JPH0549770A - 電子制御式模様縫いミシン - Google Patents
電子制御式模様縫いミシンInfo
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- JPH0549770A JPH0549770A JP3237091A JP23709191A JPH0549770A JP H0549770 A JPH0549770 A JP H0549770A JP 3237091 A JP3237091 A JP 3237091A JP 23709191 A JP23709191 A JP 23709191A JP H0549770 A JPH0549770 A JP H0549770A
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- display
- pattern
- unit
- patterns
- sewing
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- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Abstract
を変位(ステップ)をさせて組合せたとき、実際にどの
ような配置で各模様が形成されるかを表示させること。 【構成】 模様を任意に指定すると共にそのステップ方
向も右ステップキー20、左ステップキー21により任
意に指定して複数の模様を組み合わせる。この組合せた
模様の配置状態を表示するため、ディスプレイ10の表
示データが模様データとステップデータとにより演算さ
れ、各模様が表示制御される。
Description
シンに関し、特に複数の単位模様を左又は右方向にステ
ップさせた状態に並べて順次縫製するようなときにこれ
ら模様が実際に縫製される模様の配置状態をディスプレ
イに表示し得るように構成したものに関する。
般に、縫針を上下駆動する機構及び縫針を揺動駆動する
針駆動機構と、加工布を前後送りする前後送り機構と、
種々の具象的模様や文字などの縫目データを格納したメ
モリを有し模様選択スイッチで選択された模様の縫目デ
ータを読み出して針駆動機構と前後送り機構とを制御す
る制御装置などを備えているが、特に最近の模様縫いミ
シンでは、例えば、特開平3−57480号公報に記載
されているように、加工布を前後送り方向と直交する横
方向へ移送可能な横送り機構を設け、複数の模様を並べ
て順次縫製するときに、横送り機構を介して加工布を横
送り方向へ変位させることで、模様を横送り方向へ適宜
変位させて縫製できるように構成してある。そして、縫
製に際してオペレータが選択した模様がディスプレイに
表示されるが、複数の模様は実際の縫製状態を示す状態
でディスプレイに表示されるようには構成されておら
ず、模様を横送り方向へ変位させる矢印などの識別マー
クをディスプレイに表示するように構成してある。
機構を備えた電子制御式模様縫いミシンにおいて、複数
の模様が実際に縫製される縫製状態をディスプレイに表
示するように構成してないため、オペレータは縫製前に
複数の模様の配置状態が適正か否か確認することができ
ないため、経験と勘によって模様の配置状態を推定する
ようにしていたが、通常のオペレータにとっては複数の
模様の配置状態が適正か否か判断することが難しく、縫
製後に模様の配置を適正化するため縫製を解いて再度縫
製することも多く、作業能率が低下するなどの問題が残
っている。本発明の目的は、選択設定した模様を実際に
縫製される状態でディスプレイに表示し得るような電子
制御式模様縫いミシンを提供することである。
式模様縫いミシンは、図1の機能ブロック図に示すよう
に、縫針を上下駆動する手段と縫針を揺動駆動する手段
とを含む針駆動手段と、加工布を前後方向へ移送する前
後送り手段及び加工布を横方向へ単位移送量ずつ移送可
能な横送り手段と、複数の単位模様の縫目データを格納
した縫目データ記憶手段と、縫製する単位模様を選択す
る模様選択手段と、選択された単位模様を複数前後方向
に並べて順次縫製するように針駆動手段と前後送り手段
とを制御する縫製制御手段と、縫製する単位模様のうち
任意のものを他のものに対して横送り方向へ変位させる
為に変位方向と変位量とを指示するステップ指示手段
と、前記ステップ指示手段の指示に基いて指定された単
位模様を指定された方向に指定された量だけ変位させる
ように横送り手段を制御する横送り制御手段とを備えた
電子制御式模様縫いミシンにおいて、前記複数の単位模
様を表示可能なディスプレイを含む表示手段と、前記複
数の単位模様の各々をディスプレイに表示する為の表示
