図、第6図は本発明の効果を示す樹脂の一方
の鍔部の圧入代とその効果を示す表図、第7図は
本発明の効果を示す樹脂の内径と芯材の外径との
寸法とその効果を示す表図、第8図はこの形式の
ウエイトローラが使用されるVベルト式の自動変
速機の構造を示す一部断面を有する平面図、第9
図は第8図の−矢視図である。 1……ウエイトローラ、2……ウエイトローラ
の周表面を被覆する樹脂、2a……鍔部、3……
芯材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 固定プレートに対して可動プレートが移動し
    てプーリ溝幅が変化する可変溝プーリを具備した
    自動変速機、あるいは同芯状の2軸上に対峙して
    配置される摩擦板と相手板を押圧・解除して2軸
    間を断続させる形式の遠心クラツチにおいて、上
    記可動プレートあるいは摩擦板、相手板等の可動
    部材を作動させる回転数応答部材として密閉空間
    内で使用可能なウエイトローラであつて、 このウエイトローラの周表面を被覆する樹脂
    が、コポリパラフエニレン・3,4′オキシジフエ
    ニレン・テレフタラアミド繊維からなる補強材
    と、ポリテトラフルオロエチレン樹脂からなる自
    己潤滑剤とを含有し、ナイロン46樹脂をベース樹
    脂とした樹脂であることを特徴とするウエイトロ
    ーラ。 2 前記樹脂は、高密度ポリエチレン樹脂を自己
    潤滑剤として更に含有することを特徴とする特許
    請求の範囲第1項に記載のウエイトローラ。
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