データを格納した表示データ記憶手段と、前記模様選択
手段とステップ指示手段と表示データ記憶手段からのデ
ータを受け、縫製する複数の単位模様をディスプレイに
並べて表示する為に各模様のディスプレイ上の前後送り
方向位置と横送り方向位置を演算し、この演算した表示
位置に各単位模様を表示させるように表示手段を制御す
る表示制御手段とを備えたことを特徴とするものであ
る。
いては、横送り手段により加工布を横送りできるため、
例えば、第1番目の単位模様の縫製後、加工布を横送り
させた状態で第2番目の単位模様を縫製するなどによ
り、複数の単位模様を並べた状態に且つ所望の単位模様
については横送り方向へ変位させた状態に縫製すること
ができる。ここで、前記のような縫製に際して、模様選
択手段を介して単位模様が選択され、ステップ指示手段
を介して縫製する複数の単位模様のうち任意のものを他
のものに対して横送り方向へ変位させる為に変位方向と
変位量とが指示されると、横送り制御手段は、ステップ
指示手段の指示に基いて指定された単位模様を指定され
た方向に指定された量だけ変位させるように横送り手段
を制御するので、加工布が指定された方向へ指定された
量だけ横送りされる。前記表示制御手段は、模様選択手
段とステップ指示手段と表示データ記憶手段からのデー
タに基いて、縫製する複数の単位模様をディスプレイに
並べて表示する為に各模様のディスプレイ上の前後送り
方向位置と横送り方向位置を演算し、この演算した表示
位置に各単位模様を表示させるように表示手段を制御す
るので、複数の単位模様が実際に縫製されるのと同様の
配置状態でディスプレイに表示されるから、オペレータ
はその配置状態が適正か否か容易に確認することが出来
る。
1に係る電子制御式模様縫いミシンによれば、針駆動手
段と、前後送り手段及び横送り手段と、縫目データ記憶
手段と、模様選択手段と、縫製制御手段と、ステップ指
示手段と、横送り制御手段とを有する電子制御式ミシン
に、ディスプレイを有する表示手段と、表示データ記憶
手段と、表示制御手段とを設けたことにより、複数の単
位模様を実際に縫製されるのと同様の配置状態でディス
プレイに表示させることが出来、これによりその配置状
態が適正か否か容易に確認することが出来、模様縫製作
業の作業能率を向上させ得ること、などの効果が得られ
る。
つつ説明する。図2に示すように、電子制御式ミシンM
のミシン本体は、ベッド部1と、脚柱部2と、アーム部
3と、頭部4とを有し、頭部4には、押さえ足を取付け
た押さえ棒5と、縫い針6を取付けた針棒7とが装着さ
れ、ベッド部1には送り歯8が設けられ、ミシン本体内
には、一般式な電子制御式ミシンと同様に、針棒7を上
下駆動する針棒上下動機構と、送り歯8を上下駆動する
送り歯上下動機構と、針棒7を左右方向へ揺動駆動する
針棒揺動機構と、送り歯8を前後方向へ揺動駆動する送
り歯揺動機構と、送り歯8を前後方向と直交する横方向
へ揺動駆動する横送り機構と、この横送り機構により加
工布を横送りするときに針棒クランクとミシン上軸との
連結を釈放する針棒釈放機構であって電磁クラッチによ
り釈放状態に切り換えられる針棒釈放機構と、針棒上下
動機構と送り歯上下動機構とを駆動するミシンモータ3
7と、針棒揺動機構を駆動するステッピングモータ38
と、送り歯揺動機構を駆動するステッピングモータ39
と、制御装置30などが設けられている(図3参照)。
スプレイ10が設けられ、このディスプレイ10は、例
えば20文字×3行の文字をドットパターンで表示可能
で、文字以外に縫目模様や形象等の図形を複数個表示可
能であり、このディスプレイ10の下2行分の領域には
最小4個・最大8個の縫目模様を表示可能な模様表示領
域11が設けられ、この模様表示領域11には透明電極
からなる16個のタッチキー11a(これらが模様選択
キーに相当する)が設けられ、この領域11に表示され
た縫目模様のうちの所望のものを、タッチキー11aの
一つを押圧操作することで選択可能である。前記ディス
プレイ10の右端部には、透明電極からなる少なくとも
8個のタッチキーが設けられ、これらタッチキーに対応
する部分には、確認キー17としての「確認」の表示、
次頁キー18としての「次ページ」の表示、連続単独選
択キー19としての「連/単」の表示、右方向ステップ
を指示する為の右ステップキー20としての右上がり矢
印、左方向ステップを指示する為の左ステップキー21
としての右下がり矢印、「クリア」、などの表示がなさ
れる。
は、起動・停止スイッチ13、糸切りスイッチ14、針
位置切り換えスイッチ15、返し縫いスイッチ16など
のスイッチ類が設けられ、また脚柱部2の上端部前面に
は、操作パネル22が設けられ、操作パネル22には9
個の機能キー(実用縫いキー23、文字縫いキー24、
模様縫いキー25、等々)が設けられている。更に、操
作パネル22の下側において脚柱部2の前面には針揺動
量を夫々拡大・縮小する幅拡大スイッチ26と幅縮小ス
イッチ27と、送り歯8で加工布を前後送りする送り量
を夫々拡大・縮小する長さ拡大スイッチ28と長さ縮小
スイッチ29とが設けられている。これらのスイッチ2
6〜29のワンプッシュ操作毎に一段階ずつ拡大・縮小
する指令信号が制御装置30へ供給されるように構成し
てある。更に、操作パネル22には横送り方向の右方向
へ所定量(例えば、0.5mm)の送りを指令する右送
りキー42と横送り方向の左方向へ所定量(例えば、
0.5mm)の送りを指令する左送りキー43も設けら
れ、これらのキー42、43の操作回数に応じた横送り
量が設定される。尚、符号9は、縫製速度を調節する為
のスピードボリュームである。
3に基いて説明する。制御装置30は、入力インターフ
ェース31と、CPU32とROM33とRAM34と
を含むマイクロコンピュータと、出力インターフェース
35とを有し、入力インターフェース31には、起動・
停止スイッチ13と、操作パネル22と、ディスプレイ
10の模様選択キー11aと右ステップキー20と左ス
テップキー21と、前記スイッチ26〜29と、タイミ
ング信号発生器36と、その他のキーやスイッチ類から
の信号が供給され、また出力インターフェース35から
は、ミシンモータ37と、針棒揺動用ステッピングモー
タ38と、送り用ステッピングモータ39と、横送り用
ステッピングモータ40と、針棒釈放機構のクラッチ用
ソレノイド41と、ディスプレイ10に駆動信号を供給
するディスプレイコントローラ10aに夫々駆動電流や
駆動パルス信号が供給される。前記タイミング信号発生
器36は、ミシンMの上軸に連係させて設けられ上軸の
回転位相を検出するものである。
格納されている種々のデータの説明の都合上、縫目模様
の分類について説明しておくものとする。前記縫目模様
は、主分類にて、実用縫いの縫目模様、文字縫いの縫目
模様、模様縫いの縫目模様に分類され、前記実用縫いの
縫目模様には、直線縫い、ジグザク縫い、裁ち目かが
り、かん止め縫い、種々のボタン穴かがり、などが含ま
れ、文字縫いの縫目模様には、副分類にて分類された、
全部の平がなの模様、全部の片かなの模様、全部のアル
ファベットの模様が含まれ、模様縫いの縫目模様には、
副分類にて分類された、多数のワンポイント模様、複数
の飾り縫い模様、複数のサテンステッチ、複数のクロス
ステッチ、ネームタッグなどに適した複数の枠模様など
が含まれている。
縫いや模様縫いや文字縫いの縫目模様の各縫目模様の縫
目データが模様の種類毎に分類して縫目模様のコード番
号と対応づけて格納され、選択設定された各縫目模様の
縫目データを順次読み出し、前記スイッチ26〜29で
指定された大きさの模様となるように縫製する模様縫い
制御の制御プログラムも格納され、また縫目模様の選択
の為に種々の縫目模様を同種の複数の縫目模様(これ
を、模様群とする)を表示単位としてディスプレイ10
に表示させる為の縫目模様群表示データが、模様の種類
毎に分類して縫目模様のコード番号と対応づけて格納さ
れ、また前記種々のキーの操作に応答してこれら多数の
縫目模様群表示データを読み出して模様群をディスプレ
イ10に表示する模様群表示制御の制御プログラムも格
納され、また選択された個々の縫目模様をディスプレイ
10に表示する為の縫目模様表示データも模様コードと
対応づけて格納され、また右ステップキー20や左ステ
ップキー21又は右送りキー42や左送りキー43で指
定された横送り量だけ指定された方向へ加工布を横送り
する横送り制御の制御プログラムも格納され、更に本願
特有の後述の連続模様縫製状態表示制御の制御プログラ
ムも格納されている。尚、前記横送り制御は、特開平3
−57480号公報に記載されている制御と略同様の制
御である。
ると、ミシンMの電源の投入に応答してディスプレイ1
0には、実用縫いの縫目模様の第1画面の模様群が表示
され、この状態で所望の模様が表示されているときには
その模様の位置の模様選択キー11aを押圧することで
模様を選択できる。第1画面に所望の模様が表示されて
いないときには次頁キー18を押圧することで順次画面
を切り換えていき、所望の模様を含む模様群が表示され
たときに前記同様にその模様を選択できる。
模様を選択するときには、模様縫いキー25を押圧する
と、図4に図示のように模様縫いの副分類の名称が5つ
表示されるので、所望の副分類名称の所のタッチキー1
1aを押圧することで所望の副分類を選択すると、その
副分類の第1頁の模様群が表示されるので、必要に応じ
て次頁キー18を操作し、前記同様に所望の縫目模様を
選択することができる。他方、実用縫いの模様ではなく
文字縫いの模様を選択するときには、文字縫いキー24
を押圧すると、平がな、片かな、アルファベット、の副
分類の名称が3つ表示されるので、所望の副分類名称の
所のタッチキー11aを押圧することで所望の副分類を
選択すると、その副分類の第1頁の模様群が表示される
ので、必要に応じて次頁キー18を操作し、前記同様に
所望の文字を選択することができるように構成してあ
る。
の概要について説明する。例えば、加工布の外周部など
に2種類のサテンステッチMC1、MC2(図8参照)
のうちの任意のサテンステッチMC2をサテンステッチ
MC1に対して横送り方向の右方向へ所定量ステップ移
動させて繰り返し連続的に縫製するような場合に、実際
の縫製状態を表すようにディスプレイ10に表示させる
ための制御であり、図8はディスプレイ10の表示画面
に設定するXY座標系を示し、X方向は加工布の前後送
り方向に対応し、またY方向は加工布の横送り方向の右
方向に対応するように設定されている。この制御により
表示される模様の大きさは、スイッチ26〜29の操作
で設定される模様の大きさとは関係なく、縫目データと
の相関で決定される大きさであり、前記右ステップキー
20と左ステップキー21は、夫々右方向、左方向への
同一の所定量のステップ移動を指令する。サテンステッ
チMC1、MC2を図8に図示のように縫製する為の縫
製条件をを設定する場合、前記のように、模様縫いスイ
ッチ25を操作して、図4のようにディスプレイ10に
表示させ、次に図5の状態において模様選択キー11a
を介してサテンステッチMC1を選択し、次に右ステッ
プキー20を操作して右ステップコードを入力し、次に
模様選択キー11aを介してサテンステッチMC2を選
択し、次に左ステップキー21を操作して左ステップコ
ードを入力し、次に連続単独選択キー19の「連」を所
望の繰り返し回数だけ操作すると、ディスプレイ10に
は図6のように表示される。但し、複数画面に亙るとき
には画面がスクロールして先頭模様から末尾模様までの
表示がなされる。この状態において、確認キー17を操
作すると、後述の連続模様縫製状態表示制御が実行さ
れ、図7のように連続模様の縫製状態が1画面又は複数
画面で表示される。
は、ディスプレイ10に表示する為のデータを格納する
表示データバッファと模様データバッファ50(図9参
照)の他に、模様データバッファ50のアドレスを指示
するバッファポインタBP、各画面毎の表示最終模様ポ
インタDP、合計X方向ドット数TX、ステップカウン
タSTN、カウンタI、などを夫々格納するメモリが設
けられ、前記ROM33には、各模様をディスプレイ1
0に表示するときのX方向表示サイズMX(これは、ド
ットパターンデータで表示するドット数で換算される)
を模様コードと対応づけたテーブルが格納されており、
図6のように表示された状態において模様データバッフ
ァ50の内容は、図9のようになる。
ンについて、図10・図11のフローチャートに基いて
説明するが、図中符号Si(i=1、2、3・・・)は
各ステップを示すものである。前記のように縫製条件の
入力設定の後確認キー17を操作すると、制御が開始さ
れ、最初にバッファポインタBPとカウンタIに夫々零
が設定されるとともに表示画面が消去され(S1)、次
に合計X方向ドット数TXに零が設定され(S2)、次
にバッファポインタBPが1つインクリメントされ(S
3)、次にバッファポインタBPで指示する模様コード
が模様データバッファ50から読み込まれ(S4)、次
にカンウタIが1つインクリメントされ(S5)、次に
模様コードがステップコードSTCか否か判定され(S
6)、最初の模様コードはサテンステッチMC1の模様
コードC1でステップコードSTCでない(S6:N
o)ので、前記テーブルから模様コードC1に対応する
表示サイズMXが読み込まれ(S7)、次に合計X方向
ドット数TXに今回の表示サイズMXが加算され(S
8)、次に合計X方向ドット数TXがディスプレイ10
の最大表示サイズSX(例えば、240ドットである)
以下か否か判定される(S9)。
インタBPがステップコードを含む合計模様数TNに等
しいか否か判定され(S10)、複数画面に表示する場
合S10の判定結果は最初NoとなってS3へ戻り、S
3以降が繰り返され、ステップコードSTCが読み出さ
れたときにはS6からS3へ移行し、次にサテンステッ
チMC2の模様コードC2を読み出してS5〜S10を
実行し、以下同様に繰り返していって、合計X方向ドッ
ト数TXが最大表示サイズSXより大きくなるとS9か
らS11へ移行し、またS10の判定の結果Yesにな
るとS12へ移行する。 こうして、第1画面に表示可
能な模様の数が決定されるが、本実施例のディスプレイ
10では、例えば7つの模様が表示可能であるとする
と、第1番目の模様(サテンステッチMC1)から第7
番目の模様(サテンステッチMC1)までが第1画面に
表示可能なものとして設定される。
DPとして(BP−1)が設定されまたS12において
表示最終模様ポインタDPとしてBPが設定され、次に
S13においてステップカウンタSTNが零に設定され
且つ第1番目の模様の表示位置(X,Y)がX=0、Y
=Yに設定されるが、第1番目の模様の場合X=0、Y
=Y0(これは、図8に図示のように所定値であり、S
1においてYの初期値としてY0が設定される)であ
る。次に最初の模様から順々にディスプレイ10に表示
していく為に、バッファポインタBPにBP−(I−
1)が設定され(S14)、次にバッファポインタBP
で指示する模様データバッファ50の模様コードが読み
込まれ(S15)、次に左ステップコードLSTCでな
く(S16:No)且つ右ステップコードRSTCでな
い(S17:No)のときにはS18へ移行してY座標
値にステップカウンタSTNのカウント値STN×定数
Cが加算され、次に模様コードに対応する表示データを
読み込み表示データバッファに供給することにより
(X,Y)の位置に模様が表示されるが、最初STN=
0であるので、S13で決定された(X,Y)の位置に
第1番目の模様のサテンステッチMC1が表示される。
様ポインタDPに等しいか否かつまりバッファポインタ
BPが表示中の画面の最後の模様コードを指示している
か否か判定され(S23)、当初はNoと判定され、次
にS24において前記同様にテーブルからS15で読み
込んだ模様の表示サイズMXが読み込まれ(S24)、
次にX座標値に表示サイズMXが加算され(S25)、
次にバッファポインタBPが1つインクリメントされ
(S26)、その後S15へ移行し、前記同様に次の模
様コードが読込まれるが、次の模様コードは右ステップ
コードRSTCであるためS17においてYesと判定
されてS21へ移行してステップカウンタSTNが1つ
インクリメントされ、次に表示サイズMXが零に設定さ
れ(S22)、その後S23へ移行する。次にS23〜
S26を経てS15へ移行し第2番目の模様のサテンス
テッチMC2の模様コードが読み込まれ、S16、S1
7を経てS18へ移行しY座標値にカウント値STN×
定数Cが加算されるため、第2番目の模様のY軸方向表
示位置は、図8に図示のように横送り方向の右側へST
N×Cだけステップ移動した位置に設定され、またX軸
方向表示位置はS25で既に設定されているため、S1
9において第1番目のサテンステッチMC1の表示を残
したまま、第2番目のサテンステッチMC2が図8に図
示のように、右方向へSYN×Cだけステップ移動した
位置に表示されることになる。
S15へ移行し、左ステップコードLSTCが読み込ま
れると、S16からS20へ移行してステップカウンタ
STNが1つデクリメントされてS22へ移行する。こ
のようにして、模様の表示サイズMXを加算していって
次の模様のX座標値を決定し、また右ステップコードR
STCや左ステップコードLSTCに応じてY座標値を
所定量ずつ増減していって次の模様のY座標値を決定
し、このように決定した(X,Y)位置に模様を表示す
るので、実際の縫製状態を表すように連続模様を表示す
ることが出来る。次に、第1画面に表示される7つの模
様の全部が図7に図示のようにディスプレイ10に表示
されて、S23の判定の結果がYesとなるとS23か
らS27へ移行して所定時間(これは、表示継続の時間
で、例えば、2秒である)が経過したか否か判定され、
所定時間経過すると、S28においてバッファポインタ
BPが合計模様数TNに等しいか否か判定され、第2画
面に表示すべき模様があるときには、S28でNoと判
定され、次にバッファポインタBPを表示最終模様ポイ
ンタDPの次の値に設定する為S3に鑑みてBPにDP
が設定され(S29)、次にカンウタIがリセットされ
(S30)、ディスプレイ10の表示画面が消去されて
S2へ移行し、S2以降が繰り返され、前記同様に第2
画面、第3画面、・・・第n画面の表示が順次実行され
ていき、バッファポインタBPが合計模様数TNに等し
くなると、S28の判定結果がYesとなって本制御が
終了する。尚、最終の第n画面の場合には、S10の判
定の結果Yesとなって、S12を経てS13へ移行す
ることになる。
プ移動させて連続模様として縫製する場合に、その縫製
状態をディスプレイ10に略等しい大きさの相似の状態
に表示できるため、模様の配置状態が適正か否か容易に
判断でき、縫製作業の能率を向上させることが出来、模
様の配置が不適切のために縫製した模様を解くというよ
うなロスも解消できる。尚、以上の実施例は、右ステッ
プキー20と左ステップキー21とで夫々右ステップ移
動と左ステップ移動を指示する場合について説明した
が、右送りキー42の複数回の操作と左送りキー43の
複数回の操作を介して夫々右送り量と左送り量とを設定
し、その設定データをRAM34のメモリに格納するよ
うに構成し、前記ステップカウンタSTNの代わりに前
記設定データを用いてY座標値を決定するように構成し
てもよい。また、前記実施例はサテンステッチMC1、
MC2を連続模様として縫製する場合について説明した
が、模様としてはこれらに限定されずその他の種々の1
又は複数の模様を選択して連続模様として縫製する場合
の連続模様縫製状態の表示にも本発明を同様に適用する
ことができることは勿論である。
図である。
た表示例の説明図である。
の表示例の説明図である。
明図である。
ーチャートの一部である。
ーチャートの残部である。
Claims (1)
- 【請求項1】 縫針を上下駆動する手段と縫針を揺動駆
動する手段とを含む針駆動手段と、加工布を前後方向へ
移送する前後送り手段及び加工布を横方向へ単位移送量
ずつ移送可能な横送り手段と、複数の単位模様の縫目デ
ータを格納した縫目データ記憶手段と、縫製する単位模
様を選択する模様選択手段と、選択された単位模様を複
数前後方向に並べて順次縫製するように針駆動手段と前
後送り手段とを制御する縫製制御手段と、縫製する複数
の単位模様のうち任意のものを他のものに対して横送り
方向へ変位させる為に変位方向と変位量とを指示するス
テップ指示手段と、ステップ指示手段の指示に基いて指
定された単位模様を指定された方向に指定された量だけ
変位させるように横送り手段を制御する横送り制御手段
とを備えた電子制御式模様縫いミシンにおいて、 前記複数の単位模様を表示可能なディスプレイを含む表
示手段と、 前記複数の単位模様の各々をディスプレイに表示する為
の表示データを格納した表示データ記憶手段と、 前記模様選択手段とステップ指示手段と表示データ記憶
手段からのデータを受け、縫製する複数の単位模様をデ
ィスプレイに並べて表示する為に各模様のディスプレイ
上の前後送り方向位置と横送り方向位置を演算し、この
演算した表示位置に各単位模様を表示させるように表示
手段を制御する表示制御手段と、 を備えたことを特徴とする電子制御式模様縫いミシン。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3237091A JPH0549770A (ja) | 1991-08-22 | 1991-08-22 | 電子制御式模様縫いミシン |
JP28482398A JPH11188187A (ja) | 1991-08-22 | 1998-08-22 | 電子制御式模様縫いミシン |
JP28482498A JPH11188188A (ja) | 1991-08-22 | 1998-08-22 | 電子制御式模様縫いミシン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3237091A JPH0549770A (ja) | 1991-08-22 | 1991-08-22 | 電子制御式模様縫いミシン |
Related Child Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28482398A Division JPH11188187A (ja) | 1991-08-22 | 1998-08-22 | 電子制御式模様縫いミシン |
JP28482498A Division JPH11188188A (ja) | 1991-08-22 | 1998-08-22 | 電子制御式模様縫いミシン |
Publications (1)
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- 1998-08-22 JP JP28482398A patent/JPH11188187A/ja active Pending
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